JP2008113189A - 画像データ処理装置、およびそれを備えた画像形成装置、画像データ処理プログラム、画像データ処理方法 - Google Patents

画像データ処理装置、およびそれを備えた画像形成装置、画像データ処理プログラム、画像データ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】圧縮データから元の画像データを復元して出力する際に、伸張器を並列的に動作させ、性能に応じた速度で画像データを出力できる手法を提供する。
【解決手段】画像データを所定サイズの複数の部分データに分割し、分割された部分データの結合に用いるリンク情報を生成し、各部分データを圧縮してリンク情報に基づき結合可能な部分圧縮データを生成する圧縮処理部と、各部分圧縮データをそれぞれ伸張する複数の伸張部と、各部分圧縮データが格納された領域を前記リンク情報に基づいて決定し、複数を並列的に動作させるデータ制御部と、伸張されて生成された各部分データを格納する画像データ記憶部を備え、前記データ制御部は、リンク情報と前記所定サイズとに基づいて部分データを格納する画像データ記憶部中の格納領域を決定し、リンク情報に基づいて各部分データを出力する順序を決定することを特徴とする画像データ処理装置。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像データを圧縮して記憶し、出力時に伸張して復元する画像データ処理装置、およびそれを備えた画像形成装置、画像データ処理プログラム、画像データ処理方法に関する。
画像データを扱う機器において、記憶容量を節約するために取得した画像データを圧縮して圧縮データとして記憶し、使用時に伸張するものが知られている。画像データの圧縮、伸張処理を行う機器は、そのための圧縮回路(圧縮器)、伸張回路(伸張器)を有するものが多い。あるいは、ソフトウェアで圧縮、伸張処理を行う機器であっても、その処理に相応のプロセッサ時間が費やされる。
一方、前記機器の中には、記憶された画像データを使用する際、所定の速度で画像データを出力しなければならないものがある。例えば、電子写真方式の画像形成装置においては、一定の速度で移動する感光体の表面を画像データの各画素に対応した光のドットで順次露光して静電潜像を形成する。圧縮データの伸張処理は、各ドットに対応する露光が行われるまでに完了していなければならない。例えば、毎分の印字枚数が50枚以上の高速の画像形成装置(高速機)では、中低速機に比べて感光体の移動速度が速い。画像データの伸張処理部にも、それに見合った処理速度が要求される。しかし、高速機においては、前記移動速度が単体の伸張器の処理能力を上回るケースがある。そこで、複数の伸張器を並列に動作させて見かけの伸張速度を速くしたものが知られている。さらに、処理すべきデータのデータ量に基づいて、圧縮器および伸張器の数を切り替えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−41429号公報
画像データを一つの塊として圧縮し、生成された圧縮データは、一つの伸張器でしか伸張できない。したがって、複数の伸張器を並列的に動作させて高速処理を実現するためには、圧縮時に圧縮データの構造を工夫しておく必要がある。画像データの圧縮処理と伸張処理とが常に特定の圧縮器および伸張器で行われるのであれば、圧縮データの構造は単純でよい。
しかし、例えば、出力先が複数種類あり、各種類で画像データを出力すべき速度が異なる場合がある。具体例としては、印字速度がそれぞれ異なる複数機種の画像形成装置に対して同じタイプの画像データ処理装置が搭載される場合が挙げられる。また、印字速度がそれぞれ異なる複数の機器間で圧縮データのやり取りが行われることがある。例えば、一つの印刷ジョブを複数の画像形成装置で分散処理する機能、いわゆるタンデム処理を実行する場合である。あるいは、第1の機器で取得した画像データをその機器内に保持しておき、ユーザーからの指示に従って、ネットワークを介して接続された第2の機器に保持されたデータを転送して印刷する場合である。あるいは、第1の機器で取得した画像データをネットワークを介して第2の機器に転送して保持し、ユーザーからの指示に従って保持されたデータを第2の機器で印刷する場合である。このような処理形態は、いわゆるファイリング機能の一態様である。
このような場合でも、伸張処理を行う機器の性能に応じて、伸張器の並列動作の有無あるいは並列動作する伸張器の数を変え得るようなデータ構造が非常に好ましい。しかし、そのような機能を実現し得るデータの構造は、単純ではない。
この発明は、前述したような状況を考慮してなされたものであり、圧縮データから元の画像データを復元して出力する際に、機器の性能に応じた数の伸張器を並列的に動作させ、前記性能に応じた速度で画像データを出力できる手法を提供するものである。
この発明は、画像データを所定サイズの複数の部分データに分割し、分割された部分データの結合に用いるリンク情報を生成し、各部分データを圧縮してリンク情報に基づき結合可能な部分圧縮データを生成する圧縮処理部と、生成された各部分圧縮データを格納領域に格納する圧縮データ記憶部と、各部分圧縮データをそれぞれ伸張する複数の伸張部と、各部分圧縮データが格納された領域を前記リンク情報に基づいて決定し、複数の伸張部のいずれかに各部分圧縮データを割り当てて並列的に動作させるデータ制御部と、伸張されて生成された各部分データを格納する画像データ記憶部と、格納された各部分データを外部へ出力する出力部とを備え、前記データ制御部は、リンク情報と前記所定サイズとに基づいて部分データを格納する画像データ記憶部中の格納領域を決定し、リンク情報に基づいて各部分データを出力する順序を決定することを特徴とする画像データ処理装置を提供する。
さらに、この発明は、前記画像データ処理装置と、画像データ処理装置から出力された画像データを用いて画像形成を行う画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
また、異なる観点から、この発明は、画像データを所定サイズの複数の部分データに分割し、分割された部分データの結合に用いるリンク情報を生成し、各部分データを圧縮してリンク情報に基づき結合可能な部分圧縮データを生成する圧縮処理部と、生成された各部分圧縮データを格納領域に格納する圧縮データ記憶部と、各部分圧縮データをそれぞれ伸張する複数の伸張部と、各部分圧縮データが格納された領域を前記リンク情報に基づいて決定し、複数の伸張部のいずれかに各部分圧縮データを割り当てて並列的に動作させるデータ制御部と、伸張されて生成された各部分データを格納する画像データ記憶部と、格納された各部分データを外部へ出力する出力部としてコンピュータを機能させ、前記データ制御部は、リンク情報と分割サイズとに基づいて部分データを格納する画像データ記憶部中の格納領域を決定し、リンク情報に基づいて各部分データを出力する順序を決定することを特徴とする画像データ処理プログラムを提供する。
さらに、異なる観点から、この発明は、圧縮処理部により画像データを所定サイズの部分データに分割し、分割された部分データの結合に用いるリンク情報を生成し、各部分データを圧縮してリンク情報に基づき結合可能な部分圧縮データを生成するステップと、生成された各部分圧縮データを圧縮データ記憶部の格納領域に格納するステップと、各部分圧縮データが格納された領域を前記リンク情報に基づいて決定し、複数の伸張部のいずれかに各部分圧縮データを割り当てて並列的に動作させ、各部分圧縮データをそれぞれ伸張するステップと、伸張されて生成された各部分データをリンク情報と分割サイズとに基づいて決定される画像データ記憶部中の格納領域に格納するステップと、リンク情報に基づいて各部分データを出力する順序を決定し、決定された順序で各部分データを外部へ出力するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像データ処理方法を提供する。
この発明の画像データ処理装置は、結合可能な部分圧縮データを生成する圧縮処理部と、複数の伸張部のいずれかに各部分圧縮データを割り当てて並列的に動作させるデータ制御部とを備えるので、伸張部単体の処理速度より速い速度で部分圧縮データの伸張を行うことができる。並列的に動作させる伸張器の数は、データ構造によって限定されない。従って、要求される出力速度に応じた数の伸張器を並列的に動作させ、画像データを出力することができる。
また、この発明の画像形成装置は、前記画像データ処理装置を備えるので、伸張器単体の処理速度と画像形成の速度とに応じた数の伸張器を並列的に動作させ、画像形成を行うことができる。
前記分割サイズは、所定の主走査ライン数からなり、前記圧縮処理部は、画像データを所定の主走査ライン数ごとに分割してもよい。例えば、出力された画像データを用いて画像形成を行う場合、主走査の順に各部分の画像形成が行われるのが通例である。このように画像データを分割すれば、画像形成の順に各部分圧縮データが伸張されて部分データが生成される。
また、前記圧縮処理部は、生成したリンク情報を付加したリンク情報付きの部分圧縮データを生成してもよい。
さらにまた、前記分割サイズの値を各部分圧縮データと対応付けて記憶するサイズ情報記憶部をさらに備えていてもよい。
また、画像データを出力すべき速度を出力先から取得する速度取得部をさらに備え、前記データ制御部は、予め定められた各伸張部単体の処理速度と出力先から取得された速度とに基づいて、並列的に処理させる伸張部の数を決定する機能をさらに有していてもよい。このようにすれば、要求される出力速度がそれぞれ異なる複数種類の出力先に同一タイプの画像データ処理装置を適用する場合でも、出力先から取得した速度に応じて並列的に動作させる伸張部の数を決定することができる。
さらにまた、前記データ制御部は、1つの部分データのみからなる画像データについては、当該部分データに対応する部分圧縮データに1つの伸張部を割り当てて画像データを復元するように制御してもよい。データの構造上、1つの部分圧縮データのみからなる画像データは、1つの伸張器でしか伸張できないからである。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
図2は、この発明の画像データ処理装置を備た画像形成装置の機能的な構成を示すブロック図である。図2で、画像形成装置103は、画像データ処理装置(Image Control UnitあるいはICUともいう)101、スキャナ部125、プリンタ部149から構成される。スキャナ部125は、原稿の画像を読み取って画像データ処理装置101に画像データを提供する装置である。プリンタ部149は、画像データ処理装置101から出力された画像データを印刷用紙に印刷する装置である。この実施形態で、プリンタ部149は、電子写真方式のプリンタを想定している。プリンタ部149は、画像データに応じて感光体を露光するレーザー走査ユニット(LSU)を有している。画像データ処理装置101から出力された画像データは、プリンタ部149が有するLSUへ送られる。
画像データ処理装置101は、主として画像制御回路111、SDRAM113、CPU117、、ハードディスク装置(HDD)121、入力側画像処理部131および出力側画像処理部143から構成される。この実施形態で、画像制御回路111、入力側画像処理部131、出力側画像処理部143は、それぞれが一つのLSI(大規模集積回路)に納められた回路である。CPU117は、バス115を介して画像制御回路111に接続され、画像制御回路111の動作を制御する。また、CPU117は、入力側画像処理部131、出力側画像処理部143の動作を制御する。画像制御回路111には、画像データを処理するブロックが集積されている。
SDRAM113は、画像データや、CPU117が実行する制御プログラムを格納する領域を提供する。前記領域は、その用途別に、外部から入力された画像データを格納する入力側画像記憶部113a、圧縮された画像データを格納する圧縮データ記憶部113b、プリンタ部49へ出力する画像データを格納する出力側画像記憶部113c、CPU117のために制御プログラムや処理用の変数などを格納するワーク領域113dなどに分類される。入力側画像記憶部113a、圧縮データ記憶部113b、出力側画像記憶部113cは、バス115を介して画像制御回路111やハードディスク装置121などから転送された画像データを格納し、また、格納された画像データを画像制御回路111やハードディスク装置121へ転送する。入力側画像記憶部113aおよび出力側画像記憶部113cは、請求項にいう画像データ記憶部に対応する。また、圧縮データ記憶部113bは、請求項にいう圧縮データ記憶部に対応する。
CPU117は、ワーク領域に格納された制御プログラムに従って処理を実行し、画像データ処理装置の各処理を制御する。その中には、画像制御回路111内の各ブロックに指示を与えて画像データの転送手順を制御する処理が含まれる。
以下に、画像データの流れに沿って、画像制御回路111の各ブロックの機能を説明する。スキャナ部125で読み込まれた原稿の画像データは、スキャナ・インターフェイス部127の制御を介して入力側画像記憶部113aに転送される。入力側画像記憶部113aには、画素単位のデータ(ビットマップデータ)が格納される。より詳細には、スキャナ部125は、ページ単位で原稿を読み込み、主走査ラインと副走査ラインからなる画素のマトリックスとして画像データを出力する。
入力側画像処理部−出力インターフェイス部129は、予め定められた主走査ライン数の画像データが入力側画像記憶部113aに格納されると、その画像データを一つの塊(単位)として入力側画像処理部131へ転送する。この画像データの単位は、請求項にいう部分データである。入力側画像処理部131は、転送された部分データ対して色変換処理、画像フィルタ処理、領域分離処理などの処理を施す。入力側画像処理部−入力インターフェイス133は、入力側画像処理部131で処理された部分データを、入力側画像記憶部113aの新たな領域に格納する。
JPEG圧縮部135は、入力側画像処理部131で処理されて入力側画像記憶部113aに格納された各部分データを圧縮し、圧縮データ記憶部113bに格納する。各圧縮データは、請求項にいう部分圧縮データに対応する。ここで、JPEG圧縮部135は、各部分圧縮データを伸張したときにそれらをつなぎ合わせて元の画像が復元できるよう、リンク関係の情報を各部分圧縮データに付与する。リンク情報の一つの態様は、アドレスの連続する格納領域に主走査ライン順に各部分圧縮データを格納し、かつ、各部分圧縮データの先頭にヘッダ情報として自身のデータサイズを記録する手法である。このようにすれば、各ヘッダ情報から次の部分圧縮データのヘッダの格納アドレスを計算して参照できるので、ヘッダを順番にたどって各部分圧縮データを伸張することができる。伸張された各部分データをヘッダの並び順に連続した格納領域に格納すれば、もとの画像データが復元される。格納リンク情報の態様については、後に詳述する。
各入力側画像処理部−出力インターフェイス部129、入力側画像処理部−入力インターフェイス133およびJPEG圧縮部135の機能は、請求項にいう圧縮処理部に対応する。
以上のようにして、圧縮データ記憶部113bに格納された各部分圧縮データは、処理のモードに応じて、ハードディスク装置121に転送されて格納される。しかし、画像をすぐに出力してしまう場合は、圧縮データ記憶部113bに各部分圧縮データを保持したまま出力の処理に移行する場合もある。
ファイリング機能による印刷ジョブの場合、使用者が、図示しない操作パネルを用いて画像形成装置103に印刷指示を与えると、CPU117は、画像データの出力指示と出力の対象となる画像データを特定する情報とを取得する。そして、CPU117は、画像制御回路111に対して出力指示を与える。通常のコピージョブの場合は、原稿が読み込まれ、出力可能な状態になると、CPU117は、画像制御回路111に対して出力指示を与える。出力対象の圧縮データがハードディスク装置121に格納されている場合、画像制御回路111は、バス・インターフェイス部137を介してハードディスク装置121から対象となる各部分圧縮データを読み出して圧縮データ記憶部113bに格納する。
JPEG伸張部139は、各部分圧縮データを伸張する。そして、伸張された部分データを出力側画像記憶部113cに格納する。ここで、CPU117は、プリンタ部149の印刷速度、即ち、感光体の移動速度と、JPEG伸張器A139aおよびJPEG伸張器B139bの単体の処理速度に応じて、伸張に使用するJPEG伸張器の数を決定する。JPEG伸張器A139aとJPEG伸張器B139bとは、互いの回路構成が等しく、処理速度も等しい。JPEG伸張器A139aおよびJPEG伸張器B139bは、請求項にいう伸張部に対応する。
CPU117は、伸張された各部分データを格納する格納領域を決定する。決定された領域は、出力側画像記憶部113c内の領域である。CPU117は、リンク情報に基づいて各部分圧縮データを伸張する順序と、伸張された部分データの出力順序を決定する。そして、決定された順序で各部分圧縮データおよび各部分データの処理が行われるように、JPEG伸張部139、出力側画像処理部−出力インターフェイス部141、出力側画像処理部−入力インターフェイス部145およびLSUインターフェイス部147の処理手順を制御する。このCPU117による処理によって、請求項にいうデータ制御部の機能が実現される。好ましくは、CPU117は、各部分データを連続した格納領域に順次格納し、連続した格納領域に格納された一連の部分データによって、元の画像データが復元されるようにする。ただし、これに限定されるものではない。
各部分データが出力側画像記憶部113cに格納されると、出力側画像処理部−出力インターフェイス部141は、各部分データを出力側画像処理部143へ転送する。出力側画像処理部143は、転送された各部分データ対する処理を行う。ここでの処理は、主として、RGBの各要素で表現される各部分データをYMCKの各要素に変換する処理と、プリンタ部149の特性に応じてYMCKで表現された各部分データの中間調の値を補正する処理である。出力側画像処理部−入力インターフェイス145は、出力側画像処理部143で処理された各部分データを、出力側画像記憶部113cの新たな領域に格納する。
最後に、LSUインターフェイス部147は、出力側画像処理部143で処理された各部分データを順次プリンタ部149のLSUへ転送する。LSUインターフェイス部147は、請求項にいう出力部に対応する。ここで、CPU117は、1ページの画像データが連続した格納領域に格納されるように、各部分データを格納する格納領域を決定し、出力側画像処理部−入力インターフェイス145を動作させてもよい。さらに、LSUインターフェイス部147は、1ページの画像データを構成する各部分データが揃ってから各部分データをプリンタ部149へ転送するようにしてもよい。このようにすれば、連続した領域に格納された1ページの画像データを一度にプリンタ部149へ転送することができる。従って、出力の速度に伸張処理が追従できずにページの途中で画像データの転送が途切れるといった事態が生じない。
図1は、1ページの画像データが画像データ処理装置101に入力されてから出力されるまでの過程を、処理の順序に従って模式的に示した説明図である。図1(a)は、入力された画像データが圧縮データ記憶部113bに格納されるまでを示している。図1(b)は、圧縮データ記憶部113bに格納された圧縮データから元の画像データが復元されて出力されるまでを示している。
処理の順序に従って図1を説明する。画像データ処理装置101に1ページの画像データ151が入力されると、入力側画像処理部−出力インターフェイス部129は、予め定められた分割サイズに従って、画像データ151を部分データ151a、151b、151c、151dに分割し、入力側画像処理部131へ転送する。ここで、分割サイズは、画像形成装置103中の図示しないROMもしくは不揮発性メモリに格納された定数であってもよい。
この態様は、例えば、それぞれの印字速度が異なる複数種類のプリンタ部149に同一の画像データ処理装置101が装着される場合、プリンタ部149の種類に応じた分割サイズで制御を行う場合に好ましい。CPU117は、図示しない通信線を介してプリンタ部149のROMもしくは不揮発性メモリに格納された分割サイズを取得する。この態様において、分割サイズを格納するROMもしくは不揮発性メモリは、請求項にいうサイズ情報記憶部に相当する。
さらに、CPU117は、画像データ処理装置1が単位時間当たりに何本の主走査ラインを出力すべきかといったような出力速度についての情報をプリンタ部149から取得してもよい。この機能は、請求項にいう速度取得部に相当する。そして、取得した出力速度の情報と、予め定められたJPEG伸張部139a、139bの処理速度とに基づいて、2つのJPEG伸張部139a、139bを用いて並列的に伸張処理をさせるべきか、いずれか1つのJPEG伸張部のみを用いて伸張処理をおこなうかを判断してもよい。
この実施の形態において、分割サイズは、主走査線のライン数nで表現されている。入力側画像処理部−出力インターフェイス部129は、入力された画像データ151をn本の主走査ライン幅からなる部分データ151a、151b、151c、151d、…を単位(バンド)として扱う。例えば、先頭からn本の画像データが入力側画像記憶部113aに格納されると、入力側画像処理部−出力インターフェイス部129は、それを一つの単位として入力側画像処理部131に転送する。入力側画像処理部131は、転送されたデータを処理する。入力側画像処理部−入力インターフェイス部133は、入力側画像処理部131で処理されたデータを、バンドAの部分データ151aとして入力側画像記憶部113aに格納する。続いて、JPEG圧縮部135は、部分データ151aを圧縮してバンドAの部分圧縮データ153aを生成し、圧縮データ記憶部113bに格納する。同様の手順で、先頭から(n+1)本目から(2n)本目の画像データからバンドBの部分圧縮データ153bが生成されて圧縮データ記憶部113bに格納される。さらに、n本の主走査ラインを単位としてバンドC、バンドD、…の部分圧縮データが生成されて圧縮データ記憶部113bに格納される。
ここで、入力側画像処理部−入力インターフェイス部133は、圧縮データ記憶部113bの連続した格納領域に、主走査ラインの順に各部分圧縮データを並べて格納するよう制御する。また、各部分圧縮データの先頭に、当該部分圧縮データのサイズ長(バイト数)をヘッダとして付与する。当該サイズ長は、所定のワード長からなり、サイズ長の値は、ヘッダの長さも含む。従って、画像データ151に対応する各部分圧縮データ153a、153b、153c、153d、…は、先頭の部分圧縮データ153aのアドレスがわかれば、それに、ヘッダに格納されたサイズ長を加えたアドレスを参照することによって、次の部分圧縮データ153bのヘッダを参照することができる。さらに、部分圧縮データ153bのヘッダに格納されたサイズ長を加えたアドレスを参照することによって、次の部分圧縮データ153cのヘッダを参照することができる。このようにして、画像データ151から生成された各部分圧縮データを、先頭から順番にたどることができる。なお、末尾の部分圧縮データの後には、通常のサイズ長と識別可能な値、例えばゼロを格納すると定めておけばよい。これによって、ページの終端を識別することができる。この実施形態では、各部分圧縮データのヘッダと、ヘッダの並び順とが、請求項にいうリンク情報を提供する。
その後、CPU117が出力指示を受けると、指示に含まれる情報に基づいて出力対象のデータを特定し、特定したデータを圧縮データ記憶部113bから読み出す。この実施の形態では、図1(a)で格納された部分圧縮データ153a、153b、153c、153d、…を対象のデータとする。CPU117は、各部分圧縮データの伸張に使用するJPEG伸張器の数を決定する。決定は、プリンタ部149から取得された出力速度に関する情報と、予め定められた各JPEG伸張器139a、139bの処理速度とに基づいて決定する。たとえば、プリンタ部149は、最大印字幅としてのA4サイズ長辺方向の主走査ライン数で毎秒6000本を出力すべきとの情報を、出力速度に関する情報として提供する。CPU117は、当該情報をプリンタ部149から取得する。また、JPEG伸張器139a、139bの処理速度として、毎秒5000本の主走査ライン数が予め定められているとする。この前記処理速度は、JPEG伸張器の回路設計時に定まる値であって、定数として制御プログラムと共にハードディスク装置121に格納されている。CPU117は、プリンタ部149から取得した情報と、JPEG伸張器の処理速度とを比較して、JPEG伸張器139a、139bの両方を用いて各部分圧縮データを伸張すべきことを判断し、JPEG伸張部139の機能を設定する。JPEG伸張部139は、2つのJPEG139a、139bを並列動作させる機能を有する。即ち、バンドAの部分圧縮データ153aとJPEG伸張器A139aで伸張し、並列的にバンドBの部分圧縮データ153bをJPEG伸張器B139bで伸張する。伸張処理を終えたJPEG伸張器は、次の部分圧縮データ153cを伸張する。これを実現するため、JPEG伸張部139は、次に伸張すべき部分圧縮データの先頭のアドレスを示すポインタを有する。
一方、伸張されて生成された部分データは、出力側画像記憶部113cの連続した格納領域に格納される。ここで、JPEG伸張部139は、各部分データを格納するアドレスを計算する機能を有する。各部分データを格納するアドレスは、n本の主走査ラインからなるので、格納アドレスは、画像データの主走査方向の幅と、各部分データが何個目のバンドであるかが判れば、計算することができる。例えば、バンドAの部分圧縮データ153aから生成される部分データ155aは、1番目のヘッダの部分圧縮データから生成されるので、出力画像記憶部113cに確保された格納領域の先頭から、格納する。2番目のヘッダの部分圧縮データ153bから生成される部分データ155bの格納領域は、先頭のアドレスからn本の主走査ライン数分だけオフセットを加えたアドレスとして計算される。さらに、3番目のヘッダの部分圧縮データ153cから生成される部分データ155cの格納領域は、先頭のアドレスから(2×n)本の主走査ライン数分だけオフセットを加えたアドレスとして計算される。4番目以降のヘッダの部分圧縮データについても、同様の要領で先頭アドレスからのオフセットが計算される。従って、何番目のヘッダが伸張処理の対象であるかが判れば、その部分圧縮データから生成される部分データを格納する格納領域の先頭アドレスからのオフセット値は計算により求められる。このようなアドレス計算を回路的に実現することは、当業者にとって容易である。
なお、画像データ処理装置101は、例えば、ネットワークを介して外部の装置で生成された圧縮データを受領し、それを伸張して出力することがあり得る。その一例は、前述したファイリング機能により、外部の機器で生成された圧縮データを圧縮データ記憶部113bに格納する場合である。また、タンデム処理機能によって、外部の画像形成装置で生成された圧縮データを印刷する場合である。外部の機器が画像データを分割して圧縮する機能を有していなければ、1ページの画像データは、一つの圧縮データとして格納される。このような圧縮データは、一つのJPEG伸張器でしか伸張することができない。この場合、CPU17は、1ページの画像データに一つのJPEG伸張器を割り当てる。
出力側画像処理部−出力インターフェイス部141は、伸張された各部分データを出力側画像処理部143へ転送する。出力側画像処理部143は、各部分データを処理する。出力側画像処理部−入力インターフェイス部145は、出力側画像処理部143で処理された各部分データを出力画像記憶部113cに確保した新たな連続領域に格納する。1ページのデータが揃ったら、LSUインターフェイス部147は、プリンタ部149に画像データの出力が可能であることを知らせる。プリンタ部149は、画像データの出力を要求する。LSUインターフェイス部147は、プリンタ部149からの要求に応じて、出力側画像記憶部113cに格納された画像データをプリンタ部149へ転送する。
図1で、圧縮データ記憶部113bに格納される各部分圧縮データは、その先頭に、当該部分圧縮データのサイズ長(バイト数)を示すヘッダが付与されたものである。図4は、前記部分圧縮データと異なるフォーマットの例を示す説明図である。各部分圧縮データのデータサイズは、各部分圧縮データと別に、連続した格納領域(データサイズ格納領域157)に格納している。このようにすれば、各部分圧縮データのデータサイズを一括して読み出す場合、読出しの処理が単純になる。これ以外のフォーマットであっても、各部分圧縮データをつなぎ合わせて元の画像が復元できるような情報が付与されて圧縮データ記憶部に格納されていればよい。
続いて、この発明に係る画像形成装置の機構的な構成の一態様を説明する。図3は、この発明に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。画像形成装置103は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシートに対して多色および単色の画像を形成するものである。そして、図示するように、LSU1、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4、中間転写ベルトユニット8、定着ユニット12と、用紙搬送路S、給紙トレイ10および排紙トレイ15等より構成された電子写真方式の画像形成装置である。
なお、本画像形成装置において扱われる画像データは、ブラック(KあるいはBK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器2(2a、2b、2c、2d)、感光体ドラム3(3a、3b、3c、3d)、帯電器5(5a、5b、5c、5d)、クリーナユニット4(4a、4b、4c、4d)は各色に応じてそれぞれ4個ずつ設けられている。それぞれ、符号末尾の英文字は、aがブラックに、bがシアンに、cがマゼンタに、dがイエローに対応する。各色に対応した4種類の潜像が各感光体ドラム3の周面に形成される。すなわち、各色に対応した4つの画像ステーションが構成されている。
以下、4つの画像ステーションを代表して、一つの画像ステーションについてその構成を説明する。他の画像ステーションも同様の構成を有している。したがって、符号末尾の英文字は省略する。帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段である。帯電手段としては、図2に示すような接触型のローラ型のほかに、ブラシ型の帯電器やチャージャー型の帯電器が用いられてもよい。
LSU1は、帯電した感光体の表面を選択的に露光する。このために、LSU1は、レーザー照射部およびポリゴンミラーを有する。そして、LSU1は、レーザー照射部からのレーザービームLを回転するポリゴンミラーに反射させて偏向し、感光体の表面を走査させる。レーザービームLは、原稿を読み取って生成され、あるいは外部のコンピュータで生成された画像データに応じて変調されたものである。
画像データで変調されたレーザービームLで帯電した感光体ドラム3が走査、露光されることにより、感光体ドラム3の表面には、画像データに応じた電位の像(静電潜像)が形成される。現像器2は、それぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を、それぞれK、C、M、Yのいずれかの色のトナーにより現像(顕像化)するものである。クリーナユニット4は、現像され、後述するように転写された後、感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収するものである。
感光体ドラム3の上方には、中間転写ベルトユニット8が配置されている。中間転写ベルトユニット8は、中間転写ベルト7、中間転写ベルト駆動ローラ8−1、中間転写ベルトテンション機構8−3、中間転写ベルト従動ローラ8−2、中間転写ローラ6(6a、6b、6c、6d)、および中間転写ベルトクリーニングユニット9を備えている。
中間転写ベルト駆動ローラ8−1、中間転写ベルトテンション機構8−3、中間転写ローラ6、中間転写ベルト従動ローラ8−2等は、中間転写ベルト7を張架し、矢印B方向に回転駆動させるものである。
中間転写ローラ6は、中間転写ベルトユニット8の中間転写ベルトテンション機構8−3の中間転写ローラ取付部に回転可能に支持されている。中間転写ローラ6には、感光体ドラム3上に形成されたトナー像を、中間転写ベルト7上に転写するための転写バイアス電圧が印加される。
中間転写ベルト7は、各色用の感光体ドラム3にそれぞれ接触するように設けられている。感光体ドラム3の表面に形成された各色のトナー像は、中間転写ローラ6に印加された転写バイアス電圧によって、中間転写ベルト7に順次転写される。これによって、中間転写ベルト7上にカラーのトナー像(多色トナー像)が多層状に転写される。中間転写ベルト7は、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムが無端状に形成されたものである。
前述のように、中間転写ローラ6は、中間転写ベルト7の裏側に接触しており、感光体ドラム3から中間転写ベルト7へトナー像を転写させる転写手段である。中間転写ローラ6には、トナー像を転写するために数百ボルト程度の電圧の転写バイアス電圧(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の電圧)が印加される。
中間転写ローラ6は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面に、導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)が被覆されたローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルトに対して略均一な電圧を印加することができる。本実施例では、転写手段として手転写ローラを使用しているが、それ以外にブラシ状の転写電極(転写ブラシ)を中間転写ベルト7の裏側に接触させて転写手段とすることもできる。
中間転写ベルト7に転写されたトナー像は、中間転写ベルト7の回転に伴って、転写ローラ11eが配置された転写部11に移動する。
中間転写ベルト7と転写ローラ11eは、所定のニップ幅を持つように圧接されている。また、転写ローラ11eには、トナー像を後述するシートに転写させるためのバイアス電圧が印加されている(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。転写ローラ11eと前記中間転写ベルト駆動ローラ8−1は、その何れか一方が硬質材料(金属等)からなり、他方が芯金の表面に軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)が被覆された弾性ローラである。これによって、所定幅のニップが定常的に得られる。
感光体ドラム3の表面への接触により、シートに画像を転写する領域以外にも、中間転写ベルト7にトナーが付着する。また、転写ローラ11eによってシートへの転写が行われずに中間転写ベルト7上に残存するトナーが存在する。これらのトナーは、次工程でトナーの混色が発生する原因となり得る。このため、中間転写ベルトクリーニングユニット9が設けられており、中間転写ベルト7上のトナーが除去・回収される。中間転写ベルトクリーニングユニット9には、クリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードの端部が、中間転写ベルト7に接触してトナーを除去する。中間転写ベルトクリーニングユニット9が接触する部分において、中間転写ベルト7は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ8−2で支持されている。
給紙トレイ10は、画像形成に使用するシートを蓄積しておくためのトレイである。給紙トレイ10は、画像形成装置103のLSU1の下方に設けられている。また、本画像形成装置103の上部には、排紙トレイ15が設けられている。排紙トレイ15には、印刷済みのシートがフェイスダウンで排出されて堆積する。
また、本画像形成装置103には、給紙トレイ10のシートを転写部11や定着ユニット12を経由させて排紙トレイ15に送るための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。さらに、給紙トレイ10から排紙トレイ15までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ16,レジストローラ14、転写部11、定着部12、シートを搬送する搬送ローラ25(25−1〜25−8)等が配されている。
搬送ローラ25−1〜25−4は、シートの搬送を促進・補助するための、小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。ピックアップローラ16は、給紙トレイ10の端部に備えられ、給紙トレイ10から、シートを1枚ずつ用紙搬送路Sに供給する。
また、レジストローラ14は、用紙搬送路Sを搬送されてくるシートを、一旦所定位置に停止させるものである。そして、中間転写ベルト7上のトナー像の先端とシートの先端を同期させるタイミングでシートを転写部11へ搬送する機能を有している。
定着ユニット12は、ヒートローラ31,加圧ローラ32,等を備えており、ヒートローラ31および加圧ローラ32は、シートを挟んで回転するようになっている。
また、ヒートローラ31は、図示しない温度検出器からの信号に基づき、制御基板40の制御部によって所定の定着温度となるようにその内部に配置された図示しないヒーターが制御される。ヒートローラ31は、加圧ローラ32との間を通過搬送されるシートを熱圧着する。これによって、シートに転写された多色トナー像が溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着する。
なお、多色トナー像の定着後のシートは、搬送ローラ25−5、25−6によって用紙搬送路Sの反転排紙経路に搬送され、反転された状態で(多色トナー像を下側に向けて)、排紙トレイ15上に排出されるようになっている。
次に、シート搬送経路を詳細に説明する。本画像形成装置には予めシートを収納する給紙カセット10が配置されている。
給紙トレイ10の端部には、各々のピックアップローラ16が配置され、シートを1枚ずつ搬送路に導くようになっている。
給紙カセット10から搬送されるシートは搬送路中の搬送ローラ25−1〜25−4によってレジストローラ14まで搬送されて停止する。レジストローラ14は、停止したシートの先端と中間転写ベルト7上のトナー像の先端を整合させるタイミングで停止したシートを転写部11へ送りだす。送り出されたシートは、転写部11で中間転写ベルト7上のトナー像が転写される。その後、シートは定着部12を通過する。このとき、シート上の未定着トナーは熱で溶融し、定着部12を通過後は、自然に冷却されてシート上に固着する。その後、シートは搬送ローラ25−5を経て排紙ローラ25−6から排紙トレイ15上に排出される。
排紙トレイ15の下方には、制御基板40が配置されている。制御基板40は、画像形成装置103の各部の動作を制御するためのマイクロコンピュータ、マイクロコンピュータが実行する制御プログラムを格納するROM、マイクロコンピュータの処理のためのワークエリアおよび画像データの記憶領域を提供するRAMを有する。前記マイクロコンピュータは、制御プログラムを実行することによって制御部として機能する。前述した画像形成、トナー像の転写、シートの搬送や定着部の温度制御などは、制御部の機能によって実現される。
また、制御基板40は、入力回路と出力回路を有している。入力回路には、画像形成装置103内の各部に配置されたセンサからの信号が入力され、マイクロコンピュータが入力された信号を用いて処理を行えるように構成されている。出力回路は、各部に配置された負荷を駆動するための信号を出力する回路である。さらに、制御基板40は、この発明の画像データ処理装置101と図示しない通信線を介してデータをやり取りをする。なお、図3には、画像データ処理装置101は図示していないが、画像処理装置103の内部に画像データ処理装置の基板が装着されていてもよい。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
この発明において、1ページの画像データが画像データ処理装置に入力されてから出力されるまでの過程を、処理の順序に従って模式的に示した説明図である。 この発明の画像データ処理装置を備た画像形成装置の機能的な構成を示すブロック図である。 この発明に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 図1に示す部分圧縮データのフォーマットと異なるフォーマットの例を示す説明図である。
符号の説明
1 LSU
2a、2b、2c、2d 現像器
3a、3b、3c、3d 感光体ドラム
4a、4b、4c、4d クリーナユニット
5a、5b、5c、5d 帯電器
6a、6b、6c、6d 中間転写ローラ
7 中間転写ベルト
8 中間転写ベルトユニット
8−1 転写ベルト駆動ローラ
8−2 中間転写ベルト従動ローラ
8−3 中間転写ベルトテンション機構
9 中間転写ベルトクリーニングユニット
10 給紙トレイ
11 転写部、
11e 転写ローラ
12 定着部
14 レジストローラ
15 排紙トレイ
16 ピックアップローラ
25 搬送ローラ
31 ヒートローラ
32 加圧ローラ
40 制御基板
101 画像データ処理装置、ICU
103 画像形成装置
111 画像制御回路
113 記憶部、SDRAM
113a 入力画像記憶部
113b 圧縮データ記憶部
113c 出力画像記憶部
113d ワーク領域
115 バス
117 CPU
119 バス制御部
121 ハードディスク装置、HDD
123 IDEインターフェイス部
125 スキャナ部
127 スキャナ・インターフェイス部
129 入力側画像処理部−出力インターフェイス部
131 入力側画像処理部
133 入力側画像処理部−入力インターフェイス部
135 JPEG圧縮部
137 バス・インターフェイス部
139 JPEG伸張部
139a、139b JPEG伸張器
141 出力側画像処理部−出力インターフェイス部
143 出力側画像処理部
145 出力側画像処理部−入力インターフェイス部
147 LSUインターフェイス部
149 プリンタ部
151、155 画像データ
151a、151b、151c、151d、155a、155b、155c、155d 部分データ
153a、153b、153c、153d 部分圧縮データ
157 データサイズ格納領域

Claims (9)

  1. 画像データを所定サイズの複数の部分データに分割し、分割された部分データの結合に用いるリンク情報を生成し、各部分データを圧縮してリンク情報に基づき結合可能な部分圧縮データを生成する圧縮処理部と、
    生成された各部分圧縮データを格納領域に格納する圧縮データ記憶部と、
    各部分圧縮データをそれぞれ伸張する複数の伸張部と、
    各部分圧縮データが格納された領域を前記リンク情報に基づいて決定し、複数の伸張部のいずれかに各部分圧縮データを割り当てて並列的に動作させるデータ制御部と、
    伸張されて生成された各部分データを格納する画像データ記憶部と、
    格納された各部分データを外部へ出力する出力部とを備え、
    前記データ制御部は、リンク情報と前記所定サイズとに基づいて部分データを格納する画像データ記憶部中の格納領域を決定し、リンク情報に基づいて各部分データを出力する順序を決定することを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 前記所定サイズは、所定の主走査ライン数からなり、
    前記圧縮処理部は、画像データを所定の主走査ライン数ごとに分割する請求項1記載の画像データ処理装置。
  3. 前記圧縮処理部は、生成したリンク情報を付加したリンク情報付きの部分圧縮データを生成する請求項1記載の画像データ処理装置。
  4. 前記分割サイズの値を各部分圧縮データと対応付けて記憶するサイズ情報記憶部をさらに備える請求項1記載の画像データ処理装置。
  5. 画像データを出力すべき速度を出力先から取得する速度取得部をさらに備え、
    前記データ制御部は、予め定められた伸張部単体の処理速度と出力先から取得された速度とに基づいて、並列的に処理させる伸張部の数を決定する機能をさらに有する請求項1記載の画像データ処理装置。
  6. 前記データ制御部は、1つの部分データのみからなる画像データについては、当該部分データに対応する部分圧縮データに1つの伸張部を割り当てて画像データを復元するように制御する請求項1記載の画像データ処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の画像データ処理装置と、
    画像データ処理装置から出力された画像データを用いて画像形成を行う画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 画像データを所定サイズの複数の部分データに分割し、分割された部分データの結合に用いるリンク情報を生成し、各部分データを圧縮してリンク情報に基づき結合可能な部分圧縮データを生成する圧縮処理部と、
    生成された各部分圧縮データを格納領域に格納する圧縮データ記憶部と、
    各部分圧縮データをそれぞれ伸張する複数の伸張部と、
    各部分圧縮データが格納された領域を前記リンク情報に基づいて決定し、複数の伸張部のいずれかに各部分圧縮データを割り当てて並列的に動作させるデータ制御部と、
    伸張されて生成された各部分データを格納する画像データ記憶部と、
    格納された各部分データを外部へ出力する出力部としてコンピュータを機能させ、
    前記データ制御部は、リンク情報と分割サイズとに基づいて部分データを格納する画像データ記憶部中の格納領域を決定し、リンク情報に基づいて各部分データを出力する順序を決定することを特徴とする画像データ処理プログラム。
  9. 圧縮処理部により画像データを所定サイズの部分データに分割し、分割された部分データの結合に用いるリンク情報を生成し、各部分データを圧縮してリンク情報に基づき結合可能な部分圧縮データを生成するステップと、
    生成された各部分圧縮データを圧縮データ記憶部の格納領域に格納するステップと、
    各部分圧縮データが格納された領域を前記リンク情報に基づいて決定し、複数の伸張部のいずれかに各部分圧縮データを割り当てて並列的に動作させ、各部分圧縮データをそれぞれ伸張するステップと、
    伸張されて生成された各部分データをリンク情報と分割サイズとに基づいて決定される画像データ記憶部中の格納領域に格納するステップと、
    リンク情報に基づいて各部分データを出力する順序を決定し、決定された順序で各部分データを外部へ出力するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像データ処理方法。
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