JP2008118815A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008118815A
JP2008118815A JP2006301613A JP2006301613A JP2008118815A JP 2008118815 A JP2008118815 A JP 2008118815A JP 2006301613 A JP2006301613 A JP 2006301613A JP 2006301613 A JP2006301613 A JP 2006301613A JP 2008118815 A JP2008118815 A JP 2008118815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm side
circuit
upper arm
driving
lower arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006301613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4793225B2 (ja
Inventor
Ryosuke Inoshita
龍介 井ノ下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2006301613A priority Critical patent/JP4793225B2/ja
Publication of JP2008118815A publication Critical patent/JP2008118815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4793225B2 publication Critical patent/JP4793225B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】コンパクトで制御電力給電線に重畳するスイッチングサージ電圧を低減可能なインバータ装置を提供する。
【解決手段】三相インバータの上アーム側の半導体モジュール101〜103と下アーム側の半導体モジュール111〜113との間に多出力型制御電力給電トランスT1が介設される。上アーム側の半導体モジュールは上アーム駆動用のドライバ121〜123により、下アーム側の半導体モジュールは下アーム駆動用のドライバ131〜133によりPWM制御される。多出力型制御電力給電トランスT1は、3つの二次コイルから互いに異なる3つの整流回路を通じて上アーム駆動用のドライバ121〜123に個別に制御用電源電圧を給電し、もう一つの二次コイルから別の整流回路を通じて下アーム駆動用のドライバ131〜133に制御用電源電圧を共通給電する。
【選択図】図4

Description

本発明はインバータ装置に関し、詳しくはインバータ装置に用いられる制御電力給電トランスの配置及び構造の改良に関する。
たとえば三相インバータなどのインバータ装置では、各相の上アームの半導体スイッチング素子の制御電極には、この半導体スイッチング素子の交流出力端側の電極端子を基準電位とする制御電圧が印加される。このため、下アームの半導体スイッチング素子と各相の上アームの半導体スイッチング素子とに互いに電気絶縁された直流電源電圧をそれぞれ給電する制御電力給電トランスを採用することが一般的である。通常において、下アーム側の半導体スイッチング素子及び各相の上アーム側の半導体スイッチング素子はそれぞれ素子駆動回路(ドライバ回路)により駆動され、各素子駆動回路には、相数プラス1の二次コイルをもつ制御電力給電トランス(多出力型制御電力給電トランスとも言う)の各二次コイルからそれぞれ異なる整流回路を通じて制御用直流電源電力が給電される。この種の制御電力給電トランスに好適なトランス構造が、本出願人の出願になる下記の特許文献1に記載されている。
複数の多出力型制御電力給電トランスから制御電力がそれぞれ給電される複数の三相インバータを実装した複合三相インバータ装置の従来における平面配置例を図6を参照して説明する。
図6において、100はプリント基板であり、その左側には縦方向へ一列に3つの多出力型制御電力給電トランスT1〜T3が配置されている。多出力型制御電力給電トランスT1〜T3はプリント基板100に固定されている。プリント基板100の下方には多出力型制御電力給電トランスT1〜T3の右方に位置して、3つの三相インバータ回路をなす上アーム側の半導体モジュール101〜109及び下アーム側の半導体モジュール111〜119が横方向へ各一列に配置されている。半導体モジュール101〜109、111〜119の直上に位置して素子駆動回路121〜129、131〜139がプリント基板100に実装され、素子駆動回路121〜129、131〜139が出力する制御電圧はその直下の半導体モジュール101〜109、111〜119の制御電極端子に印加される。
上アーム側の半導体モジュール101〜103及び下アーム側の半導体モジュール111〜113は三相インバータ回路141をなし、上アーム側の半導体モジュール104〜106及び下アーム側の半導体モジュール114〜116は三相インバータ回路142をなし、上アーム側の半導体モジュール107〜109及び下アーム側の半導体モジュール117〜119は三相インバータ回路143をなす。121〜123、131〜133は三相インバータ回路141用の素子駆動回路であり、124〜126、134〜136は三相インバータ回路142用の素子駆動回路であり、127〜129、137〜139は三相インバータ回路143用の素子駆動回路である。
多出力型制御電力給電トランスT1〜T3は4対の制御電力給電端子ペアをそれぞれもち、各制御電力給電端子ペアはプリント基板100上の導体パターン群151〜153を通じて三相インバータ回路141〜143の素子駆動回路121〜129、131〜139に制御電力を給電している。
更に詳しく説明すると、導体パターン群151は多出力型制御電力給電トランスT1から三相インバータ回路141用の素子駆動回路121〜123、131〜133に制御電力を給電し、導体パターン群152は多出力型制御電力給電トランスT2から三相インバータ回路142用の素子駆動回路124〜126、134〜136に制御電力を給電し、導体パターン群153は多出力型制御電力給電トランスT3から三相インバータ回路143用の素子駆動回路127〜129、137〜139に制御電力を給電している。各多出力型制御電力給電トランスT1〜T3はそれぞれ、下アーム側の半導体モジュール駆動用の3つの素子駆動回路に共通の下アーム制御電力を給電し、3相の上アーム側の半導体モジュール駆動用の3つの素子駆動回路に個別に上アーム制御電力を給電している。このため、多出力型制御電力給電トランスT1〜T3はそれぞれ4つの二次コイルを有している。なお、多出力型制御電力給電トランスT1〜T3に個別に近接配置された整流回路にて整流された直流電源電力を各素子駆動回路121〜129、131〜139に独立に給電している。この整流回路はたとえば半波整流ダイオードとその整流電圧を平滑する整流回路用の平滑コンデンサとからなる。更に、素子駆動回路121〜129、131〜139などのスイッチングにより生じて導体パターン群151〜153に重畳するスイッチングサージ電圧を低減するべく各素子駆動回路121〜129、131〜139のうち所定の素子駆動回路の直流電源電圧入力端間には素子駆動回路側の平滑コンデンサが接続されている。
特開平11―354352号公報
しかしながら、上記した従来の複合三相インバータ装置では、多出力型制御電力給電トランスT1〜T3から各素子駆動回路121〜129、131〜139までの制御電力給電用の導体パターン群151〜153の配線長が長く、その電気抵抗及び配線インダクタンスが増大するという問題があった。このため、素子駆動回路121〜129、131〜139の電源電圧がばらついたり、各アームの半導体モジュール内の電力用半導体スイッチング素子のスイッチングや素子駆動回路のスイッチングにより導体パターン群151〜153に生じるスイッチングサージ電圧が増大するという問題があった。
この問題を改善するためには、上記した整流回路用の平滑コンデンサや素子駆動回路側の平滑コンデンサを大型化してその容量を増大することが考えられるが、平滑コンデンサの大容量化は装置体格及び部品費用の増大を招いてしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、装置体格及び製造費用の増大を抑止しつつ制御電力給電線に重畳するスイッチングサージ電圧を低減可能なインバータ装置を提供することをその目的としている。
第1、第2発明は、半導体スイッチング素子を内蔵する半導体モジュールを必要数有し、各半導体モジュールは所定の面方向に配列されているインバータ回路と、自己が駆動する前記半導体モジュールに近接配置されて前記自己が駆動する前記半導体モジュールの制御電極端子に制御電圧を出力する所定数の素子駆動回路と、それぞれ異なる整流回路を通じて前記各素子駆動回路に制御用直流電源電力を個別に給電する所定数の二次コイルを有する制御電力給電トランスとを備えるインバータ装置に適用される。
半導体スイッチング素子は、IGBTやパワーMOSトランジスタなど、制御電極端子をもつ電力用半導体スイッチング素子が採用される。半導体モジュールは内部に上記電力用半導体スイッチング素子の他に種々の周辺回路を集積することができる。この周辺回路は電力用半導体スイッチング素子と同一チップに集積されてもよく、あるいは別チップに集積されてもよい。モジュール形状としては既存の種々のものを採用することができる。たとえば、両主面に放熱板が露出するカード状の半導体モジュールを採用することができる。半導体モジュールはインバータ回路の一つのアームを構成しているが、複数アームを構成してもよい。素子駆動回路は、電力用半導体スイッチング素子の制御電極に入力する制御電圧を増幅するハーフブリッジ回路などの電流バッファなどにより構成することができる。インバータ回路の各相の上アーム側の半導体モジュールを個別に駆動制御する各上アーム駆動用の素子駆動回路は、互いに異なる(互いに独立の)制御電圧を各相の上アーム側の半導体モジュールに個別に出力する。一般に、上アーム駆動用の素子駆動回路は、自己が駆動制御する上アーム側の半導体モジュールの交流側の主電極端子の電圧を基準として制御電圧を形成する。インバータ回路の各相の下アーム側の半導体モジュールを個別に駆動制御する各下アーム駆動用の素子駆動回路は、下アーム側の半導体モジュールの低電位直流電源端をなす主電極端子を基準として制御電圧を形成する。このため、各相の下アーム駆動用の素子駆動回路は、制御電力給電トランスから共通電位の制御電力を給電されることができる。ただし、この明細書において、制御電力給電トランスから素子駆動回路側に給電される制御電力が整流回路により整流されている。この種のインバータ装置は広くモータ制御用などに実用されている。
各アームの半導体モジュールをスイッチング制御する素子駆動回路は、その他の制御用の電子回路たとえばマイクロコンピュータなどとともに配線基板に実装される。これにより、インバータ装置の制御回路系をコンパクト化し、配線を簡素化することができる。この配線基板をすべてのアームの半導体モジュールに対して近接配置することが重要である。このため、列状に配列された各半導体モジュールから所定距離離れて各半導体モジュールの配列方向へ延在する配線基板配置が好適である。
上記課題を解決する第1発明は、上記したインバータ装置において、制御電力給電トランスを、前記面方向において各半導体モジュールの間に介設されている点をその特徴としている。この場合、各半導体モジュールにはそれぞれ素子駆動回路が近接配置されている。このようにすれば、制御電力給電トランスから素子駆動回路を介しての各半導体モジュールへの制御電力の伝送経路の短縮、言い換えれば制御電力給電線の配線長の短縮が可能となる。この短縮により、各半導体モジュールへ給電する制御電源電圧の大きさがばらつくのを低減できるうえ、半導体モジュールや素子駆動回路のスイッチングにより制御電力給電線の配線インダクタンスに誘起されるスイッチングサージ電圧を大幅に低減することができる。このスイッチングサージ電圧は、電源線を通じてあるいは電磁波として外部に送出される高周波ノイズとなるため、大型の平滑コンデンサの設置を回避しつつこの発明によればEMCを許容レベルに抑制することができる。このため、また、インバータ装置の体格及び製造費用の低減が可能となる。
好適な態様において、前記制御電力給電トランスは、前記面方向において、上アーム側の前記半導体モジュール及び上アーム駆動用の前記素子駆動回路と、下アーム側の前記半導体モジュール及び前記下アーム駆動用の素子駆動回路との間に配置されている。このようにすれば、インバータ回路の各アームの半導体モジュールを近接配置された各素子駆動回路に対して、それぞれ非常に短い制御電力給電線により各トランスの各二次コイルからそれぞれ整流回路を介して給電することができるため、上記発明効果を一層向上することができる。
好適な態様において、前記制御電力給電トランスは、各相の前記上アーム側の半導体モジュールを駆動する前記上アーム駆動用の素子駆動回路に前記整流回路を通じて前記制御用直流電源電力を個別に給電する少なくとも相数分の上アーム側給電端子と、前記下アーム側の半導体モジュールを駆動する前記下アーム駆動用の素子駆動回路に前記整流回路を通じて前記制御用直流電源電力を給電する下アーム側給電端子とを備え、前記各相の上アーム側給電端子は、前記トランスの前記各相の上アーム側の半導体モジュール及び前記各相の上アーム駆動用の素子駆動回路の側に設置され、前記下アーム側給電端子は、前記トランスの前記下アーム側の半導体モジュール及び前記下アーム駆動用の素子駆動回路の側に設置されている。このようにすれば、上記配線長短縮を一層促進することができる。
好適な態様において、前記各上アーム側給電端子及び下アーム側給電端子は、自己が給電する前記素子駆動回路に対して自己が給電しない前記素子駆動回路に比べて近接配置されている。このようにすれば、一層の配線長短縮を実現できるため、それによる上記効果を一層向上することができる。
好適な態様において、前記上アーム側給電端子と前記下アーム側給電端子とは、前記トランスのコイルの両側に個別に配置されている。このようにすれば、トランスの上アーム側給電端子と下アーム給電端子との間の電気絶縁性能を向上することができるとともに、上記配線長短縮を一層促進することができる。
好適な態様において、前記インバータ回路は、三相インバータ回路からなり、前記制御電力給電トランスは、前記各相の上アーム駆動用の素子駆動回路と前記下アーム駆動用の素子駆動回路に個別に給電する4つの二次コイルを有する。このようにすれば、上記配線長短縮により、各相の半導体モジュールへ給電する制御電源電圧のばらつきを低減することができる。このことは、各相の半導体モジュールのスイッチングタイミングのばらつき低減効果を実現できる。
好適な態様において、上アーム側の半導体モジュール及び下アーム側の半導体モジュールを有する昇圧チョッパ回路と、前記昇圧チョッパ回路の前記上アーム側の半導体モジュールを駆動する上アーム駆動用の素子駆動回路と、前記昇圧チョッパ回路の前記下アーム側の半導体モジュールを駆動する下アーム駆動用の素子駆動回路とを備え、前記制御電力給電トランスは、前記各上アーム駆動用の素子駆動回路と前記下アーム駆動用の素子駆動回路とに個別に給電する5つの二次コイルを有する。これにより、昇圧型制御電力給電方式のインバータ装置において、トランス数と下アーム駆動用の素子駆動回路に給電する二次コイルの数を低減することができる。
好適な態様において、前記トランスに独立に巻装された出力電圧検出用の二次コイルから出力電圧検出用給電端子及び整流回路を通じて入力される出力電圧に基づいて前記トランスの一次電流をフィードバック制御する出力電圧安定化回路を有し、前記出力電圧検出用給電端子は、前記下アーム側給電端子の側に設置されている。これにより、安定したトランス出力制御とトランスの小型化とが可能となる。
好適な態様において、前記各素子駆動回路の入力電源電圧平滑コンデンサは、前記各素子駆動回路に出力する前記各整流回路の出力電圧平滑コンデンサを兼ねる。このようにすれば、許容EMCレベルを達成するために必要なコンデンサ数を減らすことができる。
好適な態様において、上記インバータ装置は複数セット配置され、各セットの前記各相の上アーム側の半導体モジュールは所定の一方向へ一列に配列され、各セットの前記各相の下アーム側の各相の半導体モジュールは前記上アーム側の半導体モジュール列に対して所定幅の間隙を隔てて前記上アーム側の半導体モジュール列と平行に一列に配列されている。このようにすれば、多数のインバータ装置をコンパクトに一体化することができるとともに、各半導体モジュールに対する対EMC対策を一括して行うことができる。
好適な態様において、前記各セットの素子駆動回路は、前記上アーム側の半導体モジュール列及び下アーム側の半導体モジュール列の上方に配置された配線基板に実装され、前記各半導体モジュールの制御電極端子は、前記半導体モジュールの上面から上方へ突出して前記配線基板のピン孔を貫通し、はんだ付けされたピン端子からなる。このようにすれば、配線をコンパクトにまとめることができる。
好適な態様において、前記制御電力給電トランスは、各相の前記上アーム側の半導体モジュールを駆動する前記上アーム駆動用の素子駆動回路に前記整流回路を通じて前記制御用直流電源電力を個別に給電する少なくとも相数分の上アーム側給電端子と、前記下アーム側の半導体モジュールを駆動する前記下アーム駆動用の素子駆動回路に前記整流回路を通じて前記制御用直流電源電力を給電する下アーム側給電端子とを備え、前記各相の上アーム側給電端子は、前記トランスの前記下アーム側の半導体モジュール及び前記下アーム駆動用の素子駆動回路よりも前記トランスの前記各相の上アーム側の半導体モジュール及び前記各相の上アーム駆動用の素子駆動回路に近接して設置され、前記下アーム側給電端子は、前記トランスの前記各相の上アーム側の半導体モジュール及び前記各相の上アーム駆動用の素子駆動回路よりも前記トランスの前記下アーム側の半導体モジュール及び前記下アーム駆動用の素子駆動回路に近接して設置され、前記上アーム側給電端子と前記下アーム側給電端子とは、前記トランスのコイルを挟んでその両側に個別に配置されていることを特徴としている。
このようにすれば、上アーム側給電端子と上アーム側の素子駆動回路との間の制御電力給電線長と、下アーム側給電端子と下アーム側の素子駆動回路との間の制御電力給電線長とをそれぞれ短縮できるとともに、上アーム側給電端子と下アーム側給電端子との電気絶縁性を向上することができる。
本発明のインバータ装置の好適な実施形態を図面を参照して以下に説明する。
(実施形態1)
(基本回路構成)
この実施形態の回転電機駆動系を図1に示す回路図を参照して簡単に説明する。
図1において、1は三相インバータ、2はこの三相インバータ回路を制御するコントローラ、3は制御電源、4はたとえば三相同期機からなる発電電動機、5は高電圧バッテリ、6は高電圧バッテリ5と並列接続された平滑コンデンサ、7は昇圧チョッパ回路、8は発電電動機4の回転角度を検出する回転角センサ、9は三相インバータ1が出力する三相交流電流の2相分の電流を検出する電流センサである。
三相インバータ1は、高電圧バッテリ5から昇圧チョッパ回路7を通じて給電される直流電力を三相交流電力に変換して発電電動機4に給電するとともに、発電電動機4が発電した三相交流電力を整流して昇圧チョッパ回路7を通じて高電圧バッテリ5に送電する。なお、この実施形態では昇圧チョッパ回路7を採用したがその省略も可能である。また、発電電動機4を単なる電動機に置換することは当然可能であり、これら交流回転電機として種々の方式をものを採用することも可能である。高電圧バッテリ5、昇圧チョッパ回路7、三相インバータ1、発電電動機4を接続する電力線系統は、対地絶縁されている。
コントローラ2は、低電圧バッテリ10又は制御電源3から電源電力を給電されている。コントローラ2は、回転角センサ8、電流センサ9の検出情報及び外部ECUからのたとえばトルク指令に基づいて三相インバータ1及び昇圧チョッパ回路7に必要数のPWM(パルス幅変調)信号を出力する。これらPWM信号は、フォトカプラなどの対地絶縁バッファを介して対地絶縁されて三相インバータ1及び昇圧チョッパ回路7に出力されている。
制御電源3は、この実施例では低電圧バッテリ10から給電された低電圧の直流電力を、それぞれ必要な大きさをもつ必要数の直流電源電圧(制御用電源電圧)に変換して三相インバータ1や昇圧チョッパ回路7に制御用の直流電力すなわち制御電力として給電している。その詳細については後述するものとする。
上記した発電電動機4を駆動制御する回転電機駆動系の基本的な回路構成及び基本動作自体は周知であるため、これ以上の説明は省略する。
(昇圧チョッパ回路7)
昇圧チョッパ回路7は、チョークコイル71と、上アームの半導体モジュール72と、下アームの半導体モジュール73と、上アーム駆動用のドライバ(素子駆動回路)74と、下アーム駆動用のドライバ75とから構成されている。
半導体モジュール72、73は、それぞれIGBTと逆並列ダイオードとから構成され、互いに直列接続されてハーフブリッジを構成している。半導体モジュール72、73の接続点は、チョークコイル71を通じて高電圧バッテリ5の正極端に接続されている。半導体モジュール72の高電位側端子は昇圧チョッパ回路7の出力端として三相インバータ1の高電位側の直流電源端に接続されている。半導体モジュール73の低電位側端子は昇圧チョッパ回路7の帰電端として三相インバータ1の低電位側の直流電源端に接続されている。
ドライバ74、75は、制御電源3からそれぞれ互いに独立する(基準電位が異なる)制御用電源電圧を受け取るとともに、コントローラ2から入力されたPWM信号を電力増幅するバッファからなる。上アーム側の半導体モジュール72と下アーム側の半導体モジュール73との基準電位を変更するのは、よく知られているように、半導体スイッチング素子である各IGBTのエミッタ端を基準としてそのゲート電圧(制御電圧)を形成するためである。
半導体モジュール72、73を所定周波数にて相補的に断続することにより、断続的に昇圧された直流電圧が半導体モジュール72の出力端から三相インバータ1に電源電力として出力される。昇圧チョッパ回路7の動作自体は、よく知られているためこれ以上の説明は省略する。
(三相インバータ1)
三相インバータ1は、上アーム側の半導体モジュール101〜103、下アーム側の半導体モジュール111〜113、上アーム駆動用のドライバ(素子駆動回路)121〜123、下アーム駆動用のドライバ131〜133、平滑コンデンサ61からなる。上アーム側の半導体モジュール101〜103及び下アーム側の半導体モジュール111〜113は、昇圧チョッパ回路7の半導体モジュール72、73と同一のハーフブリッジ回路構成をもつ。ドライバ121〜123、131〜133は、昇圧チョッパ回路7のドライバ74、75と同一回路構成をもつ。半導体モジュール101、111は直列接続されてU相ハーフブリッジを構成し、半導体モジュール102、112は直列接続されてV相ハーフブリッジを構成し、半導体モジュール103、113は直列接続されてW相ハーフブリッジを構成し、各ハーフブリッジの交流出力端は発電電動機4の三相端子に個別に接続されている。平滑コンデンサ61は、昇圧チョッパ回路7から入力される直流電源電圧の電位変動を低減する。
上アーム駆動用のドライバ121〜123は、制御電源3からそれぞれ互いに独立する(基準電位が異なる)制御用電源電圧を受け取るとともに、コントローラ2から入力されたPWM信号を電力増幅して上アーム側の半導体モジュール101〜103をPWM制御する。下アーム駆動用のドライバ131〜133は、制御電源3から共通の制御用電源電圧を受け取るとともに、コントローラ2から入力されたPWM信号を電力増幅して下アーム側の半導体モジュール111〜113をPWM制御する。なお、この実施形態では、三相インバータ1の下アーム駆動用のドライバ131〜133が受け取る制御用電源電圧は、昇圧チョッパ回路7の下アーム駆動用のドライバ75が受け取る制御用電源電圧とは共通とされている。
結局、制御電源3は、昇圧チョッパ回路7及び三相インバータ1に互いに独立する合計5つの制御用電源電圧Vgon1、Vgon2、Vgon3、Vgon4、Vgon5を給電していることが理解されるであろう。なお、昇圧チョッパ回路7を用いない場合には、制御電源3は、合計4つの制御用電源電圧Vgon2、Vgon3、Vgon4、Vgon5を出力すればよい。なお、上アーム駆動用のドライバ121〜123を一体に集積してもよく、上アーム駆動用のドライバ121〜123、74を一体に集積してもよい。同様に、下アーム駆動用のドライバ131〜133を一体に集積してもよく、下アーム駆動用のドライバ131〜133、75を一体に集積してもよい。更には、上アーム駆動用のドライバ121〜123、下アーム駆動用のドライバ131〜133を一体に集積してもよい。更には、上アーム駆動用のドライバ121〜123、74、下アーム駆動用のドライバ131〜133、75を一体に集積してもよい。
(制御電源3)
制御電源3について、図2に示す回路図を参照して説明する。
制御電源3は、トランス30、インバータ回路31、整流回路32〜37、出力電圧安定化回路38からなる。トランス30は、一つの一次コイルと6つの二次コイルとをもち、各二次コイルは整流回路32〜37により個別に整流される。整流回路32〜37はこの実施形態では簡単な整流ダイオードと平滑コンデンサとにより構成したが他の公知の整流回路形式を採用してもよく、インバータ回路31として他の公知のインバータ回路形式を採用してもよい。整流回路37は、出力電圧安定化回路38を通じてインバータ回路31のMOSトランジスタをPWMフィードバック制御する。すなわち、出力電圧安定化回路38は、整流回路37の出力直流電圧と所定記憶値とを比較し、比較結果によりインバータ回路31のMOSトランジスタのPWMデューティ比を調整することにより、整流回路37の出力電圧を一定化する。
(トランス30の端子配置)
トランス30の端子配置を図3を参照して説明する。
既述したように、トランス30は、三相インバータ1及び昇圧チョッパ回路7の上アーム駆動用のドライバ121〜123、74に個別に出力する上アーム側の端子対TP1〜TP4と、三相インバータ1及び昇圧チョッパ回路7の下アーム駆動用のドライバ131〜133、75に共通に出力する下アーム側の端子対TP5と、フィードバック制御用の電圧を出力する端子対TP6と、入力端子対TP7とをもつ。
端子対TP1〜TP4は整流回路32〜35を介して個別に制御用電源電圧Vgon1、Vgon3、Vgon4、Vgon5を出力する。端子対TP5は共通の整流回路36を介して制御用電源電圧Vgon2を出力する。端子対TP6は整流回路37を介してフィードバック制御用の出力直流電圧を出力する。入力端子対TP7には、図示しないインバータ回路31から断続電流が給電される。
この実施形態では、上アーム側の端子台301は、下アーム駆動用のドライバ131〜133、75よりも上アーム駆動用のドライバ121〜123及び上アーム側の半導体モジュール101〜103、74に近接配置されている。下アーム側の端子台302は、上アーム駆動用のドライバ121〜123及び上アーム側の半導体モジュール101〜103、74よりも下アーム駆動用のドライバ131〜133、75に近接配置されている。
(複合インバータ装置の平面配置)
図1〜図3に説明した回転電機駆動系の三相インバータ1及び制御電源3のペアを3ペア一体配置した複合インバータ装置の平面配置を図4を参照して説明する。なお、この実施形態では昇圧チョッパ回路7は省略されている。昇圧チョッパ回路7を用いる場合には、その上アーム側の半導体モジュール72は後述する三相インバータ1の上アーム側の半導体モジュール近傍にあたかも4相インバータの4つの上アーム側の半導体モジュールを横一列に配列するごとく配列され、その下アーム側の半導体モジュール73は後述する三相インバータ1の下アーム側の半導体モジュール近傍にあたかも4相インバータの4つの下アーム側の半導体モジュールを横一列に配列するごとく配列される。
図4において、100は方形のプリント基板であり、3つの多出力型制御電力給電トランスT1〜T3がプリント基板100に固定されている。多出力型制御電力給電トランスT1〜T3は、既述したトランス30に対してTP1が削除された構造を有しており、図4に示すように横方向一列に配列されている。プリント基板100の下方には、3つの三相インバータ回路をなす上アーム側の半導体モジュール101〜109及び下アーム側の半導体モジュール111〜119がそれぞれ横方向へ一列に配置されている。上アーム側の半導体モジュール101〜109は、両面に放熱板が露出するカード形状の半導体モジュールであって、液冷ラジエータの各冷却フィンと交互にサンドイッチされて積層構造体となっている。
上アーム側の半導体モジュール101〜103及び下アーム側の半導体モジュール111〜113は第1の三相インバータ回路141を構成し、上アーム側の半導体モジュール104〜106及び下アーム側の半導体モジュール114〜116は第2の三相インバータ回路142を構成し、上アーム側の半導体モジュール107〜109及び下アーム側の半導体モジュール117〜119は第3の三相インバータ回路143を構成している。これら三相インバータ回路141〜143は、互いに異なる三相交流回転電機に給電している。上アーム側の半導体モジュール101〜103と下アーム側の半導体モジュール111〜113との間にトランスT1が、上アーム側の半導体モジュール104〜106と下アーム側の半導体モジュール114〜116との間にトランスT2が、上アーム側の半導体モジュール107〜109と下アーム側の半導体モジュール117〜119との間にトランスT3が配置されている。
半導体モジュール101〜109、111〜119の直上に個別に位置して上アーム駆動用のドライバ(素子駆動回路)121〜129、及び下アーム駆動用のドライバ131〜139がプリント基板100に実装されている。素子駆動回路121〜129、131〜139が出力するPWM制御電圧はその直下の半導体モジュール101〜109、111〜119の制御電極端子と低電位側の主電極端子(この実施形態ではエミッタ端子)との間に印加される。すなわち、121〜123、131〜133は三相インバータ回路141用のドライバであり、124〜126、134〜136は三相インバータ回路142用のドライバであり、127〜129、137〜139は三相インバータ回路143用のドライバである。
上アーム駆動用のドライバ121〜129は自己が制御する上アーム側の半導体モジュールにできるだけ近接位置にて好適にはその直上に位置してプリント基板100に実装される。下アーム駆動用のドライバ131〜139は自己が制御する下アーム側の半導体モジュールにできるだけ近接位置にて好適にはその直上に位置してプリント基板100に実装される。ただし、複数の上アーム駆動用のドライバを集積回路として一体化する場合には、同一の三相インバータの各上アーム側のドライバを一体に集積して、この三相インバータ1の上アーム側の半導体モジュールの直上に位置してプリント基板100に実装される。同じく、複数の下アーム駆動用のドライバを集積回路として一体化する場合には、同一の三相インバータの各下アーム側のドライバを一体に集積して、この三相インバータ1の下アーム側の半導体モジュールの直上に位置してプリント基板100に実装される。また、任意の三相インバータの任意の1相の上下アーム駆動用の各ドライバを一体に集積して、当該の上アーム側あるいは下アーム側の半導体モジュールの直上、あるいは上下アームの半導体モジュールの中間に位置してプリント基板100に実装される。また、任意の三相インバータの上下アーム駆動用の各ドライバを一体に集積して、当該の上アーム側あるいは下アーム側の半導体モジュールの直上、あるいは上下アームの半導体モジュールの中間に位置してプリント基板100に実装される。
プリント基板100には、上アーム駆動用のドライバ121〜129、下アーム駆動用のドライバ131〜139の他に、コントローラ2、制御電源3のインバータ回路31、出力電圧安定化回路38、整流回路33〜36などが配置されている。更に、昇圧チョッパ回路7を設ける場合には、その上アーム側の半導体モジュール72の直上に位置して上アーム駆動用のドライバ74が、その下アーム側の半導体モジュール73の直上に位置して下アーム駆動用のドライバ75が、それぞれプリント基板100に実装される。つまり、昇圧チョッパ回路7を用いる場合には、それに応じてプリント基板100には必要な回路が実装される。 多出力型制御電力給電トランスT1〜T3は、それぞれ図3に示すトランス30からTP1を除いた端子台301と端子台302とをもち、端子台301は上アーム駆動用のドライバ121〜129側に、端子台302は下アーム駆動用のドライバ131〜139の側に配置されている。
プリント基板100は、多出力型制御電力給電トランスT1の端子台301の端子対TP2〜TP4と上アーム駆動用のドライバ121〜123とを図略の整流回路33〜35を介して接続する導体パターン群をもつ。プリント基板100は、多出力型制御電力給電トランスT1の端子台302の端子対TP5と下アーム駆動用のドライバ131〜133とを図略の整流回路36を介して接続する導体パターン群をもつ。その他、プリント基板100は、多出力型制御電力給電トランスT1のフィードバック用の端子対TP6、入力端子対TP7を接続する導体パターン群ももつが、その詳細説明は省略する。多出力型制御電力給電トランスT2、T3の端子台301、302の接続も上記した多出力型制御電力給電トランスT1の端子対TP1〜TP4の場合と同じであるため、説明を省略する。これにより、多出力型制御電力給電トランスT1〜T3はそれぞれ上アーム駆動用のドライバ121〜129に個別に、下アーム駆動用のドライバ131〜139に共通の制御用電源電圧を印加する。これにより、上アーム駆動用のドライバ121〜129及び下アーム駆動用のドライバ131〜139は、それらの直下の半導体モジュール101〜109、111〜119を個別にPWM制御する。
図4において、401〜409は端子台301から上アーム駆動用のドライバ121〜129に個別に給電するための制御用電源電圧Vgon3、Vgon4、Vgon5を配電する導体パターン対群であり、501〜509は端子台302から下アーム駆動用のドライバ131〜139に共通に給電するための制御用電源電圧Vgon2を配電する導体パターン対群である。導体パターン対群401〜403、501〜503は多出力型制御電力給電トランスT1から整流回路を介して三相インバータ回路141用のドライバ121〜123、131〜133に制御用電源電圧Vgon2、Vgon3、Vgon4、Vgon5を給電している。導体パターン対群404〜406、504〜506は多出力型制御電力給電トランスT2から三相インバータ回路142用のドライバ124〜126、134〜136に制御用電源電圧Vgon2、Vgon3、Vgon4、Vgon5を給電している。導体パターン対群407〜409、507〜509は多出力型制御電力給電トランスT3から三相インバータ回路143用のドライバ127〜129、137〜139に制御用電源電圧Vgon2、Vgon3、Vgon4、Vgon5を給電している。
なお、この実施形態では、多出力型制御電力給電トランスT1〜T3の端子台301、302の各端子は上方に突出するピン形状を有しており、各ピン状の端子は、プリント基板100に貫設された貫通孔に挿通され、はんだ付けにより固定され、貫通孔周囲の導体パターンとの電気的接続が確保されている。また、多出力型制御電力給電トランスT1〜T3の端子台301、302の各端子は水平に突出し表面実装が可能なピン形状を有しており、各ピン状の端子は、プリント基板100に形成されたランドに対してはんだ付けにより固定され、導体パターンとの電気的接続が確保されている。
上記構成した複合三相インバータ装置によれば、下記の効果を実現することができる。
(1)多出力型制御電力給電トランス(制御電力給電トランス)T1〜T3を、上アーム側の半導体モジュール101〜109と下アーム側の半導体モジュール111〜119との間に介設しているので、制御電力伝送経路長の短縮により、半導体モジュールへ給電する制御電源電圧が配線電圧降下のばらつきによりばらつくのを低減できるうえ、この導体パターンのインダクタンスに誘起されるスイッチングサージ電圧を大幅に低減することができる。
(2)多出力型制御電力給電トランスT1〜T3は、上アーム駆動用のドライバへ制御用電源電圧を出力する端子台301と、下アーム駆動用のドライバへ制御用電源電圧を出力する端子台302とをトランス両端に分離配置しているため、大幅に電位が異なる上アーム駆動用のドライバ給電系と下アーム駆動用のドライバ給電系との間の電気絶縁性能を改善し、かつ、上記制御電力伝送経路長の短縮とを実現することができる。
(変形態様)
変形態様を図5を参照して説明する。
この変形態様は、図5に示す上アーム駆動用のドライバ121〜123、74に給電するための整流回路32〜35、及び、下アーム駆動用のドライバ131〜133、75に給電するための整流回路36の出力平滑コンデンサを省略し、その代わりに、たとえば図1に示す上アーム駆動用のドライバ121〜123、74及び下アーム駆動用のドライバ131〜133、75の電源入力端間に入力平滑コンデンサ200をそれぞれ新設したものである。ただし、図5では、上アーム駆動用のドライバ74の入力平滑コンデンサ200のみを図示する。
言い換えると、この変形態様は、整流回路とドライバとを接続する導体パターン群のうちドライバの電源入力端側にだけ平滑コンデンサ200を設け、整流回路の出力端側に平滑コンデンサを設けない。これは、上記多出力型制御電力給電トランスT1〜T3の配置により、上記導体パターン群の延線距離を短縮できたため、その配線インダクタンスに起因する整流回路のスイッチングサージ電圧を低減でき、これにより整流回路の出力端側の平滑コンデンサを省略できるためである。
実施形態1の三相インバータ装置を示す回路図である。 図1の三相インバータ装置に用いる多出力型制御電力給電トランスの等価回路図である。 図2に示す多出力型制御電力給電トランスの端子配置を示す模式端子配置図である。 図1の三相インバータを組み合わせた複合三相インバータ装置の平面配置例を示す模式平面図である。 変形態様の三相インバータ装置を示す回路図である。 従来の複合三相インバータ装置の平面配置例を示す模式平面図である。
符号の説明
T1〜T3 多出力型制御電力給電トランス
TP1〜TP7 多出力型制御電力給電トランスの端子対
1 三相インバータ
2 コントローラ
3 制御電源
4 発電電動機
5 高電圧バッテリ
7 昇圧チョッパ回路
8 回転角センサ
9 電流センサ
10 低電圧バッテリ
30 トランス
31 インバータ回路
31〜37 整流回路
38 出力電圧安定化回路
61 平滑コンデンサ
71 チョークコイル
72 半導体モジュール
73 半導体モジュール
74 ドライバ(素子駆動回路)
75 ドライバ(素子駆動回路)
100 プリント基板
101〜109 上アーム側の半導体モジュール
111〜119 下アーム側の半導体モジュール
121〜129 上アーム側のドライバ(素子駆動回路)
131〜139 下アーム側のドライバ(素子駆動回路)
141〜143 三相インバータ回路
151〜153 導体パターン群
200 入力平滑コンデンサ
301 端子台
302 端子台
401〜403 導体パターン対群
404〜406 導体パターン対群
407〜409 導体パターン対群

Claims (12)

  1. 半導体スイッチング素子を内蔵する半導体モジュールを必要数有し、各半導体モジュールは所定の面方向に配列されているインバータ回路と、
    自己が駆動する前記半導体モジュールに近接配置されて前記自己が駆動する前記半導体モジュールの制御電極端子に制御電圧を出力する所定数の素子駆動回路と、
    それぞれ異なる整流回路を通じて前記各素子駆動回路に制御用直流電源電力を個別に給電する所定数の二次コイルを有する制御電力給電トランスと、
    を備えるインバータ装置において、
    前記制御電力給電トランスは、
    前記面方向において前記各半導体モジュールの間に介設されていることを特徴とするインバータ装置。
  2. 請求項1記載のインバータ装置において、
    前記制御電力給電トランスは、
    前記面方向において、上アーム側の前記半導体モジュール及び上アーム駆動用の前記素子駆動回路と、下アーム側の前記半導体モジュール及び前記下アーム駆動用の素子駆動回路との間に配置されていることを特徴とするインバータ装置。
  3. 請求項2記載のインバータ装置において、
    前記制御電力給電トランスは、
    各相の前記上アーム側の半導体モジュールを駆動する前記上アーム駆動用の素子駆動回路に前記整流回路を通じて前記制御用直流電源電力を個別に給電する少なくとも相数分の上アーム側給電端子と、
    前記下アーム側の半導体モジュールを駆動する前記下アーム駆動用の素子駆動回路に前記整流回路を通じて前記制御用直流電源電力を給電する下アーム側給電端子とを備え、
    前記各相の上アーム側給電端子は、前記トランスの前記各相の上アーム側の半導体モジュール及び前記各相の上アーム駆動用の素子駆動回路の側に設置され、
    前記下アーム側給電端子は、前記トランスの前記下アーム側の半導体モジュール及び前記下アーム駆動用の素子駆動回路の側に設置されているインバータ装置。
  4. 請求項3記載のインバータ装置において、
    前記各上アーム側給電端子及び下アーム側給電端子は、自己が給電する前記素子駆動回路に対して自己が給電しない前記素子駆動回路に比べて近接配置されているインバータ装置。
  5. 請求項4記載のインバータ装置において、
    前記上アーム側給電端子と前記下アーム側給電端子とは、前記トランスのコイルの両側に個別に配置されていることを特徴とするインバータ装置。
  6. 請求項2記載のインバータ装置において、
    前記インバータ回路は、三相インバータ回路からなり、
    前記制御電力給電トランスは、前記各相の上アーム駆動用の素子駆動回路と前記下アーム駆動用の素子駆動回路に個別に給電する4つの二次コイルを有するインバータ装置。
  7. 請求項2記載のインバータ装置において、
    上アーム側の半導体モジュール及び下アーム側の半導体モジュールを有して前記トランスの一次コイルに昇圧した一次電圧を印加する昇圧チョッパ回路と、
    前記昇圧チョッパ回路の前記上アーム側の半導体モジュールを駆動する上アーム駆動用の素子駆動回路と、
    前記昇圧チョッパ回路の前記下アーム側の半導体モジュールを駆動する下アーム駆動用の素子駆動回路と、
    を備え、
    前記制御電力給電トランスは、前記各上アーム駆動用の素子駆動回路と前記下アーム駆動用の素子駆動回路とに個別に給電する5つの二次コイルを有するインバータ装置。
  8. 請求項3記載のインバータ装置において、
    前記トランスに独立に巻装された出力電圧検出用の二次コイルから出力電圧検出用給電端子及び整流回路を通じて入力される出力電圧に基づいて前記トランスの一次電流をフィードバック制御する出力電圧安定化回路を有し、
    前記出力電圧検出用給電端子は、前記下アーム側給電端子の側に設置されているインバータ装置。
  9. 請求項1記載のインバータ装置において、
    前記各素子駆動回路の入力電源電圧平滑コンデンサは、前記各素子駆動回路に出力する前記各整流回路の出力電圧平滑コンデンサを兼ねるインバータ装置。
  10. 請求項2記載のインバータ装置を複数セット有し、
    各セットの前記各相の上アーム側の半導体モジュールは所定の一方向へ一列に配列され、
    各セットの前記各相の下アーム側の各相の半導体モジュールは前記上アーム側の半導体モジュール列に対して所定幅の間隙を隔てて前記上アーム側の半導体モジュール列と平行に一列に配列されているインバータ装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか記載のインバータ装置において、
    前記各セットの素子駆動回路は、前記上アーム側の半導体モジュール列及び下アーム側の半導体モジュール列の上方に配置された配線基板に実装され、
    前記各半導体モジュールの制御電極端子は、前記半導体モジュールの上面から上方へ突出して前記配線基板のピン孔を貫通し、はんだ付けされたピン端子からなるインバータ装置。
  12. 半導体スイッチング素子を内蔵する半導体モジュールを必要数有し、各半導体モジュールは所定の面方向に配列されているインバータ回路と、
    自己が駆動する前記半導体モジュールに近接配置されて前記自己が駆動する前記半導体モジュールの制御電極端子に制御電圧を出力する所定数の素子駆動回路と、
    それぞれ異なる整流回路を通じて前記各素子駆動回路に制御用直流電源電力を個別に給電する所定数の二次コイルを有する制御電力給電トランスと、
    を備えるインバータ装置において、
    前記制御電力給電トランスは、
    各相の前記上アーム側の半導体モジュールを駆動する前記上アーム駆動用の素子駆動回路に前記整流回路を通じて前記制御用直流電源電力を個別に給電する少なくとも相数分の上アーム側給電端子と、
    前記下アーム側の半導体モジュールを駆動する前記下アーム駆動用の素子駆動回路に前記整流回路を通じて前記制御用直流電源電力を給電する下アーム側給電端子とを備え、
    前記各相の上アーム側給電端子は、前記トランスの前記下アーム側の半導体モジュール及び前記下アーム駆動用の素子駆動回路よりも前記トランスの前記各相の上アーム側の半導体モジュール及び前記各相の上アーム駆動用の素子駆動回路に近接して設置され、
    前記下アーム側給電端子は、前記トランスの前記各相の上アーム側の半導体モジュール及び前記各相の上アーム駆動用の素子駆動回路よりも前記トランスの前記下アーム側の半導体モジュール及び前記下アーム駆動用の素子駆動回路に近接して設置され、
    前記上アーム側給電端子と前記下アーム側給電端子とは、前記トランスのコイルを挟んでその両側に個別に配置されていることを特徴とするインバータ装置。
JP2006301613A 2006-11-07 2006-11-07 インバータ装置 Active JP4793225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006301613A JP4793225B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006301613A JP4793225B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 インバータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008118815A true JP2008118815A (ja) 2008-05-22
JP4793225B2 JP4793225B2 (ja) 2011-10-12

Family

ID=39504292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006301613A Active JP4793225B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 インバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4793225B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009066546A1 (ja) * 2007-11-20 2009-05-28 Aisin Aw Co., Ltd. モータの制御装置
JP2010068658A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Denso Corp 電力変換装置
WO2010038541A1 (ja) * 2008-09-30 2010-04-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
JP2010183751A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Hitachi Automotive Systems Ltd 電源トランス、及びそれを用いた電力変換装置
JP2011083179A (ja) * 2009-09-08 2011-04-21 Denso Corp 電力変換装置
FR2982092A1 (fr) * 2011-11-02 2013-05-03 Valeo Sys Controle Moteur Sas Module de puissance et dispositif electrique pour l'alimentation et la charge combinees respectivement d'un accumulateur et d'un moteur
JP2014039460A (ja) * 2012-07-18 2014-02-27 Daikin Ind Ltd コントローラ
US20140232181A1 (en) * 2011-09-27 2014-08-21 Hitachi Automotive Systems, Ltd Automotive Vehicle Inverter Control Apparatus
JP2015015826A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 本田技研工業株式会社 電力スイッチング装置
WO2015053142A1 (ja) 2013-10-09 2015-04-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 ドライバ基板および電力変換装置
JP2015080319A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 株式会社デンソー 車両用回転電機
JP2016535572A (ja) * 2013-11-01 2016-11-10 ティーエム4・インコーポレーテッド スイッチング過電圧を制限するように構成された電力変換器
US9866102B2 (en) 2014-12-03 2018-01-09 Nissan Motor Co., Ltd. Power conversion device
JP2019068664A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 三菱電機株式会社 電力変換回路

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH065847A (ja) * 1992-06-17 1994-01-14 Mitsubishi Electric Corp 半導体パワーモジュール
JPH08214592A (ja) * 1994-12-05 1996-08-20 Kansai Electric Power Co Inc:The モータの駆動装置
JPH1098887A (ja) * 1996-09-20 1998-04-14 Hitachi Ltd 電力変換装置
JP2000184756A (ja) * 1998-12-14 2000-06-30 Sumitomo Heavy Ind Ltd 三相交流電動機駆動用電源回路
JP2001157467A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Matsushita Electric Works Ltd 電源装置
JP2001156252A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Hitachi Ltd パワーデバイスの駆動装置
JP2002199743A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Meidensha Corp インバータ
JP2003299390A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Sumitomo Heavy Ind Ltd 三相交流電動機駆動用電源装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH065847A (ja) * 1992-06-17 1994-01-14 Mitsubishi Electric Corp 半導体パワーモジュール
JPH08214592A (ja) * 1994-12-05 1996-08-20 Kansai Electric Power Co Inc:The モータの駆動装置
JPH1098887A (ja) * 1996-09-20 1998-04-14 Hitachi Ltd 電力変換装置
JP2000184756A (ja) * 1998-12-14 2000-06-30 Sumitomo Heavy Ind Ltd 三相交流電動機駆動用電源回路
JP2001157467A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Matsushita Electric Works Ltd 電源装置
JP2001156252A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Hitachi Ltd パワーデバイスの駆動装置
JP2002199743A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Meidensha Corp インバータ
JP2003299390A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Sumitomo Heavy Ind Ltd 三相交流電動機駆動用電源装置

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130967A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Aisin Aw Co Ltd モータの制御装置
WO2009066546A1 (ja) * 2007-11-20 2009-05-28 Aisin Aw Co., Ltd. モータの制御装置
US8093852B2 (en) 2007-11-20 2012-01-10 Aisin Aw Co., Ltd. Motor control device
JP2010068658A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Denso Corp 電力変換装置
CN101960707B (zh) * 2008-09-30 2013-09-18 日立汽车系统株式会社 电力转换装置
WO2010038541A1 (ja) * 2008-09-30 2010-04-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
JP2010088195A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Hitachi Automotive Systems Ltd 電力変換装置
US8228700B2 (en) 2008-09-30 2012-07-24 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Power conversion device
JP2010183751A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Hitachi Automotive Systems Ltd 電源トランス、及びそれを用いた電力変換装置
JP2011083179A (ja) * 2009-09-08 2011-04-21 Denso Corp 電力変換装置
US8406026B2 (en) 2009-09-08 2013-03-26 Denso Corporation Power conversion apparatus
US9960710B2 (en) * 2011-09-27 2018-05-01 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Automotive vehicle inverter control apparatus
US20140232181A1 (en) * 2011-09-27 2014-08-21 Hitachi Automotive Systems, Ltd Automotive Vehicle Inverter Control Apparatus
WO2013064780A3 (fr) * 2011-11-02 2014-01-16 Valeo Systemes De Controle Moteur Module de puissance et dispositif electrique pour l'alimentation et la charge combinees respectivement d'un accumulateur et d'un moteur
CN109980982B (zh) * 2011-11-02 2021-09-07 法雷奥西门子新能源汽车法国股份公司 用于蓄电池和马达的联合供充电的功率模块和电气装置
CN109980982A (zh) * 2011-11-02 2019-07-05 法雷奥电机控制系统公司 用于蓄电池和马达的联合供充电的功率模块和电气装置
FR2982092A1 (fr) * 2011-11-02 2013-05-03 Valeo Sys Controle Moteur Sas Module de puissance et dispositif electrique pour l'alimentation et la charge combinees respectivement d'un accumulateur et d'un moteur
US9793836B2 (en) 2011-11-02 2017-10-17 Valeo Systemes De Controle Moteur Power module and electric device for the combined powering and charging of an accumulator and a motor respectively
JP2014039460A (ja) * 2012-07-18 2014-02-27 Daikin Ind Ltd コントローラ
JP2015015826A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 本田技研工業株式会社 電力スイッチング装置
US9742304B2 (en) 2013-10-09 2017-08-22 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Driver board and power converter
WO2015053142A1 (ja) 2013-10-09 2015-04-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 ドライバ基板および電力変換装置
CN104579064A (zh) * 2013-10-16 2015-04-29 株式会社电装 车载旋转电机
JP2015080319A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 株式会社デンソー 車両用回転電機
JP2016535572A (ja) * 2013-11-01 2016-11-10 ティーエム4・インコーポレーテッド スイッチング過電圧を制限するように構成された電力変換器
US9866102B2 (en) 2014-12-03 2018-01-09 Nissan Motor Co., Ltd. Power conversion device
JP2019068664A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 三菱電機株式会社 電力変換回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP4793225B2 (ja) 2011-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4793225B2 (ja) インバータ装置
US11764686B1 (en) Method and apparatus for delivering power to semiconductors
JP7119842B2 (ja) Mosトランジスタ内蔵基板及びこれを用いたスイッチング電源装置
US11876520B1 (en) Method and apparatus for delivering power to semiconductors
WO2012035933A1 (ja) インバータ装置
US8970148B2 (en) Method and apparatus for reducing radiated emissions in switching power converters
US11728729B1 (en) Method and apparatus for delivering power to semiconductors
KR101821878B1 (ko) 인버터
JP2009130967A (ja) モータの制御装置
JP4558407B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2008042124A (ja) 半導体パワーモジュール
JP2006197735A (ja) インバータ装置
US7902464B2 (en) Heat sink arrangement for electrical apparatus
JP4662033B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP6818873B2 (ja) スイッチング素子駆動ユニット
US9866102B2 (en) Power conversion device
JP5372544B2 (ja) 電源トランス、及びそれを用いた電力変換装置
JP2010273479A (ja) 電力変換装置
US9041460B2 (en) Packaged power transistors and power packages
WO2021060014A1 (ja) ゲート駆動用電源装置
JP5024439B2 (ja) 半導体装置
JP7367227B2 (ja) モータ駆動装置
JP2022083752A (ja) ゲート駆動用電源装置
KR20200021370A (ko) 인버터 보드
CN114501797A (zh) 基于pfc模块的变频控制器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110711

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4793225

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250