JP3142097U - 動物用の首輪 - Google Patents
動物用の首輪 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3142097U JP3142097U JP2008001617U JP2008001617U JP3142097U JP 3142097 U JP3142097 U JP 3142097U JP 2008001617 U JP2008001617 U JP 2008001617U JP 2008001617 U JP2008001617 U JP 2008001617U JP 3142097 U JP3142097 U JP 3142097U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- male member
- belt
- collar
- lumen
- female member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Abstract
【解決手段】ベルト2の一方端の雄部材4と他方端の雌部材5を有し、雄部材4と雌部材5との係合状態が引っ張り力で解除可能となっていて、雄部材4の係合突片3は、その基端部に先端部より幅狭のくびれ部14が形成されており、雌部材5は、雄部材4の係合突片3が挿入される内腔部21を備え、内腔部21の左右両壁面が挿入される係合突片3の先端部を案内する案内面25となっていて、雄部材4のくびれ部14と案内面25との間の幅方向遊びによって、雄部材4と雌部材5とがベルト2幅方向に相対揺動自在とする。
【選択図】図2
Description
特許文献1に開示された動物用の首輪は、ベルトの一端に雄部材が設けられると共に、ベルトの他端に雌部材が設けられ、この雄部材と雌部材とが嵌り合うことで首輪となる。雄部材と雌部材の係合状態は、ベルトに所定の引っぱり力が作用することで解除可能となっていて、上述のトラブル時にベルトがはずれ、猫が自由に動けるようになっている。
また、特許文献1の首輪では、雄部材と雌部材が一直線上の離反方向に引っ張られた際には両者が外れるが、猫が暴れもがいてベルトがよじれた状態で引っ張られた場合には、容易には外れないという不都合があった。
すなわち、本考案の動物用の首輪は、ベルトの一方端に係合突片を有する雄部材が設けられ、他方端に前記係合突片が嵌り込むことで前記雄部材と係合する雌部材が設けられていて、前記雄部材と雌部材との係合状態が所定の引っ張り力で解除可能となっているものであって、前記雄部材の係合突片は、その基端部に先端部より幅狭のくびれ部が形成されており、前記雌部材は、前記雄部材の係合突片が挿入される内腔部を備え、該内腔部の左右両壁面が、挿入される前記係合突片の先端部を案内する案内面となっていて、前記雄部材のくびれ部と前記案内面との間の幅方向の遊びによって、雄部材と雌部材とがベルト幅方向に相対揺動自在となっていることを特徴とする。
さらに好ましくは、前記先端開口が前記軸部に達して前記二股部が開脚状態となった際に、前記二股部の幅方向両縁が前記内腔部の左右両壁面に摺接するように当該二股部が構成されているとよい。
また、前記内腔部の上下両壁面が、挿入される前記係合突片の先端部を摺接しつつ案内する案内面となっていてもよい。
猫には、例えば、飼い猫と野良猫との区別等のために首輪を付けることが行われている。
図1に示すように、猫用の首輪1は、首輪1の本体を形成する長尺のベルト2と、互いが係合することでベルト2を輪状にする係合手段が設けられている。
この係合手段は、ベルト2の一端側に設けられ且つ係合突片3を有する雄部材4と、ベルト2の他端側に設けられ且つ係合突片3が嵌り込むことで雄部材4と係合する雌部材5とからなる。
以下、猫用の首輪1の詳細について説明する。
図1に示すように、猫用の首輪1のベルト2は、猫の首に巻き回しできる程度の長さ及び可撓性を有しており、幅狭な形状を有している。ベルト2の中途部には、ベルト2自身の長さを調整可能なベルト長調整手段6が備えられている。ベルト長調整手段6としては、公知の技術が採用可能である。
詳しくは、雄部材4の元部はベルト接続部7となっている。このベルト接続部7には開口8が形成されており、開口8にベルト2の一端側が挿通された上で折り返されて、ベルト2の一端側に雄部材4が取り付けられるものとなっている。
ベルト接続部7からは、係合突片3が前方に突設するように設けられている。係合突片3はプラスチック等の弾性体で形成され、その先端部は後述する雌部材5内部の軸部26に嵌り込む二股部(二股形状)となっている。この二股部はベルト2の幅方向外側に凸形状を呈する右円弧部材10と左円弧部材11とから構成されている。右円弧部材10及び左円弧部材11の凸部の内周は軸部26の外周に沿うようにその曲率が設定されている。以降、ベルト2の幅方向を単に幅方向と呼ぶ。
先端開口12が軸部26に達し二股部が開脚状態となった際に、二股部の幅方向両縁(右円弧部材10の左円弧部材11の外側縁)が後述する内腔部21の左右両壁面24,24に摺接するように、右円弧部材10の凸部と左円弧部材11の凸部との間の幅距離が設定されている。
一方、図2に示す如く、ベルト2の他端側にはプラスチック等で構成された雌部材5が設けられている。
詳しくは、雌部材5の全体の厚みは、前述した係合突片3の厚さより厚肉の円板又は楕円板形状の本体部20を有していて、その上面には、図1に示す如く半リング形状の取付片28が設けられていて、ここに鈴やネームプレート等を取り付けることができる。
内腔部21は、上下壁23,23と左右壁24,24を有する四角形状の内部空間である。この上下壁23,23が雌部材5の先端に延びて開口部22の上下辺となっていると共に、左右壁24,24が雌部材5の先端に延びて開口部22の左右辺となっている。また、内腔部21の内部には、上下壁23,23に架け渡されるように円柱状の軸部26が形成されている。
一方、左壁24と軸部26との間の幅、及び右壁24と軸部26との間の幅は、係合突片3の先端部の幅よりも小さく設定されている。
以上述べた構成を有する首輪1を、動物に装着する際の作動態様、装着後の作動態様について以下に述べる。
まず、装着しようとする猫の首周りに対応する長さに、ベルト長調整手段6を用いてベルト2の長さを調整する。
猫の首にベルト2を巻き付けた上で、図2(a)に示すように、雄部材4の係合突片3を雌部材5の開口部22に差し入れるようにする。この時、開口部22の大きさは係合突片3の横断面形状の大きさよりも若干大きく、さらには、開口部22には外方に向くような面取り部27が形成されているため、係合突片3が非常に差し入れやすいものとなっている。さらには、内腔部21の左右壁24,24の両壁面、及び、上下壁23,23の両壁面は案内面25となっているため、挿入された係合突片3の先端部を摺接しつつ内腔部21の内部(奥側)へ確実に導入できるものとなっている。
すなわち、係合突片3の先端開口12が軸部26に達すると、円柱状の軸部26により右円弧部材10と左円弧部材11とが幅方向両側に弾性的に広がり開脚する。この際、右円弧部材10と左円弧部材11の外面側は、左右壁24,24に略接する状態となる。その後、さらに係合突片3を挿入して行き、係合突片3の先端部が円柱状の軸部26の最大幅(直径)を通過すると、右円弧部材10と左円弧部材11とが幅方向両側に弾性的に狭まって閉脚し、右円弧部材10が軸部26の右外周壁に沿うように、且つ左円弧部材11が軸部26の左外周壁に沿うように軸部26を抱持状に係合する。
係合突片3の先端開口12が、軸部26の径より幅狭なため、通常の状態では、図2(b)の係合状態が解除されることはない。しかしながら、所定以上の引っぱり力(雄部材4と雌部材5とを引き離す方向の引っぱり力)が作用した場合には、右円弧部材10と左円弧部材11とが弾性体で形成されると共に両部材10,11の間に切れ込み部13が存在するため、両部材10,11が弾性変形して開脚し、係合突片3と軸部26との係合状態が解除される。これにより、猫の首輪1に木の枝等の障害物が引っ掛かると、雄部材4と雌部材5との係合が解除され、輪状になった首輪1が猫から外れ、再び猫の自由な行動が可能になる。
雄部材4と雌部材5との解除状況(どのくらいの引っぱり力で解除されるか)に関しては、右円弧部材10と左円弧部材11を形成する材料の特性(弾性率)や、先端開口12の幅と軸部26の径との関係で決まるため、開発者が適宜設定することができる。
なお、本発明の動物用の首輪1は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、雄部材4と雌部材5との係合の仕方は限定されるものではなく、図4に示すように、雌部材5の内腔部21の上下壁23,23に係合孔30,30が形成され、雄部材4の係合突片3の上下部に係合孔に嵌り込む係合凸部31,31が形成されるものであってもよい。なお、説明しない他の部分には同一の符号を付し説明を省略する。
2 ベルト
3 係合突片
4 雄部材
5 雌部材
6 ベルト長調整手段
7 ベルト接続部
8 開口
10 右円弧部材
11 左円弧部材
12 先端開口
13 切れ込み部
14 くびれ部
20 本体部
21 内腔部
22 開口部
23,23 上下壁
24,24 左右壁
25 案内面
26 軸部
27 面取り部
30,30 係合孔
31,31 係合凸部
Claims (4)
- ベルトの一方端に係合突片を有する雄部材が設けられ、他方端に前記係合突片が嵌り込むことで前記雄部材と係合する雌部材が設けられていて、前記雄部材と雌部材との係合状態が所定の引っ張り力で解除可能となっている動物用の首輪であって、
前記雄部材の係合突片は、その基端部に先端部より幅狭のくびれ部が形成されており、
前記雌部材は、前記雄部材の係合突片が挿入される内腔部を備え、該内腔部の左右両壁面が、挿入される前記係合突片の先端部を案内する案内面となっていて、
前記雄部材のくびれ部と前記案内面との間の幅方向の遊びによって、雄部材と雌部材とがベルト幅方向に相対揺動自在となっていることを特徴とする動物用の首輪。 - 前記内腔部内には円柱形状の軸部が上下方向に立設されていて、
前記係合突片の先端側は、弾性変形して前記軸部の外周面に嵌り込む二股部となっており、該二股部の先端に形成された先端開口は、前記軸部の径より幅狭に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の動物用の首輪。 - 前記先端開口が前記軸部に達して前記二股部が開脚状態となった際に、該二股部の幅方向両縁が前記内腔部の左右両壁面に摺接するように当該二股部が構成されていることを特徴とする請求項2に記載の動物用の首輪。
- 前記内腔部の上下両壁面が、挿入される前記係合突片の先端部を摺接しつつ案内する案内面となっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の動物用の首輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001617U JP3142097U (ja) | 2008-03-19 | 2008-03-19 | 動物用の首輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001617U JP3142097U (ja) | 2008-03-19 | 2008-03-19 | 動物用の首輪 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3142097U true JP3142097U (ja) | 2008-06-05 |
Family
ID=43292125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008001617U Expired - Lifetime JP3142097U (ja) | 2008-03-19 | 2008-03-19 | 動物用の首輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142097U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011139730A (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-21 | Osaka Clip:Kk | 紐連結具 |
KR102247546B1 (ko) * | 2019-11-05 | 2021-05-04 | 주식회사 고유 | 반려동물 인식장치 |
-
2008
- 2008-03-19 JP JP2008001617U patent/JP3142097U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011139730A (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-21 | Osaka Clip:Kk | 紐連結具 |
KR102247546B1 (ko) * | 2019-11-05 | 2021-05-04 | 주식회사 고유 | 반려동물 인식장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3518784A (en) | Lure with fishhook releasing device | |
US6233863B1 (en) | Fishing lure and kit | |
KR101155276B1 (ko) | 애완동물용 목줄 | |
JP3142097U (ja) | 動物用の首輪 | |
JP2010081902A (ja) | 動物用連結具 | |
US6941695B2 (en) | Fishing lure assembly having concealed retractable hooks | |
US20120304942A1 (en) | Apparatus for Coupling a Pet Leash and a Pet Collar | |
US6125793A (en) | Resilient safety dog collar | |
US9622463B2 (en) | Accessory for a treble fishing hook | |
JP2006262733A (ja) | 口輪結合型動物制御用具 | |
JP3183595U (ja) | 移動式ルアー | |
US8671612B1 (en) | Quick release locking assemblies | |
JP3201131U (ja) | ルアー用釣針係止バンド | |
JP2023023733A (ja) | 釣り針保持具 | |
KR20160002940U (ko) | 3바늘 결합형 루어 채비 | |
JP3832806B2 (ja) | ペット用首輪 | |
JP3504606B2 (ja) | 釣り用ルアー | |
JP5051913B2 (ja) | 動物用首輪 | |
KR200474458Y1 (ko) | 귀걸이형 이어폰 | |
CN112438238B (zh) | 振出竿 | |
JP5568323B2 (ja) | リード付きハーネス | |
KR102259978B1 (ko) | 애완동물용 자석버클 가이드벨트 | |
JP3039403U (ja) | 愛玩動物用の輪状装着具及びそれに使用する連結具 | |
JP2009268359A (ja) | 釣竿 | |
JP3145796U (ja) | 犬用の口輪 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080319 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |