JP4480485B2 - 画像形成装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

画像データに含まれる複数の色成分データに対応する複数の色材を用いてカラー画像等の多色可視像を形成する画像形成装置に関し,特に,入力された画像データを圧縮して一時的に記憶媒体に格納し,二部目以降の画像形成処理を上記記憶媒体に格納された圧縮データを伸張して得られた画像データに基づいて実行する画像形成装置及び画像処理方法に関するものである。
近年の複写機等の画像形成装置には,一回の読取動作で複数部(複数枚)のコピー出力を可能とするメモリコピー機能(リテンションコピー機能)が搭載されている。このメモリコピー機能は,読み取った原稿画像を圧縮した後に,画像メモリ等に格納し,この画像メモリ内の圧縮データの伸張処理を行いながら画像出力することにより実現される。このようなメモリコピー機能を用いることにより,原稿を複数部コピーする場合に,コピーする部数毎に原稿の読取動作を何度も行う必要が無いため,原稿の破損の発生を抑制することができる。また,一回の読取動作が終了すれば原稿を持ち帰ることができるため,利便性もよい。
しかしながら,従来のメモリコピー機能には,コピースタートが指示されてから一枚目のコピー出力がなされるまでの時間(ファーストコピータイムという)が,上記メモリコピー機能を用いない場合と較べて長いという問題がある。このことを図7のタイミングチャート(a)〜(d),(i1)及び(j)を用いて以下に説明する。なお,上記(a)は画像読取動作(画像スキャン),(b)は圧縮処理,(c)は伸張処理,(d)は伸張された画像データ(伸張画像)のバッファリング処理のタイミングチャートを示す。また,上記(i1)は,カラー原稿をYMCK形式の画像データに変換した後に圧縮/伸張することによりメモリコピー(従来例1のメモリコピー)を行う場合に,最初にY(イエロー)成分の伸張画像を画像形成部等に出力するタイミングチャート,(j)はメモリコピー機能を用いない通常のコピーを行い場合のY成分の画像(圧縮/伸張がなされていない画像)を出力するタイミングチャートを示す。本明細書において参照するタイミングチャートには,厳密には各処理間に微小な遅れ時間(タイムラグ)を有するが,本明細書では説明を簡易にするため上記遅れ時間を考慮しないで説明する。
図7の(a)〜(d)及び(i1)に示すように,コピースタート釦が押されると,時刻t1において原稿画像の読取動作(a)が開始される。その後,この読取動作と略並行してリアルタイムに,読み取られた原稿画像の圧縮処理(b)が行われ,図示しない画像メモリ等に格納される。続いて,上記画像メモリに格納された圧縮画像の伸張処理(c)が行われるのであるが,この伸張処理は,一頁目の原稿画像全体の圧縮処理の終了を待って,時刻t1から時間ΔTa後の時刻t5から開始される。上記伸張処理が開始されると,この処理と略並行して伸張された伸張画像が画像出力用のバッファ等にバッファリングされ(d),該バッファリングされたY成分の伸張画像が画像形成部等に出力される(i1)。一方,メモリコピー機能を用いない通常のコピー出力を行う場合は,図7の(j)に示すように,上述の圧縮処理,伸張処理がなされずに,画像が読み取られると略並行して読み取られた原稿画像がバッファリングされて,Y成分の画像が出力される。従って,上記従来例1のメモリコピーを行うことにより,画像形成部への画像データの出力開始時期が,通常のコピー出力を行う場合と較べて時間ΔTaだけ遅延することになり,即ち,時間ΔTaだけファーストコピータイムが長期化することになる。
また,読み取られた原稿画像の伸張処理の開始時期(即ち,伸張画像の出力処理の開始時期)を早めてファーストコピータイムを短縮させるメモリコピー機能(従来例2のメモリコピー)が周知である。この従来例2のメモリコピーは,図7の(i2)に示すように,1枚の原稿のうち,所定領域に分割された分割画像が順次読み取られるときに,最初に読み取られた分割画像の圧縮が終了した時刻t2から伸張処理が開始されるため,上述の従来例1の1頁全部を圧縮/伸張した後に出力するメモリコピーと較べると,画像データの出力開始時期が早まるが,通常のコピー出力を行う場合と較べると未だ時間ΔTb(<ΔTa)だけ画像データの出力開始時期が遅延することになり,即ち,時間ΔTbだけファーストコピータイムが長期化することになる。
一方,入力された画像データをメモリコピー出力する場合に,最初にコピー出力される1頁目の読取画像(又は1部目の読取画像)に対しては圧縮処理を行わずに通常のコピー出力を行い,2頁目以降(又は2部目以降)はメモリコピー出力を行うメモリコピー機能が周知である。この周知のメモリコピーについては特許文献1をはじめ多数の文献に開示されている。これにより,上述したファーストコピータイムの長期化を防止することができる。
特開2003−78733号公報
しかしながら,前記した圧縮処理は圧縮効率が極めて高い非可逆圧縮方式により実行される処理であるため,圧縮されたデータを伸張しても,圧縮前のデータを完全に復元することはできない。そのため,上記従来技術1に記載のメモリコピー機能では,通常のコピーによる出力画像(印字画像)とメモリコピーによる出力画像との間で画質差が生じることになり問題である。一方で,上記従来例1及び従来例2のメモリコピー機能では,上記画質差の問題は生じないが,前記の如くファーストコピータイムが長期化するという問題を解決することはできない。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,メモリコピー機能を用いる場合であっても,通常のコピー出力が行われる場合と同等のファーストコピータイムを実現すると共に,出力画像に生じる画質差を極力抑制することが可能な画像形成装置及び画像処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の画像形成装置及び画像処理方法は,入力された画像データに含まれる複数の色成分データに対応する複数の色材夫々の可視像を所定の像胆持体上に順次重ねて転写することにより上記入力された画像データに応じた多色画像を形成するものであって,入力された画像データの第1頁目又は第1部目の多色可視像を現像する際は,上記入力された画像データに含まれる所定の色成分データの一部又は全部を圧縮/伸張することなく上記所定の色成分データの一部又は全部に応じた色材の可視像を該色材に対応する現像手段のうち最上流側現像手段に現像させると共に,上記入力された画像データを圧縮/伸張して得られた伸張画像データに含まれる上記所定の色成分データの一部を除く他の部分については該他の部分に対応する最上流側現像手段に現像させ,上記所定の色成分データを除く他の色成分データについては該他の色成分データに応じた色材の可視像を該色材に対応する最上流側現像手段を除く他の現像手段に現像させ,一方,上記入力された画像データの第2頁目又は第2部目の多色可視像を現像する際には,圧縮/伸張して得られた伸張画像データに含まれる全ての色成分データに応じた色材の可視像を該色材に対応する現像手段に現像させるよう構成されるものであり,上記上流側現像手段が,高明度の色材を用いて可視像を現像するものであることを特徴として構成される。
本発明がこのように構成されることにより,例えば,1頁目又は1部目に現像される多色可視像は,所定の色成分に限り,読み取られた画像データそのものに基づき現像され,他の色成分については,圧縮/伸張された後の画像データに基づき現像されることになる。そして,2頁目又は2部目以降に現像される多色可視像は,全ての色成分について圧縮/伸張された後の画像データに基づき現像されることになる。これにより,1頁目(又は1部目)の多色可視像と2頁目(又は2部目)の多色可視像とに若干の画質差が生じることとなるが,1頁目(又は1部目)の多色可視像を入力画像に含まれる全ての色成分をそのまま用いて現像する従来例と較べると,2頁目(又は2部目)以降に現像される多色可視像との画質差は縮小される。更に,第1頁目(又は第1部目)の多色可視像を現像する際の,最初に行われる上記所定の色成分の現像が通常のコピー出力と同様の時期に開始されるため,ファーストコピータイムが短縮され得る。
ここに,上記現像手段は,多色可視像が現像される像胆持体の搬送方向の上流側から下流に向かって順次配設されており,複数の色材夫々の可視像を上記像胆持体上に現像するものであり,上記複数の色材毎に設けられている。この現像手段のうち,圧縮/伸張を行うことなく入力された画像データに含まれる所定の色成分データに応じた色材の可視像を現像する現像手段が上流側現像手段である。
ここで,上記入力された画像データがRGB画像データ(即ちRGB形式の画像データ)である場合は,本発明の画像形成装置及び画像処理方法は,入力されたRGB画像データに含まれる複数の色成分データに対応する複数の色材夫々の可視像を所定の像胆持体上に順次重ねて転写することにより上記入力されたRGB画像データに応じた多色画像を形成するものであって,以下のように構成される。即ち,まず,上記入力されたRGB画像データを圧縮して圧縮RGB画像データを生成して所定の記憶媒体に記憶した後に,上記所定の記憶媒体から読み出された圧縮RGB画像データを伸張して伸張RGB画像データを生成し,この生成された伸張RGB画像データをCMYK画像データに変換する。一方で,上記入力されたRGB画像データの最初の1頁目又は1部目については圧縮/伸張することなくCMYK画像データに変換する。そして,上記入力されたRGB画像データの第1頁目又は第1部目の多色可視像を現像する際は,圧縮/伸張することなく変換されて得られたCMYK画像データに含まれる所定の色成分データ(例えばイエロー画像データ)の一部又は全部に応じた色材の可視像を該色材に対応する現像手段のうち最上流側現像手段に現像させると共に,上記入力されたRGB画像データを圧縮/伸張し,その後変換されて得られたCMYK画像データに含まれる上記所定の色成分データの一部を除く他の部分については該他の部分に対応する最上流側現像手段に現像させ,上記所定の色成分データを除く他の色成分データについては該他の色成分(マゼンタ,シアン,ブラック)の画像データに応じた色材の可視像を該色材に対応する最上流側現像手段を除く他の現像手段に現像させ,また,上記入力されたRGB画像データの第2頁目又は第2部目の多色可視像を現像する際には,圧縮/伸張された後に変換されて得られたCMYK画像データに含まれる全ての色成分データに応じた色材の可視像を該色材に対応する現像手段に現像させるよう構成される。そして,上記上流側現像手段が,高明度の色材を用いて可視像を現像するものであることを特徴として構成される。
上述のように,YMCK形式の画像データに変換される前のRGB形式の画像データを圧縮/伸張することにより,圧縮/伸張時に取り扱うデータサイズが小さくなり,圧縮/伸張処理の負担が軽減され,且つ処理時間を短縮させることが可能となる。また,RGB形式の画像データであればYMCK形式の画像データと較べて高圧縮率で圧縮することができ,圧縮効率を高めることができる。
さらに,本発明では,上記上流側現像手段が,高明度の色材を用いて可視像を現像するものであるため,上述の画質差は比較的目立たないと考えられる。具体的に,イエロー現像剤等のような明度の高いカラー現像剤等の色材を用いて上記所定の色成分データを現像すれば,より一層画質差を縮小することが可能となる。
また,上記入力された画像データ若しくは上記入力されたRGB画像データを圧縮/伸張する場合に,1頁分の画像データのうちの副走査方向に並ぶ複数の領域に分割された複数の分割画像データ毎に圧縮し,該圧縮された圧縮データを上記複数の分割画像データ毎に伸張するものであれば,例えば,1頁分の画像データにおける一部の領域(一部の分割領域)に対してのみ圧縮/伸張されない画像データに基づく現像が行われることとなる。これにより,1頁分の画像データにおける一部の領域と他の領域との間に画質差が生じることとなるが,画質差が生じる領域が縮小され得る。従って,当然の如く,1頁目の出力画像と2頁目の出力画像との画質差が更に縮小され得る。
以上説明したように,本発明によれば,1頁目又は1部目に現像される多色可視像は,所定の色成分データの一部又は全部については読み取られた画像データそのものに基づき現像され,上記所定の色成分データの他の部分又は他の色成分データについては圧縮/伸張した後の画像データに基づき現像されることになり,そして,2頁目又は2部目以降に現像される多色可視像は,全ての色成分データについて圧縮/伸張した後の画像データに基づき現像されることになるため,1頁目(又は1部目)の多色可視像と2頁目(又は2部目)の多色可視像とに若干の画質差が生じることとなるが,1頁目(又は1部目)の多色可視像を入力画像に含まれる全ての色成分データをそのまま用いて現像する従来例と較べると,2頁目(又は2部目)以降に現像される多色可視像との画質差は縮小される。更に,第1頁目(又は第1部目)の多色可視像を現像する際の,最初に行われる上記所定の色成分データの現像が通常のコピー出力と同様の時期に開始されるため,ファーストコピータイムが短縮され得る。
また,入力された画像データがRGB画像データである場合は,YMCK形式の画像データに変換される前のRGB形式の画像データが圧縮/伸張されるため,圧縮/伸張時に取り扱うデータサイズが小さくなり,圧縮/伸張処理の負担が軽減され,且つ処理時間を短縮させることが可能となる。また,RGB形式の画像データであればYMCK形式の画像データと較べて高圧縮率で圧縮することができ,圧縮効率を高めることができる。
さらに,上記上流側現像手段が,高明度の色材を用いて可視像を現像するものであるため,1頁目(又は1部目)の多色可視像と2頁目(又は2部目)の多色可視像との画質差を目立たなくすることができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの概略構成を示す断面模式図,図2は上記画像形成装置Xのメモリコピー機能を実現するハードウェア構成の一例を示すブロック図,図3は上記画像形成装置Xのメモリコピー機能を実現するハードウェア構成の他の例を示すブロック図,図4は上記画像形成装置Xのメモリコピー機能を実現するためにDSP等により実行される画像処理の手順を説明するフローチャート,図5は上記画像形成装置Xのメモリコピー機能を実現する画像処理のタイミングチャート,図6は本発明の実施例に係る画像形成装置Xのメモリコピー機能を実現するハードウェア構成の一例を示すブロック図,図7は従来のメモリコピー機能を実現する画像処理のタイミングチャートである。
まず,図1の断面模式図を用いて,本発明の実施の形態に係る画像形成装置100の概略構成及びその基本的動作について説明する。
上記画像形成装置100は,外部から入力された画像データに応じて,用紙等の記録紙に対して多色又は単色の画像を形成するカラープリンタ或いはカラー複写機の画像形成部である。上記画像形成装置100に入力される画像データは,上記画像形成装置100がカラー複写機の画像形成部である場合は,図外のスキャナ部(原稿読取部)30(図2参照)や通信接続されたスキャナ装置において読み取られた原稿の画像データであり,上記画像形成装置100がカラープリンタである場合は,パソコン等の情報処理装置において作成された画像データである。もちろん,上記画像形成装置100は,カラープリンタ等に限られるものではなく,例えば,少なくとも二以上の複数の現像剤(色材)の可視像により多色画像を形成するプリンタや複写機であってもかまわない。なお,この実施の形態例では,上記画像形成装置100を,カラー画像を色分解して得られる減法混色の3原色であるマゼンタ(M),シアン(C)及びイエロー(Y)にブラック(K)を加えた4色の各色成分(色相)に対応した画像データ(色成分データに相当)を用いてフルカラー画像を形成するカラー複写機として説明する。
また,上記画像形成装置100には,図外のスキャナ部30(図2参照)で読み取られた画像データを圧縮/伸張することにより,一回の読取動作で複数部(複数枚)の印字出力(コピー出力)を可能とするメモリコピー機能(リテンションコピー機能)が搭載されている。このメモリコピー機能は,上記画像形成装置100の後述する画像処理部20が図2に示すハードウェア構成を具備し,この画像処理部20により所定の画像処理が実行されることにより実現される。なお,上記画像処理部20及び上記画像処理については後段において詳説する。
上記画像形成装置100は,図1に示すように,画像処理部20,レーザスキャナユニット(以下,LSUと称す)40,感光体ドラム101(101a〜101d),現像ユニット102(102a〜102d),帯電ローラ103(103a〜103d),クリーニングユニット104(104a〜104d),中間転写ベルト(所定の像胆持体に相当)11,中間転写ローラ13(13a〜13d),2次転写ローラ14,定着装置15,用紙搬送路P1,P2,P3,給紙カセット16,手差し給紙トレイ17及び排紙トレイ18等を備えて大略構成されている。
上記感光体ドラム101(101a〜101d),現像ユニット102(102a〜102d),帯電ローラ103(103a〜103d),中間転写ローラ13(13a〜13d)及びクリーニングユニット104(104a〜104d)は,各色成分に応じてそれぞれ4個ずつ設けられており,4つの画像形成部(現像手段に相当)Pa〜Pdを構成している。これらの画像形成部Pa〜Pdは,中間転写ベルト11の搬送方向(副走査方向)の上流側から下流に向かって順次一列に配設されている。なお,上記画像形成部Pa〜Pdはそれぞれブラック,シアン,マゼンタ,イエローの現像剤の可視像を上記中間転写ベルト11に現像するものである。
上記帯電ローラ103は,感光体ドラム101の表面を所定の電位に均一に帯電させる接触方式の帯電器である。上記帯電ローラ103に代えて,帯電ブラシを用いた接触方式の帯電器,又は,帯電チャージャを用いた非接触方式の帯電器を用いることもできる。
画像形成装置100には,用紙カセット16に収納されている用紙を2次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間及び定着装置15を経由して排紙トレイ18に送るための略垂直方向の用紙搬送路P1が設けられている。用紙搬送路P1には,用紙カセット16内の用紙を一枚ずつ用紙搬送路P1内に繰り出すピックアップローラ16a,繰り出された用紙を上方に向けて搬送する搬送ローラR,搬送されてきた用紙を所定のタイミングで2次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間に導くレジストローラ19,及び,用紙を排紙トレイ18に排出する排紙ローラ18aが配置されている。
また,画像形成装置100の内部には,手差し給紙トレイ17からレジストローラ19に至る間に,ピックアップローラ17a及び搬送ローラRを配置した用紙搬送路P2が形成されている。さらに,排紙ローラ18aから用紙搬送路P1におけるレジストローラ19の上流側に至る間には,用紙搬送路P3が形成されている。
排紙ローラ18aは,正逆両方向に回転自在にされており,用紙の片面に画像を形成する片面画像形成時,及び,用紙の両面に画像を形成する両面画像形成における第2面画像形成時に正転方向に駆動されて用紙を排紙トレイ18に排出する。一方,両面画像形成における第1面画像形成時には,排出ローラ18aは,用紙の後端が定着装置15を通過するまで正転方向に駆動された後,用紙の後端部を挟持した状態で逆転方向に駆動されて用紙を用紙搬送路P3内に導く。これによって,両面画像形成時に片面のみに画像が形成された用紙は,表裏面及び前後端を反転した状態で用紙搬送路P1に導かれる。
レジストローラ19は,用紙カセット16若しくは手差し給紙トレイ17から給紙され,又は,用紙搬送路P3を経由して搬送された用紙を,中間転写ベルト11の回転に同期したタイミングで2次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間に導く。このため,レジストローラ19は,感光体ドラム101や中間転写ベルト11の動作開始時には回転を停止しており,中間転写ベルト11の回転に先立って給紙又は搬送された用紙は,前端をレジストローラ19に当接させた状態で用紙搬送路P1内における移動を停止する。この後,レジストローラ19は,2次転写ローラ14と中間転写ベルト11とが圧接する位置で,用紙の前端部と中間転写ベルト11上に形成されたトナー像の前端部とが対向するタイミングで回転を開始する。
上記画像処理部20は,図2に示すように,画像変換処理部201,パス切替部202(第1及び第2の現像制御手段の一例),画像圧縮部(圧縮伸張手段の一例)203,画像メモリ210,画像伸張部(圧縮伸張手段の一例)204,圧縮書込アドレス制御部205,伸張読出しアドレス制御部206等を備える。スキャナ部30で読み取られた原稿の画像データは上記画像処理部20において画像変換処理や圧縮/伸張処理等の所定の画像処理が行われた後に,上記画像データに含まれる複数の色成分(即ちブラック,シアン,マゼンタ及びイエローの各色成分)の画像データに分別されてLSU40に転送される。
なお,上記画像形成装置100のメモリコピー機能が設定されてる場合は,第1頁目(原稿が1枚のときは第1部目)のフルカラー画像を現像するための各色成分の画像データ(色成分画像データ)のうち,イエローの画像データだけが上記パス切替部202によって上記画像圧縮部203,画像伸張部204を経ずに直接LSU40に転送され,上記イエロー以外の他の色成分(マゼンタ,シアン,ブラック)の画像データは上記画像圧縮部203,画像伸張部204を経て圧縮/伸張された後にLSU40に転送される。また,第2頁目(原稿が1枚のときは第2部目)のフルカラー画像を現像するための各色成分の画像データは,全て上記画像圧縮部203,画像伸張部204を経て圧縮/伸張された後にLSU40に転送される。
LSU40は,図2に示すように,PWM変調部41とLSU制御部42とを備え,更に,図示しない半導体レーザ,ポリゴンミラー及び反射ミラー等を備えている。このLSU40では,上記LSU制御部42によって,上記画像処理部20から転送されたブラック,シアン,マゼンタ及びイエローの各色成分の画像データが上記PWM変調部41で変調され,この変調により得られたレーザビームのそれぞれが感光体ドラム101a〜101dのそれぞれに照射される。上記レーザビームが上記感光体ドラム101a〜101dに照射されると,感光体ドラム101a〜101dの表面に画像データに応じた静電潜像が形成される。即ち,上記感光体ドラム101a〜101dのそれぞれには,ブラック,シアン,マゼンタ及びイエローの各色成分の画像データによる静電潜像が形成される。
現像ユニット102は,静電潜像が形成された感光体ドラム101の表面に現像剤を供給し,上記静電潜像をトナー像に顕像化するものである。現像ユニット102a〜102dのそれぞれは,ブラック,シアン,マゼンタ及びイエローの各色相の現像剤を収納しており,感光体ドラム101a〜101dのそれぞれに形成された各色相の潜像をブラック,シアン,マゼンタ及びイエローの各色相のトナー像に顕像化する。
現像・画像転写後における感光体ドラム101上の表面に残留したトナーはクリーニングユニット104により除去・回収される。
感光体ドラム101の上方に配置されている中間転写ベルト11は,駆動ローラ11aと従動ローラ11bとの間に張架されてループ状の移動経路を形成している。中間転写ベルト11の外周面は,感光体ドラム101d,感光体ドラム101c,感光体ドラム101b及び感光体ドラム101aにこの順に対向する。この中間転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム101a〜101dに対向する位置に,中間転写ローラ13a〜13dが配置されている。中間転写ローラ13a〜13dには,感光体ドラム101a〜101dの表面に担持されたトナー像を中間転写ベルト11上に転写するために,トナーの帯電極性と逆極性の転写バイアスが印加される。これによって,感光体ドラム101(101a〜101d)に形成された各色相のトナー像は中間転写ベルト11の外周面に順次重ねて転写され,中間転写ベルト11の外周面にフルカラーのトナー像(多色可視像)が形成される。即ち,上記画像形成部Pa〜Pd夫々により,入力された画像データに含まれるブラック,マゼンタ,シアン及びイエローに対応する各色の現像剤(色材)(ブラック,マゼンタ,シアン,イエロー)の可視像が上記中間転写ベルト11上に順次重ねて転写されることにより,フルカラーのトナー像(多色可視像)が形成される。
但し,ブラック,シアン,マゼンタ及びイエローの色成分のいずれか一の画像データが入力された場合には,4つの感光体ドラム101a〜101dのうち,入力されたいずれか一の画像データの色成分に対応する一の感光体101のみにおいて静電潜像及びトナー像の形成が行われる。例えば,モノクロ画像形成時には,ブラックの色成分に対応した感光体ドラム101aのみにおいて静電潜像の形成及びトナー像の形成が行われ,中間転写ベルト11の外周面にはブラックのトナー像(可視像)のみが転写される。
上記各転写ローラ13a〜13dは,直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)を素材とする軸の表面を導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により被覆して構成されており,導電性の弾性材によって中間転写ベルト11に均一に高電圧を印加する。転写ローラ13に代えて,ブラシ状の中間転写部材を用いることもできる。
上述のようにして,中間転写ベルト11の外周面に形成されたトナー像は,中間転写ベルト11の回転によって,2次転写ローラ14との対向位置に搬送される。2次転写ローラ14は,画像形成時において,中間転写ベルト11の外周面に所定のニップ圧で圧接されている。給紙カセット16又は手差し給紙トレイ17から給紙された用紙が2次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間を通過する際に,2次転写ローラ14にトナーの帯電極性とは逆極性の高電圧が印加される。これによって,中間転写ベルト11の外周面から用紙の表面にトナー像が転写される。
なお,2次転写ローラ14と中間転写ベルト11とのニップ圧を所定値に維持するために,2次転写ローラ14又は駆動ローラ11aの何れか一方を硬質材料(金属等)によって構成し,残る他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラまたは発泡性樹脂ローラ等々)とする。
また,感光体ドラム101から中間転写ベルト11に付着したトナーのうち用紙上に転写されずに中間転写ベルト11上に残存したトナーは,次工程での混色を防止するために,クリーニングユニット12によって回収される。
トナー像が転写された用紙は,定着装置15に導かれ,加熱ローラ15aと加圧ローラ15bとの間を通過して加熱及び加圧を受ける。これによって,トナー像が,用紙の表面に堅牢に定着する。トナー像が定着した用紙は,排紙ローラ18aによって排紙トレイ18上に排出される。
続いて,図2のブロック図を用いて,画像形成装置100が具備する画像処理部20について,更に詳しく説明する。なお,本発明は,メモリコピー機能に関するものであるため,画像形成装置100においてメモリコピー機能が設定されている場合の画像処理部20の基本的動作を含めて以下に説明する。
上述したように,上記画像処理部20は,画像変換処理部201,第1及び第2の現像制御手段の一例であるパス切替部202,圧縮伸張手段の一例である画像圧縮部203及び画像伸張部204,画像メモリ210,圧縮書込アドレス制御部205,伸張読出アドレス制御部206等のハードウェアを備えて構成される。上記構成要素は,必要に応じてCPUやDSP等の演算装置,バッファ,プログラムROM等が備えられており,スキャナ部30から入力された画像データに対して,上記各構成要素の固有の処理が上記各構成要素夫々において実行される。
上記画像変換処理部201は,スキャナ部30から入力されたデータを上記画像処理部20や上記LSU40等で認識し得るデータ形式に変換するものである。ここでは,例えば,スキャナ部30から入力されたRGB形式の画像データ(以下,RGB画像データと略す)がYMCK形式の画像データ(以下,YMCK画像データと略す)に変換される。もちろん,入力された画像データがYMCK画像データである場合は,上記画像変換処理部201で画像変換処理を行う必要は無い。
上記画像圧縮部203及び画像伸張部204は,画像データを非可逆方式(JPEG方式等)で圧縮/伸張するものである。画像データ(特にカラー画像データ)はデータサイズが大きいため,一般に圧縮効率が極めて高い非可逆方式の圧縮処理が採用されている。圧縮された圧縮データは画像メモリ210に一時的に格納され,その後,上記画像伸張部204において読み出された圧縮データを伸張する伸張処理が行われる。なお,圧縮データは,画像圧縮部203から書込要求を受信したことを条件に,圧縮書込アドレス制御部205がLBA方式(Logical Block Addressing)やCHS方式(Cylinder/Head/Sector)等の周知のアドレス指定方式に基づき指定したアドレスに格納される。また,上記画像メモリから圧縮データを読み出す場合は,画像伸張部204から読出要求を受信したことを条件に,伸張読出アドレス制御部206が指定したアドレスから圧縮データが読み出される。なお,上記画像伸張部204は,上記画像圧縮部203から送信される書込終了通知を受信することにより圧縮データの書き込みが終了したことを認識する。
上記画像変換処理部201で変換されたYMCK画像データは,上記パス切替部202に転送される。画像形成装置100においてメモリコピー機能が設定されている場合は,上記パス切替部202では,転送されたYMCK画像データの第1頁目(又は第1部目)の多色可視像を現像する際に,上記YMCK画像データに含まれるイエロー画像データ(所定の色成分データに相当)に応じた現像剤(色材)の可視像を上記画像圧縮部203及び画像伸張部204を経ることなく上記中間転写ベルト11の搬送方向の最上流側に配設された画像形成部Pd(最上流側現像手段に相当)にて現像させると共に,上記画像圧縮部203及び画像伸張部204により圧縮/伸張された画像データ(圧縮伸張画像データ)に含まれる上記イエロー画像データを除く他の色成分の画像データ(マゼンタ,シアン,ブラックの画像データ)を上記画像形成部Pdを除く他の画像形成部Pa,Pb,Pcにて現像させる処理が実行され,上記転送されたYMCK画像データの第2頁目(又は第2部目)の多色可視像を現像する際には,上記画像圧縮部203及び画像伸張部204により圧縮/伸張された画像データに含まれる全ての色成分の画像データ(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの画像データ)を上記複数の画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdにて現像させる処理が実行される。
例えば,1頁目のフルカラー画像を現像する際は,YMCK画像データのうちイエロー画像データのみを圧縮/伸張処理を経ずにLSU40に転送するべく,内部の切替回路202aを切り替えることによりイエロー画像データを伝送するパスがパスPS1に切り替えられる。これによりイエロー画像データだけが上記画像圧縮部203及び画像伸張部204を経ることなく,LSU40に出力され,上記画像形成部Pdにて現像される。上記イエロー画像データを除く他の色成分(マゼンタ,シアン,ブラック)の画像データは,上記画像圧縮部203及び画像伸張部204を経た後にLSU40に出力されて,上記画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdにて現像される。
更に,2頁目のフルカラー画像を現像する際は,イエロー画像データも他の色成分の画像データと同様に圧縮/伸張処理を経てLSU40に転送するべく,内部の切替回路202aを切り替えることによりイエロー画像データを伝送するパスがパスPS2に切り替えられる。これにより上記YMCK画像データに含まれる全ての色成分(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)の画像データが上記画像圧縮部203及び画像伸張部204を経た後にLSU40に出力され,上記画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdにて現像される。
なお,上記イエロー画像データがLSU40に転送されて画像形成部Pdにおいてイエローの可視像が現像されている間に,変換されたYMCK画像データの圧縮/伸張処理が行われる。
上述の画像処理部20は,例えば図3のブロック図に示すように,DSP220,プログラムROM221,DMAコントローラ222,画像入力バッファ223,ワークメモリ224,画像メモリ210,画像出力バッファ225等により構成されていてもかまわない。この場合は,上記DSP220が上記プログラムROM221に格納された所定のプログラムに従った画像処理を実行することにより,上記画像変換処理,圧縮/伸張処理,パスの切替等の各処理が統括的に行われる。
次に,図4のフローチャート及び図5のタイミングチャートを用いて,メモリコピー機能が設定された画像形成装置100において,画像処理部20により実行される画像処理(画像変換処理,圧縮/伸張処理,パスの切替等を含む)の手順の一例について説明する。以下,図中のS10,S20…は処理手順(ステップ)番号を示し,処理はステップS10より開始される。なお,以下においては,説明を簡易化するため,1枚の原稿の画像データを複数部メモリコピー出力する場合について説明し,また,上記各処理間に生じる微小な遅れ時間(タイムラグ)を考慮しないで説明する。
ここに,図5中の(a)は画像読取動作(画像スキャン),(b)は圧縮処理,(c)は伸張処理,(d)は伸張された画像データ(伸張画像)のバッファリング処理,(e1)は非圧縮/伸張のイエロー画像データ(Y成分抽出画像と称す)の出力,(e2)は伸張されたイエロー画像データ(Y成分伸張画像と称す)の出力,(f)は伸張されたマゼンタ画像データ(M成分伸張画像と称す)の出力,(g)は伸張されたシアン画像データ(C成分伸張画像と称す)の出力,(h)は伸張されたブラック画像データ(K成分伸張画像と称す)の出力,(i1)は従来例1のY成分伸張画像出力,(i2)は従来例2のY成分伸張画像出力のタイミングチャートを示す。
ステップS10において,コピースタート釦等の押し操作により,コピーの開始指示が入力されたかどうかが判断される。ここで,コピー開始指示が入力されたと判断されると,すぐに,原稿台等に載置された原稿(本例では原稿1枚のみ)の画像データの読取動作(即ち画像読取処理)が開始される(S20)。この画像読取読取処理は,図5の時刻t1から開始され,時刻t5で終了する。
ステップS30では,上記画像読取処理と略並行して(リアルタイムに)読み取られた画像データをYMCK形式の画像データ(YMCK画像データ)に順次変換する画像変換処理が画像変換処理部201(図2)において実行される。一般に,スキャナ部30等に備えるCCD等の光学系機器で読み取られた画像データはRGB形式の画像データ(RGB画像データ)であるため,このステップでは,RGB画像データがYMCK画像データに変換される。
続いて,ステップS40では,順次変換されたYMCK画像データをパス切替部202,画像圧縮部203等の各部に順次転送するデータ転送処理が実行される。具体的には,変換されたYMCK画像データが画像圧縮部103に転送され,また,上記画像圧縮部203への転送と並行して,上記変換されたYMCK画像データから抽出されたイエロー画像データ(Y成分抽出画像と称す)だけが,圧縮/伸張処理がなされないまま,切替回路202aがパスPS1側に切り替えられているパス切替部202を介してLSU40に出力される(出力処理)。上記切換回路202aは,例えばメモリコピー機能が設定されたとき,若しくはメモリコピー出力のスタート指示がなされたときにパスPS1側に切り替えられる。また,上記出力処理が終了すると,上記切替回路202aはパスPS2側に切り替えられる。
なお,圧縮/伸張処理を経ないでLSU40に出力される画像データは上記イエロー画像データに限れるものではないが,比較的明度の高い色成分の画像データであるほうが,視覚的に画質差が目立たないため好ましい。また,上記イエロー画像データだけに限らず,イエロー画像データ及びマゼンタ画像データの2つの画像データを圧縮/伸張処理を経ないでLSU40に出力する実施例であってもかまわない。この場合,最上流現像手段の一例である画像形成部Pd及び画像形成部Pcが上流側現像手段に相当する。もちろん,ブラックを除くカラー現像剤で現像される色成分の画像データ(即ち,イエロー,マゼンタ,シアンの画像データ)を圧縮/伸張処理を経ないでLSU40に出力する実施例であってもよい。
上記LSU40に上記Y成分抽出画像を出力する出力処理は,上記Y成分抽出画像の先頭とイエロートナーが転写される中間転写ベルト11の転写領域の先頭とが一致するようなタイミングで行われる(S50,S60)。即ち,ステップS50において,上記タイミングであると判断されたときにのみ上記Y成分抽出画像が上記LSU40に出力される(S60)。本実施の形態例では上記出力処理は,図5の時刻t1から開始されるものとする(図5(e1)参照)。即ち,ステップS20で原稿の画像データが読み取られると略同時に上記Y成分抽出画像がLSU40に出力される。なお,実際の上記出力処理の開始時期は,上述した画像変換処理(S30),データ転送処理(S40),出力タイミングを計る処理(S50)の各処理に費やされる微小時間だけ時刻t1から遅れた時刻となる。
LSU40に出力されたY成分抽出画像は,前述したように,PWM変調部41でレーザビーム化された後に,LSU制御部42により画像形成部Pdの感光体ドラム102dに照射される。
ステップS70では,画像圧縮部203に順次転送されたYMCK画像データの圧縮処理が行われる。この圧縮処理は,上記ステップS20の画像読取処理およびS30の画像変換処理と並行してリアルタイムに行われる。従って,上記圧縮処理も,図5の時刻t1から開始され,上記画像読取処理および画像変換処理が終了する時刻t5で終了する。
上記ステップS70における圧縮処理が終了すると,圧縮データを画像メモリ210に格納する圧縮データ記憶処理が実行される(S80)。この記憶処理は,原稿1枚分の圧縮データが生成された後に画像メモリ210に格納する処理例と,上記画像圧縮部203に入力された原稿1頁分のYMCK画像データを副走査方向に並ぶ複数の領域に分割したブロック(分割画像データ)毎に圧縮した後に,そのブロックに相当する圧縮データを画像メモリ210に順次格納する処理例とがあるが,本実施の形態例では,圧縮データの伸張処理を早期に実行することが可能な後者の記憶処理が行われる。ここで,上記分割画像データを原稿の先頭から3つのブロックに分割した分割画像BL1,BL2,BL3とすると,上記ステップS80では,分割画像BL1の圧縮が終了した時点でその圧縮画像を画像メモリ210に記憶し,続いて,分割画像BL2,BL3の圧縮がそれぞれ終了した時点でそれらの圧縮画像を画像メモリ210に順次記憶する処理が行われる。これにより,後述の伸張処理の開始時期を早めることができる。
続いて,ステップS90では,分割画像BL1,BL2,BL3夫々の圧縮データの画像メモリ210への記憶処理が完了したかどうかが判断される。この判断は,画像伸張部204で行われる判断処理であって,例えば,画像圧縮部203から送信された書込終了通知を受信したかどうかにより判断される。この書込終了通知を受信するまでは,圧縮画像の伸張処理は行われない。
上記ステップ90で圧縮データの記憶処理が完了したと判断されると,続いて,ステップS100において,まず,分割画像BL1(原稿の先頭部分のブロック)に含まれるイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の圧縮データを伸張する伸張処理が実行される。この伸張処理は画像伸張部204において行われ,図5の時刻t2から開始される(図5(c)参照)。この伸張処理により圧縮データが伸張されると,順次伸張された画像データが画像出力用のバッファにバッファリングされる(図5(d)参照)。これにより,YMCK画像データの出力準備が整う。
なお,上記分割画像BL1,BL2,BL3毎に圧縮/伸張が行われる場合は,上記ステップS60の出力処理が,上記分割画像BL1に含まれるY成分抽出画像を出力するものであることが望ましい。これにより,次の分割画像BL2を現像する際には,各色成分の画像データを圧縮/伸張処理を経て出力することにより,現像された多色可視像において画質差の生じる領域を上記圧縮画像BL1だけに抑えることができる。
その後,ステップS110b,S110c,S110dにおいて,マゼンタ,シアン,ブラックの各成分の伸張画像(それぞれM成分伸張画像,C成分伸張画像,K成分伸張画像と称す)の先頭と中間転写ベルト11の転写領域の先頭とが一致するタイミングであるかどうかが判断される。そして,かかる判断結果に応じて,M成分伸張画像,C成分伸張画像およびK成分伸張画像が順次上記LSU40に出力される(S120b,S120c,S120d)。なお,M成分伸張画像は時刻t3,C成分伸張画像は時刻t4,そしてK成分伸張画像は時刻t7の時点に出力される(図5(f),(g),(h)参照)。
次に,ステップS130a〜dのそれぞれにおいて,LSU40に出力されたそれぞれの色成分の画像データが,コピー出力する部数の最終部における分割画像BL3に相当するデータであるかどうかが判断される。現時点では,1部目の分割画像BL1に相当する画像データが出力されただけであるため,その後の処理は,S110a,S110b,S110c,S110dに進む。
処理がステップS110aに進むと,ここでは,画像出力用のバッファにバッファリングされたイエローの伸張画像(Y成分伸張画像と称す)の出力タイミングであるかどうかが判断され,かかる判断結果に応じて,Y成分伸張画像が上記LSU40に出力される(S120a)。なお,Y成分伸張画像は時刻t2の時点に出力される(図5(e2)参照)。
このような処理が,ステップS130a〜dにおいて,LSU40に出力された画像データがコピー出力する部数の最終部の分割画像BL3に相当するデータであると判断されるまで行われ,このように判断された時点で,上記画像処理部20における一連の画像処理が終了する。
このように,1部目の最初の分割画像BL1を現像する際に,イエローの画像データだけを圧縮/伸張を経ずにLSU40に出力し,1部目の次の分割画像BL2以降は,全ての色成分の画像データ(即ちYMCAデータ)を圧縮/伸張を経てLSU40に出力することにより,画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdに出力する画像データの出力タイミングを早めることができるため,メモリコピー機能が設定されている場合でもファーストコピータイムを短縮することができ,更に,分割画像BL1の可視像と該BL1以外の可視像との間に若干の画質差が生じるものの,その差はイエローのみに起因するものであるため,従来のメモリコピーと較べて格段に画質差を縮小することができる。
なお,上述の実施の形態では,1枚の原稿の画像データを複数部メモリコピー出力する場合について説明したが,もちろん,複数の原稿の画像データを複数部メモリコピーする場合にも適用され得る。
上述した実施の形態においては,スキャナ部30から入力されたRGB形式の画像データ(RGB画像データ)をYMCK形式の画像データ(YMCK画像データ)に変換した後に圧縮/伸張処理を行う例について説明してきた。しかし,例えば,図6のブロック図に示すように,第1頁目又は第1部目のフルカラー画像(多色可視)を現像する際は,入力されたRGB画像データを変換せずに圧縮/伸張し,その後に,画像変換処理部201bにおいて,伸張されたRGB画像データをYMCK画像データに変換し,変換されたYMCK画像データからマゼンタ,シアン,ブラック(MCK)の成分の画像データを抽出してLSU40に出力する。一方で,上記入力されたRGB画像データを圧縮/伸張することなく画像変換処理部201aにおいてCMYK画像データに変換し,変換されたYMCK画像データからイエロー(Y)の画像データを抽出してLSU40に出力する。このような実施例であれば,YMCK画像データよりもRGB画像データのほうがデータサイズが小さいため,圧縮/伸張処理の負担が軽減され,且つ処理時間を短縮させることが可能となる。また,RGB画像データであればYMCK画像データと較べて高圧縮率で圧縮することができ,圧縮効率を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの概略構成を示す断面模式図。 上記画像形成装置Xのメモリコピー機能を実現するハードウェア構成の一例を示すブロック図。 上記画像形成装置Xのメモリコピー機能を実現するハードウェア構成の他の例を示すブロック図。 上記画像形成装置Xのメモリコピー機能を実現するためにDSP等により実行される画像処理の手順を説明するフローチャート。 上記画像形成装置Xのメモリコピー機能を実現する画像処理のタイミングチャート。 本発明の実施例に係る画像形成装置Xのメモリコピー機能を実現するハードウェア構成の一例を示すブロック図。 従来のメモリコピー機能を実現する画像処理のタイミングチャート。
符号の説明
Pa,Pb,Pc,Pd…画像形成部(現像手段に相当)
11…中間転写ベルト(所定の像胆持体に相当)
20…画像処理部
30…スキャナ部
201…画像変換処理部
202…パス切替部(第1及び第2の現像制御手段の一例)
203…画像圧縮部(圧縮伸張手段の一例)
204…画像伸張部(圧縮伸張手段の一例)
210…画像メモリ

Claims (5)

  1. 入力された画像データに含まれる複数の色成分データに対応する複数の色材夫々の可視像を所定の像胆持体上に順次重ねて転写することにより上記入力された画像データに応じた多色画像を形成する画像形成装置であって,
    上記入力された画像データを圧縮/伸張する圧縮伸張手段と,
    上記像胆持体の搬送方向の上流側から下流に向かって順次配設され上記複数の色材夫々の可視像を上記像胆持体上に現像する上記複数の色材毎の現像手段と,
    上記入力された画像データの第1頁目又は第1部目の多色可視像を現像する際に,上記入力された画像データに含まれる所定の色成分データの一部又は全部に応じた色材の可視像を上記圧縮伸張手段を経ることなく上記像胆持体の搬送方向の最上流側に配設された最上流側現像手段にて現像させると共に,上記圧縮伸張手段により圧縮/伸張された圧縮伸張画像データに含まれる上記所定の色成分データの一部を除く他の部分を上記上流側現像手段にて現像させ,上記所定の色成分データを除く他の色成分データを上記上流側現像手段を除く他の現像手段にて現像させる第1の現像制御手段と,
    上記入力された画像データの第2頁目又は第2部目の多色可視像を現像する際には,上記圧縮伸張手段により圧縮/伸張された圧縮伸張画像データに含まれる全ての色成分データを上記複数の現像手段にて現像させる第2の現像制御手段と,
    を具備してなり,
    上記上流側現像手段が,高明度の色材を用いて可視像を現像するものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 入力されたRGB画像データに含まれる複数の色成分データに対応する複数の色材夫々の可視像を所定の像胆持体上に順次重ねて転写することにより上記入力されたRGB画像データに応じた多色画像を形成する画像形成装置であって,
    上記入力されたRGB画像データを圧縮/伸張するRGB圧縮伸張手段と,
    上記像胆持体の搬送方向の上流側から下流に向かって順次配設され上記複数の色材夫々の可視像を上記像胆持体上に現像する上記複数の色材毎の現像手段と,
    上記入力されたRGB画像データをCMYK画像データに変換する入力画像データ変換手段と,
    上記RGB圧縮伸張手段により圧縮/伸張された圧縮伸張RGB画像データをCMYK画像データに変換する伸張画像データ変換手段と,
    上記入力されたRGB画像データの第1頁目又は第1部目の多色可視像を現像する際に,上記入力画像データ変換手段により得られたCMYK画像データに含まれる所定の色成分データの一部又は全部に応じた高明度の色材の可視像を上記圧縮伸張手段を経ることなく上記像胆持体の搬送方向の最上流側に配設された最上流側現像手段にて現像させると共に,上記伸張画像データ変換手段により得られたCMYK画像データに含まれる上記所定の色成分データの一部を除く他の部分を上記上流側現像手段にて現像させ,上記所定の色成分データを除く他の色成分データを上記上流側現像手段を除く他の現像手段にて現像させる第3の現像制御手段と,
    上記入力されたRGB画像データの第2頁目又は第2部目の多色可視像を現像する際には,上記伸張画像データ変換手段により得られたCMYK画像データに含まれる全ての色成分データを上記複数の現像手段にて現像させる第4の現像制御手段と,
    を具備してなり,
    上記上流側現像手段が,高明度の色材を用いて可視像を現像するものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 上記圧縮伸張手段が,上記入力された画像データ若しくは上記入力されたRGB画像データの1頁分の画像データのうちの副走査方向に並ぶ複数の領域に分割された複数の分割画像データ毎に圧縮し,該圧縮された圧縮データを上記複数の分割画像データ毎に伸長するものである請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 入力された画像データに含まれる複数の色成分データに対応する複数の色材夫々の可視像を所定の像胆持体上に順次重ねて転写することにより上記入力された画像データに応じた多色画像を形成する画像形成装置であって,上記像胆持体の搬送方向の上流側から下流に向かって順次配設され上記複数の色材夫々の可視像を上記像胆持体上に現像する上記複数の色材毎の現像手段を有する画像形成装置に用いられる画像処理方法であって,
    上記入力された画像データを圧縮して圧縮画像データを生成して所定の記憶媒体に記憶した後に,上記所定の記憶媒体から読み出された圧縮画像データを伸張して伸張画像データを生成する圧縮伸張処理工程と,
    上記入力された画像データの第1頁目又は第1部目の多色可視像を現像する際に,上記入力された画像データに含まれる所定の色成分データの一部又は全部に応じた色材の可視像を上記圧縮伸張処理工程を経ることなく上記像胆持体の搬送方向の最上流側に配設された最上流側現像手段にて現像させると共に,上記圧縮伸張処理工程により生成された伸張画像データに含まれる上記所定の色成分データの一部を除く他の部分を上記上流側現像手段にて現像させ,上記所定の色成分データを除く他の色成分データを上記上流側現像手段を除く他の現像手段にて現像させる第1の現像制御処理工程と,
    上記入力された画像データの第2頁目又は第2部目の多色可視像を現像する際には,上記圧縮伸張処理工程により生成された伸張画像データに含まれる全ての色成分データを上記複数の現像手段にて現像させる第2の現像制御処理工程と,
    を具備してなり,
    上記上流側現像手段が,高明度の色材を用いて可視像を現像するものであることを特徴とする画像処理方法。
  5. 入力されたRGB画像データに含まれる複数の色成分データに対応する複数の色材夫々の可視像を所定の像胆持体上に順次重ねて転写することにより上記入力されたRGB画像データに応じた多色画像を形成する画像形成装置であって,上記像胆持体の搬送方向の上流側から下流に向かって順次配設され上記複数の色材夫々の可視像を上記像胆持体上に現像する上記複数の色材毎の現像手段を有する画像形成装置に用いられる画像処理方法であって,
    上記入力されたRGB画像データを圧縮して圧縮RGB画像データを生成して所定の記憶媒体に記憶した後に,上記所定の記憶媒体から読み出された圧縮RGB画像データを伸張して伸張RGB画像データを生成するRGB圧縮伸張処理工程と,
    上記入力されたRGB画像データをCMYK画像データに変換する入力画像データ変換処理工程と,
    上記RGB圧縮伸張処理工程により生成された伸張RGB画像データをCMYK画像データに変換する伸張画像データ変換処理工程と,
    上記入力されたRGB画像データの第1頁目又は第1部目の多色可視像を現像する際に,上記入力画像データ変換処理工程により得られたCMYK画像データに含まれる所定の色成分データの一部又は全部に応じた色材の可視像を上記圧縮伸張処理工程を経ることなく上記像胆持体の搬送方向の最上流側に配設された最上流側現像手段にて現像させると共に,上記伸張画像データ変換処理工程により得られたCMYK画像データに含まれる上記所定の色成分データの一部を除く他の部分を上記上流側現像手段にて現像させ,上記所定の色成分データを除く他の色成分データを上記上流側現像手段を除く他の現像手段にて現像させる第3の現像制御処理工程と,
    上記入力されたRGB画像データの第2頁目又は第2部目の多色可視像を現像する際には,上記伸張画像データ変換処理工程により得られたCMYK画像データに含まれる全ての色成分データを上記複数の現像手段にて現像させる第4の現像制御処理工程と,
    を具備してなり,
    上記上流側現像手段が,高明度の色材を用いて可視像を現像するものであることを特徴とする画像処理方法。
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