JP2015005950A - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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康博 今井
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Abstract

【課題】本発明は、メモリ容量を増やすことなく、DF上の原稿の1ページのコピー時のFCOTを短縮する画像形成装置を提供する。【解決手段】複合機100では、DF302上の原稿の1ページ分のコピー時には、原稿台ガラスに載置された原稿のコピーと同様に、メモリに1ページ分の画像データが書き終わる前に、メモリから当該1ページ分の画像データの読み出しを開始してプリントを行うように制御する。【選択図】図8A

Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、ユーザが1ページ目の印刷結果を手にするまでの画像形成に要する時間を短縮する技術に関する。
画像形成装置において、ユーザが1ページ目の印刷結果を手にするまでの画像形成に要する時間(以下、「FCOT」と称する。)の短縮は、使用するユーザの待ち時間を減らすことになるため、重要な課題となっている。
従来は、原稿台ガラスに載置された原稿から読み取った画像のデータを非圧縮でメモリに書き込んでいる最中に、それを追い越さないタイミングで、メモリ上の非圧縮の画像データの読み出しを開始してプリントすることでFCOTの短縮を実現している。
一方、ドキュメントフィーダ(以下、「DF」と称する。)上の原稿をコピーする場合は、スキャナで読み取った原稿の画像データを圧縮してメモリに書き込んだ後、メモリ上の圧縮の画像データを読み出して伸長してプリントを行うことでメモリの有効利用を図る技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−350074号公報
しかしながら、上記DF上の原稿をコピーする場合では、1ページ分のコピーに要する時間が、原稿台ガラス上の原稿の1ページ分のコピーに要する時間よりも長くなってしまい、FCOTにバラツキが生じてしまう。
また、上述の方法で複数枚の原稿から連続して読み取った画像のデータを非圧縮でメモリに書き込むと、画像読み取り速度が印刷速度よりも早い場合、プリンタの画像出力処理が間に合わず、メモリに書き込まれた画像データで当該メモリがフルになってしまう。その際に、画像データでフルになってしまったメモリから別のメモリへの切り替えを行うと、印刷速度によっては大幅に紙間(Nページのプリント終了時刻とページのプリント開始時刻の差)が空くことになる。さらに、市場では、ユーザに違和感を感じさせない印刷動作が求められている。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、メモリ容量を増やすことなく、DF上の原稿の1ページのコピー時のFCOTを短縮する制御技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、原稿から読み取った画像データをメモリに書き込む画像読取手段と、前記メモリから画像データを読み出してプリントを行う印刷手段とを備える画像形成装置において、前記原稿から前記画像読取手段により読み取る画像データが複数ページか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により複数ページではないと判定された場合には1ページ分の画像データを非圧縮で前記メモリに書き込む記録手段と、前記記録手段により前記メモリに1ページ分の画像データが書き終わる前に、前記印刷手段が前記メモリから当該1ページ分の画像データの読み出しを開始してプリントを行うように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、原稿から読み取る画像データが複数ページではないと判定された場合に、メモリに1ページ分の画像データが書き終わる前に、メモリから当該1ページ分の画像データの読み出しを開始してプリントを行うように制御する。これにより、DF上の原稿の1ページのコピー時のFCOTを短縮することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構造の概略を示す図である。 図1の複合機における制御部の概略構成を示すブロック図である。 図1におけるスキャナを真上からみたときの内部構造の概略を示す図である。 図1における原稿読み取り装置を真横からみたときの内部構造の概略を示す図である。 従来のコピー時のスキャン処理とプリント処理のタイミングを示す図であり、(a)原稿台ガラス上の原稿をコピーする場合、(b)DF上の原稿の1ページをコピーする場合、(c)DF上の原稿の複数ページをコピーする場合を示す。 第1の実施形態におけるコピー時のスキャン処理とプリント処理のタイミングを示す図であり、(a)原稿台ガラス上の原稿をコピーする場合、(b)DF上の原稿の1ページをコピーする場合、(c)DF上の原稿の複数ページをコピーする場合を示す。 原稿台ガラス上の原稿をコピーする場合のコピー処理の流れを示すフローチャートである。 DF上の原稿をコピーする場合のコピー処理の流れを示すフローチャートである(その1)。 DF上の原稿をコピーする場合のコピー処理の流れを示すフローチャートである(その2)。 第2の実施形態におけるDF上の原稿の複数ページ(ここでは2ページ)をコピーする場合のスキャン処理とプリント処理のタイミングを示す図である。 第2の実施形態におけるDF上の原稿をコピーする場合のコピー処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構造の概略を示す図である。
図1において、複合機100は、コピー機能、プリンタ機能、FAX機能等の複数の機能を備える画像形成装置である。複合機100は、スキャナ301とドキュメントフィーダ(DF)302から構成される原稿読み取り装置と、カラー4色ドラムを備えるプリンタ313と、給紙デッキ314とを備える。
複合機100内のメモリ(不図示)に一旦記憶された記録信号(画像データ)は、プリンタ313へと転送され、レーザ記録部(不図示)でYellow、Magenta、Cyan、Blackの4色のレーザ光に変換される。そして、各色の感光体316に照射され、感光体316に静電潜像が形成される。そして、トナーカートリッジ317から供給されるトナーによりトナー現像が行われ、可視化された画像が中間転写ベルト321に一次転写される。
中間転写ベルト321は時計回転の方向に回転している。用紙カセット318あるいは給紙デッキ314から給紙搬送路319を通って給送された記録紙が二次転写位置320に到達すると、中間転写ベルト321から記録紙へと画像が転写される。画像が転写された記録紙は、定着器322で加圧と熱によりトナーが定着される。そして、画像が転写された記録紙が排紙搬送路を搬送された後、フェイスダウンのセンタートレイ323あるいはフェイスアップのサイドトレイ325へと排紙される。フラッパ326,327は、記録紙の搬送路を切り替えるためのものである。
両面プリントの場合には、定着器322を通過後にフラッパ327が搬送路を切り替え、その後、用紙がスイッチバックして下方に記録紙が送られ、両面印刷用紙搬送路330を経て再び二次転写位置320に給送され、両面動作を実現する。
図2は、図1の複合機100における制御部の概略構成を示すブロック図である。
図2において、メインコントローラ401は、機器全体の動作を制御するものであり、CPU402とバスコントローラ403から構成される。CPU402は、ROM404からROM_I/F405を経由して読み出したプログラムを実行する。また、CPU402は、複合機100の外部から受信したPDL(ページ記述言語)データを解釈し、ラスターイメージデータに展開する。バスコントローラ403は、後述する各種I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM406は、DRAM_I/F407を介してメインコントローラ401と接続されており、CPU402が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
コーデック(Codec)408は、DRAM406に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する。SRAM409は、コーデック408の一時的なワーク領域として使用される。コーデック408は、I/F410を介してメインコントローラ401と接続される。
グラフィックプロセッサ(Graphic)424は、DRAM406に蓄積されたラスターイメージデータに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化の処理をそれぞれ行う。SRAM425は、グラフィックプロセッサ424の一時的なワーク領域として使用される。グラフィックプロセッサ424は、I/Fを介してメインコントローラ401と接続される。
ネットワークコントローラ(Network Controller)411は、I/F413を介してメインコントローラ401と接続される一方、コネクタ412によって外部のネットワークと接続される。外部のネットワークとしては一般的にイーサネットがあげられる。
汎用高速バス415には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ414と、I/O制御部416とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスがあげられる。I/O制御部416には、スキャナ及びプリンタの各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ417が2チャンネル装備されている。そして、I/Oバス418によってスキャナI/F426、プリンタI/F430に接続されている。
パネルI/F421は、LCDコントローラ420に接続され、操作部上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/Fとから構成される。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は、パネルI/F421を介してCPU402に伝えられる。液晶表示部(不図示)は、パネルI/F421から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、複合機100の機能が表示されたり、画像データ等が表示される。
リアルタイムクロックモジュール422は、複合機内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ用電池423によってバックアップされている。E−IDEインタフェース439は、外部の記憶装置と接続するためのI/Fである。I/O制御部416は、E−IDEインタフェース439を介してハードディスクドライブ(HDドライブ)438に接続され、ハードディスク(HD)440へ画像データを記憶させたり、HD440から画像データを読み出したりする。コネクタ427,432には、それぞれスキャナとプリンタに接続され、同調歩同期シリアルI/F428,433とビデオI/F429,434とから構成される。
スキャナI/F426は、コネクタ427を介してスキャナ(不図示)と接続され、また、スキャナバス441によってメインコントローラ401と接続されており、スキャナから受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有する。さらに、スキャナから送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、ビデオI/F429に出力する機能も有する。ビデオI/F429からDRAM406へのデータ転送は、バスコントローラ403によって制御される。
プリンタI/F430は、コネクタ432を介してプリンタ(不図示)と接続され、また、プリンタバス431によってメインコントローラ401と接続されている。そして、メインコントローラ401から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタへ出力する機能を有する。さらに、プリンタI/F430は、プリンタから送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス431に出力する機能も有する。
DRAM406上に展開されたラスターイメージデータのプリンタへの転送は、バスコントローラ403によって制御され、プリンタバス431、ビデオI/F434を経由して、プリンタへDMA転送される。
SRAM436は、バックアップ用電池423から供給される電源により、装置全体が電源遮断されても記憶内容を保持できる構成となっているメモリであり、バス435を介してI/O制御部416と接続されている。EEPROM437も同様にバス435を介してI/O制御部416と接続されているメモリである。
次に、図1における原稿読み取り装置の構造及び動作について図3、図4を用いて説明する。
図3は、図1におけるスキャナ301を真上からみたときの内部構造の概略を示す図である。
図3において、スキャナ301は、枠体1301と、基台とその上に搭載されたセンサとから構成されるセンサユニット1302を備えている。
枠体1301には、センサユニット1302を副走査方向(図の矢印Aの方向)へ移動する基準となる基準軸1303が設けられている。そして、フラットベット(FB)読み取り用ステッピングモータ1305(以下、「ステッピングモータ」と略する。)からの駆動力は、ギア群1306を介してベルト1304に伝えられる。そして、ベルト1304の駆動によりセンサユニット1302を基準軸1303に沿って動作させる。
また、枠体1301には、原稿が載置される原稿台ガラス1307と、DFスキャン用のDF読み取り窓1308が設けられている。DF読み取り窓1308は、原稿台ガラス1307と同様、光源であるLEDの光を透過する素材が使用されている。
センサユニット1302は、原稿台ガラス1307とDF読み取り窓1308の領域内を自由に移動することができる。具体的には、ステッピングモータ1305への駆動用入力パルス数を制御することによって、センサユニット1302を所定量移動させることが可能である。
メインコントローラ401からスキャン命令を受けた原稿読み取り装置は、ステッピングモータ1305を駆動し、ギア群1306を介してベルト1304を駆動する。これにより、センサユニット1302が基準軸1303に沿って副走査作方向へ移動して、原稿台ガラス1307上に置かれた原稿を読み取る。
図4は、図1における原稿読み取り装置を真横からみたときの内部構造の概略を示す図である。
DF302には、原稿を積載するための原稿トレイ1400と、原稿トレイ1400上の原稿有無を検知するためのドキュメントセンサ1402と、2つの原稿ガイド1401と、原稿サイズ検知センサ1412が設けられている。
原稿ガイド1401は、原稿トレイ1400上の原稿縦方向(原稿の搬送方向に直交する方向)に2つ並んで設けられている。ユーザが2つの原稿ガイド1401間の幅(ガイド幅)を調整することで、A4,A3,B5,B4といった定型サイズの原稿をセットすることが可能である。
原稿サイズ検知センサ1412が原稿の有無を検知することで、A4またはA3といった定型サイズの原稿の有無を判定することができる。
原稿トレイ1400上に積載された原稿は、ピックアップローラ対1404、搬送ローラ対1406、排紙ローラ対1403の3種類のローラ対により搬送される。ピックアップローラ対1404は、原稿トレイ1400に積載された原稿を1枚ずつDF内部の原稿搬送路内へ搬送するためのローラである。搬送ローラ対1406は、ピックアップローラ対1404により原稿搬送路を搬送されてきた原稿を画像読取部へ搬送するためのローラである。排紙ローラ対1403は、搬送ローラ対1406により原稿搬送路を搬送されてきた原稿を排紙トレイ1410に排出するためのローラである。
ピックアップローラ対1404によりピックアップされた原稿は、原稿搬送路内を搬送ローラ対1406に向けて搬送され、原稿搬送路上の原稿通過検知センサ1405により検出されると、その検出時間をもとに1枚目の原稿が通過したか否かが判定される。
搬送ローラ対1406により原稿搬送路を搬送されてきた原稿は、DF読み取り窓1308を通して、その下にあるセンサユニット1302に備えられたCIS1408により読み取られる。CIS1408を備えたセンサユニット1302(画像読取部)は、前述のとおり、副走査方向に自由に移動可能であり、搬送ローラ対1406から排紙ローラ対1403に向かって搬送されてくる原稿の搬送方向と同一方向にも移動可能である。
DF読み取り窓1308には、副走査方向にある程度の長さがあり、その長さの範囲内では、任意の位置にCIS1408を移動して、その移動位置で原稿読み取りを行うことができる。
また、搬送ローラ対1406からDF読み取り窓1308までの原稿搬送路上には、搬送されてきた原稿の先端位置を検出するためのドキュメントエッジセンサ(DES)1407が設けられている。
さらに、DF読み取り窓1308の下流側の原稿搬送路上には、スキャナ301とDF302の境界を原稿が通過できるようにするためのジャンプ台1409が設けられている。なお、点線1411は、スキャナ301とDF302の境界を示し、点線1411から上側は開閉する構造となっている。
次に、原稿読み取り装置における2枚の原稿の読み取り動作について説明する。
原稿読み取り装置は、メインコントローラ401からDFスキャン命令を受けると、ドキュメントセンサ1402により原稿トレイ1400上の原稿の有無が検知される。原稿トレイ1400上に原稿が有ることを検知すると、ステッピングモータ1305を駆動し、CIS1408をDF読み取り窓1308の下の所定位置へとセンサユニット1302を移動させる。更に、原稿ガイド1401と原稿サイズ検知センサ1412により、原稿サイズを判定する。
センサユニット1302の移動後、ステッピングモータ1305を制御し、ピックアップローラ対1404の駆動を開始する。原稿トレイ1400に積載された原稿は、ピックアップローラ対1404により分離され、1枚目の原稿が原稿搬送路内へと搬送される。
原稿搬送路内へ搬送された原稿は、原稿通過検知センサ1405、搬送ローラ対1406、DES1407、CIS1408上、排紙ローラ対1403の順に搬送される。1枚目の原稿の後端が原稿通過検知センサ1405を通過して原稿1枚分の検知時間を超えると、2枚目の原稿の検知を開始し、2枚目の原稿が存在すると判定すると1枚目の原稿と同様に動作する。そして、2枚目の原稿の後端が原稿通過検知センサ1405を通過すると、3枚目の検知を開始するが、3枚目の原稿が存在しないと判定すると動作を終了する。
原稿1枚目の先端から画像読み取りを行う場合、原稿の先端がCIS1408上に達すると、CIS1408による読み取り処理が開始される。原稿先端がCIS1408に達したタイミングは、原稿の先端を検出するDES1407のタイミング情報と検知タイミング後に駆動されるステッピングモータ1305のパルス数に基づき判定される。以後、ステッピングモータ1305のパルス数をカウントすることで、CIS1408上における原稿の搬送方向に関する位置を判定する。このとき、ステッピングモータ1305を駆動するパルス出力に同期してCIS1408は1ライン分の画像の読み取り処理を行う。
DES1407からCIS1408までの距離は、装置の機械的構成により決まる固有値である。この距離をD1とすると、原稿先端がDES1407を通過してから距離D1分原稿を搬送すると、原稿先端はCIS1408に到達する。このように、原稿読み取りが原稿先端から距離D2離れた位置から行われる場合には、原稿先端がDES1407を通過した後、距離D1+D2分原稿を搬送した時点でCIS1408による読み取り処理が開始される。
読み取り処理が開始された後もDES1407により検知された原稿の先端位置とステッピングモータ1305の駆動量により、原稿搬送路における原稿の位置の管理が継続される。例えば、画像読み取りが原稿の後端まで行われる場合、原稿後端をDES1407で検知した後、距離D1分原稿を搬送したタイミングでCIS1408による読み取り処理が終了する。また、原稿の画像読み取りが原稿後端の距離D3手前(先端側)である場合には、原稿後端がDES1407を通過した後、距離D1−D3分原稿を搬送したタイミングでCIS1408による読み取り処理が終了する。
1枚目の原稿の画像読み取りが終了した後は、原稿は排紙ローラ対1403により排紙トレイ1410へ排出される。更に、1枚目の原稿の画像読み取り終了後と同時に、2枚目の原稿の画像読み取りを開始し、1枚目の原稿と同様のタイミングでCIS1408による読み取り処理が終了する。
以上のように、原稿2枚分の読み取り処理が実行される。
次に、従来の複合機のコピー処理における、スキャン処理とプリント処理のタイミングの制御方法について図5(a)、図5(b)、図5(c)を用いて説明する。
図5(a)は、従来の原稿台上の原稿をコピーする場合のスキャン処理とプリント処理のタイミングを示す図である。なお、図5(a)〜図5(c)では横軸を時間軸Tとする。また、時刻t0はメインコントローラ401がコピースタートキー(不図示)の押下を検出し、コピー処理を開始するタイミングである。また、時刻s0はスキャン処理が開始するタイングである。
従来の複合機では、スキャン処理中にメモリに原稿の画像データを書き終わる前に、当該メモリから画像データを読み出してプリント処理を開始する「メモリ同時読み出しプリント」制御が適用される。
図5(a)において、時刻s0でスキャン処理が開始されると、スキャナ301で読み取った原稿画像のメモリへの書込みが始まり、時刻s0から時刻s1までの区間501で1ページの原稿の読み取りが完了する。
時刻p0になるとプリント処理が開始され、スキャン処理でメモリ書込み中の原稿画像の読み出しを始め、時刻p1でプリントが完了する。時刻p0から時刻p1までの区間502で1ページ分のプリントが完了する。
ここで、p0<s1の関係が成立する場合、時刻p0から時刻s1までの間に同時読み出しが行われる区間となる。本制御では、スキャン処理とプリント処理のそれぞれの処理速度に基づき、スキャン処理を追い越さない(p1≧s1)ようにプリント処理の開始タイミングを制御することで、FCOT(原稿1枚のコピー出力が完了するまでの時間):Ta=p1−t0を得る。
図5(b)は、DF302上の原稿の1ページをコピーする場合のスキャン処理とプリント処理のタイミングを示す図である。
従来の複合機では、スキャン処理で1ページ分の原稿画像をメモリに書き終えてから、これを読み出してプリントする「ページスプールプリント」制御が適用される。
図5(b)において、時刻s0から時刻s1までの区間503は原稿1ページのスキャン処理の区間であり、時刻p0から時刻p1までの区間505は、1ページの原稿画像をプリントするプリント処理の区間である。本制御では、プリント開始時刻p0は、スキャン完了時刻s1と同時またはそれより後(s1≦p0)になるように制御する。これは、スキャン処理中に画像の圧縮や回転などの処理が行われるなどメモリ上の同時読み出しが行えない場合があることから、FCOT:Tb=p1−t0となる。
図5(c)は、DF302上の原稿の複数ページ(ここでは2ページ)をコピーする場合のスキャン処理とプリント処理のタイミングを示す図である。
従来の複合機では、DF302上の原稿の複数ページをコピー処理する場合、上述した図5(b)と同様に、「ページスプールプリント」制御が適用される。
次に、複合機100のコピー処理における、スキャン処理とプリント処理のタイミングの制御方法について図6(a)、図6(b)、図6(c)を用いて説明する。図6(a)〜図6(c)では横軸を時間軸Tとする。また、時刻t0はメインコントローラ401がコピースタートキーの押下を検出し、コピー処理を開始するタイミングである。また、時刻s0はスキャン処理が開始するタイングである。
図6(a)は、本実施形態における原稿台ガラス1307上の原稿をコピーする場合のスキャン処理とプリント処理のタイミングを示す図である。
複合機100では、図5(a)と同様に、「メモリ同時読み出しプリント」制御が適用される。
図6(b)は、本実施形態におけるDF302上の原稿の1ページをコピーする場合のスキャン処理とプリント処理のタイミングを示す図である。
複合機100では、上述した従来の「ページスプールプリント」制御ではなく、図5(a)、図6(a)と同様に、「メモリ同時読み出しプリント」制御が適用される。
図6(c)は、本実施形態におけるDF302上の原稿の複数ページ(ここでは2ページ)をコピーする場合のスキャン処理とプリント処理のタイミングを示す図である。
複合機100では、図5(b)、図5(c)と同様に、「ページスプールプリント」制御が適用される。
次に、第1の実施形態における複合機100のコピー処理の流れを図7、図8A、図8Bを用いて説明する。なお、図示の処理を実行するための制御プログラムはROM404に記憶されており、DRAM406に読み出されて、CPU402によって実行される。図7、図8Aと図8Bに示す処理のいずれも、ユーザによるコピースタートキーの押下をメインコントローラ401が検知することで開始される。
図7は、原稿台ガラス上の原稿をコピーする場合のコピー処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS2001では、CPU402は、スキャナ301を制御して、原稿台ガラス1307上に置かれた原稿のスキャンを開始する。そして、CPU402は、読み取った原稿1ページ分の画像データを、図6(a)に示す「メモリ同時読み出しプリント」制御に基づいて、非圧縮でDRAM406に書き込む(ステップS2002)。
次に、CPU402は、スキャン処理でDRAM406に書き込み中の原稿の画像データの読み出しを開始(ステップS2003)すると共に、プリンタ313を制御してプリントを実行させる(ステップS2004)。
上記ステップS2001,S2002は、図6(a)に示す区間501のスキャン処理、ステップS2003,S2004は、図6(a)に示す区間502のプリント処理に対応し、「メモリ同時読み出しプリント」制御に基づくタイミングで制御されるものである。
図8A及び図8Bは、DF302上の原稿をコピーする場合のコピー処理の流れを示すフローチャートである。
図8Aにおいて、ステップS2005では、CPU402は、操作部上でユーザにより設定された原稿サイズと原稿サイズ検知センサ1412による検知結果に基づき、原稿サイズを判定する。
次に、ステップS2006では、CPU402は、原稿トレイ1400上の原稿の原稿搬送路への引き込みが開始されると、原稿搬送路内の原稿通過検知センサ1405による原稿の検知結果を取得する(原稿通過検知センサON)。
ステップS2008では、CPU402は、操作部上で設定されたコピー設定のうち両面読み込み設定がONか否かを判定する。両面読み込み設定がONでないと判定した場合(片面読み込みの場合)は、ステップS2009へ進む。一方、両面読み込み設定がONであると判定した場合は、図8BのステップS2011へ進む。
ステップS2009では、CPU402は、原稿通過検知センサ1405がONである時間(以後、「原稿通過検知時間」とする。)が原稿1ページ分の検知時間で終了する場合は、読み込む画像データが1ページであると判定してステップS2010へ進む。一方、ステップS2009では、CPU402は、原稿通過検知時間が原稿1ページ分の検知時間で終了しない場合は、読み取る画像データが複数ページ(2ページ以上)あると判定してステップS2011へ進む。
ステップS2010では、CPU402は、CIS1408を制御して、DF読み取り窓1308を通過する1ページ分の原稿から画像を読み取らせる。そして、CPU402は、図6(b)に示す「メモリ同時読み出しプリント」制御に基づいて、非圧縮で1ページ分の画像データをDRAM406に書き込む(ステップS2002)。さらに、CPU402は、DRAM406からの画像データの読み出しを行い(ステップS2003)、プリンタ313にプリントを実行させる(ステップS2004)。
図8Bにおいて、ステップS2011では、CPU402は、ステップS2010と同様に、CIS1408を制御して、DF読み取り窓1308を通過するNページ目(N≧1)の原稿を読み取る。
ステップS2012〜ステップS2015、ステップ2004では、図6(c)に示した「ページスプールプリント」制御を用いて原稿1ページ分のコピー処理を行う。図示例では、CPU402は、ステップS2011で読み取った画像データを圧縮して圧縮データを生成し(ステップS2012)、該圧縮データをHD440に書き込む(ステップS2013)。
次に、CPU402は、圧縮データをHD440から読み出した後(ステップS2014)、当該圧縮データを伸長して非圧縮の画像データに戻して(ステップS2015)、プリンタ313にプリントを実行させる(ステップS2005)。
次に、ステップS2016では、CPU402は、原稿通過検知時間が原稿Nページ分の検知時間であると判定した場合は、コピー処理を終了し、そうでない場合はステップS2011へ戻る。
上記第1の実施形態によれば、DF上の原稿の1ページ分のコピー時に、原稿台ガラス上原稿のコピーと同様に、メモリに1ページ分の画像データが書き終わる前に、メモリから当該1ページ分の画像データの読み出しを開始してプリントを行うように制御する。これにより、DF上の原稿の1ページのコピー時のFCOTを短縮することができ、DF上の原稿のコピー時と原稿台ガラス上の原稿のコピー時とのFCOTのバラツキを改善することができる。また、DF上の複数ページの原稿のコピー時には、従来通り、スキャン画像を圧縮してコピーすることで、コピー処理全体のメモリ消費量を抑えることができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置は、その構成(図1〜図4)が上記第1の実施の形態に係る画像形成装置と同じであり、第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
第2の実施形態に係る画像形成装置のコピー処理における、スキャン処理とプリント処理のタイミングの制御方法について図9を用いて説明する。
図9は、本実施形態におけるDF302上の原稿の複数ページ(ここでは2ページ)をコピーする場合のスキャン処理とプリント処理のタイミングを示す図である。図9では横軸を時間軸Tとする。
本実施形態では、1ページ目の原稿のコピーに対して「メモリ同時読み出しプリント」制御を適用し、2ページ目以降の原稿のコピーに対しては「ページスプールプリント」制御を適用した際の原稿2枚分のタイミングを表している。
時刻t0はメインコントローラ401がコピースタートキーの押下を検出し、コピー処理を開始するタイミングである。時刻s0はDF302に置かれた1ページ目の原稿のスキャン処理が開始するタイングであり、同時に読み取った原稿画像のDRAM406への書込みが始まり、時刻s1までの区間601の間で1ページ目の原稿の読み取りが完了する。
区間602で実行される1ページ目のプリント処理は時刻p0に開始され、区間601の1ページ目のスキャン処理でメモリ書込み中の原稿画像の読み出しを始め、時刻p1にプリントが完了する。
ここで、p0<s1の関係が成立する場合、時刻p0から時刻s1までの間に同時読み出しが行われる区間となる。本制御では、スキャン処理とプリント処理のそれぞれの処理速度に基づき、スキャン処理を追い越さない(p1≧s1)ようにプリント処理の開始タイミングを制御することで、FCOT:Tc(=p1−t0)を得る。DF302に置かれた原稿が1枚のみの場合は、ここでコピー処理が終了する。
2枚以上の原稿がある場合には、次に2ページ目の原稿のスキャン処理が、時刻s2から時刻s3までの区間603の間に実行された後、時刻p2(≧s3)から時刻p3までの区間604で2ページ目のプリント処理が行われる。3ページ目以降の原稿のコピーについても2ページ目と同様の「ページスプールプリント」制御が適用される。
次に、第2の実施形態における複合機100のコピー処理の流れを図10を用いて説明する。なお、図示の処理を実行するための制御プログラムはROM404に記憶されており、DRAM406に読み出されて、CPU402によって実行される。本処理は、ユーザによるコピースタートキーの押下をメインコントローラ401が検知することで開始される。
第2の実施形態における複合機100の原稿台上の原稿をコピーする場合にコピー処理については図7と同様である。
図10は、DF302上の原稿をコピーする場合のコピー処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS801では、CPU402は、操作部上でユーザにより設定されたコピーモード設定が同時読み出しプリント制御が適用可能な設定であるか判定する。スキャン処理中に画像の回転を行ったり、メモリ(DRAM406)上で画像編集処理を行う必要がある場合には、同時読み出し制御が行えないと判定し、ステップS807へ進む。一方、適用可能と判定した場合には、ステップS802へ進む。
ステップS802では、CPU402は、スキャンする原稿の枚数が1枚目の原稿かを判定する。DF302に置かれた1枚目の原稿と判定した場合には、ステップS803へ進む一方、それ以外(原稿の枚数が複数枚目の場合)はステップS807へ進む。なお、原稿の1ページ目か否かを判定するように構成されていてもよい。
ステップS803では、CPU402は、原稿トレイ1400に置かれた原稿束から一枚分の原稿を搬送し、スキャナ301で読み取らせる。
ステップS804では、CPU402は、読み取った原稿の画像データを非圧縮でDRAM406に書き込む。
ステップS805では、CPU402は、原稿の画像データをDRAM406から読み出す。
ステップS806では、CPU402は、プリンタ313を制御して、ステップS805で読み出した画像データのプリントを実行させる。
上記ステップS803,S804は図6に示す区間601のスキャン処理、ステップS805,S806は図6に示す区間602のプリント処理に対応し、「メモリ同時読み出しプリント」制御に基づくタイミングで制御される。
ステップS813では、CPU402は、DF302の原稿トレイ1400上に次の原稿が残っているかを判定し、残っていると判定した場合はステップS802へ進み、残っていないと判定した場合はコピー処理を終了する。
ステップS807では、CPU402は、ステップS803と同様に、スキャナ301を制御して、原稿から1ページ分の画像をスキャンする。
ステップS808では、CPU402は、読み取った原稿の画像データをコーデック408により圧縮して、コードデータをDRAM406に書き込む。
ステップS809では、CPU402は、ステップS808でDRAM406に書き込まれたコードデータをHD440へ保存する。
次に、ステップS810では、CPU402は、ステップS809で保存したコードデータをHD440からDRAM406に読み出す。
ステップS811では、CPU402は、ステップS810でDRAM406に読み出したコードデータをコーデック408により伸長する。
ステップS812では、CPU402は、プリンタ313を制御して、ステップS811で伸長された原稿の画像データのプリントを実行させる。次のステップS813以降の処理は前述の通りである。
上記ステップS807,S808,S809は図6に示す区間603のスキャン処理に対応し、ステップS810,S811,S812は図6に示す区間604のプリント処理に対応し、「ページスプールプリント」制御に基づくタイミングで制御される。
上記第2の実施形態によれば、DF上の原稿1枚目のコピー時に、原稿台ガラス上の原稿のコピーと同様に、メモリに1ページ分の画像データが書き終わる前に、メモリから当該1ページ分の画像データの読み出しを開始してプリントを行うように制御する。これにより、DF上の原稿の1枚のコピー時のFCOTを短縮することができ、DF上の原稿のコピー時と原稿台ガラス上の原稿のコピー時とのFCOTのバラツキを改善することができる。また、DFに置かれた2枚目以降の原稿に対しては、スキャン画像を圧縮してコピーすることで、コピー処理全体のメモリ消費量を抑えることができる。
上記実施形態において、ステップS802の判定を1枚目の原稿かどうかの判定ではなく、画像メモリ(DRAM406)の空き容量に応じて分岐を行うように構成することも可能である。例えば、メモリの空き容量が十分にある場合には、画像データを非圧縮でメモリに書き込む一方、メモリの空き容量が十分にない場合には、画像データを圧縮してメモリに書き込むように判定する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 複合機
301 スキャナ
302 ドキュメントフィーダ(DF)
313 プリンタ
402 CPU
406 DRAM
426 スキャナI/F
430 プリンタI/F
440 ハードディスク(HD)

Claims (8)

  1. 原稿から読み取った画像データをメモリに書き込む画像読取手段と、前記メモリから画像データを読み出してプリントを行う印刷手段とを備える画像形成装置において、
    前記原稿から前記画像読取手段により読み取る画像データが複数ページか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により複数ページではないと判定された場合には1ページ分の画像データを非圧縮で前記メモリに書き込む記録手段と、
    前記記録手段により前記メモリに1ページ分の画像データが書き終わる前に、前記印刷手段が前記メモリから当該1ページ分の画像データの読み出しを開始してプリントを行うように制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 原稿から読み取った画像データをメモリに書き込む画像読取手段と、前記メモリから画像データを読み出してプリントを行う印刷手段とを備える画像形成装置において、
    前記メモリに1ページ分の画像データが書き終わる前に、前記メモリから当該1ページ分の画像データを読み出してプリントを開始するモードかどうかを判定する第1の判定手段と、
    前記画像読取手段が前記画像データを圧縮して前記メモリに書き込むか、非圧縮で書き込むかを判定する第2の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記モードであると判定され、かつ前記第2の判定手段により前記画像データを非圧縮で前記メモリに書き込むと判定された場合に、前記画像読取手段により前記メモリに1ページ分の画像データが書き終わる前に、前記印刷手段により前記メモリから当該1ページ分の画像データを読み出してプリントを開始するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記第2の判定手段は、前記原稿の枚数が1枚目のときは前記画像データを非圧縮で前記メモリに書き込むと判定し、前記原稿の枚数が複数枚目のときは前記画像データを圧縮して前記メモリに書き込むと判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の判定手段は、前記画像読取手段が前記画像データを圧縮して前記メモリに書き込むか、非圧縮で書き込むかを前記メモリの空き容量に応じて判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像読取手段は、原稿台ガラスに載置された原稿を読み取る第1の読取手段と、原稿を積載するためのトレイから搬送された原稿を1枚ずつ読み取る第2の読取手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 原稿から読み取った画像データをメモリに書き込む画像読取手段と、前記メモリから画像データを読み出してプリントを行う印刷手段とを備える画像形成装置の制御方法において、
    前記原稿から前記画像読取手段により読み取る画像データが複数ページか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程にて複数ページではないと判定された場合には1ページ分の画像データを非圧縮で前記メモリに書き込む記録工程と、
    前記記録工程にて前記メモリに1ページ分の画像データが書き終わる前に、前記印刷手段が前記メモリから当該1ページ分の画像データの読み出しを開始してプリントを行うように制御する制御工程とを備えることを特徴とする制御方法。
  7. 原稿から読み取った画像データをメモリに書き込む画像読取手段と、前記メモリから画像データを読み出してプリントを行う印刷手段とを備える画像形成装置の制御方法において、
    前記メモリに1ページ分の画像データが書き終わる前に、前記メモリから当該1ページ分の画像データを読み出してプリントを開始するモードかどうかを判定する第1の判定工程と、
    前記画像読取手段が前記画像データを圧縮して前記メモリに書き込むか、非圧縮で書き込むかを判定する第2の判定工程と、
    前記第1の判定工程にて前記モードであると判定され、かつ前記第2の判定工程にて前記画像データを非圧縮で前記メモリに書き込むと判定された場合に、前記画像読取手段により前記メモリに1ページ分の画像データが書き終わる前に、前記印刷手段により前記メモリから当該1ページ分の画像データを読み出してプリントを開始するように制御する制御工程とを備えることを特徴とする制御方法。
  8. 請求項6または7に記載の制御方法を画像形成装置に実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
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