JP2008117184A - 自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造 - Google Patents

自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】コンパクトで経済的なハーフのダミーを採用しながらも、保持力に優れ、品質や耐久性に優れた自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造を極めて安価に提供できるようにする。
【解決手段】ディスプレー用ダミーを形成する嵌合部を平面視において半円状に形成し、ステージの嵌合用孔に底部分が当接して嵌合する溝部分を設けるとともに、溝部分の外周部分に抜け止め用スリットを形成したフランジ部分を形成し、半円状の嵌合部分の端部を弾性変形させて嵌合用孔の周縁部を前記溝の外周部分に挿入したときに、当該スリット部分が弾性変形して開き、嵌合用孔の周縁部分を上下から抜け止状に挟み込んでディスプレー用ダミーをステージに取り付けるようにした。
【選択図】図9

Description

本発明は、コーヒー、ジュース、ビールやお茶などの容器入りの飲料、あるいは、煙草、乾電池等を無人販売するための自動販売機のディスプレー部分に取り付けられるディスプレー用ダミー(展示用商品の模造品)の取り付け構造に関するものである。
例えば、ペットボトル等の容器に入った各種飲料やその他の商品の自動販売機においては、その前面のディスプレー部分にステージを設け、このステージにディスプレー用ダミーを設置するのであるが、従前では販売される商品と同形状で下部に嵌合部を形成したディスプレー用ダミーを形成し、この嵌合部をステージに穿設した嵌合用孔に嵌合させるようにしていた。
こうしたものでは、コストが高くなることから、近年ハーフと言われる半割りのディスプレー用ダミーが用いられており、斯かるディスプレー用ダミーが半割りのものの場合、ドアの開け閉め時の振動や風圧でステージに設置されたダミーが傾いたりずれたり外れたりするおそれがある。
そこでこうした問題に対処するために、販売する商品を包装し蓋を備えた容器の形状を有する部材を縦に割った形状の本体と、この本体の下部に連設され、かつ自動販売機の展示部の架台部に設けられたほぼ円形状の開口に係止させることが可能な横断面視ほぼC字形状の挿入部とからなり、この挿入部には、その外周面よりも外側へ突出し前記開口に係止させることが可能な突条となる係止部と底面とが形成され、前記本体の左右側面を内側へ付勢して変形させることによって、自動販売機の展示部に対して着脱自在となるように構成してある見本体であって、さらに、その左右両側に後方に向かって延びる延長部分が形成されてなるものが先に提案されている。
ところが、この先の提案にかかるものでは、横断面視ほぼC字形の部分とその左右両側に後方に向かって延びる延長部分とで挿入部が形成されていることから、挿入部が円形状の開口の周縁部分に密着せず、ダミーを嵌合させるステージの板金の厚みが、自動販売機メーカー各社で若干の違いがあり、板金のコストダウンで厚みを薄くする場合も同様に保持力が弱くなると言う致命的な問題があった。
特に、真空成形により横断面視ほぼC字形の部分とその左右両側に後方に向かって延びる延長部分を形成したものでは、深絞りのように合成樹脂シートが伸ばされることから、当該挿入部の肉厚が極めて薄く強度も低く、十分な保持力が得られないうえ、装着時に円形状の開口の周縁部分で傷ついたり、破れを生じたりし、品質や耐久性にも問題があった。
特開2001−319269号公報
本発明は上記問題点に鑑みて提案されたもので、コンパクトで経済的なハーフのダミーを採用しながらも、保持力に優れ、品質や耐久性に優れた自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造を極めて安価に提供できるようにすることを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明にかかる自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造は、自動販売機のディスプレー部分に設けられたステージの略円形の嵌合用孔に、半割り状のディスプレー用ダミーの下端部が取り付けられて使用される自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造であって、ディスプレー用ダミーは弾性を有する合成樹脂材料で成形された断面半円状若しくは半円の端部から後方に延長部を形成されたダミー本体と、ダミー本体の下方に一体に成型された嵌合部とからなり、嵌合部は平面視において半円状に形成され、前記ステージの嵌合用孔に底部分が当接して嵌合する溝部分を有し、少なくとも当該溝部分の外周部分に抜け止め用スリットを形成したフランジ部分を形成し、半円状の嵌合部分の端部を弾性変形させて嵌合用孔の周縁部を前記溝の外周部分に挿入したときに、当該スリット部分が弾性変形して開き、嵌合用孔の周縁部分を上下から抜け止状に挟み込んでディスプレー用ダミーをステージに取り付けるようにしたことを最も主要な特徴とするものである。
また、本発明にかかる自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造では、嵌合部が、嵌合用孔に嵌合する半円状の周縁の両端近傍部で、嵌合用孔の一部に沿う状態で設けられた嵌合用突起部と、周縁の中央側に設けられた嵌合用突起と、これら嵌合用突起部並びに嵌合用突起に対面するダミーの底部で底面視において嵌合用突起部並びに嵌合用突起と干渉しない位置に形成された挟持用突起とで構成する一方、嵌合用孔は前記嵌合部が嵌着される円弧状の周縁部と、この円弧状の周縁部の一部に設けた位置合わせ用被掛合部とで構成したことも特徴とするものである。
更に、本発明にかかる自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造では、抜け止め用スリットがシート状の素材を真空成形や圧空成形によりディスプレー用ダミーを形成し、これを形抜きするときに同時に形成するようにしたことや、フランジ部分がディスプレー用ダミーの全周に設けてあることも特徴とするものである。
本発明の自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造によれば、弾性を有する合成樹脂材料でダミー本体と、その下方に一体に成形された嵌合部とからなり、嵌合部は平面視において半円状に形成され、ステージの嵌合用孔に底部分が当接して嵌合する溝部分を有し、少なくとも当該溝部分の外周部分に抜け止め用スリットを形成したフランジ部分を形成し、半円状の嵌合部分の端部を弾性変形させて嵌合用孔の周縁部を前記溝の外周部分に挿入してスリット部分を弾性変形させて開き、嵌合用孔の周縁部分を上下から抜け止状に挟み込むことによりディスプレー用ダミーをステージに取り付けるようにしてある。
これにより、半円状の溝の略全外周が嵌合用孔に当接した状態で、スリットがその弾性に嵌合用孔の周縁部に圧接しており、溝部分が嵌合用孔から抜ける方向に動こうとする場合、当該スリットの嵌合用孔の周縁部に圧接している部分が食い込む方向に作用してその動きを阻止するので、ディスプレー用ダミーを嵌合用孔に確りと保持することができる。
また、上記効果を奏するための構成は、溝部分の外周部分に抜け止め用スリットを形成するだけの簡単な構造で済み、安価に実施することができる。
加えて、上記溝部分の外周部分に形成する抜け止め用スリットは、シート状部材を真空成形や圧空成形時に形成された素材を形抜きしてディスプレー用ダミーを形成するときに同時に行なうこともでき、ディスプレー用ダミーを嵌合用孔に確りと保持することができる効果を有しながらも、ずれ動き防止のための特別な加工工程や組み付け工程を設けなくても済み、生産性を高く維持することができる利点もある。
因みに、スリットが形成されるフランジ部分はシート状素材の厚みがその厚いまま維持されていることから、スリット部分の弾性力も強く、スリットの嵌合用孔の周縁部に圧接している部分が食い込む力も強いことから、溝部分が嵌合用孔から抜ける方向に動こうとする動きを強力に阻止することができる利点もある。
以下、本発明の自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造の最も好ましいにかかる実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は自動販売機の斜視図であって、図中符号1は自動販売機を全体的に示す。
図中符号2は商品補充のために開閉自在に設けられた前面扉であり、その上部には、商品と略同寸法に形成された缶タイプのディスプレー用ダミー3や、ポリエチレンテレフタレート(P.E.T)製ボトル(所謂ペットボトル)タイプのディスプレー用ダミー4を展示するためのディスプレー室5が上下二段に設けられ、前面扉2には上記ダミー3・4に関連する商品選択用の押しボタン6・6・・・が配設されている。
また、前面扉2の下部側には商品取り出し口7が設けられており、この他にも図中符号8で示す金銭投入口や釣銭口9及び金銭返却用の操作レバー10が設けられている。
ディスプレー室5の内部にはダミー3・4の取り付け面となるステージ11が設けられている。
このステージ11は金属製帯板を側面視において下向き「コ」の字形に形成されたもので、上面部分のダミー3・4を取り付ける位置には後述するダミー3・4の下部に形成された嵌合部12を嵌合させるための嵌合用孔13が穿設されている。
嵌合用孔13は図1に示すように、ステージ11の内方に設置された蛍光灯14の光をディスプレー用ダミー3・4の内方から照射させて商品を浮かび上がらせるための光透過孔を兼ねるもので、ダミー3・4の径よりも小径に形成された円形を基調とし、その周縁部の対称位置の夫々には、図2中に二点鎖線で示すように、大小の半円形窪みからなる位置合わせ用被掛合部15・16を設けて形成される場合が多い。
一方、ステージ11に設置されるディスプレー用ダミー3・4は図3乃至図5に示すように形成される。
即ち、ディスプレー用ダミー3・4は、耐熱、耐候性に優れたポリカーボネイト製の透明シートの表裏いずれか一方の面に商品と同様の印刷を施し、この印刷面が内方になるように真空成型により、ダミー本体17とその下部にステージ11の嵌合用孔13に嵌合する嵌合部12とを半割り状に成形したもので、嵌合部12は真空成型と同時に一体に形成される。
ここで、本発明に言うダミー本体17における半割り状とは、円筒状の商品の真半分だけでなく、図4に示すように両端部を長く延長した部分18を有するものをも含む。
そして、ダミー本体17の下部に一体形成される嵌合部12は、平面視において略半円状に形成され、ステージ11の嵌合用孔13に嵌合する溝部分19が形成されており、この当該溝部分19はダミー本体17の底部20とステージ11の嵌合用孔13の板厚分より僅かに広い隙間22を介して設けられた後述する嵌合用突起部21との間に形成され、半円状の溝部分19の外周面(底面)19aは、嵌合用孔13の半径より僅かに大きく形成してある。
因みに上述したように、隙間22は広いほうが有利であるが、広くすると上下方向にガタツキを生じやすくなるとともに、ディスプレー用ダミー3・4を設置したときにダミー本体17とステージの上面との間が開き見苦しくなる。
そこで、上記隙間22は見苦しくならない程度に広くした上で上下方向にガタツキを後述する挟持用突起23で防止するようにしてある。
上記嵌合用突起部21は、嵌合部12の底面24の外周の前端部2箇所と左右部分にそれぞれ設けられており、嵌合用突起21の隙間に側面視で三角形の上記挟持用突起23が突出形成されている。
この三角形の挟持用突起23は、例えば厚さが約1ミリ前後と薄いステージ11でもその嵌合用孔13の周縁部分12を挟持して上下のガタツキを防止する。
尚、上記三角形の挟持用突起23は図上3つにしてあるがその数は1つまたは2つでもよく、または4つ以上にすることができるのは勿論のことである。
また、嵌合用孔13に大小の半円形窪みからなる位置合わせ用被掛合部15・16を設けたものでは、これに対応する部分の嵌合部12に、正規位置でこれらに嵌合する半円状の位置合わせ用掛合部25が形成される(位置合わせ用被掛合部16に対応する位置合わせ用掛合部は図示を省略している)。
ディスプレー用ダミー3・4を形成するダミー本体17と嵌合部12の周縁部分には、フランジ部分26が形成されており、このフランジ部分26の上記溝部分19の外周部には1本の抜け止め用スリット27が形成されている(図7参照)。
このフランジ部分26並びに抜け止め用スリット27の形成は、図6に示す工程により形成される。
即ち、図6はシート状素材28からディスプレー用ダミー3・4を形成する工程の概略を示す側面図であって、ポリカーボネイト等の合成樹脂からなるシート状素材28を図外の搬送手段で、真空成形若しくは圧空成形の成形用金型29の上面に間歇的に搬送し、ここで真空成形若しくは圧空成形される。
このとき成形用金型29の上面に間歇的に搬送されるのは、シート状素材28の上面または下面に成形されたときに、本物の商品の形態となるような図柄が予めプリントされており、このプリント部分が上記成形用金型29の所定の位置にセットされるようにするためである。
成形用金型29でダミー本体17と嵌合部12とが成形されたシート状素材28は次の工程でトムソン等の形抜き装置30で、ダミー本体17及び嵌合部12の周囲に少しのフランジ部分26を残した状態で打ち抜かれると、図7に示すように溝部分19のフランジ部分26に抜け止め用スリット27が形成されたディスプレー用ダミー4が形成される。
上記形抜き装置30で形抜きする抜き型31のダミー本体17と嵌合部12との間の溝部分19にはフランジ部分26を形成する部分の刃から溝部分19の外周面19aに向かって切り込む切り刃(図示せず)が形成されており、この切り刃により抜け止め用スリット27が、ダミー本体17と嵌合部12とが成形される時、同時に形成される。
尚、抜け止め用スリット27の形成は、上記方法に限られず、溝部分19にフランジ部分26が形成された状態でディスプレー用ダミー3・4が形成された後、鋏やカッタで切れ目を入れることにより抜け止め用スリット27を形成することもできる。
溝部分19とフランジ部分26とが接する角は溝部分19の凹形状に対してシート状素材28が伸ばされフランジ部分26と接する部分の展開倍率が高く、溝部分19とフランジ部分26とが接する角は特に薄肉になる。
上記薄肉になった部分より抜け止め用スリット27を形成するフランジ部分26は、展開倍率が低くフラットな状態になる。フラットなフランジ部分26に向けて抜け止め用スリット27が延長されることにより、素材厚みを保持し極端な薄肉部分による保持にたよらず、フランジ部分26に形成された抜け止め用スリット27により、ディスプレー用ダミー3・4を保持することになる。
上記のように構成されたディスプレー用ダミー3・4をステージ11に取り付ける場合を次に説明する。
図8に示すようにディスプレー用ダミー3・4の嵌合部12の両端近傍を指で挟み持ち、図9(a)に示すように嵌合用孔13の周面部分が、嵌合部12の周縁に形成された嵌合用突起16とダミー本体17の底部分20に形成された挟持用突起23との間に形成された溝部分19がステージ11の嵌合用孔13に位置するように挿入されるように差し込む。
次に、手に持った嵌合部12の近傍部分を弾性変形させて嵌合部12の周縁の両端近傍部に形成した嵌合用突起部21を、嵌合用孔13の周縁部分を潜らせた後、指をディスプレー用ダミー3・4の嵌合部12から離して当該部分を弾性復帰させる。
嵌合部12が弾性復帰させると、嵌合用突起部21と、ダミー本体17の底部分20に形成されている側面視三角形の挟持用突起23との間で嵌合用孔13の周縁が挟持されるとともに、フランジ部分26の溝部分19の外周部に形成された抜け止め用スリット27が嵌合用孔13の周縁部で開かれた状態になる(図9(b)参照)。
然る後、ダミー本体17部分をステージ11の前方に移動させると、抜け止め用スリット27が嵌合用孔13の周縁部で開かれ、抜け止め用スリット27が嵌合用孔13の周縁部を上下から挟み込んだ状態でダミー本体17が嵌合用孔13の所定の位置になるまで前方に移動する。
斯くして、ディスプレー用ダミー3・4がステージ11の所定の位置にセットされると、嵌合用突起部21と挟持用突起23とが嵌合用孔13の周囲を上下から挟むとともに、抜け止用スリット27が嵌合用孔13の周縁部を確りと掴むので、ディスプレー用ダミー3・4がステージ11に強固に設置される。
そして、商品の詰め替え等で自動販売機1の前面扉2の開け閉め時の振動や風圧でステージ11に設置されたディスプレー用ダミー3・4に、図9(c)中、矢印で示す後方向、即ち、嵌合部12の溝部分19が嵌合用孔13から抜ける方向にディスプレー用ダミー3・4を動かそうとする力が作用したときには、同図に示すように抜け止め用スリット27の嵌合用孔13の周縁部に圧接している部分が食い込む方向に作用し、この抜け止め用スリット27部分のフランジ部分26の厚みが厚いことからとこの食い込み力が強く、嵌合部12が嵌合用孔13からずれ動いて外れたり、ディスプレー用ダミー3・4が傾いたりするのを確実に防止する。
尚、上記実施の形態では、嵌合用突起部21と挟持用突起23とを設けるようにしてあるが、上述のように抜け止用スリット27が嵌合用孔13の周縁部を確りと掴み、ずれ動くことがないので、嵌合用突起部21と挟持用突起23は省略することができる。
また、フランジ部分26を、ダミー本体17及び嵌合部12の周囲に設けるようにしてあるが、こうしたものに限られず、フランジ部分26は少なくとも抜け止め用スリット27を形成する溝部分19に設けるようにすればよい。
更に、上記実施の形態ではディスプレー用ダミー3・4は、ポリカーボネイト製の透明シートを真空成型により半割り状の製品にしてあるがそうしたものに限られず、耐熱、耐候性に優れた素材であればその他のものを使用できるのは勿論である。
加えて、真空成形に限らずフィルムやシートの圧空成形など熱成形法で成形されるディスプレー用ダミーであれば本発明を実施することができるのはいうまでもないことである。
は本発明にかかる自動販売機の斜視図である。 は本発明にかかる掛合孔部分の平面図である。 は本発明にかかるディスプレー用ダミーの正面図である。 は本発明にかかるディスプレー用ダミーの側面図である。 は本発明にかかるディスプレー用ダミーの底面図である。 は本発明にかかるディスプレー用ダミーを成形する工程の概略図である。 は本発明にかかるディスプレー用ダミーの抜け止め用スリット部分の拡大斜視図 である。 は本発明にかかるディスプレー用ダミーを嵌合用孔に装着する途中の斜視図であ る。 は本発明にかかるディスプレー用ダミーを嵌合用孔に装着するときの作用を示す 概略図である。
符号の説明
1・・・自動販売機
3・4・・・ディスプレー用ダミー
11・・・ステージ
12・・・嵌合部
13・・・嵌合用孔
17・・・ダミー本体
19・・・溝部分
21・・・嵌合用突起部位置合わせ用掛合部
23・・・挟持用突起
26・・・フランジ部分
27・・・フ抜け止め用スリット

Claims (4)

  1. 自動販売機のディスプレー部分に設けられたステージの略円形の嵌合用孔に、半割り状のディスプレー用ダミーの下端部が取り付けられて使用される自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造であって、ディスプレー用ダミーは弾性を有する合成樹脂材料で成形された断面半円状若しくは半円の端部から後方に延長部を形成されたダミー本体と、ダミー本体の下方に一体に成型された嵌合部とからなり、嵌合部は平面視において半円状に形成され、前記ステージの嵌合用孔に底部分が当接して嵌合する溝部分を有し、少なくとも当該溝部分の外周部分に抜け止め用スリットを形成したフランジ部分を形成し、半円状の嵌合部分の端部を弾性変形させて嵌合用孔の周縁部を前記溝の外周部分に挿入したときに、当該スリット部分が弾性変形して開き、嵌合用孔の周縁部分を上下から抜け止状に挟み込んでディスプレー用ダミーをステージに取り付けるようにしたことを特徴とする自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造。
  2. 嵌合部が、嵌合用孔に嵌合する半円状の周縁の両端近傍部で、嵌合用孔の一部に沿う状態で設けられた嵌合用突起部と、周縁の中央側に設けられた嵌合用突起と、これら嵌合用突起部並びに嵌合用突起に対面するダミーの底部で底面視において嵌合用突起部並びに嵌合用突起と干渉しない位置に形成された挟持用突起とで構成する一方、嵌合用孔は前記嵌合部が嵌着される円弧状の周縁部と、この円弧状の周縁部の一部に設けた位置合わせ用被掛合部とで構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造。
  3. 抜け止め用スリットがシート状の素材を真空成形や圧空成形によりディスプレー用ダミーを形成し、これを形抜きするときに同時に形成するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動販売機におけるディスプレー用ダミーの取り付け構造。
  4. フランジ部分がディスプレー用ダミーの全周に設けてある請求項1に記載のディスプレー用ダミーの取り付け構造。
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