JP2008115934A - 中空角材の組立固定構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 中空角材からなる第1基材4と第2基材5とを組み合わせて構成する組立構造体において、第1基材4と第2基材5の組立状態を固定する係合溝11と係合爪12を第1基材4及び第2基材5のいずれか一方に一体形成した。
【選択図】図3
Description
構造体1は、中空角材を屈曲・接合・連結することによって立体的に組み立てられている。このうち、A部は、中空角材を直角に折り曲げた屈曲構造体で構成されている。この屈曲構造体の構成について、図2・3を用いて、以下に説明する。
中空角材1aを折曲線Lで折り曲げると、第1基材4の突起8が第2基材5の長孔10に位置決めされて嵌合していき、第1基材4と第2基材5の接合縁7同士が接合することで直角の屈曲構造体が組み立てられる。しかし、このままでは折り曲げ状態が固定されずスプリングバックを起こすので、第1基材4の係合爪12を内方に押し込み、係合爪12を断片10の切込溝11に係合させる。これにより、第1基材4と第2基材5とが折り曲げ方向に固定され、堅牢に保持された屈曲構造体を構成することができる(図3)。
図4に示すように、中空角材1bは、切欠部15より面14Aで繋がった第1基材16と第2基材17に分断されている。面14Aは、スリット18を備えた折曲線Lを備え、第1基材16と第2基材17の折り曲げ基準となる。
中空角材1cを中空角材1bの第2基材17に仮止めし、中空角材1bの第1基材16を折曲線Lで折り曲げると、第1基材16係合凸片21が中空角材1cの係合溝28に係合していく。第1基材16の突起20が第2基材5の長孔23に位置決めされて嵌合すると、第1基材16と第2基材17の接合辺19・22同士が当接して三次元構造体が組み立てられる。しかし、このままでは中空角材1bの折り曲げ状態及び中空角材1cの結合状態が固定されないので、第1基材16の係合爪31を内方に押し込み、断片24の切込溝29に係合させるとともに、第2基材17の係合爪32を内方に押し込み、取付片26の切込溝30に係合させる。これにより、第1基材16と第2基材17とが折り曲げ方向に固定されるとともに、中空角材1cのがたつきが固定され、堅牢に保持された三次元構造体を構成することができる(図5)。
図6に示すように、中空角材1dの側面には、一対の係止溝34が設けられている。また、中空角材1eの先端には、中空角材1d係止溝34に係止される一対の係止突起35が設けられている。係止溝34は、中空角材1dの面36Aから面36Bに至る端部に並行に刻まれており、一部に溝同士の間隔が狭くなる方向に幅広とした凹溝部37を形成している。係止突起35は、係止溝34の端面34aに係合するフック状に形成され、基部に凹溝部37に係合する係合爪38を形成している。
中空角材1dの係止溝34に中空角材1eの係止突起35を挿入すると、フック状の係止突起35が係止溝34の端面36に係止されて仮止めされる。この状態から係止爪38を内方に押し込み、係合爪38を凹溝部37に係合させる。これにより、中空角材1eが抜け止め固定され、堅牢に保持された接合構造体を構成することができる(図7)。
図8に示すように、中空角材1f及び中空角材1gは、それぞれ先端部に各側面を45°ずつ連続的に切断した係合凸部40と係合凹部41を形成している。これら中空角材1fと中空角材1gは、接続部材42を介して接続され、対向する係合凸部40と係合凹部41が噛合することで直線的な接続構造体を形成する。
中空角材1fに接続部材42の挿嵌部材43を挿入していき、支持部材44の凸部47を中空角材1fの切欠部46に嵌める。次に、接続部材42の他方側に中空角材1gを挿入し、支持部材44の凸部47を中空角材1gの切欠部46に嵌める。こうして、中空角材1f及び中空角材1gの係合凸部40と係合凹部41が噛合した接続構造体が組み立てられる。しかし、このままでは中空角材1fと中空角材1gとの接続状態は抜け止めされないので、中空角材1fと中空角材1gの係合爪48を内方に押し込み、接続部材42の切込溝49に係合させる。これにより、中空角材1fと中空角材1gとの噛合方向に固定されるとともに、中空角材1cのがたつきが固定され、堅牢に保持された接続構造体を構成することができる(図9)。
1a 中空角材
3 切欠部
4 第1基材
5 第2基材
11 切込溝
12 係合爪(固定体)
1b 中空角材
1c 中空角材(第3基材)
15 切欠部
16 第1基材
17 第2基材
29 切込溝
30 切込溝
31 係合爪(固定体)
32 係合爪(固定体)
1d 中空角材(第1基材)
1e 中空角材(第2基材)
34 係止溝
35 係止突起
37 凹溝部
38 係合爪 (固定体)
1f 中空角材(第1基材)
1g 中空角材(第2基材)
40 係合凸部
41 係合凹部
42 接続部材
43 挿嵌部
44 支持部
48 係合爪(固定体)
49 切込溝
Claims (6)
- 中空角材からなる第1基材と第2基材とを組み合わせて構成する組立構造体において、
第1基材と第2基材の組立状態を固定する組立固定体を前記第1基材及び第2基材の少なくともいずれか一方に一体形成したことを特徴とする中空角材の組立固定構造。 - 中空角材に切欠部を設けて一体的な第1基材と第2基材とを形成し、前記切欠部で角材を折り曲げることで第1基材と第2基材が所定角度に屈曲した状態で組み合わされる屈曲構造体において、
前記第1の基材の切欠周縁部に、角材を折り曲げた状態で第2基材に内包される断片を形成し、第2基材の周面部に、角材を折り曲げた状態で内側に押し込むと前記断片に係合する係合爪を形成し、前記断片と係合爪により角材の折り曲げ状態を固定するようにしたことを特徴とする中空角材の組立固定構造。 - 中空角材に切欠部を設けて一体的な第1基材と第2基材とを形成し、前記切欠部で角材を折り曲げることで第1基材と第2基材が所定角度に屈曲した状態で組み合わされる屈曲構造体の折り曲げ位置に中空角材からなる第3基材を接合して構成する三次元構造体において、
前記第1基材と第2基材の折り曲げ状態と、前記第3基材の接合状態を固定する折曲・接合固定体を第1基材及び第2基材の少なくともいずれか一方に一体形成したことを特徴とする中空角材の組立固定構造。 - 第1基材の側面に第2基材の先端を接合して構成する接合構造体において、
前記第2基材の先端には、前記第1基材の側面に設けた係合溝に係合する係合突起を形成し、該係合突起が前記係合溝に係合した状態で固定する接合固定体を第1基材及び第2基材の少なくともいずれか一方に一体形成したことを特徴とする中空角材の組立固定構造。 - 第1基材の先端と第2基材の先端とを接続部材を介して連結した接続構造体において、
前記接続部材は、第1基材と第2基材に内嵌される挿嵌部と、第1基材と第2基材の合わせ面に挟持される支持部とを形成し、第1基材と第2基材の合わせ面には、互いに噛合する係合凹部及び係合凸部を形成し、該係合凹部と係合凸部の接合状態を固定する接続固定体を第1基材及び第2基材に一体形成した一体形成したことを特徴とする中空角材の組立固定構造。 - 前記固定体は、角材の側面に略コ字状に切り欠いた抜き溝によって形成される係合爪と、該係合爪を押し込み変位させると係合する係合溝とで構成される上記請求項1もしくは3乃至5記載の中空角材の組立固定構造。
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