JP2006095817A - 液体噴射装置の液体供給針構造 - Google Patents

液体噴射装置の液体供給針構造 Download PDF

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Abstract

【課題】液体供給針の内部において液体通路を封止して、液体容器を液体供給針から抜き取ったときに液体が液体供給針から漏洩することを防止できる液体噴射装置の液体供給針の構造を提供する。
【解決手段】液体噴射装置の液体供給針の構造であって、液体供給針23は、液体貯留部6,61,73内に相対的に差し込まれる管状の針本体35と、針本体35内に進退可能な状態で挿入され、針本体35の内面の一部に設けた弁座面38に着座して針本体35内の液体通路を封止する弁体37,39と、弁体を封止方向に付勢する付勢手段48と、弁体に一体化された状態で針本体35外に突出し、針本体35を液体貯留部6,61,73内に相対的に挿入する動作に連動して弁体を開弁させる動作部材41とによって構成されている。これにより、針本体35内で弁体37,39が閉じて液体の漏洩が防止される。
【選択図】図6

Description

本発明は、液体貯留部からの液体を、液体供給針から液体供給流路を経由して液体噴射ヘッドに供給し被噴射物に噴射する液体噴射装置において、液体貯留部内に連通する液体供給針の構造に関する。
液体噴射装置の代表例であるインクジェット式記録装置(以下、単に記録装置という)を例にとって背景技術を説明すると、圧力発生室で加圧したインクをノズルからインク滴として被噴射物である記録用紙に吐出させて印刷デ−タを記録するようになっている。上記記録装置においては、インクカートリッジに差し込まれたインク供給針から流出したインクが、インク供給流路を経て液体噴射ヘッドである記録ヘッドに供給され、この記録ヘッドからインク滴が吐出されるようになっている。
インクカートリッジ内に差し込まれる上記インク供給針にインクの流入口があけられ、インク供給針は筒状の弾性体製の封止部材内に密着し摺動可能な状態で挿入されている。インク供給針がインクカートリッジ内に差し込まれていない状態では、上記封止部材が流入口を封止しているのでインクが漏れることがない。一方、インク供給針をインクカートリッジ内に差し込むと、封止部材はインクカートリッジの外面に当ってその箇所で停止し、インク供給針だけが相対的にインクカートリッジ内に進入して、インクが流入口からインク供給針内に流入するようになっている。そして、封止部材は、圧縮コイルスプリングによってインク供給針の先端側に位置づけられて流入口を封止している。また、圧縮コイルスプリングは、インク供給針の外側を旋回した状態で配置されている。したがって、インク供給針がインクカートリッジ内に差し込まれるときには、上記圧縮コイルスプリングが圧縮される。
特開平10−244684号公報
しかしながら、上記のようなインク供給針の構造は、インク供給針の外側に種々な機能部品、例えば、上記封止部材や圧縮コイルスプリング等が配置されるために、インク供給針を形成するためのスペースが大きくなり、この部分の構造をコンパクトにまとめることが困難である。さらに、重要な問題として、上記スペースを小さくするためにインク供給針の直径を小さくすることが必要になる。このような細いインク供給針であると、十分なインク流量を確保することが困難になり、記録装置としての印刷能力が向上できないという問題がある。
さらに、インク供給針の流入口から垂れるようにして漏洩するインクを、流入口の外側から封止する構造であると、封止部材の内面とインク供給針の外周面との間の隙間からインクが毛細管現象でにじみ出るおそれがあり、完全な漏れ防止策ではない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、液体供給針の内部において液体通路を封止して、液体容器を液体供給針から抜き取ったときに液体が液体供給針から漏洩することを防止できる液体噴射装置の液体供給針の構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の液体噴射装置の液体供給針構造は、所定の機能を果たす液体貯留部に貯留された液体を、装置本体の所定の箇所に配置された液体供給針から液体噴射ヘッドに供給して被噴射物に噴射する液体噴射装置の液体供給針の構造であって、上記液体供給針は、液体貯留部内に相対的に差し込まれる管状の針本体と、上記針本体内に進退可能な状態で挿入され、針本体の内面の一部に設けた弁座面に着座して針本体内の液体通路を封止する弁体と、上記弁体を封止方向に付勢する付勢手段と、上記弁体に一体化された状態で針本体外に突出し、針本体を液体貯留部内に相対的に挿入する動作に連動して上記弁体を開弁させる動作部材とを含んで構成されていることを要旨とする。
すなわち、上記液体供給針は、液体貯留部内に相対的に差し込まれる管状の針本体と、上記針本体内に進退可能な状態で挿入され、針本体の内面の一部に設けた弁座面に着座して針本体内の液体通路を封止する弁体と、上記弁体を封止方向に付勢する付勢手段と、上記弁体に一体化された状態で針本体外に突出し、針本体を液体貯留部内に相対的に挿入する動作に連動して上記弁体を開弁させる動作部材とを含んで構成されている。
このため、管状の針本体内に上記弁体,液体通路,付勢手段および動作部材等が収容された状態で液体供給針が構成されるので、液体供給針の直径が拡大することを最小限に、あるいは直径の拡大をさせないで液体供給針をコンパクトに構成することができる。したがって、周辺の構造を形成する際の設計的な自由度が十分に確保できる。同時に、液体供給針の外形形状が、管状の針本体と動作部材による簡素化された形状であるから、液体貯留部との結合性が良好なものとなり、さらに、この外形形状は標準化しやすいので、種々な機能を果たす液体貯留部に適合することができ、液体供給針の部品共通化が促進されて、原価低減が効果的に行なえる。
さらに、針本体内に形成される液体通路は、弁体の形状を選定することにより、十分な流路面積が確保できる。したがって、液体噴射ヘッドへの液体を不足することなく供給できるので、液体噴射ヘッドの液体噴射状態を好適に維持することができる。針本体を相対的に液体貯留部内に挿入する動作に連動して上記動作部材が弁体を開弁するので、しかも、この動作部材は針本体内から外部に突出しているので、液体貯留部に設けた制止部材によって動作部材が受け止められることにより、確実に開弁動作がなされて、信頼性の高い弁作用が確保できる。そして、液体貯留部から液体供給針を外したときには、上記付勢手段により液体供給針内の液体通路が弁体により封止されるので、液体供給針内から液体が外部に垂れることが防止され、また、気泡が液体供給針内に侵入することが防止できる。
本発明の液体噴射装置の液体供給針構造において、上記動作部材が、針本体の先端中央部から針本体と略同軸の状態で突出している場合には、液体供給針を液体貯留部内に差し込むときに、動作部材が円滑に針本体内に相対的に押し戻されて、動作性の良好なスムーズな開弁や閉弁がなされる。また、上記のように略同軸の状態になっているので、液体供給針の直径方向の寸法を可及的に小さくして、液体供給針のコンパクト化を促進することができる。
本発明の液体噴射装置の液体供給針構造において、上記弁体が、上記弁座面に着座する着座シール部と、針本体の内面に針本体の軸線方向に摺動する摺動部とにより構成されている場合には、針本体の内面の一部に設けた弁座面に上記着座シール部が着座するので、針本体内において確実に液体通路が封止できる。そして、上記摺動部が針本体の内面に摺動しているので、弁体の進退動作が安定した状態で正確に果たされ、それに伴って着座シール部と弁座面との相対位置が高精度で維持され、弁開閉動作を正確に行なわせることができる。
本発明の液体噴射装置の液体供給針構造において、上記着座シール部が、摺動部の上端に密着するとともに動作部材の外周部に一体化されている場合には、着座シール部の弁座面に着座する箇所が摺動部よりも針本体の先端側に配置できるので、針本体の先端近くで弁開閉がなされる。したがって、液体貯留部を液体供給針から外したときには、弁の封止箇所から外部までの液体通路長さを最短長さとすることができ、液体が垂れ出ることが確実に防止できる。そして、動作部材と着座シール部と摺動部の3者からなるユニット部品が、まとまりよく構成でき針本体内に収容しやすくなる。
本発明の液体噴射装置の液体供給針構造において、上記摺動部と動作部材の外周面に、上記液体通路が形成されている場合には、針本体の内側において弁機能を果たす部材に液体通路が構成されるので、液体供給針内に弁構造と通路構造が両立し、構造を簡素化するのに有効である。
本発明の液体噴射装置の液体供給針構造において、上記液体通路が、上記摺動部と動作部材の外周面に形成した長手方向の凹溝によって構成されている場合には、液体通路が針本体の長手方向に沿っていることにより、液体は最も流路抵抗の少ない状態で流通し、圧力損失等の少ない状態で液体噴射ヘッドへの液体供給ができ、液体噴射性能を適正化するのに有利である。
つぎに、本発明の液体噴射装置を実施するための最良の形態を説明する。
図1〜図6は、本発明にかかる液体噴射装置の液体供給針構造の一実施例を示す。
本発明の液体供給針の構造が採用される液体噴射装置は、種々な液体を噴射することができるが、以下に説明する実施例においては、その代表的な事例としてインクジェット式記録装置(記録装置)を例にとったものである。
図1は、記録装置の平面図である。後述の記録ヘッド等が装備されているキャリッジ1は、タイミングベルト2によりモータ3に接続されいて、ガイド部材4に案内されてプラテン5に平行に移動するように構成されている。キャリッジ1の記録用紙に対向する面には、第1の記録ヘッド7と第2の記録ヘッド8とがキャリッジ1の移動方向に並べて搭載され、また上面にはダンパー機能を備えた各インクカートリッジに対応するサブタンクユニット9,10が搭載されている。
記録装置の基礎部材であるフレーム11の両側には複数のインクカートリッジ6を収容するカートリッジ収容部12が設けられ、後述するインク供給針ユニット14を介してインク供給チューブ16がサブタンクユニット9,10に接続されている。なお、カートリッジ収容部12は、記録装置の静止部材(図示していない)に取付けられている。なお、符号15は、クリーニング動作時に第1,第2記録ヘッド7,8のノズル形成面に密着するキャッピング装置である。
図2は、記録装置のインク流路系統図であり、箱状のカートリッジ収容部12内にインクカートリッジ6が収容されている。圧縮空気を供給するポンプ13からの送気管17がインクカートリッジ6に接続され、インクカートリッジ6内のインクを加圧するようになっている。各インクカートリッジ6は連通管18で連通されており、こうすることにより各インクカートリッジ内のインクが加圧され、長尺な供給チューブ16を円滑に流通してサブタンクユニット9,10へ供給されるようになっている。なお、符号19は、記録用紙である。そして、図2では上記サブタンクユニット9,10が各インクカートリッジ6毎に独立した状態で図示してある。
図2に示すように、上記インク供給針ユニット14は、記録装置側の静止部材(図示していない)に固定され、各インクカートリッジ6毎に設けられている。
図3に示すように、インク供給針ユニット14は、インクカートリッジ6内に連通するインク供給針23と、インク供給針23が一体化されているカートリッジ収容部12と、カートリッジ収容部12が一体化されている支持部材20と、支持部材20から供給チューブ16への流出穴33等が主要な構成部材となって形成されている。
図3は、インク供給針ユニット14の断面図である。インク供給針ユニット14の支持部材20がカートリッジ収容部12に結合され、支持部材20に形成した凹部21内にカートリッジ収容部12に設けた凸部22が入り込んでいる。インクカートリッジ6内に連通するインク供給針23が上記凸部22の中央部から起立した状態で設けられている。このインク供給針23は、図3に示すように、カートリッジ収容部12と一体に成形されている。あるいは、インク供給針としての別部品をカートリッジ収容部12に接合してもよい。
インクカートリッジ6の中央部に、断面円形の筒状のガイド筒25が固定され、その中央部に形成した通口26内にインク供給針23が進入するようになっている。ガイド筒25の端部にシール部材27が配置され、インク供給針23の外周面に密着してインクがリークするのを防止している。上記シール部材27は、エラストマーのような弾性材料で構成され、インクカートリッジ6をインク供給針23から外すと、シール部材27が弾性的に閉口してインクが流出しないようになっている。
上記凹部21および凸部22は円形であり、凹部21の中央部にシール用のOリング28を収容する円形の大径凹穴29が形成され、さらにこの大径凹穴29の中央部に円形の小径凹穴30が形成されている。カートリッジ収容部12の凸部22の中央下部から断面円形の接続筒32が突出した状態で形成され、この接続筒32が小径凹穴30の途中まで差し込まれている。上記小径凹穴30の下部に流出穴33が接続され、小径凹穴30が供給チューブ16に連通している。
図5は、インク供給針23を構成する部品を分解して示す斜視図である。また、図6は、インク供給針23全体の断面図と各部の平面図,断面図および斜視図である。各部品を収容する針本体35は、断面円形の管状の部材で構成され、その先端部36は円錐型になっている。弁体は、上記針本体35内に、針本体35の内周面に摺動した状態で進退動作をする摺動部37と、針本体35の内面の一部に設けた弁座面38に着座する着座シール部39とを設けることによって構成されている。
図6(A)および(D)に示すように、上記摺動部37は円柱型の部材で構成され、その外周面が針本体35の内周面と摺動するようになっている。そして、摺動部37の外周面には、針本体35の中心軸線と同じ方向にすなわち長手方向に形成した多数の凹溝40が設けられている。
上記摺動部37よりも小径とされた棒状の動作部材41が、摺動部37と略同軸の状態で一体化され、上記先端部36の中央部から外部に突出している。図6(B)や(F)に示すように、動作部材41には、その軸線方向すなわち長手方向に凹溝42が形成されている。そして、同図(B)に示すように、先端部36には円形の通口43が設けられ、ここを動作部材41が貫通し、これによって凹溝42が液体通路を構成している。
上記着座シール部39は、エラストマーのような弾性材料で構成され、図6(A),(C),(F)に示すように、摺動部37の上端面45に密着するとともに動作部材41の外周部に一体化されている。着座シール部39は、その外周面が円筒面とされて針本体35の内周面との間に通路間隙44が形成されている。(C)から明らかなように、着座シール部39は動作部材41の凹溝42を埋め尽くした状態とされている。そして、着座シール部39の上部にテーパ型の着座面46が形成され、この着座面46が上記弁座面38に着座するようになっている。なお、上記の着座部はテーパ形状とされているが、このような形状に代えて針本体35の軸線と垂直な状態の環状の平板型着座面を形成することも可能である。
上記弁体すなわち摺動部37や着座シール部39を、弁座面38に着座させる方向の付勢力が摺動部37の下端に作用している。このために、圧縮コイルスプリング48のばね力が利用されている。図6(A)の(E)矢視図に示すように、圧縮コイルスプリング48のばね座49が小径凹穴30内に固定してある。このばね座49は、同図(E)に示すように、リング部材50に十字型の架橋材51が設けられ、その中心部に圧縮コイルスプリング48の位置決めをするガイドピン52が設けられている。このような構造により、架橋材51で4つに区切られた通路53が形成されている。
一方、インク供給針23が相対的にインクカートリッジ6内に挿入されるときに、動作部材41がインクカートリッジ6内に進入することを制止して、着座シール部39を相対的に弁座面38から離隔させる制止部材55が設けられている。この制止部材55は、図3および図4に示すように、ガイド筒25の通口26の端部内面に取付けられている。
上記制止部材55の形状は図6(G)に示されている。ガイド筒25の通口26に取付けられるリング部材56に十字型の架橋材57が設けられ、その中心部に動作部材41の先端部が当接する円形の受け板58が設けられている。このような構造により、架橋材57で4つに区切られた通路59が形成されている。
上記実施例の動作を説明する。
図3は、インクカートリッジ6がカートリッジ収容部12に装着される途中の段階を示している。この段階では、動作部材41が制止部材55に突き当たっていないので、圧縮コイルスプリング48の張力で着座シール部39の着座面46は、弁座面38に着座している。したがって、インクカートリッジ6内のインクは図6(B)に示すわずかな長さの凹溝42内に流入するが、上記着座箇所から針本体35内に流入することが阻止されている。このようにして、動作部材41の凹溝42,通路間隙44および摺動部37の凹溝40によって構成されている針本体35内のインク通路が、針本体35の先端部近くで封止されている。
図4は、カートリッジ収容部12へのインクカートリッジ6の装着が完了した状態を示している。この段階では、動作部材41が制止部材55に突き当たっているので、相対的に押込まれた動作部材41の変位での圧縮コイルスプリング48は圧縮され、着座シール部39の着座面46は弁座面38から離れている。したがって、動作部材41の凹溝42,弁座面38と着座面46の間,通路間隙44および摺動部37の凹溝40によって構成されている針本体35内のインク通路が開通し、インクカートリッジ6内のインクが第1および第2記録ヘッド7,8へ供給されるようになる。
インクカートリッジ6内のインクがインクエンドとなったり、インクカートリッジ6を交換するときには、インクカートリッジ6がカートリッジ収容部12から抜き取られる。このときに、押し下げられていた動作部材41が圧縮コイルスプリング48のばね力で押し戻され、着座シール部39の着座面46が弁座面38に着座して、弁体の復帰動作が完了する。この状態においては、着座面46が弁座面38に着座しているので、動作部材41の凹溝42,通路間隙44および摺動部37の凹溝40によって構成されている針本体35内のインク通路が、針本体35の先端部近くで封止されている。このため、インクカートリッジ6がカートリッジ収容部12から外されてインク供給針23が外部に露出しても、インク供給針23の内部のインクが外部に垂れ出るようなことが確実に防止される。
上記実施例の作用効果を列記すると、つぎのとおりである。
上記インク供給針23は、インクカートリッジ6に相対的に差し込まれる管状の針本体35と、上記針本体35内に進退可能な状態で挿入され、針本体35の内面の一部に設けた弁座面38に着座して針本体35内のインク通路を封止する弁体37,39と、上記弁体を封止方向に付勢する圧縮コイルスプリング48と、上記弁体37,39に一体化された状態で針本体35外に突出し、針本体35をインクカートリッジ6内に相対的に挿入する動作に連動して上記弁体37,39を開弁させる動作部材41とを含んで構成されている。
このため、管状の針本体35内に、上記弁体37,39、動作部材41の凹溝42,通路間隙44および摺動部37の凹溝40によって構成されている針本体35内のインク通路、圧縮コイルスプリング48および動作部材41等が収容された状態でインク供給針23が構成されるので、インク供給針23の直径が拡大することを最小限に、あるいは直径の拡大をさせないでインク供給針23をコンパクトに構成することができる。したがって、周辺の構造を形成する際の設計的な自由度が十分に確保できる。同時に、インク供給針23の外形形状が、管状の針本体35と動作部材41による簡素化された形状であるから、インクカートリッジ6との結合性が良好なものとなり、さらに、この外形形状は標準化しやすいので、種々な機能を果たす液体貯留部に適合することができ、インク供給針23の部品共通化が促進されて、原価低減が効果的に行なえる。
さらに、針本体35内に形成される上記インク通路は、弁体37,39の形状を選定することにより、十分な流路面積が確保できる。したがって、第1,第2記録ヘッド7,8へのインクを不足することなく供給できるので、第1,第2記録ヘッド7,8のインク滴の吐出状態を好適に維持することができる。針本体35を相対的にインクカートリッジ6内に挿入する動作に連動して上記動作部材41が弁体37,39を開弁するので、しかも、この動作部材41は針本体内から外部に突出しているので、インクカートリッジ6に設けた制止部材55によって動作部材41が受け止められることにより、確実に開弁動作がなされて、信頼性の高い弁作用が確保できる。そして、インクカートリッジ6をインク供給針23から外したときには、上記圧縮コイルスプリング48によりインク供給針23内のインク通路が弁体37,39により封止されるので、インク供給針23内からインクが外部に垂れることが防止され、また、気泡がインク供給針23内に侵入することが防止できる。
上記動作部材41が、針本体35の先端中央部から針本体35と略同軸の状態で突出しているため、インク供給針23をインクカートリッジ6内に差し込むときに、動作部材41が円滑に針本体35内に相対的に押し戻されて、動作性の良好なスムーズな開弁や閉弁がなされる。また、上記のように略同軸の状態になっているので、インク供給針23の直径方向の寸法を可及的に小さくして、インク供給針23のコンパクト化を促進することができる。
上記弁体が、上記弁座面38に着座する着座シール部39と、針本体35の内面に針本体35の軸線方向に摺動する摺動部37とにより構成されているため、針本体35の内面の一部に設けた弁座面38に上記着座シール部39が着座するので、針本体35内において確実に上記インク通路が封止できる。そして、上記摺動部37が針本体35の内面に摺動しているので、弁体37,39の進退動作が安定した状態で正確に果たされ、それに伴って着座シール部39の着座面46と弁座面38との相対位置が高精度で維持され、弁開閉動作を正確に行なわせることができる。
上記着座シール部39が、摺動部37の上端に密着するとともに動作部材41の外周部に一体化されているため、着座シール部39の弁座面38に着座する箇所が摺動部37よりも針本体35の先端側に配置できるので、針本体35の先端近くで弁開閉がなされる。したがって、インクカートリッジ6をインク供給針23から外したときには、弁の封止箇所から外部までのインク通路長さを最短長さとすることができ、インクが垂れ出ることが確実に防止できる。そして、動作部材41と着座シール部39と摺動部37の3者からなるユニット部品が、まとまりよく構成でき針本体35内に収容しやすくなる。
上記摺動部37と動作部材41の外周面に、上記インク通路が形成されているため、針本体35の内側において弁機能を果たす部材にインク通路が構成され、インク供給針23内に弁構造と通路構造が両立し、構造を簡素化するのに有効である。
上記インク通路が、上記摺動部37と動作部材41の外周面に形成した長手方向の凹溝40,42によって構成されていることから、インク通路を針本体35の長手方向に沿わせることができ、インクは最も流路抵抗の少ない状態で流通し、圧力損失等の少ない状態で第1,第2記録ヘッド7,8への液体供給ができ、液体噴射性能を適正化するのに有利である。
また、上述の実施例においては函体の両側に分散させてインクカートリッジを収容する形式のものに例を採って説明したが、インクカートリッジを一方の側に纏めて配置する形式のものに適用しても同様の作用を奏することは明らかである。
図7および図8は、本発明にかかる液体噴射装置の液体供給針構造の第2の実施例を示す。
上述の第1の実施例は、図1および図2に示すように、インクカートリッジ6が装置本体側に設けられたカートリッジ収容部12に取付けられている場合であり、この取付け部に本発明のインク供給針構造が採用されている。
第2の実施例は、主走査方向に往復動作をするキャリッジにインクカートリッジが搭載され、この搭載部分に本発明のインク供給針構造が採用されている。図7は、このタイプのインクジェット式記録装置を示す斜視図である。
記録装置60は、インクカートリッジ61が搭載されるとともに記録ヘッド62が取付けられたキャリッジ63を備えている。
上記キャリッジ63は、タイミングベルト64を介してステッピングモータ65に接続され、ガイドバー66に案内されて記録紙67の紙幅方向(主走査方向)に往復移動するようになっている。上記キャリッジ63は、上部に開放する箱型を呈し、記録紙67と対向する面(この例では下面)に、記録ヘッド62のノズル面が露呈するよう取付けられるとともに、インクカートリッジ61が収容されるようになっている。
そして、上記記録ヘッド62にインクカートリッジ61からインクが供給され、キャリッジ63を移動させながら記録紙67上面にインク滴を吐出させて記録紙67に画像や文字をドットマトリックスにより印刷するようになっている。図7において、68は印刷休止中に記録ヘッド62のノズル開口を封止することによりノズルの乾燥をできるだけ防ぐキャップ、69は記録ヘッド62のノズル面をワイピングするワイパーブレードである。また、キャリッジ63には、図7に示すように、ガイドバー66が挿通されている。さらに、70は、キャップ68にクリーニング動作等で受け止められたインクを貯留する廃インク貯留部である。符号71は、記録装置60全体の動作を制御する制御装置である。
図8は、キャリッジ63にインクカートリッジ61が搭載されている状態を示す断面図である。キャリッジ63に複数のインク供給針23が起立した状態で配置され、各インク供給針23がインクカートリッジ61の内部に相対的に差し込まれている。そして、インク供給針23の内部構造は、上記実施例と同じである。それ以外は、上記実施例と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
上記構成により、往復動作をするキャリッジ63にインクカートリッジ61を搭載する場合においても、上記実施例と同様の作用効果を奏する。
図9は、本発明にかかる液体噴射装置の液体供給針構造の第3の実施例を示す。
第3の実施例は、主走査方向に往復動作をするキャリッジに圧力ダンパユニットが搭載されている場合であり、この搭載部分に本発明のインク供給針構造が採用されている。
圧力ダンパユニットは、例えば、図2に示す供給チューブ16がキャリッジ1の往復移動によって揺動すると、記録ヘッドに供給されるインクに脈動が発生するので、その脈動を除去するために採用される。
図9に示すように、圧力ダンパユニット73は本体部材74の側面を窪ませて片側に開放したダンパ室75が設けられ、この開放部を封止する弾性シート76が本体部材74に接合してある。ダンパ室75内のインク圧が高くなると、弾性シート76が弾性的にダンパ室75外の方へ膨らみ、ダンパ室75内のインク圧が低くなると、弾性シート76が弾性的にダンパ室75内の方へ縮み込んで流出路77のインク圧を一定の値にしている。それ以外は、上記各実施例と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
上記構成により、往復動作をするキャリッジ63に圧力ダンパユニット73を搭載する場合においても、上記各実施例と同様の作用効果を奏する。
上記第2および第3の実施例から明らかなように、本発明のインク供給針構造は、往復動作をするキャリッジにインクカートリッジを搭載する場合や、同じく圧力ダンパユニットを搭載する場合のように、種々な液体貯留部であるインク貯留部に採用することができる。
上記各実施例は、インクジェット式記録装置を対象にしたものであるが、本発明によってえられた液体噴射装置の液体供給針の構造は、インクジェット式記録装置用のインクだけを対象にするのではなく、グルー,マニキュア,導電性液体(液体金属)等を噴射することができる。さらに、上記実施例では、液体の一つであるインクを用いたインクジェット式記録装置について説明したが、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド,液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド,有機ELディスプレー,FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド,バイオチップ製造に用いられる生体有機噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッド全般に適用することも可能である。
インクジェット式記録装置全体を示す平面図である。 インク流路系統図である。 インク供給針にインクカートリッジを取付ける過渡状態を示す断面図である。 インク供給針にインクカートリッジを取付けた完了状態を示す断面図である。 インク供給針の構成部品を分解して示した斜視図である。 インク供給針の断面図と各部の断面図,斜視図である。 インクジェット式記録装置の斜視図である。 キャリッジに取付けられたインクカートリッジの部分的な断面図である。 キャリッジに取付けられた圧力ダンパユニットの断面図である。
符号の説明
1 キャリッジ,2 タイミングベルト,3 モータ,4 ガイド部材,5 プラテン,6 インクカートリッジ,7 第1の記録ヘッド,8 第2の記録ヘッド,9 サブタンクユニット,10 サブタンクユニット,11 フレーム,12 カートリッジ収容部,13 ポンプ,14 インク供給針ユニット,15 キャッピング装置,16 供給チューブ,17 送気管,18 連通管,19 記録用紙,20 支持部材,21 凹部,22 凸部,23 インク供給針,25 ガイド筒,26 通口,27 シール部材,28 Oリング,29 大径凹穴,30 小径凹穴,32 接続筒,33 流出穴,35 針本体,36 先端部,37 摺動部,38 弁座面,39 着座シール部,40 凹溝,41 動作部材,42 凹溝,43 通口,44 通路間隙,45 上端面,46 着座面,48 圧縮コイルスプリング,49 ばね座,50 リング部材,51 架橋材,52 ガイドピン,53 通路,55 制止部材,56 リング部材,57 架橋材,58 受け板,59 通路,60 記録装置,61 インクカートリッジ,62 記録ヘッド,63 キャリッジ,64 タイミングベルト,65 ステッピングモータ,66 ガイドバー,67 記録紙,68 キャップ,69 ワイパーブレード,70 廃インク貯留部,71 制御装置,73 圧力ダンパユニット,74 本体部材,75 ダンパ室,76 弾性シート,77 流出路

Claims (6)

  1. 所定の機能を果たす液体貯留部に貯留された液体を、装置本体の所定の箇所に配置された液体供給針から液体噴射ヘッドに供給して被噴射物に噴射する液体噴射装置の液体供給針の構造であって、上記液体供給針は、
    液体貯留部内に相対的に差し込まれる管状の針本体と、
    上記針本体内に進退可能な状態で挿入され、針本体の内面の一部に設けた弁座面に着座して針本体内の液体通路を封止する弁体と、
    上記弁体を封止方向に付勢する付勢手段と、
    上記弁体に一体化された状態で針本体外に突出し、針本体を液体貯留部内に相対的に挿入する動作に連動して上記弁体を開弁させる動作部材とを含んで構成されていることを特徴とする液体噴射装置の液体供給針構造。
  2. 上記動作部材は、針本体の先端中央部から針本体と略同軸の状態で突出している請求項1記載の液体噴射装置の液体供給針構造。
  3. 上記弁体は、上記弁座面に着座する着座シール部と、針本体の内面に針本体の軸線方向に摺動する摺動部とにより構成されている請求項1または2記載の液体噴射装置の液体供給針構造。
  4. 上記着座シール部は、摺動部の上端に密着するとともに動作部材の外周部に一体化されている請求項3記載の液体噴射装置の液体供給針構造。
  5. 上記摺動部と動作部材の外周面に、上記液体通路が形成されている請求項3または4記載の液体噴射装置の液体供給針構造。
  6. 上記液体通路は、上記摺動部と動作部材の外周面に形成した長手方向の凹溝によって構成されている請求項3〜5のいずれか一項に記載の液体噴射装置の液体供給針構造。
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