JP2008111843A - 光学式エンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】高い分解能を有し、製造が容易で高温環境でも使用可能な光学式ロータリーエンコーダを提供する。
【解決手段】LEDから放射された光(波長λ)を平行化する光源装置1を用いる。この平行光は一定のコヒーレンスを有しており、これが、両スリット間のギャップG=nP2/λ(Pはスリットピッチ、nは自然数)のスリットシャッタに入射することにより、インデックススリット板3のスリットの周期構造と同一若しくはこれを反転した光強度分布を有するタルボット像がメインスリット板4上に現れる。
【選択図】図5

Description

本発明は、光学式エンコーダに関し、特に、LEDを用いた光学式エンコーダに関する。
図9は、従来の光学式ロータリーエンコーダの構成を示す斜視図である(例えば、特許文献1参照。)。図において、光源101と受光素子102との間の光路には、スリットを有する2つの部材が介在している。このうち、光源101側の部材は回転量被測定物とともに回転する回転スリット板103であり、放射状に、かつ、周方向に等間隔でスリット103aが形成されている。他方の部材は固定された固定スリット板104であり、回転スリット板103と等間隔にスリット104aが形成されている。
スリット103aと104aとが図のZ方向上に並んだとき、光源101からの光はスリット103a及び104aを通過し、通過した光は、固定スリット板104の後方に配置された受光素子102によって検出される。
特開平10−325742(図5)
上記のような従来の光学式ロータリーエンコーダにおいて、高分解能を得るには、各スリット板103,104におけるスリットピッチ(周方向の間隔)をできるだけ小さくする必要がある。ところが、スリットピッチを小さくすると、回転スリット板103のスリット103aを通過した光が回折現象により拡がり、固定スリット板104における光のコントラストが低下する。これを避けるためには、スリットピッチを小さくすると共に、各スリット板103,104間のギャップ(Z方向の距離)を小さくするか、または、回折を防止すべく光源101にレーザダイオードを用いることが考えられる。しかしながら、ギャップを小さくすると機械加工誤差や回転スリット板103の軸方向の振れ等のクリアランスに余裕がなくなり、製造が困難になる。一方、レーザダイオードは熱に弱く、一般に寿命も短く、温度による出力変動が大きい等の問題点があり、高温での使用も考えられるサーボモータ用ロータリーエンコーダには使用できない。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、高い分解能を有し、製造が容易で高温環境でも使用可能な光学式エンコーダを提供することを目的とする。
本発明の光学式エンコーダは、波長λの光を放射するLED及びその光を平行化するコリメータレンズからなり、距離Lcまでコヒーレンスを維持した光を放射する光源装置と、前記光源装置から前記距離Lc内に配置され、スリットピッチPのスリットをそれぞれ有し、nを自然数としてG=nP2/λにより表されるギャップGだけ前記光源装置の光軸方向に互いに隔てて配置され、前記コヒーレンスを維持した光に対するスリットシャッタを構成するインデックススリット板及びメインスリット板と、前記インデックススリット板及びメインスリット板の各スリットを通過した光を受光する受光素子とを備え、前記光源装置は前記LEDの発光径を前記スリットピッチPの6倍以下の小径とすることにより前記コヒーレンスを向上させたものである。
上記のように構成された光学式エンコーダでは、LEDから放射された光を、コリメータレンズが平行化して放射する。一方、スリットシャッタを構成するインデックススリット板とメインスリット板とのギャップGは、タルボット像が形成される距離P2/λの自然数倍である。従って、コヒーレンスを維持した光がスリットシャッタに入射することにより、一方のスリットの周期構造と同一若しくはそれを反転した理想的な光強度分布を持つタルボット像が他方のスリット上に現れる。これにより、受光素子は、高いコントラストを有する像を検出する。また、nの値を任意に選択して製造容易なギャップGの値を設定することができる。なお、LEDはレーザダイオードより熱に強く、寿命も長い。
また、LEDの発光径をスリットピッチPの6倍以下とすることにより、光のコヒーレンスがスリットピッチとの関係で適度に確保される。
また、光のコヒーレンスがスリットピッチとの関係で適度に確保されるので、常に確実に光のコヒーレンスを確保することができる。
また、上記光学式エンコーダにおいて、インデックススリット板及びメインスリット板のうち受光素子の直前にあるものと、受光素子との距離が、P2/λの自然数倍であるようにしてもよい。
また、光源装置は、LEDを支持する支持部からコリメータレンズまでが連続して一体に形成されていてもよい。
本発明の光学式エンコーダによれば、一方のスリットの周期構造と同一若しくはそれを反転した理想的な光強度分布を持つタルボット像が他方のスリット上に現れる。これにより、受光素子は、高いコントラストを有する像を検出するので、高い分解能を得ることができる。しかも、nの値を任意に選択して製造容易なギャップGの値を設定することができるので、当該光学式エンコーダは製造が容易である。また、LEDはレーザダイオードより熱に強く、寿命も長いので、高温環境での使用も可能である。
また、LEDの発光径をスリットピッチPの6倍以下とすることにより、光のコヒーレンスがスリットピッチとの関係で適度に確保される。
また、光のコヒーレンスがスリットピッチとの関係で適度に確保されるので、常に確実に光のコヒーレンスを確保することができる。
しかも、このような効果を、LED及びコリメータレンズのみの光源装置によって容易に得ることができる。
以下、本発明の一参考例による光学式ロータリーエンコーダについて図面を参照して説明する。図1は、当該参考例の光学式ロータリーエンコーダに用いる光源装置1の構成を示す断面図である。図において、透明な樹脂を成形してなるレンズ体11は、ハッチングを付した断面形状部分の中心線を光軸Aとする複合光学要素であり、その右端側には非球面レンズを構成するコリメータ部11aが形成され、左方内部にはすり鉢状の遮光部11bが形成されている。また、遮光部11bの右端底部(B部)は、以下に述べるフレネルゾーンプレート(以下、FZPという。)による集光部となっている。
図2は、図1におけるB部の拡大図であり、遮光部11bは光軸Aの周りに角度θ(90度以下でなるべく小さい方がよい。)の斜面を成している。また、すり鉢形の遮光部11bの中心部に形成される底部には、光軸Aに直交する直径d1のFZP11cが、レンズ体11との一体成型や半導体微細加工技術等により形成されている。なお、FZP11cは、レンズに比べて微小な寸法のものを製作することが容易であり、また、輪帯の設計により、任意の焦点距離を得ることができる。このようにして、コリメータ部11aと、遮光部11bと、集光部としてのFZP11cとを備えて一体化された光学ユニットが形成されている。
図1に戻り、上記レンズ体11の左端側には、LED13を支持する円筒状の支持部11dが形成されている。LED13は、円盤状で、裾が鍔状に広がった取付台13aと、この取付台13aの右端面の中心に取り付けられた発光部13bと、この発光部13bと電気的に接続されたリード部13cとを備えている。取付台13aがレンズ体11の支持部11dに内嵌されることにより、LED13はレンズ体11に固定されている。LED13がレンズ体11に固定された状態において、発光部13bの光軸は上記光学ユニットの光軸Aと一致する。上記発光部13bの直径d2すなわち発光径は、FZP11cの直径d1(図2)とほぼ同じである。
図3は、図1の一部をさらに拡大した断面図に光の進路を記載したものである。上記の構成により、発光部13b、FZP11c、遮光部11b、コリメータ部11aは光軸Aを共有し、FZP11cは発光部13bの光軸上の前方に距離Lを隔てた位置に配置されている。この距離Lは、発光部13bの直径d2やFZP11cの直径d1に対して十分に大きい。ここで「十分に」とは、具体的には10倍以上、好ましくは20倍以上である。コリメータ部11aはFZP11cの焦点位置(焦点F)よりさらに光軸上の前方に配置され、当該焦点位置を当該コリメータ部11a自身の焦点としている。すなわち、図3において、FZP11cの焦点距離をf1、コリメータ部11aの焦点距離をf2、コリメータ部11aの有効光束径をd3、コリメータ部11aの主点Pから有効光束の最外周位置までの距離をhとすると、
(f2+h)/f1=d3/d2
となる。
上記遮光部11b及びFZP11cは、LED13の発光部13bから放射された光のうち、実質的に光軸Aに対する平行光のみを抽出してこれを集光する選択集光部を構成している。すなわち、上記遮光部11bは、発光部13bから放射された光のうちFZP3に入射しない光を、光軸Aに対して外方へ屈折させる(光路P1)。屈折した光は、レンズ体11の外周面から外へ出てゆくことにより、排除される。一方、発光部13bから放射された光のうち、FZP11cに入射する光には、光軸Aに対して理想的な平行性を有する平行光と、若干光軸Aに対して角度を有するものとが含まれている。しかしながら、前述のように、両者間の距離Lは、発光部13bの直径d2及びFZP11cの直径d1より十分に大きいため、上記角度は非常に小さいものとなり、無視しうる。従って、FZP11cに入射する光は、実質的にすべて平行光である。これらの平行光は、FZP11cのレンズ作用により焦点Fに収束する。平行光のみが収束することにより、この焦点Fにおいて光は、極小スポットの二次光源を形成する。
上記二次光源から再び拡がった光は、コリメータ部11aにより平行化され、レンズ体11の右端側から外部に放射される。このようにして、高精度な平行性を備えた光を放射することができる。また、発光部13bの大きさに相当する平行光がFZP11cによって集光されるため、ピンホールにより平行光を抽出する場合等と比較して、焦点Fにおける光強度が高い。従って、最終的に放射される光も、高い光強度を有する。
また、上記のようにして光源装置1から放射される光は、一定距離Lc内でコヒーレンスを有していることが実験により確認された。従って、当該距離Lcの範囲では、平行性とコヒーレンスとを備えた光を放射することができる。なお、この距離Lcは、発光部13bの発光径d2によって変化し、発光径が小さいほど長くなる。
上記のようにして、光源装置1は、高精度な平行性とコヒーレンスとを備えた光を放射することができる。また、LED13はレーザダイオードより熱に強く、寿命も長い。従って、高温環境での使用も可能である。また、LED13はレーザダイオードより安価である点でも実用性が高い。
なお、上記のようなすり鉢状の遮光部11bに代えて、マスク状の遮光部を設けてもよい。図4は、このような遮光部の例を示す断面図である。この場合、レンズ体11は、左半分が円筒状に形成されていて、中央の円形底部11e上に、光を反射しにくい黒いマスク状の遮光部14が取り付けられている。遮光部14の中心部の孔14aは光軸A上にあり、その直径が発光部13bの発光径d2にほぼ等しい。FZP11cは、孔14aの位置において、先の例と同様に、レンズ体11に設けられている。FZP11cに入射せず当該遮光部14に入射した光(光路P2)は、遮光部14に当たって減衰する。一方、FZP11cに入射する光については、先の例と同様に集光され、かつ、コリメートされる。
次に、上記のように構成された光源装置1を用いた本発明の参考例及び後述の一実施形態による光学式ロータリーエンコーダについて説明する。
図5は、光学式ロータリーエンコーダの基本的構成を示す斜視図である(なお、図示の寸法は実寸と必ずしも比例しない。)。図において、光源装置1は、前述のようにコリメートされたコヒーレント光を放射する。コヒーレント光の方向をZ方向とすると、Z方向の終端には受光素子2が配置されている。光源装置1と受光素子2との間には、Z方向に直交するX−Y平面に平行に、矩形のインデックススリット板3と、円形のメインスリット板4とが配置されている。インデックススリット板3は固定されているが、メインスリット板4は回転自在に支持されており、回転量被測定物とともに回転する。メインスリット板4には、回転中心Oから半径Rの位置を中心として放射状に、かつ、周方向に等間隔(スリットピッチP)でスリット4sが形成されている。
図6の(a)は、上記インデックススリット板3を拡大した正面図である。インデックススリット板3は、4個のスリット窓3bからなるスリット部3aを有しており、(b)はその拡大図である。各スリット窓3bには、曲率半径R(前述の半径Rと同じ)の位置を中心として放射状に、かつ、周方向に等間隔(スリットピッチP)でスリット3sが形成されている。
上記スリット3s及び4sは共に、スリットピッチがPで、スリット幅がP/2である回折格子を構成している。インデックススリット板3におけるスリット窓3bの曲率中心のX−Y座標(図5参照)は、メインスリット板4の回転中心Oと一致しており、従って、各スリット3s及び4sは光軸上(図5のZ軸上)で重なり得る位置に配置されている。すなわち、インデックススリット板3及びメインスリット板4は、光源装置1からの光に対して、スリットシャッタを構成している。インデックススリット板3とメインスリット板4との間の光軸方向のギャップGは、光の波長をλ、nを自然数(1,2,3,...)として、
G=nP2/λ
の関係となるように設定されている。また、インデックススリット3及びメインスリット4は前述の距離Lc内にあり、両スリット3,4に達する光は、平行性とコヒーレンスとを備えている。なお、スリットピッチPが小さいほど、より厳しいコヒーレンスが必要となる。コヒーレンス向上のためには光源装置1においてLED13の発光径d2の少なくとも10倍の距離を、発光部13bとFZP11cとの間に確保することが有効である。
図7は、タルボット効果を説明する図である。上記のようなスリットピッチPの回折格子に、波長λのコヒーレント光を照射すると、光の伝搬方向のタルボット距離Zt=2P2/λごとに、回折格子の周期構造と同じ光強度分布を持つタルボット像が現われる。また、Zt/2(=P2/λ)の奇数倍の距離ごとに、回折格子の周期構造を反転した光強度分布を持つタルボット像が現れる。従って、このZt/2の自然数倍に相当する距離nP2/λの位置には、常に、回折格子の周期構造と同一若しくはそれを反転した光強度分布を持つタルボット像が現われる。ここで、スリット幅はスリットピッチPの1/2であるから、回折格子の周期構造と同一の光強度分布と、それを反転した光強度分布とは、どちらを採用しても実質的に同じである。そして、この距離nP2/λは、上記ギャップGに等しい。すなわち、上記参考例におけるメインスリット板4上には、インデックススリット板3のスリット3aの周期構造と同一又はそれを反転した理想的な光強度分布を有する像が現れる。しかも、前述のように、光源装置1から放射される光は、高い光強度を有している。従って、受光素子2によって検出される像も、高いコントラストを有し、高い分解能を得ることができる。
上記のようにタルボット効果を利用してギャップGを設計することにより、ギャップGの値を、製造容易な値に選択することができる。例えば、スリットピッチPが10μm(高分解能レベル)、波長λが860nmの場合、n=1として、
G=(10×10-62/(860×10-9)≒116×10-6
となり、116μmのギャップを確保することができる。通常、製造が困難となる目安は40μm程度である。従って、このような十分なギャップの確保により製造が容易になる。なお、製造の容易さ及びタルボット像のコントラストの点から好適なギャップGの範囲は、80〜200μmである。
また、さらに高い分解能(スリットピッチPが10μm以下)を得ようとする場合、上記の条件で例えばP=6μmであれば、Gの値は約42μmとなり、好適な範囲を下回るが、この場合にはnを2又は3にすることにより、Gを約84μm又は126μmとして、好適な範囲に収めることができる。
上記参考例では、FZP11cにより二次光源を形成する光源装置1を用いたが、本発明の一実施形態としての、図8に示すように比較的小さい発光径(例えば50μm)の発光部13bを有するLED13の場合には、充分な収差補正を行ったコリメータレンズ21を用いるだけでも、平行性とコヒーレンスとを備えた光を放射することができる。この場合、コヒーレンスが確保される距離Lcは、例えば発光径d2が50μmでは約300μmである。従って、このような光源装置22を、前述の光源装置1に代えて用い、インデックススリット3及びメインスリット4を上記距離Lc内に配置することにより、上記の場合と同様の作用効果を得ることができる。なお、この場合にも、スリットピッチPが小さいほど、より厳しいコヒーレンスが必要となり、コヒーレンス向上のためにはLED13の発光径d2を小さくすることが必要である。具体的には、発光径d2とスリットピッチPとの関係は、d2≦6×Pが好ましいと考えられる。
なお、上記参考例及び実施形態では、図5に示すように光源装置1側にインデックススリット板3を配置し、受光素子2側にメインスリット板4を配置したが、これらの配置は逆でもよい。
また、上記参考例及び実施形態において、メインスリット板4と受光素子2との距離も、ギャップGと同様に、上記Zt/2の自然数倍に相当する値としてもよい。
また、上記参考例及び実施形態ではロータリーエンコーダについて説明したが、同様の構成をリニアエンコーダに適用することもできる。
本発明の一参考例による光学式ロータリーエンコーダに用いる光源装置の構成を示す断面図である。 図1におけるB部の拡大図である。 図1の一部をさらに拡大した断面図に光の進路を記載したものである。 図1とは異なる構成の光源装置を示す断面図である。 本発明の参考例及び一実施形態による光学式ロータリーエンコーダの基本的構成を示す斜視図である。 (a)は、図5におけるインデックススリット板を拡大した正面図であり、(b)はさらに、その拡大図である。 タルボット効果を説明する図である。 本発明の一実施形態によるLEDとコリメータレンズとからなる光源装置を示す断面図である。 従来の光学式ロータリーエンコーダを示す斜視図である。
符号の説明
1,22 光源装置
2 受光素子
3 インデックススリット板
4 メインスリット板
3s,4s スリット
11 レンズ体
11a コリメータ部
11b 遮光部
11c FZP(集光部)
13 LED
13b 発光部
21 コリメータレンズ
A 光軸
d2 発光径
G ギャップ
L 距離
P スリットピッチ

Claims (3)

  1. 波長λの光を放射するLED及びその光を平行化するコリメータレンズからなり、距離Lcまでコヒーレンスを維持した光を放射する光源装置と、
    前記光源装置から前記距離Lc内に配置され、スリットピッチPのスリットをそれぞれ有し、nを自然数としてG=nP2/λにより表されるギャップGだけ前記光源装置の光軸方向に互いに隔てて配置され、前記コヒーレンスを維持した光に対するスリットシャッタを構成するインデックススリット板及びメインスリット板と、
    前記インデックススリット板及びメインスリット板の各スリットを通過した光を受光する受光素子とを備え、
    前記光源装置は前記LEDの発光径を前記スリットピッチPの6倍以下の小径とすることにより前記コヒーレンスを向上させたものであることを特徴とする光学式エンコーダ。
  2. 前記インデックススリット板及びメインスリット板のうち前記受光素子の直前にあるものと、前記受光素子との距離が、P2/λの自然数倍である請求項1記載の光学式エンコーダ。
  3. 前記光源装置は、前記LEDを支持する支持部から前記コリメータレンズまでが連続して一体に形成されている請求項1記載の光学式エンコーダ。
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