JP2008113072A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構成を大型化させることなく、ユーザが印刷済記録紙の仕分け作業を簡単かつ確実に行うことができる印刷装置を提供する。
【解決手段】ページ単位で構成される印刷データを印刷する際に、印刷データの各ページを縮小した縮小画像で構成される仕切りデータを作成し、印刷データと仕切りデータとをプリンタ13で印刷する。プリンタ13は、仕切りデータを印刷した仕切り紙を排紙トレイ13cに収容した後に、印刷データを印刷した印刷済記録紙を仕切り紙に積み重ねて排紙トレイ13cに収容する。1つの印刷データによる印刷済記録紙が排紙トレイ13cに収容された状態で、他の印刷データによる印刷済記録紙が排紙トレイ13cに収容されたとき、印刷済記録紙の間に仕切り紙が介在しているので、ユーザは仕切り紙を目印として仕分け作業を簡単かつ確実に行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】ページ単位で構成される印刷データを印刷する際に、印刷データの各ページを縮小した縮小画像で構成される仕切りデータを作成し、印刷データと仕切りデータとをプリンタ13で印刷する。プリンタ13は、仕切りデータを印刷した仕切り紙を排紙トレイ13cに収容した後に、印刷データを印刷した印刷済記録紙を仕切り紙に積み重ねて排紙トレイ13cに収容する。1つの印刷データによる印刷済記録紙が排紙トレイ13cに収容された状態で、他の印刷データによる印刷済記録紙が排紙トレイ13cに収容されたとき、印刷済記録紙の間に仕切り紙が介在しているので、ユーザは仕切り紙を目印として仕分け作業を簡単かつ確実に行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能などの複数の機能を備えるいわゆるデジタル複合装置に好適に適用される印刷装置に関し、より詳しくは印刷済記録紙を積み重ねて排紙トレイなどの収容部に収容する印刷装置に関する。
ファクシミリ機能を備えたデジタル複合装置においては、ファクシミリが受信されると、画像データが1ページ単位で記録紙に印刷され、印刷済記録紙は排紙トレイに排出されて収容される。そのため、1回のファクシミリ受信による印刷済記録紙が排紙トレイに収容されている状態で、さらに別のファクシミリが受信されると、今回のファクシミリ受信による印刷済記録紙は、前回のファクシミリ受信による印刷済記録紙の上に積み重ねられて収容されることになる。
したがって、デジタル複合装置のユーザは、排紙トレイからファクシミリ受信による複数枚の印刷済記録紙を取り出したときは、1回のファクシミリ受信による記録紙か、複数回のファクシミリ受信による記録紙かを判断して、印刷済記録紙の仕分け作業を行う必要がある。この仕分け作業は、印刷済記録紙の印刷内容を1枚ずつ確認しながら行うので、手間がかかり、面倒である。
さらに、デジタル複合装置がプリンタ機能やコピー機能を備えている場合は、プリンタ機能やコピー機能を実行した際の印刷済記録紙も、同じ排紙トレイに積み重ねて収容されるようになっている。そのため、ファクシミリ受信による印刷済記録紙が排紙トレイに収容されている状態で、プリンタ機能やコピー機能が実行されると、プリンタ機能やコピー機能による印刷済記録紙は、ファクシミリ受信による印刷済記録紙の上に積み重ねられて収容されることになる。したがって、この場合も、ユーザは印刷済記録紙の仕分け作業を行う必要があり、やはり手間がかかり、面倒である。
このような印刷済記録紙の仕分け作業を簡単に実行することができる技術が、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている画像形成装置では、1つのジョブ(例えばコピー処理)毎に、ジョブの内容が印刷されたジョブシートを出力させるようにしている。ジョブシートの印刷内容は、ジョブ番号、日付、時刻、ジョブの原稿ページ数と部数、読み取った原稿の1ページの上側半分の画像等である。ジョブシートは、本ジョブに係るコピー紙の上に、紙の縦方向がコピー紙に対して90度の角度をなすように出力される(段落[0014]、[0015]及び図1参照)。また、ジョブシートとして、コピー紙とは異なる着色用紙を使用してもよい(段落[0026]参照)。したがって、ユーザは、コピー紙とは向きや色が違うジョブシートを目印としてコピー紙の仕分け作業を行えばよいので、仕分け作業を簡単かつ確実に行うことが可能となる。
特開平9−66649号公報
上記従来技術のように、仕分け作業の目印となるジョブシートを、コピー紙とは違う向きで出力させる場合、ジョブシート用の給紙トレイを用意し、ジョブシート用給紙トレイ内の用紙の向きをコピー紙とは異なる向きに設定しておき、ジョブシート用紙をコピー紙とは異なる向きで供給する方法が最も単純である。しかし、この場合は、コピー紙用の給紙トレイとジョブシート用の給紙トレイとを別々に設けなくてはならず、構成が大型化するという問題が生じる。
また、1つの給紙トレイから用紙を供給して、ジョブシートとして使用する用紙の向きを途中で変えて排紙させることも可能である。しかし、この場合は、用紙の搬送途中で用紙の向きを変えるための搬送方向変換機構を設ける必要があり、構成が大型化するという問題が生じる。
さらに、ジョブシートとしてコピー紙とは色が異なる用紙を使用する場合は、上述したように、コピー紙用の給紙トレイとジョブシート用の給紙トレイとを別々に設けなくてはならず、やはり構成が大型化するという問題が生じる。
そこで、本発明の解決すべき課題は、構成を大型化させることなく、ユーザが印刷済記録紙の仕分け作業を簡単かつ確実に行うことができる印刷装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、ページ単位で構成される印刷データを記憶する記憶手段と、前記印刷データを1ページずつ記録紙に印刷し、印刷済記録紙を収容部に積み重ねて収容する印刷手段と、前記印刷データの各ページを縮小した縮小画像で構成される仕切りデータを作成する仕切りデータ作成手段と、前記印刷データを前記記憶手段から読み出して前記印刷手段に与えると共に、前記仕切りデータを前記印刷データの前又は後に前記印刷手段に与える印刷制御手段とを備える。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係る印刷装置において、前記仕切りデータは、前記印刷データに含まれる全ページの前記縮小画像が1つのページ内に配置されて構成されている。
また、請求項3の発明では、請求項1の発明に係る印刷装置において、前記仕切りデータは、前記印刷データのページ数が所定ページ数よりも大きいときは、先頭から所定ページ数までの各ページの前記縮小画像が1つのページ内に配置されて構成されている。
また、請求項4の発明では、請求項1の発明に係る印刷装置において、前記仕切りデータ作成手段は、前記印刷データのページ数が所定ページ数より大きいときは、所定ページ数までの各ページの縮小画像で構成される第1ページと所定ページ数よりも後の各ページの縮小画像で構成される第2ページとからなる仕切りデータを作成し、前記印刷手段は、前記仕切りデータを記録紙の両面に印刷する。
また、請求項5の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係る印刷装置において、前記印刷手段は、前記印刷データを印刷する記録紙と同じ種類の記録紙に、前記仕切りデータを印刷する。
請求項1に記載の発明によれば、ページ単位で構成される印刷データを印刷するときに、印刷データの各ページを縮小した縮小画像で構成される仕切りデータが作成される。この仕切りデータは、印刷データの前又は後に印刷手段に与えられる。したがって、印刷手段の収容部では、仕切りデータが印刷された印刷済記録紙(仕切り紙)の上に、印刷データが印刷された印刷済記録紙が積み重ねられて収容されるか、印刷データが印刷された印刷済記録紙の上に、仕切りデータが印刷された仕切り紙が積み重ねられて収容される。
したがって、1つの印刷データによる印刷済記録紙が収容部に収容されている状態で、他の印刷データによる印刷済記録紙が収容部に収容されたときでも、印刷済記録紙の間には仕切り紙が介在されているので、ユーザは仕切り紙を目印にして印刷済記録紙を仕分けることができる。これによって、ユーザは仕分け作業を簡単かつ確実に行うことができるようになる。また、従来技術のように新たな構成を設ける必要がないので、印刷装置の構成が大型化するのを防止できる。さらに、仕切り紙は、印刷データの各ページを縮小した縮小画像が印刷されているので、印刷データを印刷した印刷済記録紙の目次としての役割を果たす。したがって、ユーザは仕切り紙を見ることによって、印刷済記録紙の印刷内容の概要を知ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、仕切り紙に印刷データの全ページの縮小画像が印刷されているため、仕切り紙を見ると印刷データの全体の概要を一目で知ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、印刷データのページ数が所定ページ数より大きいときは、所定ページ数までの各ページの縮小画像で仕切りデータが作成される。例えば、印刷データのすべてのページの縮小画像で仕切りデータを構成すると、縮小画像が小さくなって内容を把握できなくなる場合がある。本発明では内容を確認できる程度の縮小画像で仕切りデータを作成することができるので、ユーザは仕切り紙を見て印刷データの内容を容易に把握できるようになる。
請求項4に記載の発明によれば、印刷データのページ数が所定ページ数より大きいときは、2ページ分の仕切りデータが作成され、この仕切りデータは記録紙の両面に印刷される。したがって、印刷データのページ数が大きい場合でも、仕切り紙の表面だけでなく裏面にもページの縮小画像が印刷されるので、ユーザは仕切り紙を見て印刷データ全体の内容を容易に把握できるようになる。
請求項5に記載の発明によれば、仕切りデータと印刷データとは同じ種類の記録紙に印刷されるので、従来技術のように向きや色の異なる記録紙を準備する必要がなくなる。これによって、1つの給紙手段から1種類の記録紙を供給すればよいので、印刷装置の構成が大型化するのを防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷装置としてのファクシミリ複合装置1の構成を示すブロック図である。ファクシミリ複合装置1は、ネットワーク(例えばLAN)21を介してパーソナルコンピュータなどの複数の外部処理装置31と接続されて情報処理システムを構成している。また、このファクシミリ複合装置1の機能には、プリンタ機能、ファクシミリ機能、インターネットファクシミリ機能、コピー機能、及びスキャナ機能等が含まれている。
ファクシミリ複合装置1は、図1に示すように、制御部11と、該制御部11にバス12を介して接続された印刷手段としてのプリンタ13、スキャナ14、表示部15、操作部16、記憶手段としての記憶部17、モデム18、NCU(Network Control Unit)19、及びネットワーク通信部20を備えている。
制御部11は、このファクシミリ複合装置1の制御を統括するものであり、CPU等を備えて構成されている。この制御部11には、機能要素として、仕切りデータ作成手段としての仕切りデータ作成部11a及び印刷制御手段としての印刷制御部11bが備えられている。仕切りデータ作成部11a及び印刷制御部11bの役割等は、後述する。
プリンタ13は、画像形成部13a、給紙トレイ13b、収容部としての排紙トレイ13cを備え、印刷制御部11bの制御によって印刷データ及び後述する仕切りデータの記録紙への印刷を行う。給紙トレイ13bは、印刷前の記録紙を複数枚収容し、排紙トレイ13cは、印刷済記録紙を複数枚積み重ねて収容する。給紙トレイ13bの記録紙は、図示しない記録紙搬送機構によって画像形成部13 aに搬送される。画像形成部13aは、記録紙の片面又は両面に印刷データ又は仕切りデータを印刷し、印刷済記録紙を排紙トレイ13cに排出する。排紙トレイ13cでは、印刷済記録紙が積み重ねられて収容される。
スキャナ14は、原稿の読み取りを行うものであり、ファクシミリ送信時の原稿の読み取りや、コピー機能及びスキャナ機能使用時の原稿の読み取り等に用いられる。
表示部15は、液晶表示装置等によって構成され、このファクシミリ複合装置1の操作情報等の表示に用いられる。操作部16は、複数の操作ボタンやタッチパネル等によって構成され、このファクシミリ複合装置1の操作に用いられる。
記憶部17は、ROM、RAM等の記憶装置を備えて構成されている。ROMには、制御部11が実行する制御プログラム等が記憶されている。RAMには、外部処理装置31から送信された印刷データ、ファクシミリ機能使用時にNCU19を介して送受信されたファクシミリの送受信画像データ、コピー機能やスキャナ機能使用時に読み取られた画像データ、及びファクシミリ複合装置1の設定や保守管理等に関するデータ等が含まれている。またRAMには、後述する仕切りデータが記憶される。
モデム18は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。また、モデム18は、NCU19と直接接続されている。NCU19は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)22との回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム18を公衆電話回線網22と接続する。なお、ISDN用インターフェースを備えることによって、デジタル回線網(ISDN)に接続するようにしてもよい。
ネットワーク通信部20は、LAN(Local Area Network)及びインターネット等の通信回線としてのネットワーク21を介したデータ通信を担っている。より詳細には、ネットワーク通信部20には、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)、SMB(Server Message Block)、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等を取り扱うための機能が備えられている。ネットワーク通信部20の具体的な機能としては、電子メールの送受、電子メールに画像データを添付して送受するインターネットファクシミリの送受、及び、LAN又はインターネットを介したデータの送受等が含まれている。
また、各外部処理装置31は、例えばパーソナルコンピュータで実現され、制御部、表示部、操作部、ネットワーク通信部、及び記憶部等が備えられている。
制御部は、この外部処理装置31の制御を統括する。表示部は、外部処理装置31の操作情報や処理結果等の表示に用いられる。操作部は、外部処理装置31の操作に用いられる。ネットワーク通信部には、ファクシミリ複合装置1のネットワーク通信部20とほぼ同様な機能が備えられ、外部処理装置31とファクシミリ複合装置1との間で種々のデータ通信が行われるようになっている。
記憶部は、ハードディスク装置等の大容量記憶装置を備えて構成されている。記憶部の記憶内容としては、プリンタドライバやスキャナドライバ等の外部処理装置31で実行する処理プログラム、処理プログラムによる処理結果、外部処理装置31の設定や保守管理等に関するデータ等が含まれている。
本実施形態は、構成を大型化させることなく、ユーザが印刷済記録紙の仕分け作業を簡単かつ確実に行うことができるようにすることを主眼とするものである。
図2は、印刷データの印刷処理時の処理動作を示すフローチャートである。この処理は、ファクシミリ複合装置1にページ単位で構成される印刷データが入力されると開始される。
ステップS1では、印刷制御部11bは、入力された印刷データを記憶部17に記憶させる。プリンタ機能使用時の印刷データは、例えば外部処理装置31からネットワーク21を介して入力される。ファクシミリ受信時の印刷データ(画像データ)は、モデム18又はネットワーク通信部20を介して入力される。コピー機能使用時の印刷データ(画像データ)は、スキャナ14から入力される。
ステップS2では、仕切りデータ作成部11aは、記憶部17に記憶されている印刷データに基づいて仕切りデータを作成し、記憶部17に記憶させる。仕切りデータは、印刷データの各ページを縮小した縮小画像で構成される画像データである。
図3は、仕切りデータを記録紙に印刷した際の印刷態様を示す図である。例えば、印刷データが2ページで構成されている場合は、図3(a)に示すように、第1ページ及び第2ページの各縮小画像Pa1,Pa2が1枚の記録紙Aに配置(いわゆるNin1フォーム(この場合は2in1フォーム)で配置)されるように各ページのデータが圧縮されて、仕切りデータが作成される。なお、印刷データが1ページで構成されている場合は、第1ページの縮小画像Pa1が記録紙Aに配置されるように(第2ページの縮小画像部分が空白となる)、データが圧縮されて仕切りデータが作成される。
印刷データが4ページで構成されている場合は、図3(b)に示すように、第1ページ〜第4ページの各縮小画像Pb1〜Pb4が1枚の記録紙Bに並べて配置されるように各ページのデータが圧縮されて、仕切りデータが作成される。なお、印刷データが3ページで構成されている場合は、4ページの場合と同じ配置パターンで第1ページ〜第3ページの各縮小画像Pb1〜Pb3が記録紙Bに配置されるように(第4ページの縮小画像部分が空白となる)、各データが圧縮されて仕切りデータが作成される。
印刷データが8ページで構成されている場合は、図3(c)に示すように第1ページ〜第8ページの各縮小画像Pc1〜Pc8が1枚の記録紙Cに並べて配置されるように各ページのデータが圧縮されて、仕切りデータが作成される。なお。印刷データが5ページ〜7ページで構成されている場合は、8ページの場合と同じ配置パターンで各縮小画像が配置されるように(ページがない部分は空白となる)、各データが圧縮されて仕切りデータが作成される。
ステップS3では、印刷制御部11bは、記憶部17から仕切りデータを読み出してプリンタ13に与える。これによって、プリンタ13によって仕切りデータの印刷が行われる。即ち、給紙トレイ13bから記録紙が画像形成部13aに供給され、画像形成部13aによって仕切りデータが記録紙に印刷される。印刷済記録紙は、排紙トレイ13cに排出される。
ステップS4では、印刷制御部11bは、記憶部17から印刷データを読み出してプリンタ13に与える。これによって、プリンタ13によって印刷データの印刷が行われる。即ち、給紙トレイ13bから記録紙が画像形成部13aに供給され、画像形成部13aによって印刷データが記録紙に印刷される。印刷済記録紙は、排紙トレイ13cに排出され、仕切りデータが印刷された印刷済記録紙の上に、積み重ねられて収容される。
このようにページ単位で構成される印刷データを印刷するときに、印刷データの各ページを縮小した縮小画像で構成される仕切りデータが作成される。この仕切りデータは、印刷データの前にプリンタ13に与えられる。したがって、プリンタ13の排紙トレイ13cでは、仕切りデータが印刷された印刷済記録紙(仕切り紙)の上に、印刷データが印刷された印刷済記録紙が積み重ねられて収容される。
したがって、1つの印刷データによる印刷済記録紙が排紙トレイ13cに収容されている状態で、他の印刷データによる印刷済記録紙が排紙トレイ13cに収容されたときでも、印刷済記録紙の間に仕切り紙が介在されているので、ユーザは仕切り紙を目印にして印刷済記録紙を仕分けすることができる。これによって、ユーザは仕分け作業を簡単かつ確実に行うことができるようになる。
また、仕切りデータと印刷データとは同じ給紙トレイ13bから供給される同じ種類の記録紙に印刷されるので、従来技術のように仕切り紙用の給紙トレイや記録紙の搬送方向変換機構を設ける必要がないので、ファクシミリ複合装置1の構成が大型化するのを防止できる。
さらに、仕切り紙は、印刷データの各ページを縮小した縮小画像が印刷されているので、印刷データを印刷した印刷済記録紙の目次としての役割を果たす。したがって、ユーザは仕切り紙を見ることによって、印刷済記録紙の印刷内容の概要を知ることができる。例えば、本実施形態のように仕切り紙に印刷データの全ページの縮小画像を印刷した場合、仕切り紙を見ると印刷データの全体の概要を一目で知ることができる。
上記実施形態では、仕切りデータを印刷してから印刷データを印刷するようにしたけれども、印刷データを印刷してから仕切りデータを印刷するようにしてもよい。この場合、排紙トレイ13cでは、印刷データが印刷された印刷済記録紙の上に、仕切りデータが印刷された仕切り紙が積み重ねられて収容される。この場合でも、2つの印刷データによる印刷済記録紙が排紙トレイ13cに積み重ねられて収容されたときは、印刷済記録紙の間には仕切り紙が介在されているので、ユーザは仕分け作業を簡単かつ確実に行うことができる。
仕切りデータを作成する場合、印刷データすべてのページを縮小した縮小画像で仕切りデータを作成してもよいが、ページ数が大きくなると縮小画像の大きさが小さくなるので、縮小画像の内容を把握しにくくなり、目次としての役割を果たせない場合がある。したがって、印刷データのページ数が所定ページ数より大きいときは、所定ページ数までの各ページの縮小画像で仕切りデータを作成するようにしてもよい。例えば、印刷データが9ページ以上で構成されている場合は、第1ページから第8ページまでの各ページの縮小画像で仕切りデータを作成するようにする。これによって、内容を確認できる程度の縮小画像で仕切りデータを作成することができるので、ユーザは仕切り紙を見て印刷データの内容を容易に把握できるようになる。
また、印刷データのページ数が所定ページ数より大きいときは、2ページからなる仕切りデータを作成し、記録紙の両面に仕切りデータを印刷するようにしてもよい。即ち、第1ページから所定ページ数までの各ページの縮小画像で構成される第1ページと、所定ページ数よりも後の各ページの縮小画像で構成される第2ページとからなる仕切りデータを作成し、記録紙の両面に仕切りデータを印刷するようにする。
例えば、印刷データが16ページで構成されている場合は、第1ページから第8ページまでの各ページの縮小画像で構成される1ページと、第9ページから第16ページまでの各ページの縮小画像で構成される第2ページとからなる仕切りデータを作成し、記録紙の両面に仕切りデータを印刷する。このように印刷データのページ数が大きい場合は、仕切り紙の表面だけでなく裏面にもページの縮小画像が印刷されるので、ユーザは仕切り紙を見て印刷データ全体の内容を容易に把握できるようになる。
なお、印刷データのページ数が所定の閾値を超えている場合は、その閾値ページより以降は使用せずに、第1ページから閾値ページまでの各ページの縮小画像を用いて仕切りデータを作成するようにする。即ち、印刷データのすべてのページの縮小画像を使用して2ページ分の仕切りデータを作成し、記録紙の両面に印刷したときに、縮小画像が小さくなって縮小画像の内容を把握しにくくなる場合は、適当なページ数までの縮小画像で仕切りデータを作成するようにする。
1 ファクシミリ複合装置
11 制御部
11a 仕切りデータ作成部
11b 印刷制御部
13 プリンタ
13c 排紙トレイ
17 記憶部
11 制御部
11a 仕切りデータ作成部
11b 印刷制御部
13 プリンタ
13c 排紙トレイ
17 記憶部
Claims (5)
- ページ単位で構成される印刷データを記憶する記憶手段と、
前記印刷データを1ページずつ記録紙に印刷し、印刷済記録紙を収容部に積み重ねて収容する印刷手段と、
前記印刷データの各ページを縮小した縮小画像で構成される仕切りデータを作成する仕切りデータ作成手段と、
前記印刷データを前記記憶手段から読み出して前記印刷手段に与えると共に、前記仕切りデータを前記印刷データの前又は後に前記印刷手段に与える印刷制御手段とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記仕切りデータは、前記印刷データに含まれる全ページの前記縮小画像が1つのページ内に配置されて構成されていることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記仕切りデータは、前記印刷データのページ数が所定ページ数よりも大きいときは、先頭から所定ページ数までの各ページの前記縮小画像が1つのページ内に配置されて構成されていることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記仕切りデータ作成手段は、前記印刷データのページ数が所定ページ数より大きいときは、所定ページ数までの各ページの縮小画像で構成される第1ページと所定ページ数よりも後の各ページの縮小画像で構成される第2ページとからなる仕切りデータを作成し、
前記印刷手段は、前記仕切りデータを記録紙の両面に印刷することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の印刷装置において、
前記印刷手段は、前記印刷データを印刷する記録紙と同じ種類の記録紙に、前記仕切りデータを印刷することを特徴とする印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006293106A JP2008113072A (ja) | 2006-10-27 | 2006-10-27 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006293106A JP2008113072A (ja) | 2006-10-27 | 2006-10-27 | 印刷装置 |
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JP2008113072A true JP2008113072A (ja) | 2008-05-15 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110103598A (zh) * | 2018-02-01 | 2019-08-09 | 精工爱普生株式会社 | 印刷装置以及印刷装置的控制方法 |
-
2006
- 2006-10-27 JP JP2006293106A patent/JP2008113072A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110103598A (zh) * | 2018-02-01 | 2019-08-09 | 精工爱普生株式会社 | 印刷装置以及印刷装置的控制方法 |
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