JP2008110098A - 放射線断層画像生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】診断に適するように、トモシンセシス撮影によって撮影された放射線画像から生成した断層画像を表示する方法を提供する。
【解決手段】トモシンセシス撮影した複数の放射線画像を再構成して、第1のスライス間隔d1で被写体の断層画像を生成する。前記第1のスライス間隔d1で生成された断層画像より関心領域を検出して、心領域が検出された断層画像Tiのスライス位置近傍において、前記第1のスライス間隔d1よりも細かい第2のスライス間隔d2で断層画像を生成する。
【選択図】図17

Description

本発明は、放射線撮影により断層画像を取得する放射線断層画像取得装置に関するものである。
従来、乳ガンのスクリーニングのために単純X線撮影によるマンモグラフィが行われてきた。しかしながら、マンモグラフィの感度は比較的低く、偽陽性の可能性が高い。そこで、スクリーニングでは単純X線撮影により診断が行われ、乳ガンの可能性がある場合には、他のモダリティ(CT、MRIなど)を用いて診断が行われる。各々のモダリティには、それぞれ別の用途が有り、例えば、単純X線撮影によるマンモグラフィでは、微小石灰化や腫瘤の検出に用いられるが、CTやMRIなどは情報量が多いので検出された腫瘤が良性腫瘤であるか悪性腫瘤あるかをさらに判別することが可能になる。しかしながら、マンモグラフィでは、乳房を圧迫した状態で撮影が行われ、CTやMRIなどでは圧迫されないで撮影が行われるため、対応する位置を把握することが難しく診断に上手く活用することができなかった。
そこで、検出器の上に載せられた乳房を圧迫板によって圧迫しながら、乳房と検出器に対してX線源を弧を描くように移動させて複数の放射線画像を取得し、複数の放射線画像を平行移動したり画像の大きさを調整して加算し、検出器の検出面と平行な面の画像を再構成するトモシンセシス撮影(Tomosynthesis)により、乳房の断層画像を取得する手法が研究されてきた。
トモシンセシスの技術を用いれば、複数撮影した放射線画像から、例えば、約1.0mm間隔のスライスで断層画面を再構成することが可能となる。このように、複数の断層画像を再構成して、さらに、X、Y、Z軸のそれぞれに沿ったNx×Ny×Nzのデータサンプルからなるボクセルデータを生成することができる。このボクセルデータを使って、3Dの描画技法を用いて、任意の観察角度から観察することができるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1など)。
さらに、再構成アルゴリズムを用いて生成された3D画像を形成し、ボリューム・レンダリングやシネ・モード(動画)表示を用いて3D画像を視覚化するものも提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2003-135441公報 特開2003-325499公報
観察を行う際、撮影を行った断層画像全体を観察するとともに、病変部の存在する部位は詳細に観察を行いたいという要望がある。また、過去の画像と比較したり、乳房のように対で存在する臓器の場合には左右を比較して観察を行うことが有効である。
そこで、本発明では、診断に適するように、トモシンセシス撮影によって撮影された放射線画像から断層画像を生成する放射線断層画像生成装置およびそのプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明の放射線断層画像生成装置は、放射線画像検出器に対向して設けられた放射線照射部を複数の位置に移動しながら各位置において前記放射線照射部から前記放射線画像検出器上の被写体に対して異なる方向から放射線を照射して、前記放射線画像検出器から取得した複数の放射線画像を記憶する放射線画像記憶手段と、
前記放射線画像記憶手段に記憶されている複数の放射線画像を再構成して、前記被写体の前記放射線画像検出器の検出面に平行な断層画像を生成する断層画像再構成手段と、
該断層画像再構成手段を用いて第1のスライス間隔で複数の断層画像を生成する第1の断層画像生成手段と、
前記第1のスライス間隔で生成された断層画像より関心領域を検出する関心領域検出手段と、
該関心領域検出手段により前記関心領域が検出された断層画像のスライス位置近傍において、前記断層画像再構成手段を用いて前記第1のスライス間隔よりも細かい第2のスライス間隔で断層画像を生成する第2の断層画像生成手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明のプログラムは、コンピュータを、
放射線画像検出器に対向して設けられた放射線照射部を複数の位置に移動しながら各位置において前記放射線照射部から前記放射線画像検出器上の被写体に対して異なる方向から放射線を照射して、前記放射線画像検出器から取得した複数の放射線画像を記憶する放射線画像記憶手段に記憶されている複数の放射線画像を再構成して、前記被写体の前記放射線画像検出器の検出面に平行な断層画像を生成する断層画像再構成手段と、
該断層画像再構成手段を用いて第1のスライス間隔で複数の断層画像を生成する第1の断層画像生成手段と、
前記第1のスライス間隔で生成された断層画像より関心領域を検出する関心領域検出手段と、
該関心領域検出手段により前記関心領域が検出された断層画像のスライス位置近傍において、前記断層画像再構成手段を用いて前記第1のスライス間隔よりも細かい第2のスライス間隔で断層画像を生成する第2の断層画像生成手段として機能させることを特徴とするものである。
「関心領域」とは、腫瘍が撮影された陰影の領域など注意を払って観察することが望まれる領域をいう。
また、前記放射線照射部より、前記断層画像の再構成に用いられる複数の放射線画像を撮影した放射線の線量より高い線量の放射線を前記被写体に照射して取得した高線量放射線画像を記憶する高線量放射線画像記憶手段をさらに備え、
前記関心領域検出手段が、前記高線量放射線画像から関心領域を検出し、該関心領域の位置を加味して、前記各断層画像から前記関心領域を検出するものであってもよい。
また、前記断層画像の深さの順に従って連続して表示する断層画像表示手段をさらに備えるようにした場合には、
前記断層画像表示手段が、前記第2のスライス間隔で生成された断層画像を表示する時間間隔を前記第1のスライス間隔で生成された断層画像を表示する時間間隔より短くして、表示する断層画像の深さの変化が時間的に一定になるように表示するようにしてもよい。
「深さ」とは、放射線画像検出器からの距離をいい、「深さの順に従って連続して表示する」とは、放射線画像検出器に近い位置の断層画像から放射線画像検出器に遠い位置の断層画像に向けて、あるいは、放射線画像検出器に遠い位置の断層画像から放射線画像検出器に近い位置の断層画像に向けて切り替えながら表示をすることをいう。
あるいは、前記断層画像表示手段が、前記被写体の同一部位または対称な部位を撮影した2組の放射線画像群のそれぞれから生成した2組の断層画像群を断層の深さの順に切り替えながら並べて画面上に表示するものであり、前記表示する2組の断層画像群のうちの同じ深さの断層画像が同時に表示できるように表示する断層画像を切り替えるものであってもよい。
「対称な部位」は、例えば、左右乳房のように対称な構造を持つ臓器や組織をいう。
本発明によれば、トモシンセシス撮影によって得られた放射線画像を再構成して断層画像を生成する際、腫瘍らしい陰影などが現れている関心領域が検出された断層画像の前後では、スライス間隔をより細かくして断層画像を追加生成することにより、その陰影が腫瘍であるか否かを正確に判断することができる。このように関心領域については、細かいスライス間隔の断層画像を生成することで、腫瘍の大きさや形状を把握することができる。
また、単純X線撮影に用いられる高線量な放射線を照射して撮影した放射線画像から関心領域を検出し、この関心領域の位置を参考にして、トモシンセシス撮影によって得られた放射線画像を再構成した断層画像から関心領域を検出することで、単純X線撮影によって得られた放射線画像に現れた関心領域を、詳しく観察することができる。
断層画像の深さの順に従って連続して表示し、さらに、表示する断層画像の深さの変化が時間的に一定になるように表示することにより、スライス間隔を細かくした断層画像を含んでいる部分でも、一定の速さで深さ方向の画像の変化を観察することができるので、腫瘍などの大きさや位置を把握しやすくなる。
過去画像と現在画像、左右乳房など比較対象となる部位を撮影した2組の放射線画像群のそれぞれから生成した2組の断層画像群を、同じ深さの断層画像が同時に表示できるようにすることにより、比較が行いやすくなり正確な診断が行えるようになる。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態では、撮影台に乳房を載せて乳房圧迫板で乳房を圧迫した状態で撮影する乳房画像撮影装置に、トモシンセシスの機能を設けて、圧迫した状態の乳房をトモシンセシスで撮影する放射線断層画像取得装置について説明する。
図1は、本発明による放射線断層画像取得装置の概略図、図2は放射線断層画像取得装置を構成する乳房画像撮影装置のアーム部分の正面図である。
放射線断層画像取得装置1は、被写体の乳房を異なる方向から放射線を照射して撮影した複数の放射線画像を取得する乳房画像撮影装置2と、乳房画像撮影装置2で取得した複数の放射線画像を再構成して断層画像を生成する断層画像生成装置3と、乳房画像撮影装置2と断層画像生成装置3を接続するネットワーク4から構成される。
乳房画像撮影装置2は、内部に放射線照射部(以下、放射線源という)22を収納する放射線収納部23と、内部にフラットパネルディテクター等の放射線画像検出器241をカセッテなど記録媒体保持部に収容した撮影台24とが対向するように連結するアーム25と、アーム25を軸Cで取り付ける基台26と、放射線収納部23を制御する制御部27と、断層画像生成装置3にネットワーク4を介して撮影した放射線画像などのデータの送信を行う送信部261から構成される。
基台26には、さらに、オペレータがアーム25の高さや回転量や方向を調整するための操作部28と、操作部28からの入力に従ってアーム25を上下移動および回転移動させるアーム移動手段29が設けられる。
アーム25には、放射線収納部23と撮影台24の間に、撮影台24上に上から被写体の乳房Mを押さえつけて圧迫する圧迫板210を取り付けるための取付部251と、取付部251をアーム25の縦方向に上下動する圧迫板移動手段252とが設けられる。
圧迫板210にはアーム25の取付部251に差し込むための差込部211が設けられる。
放射線収納部23には、内部に放射線源22が収納されるが、図2に示すようにC軸を中心に放射線収納部23を回転させて、照射線源2を撮影台24の被写体の胸壁Hに向かう辺(通常は、矩形の撮影台24の長辺)に沿った方向に円弧状に放射線源22を移動させる放射線源移動手段221が設けられる(図3参照)。
放射線源22は、円弧状に移動しながらS1、S2、・・・、SNの各位置から撮影台24上に載せられた乳房Mに対して異なる撮影角で放射線を照射する。また、乳房Mの撮影を行う際には、撮影台24上に乳房Mを置いて上から圧迫板210で圧迫した状態で撮影を行うため乳房Mの厚さは4cm〜5cm位になる。そこで、乳房Mを観察するのに適した画像を取得するためには、照射線源2が、撮影台24の撮影面の中心付近(具体的には、撮影台24の上面に乳房Mを置いたときに乳房Mの中心となる位置)より2cm程度上がった点Q(以下、照射ポイントという)に向けて各位置から放射線を照射するのか好ましい。
撮影台24の内部には、図2に示すように、放射線の照射を受けて乳房Mを透過した線量に応じた画像情報を記録し、記録した画像情報を表す画像データを出力するフラットパネルディテクター241と、フラットパネルディテクター241の下に放射線収納部23から照射された放射線が乳房Mを透過した線量を検出する線量検出器242とが配置されている。
また、アーム25の回転中心がフラットパネルディテクター241の中心となるようにフラットパネルディテクター241の中心位置に回転の中心となる軸Cを取り付けて、アーム25を基台26に取り付ける(図2参照)。
以下、本実施の形態では、放射線画像検出器241がフラットパネルディテクターである場合の撮影台24の構成について、図4から図7を用いて説明する。
撮影台24の内部には、図4に示すように、放射線画像検出器241に記録された画像情報の読取時に使用される読取用露光光源部243と、読取用露光光源部243を副走査方向に移動させる読取用露光光源部移動手段244と、読取用露光光源部243による放射線画像検出器241への走査露光時に放射線画像検出器241から流れ出す電流を検出して画像信号を得る電流検出手段245と、放射線画像検出器241に所定の電圧を印加する高電圧電源部246と、撮影開始前に放射線画像検出器241に前露光光を照射する前露光光源部260と、放射線画像検出器241を撮影台24内部において被写体の胸壁Hに近接させる方向および胸壁Hから離間させる方向(上述の副走査方向)に移動させる放射線画像検出器移動手段247と、読取用露光光源部243、電流検出手段245、高電圧電源部246、前露光光源部260、移動手段247および244を制御する制御手段248とが配置される。
放射線画像検出器241は、直接変換方式かつ光読出方式の固体検出器であって、画像情報を担持する記録光が照射されることによりこの画像情報を静電潜像として記録し、読取光で走査されることにより静電潜像に応じた電流を発生するものであり、具体的には図6に示すように、ガラス基板416上に形成されており、乳房Mを透過した放射線(以下、記録光という)に対して透過性を有する第一導電層411、記録光の照射を受けることにより電荷を発生して導電性を呈する記録用光導電層412、第一導電層411に帯電される潜像極性電荷に対しては略絶縁体として作用し、かつ、該潜像極性電荷と逆極性の輸送極性電荷に対しては略導電体として作用する電荷輸送層413、読取光の照射を受けることにより電荷を発生して導電性を呈する読取用光導電層414、読取光に対して透過性を有する第二導電層415をこの順に積層してなるものである。記録用光導電層412と電荷輸送層413との界面に蓄電部417が形成される。
第一導電層411および第二導電層415はそれぞれ電極をなすものであり、第一導電層411の電極は2次元状に平坦な平板電極とされ、第二導電層415の電極は図中斜線で示すように、記録されている画像情報を画像信号として検出するための多数のエレメント(線状電極)415aが画素ピッチでストライプ状に配されたストライプ電極とされている(例えば特開2000−105297記載の静電記録体を参照)。エレメント415aの配列方向が主走査方向、エレメント415aの長手方向が副走査方向に対応する。
この固体検出器241のサイズは大きいサイズの乳房に対応できるように長辺30cm×短辺24cmのものを用い、長辺方向が主走査方向、短辺方向が副走査方向となるように撮影台24内に収容される。
読取用露光光源部243としては、LEDチップが一列に複数並べられて構成されたライン光源と、該光源から出力された光を固体検出器241上で線状に照射させる光学系とからなるものを用いる。なお、光源部243を固体検出器241と必要な距離を保ったままリニアモータからなる移動手段244により、固体検出器241のストライプ電極415a長手方向、即ち副走査方向に走査することにより固体検出器241の全面の露光を行う。なお、読取用露光光源部243および移動手段244により読取光走査手段が構成される。
図7は固体検出器241および電流検出手段245の接続態様の詳細を示した図である。図示するように、被検者の胸壁Hに接する辺において、固体検出器241の各エレメント415aがTAB( Tape Automated Bonding )フィルム上に形成されたプリントパターン(不図示)を介してチャージアンプIC233と接続され、さらにチャージアンプIC233がTABフィルム232上に形成されたプリントパターン(不図示)を介してプリント基板231と接続されている。なお、本実施の形態では全てのエレメント215aを1つのチャージアンプIC233に接続するのではなく、全体として数個〜数10個のチャージアンプIC233を設け、順次隣接する数本〜百本程度のエレメント415a毎に各チャージアンプIC233に接続するようにしている。
なお、電流検出手段245は、上述の態様に限定されるものではなく、チャージアンプIC233をTABフィルム上に形成せずに、ガラス基板416上に形成する、いわゆるCOG( Chip On Glass )と呼ばれる態様としてもよい。
図8は撮影台24内に設けられた電流検出手段245および高電圧電源部710の詳細、並びにこれらと固体検出器241との接続態様を示したブロック図である。
高電圧電源部710は、高電圧電源711とバイアス切換手段712とが一体化された回路であり、高電圧電源711は、一旦、静電記録部241へのバイアス印加/短絡など切換えのためバイアス切換手段712を介して静電記録部241に接続されている。なお、この回路は、切換え時に流れる電流の尖頭値を制限して装置の電流が集中する箇所の破壊を防ぐために、充放電過大電流を防止するように設計されている。
TABフィルム上に設けられたチャージアンプIC233は、固体検出器241の各エレメント415a毎に接続された多数のチャージアンプ233aおよびサンプルホールド(S/H)233b、各サンプルホールド233bからの信号をマルチプレクスするマルチプレクサ233cを備えている。固体検出器241から流れ出す電流は各チャージアンプ233aにより電圧に変換され、該電圧がサンプルホールド233bにより所定のタイミングでサンプルホールドされ、サンプルホールドされた各エレメント415aに対応する電圧がエレメント415aの配列順に切り替わるようにマルチプレクサ233cから順次出力される(主走査の一部に相当する)。マルチプレクサ233cから順次出力された信号はプリント基板231上に設けられたマルチプレクサ231cに入力され、さらに各エレメント415aに対応する電圧がエレメント415aの配列順に切り替わるようにマルチプレクサ231cから順次出力され主走査が完了する。マルチプレクサ231cから順次出力された信号はA/D変換部231aによりデジタル信号に変換され、デジタル信号がメモリ231bに格納される。
前露光光源部260としては、短時間で発光/消光し、残光の非常に小さい光源が必要となるため、本実施の形態においては外部電極型希ガス蛍光ランプを利用する。詳細には前露光光源部260は、図5に示すように、図中紙面奥方向に延びる複数の外部電極型希ガス蛍光ランプ261と、該蛍光ランプ261と固体検出器241との間に挿入された波長選択フィルタ262と、蛍光ランプ261の後方に配され、蛍光ランプ261から出力された光を効率よく固体検出器241側へ反射するための反射板263とを備える。なお、前露光光は固体検出器241の第二導電層415全体に照射すればよく特に集光手段は必要ないが、照度分布は小さい方がよい。なお、光源としては蛍光ランプの代わりに、例えばLEDチップを面的に並べたものを利用するもことできる。
移動手段247は、図示しないリニアモータなどにより構成され、固体検出器241を撮影位置と読取位置との間で平行往復移動させる。
フラットパネルディテクターは、上述で説明したような固体検出器以外にも、固体検出素子の蓄電部に蓄積された信号電荷を、該蓄電部と接続されたTFTを走査駆動して読み出すTFT読出方式を用いることができる(例えば、特開2004-80749公報、特開2004-73256公報などを参照)。
線量検出器242は、固体検出器241の下部に設置され、線量検出器242として、例えば放射線の線量を計測するセンサーとして半導体検出器が配列されたAECセンサーが用いられる。あるいは、固体検出器241(あるいは、TFT方式のフラットパネルディテクターでもよい)に照射された放射線の線量から検出するようにしてもよい。以下、本実施の形態では、線量検出器242をAECセンサーとして説明する。
図9は本実施の形態の断層画像生成装置3の概略図である。
断層画像生成装置3は、乳房画像撮影装置2で撮影した放射線画像I や撮影条件などのデータを受信する受信手段31と、放射線画像Iを記憶する放射線画像記憶手段32と、乳房画像撮影装置2から受信した撮影条件を記憶する撮影条件記憶手段33と、複数の放射線画像Iから断層画像Tを再構成する断層画像再構成手段34と、断層画像再構成手段34を用いて第1のスライス間隔で複数の断層画像Tを生成する第1の断層画像生成手段36と、第1のスライス間隔で生成された断層画像Tより関心領域を検出する関心領域検出手段37と、関心領域が検出された断層画像Tのスライス位置近傍では前記第1のスライス間隔よりも細かい第2のスライス間隔で断層画像再構成手段34を用いて断層画像Tを生成する第2の断層画像生成手段38と、生成した断層画像Tを記憶する断層画像記憶手段39と、断層画像Tを表示する表示部35と、表示部35に断層画像Tの深さの順に従って連続して表示する断層画像表示手段40とを備える。
放射線画像記憶手段32は、ハードディスクなどの大容量記憶装置である。放射線画像記憶手段32には、乳房画像撮影装置2で放射線源22を各位置S1、S2、S3、・・・、Snに移動させながら撮影した放射線画像Iが複数記憶される。
断層画像再構成手段34は、S1、S2、S3、・・・、Snの位置で撮影された複数の放射線画像Iから断層画像を生成する。図10に示すように、放射線源をS1、S2、S3、・・・、Snの各位置から異なる撮影角で乳房Mを撮影すると、それぞれ放射線画像I1、I2、I3、・・・、Inが得られるものとする。そこで、例えば、放射線源の位置S1から、異なる深さに存在する対象物(O1、O 2)を投影すると、放射線画像I1上にはP11、P12の位置に投影され、放射線源の位置S2から、対象物(O1、O2)を投影すると、放射線画像I2上にはP21、P22の位置に投影される。このように、放射線源22を移動させながら異なる位置S1、S2、S3、・・・、Snから投影を行なうと、各放射線源22の位置に対応して対象物O1は、P11、P21、P31、・・・、Pn1の位置に投影され、対象物O2は、P12、P22、P31、・・・、Pn2の位置に投影される。
対象物O1の存在する断面を強調したい場合には、放射線画像I2を(P21−P11)分移動させ、放射線画像I3を(P31−P11)分移動させ、・・・、放射線画像Inを(Pn1−P11)分移動させた放射線画像を加算することにより、対象物O1の深さにある断面上の構造物を強調した断層画像が生成される。また、対象物O2の存在する断面を強調したい場合には、放射線画像I2は(P22−P12)分移動させ、放射線画像I3を(P32−P12)分移動させ、・・・、放射線画像Inを(Pn2−P12)分移動させて加算する。このようにして、スライス位置に応じて各放射線画像I1、I2、I3、・・・、Inを位置合わせして加算することにより、各深さの検出面に平行な断層画像を再構成する。
また、放射線源22が各位置から放射線を照射する撮影角によって、各深さに存在する対象物が放射線画像I上に投影される位置が異なる。そこで、断層画像再構成手段34では、撮影条件記憶手段33に記憶されている乳房画像撮影装置2の撮影条件に含まれる撮影角に基づいて、放射線画像I1、I2、・・・、Inの移動量を算出して、断層画像の再構成を行う。
第1の断層画像生成手段36は、予め決められた第1のスライス間隔の断層画像を、断層画像再構成手段34を用いて生成する。
関心領域検出手段37は、放射線画像から作成された断層画像を解析して、腫瘤等の観察対象となる領域を関心領域として検出する。
例えば、放射線を用いて撮影した画像上に現れた癌化した部分の腫瘤陰影は、おおむね丸味をおびた輪郭を持ち、かつ、画像上では周囲に比べて画素値が大きな領域として観測される。このような腫瘤陰影は、半球状で同じ濃度が同心円状に広がる形状の領域(円形凸領域)で、濃度値の分布が周縁部から中心部に向かうにしたがって低くなるという濃度勾配が認められる。その濃度勾配は腫瘤の中心方向に向かって集中するもので勾配ベクトルとして算出し、その勾配ベクトルの集中度から腫瘤陰影等の陰影を検出することができる(魏 軍、荻原 義裕、清水 明伸、小畑 秀文、“こう配ベクトルの点集中性フィルタの特性解析”、電子情報通信学会論文誌(D-II) Vol.J84-D-II No.7,pp.1289-1298,2001.、または、魏 軍、荻原 義裕、小畑 秀文、“がん陰影候補抽出のための勾配ベクトル集中フィルタ”、電子情報通信学会論文誌(D-II) Vol.J83-D-II No.1,pp.118-125,Jan.2000.を参照)。
具体的に、勾配ベクトルの集中度は次のようにして求める。
まず、勾配ベクトルは計算対象となる画像を構成する全ての画素について、下記式(1)に示す計算式に基づいた画像データの勾配ベクトルの向きφを求める。
Figure 2008110098
ここでf11 〜f55は、図11に示すように、その画素jを中心とした縦5画素×横5画素のマスクの外周上の画素に対応した画素値(画像データ)である。
そこで、対象となる画像を構成する全ての画素について、勾配ベクトルの集中度Cを式(2)にしたがって算出する。
Figure 2008110098
ここで、Nは注目画素を中心に半径lの円内に存在する画素の数、θj は、注目画素とその円内の各画素jとを結ぶ直線と、その各画素jにおける上記式(1)で算出された勾配ベクトルとがなす角である(図12、13参照)。したがって上記式(2)で表される集中度Cは、各画素jの勾配ベクトルの向きが集中する画素で大きな値をとる。
つまり、腫瘤陰影近傍の各画素jの勾配ベクトルは、腫瘤陰影のコントラストの大小に拘らず、その腫瘤陰影の略中心部に向くため、上記集中度Cが大きな値を採る画素は、腫瘤陰影の中心部の画素ということができる。一方、血管などの線状パターンの陰影は勾配ベクトルの向きが一定方向に偏るため集中度Cの値は小さい。したがって、画像を構成する全ての画素についてそれぞれ注目画素に対する上記集中度Cの値を算出し、その集中度Cの値が予め設定された閾値を上回るか否かを評価することによって、腫瘤陰影のような関心領域(図14の破線で囲まれた領域)を検出することができる。
また、このような集中度を評価するものの中には、腫瘤の大きさや形状に左右されない検出力を達成するために、フィルタの大きさと形状に工夫をしたものがあり、代表的なものとして、アイリスフィルタが挙げられる。アイリスフィルタでは、このフィルタの出力が最大となる範囲の領域を関心領域として抽出することができる。
さらに、アイリスフィルタ等で検出された領域内部の濃度ヒストグラムを求め、このヒストグラムに基づく複数の特徴量、すなわち分散値、コントラスト、角モーメント等を算出し、さらに各特徴量を所定の重み付け関数で定義して新たな評価値を算出し、算出された評価値に基づいて、アイリスフィルタ等で検出された領域が悪性陰影であるか否かを判定し、悪性陰影のみを関心領域として検出するようにしてもよい(例えば、詳細は本出願人により提案されている特開平8-294479号公報、特開平9-167238号公報を参照)。
この特徴量には上記の他、アイリスフィルタで検出された領域の辺縁の特徴を表すエッジ情報の、分散値、偏り、相関値、モーメント、エントロピーなどを用いることができる。
また、この評価値にはマハラノビス距離を用いることができる。具体的には、良性陰影を示すパターンクラス(i=1)とのマハラノビス距離Dm1、悪性陰影を示すパターンクラス(i=2)とのマハラノビス距離Dm2を算出し、良性陰影を示すパターンクラスとのマハラノビス距離Dm1が悪性陰影を示すパターンクラスとのマハラノビス距離Dm2より近い場合、すなわちDm1<Dm2の場合は良性陰影であり、良性陰影を示すパターンクラスとのマハラノビス距離Dm1より悪性陰影を示すパターンクラスとのマハラノビス距離Dm2が近い場合、すなわちDm1>Dm2の場合は悪性陰影であると判定し、悪性陰影と判定されたものだけを関心領域として検出するものであってもよい(例えば、詳細は本出願人により提案されている特開2002-74325公報を参照)。
第2の断層画像生成手段38は、関心領域が検出された断層画像のスライス位置近傍では第1のスライス間隔よりも細かい第2のスライス間隔で断層画像を生成する。第1のスライス間隔で作成された断層画像から腫瘍らしい関心領域が検出された場合には、その近傍でスライス間隔を細かくして観察したいという要求がある。そこで、関心領域が検出されたスライス位置の前後では、断層画像再構成手段34を用いて、第1のスライス間隔よりも細かい第2のスライス間隔で断層画像を追加生成する。
断層画像表示手段40は、表示部35に断層画像の深さの順に従って断層画像を切替えながら連続して表示する。このとき、断層画像が切り替わる速さが深さの変化に対して一定になるように表示することにより、観察者が関心領域に腫瘍などが表れている大きさを直感的に把握することができる。そこで、第2のスライス間隔で生成された断層画像を表示する時間間隔を第1のスライス間隔で生成された断層画像を表示する時間間隔より短くして、表示する断層画像の深さの変化が時間的に一定になるように表示する。
また、表示部35は、診断に適するように高精細な表示装置を用いるのが好ましい。
そこで、本実施の形態の放射線断層画像取得装置1を用いて、被写体の乳房を撮影して断層画像を生成する流れについて具体的に説明する。
まず、乳房Mの撮影を行うために、被写体が乳房画像撮像装置2の横に立つと、オペレータは、操作パネルなどの操作部28から被写体の身長に応じたアームの高さと、乳房Mの大きさや形状に応じたアームの回転角を入力し、入力された高さと回転角に応じてアーム移動手段29でアーム25の高さと角度を調整する。MLO撮影の場合は、撮影台24が被写体の胸筋に平行になるように、撮影台24を水平方向から45°〜80°の範囲で傾ける(図15参照)。通常、60°程度傾けて撮影する。CC撮影の場合には、撮影台24を水平方向に保ち、高さを調整する。
また、撮影角θ=0°のときに放射線源22から照射した放射線が乳房Mの中心部分を通るように乳房Mを撮影台24の撮影面上に置く。つまり、図15に示すように、乳房Mの中心部分を通り、撮影台24内の放射線検出器241の検出面から法線方向に伸びたところに放射線源22が位置するように乳房Mが置かれる。
乳房Mは立体的で厚みがあるため、そのまま撮影をすると乳腺や脂肪、血管などが障害になり腫瘍が写しだされないことがあるため、マンモグラフィの検査をする際には、圧迫板210で乳房Mをはさんで薄く均等に引き伸ばして、少ない放射線で小さなしこりの影まではっきり写しだすようにする。そこで、撮影台24が撮影に最適な高さと傾きに調整されると、乳房Mを圧迫板210で圧迫する。
オペレータは乳房Mの圧迫状態を確認しながら、操作パネルやフットスイッチなどの操作部28を用いて徐々に乳房Mを加圧するような指示を入力すると、入力に従って圧迫板移動手段252でアーム25の縦方向に徐々に圧迫板210を押し下げて行く。例えば、圧迫力はフットスイッチを1回押すごとに1kg単位で加圧されるようにして、乳房Mが撮影に適した厚さになるようにフットスイッチを押していく。あるいは、圧迫板が下がって乳房Mに触れると徐々に加圧されるようにしてもよい。
圧迫が完了すると、乳房Mの撮影を開始し、放射線収納部23の放射線源22を各位置S1、S2、・・・、Snから放射線を照射して放射線画像I1、I2、・・・、Inを得る。このように、乳房Mに複数回照射を行うため被曝量が多くならないように、1回の放射線の線量を低くして、トータルで通常撮影のマンモグラフィと同じ程度線量になるように、低線量の放射線を照射する。
断層画像生成装置3は、受信手段31では乳房画像撮像装置2で撮影した複数の放射線画像I1、I2、・・・、Inと撮影条件を受信し、放射線画像記憶手段32に放射線画像I1、I2、・・・、Inを記憶し、撮影条件記憶手段33に撮影条件を記憶する。
第1の断層画像生成手段36は、断層画像再構成手段34を用いて第1のスライス間隔d1で撮影条件記憶手段33に記憶されている撮影条件に応じて、各スライス位置の断層画像を放射線画像I1、I2、・・・、Inから再構成して、図16に示すような、断層画像T1、T2、・・・、Ti、・・・、Tmを生成して、断層画像記憶手段39に記憶する。
生成された断層画像T1、T2、・・・、Ti、・・・、Tmのそれぞれから、関心領域検出手段37で関心領域を検出する。関心領域が断層画像Tiから検出された場合には、第2の断層画像生成手段38で、断層画像Tiとの前後の断層画像Ti-1とTi+1の間で、スライス間隔を細かくした第2のスライス間隔d2で断層画像を追加生成する(図17参照)。
断層画像TiとTi+1の両方から、共に、ほぼ同じ位置から関心領域が検出された場合は、断層画像TiとTi+1の両方に跨って腫瘍などが拡がっていると考えられるため、断層画像Ti-1〜Ti+2の間について、スライス間隔を細かくした第2のスライス間隔で断層画像を追加生成して断層画像記憶手段39に記憶する。
断層画像表示手段40は、表示部35に断層画像記憶手段39に記憶されている断層画像T1、T2、・・・、Tmを深さの順に表示する。また、断層画像T1、T2、・・・、Tmを表示する際、断層画像が切り替わる速さが深さの変化に対して一定になるように表示する。
例えば、図17に示すように、断層画像Ti上に関心領域を検出した場合には、Ti-1とTi+1の間で、スライス間隔を細かくして、第2のスライス間隔d2=d1/5でTi-1〜Tiの間に断層画像Ti-1、Ti-1、Ti-1、Ti-1を追加し、Ti〜Ti+1の間に断層画像Ti、Ti、Ti、Tiを追加した場合、断層画像T1、T2、・・・、Ti-1とTi+1・・・Tmを1sec間隔で各断層画像を表示する場合は、断層画像Ti-1、Ti-1、Ti-1、Ti-1、Ti-1、Ti、Ti、Ti、Ti、Ti、Ti+1は、200msec間隔で表示する。
以上、詳細に説明したように、関心領域の存在するスライス位置付近では、スライス厚を細かくすると共に、表示する断層画像の深さの変化を一定にすることにより、観察者が関心領域に撮影されている腫瘍などの形状を正確に認識することができるとともに、その大きさや位置を正確に把握することが可能になる。
上述の実施の形態では、C軸を中心に放射線収納部23を回転させて、照射線源2を円弧状に移動させる場合について説明したが、放射線収納部23は固定した状態のまま放射線収納部23内で照射線源2を円弧状に移動させるようにしてもよい。
なお、上記第一の実施の形態においては、第2のスライス間隔で生成された断層画像を表示する時間間隔を第1のスライス間隔で生成された断層画像を表示する時間間隔より短くして、表示する断層画像の深さの変化が時間的に一定になるように表示するようにしたが、必ずしもこれに限られることはなく、断層画像の表示をスライス間隔によらず一定にしたり、スライス間隔が狭い領域の表示時間を長く設定しても良い。このようにすることで、関心領域をより注意深く観察することが出来る。
次に、本発明の第2の実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態では、被写体の同一部位を撮影した2組の放射線画像群のそれぞれから生成した2組の断層画像群を並べて表示する場合について説明する。
本実施の形態の放射線断層画像取得装置1は前述の実施の形態と同じ構成であるので構成の詳細な説明は省略して、2組の放射線画像群から2組の断層画像群を生成して並べて表示する流れについてのみ説明をする。
前述の実施の形態と同様に、乳房画像撮影装置2の撮影台24を撮影に最適な高さと傾きに調整して、乳房Mを圧迫板210で圧迫してトモシンセシス撮影した2組の放射線画像群を放射線画像記憶手段32に記憶する。2組の放射線画像群は、同じ乳房Mを異なる時期に撮影したものである。古い時期に撮影した放射線画像群を過去画像とし、最近撮影した放射線画像群を現在画像とする。
まず、第1の断層画像生成手段36が、断層画像再構成手段34を用いて第1のスライス間隔d1で撮影条件記憶手段33に記憶されている過去画像の撮影条件に応じて、各深さにおけるスライス位置の断層画像を過去の放射線画像I1-old、I2-old、・・・、In-oldを再構成して、断層画像T1-old、T2-old、・・・、Tm-oldを生成して、断層画像記憶手段39に記憶する。同様に、第1のスライス間隔d1で撮影条件記憶手段33に記憶されている過去画像の撮影条件に応じて、各深さにおけるスライス位置の断層画像を過去の放射線画像I1-new、I2-new、・・・、In-newを再構成して、断層画像T1-new、T2-new、・・・、Tm-newを生成して、断層画像記憶手段39に記憶する。
生成された断層画像T1-old、T2-old、・・・、Tm-oldのそれぞれとT1-new、T2-new、・・・、Tm-newのそれぞれから、関心領域検出手段37で関心領域を検出し、関心領域が検出された場合には、第2の断層画像生成手段38で、スライス間隔を細かくした第2のスライス間隔d2で断層画像を追加生成する。
断層画像表示手段40は、図18に示すように、表示部35に断層画像記憶手段39に記憶されている2組の断層画像T1-old、T2-old、・・・、Tm-old(過去画像)とT1-new、T2-new、・・・、Tm-new(現在画像)とを並べて深さの順に表示する。また、断層画像T1、T2、・・・、Tmを表示する際、断層画像が切り替わる速さが深さの変化に対して一定になるように表示する。また、表示する際には、2組の断層画像群T1-old、T2-old、・・・、Tm-oldとT1-new、T2-new、・・・、Tm-newを断層の深さの順に切り替えながら並べて画面上に表示するが、表示する2組の断層画像群のうちの同じ深さの断層画像が同時に表示できるようにする。例えば、図19に示すように、Ti-newの前後にスライス間隔の細かい断層画像T(i-1)-new、T(i-1)-newとTi-new、Ti-newを追加生成した場合には、T(i-1)-oldとTi-oldが表示される間に、T(i-1)-new、T(i-1)-newが表示され、Ti-oldとT(i+1)-oldが表示される間に、Ti-new、Ti-newが表示されるようにする。
本実施の形態では、過去画像と現在画像について説明したが、左右の乳房のように対称な部位を撮影した放射線画像を再構成してもよい。
また、左右の乳房を表示する際、図22に示すように、乳房の厚さを示す画像(図22のaの部分)上にインジケータ(破線)を表示して乳房の断層画像のスライス位置がわかるように表示してもよい。図22は、MLOの方向で撮影された左右の乳房を並べて表示する例を示しているが、過去画像と現在画像を表示する場合でも同様の表示をすることができる。このようなインジケータの表示は、比較する画像を並べて表示する場合に限られず、右の乳房のみ、あるいは、左の乳房のみの断層画像を表示する場合にインジケータを表示するようにしてもよい。このインジケータの表示により観察している位置を把握することができるようになる。
以上、詳細に説明したように、過去画像と現在画像を並べて表示し、さらに、同じ深さの断層画像が表示されるように切替えて表示することにより過去と現在の違いがわかりやすくなる。
次に、図面を参照して本発明の第3の実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態では、関心領域検出手段が、高線量で撮影した放射線画から検出した関心領域を参照して、各断層画像から関心領域を検出する場合について説明する。
本実施の形態の放射線断層画像取得装置1aの構成を、図20と図21に示す。前述の実施の形態と同じ構成は同一符号を付して詳細な説明は省略して、相違する構成についてのみ説明をする。
放射線断層画像取得装置1は、被写体の乳房Mを異なる方向から放射線を照射して撮影した複数の放射線画像を取得する乳房画像撮影装置2と、乳房画像撮影装置2で取得した複数の放射線画像を再構成して断層画像を生成する断層画像生成装置3aと、乳房画像撮影装置2と断層画像生成装置3aを接続するネットワーク4から構成される。
断層画像生成装置3aは、乳房画像撮影装置2で撮影した放射線画像I や撮影条件などのデータを受信する受信手段31と、放射線画像Iを記憶する放射線画像記憶手段32と、乳房画像撮影装置2から受信した撮影条件を記憶する撮影条件記憶手段33と、複数の放射線画像Iから断層画像Tを再構成する断層画像再構成手段34と、断層画像再構成手段34を用いて第1のスライス間隔で複数の断層画像Tを生成する第1の断層画像生成手段36と、第1のスライス間隔で生成された断層画像Tより関心領域を検出する関心領域検出手段37と、関心領域が検出された断層画像Tのスライス位置近傍では前記第1のスライス間隔よりも細かい第2のスライス間隔で断層画像再構成手段34を用いて断層画像Tを生成する第2の断層画像生成手段38と、生成した断層画像Tを記憶する断層画像記憶手段39と、断層画像Tを表示する表示部35と、表示部35に断層画像Tの深さの順に従って連続して表示する断層画像表示手段40と、高い線量の放射線を被写体に照射して取得した高線量放射線画像を記憶する高線量放射線画像記憶手段41を備える。
再構成に用いられる複数の放射線画像は、被写体の被曝量が少なくなるように1回当たりは低線量の放射線で照射を行うが、高線量放射線画像は、断層画像の再構成に用いられる複数の放射線画像を撮影した放射線の線量より高い線量の放射線を被写体に照射して取得した画像であり、1回のみ撮影を行う単純X線撮影により得られた放射線画像などである。
高線量の放射線画像は、乳房Mに含まれる乳腺や脂肪が重なり合って撮影されるが、明瞭な画像となる。
そこで、関心領域検出手段37aは、まず、高線量放射線画像から関心領域を検出して、検出した関心領域の位置を基準にして、他の複数の断層画像からこの位置の近くに存在する関心領域を検出するようにする。これにより、複数の断層画像にわたって拡がる腫瘍である場合、各断層画像上に存在する関心領域が同じ腫瘍による陰影であるか否かの判別が行い易くなる。
そこで、本実施の形態の放射線断層画像取得装置1aを用いて、被写体の乳房を撮影して断層画像を生成する流れについて具体的に説明する。
前述の実施の形態と同様に、乳房画像撮影装置2の撮影台24を撮影に最適な高さと傾きに調整して、乳房Mを圧迫板210で圧迫する。
圧迫が完了すると、乳房Mを単純X線撮影のマンモグラフィを撮影するときと同じ線量の放射線を照射して、高線量放射線画像を取得する。
さらに、乳房Mのトモシンセシス撮影を開始し、放射線収納部23の放射線源22を各位置S1、S2、・・・、Snから低線量の放射線を照射して放射線画像I1、I2、・・・、Inを取得する。
乳房画像撮影装置2で撮影された高線量放射線画像と放射線画像I1、I2、・・・、Inはネットワークを介して断層画像生成装置3aに送信され、高線量放射線画像は高線量放射線画像記憶手段41に記憶され、放射線画像I1、I2、・・・、Inは放射線画像記憶手段32に記憶される。
放射線画像記憶手段32に記憶されている放射線画像から断層画像を生成する方法は、第1の実施の形態と同様であるので詳細は省略する。
関心領域検出手段37aは、高線量放射線画像から関心領域を検出して、検出した関心領域の位置を基準にして、他の複数の断層画像からこの位置の近くに存在する関心領域を検出するようにする。
生成された断層画像の表示方法は、第1、2の実施の形態と同様であるので詳細は省略する。
また、上述では、圧迫した乳房を高線量で撮影した後、すぐに、トモシンセシス撮影を行った場合について説明したが、過去に通常の線量で撮影されたマンモグラフィを用いるようにしてもよい。
以上、詳細に説明したように、高線量放射線画像から検出した関心領域の位置を参考にして、断層画像から関心領域を検出することで、断層間の関心領域の関係がわかりやすくなり、スライス間隔を細かくした断層画像を追加する場合であっても、この情報を用いることでスライス間隔を調整してより診断し易くなるように表示を行うことができる。
上述の各実施の形態では、乳房を撮影する場合について説明したが、胸部や腹部などほかの部位を撮影したものであってもよい。
第1の実施の形態の放射線断層画像取得装置の構成図 乳房画像撮影装置のアームの部分の正面図 放射線源の移動を表わした図 圧迫板と撮影台内の固体検出器と線量検出器の関係を表わす図 乳房用画像撮像装置の撮影台内部の概略図 放射線画像検出器(固体検出器)の概略図 放射線画像検出器および電流検出手段の接続態様を示した図 電流検出手段および高電圧電源部の詳細およびこれらと固体検出器の接続態様を示したブロック図 第1の実施の形態の断層画像生成装置の構成図 放射線画像から断層画像を再構成する方法を説明するための図 濃度勾配を説明するための図 勾配ベクトルと注目画素の関係を示す図(その1) 勾配ベクトルと注目画素の関係を示す図(その2) 関心領域を説明するための図 撮影時の撮影台の傾きと乳房の位置の関係を示す図 撮影台と断面の関係を表す図 第1のスライス間隔と第2のスライス間隔の関係を示す図 断層画像を並べて表示した一例 過去画像と現在画像の断層画像の対応を示す図 第2の実施の形態の放射線断層画像取得装置の構成図 第2の実施の形態の断層画像生成装置の構成図 断層画像のスライス位置を示すインジケータを表示した一例
符号の説明
1、1a 放射線断層画像取得装置
2 乳房画像撮影装置
3、3a 断層画像生成装置
4 ネットワーク
22 放射線照射部
23 放射線収納部
24 撮影台
25 アーム
241 放射線画像検出器
26 基台
27 制御部
28 操作部
29 アーム移動手段
31 受信手段
32 放射線画像記憶手段
33 撮影条件記憶手段
34 再構成手段
35 断層画像を表示する表示部
210 圧迫板
251 取付部
252 圧迫板移動手段
210 圧迫板
211 差込部
221 放射線源移動手段
261 送信部
272 撮影条件設定手段
273 移動位置制御手段
274 照射線量制御手段
C 軸

Claims (5)

  1. 放射線画像検出器に対向して設けられた放射線照射部を複数の位置に移動しながら各位置において前記放射線照射部から前記放射線画像検出器上の被写体に対して異なる方向から放射線を照射して、前記放射線画像検出器から取得した複数の放射線画像を記憶する放射線画像記憶手段と、
    前記放射線画像記憶手段に記憶されている複数の放射線画像を再構成して、前記被写体の前記放射線画像検出器の検出面に平行な断層画像を生成する断層画像再構成手段と、
    該断層画像再構成手段を用いて第1のスライス間隔で複数の断層画像を生成する第1の断層画像生成手段と、
    前記第1のスライス間隔で生成された断層画像より関心領域を検出する関心領域検出手段と、
    該関心領域検出手段により前記関心領域が検出された断層画像のスライス位置近傍において、前記断層画像再構成手段を用いて前記第1のスライス間隔よりも細かい第2のスライス間隔で断層画像を生成する第2の断層画像生成手段とを備えたことを特徴とする放射線断層画像生成装置。
  2. 前記放射線照射部より、前記断層画像の再構成に用いられる複数の放射線画像を撮影した放射線の線量より高い線量の放射線を前記被写体に照射して取得した高線量放射線画像を記憶する高線量放射線画像記憶手段をさらに備え、
    前記関心領域検出手段が、前記高線量放射線画像から関心領域を検出し、該関心領域の位置を加味して、前記各断層画像から前記関心領域を検出するものであることを特徴とする請求項1に記載の放射線断層画像生成装置。
  3. 前記断層画像の深さの順に従って連続して表示する断層画像表示手段をさらに備え、
    前記断層画像表示手段が、前記第2のスライス間隔で生成された断層画像を表示する時間間隔を前記第1のスライス間隔で生成された断層画像を表示する時間間隔より短くして、表示する断層画像の深さの変化が時間的に一定になるように表示するものであることを特徴とする請求項1または2記載の放射線断層画像生成装置。
  4. 前記断層画像表示手段が、前記被写体の同一部位または対称な部位を撮影した2組の放射線画像群のそれぞれから生成した2組の断層画像群を断層の深さの順に切り替えながら並べて画面上に表示するものであり、前記表示する2組の断層画像群のうちの同じ深さの断層画像が同時に表示できるように表示する断層画像を切り替えるものであることを特徴とする請求項3記載の放射線断層画像生成装置。
  5. コンピュータを、
    放射線画像検出器に対向して設けられた放射線照射部を複数の位置に移動しながら各位置において前記放射線照射部から前記放射線画像検出器上の被写体に対して異なる方向から放射線を照射して、前記放射線画像検出器から取得した複数の放射線画像を記憶する放射線画像記憶手段に記憶されている複数の放射線画像を再構成して、前記被写体の前記放射線画像検出器の検出面に平行な断層画像を生成する断層画像再構成手段と、
    該断層画像再構成手段を用いて第1のスライス間隔で複数の断層画像を生成する第1の断層画像生成手段と、
    前記第1のスライス間隔で生成された断層画像より関心領域を検出する関心領域検出手段と、
    該関心領域検出手段により前記関心領域が検出された断層画像のスライス位置近傍において、前記断層画像再構成手段を用いて前記第1のスライス間隔よりも細かい第2のスライス間隔で断層画像を生成する第2の断層画像生成手段として機能させるプログラム。
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