JP2008113105A - 携帯型情報端末装置、マナーモード切換制御方法、及び切換制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話機1の制御部10のモード切換え制御部6は、自動マナーモード切換え設定がON設定で、接続検知手段(接続認識部)6が接続ポート14に卓上ホルダ又はACアダプタが接続されていると判断した場合で、且つマナーモード切換え設定格納部11Bに格納されたマナーモード切換え開始時刻になった場合に、マナーモードに切換える。又、モード切換え制御部6は、アラーム設定格納部11Aに格納されているアラーム開始時刻になった場合、或いは接続検知手段(接続認識部)6が接続ポート14に卓上ホルダ又はACアダプタが接続されていないと判断した場合に、マナーモードを解除する。これにより、手動によるマナーモードの設定/解除が不要となる。
【選択図】図1
Description
マナーモード機能を有する携帯型情報端末としては、例えば、着信があると着信音を発する第1の呼出モードと,着信があっても着信音を発しない第2の呼出モードを有し、予め装備した充電回路部の充電中は第1の呼出モードを設定し、その他のときに第2の呼出モードを設定する構成のものがある(特許文献1)。
本発明は、上記従来例に有する不都合を改善し、特に、充電時その他の状況下にあってその都度成されるマナーモードやアラーム機能の設定若しくは設定解除にかかる指令の入力を不要とすると共に、マナーモードの解除忘れ等を有効に解消し得る携帯型情報端末装置、マナーモード切換制御方法、及び切換制御プログラムを提供することを、その目的とする。
このため、この切換える切換え制御部にあっては、接続検知手段が充電回路部の外部電源等への接続を検知し且つ計時手段に予め設定した切換え開始時刻が到来した場合には、直ちに作動して、端末本体全体をマナーモードに切換制御するようになっている。
これにより、接続検知手段は電源回路部が外部電源等に接続されたか否かの情報を接続ポートからリアルタイムで得ることができる。
これにより、予め、設定入力部からマナーモード又はアラームモードへ入る時刻を設定することを前提として端末本体が外部電源等に接続された場合にはマナーモードに自動切換えがなされる。このため、充電の度にマナーモードを設定するという煩わしさを排除することができる。
このようにすることにより、マナーモードの解除忘れという不都合を確実に排除することができる。
これにより、マナーモードの解除忘れという不都合を排除することができる。
最初に、本実施形態において重要とする主たる内容について説明し、その後に、本実施形態の全体的内容を詳述する。
まず、図1に、本発明の一実施形態にかかる携帯型情報端末装置として携帯電話機の一構成例を示す。
更に、前述した端末本体2には、接続検知手段5によって前記電源回路部3が外部電源等に接続されたことが検知され且つ前記時計部4に予め設定したマナーモードの設定時刻が到来した場合に作動して当該端末本体2が備えている機能(構成要素)全体をマナーモードに切換えるモード切換え制御部6が装備されている。
このため、このモード切換え制御部6にあっては、前述した電源回路部3が外部電源等に接続されているか否かの情報をリアルタイムで常時取得し保持し得る状態となっている。
このため、マナーモードへの切換え指令の入力があり、前記接続検知手段5によって前述した電源回路部3が外部電源等に接続されていることが検知され、且つ切換え開始時刻が到来した場合には、端末本体2の全体が自動的にマナーモードに切換えられるようになっている。
これにより、マナーモードが設定されている場合であっても、アラームモードへの切換えが優先的に扱われるようになっており、携帯電話本来の機能が優先された構成となっている。
図1において、本実施形態における携帯電話機(携帯型情報端末装置)1は、上述したように、マナーモード機能とアラーム機能とを実行可能な構成を備えている。この携帯電話機1は、前述したように、操作部である設定入力部2Aと、マナーモード機能およびアラーム機能の実行に関する情報を格納する設定モード格納手段11と、端末本体2が備えている構成部分全体の動作を制御する主制御部10と、端末本体用の電源回路部3と、この電源回路部3の充電に際して外部電源に接続するための接続ポート14と、外部との通信に際し成される送受信にかかる各種情報を表示する表示部20と、前述した計時手段としての時計部4とを備えている。
表示部20は、主制御部10に制御されて作動し、各種の情報(マナーモードが設定されているか否かを示す情報等)をアイコンによりオペレータに表示するように機能する。 時計部4は、前述したように予め設定された時刻を計時し且つこの計時した時刻を管理すると共に、これを時刻情報として主制御部10に出力する機能を備えている。
接続ポート14は、端末本体2が備えている電源回路部3を充電するために外部電源側である卓上ホルダ又はACアダプタ(図示略)に接続するためのもので、端末本体2に装備されている。
次に、携帯電話機1の自動マナーモード切換え動作を、図2のフローチャートを用いて説明する。
一方、自動マナーモード切換え設定がオン(ON)と判定(ステップS101で「イエス判定」)された場合、自動マナーモード切換えに関する処理はステップS102に移行し外部電源との接続の有無が判断される。
即ち、主制御部10の接続検知手段(接続認識部)5は、卓上ホルダ又はACアダプタが接続ポート14に接続されているか否かを判定する(ステップS102:充電接続検知工程)。
即ち、時計部4から送られてくる時刻情報が示す時刻と上記主制御部10の設定内容監視部12で監視している自動マナーモード切換え開始時刻とを比較し、自動マナーモード切換え開始時刻が時計部4から送られてくる時刻情報が示す時刻を過ぎたか否かを監視することによって判定する。
そして、時計部4から送られてくる時刻が自動マナーモード切換え開始時刻に達していないと判定(ステップS103で「ノー判定」)した場合は、主制御部10のモード切換え制御部6は、前記ステップS103の処理を繰り返すことにより、時計部4から送られてくる時刻情報が示す時刻が自動マナーモード切換え開始時刻になっているか否かの判定を繰り返す。
即ち、時計部4から送られてくる時刻情報が示す時刻と主制御部10の設定内容監視部12で監視しているアラーム開始時刻とを比較し、アラーム開始時刻が時計部4から送られてくる設定時刻を過ぎたか否かを監視することによって判定する。
この場合、前述した接続検知手段5は、接続ポート14に対する卓上ホルダ又はACアダプタの接続の有無を常時監視している。そして、この監視の結果、卓上ホルダ又はACアダプタが接続ポート14に接続されていると判定(ステップS107で「イエス判定」)した場合は、主制御部10のモード切換え制御部6は、自動マナーモード切換えの解除を行う(ステップS106)。
前記実施形態では、携帯電話機の接続ポートに充電用の卓上ホルダまたはACアダプタを接続した場合の自動マナーモード切換え設定/解除について説明したが、卓上ホルダ又はACアダプタをUSBケーブルに置き換えることにより、携帯電話機をUSB接続でパーソナルコンピュータ等と接続する場合の自動マナーモード切換え設定/解除にも適用することが可能である。
2 端末本体
2A 設定入力部(操作部)
3 電源回路部
4 時計部
5 接続検知手段(接続認識部)
6 モード切換え制御部
10 主制御部
11 設定モード格納手段
11A アラーム設定格納部
11B マナーモード切換え設定格納部
12 設定内容監視部
14 接続ポート
20 表示部
Claims (8)
- 着信音を消去するマナーモード機能と予め設定した時刻が到来した場合に当該時刻の到来を報知するアラーム機能とを有する端末本体を設け、この端末本体が外部からの充電を可能とした電源回路部を備えて成る携帯型情報端末装置において、
前記端末本体に、前記マナーモード機能およびアラーム機能を実行する時刻を設定するための計時手段と、前記充電回路部が外部電源等に接続された場合にこれを検知する接続検知手段とを装備すると共に、
前記接続検知手段によって前記電源回路部が前記外部電源等に接続されたことが検知され且つ前記計時手段に予め設定したマナーモードの設定時刻が到来した場合に作動して前記端末本体が備えている機能全体をマナーモードに切換えるモード切換え制御部を、前記端末本体に装備したことを特徴とする携帯型情報端末装置。
- 前記請求項1に記載の携帯型情報端末装置において、
前記端末本体は、予め外部入力される前記マナーモード機能およびアラーム機能の設定に関する情報を格納する設定モード格納手段と、この設定モード格納手段に設定される内容を常時監視する設定内容監視部と、前記電源回路部を外部電源等に接続する接続ポートとを備え、
前記接続検知手段を、前記接続ポートを介して前記電源回路部が外部電源等に接続されたか否かを検出しその情報を前記モード切換え制御部に送り込むように構成したことを特徴とする携帯型情報端末装置。
- 前記請求項1に記載の携帯型情報端末装置において、
前記端末本体は、前記マナーモード機能およびアラーム機能の実行のタイミング等を設定する設定入力部を予め装備すると共に、
前記モード切換え制御部は、前記設定入力部により前記マナーモードへの切換え指令が入力されている場合で且つ前記接続検知手段によって前記端末本体が外部電源等に接続されていることが検知され、更に前記計時手段に予め設定した切換え開始時刻が到来した場合に作動し、前記端末本体全体の機能をマナーモードに切換えるモード切換え制御機能を備えていることを特徴とした携帯型情報端末装置。
- 前記請求項1に記載の携帯型情報端末装置において、
前記端末本体は、前記マナーモード機能およびアラーム機能の実行のタイミング等を設定する設定入力部を予め装備すると共に、
前記モード切換え制御部は、前記設定入力部により前記アラームモードへの切換え指令が入力されている場合で且つ前記接続検知手段によって前記端末本体が外部電源等に接続されていないことが検知され、更に前記計時手段に予め設定したアラーム開始時刻が到来した場合に作動し、前記端末本体全体にマナーモードが設定されている場合に当該マナーモードの設定を解除するマナーモード解除機能を備えていることを特徴とした携帯型情報端末装置。
- 着信音を消去するマナーモード機能の作動開始時刻をマナーモード切換え時刻として端末本体に設定入力する設定モード入力工程と、
前記端末本体に予め装備された計時手段により前記マナーモード切換え時刻を計時する時刻計時工程と、
この時刻計時工程に併設され前記端末本体が備えている電源回路部が充電用の外部電源に接続されているか否かを検知する充電接続検知工程と、
この充電接続検知工程にて前記電源回路部が前記充電用の外部電源に接続されていることが検知され且つ前記時刻計時工程にて計時した時刻が前記設定したマナーモード切換え時刻になった場合に実行され前記端末本体の動作全体をマナーモードに切換えるマナーモード切換え工程と、
を備えていることを特徴としたモード切換制御方法。
- 前記請求項5に記載のモード切換制御方法において、
前記設定モード入力工程を、前記端末本体に装備され設定時刻の到来時に外部に向けて報知するアラーム機能の動作設定時刻を前記マナーモード切換え時刻と共に前記端末本体に入力するように構成すると共に、
前記マナーモード切換工程の後に、前記電源回路部が前記充電用の外部電源に接続されていないことが検知され且つ前記時刻計時工程にて計時した時刻がアラーム設定時刻になった場合に実行され前記マナーモードの設定を解除するマナーモード解除工程を備えたことを特徴とするモード切換制御方法。
- 着信音を消去するマナーモード機能の動作開始時刻がマナーモード切換え時刻として端末本体に設定入力された場合に稼働し当該入力情報を設定モード格納手段に格納処理する設定モード入力処理機能、
前記端末本体に予め装備された計時手段により前記設定入力されたマナーモードの設定時刻の計時を開始する時刻計時処理機能、
このマナーモードの設定時刻の計時開始と共に稼働し前記端末本体が備えている電源回路部が充電用の外部電源に接続されているか否かを検知する充電接続検知機能、
この充電接続検知機能にて前記電源回路部が前記充電用の外部電源に接続されていることが検知され且つ前記時刻計時処理機能にて計時した時刻が切換え設定時刻になった場合に機能し前記端末本体の動作全体をマナーモードに切換えるマナーモード切換機能、
をコンピュータに実行させるようにしたことを特徴とするモード切換制御プログラム。
- 前記請求項7に記載のモード切換制御プログラムにおいて、
前記設定モード入力処理機能を、前記端末本体に装備され設定時刻の到来時には外部に向けて報知するアラーム機能の動作設定時刻を前記マナーモード切換え時刻と共に前記端末本体に入力処理する構成とし、
前記マナーモード切換機能によって前記マナーモードが設定された後に、前記電源回路部が前記充電用の外部電源に接続されていないことが検知され且つ前記時刻計時工程にて計時した時刻がアラーム設定時刻になった場合に実行され前記マナーモードの設定を解除するマナーモード解除機能を備え、
これらを前記コンピュータに実行させるようにしたことを特徴とするモード切換制御プログラム。
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