JP2008113607A - 動物用係留具 - Google Patents

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Abstract

【課題】首輪などのリングが操作部材を係留具本体の開口を開放する方向に回動させることを確実に防止し、リングが離脱して動物が不用意に逃げ出すのを防止する。
【解決手段】基部21にフック部22が一体に設けられ、基部21とフック部22先端との間に開口が形成された係留具本体2と、係留具本体2の基部21に軸ピン3を介して回動自在に軸支され、係留具本体2のフック部22先端に対してほぼ摺接可能な外周面を有する操作部材4と、操作部材4の一端縁を係留具本体2のフック部22に当接する方向に付勢するねじりコイルばねとから構成される。そして、操作部材4がねじりコイルばねの付勢力により係留具本体2のフック部22に当接して開口を閉鎖するとき、操作部材4の一端部側外周面に作用するリングRの作用点と軸ピン3の軸芯とを結ぶ線分が軸ピン3の軸芯を通過する垂線よりもフック部22の内方に位置している。
【選択図】図5

Description

この発明は、主として犬や猫などの動物の首輪、胴ベルトなどに取り付けられるリングに着脱自在に連結される動物用係留具に関するものである。
一般に、犬や猫などの愛玩動物を係留するチェーンやリードには、先端に係留具が設けられており、この係留具を、動物の首輪などに取り付けたD環と称されるリングに係止し、動物を散歩させるようにしている。
このような係留具100としては、図6に示すように、フック部102を有する係留具本体101と、係留具本体101に摺動自在に嵌挿されたピン部104を有する係止ピン103と、係止ピン103を係留具本体101の開口101aを閉鎖する方向に付勢するスプリング(図示せず)とから構成されている。そして、係留具本体101の側面側にスリット101xを形成するとともに、スリット101xを通して係止ピン103と一体の操作部105を係留具本体101の側面側に配置し、操作部105を指などによってスプリングの付勢力に抗して引き下げ操作することにより、係止ピン103を引き下げて係留具本体101の開口101aを開放し、その開口101aを通して首輪などのリングRに係留具100を係止し、あるいは、首輪などのリングRから係留具100を離脱するようにしている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開昭62−288711号公報 特開2002−315464号公報
ところで、前述した動物用係留具を動物に取り付けた首輪などのリングに係止した際において、動物が寝転んでじゃれたり、暴れたりすると、意図することなく首輪などのリングが係留具から離脱し、係留していた動物が逃げ出すことがあった。何故リングが係留具から離脱するのか、詳細な理由は不明であるが、概略次のように考えられる。
係留具がリングを係止した場合において、リングは、係留具本体のフック部および係止ピンのピン部に沿って周方向に移動可能であるとともに、内外方向に移動可能である他、フック部およびピン部の回りに回転可能であり、さらに、フック部およびピン部の軸線に対してその周方向の任意の位置において傾斜可能となっている。このため、図6に示すように、動物が寝転んでじゃれたり、暴れたりした際に、係留具本体の側面側に配置された操作部にリングが係合し、両者が係合した状態で、こじりなどの何らかの理由でリングが係留具本体の開口を開放する方向である下方に移動するとき、操作部を介してピン部が同方向に移動されて開口が開放され、開放された開口を通してリングが離脱すると考えられる。
なお、フック部を有する係留具本体に係止レバーを回動自在に設け、係留具本体の開口をねじりコイルばねの付勢力によって係止レバーをフック部の先端に当接させて通常閉鎖し、必要に応じてフック部の先端に対する係止レバーの当接を解除して開口を開放可能な係留具も知られているが、係止レバーとフック部とが点接触しているにすぎず、係止レバーとリングが干渉して開口を開放する方向に簡単に回動させるおそれがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、首輪などのリングが操作部材を係留具本体の開口を開放する方向に回動させることを確実に防止し、意図することなく係留具本体の開口が形成されてリングが離脱し、動物が不用意に逃げ出すのを防止することのできる動物用係留具を提供するものである。
本発明は、動物の首輪などに取り付けたリングに着脱自在に係止可能な動物用係留具において、基部にフック部が一体に設けられ、基部とフック部先端との間に開口が形成された係留具本体と、係留具本体の基部に軸ピンを介して回動自在に軸支され、係留具本体のフック部先端に対してほぼ摺接可能な外周面を有する操作部材と、係留具本体の基部と操作部材との間に配設され、操作部材の一端縁を係留具本体のフック部に当接する方向に付勢するねじりコイルばねとから構成され、操作部材がねじりコイルばねの付勢力により係留具本体のフック部に当接して開口を閉鎖するとき、操作部材の一端部側外周面に作用するリングの作用点と軸ピンの軸芯とを結ぶ線分が軸ピンの軸芯を通過する垂線よりもフック部の内方に位置することを特徴とするものである。
本発明によれば、動物に取り付けた首輪などのリングに係留具を係止した際において、リングが係留具本体のフック部に沿って移動し、係留具本体のフック部の先端内面および操作部材の外周面による隅角部において操作部材を下方に押圧したとしても、その作用点と軸ピンの軸芯とを結ぶ線分は、軸ピンの軸芯を通過する垂線よりもフック部の内方に位置することにより、操作部材を回動させる力は、ねじりコイルバネの付勢力による操作部材の回動方向と一致し、係留具本体の開口を開放させることがない。
この結果、リングが操作部材を係留具本体の開口を開放する方向に回動させることはなく、飼い主が意図しないにも関わらず係留具本体の開口が開放されてリングが離脱し、動物が不用意に逃げ出すのを防止することができる。
本発明において、前記操作部材がねじりコイルばねの付勢力により係留具本体のフック部に当接して係留具本体の開口を閉鎖するとき、操作部材の他端部側外周面がフック部先端の外方に位置して操作部に形成される一方、操作部を除く操作部材の一端部側外周面の曲率半径が軸ピンの軸芯とフック部先端を結ぶ線分の長さ以下に設定されることが好ましい。これにより、操作部材の一端部側外周面に接触したリングは、操作部材の一端部側外周面とフック部の先端内面とで形成される隅角部に留まることなくその外周面に沿ってフック部と当接している一端縁方向、すなわち、開口から離れる方向に滑落し、開口から離脱する機会が減少するものとなる。
本発明において、前記係留具本体の基部およびフック部の基端部が薄肉に形成されるとともに、操作部材が外周面近傍を除いて薄肉に形成され、係留具本体の基部の薄肉部およびフック部の薄肉部にわたって操作部材の薄肉部が配置されるとともに、その一端縁が係留具本体のフック部に当接されることが好ましい。これにより、リングが、係留具本体のフック部に沿って移動し、操作部材の一端縁側外周面およびフック部の内面による隅角部において、操作部材を下方に押圧したとしても、フック部の薄肉部と操作部材の薄肉部とが嵌まり込んだ状態で重なっていることにより、リングの入り込む隙間が発生せず、操作部材を意図することなく係留具本体の開口を開放する方向に回動させることがない。
本発明によれば、首輪などのリングが操作部材を係留具本体の開口を開放する方向に回動させることを確実に防止し、意図することなく係留具本体の開口が形成されてリングが離脱し、動物が不用意に逃げ出すのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図4には、本発明の動物用係留具1の一実施形態が示されている。
この係留具1は、開口2aを有する係留具本体2と、係留具本体2に軸ピン3を介して回動自在に軸支された操作部材4と、係留具本体2の開口2aを閉鎖する方向に操作部材4を付勢するねじりコイルばね5と、係留具本体2に連結されてリードなどと連結可能な係止環6とから構成され、軸ピン3の端部がかしめられることにより、ねじりコイルばね5を収容した係留具本体2および操作部材4は、離脱が阻止されて一体に連結されている。
なお、係留具1を構成する係留具本体2、操作部材4および係止環6は、例えば、亜鉛合金などから形成されている。
係留具本体2は、正面より見て略アーチ形状の基部21と、基部21の外周面上部に一体に設けられた鉤状のフック部22と、基部21の下端に一体に設けられた軸部23と、からなり、基部21とフック部22の先端との間に開口2aが形成され、この開口2aを通して動物の首輪などに取り付けられたリングR(図5参照)を挿入し、あるいは、離脱させることができる。そして、係留具本体2の基部21には、その略中心部において、軸ピン3を挿通可能な挿通穴21aが形成されるとともに、該挿通穴21aの軸芯と一致する軸芯を有してねじりコイルばね5を配設可能な収容穴21bが形成され、さらに、ねじりコイルばね5の一端側腕部5aを係止可能な係止溝21cが形成されている。
ここで、係留具本体2の基部21は、操作部材4が配置される表面側が厚みの半分だけ切除された薄肉部211に形成されており、後述するように、操作部材4の薄肉部41が配置されるようになっている。
一方、係留具本体2のフック部22は、基部21に連続する基端部の表面側が厚みの半分だけ切除された薄肉部221に形成されており、前述した基部21の薄肉部211と連続する平面を形成するように設定されている。また、係留具本体2のフック部22は、その先端近傍部が他の部分よりも広幅の広幅部222に形成されるとともに、広幅部222の下方側外面が切り欠かれて切欠部22aに形成されている。このフック部22の広幅部222は、その外面の接線が係留具本体2の基部21に配設された操作部材4の他端部側外周面の先端を通過するように設定されている。
なお、係留具本体2の軸部23には、リードなどを連結する係止環6がその軸芯回りに回転自在に連結されている。
操作部材4は、正面より見て略扇形状に形成され、その下端部には、軸ピン3を挿通可能な挿通穴4aが形成されるとともに、該挿通穴4aの軸芯と一致する軸芯を有してねじりコイルばね5を配設可能な収容穴(図示せず)が形成され、さらに、ねじりコイルばね5の他端側腕部5bを係止可能な係止溝(図示せず)が形成されている。また、操作部材4は、その上端部を残して、裏面側が厚みの半分だけ切除された薄肉部41(図4参照)に形成されており、その挿通穴4aを係留具本体2の基部21の挿通穴21aに合わせて基部21の薄肉部211およびフック部22の薄肉部221にわたって操作部材4の薄肉部41を重ねて配置した際、厚み方向にほぼ対称となるように設定されている。さらに、操作部材4の外周面の曲率半径は、係留具本体2における基部21に形成された挿通穴21aの軸芯とフック部22の先端とを結ぶ線分の長さを基準として、その一端部側外周面の曲率半径が基準の線分長さよりも若干小さく設定され、その他端部側外周面の曲率半径が基準の線分長さとほぼ等しく設定されている。
すなわち、係留具本体2の基部21の挿通穴21aに軸ピン3を挿通した後、軸ピン3にねじりコイルばね5を挿通して収容穴21bに収容するとともに、その一端側腕部5aを係止溝21cに差し込んだ状態で、ねじりコイルばね5の他端側腕部5bを操作部材4の係止溝に差し込んでねじりコイルばね5を収容穴に収容しつつ、その挿通穴4aを軸ピン3に挿通し、操作部材4を係留具本体2の基部21の薄肉部211およびフック部22の薄肉部221にわたって配置し、軸ピン3の先端をかしめて係留具本体2および操作部材4を一体に連結した場合、操作部材4はその一端縁がねじりコイルバネ5のねじり力によってフック部22に当接する方向に付勢され、その状態において、フック部22の先端は、操作部材4の外周面における周方向の略中間部にわずかな隙間をおいて対向しており、その対向部を基準として、フック部22の内方に位置する一端部側外周面の曲率半径は、挿通穴21aの軸芯とフック部22の先端とを結ぶ線分の長さよりも若干小さく設定され、また、フック部22の外方に位置する他端部側外周面は操作部42に形成されて、その曲率半径は、挿通穴21aの軸芯とフック部22の先端とを結ぶ線分の長さとほぼ等しく設定されている。しかも、挿通穴2a,4aの軸芯とフック部22の先端内面とを結ぶ直線は、挿通穴2a,4aの軸芯を通過する垂直線と重なるか、フック部22の内方に位置するように設定されている。したがって、ねじりコイルばね5の付勢力に抗して操作部材4をその一端縁がフック部22から離隔する方向に軸ピン3回りに回動させるとき、フック部22の先端と操作部材4の外周面との間隔は大きくなり、支障なく回動させることができる。また、操作部材4の一端縁がフック部22と当接している状態において、リングRが操作部材4の一端部側外周面に接触した場合、リングRを介して操作部材4に作用する押圧力は、操作部材4の一端縁をフック部22と当接する方向に操作部材4を回動させるものとなる他、リングRを操作部材4の一端部側外周面に沿ってフック部22と当接する一端縁方向に滑落させるものとなる。
なお、操作部材4の他端部側外周面には、操作部42として、指が滑らないように、摩擦抵抗を増大させる凹凸模様が形成されることが好ましい。
次に、このように構成された係留具1の作動について説明する。
まず、動物の散歩などにおいて、操作部材4の操作部42である他端部側外周面に親指の腹を載せ、ねじりコイルばね5の付勢力に抗して操作部材4を図4に示すように、反時計回り方向に回動させ、係留具本体2の開口2aを開放する。この際、係留具本体2のフック部22には、切欠部22aが形成されていることにより、操作部材4の操作部42に親指を支障なく載置することができる。
次いで、開放された係留具本体2の開口2aを通して動物の首輪に取り付けられたリングRをフック部22の内方に配置した後、操作部42から指先を離せば、操作部材4はねじりコイルばね5の付勢力によって図4において時計回り方向に回動し、フック部22に操作部材4の一端縁が当接し、係留具本体2の開口2aを閉鎖する。
これにより、動物に装着された首輪のリングRに係留具1を係止することができ、また、係留具1の係止環6にリードなどを連結することにより、飼い主は、リードなどを把握して動物を散歩させることができる。
ここで、動物が飼い主よりも先行し、リードなどを牽引するときには、リングRは係留具1のフック部22の上部と係止し、係留具1から外れることはない。
一方、このような散歩の過程において、動物が寝転んでじゃれたり、暴れたりすることにより、リングRが係留具本体2のフック部22に沿って移動し、操作部材4の一端部側外周面とフック部22の先端内面とで形成される隅角部に達し、該隅角部を中心として下方に向けて押圧したとしても、その作用点と軸ピン3の軸芯とを結ぶ線分は、図5に示すように、軸ピン3の軸芯を通過する垂線よりもフック部22の内方に位置することにより、操作部材4を回動させる力は、ねじりコイルバネ5の付勢力による操作部材4の回動方向と一致し、係留具本体2の開口2aを開放させることがない。このため、リングRが操作部材4を係留具本体2の開口2aを開放する方向に回動させることはなく、すなわち、飼い主が意図しないにも関わらず、係留具本体2の開口2aが開放されることがなく、係留具1からのリングRの離脱、すなわち、動物が不用意に逃げ出すことを確実に防止することができる。
しかも、操作部材4の外周面に接触したリングRは、その一端部側外周面の曲率半径が、軸ピン3の軸芯とフック部22の先端とを結ぶ線分の長さよりも若干小さく設定されているため、操作部材4の一端部側外周面とフック部22の先端内面とで形成される隅角部に留まることがなく、その外周面に沿ってフック部22と当接している一端縁方向、すなわち、開口2aから離れる方向に滑落し、開口2aから離脱する機会が減少するものとなる。
また、リングRが係留具本体2のフック部22に沿って移動し、操作部材4の一端縁側外周面とフック部22の内面とで形成される隅角部に達し、該隅角部を中心として下方に向けて押圧したとしても、フック部22の薄肉部221と操作部材4の薄肉部41とが嵌まり込んだ状態で重なっていることにより、リングRが入り込む隙間が発生せず、リングRが操作部材4に係合することが防止される。したがって、他方の隅角部においても、操作部材4を意図することなく係留具本体2の開口2aを開放する方向に回動させることがない。
さらに、フック部22の外面に沿ってリードなどが滑落したとしても、フック部22の先端近傍には広幅部222が形成されて、その延長線上には操作部材4の操作部42が存在しないため、広幅部222から滑落したリードなどが操作部材4の操作部42に接触して操作部材4を係留具本体2の開口2aを開放する方向に回動させることもない。
なお、前述した実施形態においては、操作部材4の外周面のうち、フック部22の先端と対向する位置を基準として、フック部22の内方に位置する一端部側外周面の曲率半径を、軸ピン3の軸芯とフック部22の先端とを結ぶ線分の長さよりも小さく設定した場合を説明したが、フック部22と対向する位置が操作部材の外周面の頂点となる場合は、軸ピン3の軸芯とフック部22の先端とを結ぶ線分の長さと等しくてもよい。すなわち、操作部材4の外周面の頂点をフック部22の先端と対向するように配設する場合には、その外周面の曲率半径を、軸ピン3の軸芯とフック部22の先端とを結ぶ線分の長さとほぼ等しく設定してもよい。このような場合も、操作部材4の外周面は、フック部22と当接する一端縁方向に向かって下り勾配となることから、リングRがフック部22の先端内面とで形成される隅角部に留まることが防止される。
本発明の動物用係留具の一実施形態を示す斜視図である。 図1の動物用係留具の分解斜視図である。 図1の動物用係留具の側面図である。 図1の動物用係留具の操作部材の作動を説明する背面図である。 図1の動物用係留具の操作部材に対するリングの作用を説明する正面図である。 従来の動物用係留具に対するリングの移動に伴う開口の開放要領を説明する斜視図である。
符号の説明
1 係留具
2 係留具本体
21 基部
211 薄肉部
22 フック部
221 薄肉部
3 軸ピン
4 操作部材
41 薄肉部
42 操作部
33 操作部
5 ねじりコイルばね
R リング

Claims (3)

  1. 動物の首輪などに取り付けたリングに着脱自在に係止可能な動物用係留具において、基部にフック部が一体に設けられ、基部とフック部先端との間に開口が形成された係留具本体と、係留具本体の基部に軸ピンを介して回動自在に軸支され、係留具本体のフック部先端に対してほぼ摺接可能な外周面を有する操作部材と、係留具本体の基部と操作部材との間に配設され、操作部材の一端縁を係留具本体のフック部に当接する方向に付勢するねじりコイルばねとから構成され、操作部材がねじりコイルばねの付勢力により係留具本体のフック部に当接して開口を閉鎖するとき、操作部材の一端部側外周面に作用するリングの作用点と軸ピンの軸芯とを結ぶ線分が軸ピンの軸芯を通過する垂線よりもフック部の内方に位置することを特徴とする動物用係留具。
  2. 前記操作部材がねじりコイルばねの付勢力により係留具本体のフック部に当接して係留具本体の開口を閉鎖するとき、操作部材の他端部側外周面がフック部先端の外方に位置して操作部に形成される一方、操作部を除く操作部材の一端部側外周面の曲率半径が軸ピンの軸芯とフック部先端を結ぶ線分の長さ以下に設定されることを特徴とする請求項1記載の動物用係留具。
  3. 前記係留具本体の基部およびフック部の基端部が薄肉に形成されるとともに、操作部材が外周面近傍を除いて薄肉に形成され、係留具本体の基部の薄肉部およびフック部の薄肉部にわたって操作部材の薄肉部が配置されるとともに、その一端縁が係留具本体のフック部に当接されることを特徴とする請求項1または2記載の動物用係留具。
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