JP2008114399A - 液体噴射装置のキャッピングユニットおよび液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体噴射ヘッドに当接して覆うように配置されるキャップ部と、このキャップ部を保持するホルダ部とを有し、キャップ部が液体により膨潤された場合でも、キャップ部内を負圧状態にして、ノズルのクリーニング動作(回復動作)を適切に行うためのキャッピングユニット及び液体噴射装置を提供すること。
【解決手段】液体を吐出する液体噴射装置の液体噴射ヘッドのノズルを覆うように液体噴射ヘッドに当接するキャップ部122は、前記液体によるキャップ部122の膨潤を許容する膨張変形許容部126を備えたホルダ部121で保持されている液体噴射装置のキャッピングユニット120及び液体噴射装置。
【選択図】図5
【解決手段】液体を吐出する液体噴射装置の液体噴射ヘッドのノズルを覆うように液体噴射ヘッドに当接するキャップ部122は、前記液体によるキャップ部122の膨潤を許容する膨張変形許容部126を備えたホルダ部121で保持されている液体噴射装置のキャッピングユニット120及び液体噴射装置。
【選択図】図5
Description
本発明は、記録用紙等に対して印字等するための液体噴射装置のキャッピングユニットおよび液体噴射装置に関するものである。
従来より、液体噴射装置の一例である、例えば、インクジェット式記録装置は、記録用紙等にインクを吐出する為のインクジェット式記録ヘッドを有している。このインクジェット式記録ヘッドは、ノズルを介してインクを記録用紙等に吐出するため、ノズル近傍においてインクが増粘したり、ノズル内に気泡が混入して、インクの吐出が良好に行えなくなるのを防ぐ為、待機中や停止中にインクジェット式記録ヘッドにキャップを被せるようにしたキャッピングユニットを備えている。
従来のキャッピングユニットは、インクジェット式記録ヘッド(以下「記録ヘッド」という)に当接して、ノズルを覆うように配置されるキャップ部と、このキャップ部を保持するホルダ部とを有し、キャップ部内を負圧にする為のポンプと接続する管を有している。さらに、キャップ部内の負圧状態を大気圧状態に戻す為の開放機構を備えている。
このような、キャッピングユニットは記録ヘッドにキャップ部を当接することで記録ヘッドを保護し、ポンプによって、キャップ部内を負圧状態として、ノズル近傍のインクをポンプで吸引し、乾燥に伴う目詰まりなどを防止するクリーニング機構を備えている。
そこで、記録ヘッドに当接する為、キャップ部の材質は、可とう性のあるものが好ましく、更にはゴム状弾性を有する材料が好ましい。従って、キャップ部を構成する材料としては、熱可塑性エラストマー(以下「TPE」)や天然ゴム、合成ゴム等のゴム系の弾性体や、これらとの複合材料等が挙げられる。
また、キャップ部内を容易に負圧状態とする為には、キャップ部とホルダ部の圧入部は隙間等が生じる状態が無いことが望ましい。このような隙間を生じると、キャップ部内を負圧状態とする際に、その隙間からリークしてしまい、負圧状態とすることが困難となる。
また、キャップ部内を容易に負圧状態とする為には、キャップ部とホルダ部の圧入部は隙間等が生じる状態が無いことが望ましい。このような隙間を生じると、キャップ部内を負圧状態とする際に、その隙間からリークしてしまい、負圧状態とすることが困難となる。
従って、上述したように、キャップ部に可とう性やゴム状弾性を有する材料を用い、ホルダ部にこのキャップ部を保持する為、キャップ部よりは硬質の材料を用いて、ホルダ部とキャップ部を一体に成形したものや、別体に成形して、ホルダ部にキャップ部を圧入して保持されたキャッピングユニットとすることが好ましい。例えば、キャップ部にスチレン系等のTPEを用い、ホルダ部にポリフェニレンエーテル系等の熱可塑性樹脂を用いて、インサート成形や二色成形等により一体にされたものや、キャップ部をエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)等の合成ゴムで成形し、ホルダ部をポリフェニレンエーテル系等の熱可塑性樹脂等や金属材料等で成形しておき、キャップ部をホルダ部に圧入して一体化するもの等である。(特許文献1)
このような成形品によれば、キャップ部内を負圧状態とする為にポンプで吸引した際に、キャップ部とホルダ部の圧入部は隙間が起こることが無く、負圧状態を保つことができる。
特開平09−70979号公報(図8)
しかし、キャップ部とホルダ部をインサート成形や二色成形で行う場合、特に、キャップ部とホルダ部の形状等が複雑な場合は、金型等が複雑となり、金型等のコストが高く、また、使用できる材料等が限られてしまったり、成形等が困難になり、生産効率等が低下する。
また、キャップ部は上記したように、可とう性やゴム状弾性を有する材料で成形しているため、インク等の液体の組成によってはその液体成分を内部に取り込み、膨張変形、つまり、膨潤しやすく、キャップ部の容積が大きくなってしまう。しかし、キャップ部を保持するホルダ部は硬質の材料で形成されており、インク等の液体により変形することがない。このように、キャップ部が膨張変形するが、ホルダ部には変形がないのでホルダ部との圧入部に隙間が生じやすくなるので、リークが起こる。また、キャップ部が変形すると記録ヘッドと当接するキャップ部の当接面も変形してリークを起こす。このようにリークが発生するとキャップ部内を負圧状態にすることが困難となってしまうという問題がある。
また、キャップ部は上記したように、可とう性やゴム状弾性を有する材料で成形しているため、インク等の液体の組成によってはその液体成分を内部に取り込み、膨張変形、つまり、膨潤しやすく、キャップ部の容積が大きくなってしまう。しかし、キャップ部を保持するホルダ部は硬質の材料で形成されており、インク等の液体により変形することがない。このように、キャップ部が膨張変形するが、ホルダ部には変形がないのでホルダ部との圧入部に隙間が生じやすくなるので、リークが起こる。また、キャップ部が変形すると記録ヘッドと当接するキャップ部の当接面も変形してリークを起こす。このようにリークが発生するとキャップ部内を負圧状態にすることが困難となってしまうという問題がある。
図8(a)は従来のキャッピングユニットを構成するホルダ部10とキャップ部122を組合せた状態の概略上面図であり、図8(b)はその概略側面図である。また、図8(c)は、図8(a)でのB―B線概略断面図である。
例えば、図8(c)で示すように、キャップ部122がこのインクの溶媒の影響により、膨潤等が起こり、例えば破線で示すように、膨張変形される。
このキャッピングユニットは、例えば、キャップ部122をホルダ部10にはめ込んでいる。そのため、キャップ部122が図8(c)の破線のように膨張変形すると、ホルダ部10からキャップ部122が浮き上がってしまい、キャップ部122とホルダ部10の圧入部に隙間が生じたり、記録ヘッドとの当接面も変形して、リークが起こる。そうすると、キャップ部122内を負圧状態とすることが困難となる。
例えば、図8(c)で示すように、キャップ部122がこのインクの溶媒の影響により、膨潤等が起こり、例えば破線で示すように、膨張変形される。
このキャッピングユニットは、例えば、キャップ部122をホルダ部10にはめ込んでいる。そのため、キャップ部122が図8(c)の破線のように膨張変形すると、ホルダ部10からキャップ部122が浮き上がってしまい、キャップ部122とホルダ部10の圧入部に隙間が生じたり、記録ヘッドとの当接面も変形して、リークが起こる。そうすると、キャップ部122内を負圧状態とすることが困難となる。
そこで、前記課題は、本発明によれば、液体を吐出するノズルを備える液体噴射ヘッドの前記ノズルを覆うように前記液体噴射ヘッドに当接するキャップ部と、前記キャップ部を保持するホルダ部と、を備える液体噴射装置のキャッピングユニットであって、前記ホルダ部は、前記キャップ部の膨張変形を許容するための膨張変形許容部を備えていることを特徴とする液体噴射装置のキャッピングユニットにより達成される。
前記構成によれば、ホルダ部は、キャップ部の液体噴射ヘッドに当接する方向の膨張変形を許容するための膨張変形許容部を備えている。従って、キャップ部が液体等により膨潤して容積等が増えて膨張変形した場合でも、膨張変形許容部によりキャップ部の膨張変形を許容するので、キャップ部が浮き上がらず、キャップ部とホルダ部との圧入部に隙間が生じないため、リークせず、容易にホルダ部と記録ヘッドとの間を負圧状態にすることができる、液体噴射装置のキャッピングユニットとなる。
好ましくは、前記膨張変形許容部は、開放部であることを特徴とする液体噴射装置のキャッピングユニットである。
このため、キャップ部が膨張変形した際に、ホルダ部の側壁部で規制されているキャップ部の外周壁面の一部がこの開放部により開放されるため、キャップ部とホルダ部の圧入部で隙間等が生じることがなく、リークしないため、キャップ部と液体噴射ヘッドとの間を容易に負圧状態とすることができる。
このため、キャップ部が膨張変形した際に、ホルダ部の側壁部で規制されているキャップ部の外周壁面の一部がこの開放部により開放されるため、キャップ部とホルダ部の圧入部で隙間等が生じることがなく、リークしないため、キャップ部と液体噴射ヘッドとの間を容易に負圧状態とすることができる。
好ましくは、前記開放部は、前記ホルダ部の側壁部に設けられており、少なくとも1つ以上の切欠け部であることを特徴とする液体噴射装置のキャッピングユニットである。
前記構成によれば、ホルダ部の側壁部と当接するキャップ部の外周壁部の少なくとも一部が開放されることとなり、開放されている方向に、つまり、キャップ部の外周壁部の方向にキャップ部の膨張変形した部分が許容されるので、キャップ部とホルダ部の圧入部で隙間等が生じることがなく、容易にホルダ部と記録ヘッドとの間を負圧状態にすることができる。
前記構成によれば、ホルダ部の側壁部と当接するキャップ部の外周壁部の少なくとも一部が開放されることとなり、開放されている方向に、つまり、キャップ部の外周壁部の方向にキャップ部の膨張変形した部分が許容されるので、キャップ部とホルダ部の圧入部で隙間等が生じることがなく、容易にホルダ部と記録ヘッドとの間を負圧状態にすることができる。
前記課題は、本発明によれば、液体を吐出するノズルを備える液体噴射ヘッドと、前記ノズルを覆うように前記液体噴射ヘッドに当接するキャップ部と前記キャップ部を保持するホルダ部を有するキャッピングユニットと、を備える液体噴射装置であって、前記ホルダ部には、前記キャップ部の膨張変形を許容するための膨張変形許容部を備えていることを特徴とする液体噴射装置により達成される。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の液体噴射装置の実施形態に係るインクジェット式記録装置(以下「記録装置」という)100を示す概略斜視図である。
図1に示すように、記録装置100は、キャリッジ101を有し、このキャリッジ101はキャリッジモータ102により駆動されるタイミングベルト103を介し、ガイド部材104に案内されてプラテン105の軸方向に往復移動されるように構成されている。
このキャリッジモータ102は、図1に示すように電力を供給する電力供給手段である例えば、コンセントに差し込むプラグ109a、プラグ109aと記録装置100を接続するコード109b、又は電源のONとOFFを切り替える電源スイッチ109c等から電力の供給を受け駆動する構成となっている。
図1は、本発明の液体噴射装置の実施形態に係るインクジェット式記録装置(以下「記録装置」という)100を示す概略斜視図である。
図1に示すように、記録装置100は、キャリッジ101を有し、このキャリッジ101はキャリッジモータ102により駆動されるタイミングベルト103を介し、ガイド部材104に案内されてプラテン105の軸方向に往復移動されるように構成されている。
このキャリッジモータ102は、図1に示すように電力を供給する電力供給手段である例えば、コンセントに差し込むプラグ109a、プラグ109aと記録装置100を接続するコード109b、又は電源のONとOFFを切り替える電源スイッチ109c等から電力の供給を受け駆動する構成となっている。
図1のキャリッジ101のターゲットである例えば、記録用紙200に対向する側には、後述する液体噴射ヘッドである例えば、インクジェット式記録ヘッド(以下「記録ヘッド」という)が搭載され、その上部には、記録ヘッドに液体である例えば、インクを供給するブラックインクカートリッジ106及びカラー用インクカートリッジ107が着脱可能に装填されている。
そして、この記録用紙200には、インクが吐出され印字等されると共に、この記録用紙200はターゲット配置領域である例えば、印字領域Pに配置される。
また、図1に示すように、記録用紙200が配置されない休止領域である例えば、ホームポジションH(非印字領域)には、キャップ部122を有するクリーニング手段である例えば、キャッピングユニット120、吸引ポンプ130そしてワイピング部材140が配置されている。
そして、この記録用紙200には、インクが吐出され印字等されると共に、この記録用紙200はターゲット配置領域である例えば、印字領域Pに配置される。
また、図1に示すように、記録用紙200が配置されない休止領域である例えば、ホームポジションH(非印字領域)には、キャップ部122を有するクリーニング手段である例えば、キャッピングユニット120、吸引ポンプ130そしてワイピング部材140が配置されている。
図2は、図1のキャリッジ101がホームポジションHに移動し、キャッピングユニット120が記録ヘッド110に当接した状態を示す概略図である。
図2に示すように、記録ヘッド110の下面にはインクを吐出するための複数のノズルが形成されているノズルプレート111が配置されている。
すなわち、上述のキャッピングユニット120は、記録ヘッド100のノズルプレート111のノズル内のインクのクリーニング動作を行う際に、記録ヘッド100のノズルプレート111に当接し、ノズルを覆うように配置される構成となっている。
図2に示すように、記録ヘッド110の下面にはインクを吐出するための複数のノズルが形成されているノズルプレート111が配置されている。
すなわち、上述のキャッピングユニット120は、記録ヘッド100のノズルプレート111のノズル内のインクのクリーニング動作を行う際に、記録ヘッド100のノズルプレート111に当接し、ノズルを覆うように配置される構成となっている。
また、ノズルプレート111は、図1の印字領域PからホームポジションHへ記録ヘッド110がキャリッジ101と共に移動する際に、ワイピング部材140に当接し、このワイピング部材140によりノズルプレート111面が払拭され、クリーニングされる構成となっている。
キャッピングユニット120は、ノズルを覆うように配置され、図2に示すように、上面が開放され、凹状に形成されているホルダ部121、ホルダ部121内に収容されるキャップ部122を有しており、キャップ部122には吸収材を配置している。
また、キャッピングユニット120は、スライダ124を有している。このスライダ124には、キャッピングユニット120を記録ヘッド110に対して進退(図2の上下方向の移動)させるクリーニング移動手段である例えば、上下進退動アーム125が設けられている。
キャッピングユニット120は、ノズルを覆うように配置され、図2に示すように、上面が開放され、凹状に形成されているホルダ部121、ホルダ部121内に収容されるキャップ部122を有しており、キャップ部122には吸収材を配置している。
また、キャッピングユニット120は、スライダ124を有している。このスライダ124には、キャッピングユニット120を記録ヘッド110に対して進退(図2の上下方向の移動)させるクリーニング移動手段である例えば、上下進退動アーム125が設けられている。
上下進退動アーム125には、上下進退動アーム125を上下進退動させるために上下進退動用モータ125aが接続され、この上下進退動用モータ125aには、図1のキャリッジモータ102と同様に、上下進退動用モータ125aに電力を供給する電力供給手段である例えば、プラグ、コードや電源スイッチ等が接続されている。
すなわち、この上下進退動用モータ125aによってキャッピングユニット120が移動し、図2に示すようにキャッピングユニット120のキャップ部122が、記録ヘッド110のノズルプレート111に当接すると、キャッピングユニット120がノズルを覆うように配置されることになる。
すなわち、この上下進退動用モータ125aによってキャッピングユニット120が移動し、図2に示すようにキャッピングユニット120のキャップ部122が、記録ヘッド110のノズルプレート111に当接すると、キャッピングユニット120がノズルを覆うように配置されることになる。
また、図2に示すように、キャッピングユニット120には、大気開放口128と、ノズル内のインクを吸引するため吸引ポンプ130が接続されている。
このため、この大気開放口128を閉状態として、吸引ポンプ130でキャッピングユニット120内の雰囲気を吸引すると、このキャップ部122内の雰囲気は負圧となりノズル内のインクが吸引路131を通り吸引ポンプ130によって排出される構成となっている。
このため、この大気開放口128を閉状態として、吸引ポンプ130でキャッピングユニット120内の雰囲気を吸引すると、このキャップ部122内の雰囲気は負圧となりノズル内のインクが吸引路131を通り吸引ポンプ130によって排出される構成となっている。
そして、図3(a)は第1の実施形態に係るキャッピングユニット120を構成するホルダ部121とキャップ部122を組合せた状態の概略上面図であり、図3(b)はその概略側面図である。また、図3(c)は、図3(a)でのA−A線概略断面図を示している。また、図3(d)は第1の実施形態に係るキャッピングユニット120を構成するホルダ部121とキャップ部122を組合せた概略斜視図を示している。
また、図4(a)、(b)はキャッピングユニット120を構成するホルダ部121の概略上面図と概略側面図をそれぞれ示しており、図4(c)はその概略斜視図を示している。このキャッピングユニット120、ホルダ部121及びキャップ部122の外形形状は、例えば角部を面取りした略矩形状となっている。
ここで、キャップ部122内には、図示しないが吸収材等が配置されている。
また、図4(a)、(b)はキャッピングユニット120を構成するホルダ部121の概略上面図と概略側面図をそれぞれ示しており、図4(c)はその概略斜視図を示している。このキャッピングユニット120、ホルダ部121及びキャップ部122の外形形状は、例えば角部を面取りした略矩形状となっている。
ここで、キャップ部122内には、図示しないが吸収材等が配置されている。
このキャッピングユニット120は、ホルダ部121とキャップ部122を別体に成形し、ホルダ部121にキャップ部122を圧入して一体化している(図3参照)。
この圧入して一体化するに際して、一体化を容易に行えるようにするため、ホルダ部121に圧入突起部121aが形成され、この圧入突起部121aに対応するように、キャップ部122に圧入孔122aが形成されている。そして、この圧入孔122aに圧入突起部121aを挿入、圧入して一体化し、キャッピングユニット120を構成している。このため、キャップ部122とホルダ部121との圧入部とを一致させることができるので隙間が生じることがない。また、キャップ部122の外周径をホルダ部121の内周径より、若干大きくしておけば、圧入して一体化する際、ホルダ部121とキャップ部122との保持力を大きくすることができる。
ここで、圧入部とは、キャップ部122の側面とホルダ部121の内側面やキャップ部122の圧入孔122aとホルダ部121の圧入突起部121aとの接している部分等、キャップ部122とホルダ部121の当接している面内の一部又は全部である。
この圧入して一体化するに際して、一体化を容易に行えるようにするため、ホルダ部121に圧入突起部121aが形成され、この圧入突起部121aに対応するように、キャップ部122に圧入孔122aが形成されている。そして、この圧入孔122aに圧入突起部121aを挿入、圧入して一体化し、キャッピングユニット120を構成している。このため、キャップ部122とホルダ部121との圧入部とを一致させることができるので隙間が生じることがない。また、キャップ部122の外周径をホルダ部121の内周径より、若干大きくしておけば、圧入して一体化する際、ホルダ部121とキャップ部122との保持力を大きくすることができる。
ここで、圧入部とは、キャップ部122の側面とホルダ部121の内側面やキャップ部122の圧入孔122aとホルダ部121の圧入突起部121aとの接している部分等、キャップ部122とホルダ部121の当接している面内の一部又は全部である。
また、図3及び図4より、ホルダ部121に形成されている圧入突起部121aは、キャップ部122の圧入孔122aに挿入し、圧入するに際し、挿入し易いように、上部と下部の径を変えている。
例えば、図4で示すように、圧入突起部121aは、キャップ部122と接する面側を上面とすると、ホルダ部121の底壁121cの上面からキャップ部122の厚み方向に向かって突出している。そして、上部を小径の円柱状とし、下部を上部より若干大きめの円柱状としており、2段で形成されている。
このようにすると、圧入孔122aに圧入突起部121aを挿入、圧入するに際し、最初に圧入突起部121aの上部が挿入され、次いで下部を挿入し、ホルダ部121にキャップ部122が圧入されることとなる。そのため、ホルダ部121にキャップ部122を圧入して一体化し易いものとなる。
例えば、図4で示すように、圧入突起部121aは、キャップ部122と接する面側を上面とすると、ホルダ部121の底壁121cの上面からキャップ部122の厚み方向に向かって突出している。そして、上部を小径の円柱状とし、下部を上部より若干大きめの円柱状としており、2段で形成されている。
このようにすると、圧入孔122aに圧入突起部121aを挿入、圧入するに際し、最初に圧入突起部121aの上部が挿入され、次いで下部を挿入し、ホルダ部121にキャップ部122が圧入されることとなる。そのため、ホルダ部121にキャップ部122を圧入して一体化し易いものとなる。
そして、圧入孔122aは圧入突起部121aの外径寸法と同一か若干小さく形成されていても良い。また、この圧入突起部121aの外形形状と同一の内周形状を持つ孔でもよく、円柱状に貫通する孔でも良い。そして、圧入突起部121aの高さ方向の大きさは、キャップ部122の厚みより大きくてもよく、キャップ部122の厚みとほぼ同一、つまり、圧入孔122aに圧入突起部121aを挿入し圧入した際に、圧入突起部121aが圧入孔122aより見える程度でも良い。
そして、図4では、圧入突起部121aの数は角部を面取りした略矩形状のホルダ部121の四隅と中央の5箇所に設けており、これと対応するようにキャップ部122に圧入孔122aを設けているが、圧入孔122aと圧入突起部121aの数及び場所は、キャップ部122とホルダ部121の大きさ等により適宜選択されうる。
そして、図4では、圧入突起部121aの数は角部を面取りした略矩形状のホルダ部121の四隅と中央の5箇所に設けており、これと対応するようにキャップ部122に圧入孔122aを設けているが、圧入孔122aと圧入突起部121aの数及び場所は、キャップ部122とホルダ部121の大きさ等により適宜選択されうる。
また、このキャッピングユニット120は、溶媒に有機溶媒系等を用いるインク等の使用が可能となるよう、キャップ部122は、ゴム状弾性体を有する材料、例えば、EPDMなどの合成ゴム等、で形成され、ホルダ部121は、熱可塑性樹脂材料、例えば、ポリアセタール樹脂(以下「POM」)樹脂等で形成されていることが好ましい。
そして、図3及び図4で示すように、このキャップ部122の膨張変形を許容するための膨張変形許容部126としての開放部は、キャップ部122の外周側壁面122bを開放する構成となっている。つまり、ホルダ部121には膨張変形許容部126として、開放部を形成し、このホルダ部121の側壁部121bに一箇所、切欠け部として形成しており、側壁部121bと底壁121cとで形成される空間として設けている。
従って、この切欠け部の形成されている部分が、開放部としての膨張変形許容部126となり、キャップ部122が液体等による膨潤、つまり膨張変形する際に、この部分を膨張変形の許容部、膨潤の逃げ場となる。
例えば、図5に、その使用状態の概略上面図を示すように、キャップ部122がインク等の溶媒により膨潤され、膨張変形されると、ホルダ部121の膨張変形許容部126からキャップ部122の外周側壁面122bの一部122cが膨潤の逃げ場となる。
例えば、図5に、その使用状態の概略上面図を示すように、キャップ部122がインク等の溶媒により膨潤され、膨張変形されると、ホルダ部121の膨張変形許容部126からキャップ部122の外周側壁面122bの一部122cが膨潤の逃げ場となる。
従って、図8に示すように、従来は、キャップ部122の外周側壁面122bの全周がホルダ部10の側壁部10bで囲まれている状態なので、キャップ部122の膨潤の逃げ場が外周壁面方向に無い。キャップ部122は膨張変形するが、ホルダ部10には変形がないのでホルダ部との圧入部に隙間が生じてしまう。つまり、ホルダ部10からキャップ部122が浮いたり、記録ヘッドとの当接面も変形してしまう(図8(c)参照)。しかしながら、このキャッピングユニット120によれば、ホルダ部121に、膨張変形許容部126としての開放部を設けており、ホルダ部121の側壁部121bの一箇所を切欠け部として形成し、この部分を膨張変形許容部126として、キャップ部122の膨潤の逃げ場としているので、キャップ部122とホルダ部121の圧入部の隙間が発生せず、キャップ部122内の負圧状態を保つことが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態と多くの構成が共通するため、共通する部分は同一の符号等とし、以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図6(a)は第2の実施形態に係るキャッピングユニット220のホルダ部221の概略斜視図であり、図6(b)は第2の実施形態に係るキャッピングユニット220のホルダ部221とキャップ部222を組合せた概略斜視図であり、図6(c)は第2の実施形態に係るキャッピングユニット220のホルダ部221とキャップ部222を組合せた概略上面図である。このキャッピングユニット220は、第1の実施形態のキャッピングユニット120と同様に、図1、図2に示す記録装置100のキャッピングユニット120に替えて取り付けられ、使用される。キャップ部222内には、図示しないが吸収材等が配置されている。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態と多くの構成が共通するため、共通する部分は同一の符号等とし、以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図6(a)は第2の実施形態に係るキャッピングユニット220のホルダ部221の概略斜視図であり、図6(b)は第2の実施形態に係るキャッピングユニット220のホルダ部221とキャップ部222を組合せた概略斜視図であり、図6(c)は第2の実施形態に係るキャッピングユニット220のホルダ部221とキャップ部222を組合せた概略上面図である。このキャッピングユニット220は、第1の実施形態のキャッピングユニット120と同様に、図1、図2に示す記録装置100のキャッピングユニット120に替えて取り付けられ、使用される。キャップ部222内には、図示しないが吸収材等が配置されている。
第1の実施形態との違いは、キャッピングユニット220のホルダ部221に設けられた膨張変形許容部226としての開放部を2箇所設けている点にある。また、キャッピングユニット220、キャップ部222及びホルダ部221の外形形状は、大きさの異なる二つの矩形状形成を繋ぐような形状となっており、角部を面取りしたような形状となっている。そして、膨張変形許容部226は、その二つの矩形状を繋ぐように形成された部分に形成されている。つまり、外周壁面221bを切り欠いて、その切り欠いている端と底壁221cとで形成される部分に形成されている。この2箇所の膨張変形許容部226は、ホルダ部221の中心を通る長手方向を介して対称の位置となるように形成している。
そして、ホルダ部221の側壁部221bからキャップ部222の外周側壁面222bの2箇所が露出するようになっている。
そして、このホルダ部221とキャップ部222は、第1の実施形態と同様に、キャップ部222に設けた圧入孔222aに、ホルダ部221の圧入突起221aを挿入し、圧入しており、キャップ部222とホルダ部221とが一体化している。
従って、キャップ部222が膨潤した際に、ホルダ部221とキャップ部222の圧入部に隙間が生じることが無いように、ホルダ部221に設けられた膨張変形許容部226としての開放部から、キャップ部222の外周側壁面222bの2箇所が露出しており、この部分が、キャップ部221が膨張変形した際の膨張変形の許容部である膨潤の逃げ場となる。
そして、ホルダ部221の側壁部221bからキャップ部222の外周側壁面222bの2箇所が露出するようになっている。
そして、このホルダ部221とキャップ部222は、第1の実施形態と同様に、キャップ部222に設けた圧入孔222aに、ホルダ部221の圧入突起221aを挿入し、圧入しており、キャップ部222とホルダ部221とが一体化している。
従って、キャップ部222が膨潤した際に、ホルダ部221とキャップ部222の圧入部に隙間が生じることが無いように、ホルダ部221に設けられた膨張変形許容部226としての開放部から、キャップ部222の外周側壁面222bの2箇所が露出しており、この部分が、キャップ部221が膨張変形した際の膨張変形の許容部である膨潤の逃げ場となる。
膨張変形許容部226を2箇所設けたことにより、記録装置が小型化された場合に、インクノズルプレート111とキャッピングユニット220の距離が狭い場合や、キャップ部222の材質等や溶媒との関係で、膨潤が大きくなってしまった場合、キャップ部が膨張変形した際に膨潤の逃げ場として、膨張変形許容部226が十分に作用し、キャップ部222とホルダ部221の隙間が発生せず、キャップ部222内の負圧状態を保つことが可能となる。
ここで、例えば、図6より、圧入突起部221aはホルダ部221の底壁221cから上方に向かって、つまり、キャップ部222が圧入されている状態でキャップ部222の厚み方向に向かって、突出するように形成されており、側壁部221bに近い部分に3箇所、中心部に1箇所の9箇所設けられており、キャップ部222の圧入孔222aは、圧入突起221aと対応する位置にそれぞれ設けている。圧入突起221aおよび圧入孔222aの大きさ、形状等、その他、キャップ部222及びホルダ部221の大きさ等の関係は第1の実施形態において説明したと同様である。
ここで、例えば、図6より、圧入突起部221aはホルダ部221の底壁221cから上方に向かって、つまり、キャップ部222が圧入されている状態でキャップ部222の厚み方向に向かって、突出するように形成されており、側壁部221bに近い部分に3箇所、中心部に1箇所の9箇所設けられており、キャップ部222の圧入孔222aは、圧入突起221aと対応する位置にそれぞれ設けている。圧入突起221aおよび圧入孔222aの大きさ、形状等、その他、キャップ部222及びホルダ部221の大きさ等の関係は第1の実施形態において説明したと同様である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態と多くの構成が共通するため、共通する部分は同一の符号等とし、以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図7(a)は第3の実施形態に係るキャッピングユニット320のホルダ部321の概略斜視図であり、図7(b)は第3の実施形態に係るキャッピングユニット320のホルダ部321とキャップ部322を組合せた概略斜視図である。このキャッピングユニット320も、第1の実施形態と同様に、図1、図2に示す記録装置100のキャッピングユニット120に替えて取り付けられ、使用される。キャップ部322内には、図示しないが吸収材等が配置されている。
ここで、例えば、図7より、キャッピングユニット320、ホルダ部321とキャップ部322は例えば角部を面取りしている略矩形状として表されており、圧入突起部321aは、ホルダ部321の四隅及び中心の付近の5箇所、底壁321cから上方に向かって突出するように設けられている。そして、キャップ部322の圧入孔322aは、この圧入突起部321aと対応する位置に設けられている。その他、圧入突起部321aと圧入孔322aの形状、大きさ等の関係、キャップ部322及びホルダ部321の大きさ等の関係は、第1の実施形態で説明したと同様である。
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態と多くの構成が共通するため、共通する部分は同一の符号等とし、以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図7(a)は第3の実施形態に係るキャッピングユニット320のホルダ部321の概略斜視図であり、図7(b)は第3の実施形態に係るキャッピングユニット320のホルダ部321とキャップ部322を組合せた概略斜視図である。このキャッピングユニット320も、第1の実施形態と同様に、図1、図2に示す記録装置100のキャッピングユニット120に替えて取り付けられ、使用される。キャップ部322内には、図示しないが吸収材等が配置されている。
ここで、例えば、図7より、キャッピングユニット320、ホルダ部321とキャップ部322は例えば角部を面取りしている略矩形状として表されており、圧入突起部321aは、ホルダ部321の四隅及び中心の付近の5箇所、底壁321cから上方に向かって突出するように設けられている。そして、キャップ部322の圧入孔322aは、この圧入突起部321aと対応する位置に設けられている。その他、圧入突起部321aと圧入孔322aの形状、大きさ等の関係、キャップ部322及びホルダ部321の大きさ等の関係は、第1の実施形態で説明したと同様である。
第1の実施形態との違いは、キャッピングユニット320のホルダ部321に設けられた膨張変形許容部326としての開放部を4箇所設けた点と、この膨張変形許容部326としての開放部がホルダ部の側壁部の上部側を一部、残存させて形成している点である。つまり、ホルダ部321の側壁部321bに形成された膨張変形許容部326は、穴状に4箇所形成され、ホルダ部321の側壁部321bにキャップ部322の外周側壁面322bの一部が露出する構成となっている。そして、このホルダ部321とキャップ部322は、第1の実施例と同様に、キャップ部322に設けた圧入孔322aにホルダ部一体化している。
従って、キャップ部322が膨潤して膨張変形した際、ホルダ部321に設けられた膨張変形許容部326としての開放部から露出しているキャップ部322の外周側壁面322bが、膨潤した際の膨潤の逃げである膨張変形の許容部となっている。従って、ホルダ部321とキャップ部322の圧入部は隙間が生じることがなく、キャップ部322内を負圧状態とすることが可能となる。また、このキャッピングユニット320のキャップ部321に形成されている4箇所の膨張変形許容部326は、穴状とされているので、キャップ部322をホルダ部321に圧入して一体化させる際、ホルダ部321のキャップ部322を保持する力を、更に大きくすることができる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施形態は、相互に組合せて構成するようにしてもよい。また、本発明は、インクジェット式記録装置に限らず、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッドを用いた液体噴射装置等のキャッピングユニットやこれらの液体噴射装置等、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。
100・・・インクジェット式記録装置、101・・・キャリッジ、102・・・キャリッジモータ、103・・・タイミングベルト、104・・・ガイド部材、105・・・プラテン、106・・・ブラックインクカートリッジ、107・・・カラー用インクカートリッジ、109a・・・プラグ、109b・・・コード、109c・・・電源スイッチ、110・・・インクジェット式記録ヘッド、111・・・ノズルプレート、120、220、320・・・キャッピングユニット、10、121、221、321・・・ホルダ部、121a、221a,321a・・・圧入突起部、10b、121b、221b,321b・・・側壁部、121c、221c、321c・・・底壁、122、222、322・・・キャップ部、122a,222a,322a・・・圧入孔、122b、222b、322b・・・外周側壁面、124・・・スライダ、125・・・上下進退動アーム、125a・・・上下進退動モータ、126,226,326・・・・膨張変形許容部、128・・・大気開放口、130・・・吸引ポンプ、131・・・吸引路、140・・・ワイピング部材、200・・・記録用紙
Claims (4)
- 液体を吐出するノズルを備える液体噴射ヘッドの前記ノズルを覆うように前記液体噴射ヘッドに当接するキャップ部と、
前記キャップ部を保持するホルダ部と、
を備える液体噴射装置のキャッピングユニットであって、
前記ホルダ部は、
前記キャップ部の膨張変形を許容するための膨張変形許容部を備えていること
を特徴とする液体噴射装置のキャッピングユニット。 - 前記膨張変形許容部は、開放部であることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置のキャッピングユニット。
- 前記開放部は、前記ホルダ部の側壁部に設けられており、少なくとも1つ以上の切欠け部であることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射装置のキャッピングユニット。
- 液体を吐出するノズルを備える液体噴射ヘッドと、
前記ノズルを覆うように前記液体噴射ヘッドに当接するキャップ部と前記キャップ部を保持するホルダ部を有するキャッピングユニットと、
を備える液体噴射装置であって、
前記ホルダ部には、
前記キャップ部の膨張変形を許容するための膨張変形許容部を備えていること
を特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006297457A JP2008114399A (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | 液体噴射装置のキャッピングユニットおよび液体噴射装置 |
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JP2006297457A JP2008114399A (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | 液体噴射装置のキャッピングユニットおよび液体噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008114399A true JP2008114399A (ja) | 2008-05-22 |
Family
ID=39500781
Family Applications (1)
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JP2006297457A Withdrawn JP2008114399A (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | 液体噴射装置のキャッピングユニットおよび液体噴射装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008114399A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013103349A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Brother Industries Ltd | 液体吐出装置 |
-
2006
- 2006-11-01 JP JP2006297457A patent/JP2008114399A/ja not_active Withdrawn
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