JP2008110624A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】空気入りタイヤ1のビード部耐久性を向上させること。
【解決手段】
正規リム3に組付けられた状態における正規リム3のリムフランジ3fのフランジ高さよりもタイヤ径方向Drの外側へ5mmだけ離れたタイヤ外表面の所定位置Pから、カーカスプライ9の本体部分9aに垂直に引いた直線L上における、ビード部5の長さをWとした場合に、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tが直線Lからビードコア7の反対側に向かって直線7に対して垂直な所定方向Dgへ0.1W以上離れてあって、直線Lからカーカスプライ9の折り返し部分9bの先端9btまでの所定方向Dgの距離をH1、直線Lからワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tまでの所定方向Dgの距離をH2とした場合に、H2/H1が0.6<H2/H1<0.8の範囲内に設定されていること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば重荷重用空気入りタイヤ等の空気入りタイヤに係わり、特に、この空気入りタイヤのビード部の構造に関する。
負荷転動時におけるビード部の倒れ込み変形を抑制してビード部耐久性を向上させるために、ビード部にワイヤーチェーファーを配設することが広く行われており、ワイヤーチェーファーを備えた空気入りタイヤとして特許文献1に示すものがあり、この先行技術に係る空気入りタイヤの構成は、次のようになる。
即ち、先行技術に係る空気入りタイヤは、一対のビード部を備えており、各ビード部は、ビードコアをそれぞれ有している。また、一対のビードコアの間には、少なくとも1層のカーカスプライがトロイド状に延びるように設けられており、このカーカスプライは、トロイド状の本体部分、及びこの本体部分の両側にビードコアの周りをタイヤ幅方向の内側から外側に折り返すように一体形成された折り返し部分を有している。そして、各ビード部には、複数本のスチールコードをゴム被覆してなるワイヤーチェーファーがタイヤ幅方向の内側から本体部分及び折り返し部分を挟むようにそれぞれ設けられている。ここで、カーカスプライの折り返し部分の先端(折り返し端)は、ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端よりもタイヤ径方向の外側へ位置している。
特開2005−96621号公報
ところで、先行技術に係る空気入りタイヤにあっては、正規リムに組付けられた状態における正規リムのリムフランジから、カーカスプライの折り返し部分の先端をタイヤ径方向の外側に大きく離すと、負荷転動時におけるリムフランジからの圧縮力によるカーカスプライの折り返し部分の先端及びその近傍の応力集中を抑制することができるものの、リムフランジからの圧縮力によってワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端及びその近傍に大きな応力集中が生じることになる。そのため、カーカスプライの折り返し部分の先端を始点とするセパレーションを低減することができても、ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端を始点とするセパレーションを低減することができず、空気入りタイヤのビード部耐久性を十分に向上させることができないという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成の空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴(請求項1に記載の発明の特徴)は、ビードコアをそれぞれ有した一対のビード部と、一対の前記ビードコアの間にトロイド状に延びるように設けられてあって、トロイド状の本体部分及び該本体部分の両側にビードコアの周りをタイヤ幅方向の内側から外側に折り返すように一体形成された折り返し部分を有した少なくとも1層のカーカスプライと、各ビード部にタイヤ径方向の内側から前記カーカスプライの前記本体部分及び前記折り返し部分を挟むようにそれぞれ設けられかつ複数本のスチールコードをゴム被覆したワイヤーチェーファーとを備え、前記カーカスプライの前記折り返し部分の先端が前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端よりもタイヤ径方向の外側へ位置した空気入りタイヤにおいて、正規リムに組付けられた状態における前記正規リムのリムフランジのフランジ高さよりもタイヤ径方向の外側へ5mmだけ離れたタイヤ外表面の所定位置から、前記カーカスプライの前記本体部分に垂直に引いた直線上における、前記ビード部の長さをWとした場合に、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端が前記直線から前記ビードコアの反対側に向かって前記直線に対して垂直な所定方向へ0.1W以上離れてあって、前記直線から前記カーカスプライの前記折り返し部分の先端までの前記所定方向の距離をH1、前記直線から前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端までの前記所定方向の距離をH2とした場合に、H2/H1が0.6<H2/H1<0.8の範囲内に設定されていることを要旨とする。
ここで、第1の特徴は、前記直線から前記ビードコアの反対側に向かって前記所定方向へ0.1Wだけ離れた位置と、前記直線から前記ビードコア側に向かって前記所定方向へ0.15Wだけ離れた位置との間に、前記リムフランジから圧縮力を受ける圧縮域が形成されるという、新規な知見に基づくものである。なお、新規な知見は、負荷転動時に前記リムフランジから前記ビード部が受ける圧縮力についてコンピュータシミュレーションした結果、得られたものである。
また、0.6<H2/H1に設定したのは、0.6≧H2/H1に設定されると、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端が前記圧縮域に近づいて、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端を始点とするセパレーションを低減することが困難になるからである。一方、H2/H1<0.8に設定したのは、H2/H1≧0.8に設定されると、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端と前記カーカスプライの前記折り返し部分の先端が近づきすぎて、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端近傍を境にタイヤ径方向の内外側の剛性段差が大きくなって、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端を始点とするセパレーションを低減することが困難になるからである。
第1の特徴によると、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端が前記直線から前記ビードコアの反対側に向かって前記所定方向へ0.1W以上離れているため、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端を前記圧縮域から外れた位置に位置させて、負荷転動時における前記リムフランジからの圧縮力による前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端及びその近傍の応力集中を抑制して、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端を始点とするセパレーションを低減することができる。特に、H2/H1が0.6<H2/H1<0.8の範囲に設定されているため、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端を始点とするセパレーションを容易に低減することができる。
また、前記カーカスプライの前記折り返し部分の先端が前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端よりもタイヤ径方向の外側へ位置しているため、前記カーカスプライの前記折り返し部分の先端を前記圧縮域から外れた位置に位置させて、前記カーカスプライの前記折り返し部分の先端を始点とするセパレーションを低減することができる。
本発明の第2の特徴(請求項2に記載の発明の特徴)は、第1の特徴に加えて、前記直線上における前記カーカスプライの前記折り返し部分のプライ中心と前記タイヤ外表面との距離Sが0.3W<S<0.4Wの範囲内に設定されてあって、前記直線上における前記カーカスプライの前記折り返し部分のプライ中心と前記ワイヤーチェーファーのチェーファー中心との距離Tが1.0mm<T<2.0mmの範囲内に設定されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴(請求項3に記載の発明の特徴)は、第1の特徴又は第2の特徴に加えて、各ビード部における前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側にそれぞれ設けられかつ複数本のナイロンコードをゴム被覆した少なくとも1層のナイロンチェーファーと、を備えたことを要旨とする。
請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項に記載の発明によれば、前記カーカスプライの前記折り返し部分の先端を始点とするセパレーションを低減しつつ、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端を始点とするセパレーションを容易に低減することができるため、前記空気入りタイヤのビード部耐久性を十分に向上させることができる。
本発明を実施形態について図1から図3を参照して説明する。
ここで、図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの要部を示す図、図2は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤにおけるビード部の部分拡大図、図3は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの断面図である。
図3に示すように、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1は、正規リム3に嵌合可能な一対のビード部5(図3においては1つビード部5のみ図示)を備えており、各ビード部5は、ビードコア7をそれぞれ有している。また、一対のビードコア7の間には、複数本のスチールコード(図示省略)をゴム被覆してなる少なくとも1層のカーカスプライ9がトロイド状に延びるように設けられており、カーカスプライ9は、トロイド状の本体部分9a、及び本体部分9aの両側にビードコア7の周りをタイヤ幅方向Dwの内側から外側に折り返すように一体形成された折り返し部分9bを有している。なお、カーカスプライ9は、複数本のスチールコードの代わりにナイロンコード等の有機繊維コードをゴム被覆してなるものであっても構わない。
各ビード部5には、複数本のスチールコード(図示省略)をゴム被覆してなるワイヤーチェーファー11がタイヤ径方向Drの内側からカーカスプライ9における本体部分9a及び折り返し部分9bを挟むようにそれぞれ設けられている。ここで、カーカスプライ9の折り返し部分9bの先端9btは、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tよりもタイヤ径方向Drの外側へ位置している。また、各ビード部5におけるワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側には、複数本のナイロンコード(図示省略)をゴム被覆した2層のナイロンチェーファー13がそれぞれ設けられている。なお、ナイロンチェーファー13は、2層でなく、3層以上又は1層であっても構わない。
カーカスプライ9の外表面のクラウン領域には、タイヤ周方向Dcに対して傾斜する方向へ延びる複数本のベルトコード(図示省略)をゴム被覆してなる少なくとも2層のベルト15が設けられている。また、ベルト15のタイヤ径方向Drの外側には、トレッド部17が設けられており、このトレッド部17には、タイヤ周方向Dcへ延びた複数本の主溝19が形成されている。更に、カーカスプライ9の外表面におけるトレッド部17の両側には、サイドウォール部21が設けられており、カーカスプライ9の内表面には、空気の漏れを防ぐインナーライナー23が設けられている。
次に、本発明の実施形態の要部について説明する。
図1に示すように、タイヤ外表面の所定位置Pからカーカスプライ9における本体部分9aに垂直に引いた直線L上における、ビード部5の長さをWとした場合に、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tが直線Lからビードコア7の反対側に向かって直線Lに対して垂直な所定方向Dgへ0.1W以上離れている。また、タイヤ外表面の所定位置Pとは、正規リム3に組付けられた状態における正規リム3のリムフランジ3aのフランジ高さよりもタイヤ径方向Drの外側へ5mmだけ離れた位置のことをいう(実施形態の第1の特徴)。ここで、前述の実施形態の第1の特徴は、直線Lからビードコア7の反対側に向かって所定方向Dgへ0.1Wだけ離れた位置と、直線Lからビードコア7側に向かって所定方向Dgへ0.15Wだけ離れた位置との間に、リムフランジ3aから圧縮力を受ける圧縮域CAが形成されるという、新規な知見に基づくものである。なお、新規な知見は、負荷転動時にリムフランジ3aからビード部5が受ける圧縮力についてコンピュータシミュレーションした結果、得られたものである。
また、直線Lからカーカスプライ9の折り返し部分9bの先端9btまでの所定方向Dgの距離をH1、直線Lからワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tまでの所定方向Dgの距離をH2とした場合に、H2/H1は0.6<H2/H1<0.8の範囲内に設定されている。ここで、0.6<H2/H1に設定したのは、0.6≧H2/H1に設定されると、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tが圧縮域CAに近づいて、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tを始点とするセパレーションを低減することが困難になるからである。一方、H2/H1<0.8に設定したのは、H2/H1≧0.8に設定されると、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tとカーカスプライ9の折り返し部分9bの先端9btが近づきすぎて、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11t近傍を境にタイヤ径方向Drの内外側の剛性段差が大きくなって、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tを始点とするセパレーションを低減することが困難になるからである。
更に、図2に示すように、直線L上におけるカーカスプライ9の折り返し部分9bのプライ中心とタイヤ外表面との距離Sは、0.3W<S<0.4Wの範囲内に設定されてあって、直線L上におけるカーカスプライ9の折り返し部分9bのプライ中心とワイヤーチェーファー11のチェーファー中心との距離Tは、1.0mm<T<2.0mmの範囲内に設定されることが好ましい。ここで、0.3W<Sに設定したのは、0.3W≧Sに設定されると、カーカスプライ9の折り返し部分9b及びワイヤーチェーファー11がリムフランジ3aからの圧縮力によって剪断歪を受け易くなるからである。一方、S<0.4Wに設定したのは、S≧0.4Wに設定されると、ビード部5のゴム量が増加して、発熱量が大きくなるからである。
また、直線L上におけるカーカスプライ9の折り返し部分9bのプライ中心とワイヤーチェーファー11のチェーファー中心との距離Tは、1.0mm<T<2.0mmの範囲内に設定されることが好ましい。ここで、1.0mm<Tに設定したのは、1.0mm≧Tに設定されると、カーカスプライ9の折り返し部分9bとワイヤーチェーファー11の層間の剪断歪が大きくなるからである。一方、T<2.0mmに設定したのは、T≧2.0mmに設定されると、ビード部5のゴム量が増加して、発熱量が大きくなるからである。
次に、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tが直線Lからビードコア7の反対側に向かって所定方向Dgへ0.1W以上離れているため、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tを圧縮域CAから外れた位置に位置させて、負荷転動時におけるリムフランジ3aからの圧縮力によるワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11t及びその近傍の応力集中を抑制して、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tを始点とするセパレーションを低減することができる。特に、H2/H1が0.6<H2/H1<0.8の範囲に設定されているため、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tを始点とするセパレーションを容易に低減することができる。
また、カーカスプライ9の折り返し部分9bの先端9btがワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tよりもタイヤ径方向Drの外側へ位置しているため、カーカスプライ9の折り返し部分9bの先端9btを圧縮域CAから外れた位置に位置させて、カーカスプライ9の折り返し部分9bの先端9btを始点とするセパレーションを低減することができる。
更に、各ビード部5におけるワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側に2層のナイロンチェーファー13がそれぞれ設けられているため、ビード部5の剛性を高めて、負荷転動時におけるビード部5の倒れ込み変形を十分に抑制することができる。
以上の如き、本発明の実施形態によれば、ビード部5の剛性を高めて、負荷転動時におけるビード部5の倒れ込み変形を十分に抑制した上で、カーカスプライ9の折り返し部分9bの先端9btを始点とするセパレーションを低減しつつ、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tを始点とするセパレーションを容易に低減することができるため、空気入りタイヤ1のビード部耐久性を十分に向上させることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、その他、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1(W=36.0mm、H1=8mm、H2=2mm、S=10mm、T=0.8mm)を発明品として、図4に示す比較例に係る空気入りタイヤ25(W=37.4mm、H1=8mm、H2=5mm、S=12mm、T=1.2mm)を比較品としてそれぞれ200本試作した。そして、実車試験を行った結果、発明品は、比較品に比較して、クレーム率が約62%低減した(比較品については21本、発明品についていは8本)。
なお、比較例に係る空気入りタイヤ25は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1と異なり、ワイヤーチェーファー11のタイヤ幅方向Dwの外側端11tが圧縮域CA内に位置してあって、それ以外の構成については、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1と略同じ構成を有している。
本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの要部を示す図である。 本発明の実施形態に係る空気入りタイヤにおけるビード部の部分拡大図である。 本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの断面図である。 比較例に係る空気入りタイヤを説明する図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
3 正規リム
3a リムフランジ
5 ビード部
7 ビードコア
9 カーカスプライ
9a 本体部分
9b 折り返し部分
11 ワイヤーチェーファー
13 ナイロンチェーファー

Claims (3)

  1. ビードコアをそれぞれ有した一対のビード部と、一対の前記ビードコアの間にトロイド状に延びるように設けられてあって、トロイド状の本体部分及び該本体部分の両側にビードコアの周りをタイヤ幅方向の内側から外側に折り返すように一体形成された折り返し部分を有した少なくとも1層のカーカスプライと、各ビード部にタイヤ径方向の内側から前記カーカスプライの前記本体部分及び前記折り返し部分を挟むようにそれぞれ設けられかつ複数本のスチールコードをゴム被覆したワイヤーチェーファーとを備え、前記カーカスプライの前記折り返し部分の先端が前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端よりもタイヤ径方向の外側へ位置した空気入りタイヤにおいて、
    正規リムに組付けられた状態における前記正規リムのリムフランジのフランジ高さよりもタイヤ径方向の外側へ5mmだけ離れたタイヤ外表面の所定位置から、前記カーカスプライの前記本体部分に垂直に引いた直線上における、前記ビード部の長さをWとした場合に、前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端が前記直線から前記ビードコアの反対側に向かって前記直線に対して垂直な所定方向へ0.1W以上離れてあって、
    前記直線から前記カーカスプライの前記折り返し部分の先端までの前記所定方向の距離をH1、前記直線から前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側端までの前記所定方向の距離をH2とした場合に、H2/H1が0.6<H2/H1<0.8の範囲内に設定されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記直線上における前記カーカスプライの前記折り返し部分のプライ中心と前記タイヤ外表面との距離Sが0.3W<S<0.4Wの範囲内に設定されてあって、前記直線上における前記カーカスプライの前記折り返し部分のプライ中心と前記ワイヤーチェーファーのチェーファー中心との距離Tが1.0mm<T<2.0mmの範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 各ビード部における前記ワイヤーチェーファーのタイヤ幅方向の外側にそれぞれ設けられかつ複数本のナイロンコードをゴム被覆した少なくとも1層のナイロンチェーファーと、を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
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