JP2004072193A - 携帯端末用充電装置 - Google Patents

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勝又 康易
Shigeru Toyoshima
豊島 成
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浦上 圭二
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Abstract

【課題】公共の場所、特に、携帯端末の着信音や音声通話、又は送受信が規制される場所において、携帯端末のバッテリーの充電を行う。
【解決手段】バッテリーが消耗した携帯端末Aを携帯端末用充電装置1の端末接続部2に接続し、決済部9に現金又はプリペイドカード、或いはICカードを挿入する。携帯端末用充電装置1は端末接続部2を介して携帯端末Aを制御し、マナーモード又はOFFモードを設定する。利用者が開始キー7を押下すると充電を開始し、表示部16に充電量や利用料金等を表示する。また、携帯端末用充電装置1から充電に伴う諸情報を携帯端末Aに送って表示させ、又は充電中の発信者に送信させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末のバッテリーの充電を行う携帯端末用充電装置に係り、特に、公共の場所において充電が可能な携帯端末用充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯端末には、バッテリーが備え付けられており、バッテリーから供給される電圧により駆動されている。携帯端末の使用に伴い、バッテリーの電圧が低下した場合には、携帯端末の専用充電器を用いてバッテリーの充電を行う。従来、携帯端末は、音声通話を中心に使用されていたため電力消費量がそれほど大きくなく、バッテリーの消耗はそれほど速くなかった。そのため、専用充電器を用いて家庭や職場で適宜充電することにより、バッテリーの充電量を十分に保つことが可能であった。
【0003】
近年、携帯端末は機能が著しく向上し、従来の通話のみに留まらず、ブラウジング、メッセージングサービス、ゲーム等、様々な機能を有するようになってきている。これに伴い、携帯端末の電力消費量が増加し、バッテリーの消耗も速くなってきた。このことにより、必要な時にバッテリー内の充電量が不足し、携帯端末が使用できないという問題が起こってきている。例えば、電子財布やIC定期などの決済機能を携帯端末に付加した場合、携帯端末の利用途中で電池が消耗してサービスが受けられなくなるという不測の事態が発生することも予想される。
【0004】
この事態に対処するため、公共の場で充電を行うための装置が考え出されている。例として、特開平10−304579号公報は、公共の場所に設置可能な携帯端末用充電保管庫を開示している。この携帯端末用充電保管庫を使用することにより、公共の場所で電力を消耗した携帯端末を充電することが可能である。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、公共の場では、電車や公共施設の内部等、携帯端末の使用がマナー上不適切であり、使用を控えるべきであるとされている場所がある。このような場所に、上記携帯端末充電保管庫を設置すると、充電時に携帯端末に着信があった場合、使用者はその場に不在であるにも拘わらず、着信音が鳴り響いてしまい、周囲の人間に不快感を与えてしまうという問題点がある。
【0006】
この問題点を解決するため、使用者は、携帯端末充電保管庫による充電前に、携帯端末から着信音が鳴らないように予め携帯端末の電源を切る又はモードを変えるということも考えられる。しかし、実際には、全ての携帯端末所持者にこの方法を徹底することは非常に困難である。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、公共の場所において周囲の人間に不快感を与えることなく携帯端末のバッテリーの充電が可能な携帯端末用充電装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の携帯端末用充電装置は、携帯端末に接続される接続手段と、接続手段を介して携帯端末のバッテリーを充電する充電手段と、接続手段を介して接続手段に接続された携帯端末の状態を所定モードに設定するモード設定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
上記携帯端末用充電装置に接続された携帯端末は、モード設定手段により所定のモードに設定される。従って、携帯端末用充電装置に接続された携帯端末を好ましいモードに設定することが可能である。
【0010】
モード設定手段は、携帯端末用充電装置の設置場所に応じて予め選択されたモードを携帯端末に設定する。これにより、設置場所に好ましくないモードを避け、携帯端末用充電装置の設置者が望むモードに携帯端末を設定することが可能となる。
【0011】
モード設定手段により設定されるモードは、例えば、マナーモード、又は、OFFモードである。携帯端末のモードをマナーモードやOFFモードに設定することにより、充電中に着信があっても着信音が鳴ることがない。従って、公共の場に携帯端末用充電装置を設置した場合であっても、周囲の人間に不快感を与えることなく、充電を行うことが可能となる。
【0012】
携帯端末用充電装置は、端末接続部に接続された携帯端末に着信があった場合、送信相手に携帯端末用充電装置の利用者の情報を携帯端末から送信する制御手段を備えてもよい。この場合、送信相手に利用者の情報を送信することにより、送信相手が再送等の手間をかける必要がなくなる。
【0013】
携帯端末用充電装置は、バッテリーの充電量及び充電料金を表示する表示手段と、充電料金を課金する課金手段と、をさらに備えていてもよい。この課金手段は、現金、プリベイドカード、ICカード、携帯端末事業者代理徴収のいずれかにより決済し、これに基づいて充電の開始及び終了を行うことが可能である。これにより、設置者は、公共の場に携帯端末用充電装置を設置し、スムーズに対価としての金銭を受け取ることが可能である。
【0014】
なお、携帯端末用充電装置は、ネットワークに接続可能であり、ネットワークに接続された他機器からネットワークを介して情報を受け取るネットワーク接続手段をさらに備え、制御手段は、他機器からの情報を、携帯端末の画面に表示するように携帯端末を制御するように構成してもよい。
【0015】
また、携帯端末用充電装置は、情報を記憶したカードから情報を読み取る情報読取手段をさらに備え、ネットワーク接続手段は、情報読取手段によって読み取った情報を基に、ネットワークからデータを取得し、データを携帯端末の画面に表示するように携帯端末を制御するように構成してもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る携帯端末用充電装置の実施形態を、図1および図2を参照しながら詳細に説明する。図1は、携帯端末及びそのバッテリーの充電を行う携帯端末用充電装置1を示す外観斜視図である。図2は、携帯端末用充電装置1の構成を示すブロック図である。
【0017】
携帯端末用充電装置1は、端末接続部2、充電装置部3、モード設定部4、制御部5、操作部6,決済部9、表示部16、情報カード読取部21、及び、LAN接続部22を有している。携帯端末用充電装置1の各部は、制御部5により統合制御されている。
【0018】
端末接続部2は、充電装置1の上面に設けられた凹部内に設けられている。端末接続部2は、携帯端末Aのデータ通信端子及び充電端子とそれぞれ接続されるデータ通信端子2a及び充電用端子2bを有している。データ通信端子2a及び充電用端子2bは、それぞれ制御部5及び充電装置部3に接続されている。
【0019】
充電装置部3は、商用交流を直流に変換するAC/DCコンバータ、電圧を所定値に変圧する変圧器、等から構成された電源ユニットである。充電装置部3は、制御部5からの指示に従い、端末接続部2の充電用端子2bに接続された携帯端末Aのバッテリーの充電を開始する。充電装置部3は、充電完了後、制御部5に充電完了を意味する充電完了信号を出力する。
【0020】
モード設定部4は、端末接続部2に接続された携帯端末Aのモードを所定モードに設定する制御信号を生成する。所定のモードとしては、着信音が鳴らないマナーモード、電波の送受信を禁止するOFFモード等がある。携帯端末用充電装置1の設置者は、操作部6を操作し、携帯端末が、携帯端末用充電装置1の設置場所に応じたモードになるように予め所定モードを選択する。
【0021】
操作部6は、開始キー7と終了キー8を有し、携帯端末用充電装置1の利用者はこれらを操作して、携帯端末Aのバッテリーの充電開始と終了を指示する。充電開始後は、終了キーを押下するまで、携帯端末が端末接続部2から外せないように構成してもよい。
【0022】
決済部9は、携帯端末用充電装置1の利用料の支払を決済する。決済部9は、硬貨投入口10と、紙幣挿入口11と、プリベイドカード挿入口12と、ICカード挿入口13と、決済選択キー14と、釣銭口15とを備えている。
【0023】
硬貨投入口10及び紙幣挿入口11は、携帯端末用充電装置1の利用料を現金で決済するための現金投入口であり、それぞれ硬貨及び紙幣を投入可能に構成されている。釣銭口15は、余分に投入された硬貨又は紙幣と利用料の差額に相当する釣銭の出力口である。プリベイドカード挿入口12及びICカード挿入口13は、利用料プリペイドカードやICカードに記憶された情報に従って支払うためのもので、それぞれのカードを挿入可能に構成されている。
【0024】
決済方法選択キー14は、決済方法を選択するためのスイッチである。使用者は、金銭又はカード等を所定の挿入口から挿入する前に、決済方法選択キー14を操作しどの決済方法により使用料を支払うか携帯端末用充電装置1に知らせる。各投入口10又は挿入口11〜14の近傍には、LEDランプが取り付けられている。決済方法選択選択キー14を押下する毎に、投入口10又は挿入口11〜14の内の一つのLEDランプが点灯する。利用者は、LEDが点灯している挿入口を確認しながら選択決済方法を選択する。
なお、決済方法選択キー14を省略し、各投入口又は挿入口に設けたセンサーを用いて、携帯端末用充電装置1が決済方法を自動的に確認するように構成してもよい。この場合、各投入口10及び挿入口11〜14にLEDランプを設ける必要はない。
【0025】
表示部16は、充電量インジケータ17と、利用料表示部18と、利用可能量表示部19と、モード表示ランプ20を有している。充電量インジケータ17は、充電中の携帯端末Aの充電量をLED等によって表示する。利用料表示部18は、充電量又は充電時間に応じた利用金額を表示する。利用可能量表示部19は、硬貨投入口10又は紙幣挿入口11に投入された現金の範囲で今後どれ位の充電が可能かを示すものである。また、モード表示ランプ20は、充電中の携帯端末Aの状態を表示するLEDランプであり、例えば点灯時の色によって各モードを区別できるようにしている。
【0026】
情報カード読取部21は、情報カードが挿入される挿入口を備え、挿入された情報カードから情報を読み取る。挿入可能な情報カードの種類は、設置場所に応じて設定可能である。例えば、電車や駅に設置する場合には、切符等の磁気媒体やICカードなどが考えられる。
【0027】
LAN接続部22は、ネットワークの一例であるLANに接続するためのインターフェースである。LAN接続部22には、LANケーブルを接続することが可能であり、LANに接続された場合、同じくLANに接続された他の機器と通信し、データの送受信を行うことが可能である。接続したLANがインターネット等のその他のネットワークと接続されている場合には、その他のネットワークに接続された機器と通信し、データの送受信を行うことが可能である。
【0028】
以下に、上記のように構成された携帯端末用充電装置1の設置場所に対応した動作を、第1利用形態〜第3利用形態として説明する。
【0029】
[第1利用形態]
第1利用形態では、携帯端末用充電装置1を、公衆マナー上、携帯端末の着信音や音声通話を差し控える必要がある公共の場所、例えば映画館、コンサートホール、ホテルのロビー等に業務用として設置した場合について説明する。ここでは、携帯端末用充電装置1が、映画館に設置される場合を例にして説明する。
【0030】
まず、携帯端末用充電装置1の利用者は、バッテリーが消耗した携帯端末Aを端末接続部2に挿入して充電装置部3と接続する。そして、利用者は、決済方法選択キー14を操作し、どの決済方法により使用料をしはらうか携帯端末用充電装置1に知らせる。その後、利用者は、選択した決済方法に従い、硬貨投入口10又は紙幣挿入口11に現金を投入する、或いは、プリベイドカード挿入口12又はICカード挿入口13にいずれかのカードを挿入する。なお、現金を投入する場合は、設置場所に掲示された基本料金以上の金額を投入する必要がある。
【0031】
モード設定部4は、利用者が使用料に相当する額の金銭又はカードを挿入した後、接続された携帯端末Aのモードをマナーモードに変更する制御信号を生成する。生成された制御信号は、制御部5及び端末接続部2を介して携帯端末Aに送られる。携帯端末Aは、この制御信号に基づいて自身のモードをマナーモードに設定する。これにより、充電サービスを受ける準備が完了する。
【0032】
続いて、利用者が開始キー7を押下すると、充電装置部3から所定の充電電圧が端末接続部2を介して携帯端末Aのバッテリーに供給され、充電が開始される。充電が始まると、充電量インジケータ17に現在の充電量が表示され、利用料表示部18に充電量に応じた料金が表示される。また、利用可能量表示部19には、投入した現金又はカードにより今後受けることのできる充電量が表示される。また、モード表示部20は、充電中の携帯端末Aがマナーモードであることを表す、例えば緑色に点灯する。利用者はこれらを確認してから場内に入り、映画を鑑賞する。映画館等での使用の場合、通常、映画鑑賞が終わるまでに充電は終了する。
【0033】
携帯端末用充電装置1の使用中、利用者不在の時に携帯端末Aに着信があった場合でも、携帯端末Aはマナーモードに設定されているので着信音は鳴動しない。この時、携帯端末用充電装置1は、端末接続部2を介して携帯端末Aに着信があったことを検知する。この場合、制御部5は、「只今電話に出られません」等の予め用意されたメッセージを発信者に対して送信する。
【0034】
なお、制御部5は、映画館に設置されたLANに接続された機器からLAN接続部22を介して映画の上映スケジュール情報を入手し、例えば「只今映画鑑賞中です。3時に終了しますので後で連絡します」等のメーセージを携帯端末Aから発信者に送るようにしてもよい。
【0035】
また、映画上映中に、データ通信部5は携帯端末Aの言語設定情報を端末接続部2を介して入手し、映画館のLANに接続された機器からLAN接続部22を介して入手した映画の情報に基づいて、携帯端末Aに設定された言語を用いてリアルタイムな解説等を携帯端末Aに送信し、携帯端末の画面に表示させてもよい。
【0036】
映画が終了すると、利用者は携帯端末用充電装置1の所に戻って表示部16を確認する。そして、充電量インジケータ17、サービス使用料金表示部18、利用可能量表示部19等を見て充電を終了するか否かを判断し、終了させる場合は終了キー8を押下する。これによって、前に選択した決済方法に従って決済が行われる。なお、現金で決済した場合に釣銭があれば、釣銭口15から返却される。
【0037】
上記の場合は、充電サービスの終了を利用者の操作によって行ったが、例えば映画鑑賞中に、充電接続部2を介してバッテリーの満充電を検知し、自動的に終了させるようにしてもよい。または、LANに接続された機器からLAN接続部22を介して入手した映画終了時刻の情報に基づいてタイマを動作させ、上映終了に合わせて充電サービスを自動的に終了させることも可能である。
【0038】
[第2利用形態]
第2利用形態は、本発明に係る携帯端末用充電装置1を、第1利用形態と同様に携帯端末の着信音や音声通話を自粛、又は送受信機能を停止するように求められる公共の場所、例えば電車等に設置する場合の動作説明である。
【0039】
前記第1利用形態と同じようにして利用者が決済方法を選択すると、モード設定部4は、携帯端末Aのモードを着信音が鳴動しないマナーモード、又は携帯端末Aの送受信機能を停止するOFFモードにする制御信号を生成する。生成された制御信号は、端末接続部2を介して携帯端末Aに送られる。携帯端末Aはこれに基づいて自身をマナーモード又はOFFモードに設定するように制御する。これで充電サービスを受ける準備が完了する。
【0040】
続いて、利用者が開始キー7を押下すると、充電装置部3から所定の充電電圧が端末接続部2を介し携帯端末Aに供給され、充電が開始される。そして、充電量インジケータ17に現在の充電量が表示され、利用料表示部18に充電量に応じた料金が表示される。また、利用可能量表示部19には、投入した現金又はカードに応じて今後に受けることのできる充電量が表示される。さらに、モード表示部20は、充電中の携帯端末Aがマナーモード又はOFFモードであることを表す、例えば緑色又は赤色に点灯する。
【0041】
利用者は、充電量インジケータ17を見て充電が終了したことを知ると、終了キー8を押下する。そして、前に選択した決済方法に従って決済が行われ、現金決済の場合に釣銭があれば、釣銭口15より返却される。
【0042】
一方、電車の利用においては、磁気付きの切符或いは非接触型ICカードが用いられることが多い。これらを携帯端末用充電装置1の情報カード読取部21に挿入し、切符或いは非接触型ICカードから目的地を読み取り、目的地等の情報を車内に構築されたLANに接続された機器から取得し、携帯端末Aに記憶、表示するように構成してもよい。
【0043】
[第3利用形態]
第3利用形態は、携帯端末が他の電子機器へ及ぼす影響が懸念され、送受信機能を停止するか、又は電源を切るように求められる公共の場所、例えば病院等に携帯端末用充電装置1を設置する場合の動作説明である。
【0044】
前記第1利用形態と同じようにして利用者が決済方法を選択すると、モード設定部4は、携帯端末Aのモードを携帯端末Aの送受信機能を停止するOFFモードにする制御信号を生成する。生成された制御信号は、端末接続部2を介して携帯端末Aに送られる。携帯端末Aはこれに基づいて自身をOFFモードに設定して送受信機能を停止する。これにより、充電サービスを受ける準備が完了する。
【0045】
続いて、利用者が開始キー7を押下すると、充電装置部3から所定の充電電圧が端末接続部2を介して携帯端末Aのバッテリーに供給され、充電が開始される。充電が始まると、充電量インジケータ17に現在の充電量が表示され、利用料表示部18に充電量に応じた料金が表示される。また、利用可能量表示部19には、投入した現金又はカードにより今後に受けることのできる充電量が表示され、モード表示部20は、充電中の携帯端末AがOFFモードであることを表す、例えば赤色に点灯する。また、送受信機能を停止させていることを目立たせるために、データ通信部5から端末接続部2を介して携帯端末Aに情報を送り、ディスプレイ上に例えば、「只今充電中、送受信モードはOFFしています。」等の表示を行うようにしてもよい。
【0046】
利用者は、充電量インジケータ17を見て充電が終了したことを知ると、終了キー8を押下する。そして、前に選択した決済方法に従って決済が行われ、現金決済の場合に釣銭があれば、釣銭口15より返却される。
【0047】
以上のように本発明の実施形態によれば、携帯端末の着信音や音声通話が規制される、又は、送受信機能を停止する必要のある公共の場所において、携帯端末のバッテリーの充電を好適に行うことができる。また、充電に要した利用料金は、現金、プリペイドカード又はICカードにより決済が容易であり、利用者にとって極めて便利である。さらに、充電中に携帯端末用充電装置1から携帯電話の利用者或いは発信者に対して諸情報を開示することができ、充電に伴うサービス範囲を拡大できる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の携帯端末用充電装置は、公共の場所において周囲の人間に不快感を与えることなく携帯端末のバッテリーの充電が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る携帯端末用充電装置を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る携帯端末用充電装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 携帯端末用充電装置
2 端末接続部
3 充電装置部
4 モード設定部
5 データ通信部
6 操作部
9 決済部
16 表示部
21 情報カード読取部
22 LAN接続部
A 携帯端末

Claims (10)

  1. 携帯端末のバッテリーを充電する携帯端末用充電装置であって、
    前記携帯端末に接続される接続手段と、
    前記接続手段を介して前記携帯端末の前記バッテリーを充電する充電手段と、前記接続手段を介して前記接続手段に接続された前記携帯端末の状態を所定モードに設定するモード設定手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末用充電装置。
  2. 前記モード設定手段は、前記携帯端末用充電装置の設置場所に応じて予め選択されたモードを前記携帯端末に設定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末用充電装置。
  3. 前記モード設定手段により設定されるモードは、マナーモードであることを特徴とする請求項2記載の携帯端末用充電装置。
  4. 前記モード設定手段により設定されるモードは、前記携帯端末の送受信機能を停止するOFFモードであることを特徴とする請求項2記載の携帯端末用充電装置。
  5. 充電中の前記携帯端末に着信があった場合、送信相手に前記携帯端末用充電装置の利用者の情報を前記携帯端末から送信する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の携帯端末用充電装置。
  6. 前記バッテリーの充電量及び充電料金を表示する表示手段と、充電料金を課金する課金手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか記載の携帯端末用充電装置。
  7. 前記課金手段は、現金、プリベイドカード、ICカード、携帯端末事業者代理徴収のいずれかにより決済し、これに基づいて充電の開始及び終了を行うことを特徴とする請求項7記載の携帯端末用充電装置。
  8. ネットワークに接続可能であり、前記ネットワークに接続された他機器から前記ネットワークを介して情報を受け取るネットワーク接続手段をさらに備え、
    前記モード設定手段は、前記他機器からの前記情報に基づき、前記携帯端末のモードを設定することを特徴とする特徴とする請求項1乃至7の何れか記載の携帯端末用充電装置。
  9. ネットワークに接続可能であり、前記ネットワークに接続された他機器から前記ネットワークを介して情報を受け取るネットワーク接続手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記他機器からの前記情報を、前記携帯端末の画面に表示するように携帯端末を制御することを特徴とする特徴とする請求項1乃至7の何れか記載の携帯端末用充電装置。
  10. 情報を記憶したカードから情報を読み取る情報読取手段をさらに備え、
    前記ネットワーク接続手段は、前記情報読取手段によって読み取った情報を基に、前記ネットワークからデータを取得し、前記データを前記携帯端末の画面に表示するように携帯端末を制御することを特徴とする特徴とする請求項1乃至7の何れか記載の携帯端末用充電装置。
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