JP2008114848A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】円周方向における第1の係合部材と第2の係合部材との位相の適合精度を向上させることの可能な駆動装置を提供する。
【解決手段】電動機と、電動機のトルクにより回転され、かつ、電動機の軸線を中心として円周方向に形成された第1の係合部材と、円周方向に配置された第2の係合部材と、第1の係合部材と第2の係合部材とを係合・解放させるアクチュエータとを有する駆動装置において、第1の係合部材と第2の係合部材とを係合させる場合は、第1の係合部材を電動機で回転することにより、第1の係合部材と第2の係合部材との円周方向における位相を調整する位相調整手段(ステップS1,S2)を備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両用の変速機等に用いられる駆動装置に関するものである。
車両用の有段変速機として同期装置を有する変速機が知られており、その一例が、特許文献1に記載されている。この特許文献1にはエンジンおよび第1モータ・ジェネレータを駆動力源とするハイブリッド車が記載されている。そして、エンジンから駆動輪に至る経路に遊星歯車機構が設けられている。遊星歯車機構は、サンギヤおよびリングギヤと、サンギヤおよびリングギヤに噛合するピニオンギヤを保持するキャリヤとを有しており、エンジンがキャリヤに連結され、リングギヤには第1モータ・ジェネレータが連結され、サンギヤには第2モータ・ジェネレータが連結されている。また、リングギヤから駆動輪に至る経路には、チェーンを介して入力軸が設けられている。また、入力軸と平行な出力軸が設けられており、出力軸が差動歯車装置を経由して駆動輪に連結されている。
この入力軸および出力軸には有段変速機が設けられている。すなわち、入力軸には、入力軸と相対回転可能な第1のギヤが設けられており、出力軸と一体回転する第2のギヤが設けられている。そして、第1のギヤと第2のギヤとが噛合されている。また、入力軸には、入力軸と相対回転可能な第3のギヤが設けられており、出力軸と一体回転する第4のギヤが設けられている。そして、第3のギヤと第4のギヤとが噛合されている。さらに、第1のギヤと一体回転する第1の噛合ギヤが設けられ、第3のギヤと一体回転する第2の噛合ギヤが設けられている。また入力軸に固定されたスプライン歯車が設けられており、スプライン歯車に噛合され、かつ、軸方向に動作可能なシフトリングが設けられている。さらに、シフトリングを、第1のギヤまたは第3のギヤに同期させる同期装置が設けられている。そして、アクチュエータによりシフトリングを軸方向に動作させることにより、シフトリングを、第1のギヤまたは第3のギヤに噛合させて、有段変速機で第1速ギヤ段または第2速ギヤ段のいずれかを成立させるとされている。なお、変速機等に用いられる同期装置は、特許文献2ないし特許文献4にも記載されている。
特開2000−295709号公報 特開平5−263835号公報 特開平5−106643号公報 実開平5−22864号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載されている有段変速機において、シフトリングを、第1のギヤまたは第3のギヤに同期させて、シフトリングと第1のギヤまたは第3のギヤとを係合させる場合に、ショックが発生する可能性があった。
この発明は上記の事情を背景としてなされたものであり、円周方向における第1の係合部材と第2の係合部材との位相の適合精度を向上させることの可能な駆動装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、電動機と、該電動機のトルクによって回転され、かつ、前記電動機の軸線を中心として円周方向に形成された第1の係合部材と、前記円周方向に配置された第2の係合部材と、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とを係合・解放させるアクチュエータとを有する駆動装置において、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とを係合させる場合は、前記第1の係合部材を前記電動機で回転することにより、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材との前記円周方向における位相を調整する位相調整手段を有することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成に加えて、前記駆動装置は、前記電動機のトルクを前記第1の係合部材に伝達する経路に回転部材を設けており、前記位相調整手段は、前記円周方向における前記第1の係合部材と前記第2の係合部材との位相を調整する前に、前記円周方向における前記回転部材と前記第1の係合部材との位相を検知するとともに、この検知結果に基づいて、前記円周方向における前記第1の係合部材と前記第2の係合部材との位相を調整する手段を、更に含むことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項2の構成に加えて、前記位相調整手段は、前記所定の時期で前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とが係合された場合に、円周方向における前記電動機と前記第1の係合部材との位相を検知し、かつ、その検知結果を記憶しておき、前記所定の時期よりも後の時期で前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とを係合する場合に、前記検知結果に基づいて、前記円周方向における前記第1の係合部材と前記第2の係合部材との位相を調整する手段を、更に含むことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの構成に加えて、前記位相調整手段は、前記電動機のトルクで前記第1の係合部材を回転させた場合に、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とが係合されない場合は、前記電動機のトルクで前記第1の係合部材を再度回転させる手段を、更に含むことを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項4の構成に加えて、前記第1の係合部材および前記第2の係合部材は、前記円周方向に交互に形成された凹部および凸部をそれぞれ有しており、前記第1の係合部材の凸部における前記軸線方向の端部には、前記軸線に直交する平面に対して一方向に傾斜する第1の傾斜面が形成され、前記第2の係合部材の凸部における前記軸線方向の端部には、前記軸線に直交する平面に対して一方向に傾斜する第2の傾斜面が形成されており、前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面とが平行であるとともに、前記位置調整手段は、前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面とが接触して、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とが係合されない場合に、前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面との円周方向における距離が長くなる方向に、前記第1の係合部材を再度回転させる手段を、更に含むことを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの構成に加えて、第1の駆動力源の動力を車輪および前記電動機に分配する動力分配装置を有しており、この動力分配装置は差動回転可能な3つの回転要素を有しており、第1の回転要素が駆動力源に連結され、第2の回転要素が前記車輪に連結され、第3の回転要素が前記電動機に連結されているとともに、車輪に動力を伝達する第2の駆動力源が設けられていることを特徴とするものである。この請求項6には、第1の駆動力源の動力が伝達される車輪と、第2の駆動力源の動力が伝達される車輪とが同じである構成のパワートレーンと、異なる構成のパワートレーンとが含まれる。なお、各請求項における位相とは、軸線を中心とする円周方向の位置を意味する。
請求項1の発明によれば、第1の係合部材と第2の係合部材とを軸線方向に相対移動させて、第1の係合部材と第2の係合部材とを係合する場合に、電動機のトルクで第1の係合部材を回転させることにより、第1の係合部材と第2の係合部材との円周方向における位相を調整することが可能である。したがって、円周方向における第1の係合部材と第2の係合部材との位相の適合精度が向上し、第1の係合部材と第2の係合部材とが係合しやすくなり、係合ショックを抑制できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の構成と同様の効果を得られる他に、第1の係合部材と第2の係合部材との円周方向における位相を調整する前に、回転部材と第1の係合部材とにおける円周方向の位相が検知され、その検知結果に基づいて、第1の係合部材と第2の係合部材との円周方向における位相が調整される。したがって、回転部材と第1の係合部材との間に、円周方向における隙間やガタが存在しているとしても、電動機のトルクで第1の係合部材を回転させる場合に、第1の係合部材の回転精度を一層向上させることが可能である。
請求項3の発明によれば、請求項2の発明と同様の効果を得られる他に、所定の時期で第1の係合部材と第2の係合部材とを係合する場合に、電動機と第1の係合部材との位相が記憶され、所定の時期よりも後の時期で第1の係合部材と前記第2の係合部材とを係合する場合に、記憶されている位相に基づいて、円周方向における第1の係合部材と第2の係合部材との位相が調整される。したがって、電動機と第1の係合部材とにおける円周方向の位相の検知精度が一層向上する。
請求項4の発明によれば、請求項1ないし3の発明と同様の効果を得られる他に、第1の係合部材と第2の係合部材との係合が困難である場合は、電動機により第1の係合部材を、再度、円周方向に回転させることが可能である。したがって、第1の係合部材と第2の係合部材とが一層係合しやすくなる。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明と同様の効果を得られる他に、第1の傾斜面と第2の傾斜面とが接触して、第1の係合部材と第2の係合部材とが係合されない場合は、円周方向における第1の傾斜面と第2の傾斜面との距離が長くなる向きに、第1の係合部材を再度回転させることにより、第1の係合部材と第2の係合部材との円周方向における位相が一層一致しやすくなる。
請求項6の発明によれば、第1の駆動力源の動力を車輪および電動機に分配することが可能であるとともに、第2の駆動力源の動力を車輪に伝達することが可能である。
つぎに、この発明を図面を参照しながら具体的に説明する。図2は、この発明を用いることの可能な車両の一例を示す。図2に示された車両Veは、F・R(フロントエンジン・リヤドライブ;エンジン前置き後輪駆動)形式のハイブリッド車(以下、「車両」と略記する)Veの概略構成図である。図2において、車両Veは、第1の駆動力源としてのエンジン1および第2の駆動力源としてのモータ・ジェネレータ2を有している。エンジン1は燃料を燃焼させて、その熱エネルギを運動エネルギに変換する動力装置である。前記エンジン1としては内燃機関、具体的にはガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、LPGエンジンなどを用いることができる。このエンジン1にはインプットシャフト3が連結されている。
また、前記モータ・ジェネレータ2およびモータ・ジェネレータ4および動力分配装置5を収容したケーシング6が設けられている。動力分配装置5としてシングルピニオン形式の遊星歯車機構が示されている。すなわち、動力分配装置5は、中空シャフト7に形成されたサンギヤ8と、サンギヤ8と同心状に配置されたリングギヤ9と、サンギヤ8およびリングギヤ9に噛合するピニオンギヤ10を保持したキャリヤ11とを有している。そして、インプットシャフト3とキャリヤ11とが一体回転するように連結されている。また、リングギヤ9と一体回転する外歯12が設けられている。外歯12は軸線A1を中心として円周方向に(環状に)形成されている。また、インプットシャフト3は中空シャフト7内に配置され、インプットシャフト3と中空シャフト7とは相対回転可能である。インプットシャフト3および中空シャフト7およびモータ・ジェネレータ4は、軸線A1を中心として回転する。
一方、前記モータ・ジェネレータ4は、ステータ13およびロータ14を有している。ステータ13はケーシング6に固定されている。さらに、モータ・ジェネレータ2は、ステータ15およびロータ16を有している。ステータ15はケーシング6に固定されている。さらに、リングギヤ9および外歯12と一体回転するアウトプットシャフト26が設けられており、アウトプットシャフト26と、モータ・ジェネレータ2のロータ16とが連結されている。さらに、アウトプットシャフト26には、デファレンシャル27を介在させて車輪28が連結されている。また、モータ・ジェネレータ2,4との間で、インバータ44を経由して電力の授受をおこなうことの可能な蓄電装置17が設けられている。
ところで、ケーシング6には、外歯18が回転不可能に設けられているとともに、中空シャフト7と一体回転するハブ19が設けられている。外歯18は、軸線A1を中心として円周方向に(環状に)形成されている。また、ハブ19は環状に構成されており、ハブ19の外周には円周方向の全域に亘って外歯20が形成されている。この実施例において、円周方向とは、モータ・ジェネレータ4の軸線A1を中心とする仮想円(図示せず)に沿った方向を意味する。外歯20は、図3に示すように、歯29と歯溝30とが円周方向に交互に配置して形成されている。また、外歯18も、図4に示すように、歯31と歯溝32とが円周方向に交互に配置して形成されている。さらに、外歯12は、図5に示すように、歯33と歯溝34とが円周方向に交互に配置して形成されている。この外歯20および外歯18および外歯12は、歯数およびピッチ円直径が同じに設定されている。
さらに、モータ・ジェネレータ4の軸線方向に動作可能なスリーブ21が設けられている。スリーブ21は、軸線A1を中心とする環状部材であり、このスリーブ21の内周に全域に亘って内歯22が形成されている。この内歯22が外歯20に噛合されている。この実施例において、軸線方向とは、モータ・ジェネレータ4の軸線A1に沿った方向、もしくは軸線A1と平行な方向を意味する。内歯22は、歯35と歯溝36とが円周方向に交互に配置して形成されている。内歯22と外歯18,20とは噛合(係合)・解放可能な形状を備えており、内歯22と外歯18,20との係合形態は、スプライン結合またはセレーション結合のいずれでもよい。
さらに、図6に展開したように、軸線方向における歯31,33の端部、つまり、歯31,33の側面を一方向に傾斜させた傾斜面(チャンファ)38が形成されている。傾斜面38は、軸線と直交する平面(図示せず)に対して所定角度傾斜している。また、歯35の端部、つまり、歯35の側面を一方向に傾斜させた傾斜面(チャンファ)39が形成されている。傾斜面39は、軸線と直交する平面に対して所定角度傾斜している。上記傾斜面38と傾斜面39とは同じ方向に傾斜しており、相互に平行となっている。また、このスリーブ21を軸線方向に動作させるアクチュエータ23が設けられている。このように構成されたスリーブ21、内歯22、外歯18、ハブ19、外歯20、外歯12等により、ドグクラッチ37が構成されているとともに、ドグクラッチ37を制御するアクチュエータ23が設けられている。このドグクラッチ37は、シンクロナイザ機構または同期噛み合い機構の一種である。また、アクチュエータ23は、電磁式のアクチュエータまたは油圧式のアクチュエータまたは機械式のアクチュエータのいずれでもよい。
一方、図2のように、車両Veの全体を制御するコントローラとしての電子制御装置24が設けられており、電子制御装置24には車速を示す信号、加速要求を示す信号、制動要求を示す信号、エンジン回転数を示す信号、モータ・ジェネレータ2の回転角度および回転数を検知するレゾルバ25の信号、モータ・ジェネレータ4の回転方向、回転角度、回転数を高精度に検知するセンサとしてのレゾルバ40の信号等が入力される。この実施例において、回転方向とは、モータ・ジェネレータ4の軸線A1を中心とする回転方向を意味する。電子制御装置24からは、モータ・ジェネレータ2,4を制御する信号、エンジン1を制御する信号、アクチュエータ23を制御する信号が出力される。
図2に示す車両Veにおいては、例えば、Dポジションが選択されている場合に、電子制御装置24に入力される信号および電子制御装置24に記憶されているデータに基づいて、エンジン走行モード、電気自動車(EV)モード、ハイブリッドモードなどのモードを選択的に切換可能である。エンジン走行モードが選択された場合は、エンジン1に燃料が供給されて、エンジン1が自律回転する一方、モータ・ジェネレータ2への電力の供給が停止される。エンジン1が自律回転している場合、エンジントルクは、インプットシャフト3を経由して動力分配装置5に伝達される。
これに対して、電気自動車モードが選択された場合は、モータ・ジェネレータ2が力行し、モータ・ジェネレータ2のトルクがアウトプットシャフト26に伝達される一方、エンジン1には燃料が供給されない。また、ハイブリッドモードが選択された場合は、エンジン1が自律回転し、かつ、モータ・ジェネレータ2が力行される。
エンジン1が駆動された場合は、エンジン1の動力が動力分配装置5に伝達されて、その動力が車輪28およびモータ・ジェネレータ4に分配される。具体的に説明すると、エンジントルクがキャリヤ11に入力されると、モータ・ジェネレータ4が反力要素として機能し、エンジントルクがリングギヤ9を経由してアウトプットシャフト26に伝達されるとともに、デファレンシャル27を経由して車輪28に伝達される。そして、モータ・ジェネレータ4の回転数を制御すると、サンギヤ8およびリングギヤ9およびキャリヤ11の差動作用により、エンジン回転数を無段階に(連続的に)制御することが可能である。このようにして、エンジン回転数とリングギヤ9の回転数との比、すなわち、変速比が、無段階に制御される。つまり、動力分配装置5は無段変速機としての機能をも有している。ここで、モータ・ジェネレータ2の回転方向の正逆を切り換え可能であり、モータ・ジェネレータ2の力行または回生も切換可能である。モータ・ジェネレータ2が回生する場合は、発生した電力が蓄電装置17に充電される。
さらに、動力分配装置5の変速比を制御するにあたり、サンギヤ8の回転数を零にする場合、すなわち、サンギヤ8を停止させる場合は、モータ・ジェネレータ4の機能により、サンギヤ8を停止させることが可能である。また、ドグクラッチ37の制御により、サンギヤ8を停止させることも可能である。すなわち、軸線方向におけるスリーブ21の動作がアクチュエータ23により制御されており、スリーブ21の内歯22が、外歯18または外歯12のいずれにも係合されていない場合は、サンギヤ8およびモータ・ジェネレータ4が回転可能であるとともに、サンギヤ8とリングギヤ9とが相対回転可能である。
一方、スリーブ21が図2で左方向に動作して、内歯22が外歯18と係合された場合は、サンギヤ8およびモータ・ジェネレータ4が停止する。これに対して、スリーブ21が図2で右方向に動作して、内歯22が外歯12と係合された場合は、サンギヤ8およびキャリヤ11およびリングギヤ9が共に一体回転する状態となる。すなわち、動力分配装置5の変速比が1となる。
つぎに、ドグクラッチ37の制御例を、図1のフローチャートに基づいて説明する。まず、ドグクラッチ37を係合させる条件が成立したか否かが判断され(ステップS1)、このステップS1で肯定的に判断された場合は、ドグクラッチ37を係合させる制御が実行され(ステップS2)、この制御ルーチンを終了する。これに対して、ステップS1で否定的に判断された場合は、そのまま制御ルーチンを終了する。このステップS2の制御内容を以下、具体的に説明する。
ここでは、車両Veに搭載されたドグクラッチ37を初めて係合させる場合について説明する。まず、外歯18とスリーブ21の内歯22とを係合させる場合について説明する。まず、外歯18の歯31の位相と、スリーブ21の内歯22の歯溝36の位相との対応関係を検知するとともに、その検知結果に基づいて、モータ・ジェネレータ4のトルクにより、スリーブ21および内歯22を、図6で左側に示すように回転させる。このようにして、図6の中央に示すように、外歯18の歯31の位相と、スリーブ21の内歯22の歯溝36の位相とが所定の範囲内で一致(同期)し、外歯18の歯溝32の位相と、内歯22の歯35の位相とが所定の範囲内で一致(同期)させる。ついで、図6の右側に示すように、アクチュエータ23により、スリーブ21が軸線方向に動作されて、外歯18と内歯22とが噛合される。すなわち、歯31同士の間の歯溝32に歯35が進入して、スリーブ21と外歯18との間でトルク伝達が可能になる。そこで、この実施例では、外歯18と内歯22とを噛合させる前に、内歯22の歯35および歯溝36の位相を、レゾルバ40の信号に基づいて検知する。
そして、外歯18の歯31の位相と、スリーブ21の内歯22の歯溝36の位相とが所定の範囲内で一致し、外歯18の歯溝32の位相と、内歯22の歯35の位相とが所定の範囲内で一致するように、モータ・ジェネレータ4の回転方向および回転角度を制御した後、スリーブ21を図2で左方向に動作させると、外歯18とスリーブ21の内歯22とが噛合される。この外歯18とスリーブ21の内歯22との噛合が完了したか否かは、レゾルバ40の信号により判断可能である。すなわち、モータ・ジェネレータ4の回転数が零となった場合に、外歯18とスリーブ21の内歯22との噛合が完了したと判断できる。
ところで、図3に示すように、ハブ19には外歯20が形成されており、外歯20とスリーブ21の内歯22とが噛合されている。また、ハブ19とスリーブ21とが軸線方向に相対移動することを許容するために、歯29と歯35との間には、円周方向の隙間B1が形成されている。さらに、各歯や歯溝には加工誤差も存在する。さらには各種の部品の組付け誤差なども存在する。このため、レゾルバ40の信号から検知されるスリーブ21の内歯22の歯35および歯溝36の位相の推定値が、この位相の実際値と異なる可能性がある。このように、内歯22の歯35および歯溝36の位相の推定値が、位相の実際値と異なっていた場合は、前述のように、モータ・ジェネレータ2の回転角度および回転方向を制御して、外歯18の歯31の位相と、スリーブ21の内歯22の歯溝36の位相とが所定の範囲内で一致させ、外歯18の歯溝32の位相と、内歯22の歯35の位相とが所定の範囲内で一致させる制御、つまり、位相調整制御をおこなったとしても、外歯18とスリーブ21の内歯22とを噛合できない可能性がある。
このような場合は、モータ・ジェネレータ4を微小角度回転させて、図6の中央に示すように、外歯18の歯31の位相と、スリーブ21の内歯22の歯溝36の位相とを所定の範囲内で一致させ、外歯18の歯溝32の位相と、内歯22の歯35の位相とを所定の範囲内で一致させる制御、つまり、位相再調整制御を実行する。ついで、前述のように、スリーブ21を軸線方向に動作させて、外歯18とスリーブ21の内歯22とを噛合する。そして、位相再調整制御の際に実行された「モータ・ジェネレータ2の微小回転角度」が求められる。さらに、位相調整制御で実行されたモータ・ジェネレータ2の回転方向と、位相再調整制御の際に実行されたモータ・ジェネレータ2の微小回転角度が記憶される。その後、外歯18とスリーブ21の内歯22とが解放される。そして、図1の制御例により、ドグクラッチ37を係合させた後に解放し、再度、図1の制御によりドグクラッチ37を係合させる場合は、ステップS2において、「前回のドグクラッチ37の係合時に推定された微小回転角度」を考慮した制御が実行される。
つぎに、スリーブ21を軸線方向に動作した際に、図7の左側に示すように、傾斜面38と傾斜面39とが接触した場合について説明する。この場合は、第1の制御または第2の制御を実行可能である。第1の制御とは、図7の右側に実線で示すように、円周方向における傾斜面38と傾斜面39との距離が長くなる向きで、内歯22を回転させるとともに、外歯18の歯溝32の位相と、内歯22の歯35の位相とが所定の範囲内で一致した時点で、スリーブ21を軸線方向に動作させて、外歯18とスリーブ21の内歯22とを噛合する制御である。
これに対して、第2の制御とは、図7の右側に実線で示すように、内歯22を回転させる制御と、スリーブ21を軸線方向に動作させる制御とを同時におこなって、傾斜面38と傾斜面39とを接触させたまま滑らせるとともに、外歯18の歯溝32の位相と、内歯22の歯35の位相とが所定の範囲内で一致した時点で、スリーブ21を軸線方向に更に動作させて、外歯18とスリーブ21の内歯22とを噛合する制御である。
なお、第2の制御においても、円周方向における傾斜面38と傾斜面39との距離が長くなる向きで、スリーブ21が動作されているが、事実上は上記距離は長くはならない。つまり、この実施例において、「円周方向における傾斜面38と傾斜面39との距離が長くなる向きで、内歯22を回転させる」とは、距離自体が実質的に長くなるか否かは問われず、長くなるような「向き」、もしくは、傾斜面38と傾斜面39との接触面圧の上昇を抑制する向きに、内歯22が回転されればよい。
なお、スリーブ21の内歯22と外歯12とを係合させる場合は、モータ・ジェネレータ4の回転数と、外歯12の回転数とを一致させるとともに、内歯22の歯35および歯溝36の位相と、外歯12の歯33および歯溝34の位相との対応関係を、前述のようにして調整することが可能である。ここで、外歯12の歯33および歯溝34の位相、および外歯12の回転数は、レゾルバ25の信号に基づいて検知される。
つぎに、ドグクラッチ37の他の構成例を、図7および図8に基づいて説明する。この図7および図8においては、キャリヤ11と一体回転する外歯41が設けられている。外歯41は、歯42および歯溝43を円周方向に交互に配置して構成されている。この図7および図8においては、内歯22と外歯20とが常時係合されている。内歯22は、外歯41に対して係合・解放可能であり、スリーブ21を軸線方向に動作させることにより、内歯22を、外歯20,41の両方に係合させることが可能である。内歯22と外歯20,41との結合形態は、スプライン結合またはセレーション結合のいずれでもよい。そして、スリーブ21の内歯22と外歯41とを係合させる場合は、キャリヤ11の回転数とモータ・ジェネレータ4の回転数とを一致させるとともに、内歯22の歯35および歯溝36の位相と、外歯41の歯42および歯溝43の位相との対応関係を、図1のフローチャートにより調整することが可能である。このように、内歯22と外歯41とを係合させた場合は、サンギヤ8およびキャリヤ11およびリングギヤ9が一体回転する状態となる。図7および図8の他の構成は、図2と同様に構成されている。
以上のように、この実施例においては、スリーブ21の内歯22を構成する歯および歯溝の位相と、内歯22に噛合される外歯の歯および歯溝の位相との対応関係を、モータ・ジェネレータ4により調整し、ドグクラッチ37との係合にともなうショックを抑制できるとともに、ドグクラッチ37の係合に要する時間が増加することを抑制できる。また、ドグクラッチ37を車両Veに搭載し、ドグクラッチ37の初回係合時に、位相調整制御が実行される。このため、車両Veの製造過程において、位相調整をおこなう必要がなく、車両の製造コストの上昇を抑制できる。
また、位相調整制御を実行しても内歯と外歯とが噛合されない場合は、位相再調整制御を実行することにより、内歯と外歯とを噛合させることが可能である。したがって、内歯と外歯とを一層確実に係合させることが可能となる。さらにまた、ドグクラッチ37は、湿式多板クラッチなどのように、スリップによる動力損失が無い。また、ドグクラッチ37を制御するアクチュエータ23として電気式アクチュエータを用いることにより、エンジンの動力により駆動されるオイルポンプの油圧を用いる油圧式アクチュエータを用いる場合に比べて、動力損失を抑制することができる。したがって、エンジン1の燃費が向上する。
ここで、この実施例で説明した構成と、この発明の構成との対応関係を説明すると、モータ・ジェネレータ4が、この発明の電動機に相当し、スリーブ21および内歯22が、この発明の第1の係合部材に相当し、外歯12,18,41が、この発明の第2の係合部材に相当し、外歯20が、この発明の回転部材に相当し、歯31,33,35,42が、この発明の凸部に相当し、歯溝30,32,34,36,43が、この発明の凹部に相当し、傾斜面39が、この発明の第1の傾斜面に相当し、傾斜面38が、この発明の第2の傾斜面に相当し、エンジン1が、この発明の第1の駆動力源に相当し、モータ・ジェネレータ2が、この発明の第2の駆動力源に相当し、キャリヤ11が、この発明の第1の回転要素に相当し、リングギヤ9が、この発明の第2の回転要素に相当し、サンギヤ8が、この発明の第3の回転要素に相当する。この発明において、凸部は、軸線を中心として半径方向に突出しており、凹部は、軸線を中心とする半径方向の窪みである。
また、図1のフローチャートで説明した機能的手段と、この発明の構成との対応関係を説明すると、ステップS1,S2が、この発明の位相調整手段に相当し、第1回目における内歯と外歯との係合時期が、この発明における「所定の時期」に相当し、第2回目以降における内歯と外歯との係合時期が、この発明における「所定の時期よりも後の時期」に相当する。さらに、この実施例において、第1の係合部材と第2の係合部材との係合とは、内歯の各歯が外歯の各歯溝に進入して、第1の係合部材と第2の係合部材との間でトルクが伝達可能となる状態を意味する。さらに、この実施例において、第1の係合部材と第2の係合部材とが解放されている場合は、電動機と第2の係合部材とは相対回転可能である。また、この発明において、第2の係合部材には、ケーシングの内部に回転可能に設けられている部材、およびケーシングに固定されている部材が含まれる。
この発明の駆動装置の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施例である車両のパワートレーンおよび制御系統を示す概念図である。 図2に示されたドグクラッチの要部を示す側面図である。 図2に示されたドグクラッチを構成する外歯の側面図である。 図2に示されたドグクラッチを構成する外歯の側面図である。 図2に示されたドグクラッチの係合過程を示す展開図である。 図2に示されたドグクラッチの他の係合過程を示す展開図である。 この発明の他の実施例である車両のパワートレーンを示す概念図である。 図7に示されたドグクラッチを構成する外歯の側面図である。
符号の説明
1…エンジン、 2,4…モータ・ジェネレータ、 8…サンギヤ、 9…リングギヤ、 11…キャリヤ、 12,18,20,41…外歯、 21…スリーブ、 22…内歯、 23…アクチュエータ、 31,33,35,42…歯、 30,32,34,36,43…歯溝、 38,39…傾斜面、 A1…軸線、 Ve…車両。

Claims (6)

  1. 電動機と、該電動機のトルクによって回転され、かつ、前記電動機の軸線を中心として円周方向に形成された第1の係合部材と、前記円周方向に配置された第2の係合部材と、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とを係合・解放させるアクチュエータとを有する駆動装置において、
    前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とを係合させる場合は、前記第1の係合部材を前記電動機で回転することにより、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材との前記円周方向における位相を調整する位相調整手段を有することを特徴とする駆動装置。
  2. 前記駆動装置は、前記電動機のトルクを前記第1の係合部材に伝達する経路に回転部材を設けており、
    前記位相調整手段は、前記円周方向における前記第1の係合部材と前記第2の係合部材との位相を調整する前に、前記円周方向における前記回転部材と前記第1の係合部材との位相を検知するとともに、この検知結果に基づいて、前記円周方向における前記第1の係合部材と前記第2の係合部材との位相を調整する手段を、更に含むことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記位相調整手段は、前記所定の時期で前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とが係合された場合に、円周方向における前記電動機と前記第1の係合部材との位相を検知し、かつ、その検知結果を記憶しておき、前記所定の時期よりも後の時期で前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とを係合する場合に、前記検知結果に基づいて、前記円周方向における前記第1の係合部材と前記第2の係合部材との位相を調整する手段を、更に含むことを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記位相調整手段は、前記電動機のトルクで前記第1の係合部材を回転させた場合に、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とが係合されない場合は、前記電動機のトルクで前記第1の係合部材を再度回転させる手段を、更に含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の駆動装置。
  5. 前記第1の係合部材および前記第2の係合部材は、前記円周方向に交互に形成された凹部および凸部をそれぞれ有しており、
    前記第1の係合部材の凸部における前記軸線方向の端部には、前記軸線に直交する平面に対して一方向に傾斜する第1の傾斜面が形成され、前記第2の係合部材の凸部における前記軸線方向の端部には、前記軸線に直交する平面に対して一方向に傾斜する第2の傾斜面が形成されており、前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面とが平行であるとともに、
    前記位置調整手段は、前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面とが接触して、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とが係合されない場合に、前記円周方向における前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面との距離が長くなる向きに、前記第1の係合部材を再度回転させる手段を、更に含むことを特徴とする請求項4に記載の駆動装置。
  6. 第1の駆動力源の動力を車輪および前記電動機に分配する動力分配装置を有しており、この動力分配装置は差動回転可能な3つの回転要素を有しており、第1の回転要素が駆動力源に連結され、第2の回転要素が前記車輪に連結され、第3の回転要素が前記電動機に連結されているとともに、車輪に動力を伝達する第2の駆動力源が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の駆動装置。
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