JP2006271513A - X線断層撮影装置 - Google Patents

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克裕 増尾
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Abstract

【課題】複数の断面の断層画像を被曝線量増加と撮影時間長期化を避けつつ注目部位を顕在化させて取得できるうえに、奥行き感をもって断層画像が観察できるようにする。
【解決手段】この発明の装置は、X線管1とFPD2の1回の同期移動で基準断面MAと複数の平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像が取得されるトモシンセシス方式であるので、被検体Mの被曝線量の増加および撮影時間の長期化を避けつつ複数の断面の断層画像が取得でき、また高管電圧と低管電圧のX線透過画像を差し引くことで得られたサブトラクション画像を加算して断層画像を取得するデュアルエネルギー方式であるので、断層画像の中の注目部位を顕在化させられるうえ、基準断面MAと各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像が順に表示されるので、奥行き感をもって断層画像が観察できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、被検体にコーン状X線ビームを照射するX線管と、被検体の透過X線像を検出するX線受像器とを、コーン状X線ビームの中心とX線受像器の中心が常に一致するようにX線管とX線受像器とを被検体を挟んで互いに反対方向に同期移動させながらX線管にX線照射を繰り返させると共に、X線管によるX線照射毎にX線受像器から出力されるX線検出信号にしたがって取得されるX線透過画像を加算することにより、被検体に設定された撮影対象である裁断断面の断層画像を取得するX線断層撮影装置に係り、特に被検体における複数の断面の断層画像を取得する為の技術に関する。
従来、X線断層撮影装置として、図6に示すように、被検体Mにコーン状X線ビームを照射するX線管51と、被検体Mの透過X線像を検出するX線受像器52とを、コーン状X線ビームの中心とX線受像器52の中心が常に一致するようにX線管51とX線受像器52とを被検体Mを挟んで互いに反対方向に同期移動させながらX線管51にX線照射を繰り返させると共に、X線管51によるX線照射毎にX線受像器52から出力されるX線検出信号にしたがって取得されるX線透過画像を加算することにより、被検体Mにおける照準位置へ設定された撮影対象の裁断断面maの断層画像を取得する構成の装置が病院等の医療機関で用いられている。なお、図6の上では裁断断面maが直線の形で示されているが、もちろん裁断断面maは図面に対して垂直な向きに拡がりを有する平面である。
即ち、より具体的に言えば、裁断断面maに位置する点A,Bが、常にX線受像器52の受像面52aの同一点a,点bに投影されるように、X線管51とX線受像器52を同期移動させるのである。こうすると、裁断断面maから外れた位置の点Cは、X線管51とX線受像器52の同期移動に伴って起こるコーン状X線ビームの照射方向の変化につれて受像面52aでの投影位置が変化する。X線管51が位置P1にある時のコーン状X線ビームの照射方向では、点Cが受像面52aの点c1に投影され、X線管51が異なる位置P2に移った時のコーン状X線ビームの照射方向では、点Cが受像面52aの点c2に投影される。
したがって、X線透過画像を加算することで断層画像を取得すれば、点A,Bの信号は集積されて集中するので、断層画像では点A,Bが鮮明となるのに対し、点Cの信号は断層画像全体にばらまかれて(分配されて)分散するので、断層画像では点Cはボケる。点Cが裁断断面maから離れている距離が大きくなるほどボケ度合も大きくなる。その結果、裁断断面maだけが鮮明に撮影された断層画像が、画像の加算という比較的簡単な処理で取得できることになる。
一方、近年、図6のX線断層撮影装置において、X線管51とX線受像器52の1回の同期移動の間にX線管51の管電圧を高低の間で交互に切り換えると共に、X線透過画像を加算する前に、経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を適当な係数をそれぞれ掛けて差し引くことによりサブトラクション画像を取得してから画像の加算を行なうデュアルエネルギー方式の装置も提案されている(例えば、特許文献1,2を参照。)。
高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像に掛ける係数を適当に調整することにより、例えば肺臓組織などの軟部組織は実質的に写らないで専ら肋骨などの骨部組織だけが写っている断層画像を取得したり、骨部組織は実質的に写らないで専ら軟部組織(例えば肺部組織)だけが写っている軟部組織画像を取得したりできる。つまり、デュアルエネルギーX線撮影方式の装置の場合、骨部または肺部などの注目部位を顕在化させた断層画像を取得することが可能となるのである。
他方、図6のX線断層撮影装置において、照準位置となる撮影対象の裁断断面maを基準断面として、基準断面の表側ないし裏側に所定距離を隔てて被検体Mに設定された基準断面と平行な複数の平行断面の断層画像も、X線管51によるX線照射毎にX線受像器52から出力されるX線検出信号にしたがって得たX線透過画像を利用して取得できるトモシンセシス方式の装置もある。トモシンセシス方式の装置の場合、X線管51によるX線照射毎にX線受像器52から出力されるX線検出信号にしたがって取得されるX線透過画像を基準断面からの距離に応じて修正を施して加算することにより、各平行断面の断層画像を取得できる。
特開2004−173856号公報(2〜3頁,図1) 特開2002−325756号公報(3頁4欄,図2〜図5)
しかしながら、上述した従来のデュアルエネルギー方式のX線断層撮影装置の場合、X線管51とX線受像器52の1回の同期移動で撮影できる断層画像が1枚だけであるので、被検体Mの複数の断面の断層画像を撮影する場合には、X線管51とX線受像器52の同期移動を繰り返し行なわなければならず、被検体Mの被曝線量が増加するのに加え、撮影時間も長くなるという問題がある。
また、上述したトモシンセシス方式の場合、X線管51とX線受像器52の1回の同期移動で複数の断面の断層画像が取得できるけれども、取得した断層画像において注目部位が明瞭に現れていないという事態が往々にして起こり、適切な診断が妨げられるという問題がある。また、複数枚の断層画像が取得できても、各断層画像が別々の断層画像として表示されるのであれば、断層画像を奥行き感をもって観察することは出来ず、トモシンセシス方式の持つ威力を十分に発揮させられない。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被検体における複数の断面の断層画像を、被曝線量の増加および撮影時間の長期化を回避しつつ注目部位を顕在化させる状態で取得できるのに加え、取得された断層画像を奥行き感をもって観察することができるX線断層撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明に係るX線断層撮影装置は、被検体にコーン状X線ビームを照射するX線管と、被検体の透過X線像を検出するX線受像器と、コーン状X線ビームの中心とX線受像器の中心が常に一致する状態でX線管とX線受像器とを被検体を挟んで互いに反対方向に同期移動させる同期移動手段と、同期移動手段による1回の同期移動の間にX線管の管電圧を高低の間で交互に切り換えながらX線管にX線照射を繰り返させる制御を行なうX線照射制御手段と、X線管によるX線照射毎にX線受像器から出力されるX線検出信号にしたがって被検体に照準位置となる撮影対象の裁断断面として設定された基準断面の断層画像の取得に必要なX線透過画像を取得する基準断面用画像取得手段と、基準断面の表側ないし裏側に所定距離を隔てて被検体に設定された基準断面と平行な複数の平行断面の断層画像の取得に必要なX線透過画像を前記基準断面用画像取得手段により取得されたX線透過画像に基づいて各平行断面ごとに取得する平行断面用画像取得手段と、基準断面および平行断面の断層画像の取得に必要な各X線透過画像について経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を差し引くことによりサブトラクション画像を基準断面および各平行断面ごとに取得する画像サブトラクション手段と、画像サブトラクション手段で取得したサブトラクション画像を加算することによりX線断層画像を基準断面および各平行断面ごとに取得する断層画像取得手段と、断層画像取得手段により取得された基準断面および各平行断面の設定位置(裁断位置)の各断層画像を順に表示する断層画像表示手段とを備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1の発明のX線断層撮影装置で断層撮影が実行される場合、被検体にコーン状X線ビームを照射するX線管と被検体の透過X線像を検出するX線受像器とが、同期移動手段によってコーン状X線ビームの中心とX線受像器の中心が常に一致する状態で被検体を挟んで互いに反対方向に移動する同期移動が1回行なわれる間、X線照射制御手段による制御によりX線管の管電圧が高低の間で交互に切り換えられながらX線管からコーン状X線ビームが被検体に繰り返し照射される。
一方、X線受像器の後段では、基準断面用画像取得手段によりX線管によるX線照射毎にX線受像器から出力されるX線検出信号にしたがって被検体に照準位置となる撮影対象の裁断断面として設定された基準断面の断層画像の取得に必要なX線透過画像が取得される。他方、画像サブトラクション手段によって、基準断面の断層画像の取得に必要な各X線透過画像について経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を差し引くことによりサブトラクション画像が取得された後、断層画像取得手段によってサブトラクション画像が加算されることによりX線断層画像が基準断面について取得される。
また、適時、基準断面用画像取得手段により取得されたX線透過画像に基づき、平行断面用画像取得手段によって、基準断面の表側ないし裏側に所定距離を隔てて被検体に設定された基準断面と平行な複数の平行断面の断層画像の取得に必要なX線透過画像が各平行断面ごとに取得されると共に、画像サブトラクション手段によって、平行断面の断層画像の取得に必要な各X線透過画像について経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を差し引くことによりサブトラクション画像が各平行断面ごとに取得された後、断層画像取得手段によってサブトラクション画像が加算されることによりX線断層画像が各平行断面ごとに取得される。
そして、取得された基準断面および各平行断面の断層画像は、断層画像表示手段によって順に表示され、医師やオペレータにより観察される。
即ち、請求項1の発明のX線断層撮影装置の場合、X線管およびX線受像器の1回の同期移動でもって、被検体に照準位置となる撮影対象の裁断断面として設定された基準断面および基準断面の表側ないし裏側に所定距離を隔てて被検体に設定された基準断面と平行な複数の平行断面の断層画像の取得に必要なX線透過画像の取得が可能であると共に、断層画像の取得に必要なX線透過画像を加算する前に、経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を差し引くことによりサブトラクション画像を取得してから加算を行なって断層画像を基準断面および各平行断面ごとに取得する構成とされているのに加え、取得された基準断面および各平行断面の断層画像が順に表示される構成とされている。
その結果、請求項1の発明の装置には、X線管およびX線受像器の1回の同期移動で基準断面と複数の平行断面の断層画像が取得されるトモシンセシス方式機能が組み込まれ、被検体の被曝線量の増加および撮影時間の長期化を回避しつつ被検体における複数の断面の断層画像が取得できる。
加えて、請求項1の発明の装置には、経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を差し引くことにより得られたサブトラクション画像を加算することで断層画像が取得されるデュアルエネルギー機能が組み込まれ、断層画像の中の注目部位を顕在化させた状態で断層画像を取得することができる。
さらに、請求項1の発明の装置の場合、取得された基準断面および各平行断面の断層画像が順に表示される画像表示機能が組み込まれていて、あたかも観察者が自らの目を手前から奥へ或いは逆に奥から手前に走らせて見る時と同じ状態で断層画像が見れるので、観察者は取得された断層画像を奥行き感をもって観察することができる。
また、請求項2の発明は、画像サブトラクション手段が、経時的に最初と最後となるX線透過画像を除いた残りのX線透過画像については、経時的に前に隣り合うX線透過画像とのサブトラクション画像と経時的に後に隣り合うX線透過画像とのサブトラクション画像の二つのサブトラクション画像を取得するものである。
[作用・効果]請求項2の発明のX線断層撮影装置の場合、画像サブトラクション手段が、経時的に最初と最後となるX線透過画像を除いた残りのX線透過画像については、経時的に前に隣り合うX線透過画像とのサブトラクション画像と経時的に後に隣り合うX線透過画像とのサブトラクション画像の二つのサブトラクション画像を取得するので、経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像の2枚の画像ごとに1枚のサブトラクション画像を取得する場合に比べ、断層画像取得の為に加算されるサブトラクション画像の数が略2倍となり、その結果、取得される断層画像は高画質である。
即ち、この発明のX線断層撮影装置の場合、X線管およびX線受像器の1回の同期移動でもって、被検体に照準位置となる撮影対象の裁断断面として設定された基準断面および基準断面の表側ないし裏側に所定距離を隔てて被検体に設定された基準断面と平行な複数の平行断面の断層画像の取得に必要なX線透過画像の取得が可能であると共に、断層画像の取得に必要なX線透過画像を加算する前に、経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を差し引くことによりサブトラクション画像を取得してから加算を行なって断層画像を基準断面および各平行断面ごとに取得する構成とされているのに加え、取得された基準断面および各平行断面の断層画像が、基準断面および各平行断面の設定位置(裁断位置)の順に画像の途切れが生じない時間間隔で表示される構成とされている。
その結果、この発明の装置には、X線管およびX線受像器の1回の同期移動で基準断面と複数の平行断面の断層画像が取得されるトモシンセシス方式機能が組み込まれ、被検体の被曝線量の増加および撮影時間の長期化を回避しつつ被検体における複数の断面の断層画像が取得できる。
加えて、この発明の装置には、経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を差し引くことにより得られたサブトラクション画像を加算することで断層画像が取得されるデュアルエネルギー機能が組み込まれ、断層画像の中の注目部位を顕在化させた状態で断層画像を取得することができる。
さらに、この発明の装置の場合、取得された基準断面および各平行断面の断層画像が、順に表示される画像表示機能が組み込まれていて、あたかも観察者が自らの目を手前から奥へ或いは逆に奥から手前に走らせて見る時と同じ状態で断層画像が見れるので、観察者は取得された断層画像を奥行き感をもって観察することができる。
よって、この発明のX線断層撮影装置によれば、被検体における複数の断面の断層画像を、被曝線量の増加および撮影時間の長期化を回避しつつ注目部位を顕在化させる状態で取得できるのに加え、取得された断層画像を奥行き感をもって観察することができる。
この発明のX線断層撮影装置の実施例について図面を参照しながら詳しく説明する。図1は実施例に係る医用のX線断層撮影装置の全体構成を示すブロック図である。
実施例の装置は、X線断層撮影対象である被検体Mを載置する天板BDと、天板BDの上の被検体Mにコーン状X線ビームを照射するX線管1と、被検体Mの透過X線像を検出するX線受像器であるフラットパネル型X線検出器(以下、「FPD」と略記)2と、コーン状X線ビームの中心とFPD2の中心が常に一致する状態でX線管1とFPD2とを被検体Mを挟んで互いに反対方向に同期移動させる同期移動機構3と、同期移動機構3による1回の同期移動の間にX線管1の管電圧を高低の間で短時間の間に交互に切り換えながらX線管1にX線照射を繰り返させる制御を行なうX線照射制御部4とを備えている。通常、X線管1の管電圧が数十ミリ秒(mSEC)〜数百ミリ秒程度の時間間隔で切り換えられながらX線管1からコーン状X線ビームがパルス照射される構成となっている。
またFPD2の後段には、X線管1によるX線照射に伴ってFPD2から出力されるX線検出信号を処理する検出信号処理部5を備えていて、検出信号処理部5はX線管1によるX線照射毎にFPD2から出力されるX線検出信号にしたがって被検体Mに照準位置となる撮影対象の裁断断面として設定された基準断面MAの断層画像の取得に必要なX線透過画像を取得する基準断面用画像取得部6と、図3にも示すように、基準断面MAの表側ないし裏側に所定距離を隔てて被検体Mに設定された基準断面MAと平行な複数の平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像の取得に必要なX線透過画像を基準断面用画像取得部6により取得されたX線透過画像に基づいて各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnごとに取得する平行断面用画像取得部7とが配備されている。
実施例の装置の同期移動機構3は、同期移動制御部8の制御にしたがって直線軌道NA,NBの一方の直線軌道NAに沿ってX線管1を直進移動させるのと同時に、他方の直線軌道NBに沿ってFPD2を反対方向へ直進移動させる。より具体的に言えば、同期移動機構3にはX線管1の位置移動機能およびX線照射角度(首振り角度)の変更機能や、FPD2の位置移動機能などが備わっていて、図1に示すように、X線管1を位置F1→位置F2→位置F3と移動させると同時にX線管1の首振り角度を調整してX線照射角度を変化させながら、X線管1の移動に合わせて、FPD2を位置f1→位置f2→位置f3と移動させる
天板BDは天板移動機構9が天板移動制御部10の制御にしたがって天板BDを縦ないし横および上下に移動させられる構成とされている。またX線管1とFPD2の間隔を調整可能にする為に、X線管1とFPD2の一方または両方をX線ビームの照射方向に手動あるいは電動で移動させられる構成とされている。したがって、天板BDまたはX線管1やFPD2を移動させることで、被検体Mに照準位置となる撮影対象の裁断断面として基準断面MAを設定することができる。
さらに、検出信号処理部5の後段には、基準断面MAおよび平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像の取得に必要な各X線透過画像について経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を適当な係数をそれぞれ掛けて差し引くことによりサブトラクション画像を基準断面MAおよび各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnごとに取得する画像サブトラクション部11と、画像サブトラクション部11で取得したサブトラクション画像を加算することによりX線断層画像を基準断面MAおよび各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnごとに取得する断層画像取得部12と、断層画像取得部12により取得された断層画像を記憶する断層画像メモリ13とを備えているのに加え、断層画像メモリ13に記憶されている断層画像の表示階調(濃淡)を調整する表示階調調整部14と、表示階調調整部14による表示階調の調整の済んだ断層画像を基準断面MAおよび各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの設定位置(裁断位置)の順に画像の途切れが生じない時間間隔で表示する表示用モニタ15の他に、断層撮影の実行に必要な指令やデータ等を入力するための操作部16などを備えている。
なお、表示用モニタ15には装置稼働に必要な操作用メューなども表示される。また操作部16はキーボードやいわゆるマウスなどの入力機器類で構成されている。
FPD2は、被検体Mからの透過X線像が投影されるX線検出面(X線受像面)2Aに多数のX線検出素子(図示省略)が被検体Mの体軸方向と体側方向に沿って縦横に配列された構成となっている。実施例装置に用いられるFPD2の場合、例えば、縦30cm×横30cm程の広さのX線検出面2Aに、X線検出素子が例えば縦1024×横1024のマトリックスで縦横に配列されている。FPD2は薄型・軽量であるので、FPD2まわりの構造が簡潔なものになるのに加えて、画像歪みが少ないので、X線透過画像が被検体Mの透過放射線像の形状と的確に対応したものになる。
実施例の装置における断層画像の取得原理は次の通りである。例えば基準断面MAについて説明すると、図2に示すように、基準断面MAに位置する点G,Hが、常にFPD2のX線検出面2Aの同一点g,点hに投影されるように、FPD2をX線管1によるX線照射方向に合わせて移動させる。こうすると、基準断面MAから外れた位置の点Iは、X線の照射角度の変化につれてX線検出面2Aでの投影位置が変化する。X線管1が位置K1にある時のX線照射角度では、点Iが位置k1にあるX線検出面2Aの点i1に投影され、X線管1が異なる位置K2に移った時のX線照射角度では、点Iが位置k2にあるX線検出面2Aの点i2に投影される。
したがって、X線透過画像を加算して断層画像を取得すれば、点G,Hの信号は集積されて集中するので、断層画像では点G,Hが鮮明となるのに対し、点Iの信号は断層画像全体にばらまかれて(分配されて)分散するので、断層画像では点Iはボケる。点Iが基準断面MAから離れている距離が大きくなるほどボケ度合も大きくなる。その結果、基準断面MAだけが鮮明に撮影された断層画像が、画像の加算という比較的簡単な処理で取得できることになる。また基準断面MAと平行な各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像の取得についても、原理的には基準断面MAの場合と全く同様である。
但し、実施例の装置の場合、断層画像の取得に必要なX線透過画像を加算する前に、経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を適当な係数をそれぞれ掛けて差し引くことによりサブトラクション画像を画像サブトラクション部11で得てから断層画像取得部12で加算することで断層画像を取得する構成となっている。つまり実施例の装置にはデュアルエネルギー機能が組み込まれているのである。
更に具体的に言えば、画像サブトラクション部11の場合、例えば高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像にそれぞれ掛ける係数を適当に調整することにより、例えば肺臓組織などの軟部組織は実質的に写らないで専ら肋骨などの骨部組織だけが写っている断層画像を取得したり、逆に骨部組織は実質的に写らないで専ら軟部組織(例えば肺部組織)だけが写っている軟部組織画像を取得したりできる。つまり、実施例の装置はデュアルエネルギー機能が組み込まれているので、骨部または肺部などの注目部位を顕在化させた断層画像が取得できるのである。
加えて、実施例の装置の画像サブトラクション部11の場合、経時的に最初と最後となるX線透過画像を除いた残りのX線透過画像については、経時的に前に隣り合うX線透過画像とのサブトラクション画像と経時的に後に隣り合うX線透過画像とのサブトラクション画像の二つのサブトラクション画像を取得する構成となっており、単純に経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像の2枚の画像ごとに1枚のサブトラクション画像を取得する場合に比べると、断層画像取得の為に加算されるサブトラクション画像の数が略2倍となる結果、取得される断層画像は高画質である。
続いて、基準断面MAの表側ないし裏側に所定距離を隔てて基準断面MAと平行な状態で設定されている複数の平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnについて、平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbn自体の設定およびその断層画像の取得に関連する構成を説明する。
平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnを設定する時は、操作部16により基準断面MAとの間の距離データおよび平行断面の枚数データを入力する。今、基準断面MAおよび隣接する平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbn同士の間の間隔が全て距離dであって、基準断面MAの表側の平行断面Ma1〜Manの枚数がn枚であり、基準断面MAの裏側の平行断面Mb1〜Mbnの枚数もn枚であると操作部16で入力すると、図3に示すように、2n枚の平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnが設定される。操作部16により設定された2n枚の平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnのそれぞれと基準断面MAとの間の各距離は平行断面設定部17により保持される。
一方、平行断面用画像取得部7は、基準断面用画像取得部6により取得されたX線透過画像に基づいて、複数の平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像の取得に必要なX線透過画像を各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnごとに取得する。即ち、図4に示すように、例えば位置F1でX線管1からコーン状X線ビームを照射して基準断面MAのX線透過画像を取得したとして、平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnのうちの任意の平行断面Mak,Mbkについてみると、基準断面MAに対し距離LA、LBだけ離れている分だけX線ビームの照射角度に角度差Δθ1,Δθ2がある。換言すれば、X線管1から各平行断面Mak,Mbkを見た時に照射角度差Δθ1,Δθ2に見合った視差が生じており、FPD2のX線検出面2Aの上で各平行断面Mak,Mbkの透過X線像は基準断面MAの透過X線像に対し距離La,Lbだけシフトしていると見做すことができる。
したがって、平行断面用画像取得部7は、元になる基準断面MAのX線透過画像が取得された時のX線管1の照射位置と平行断面設定部17により保持されている平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnのそれぞれの基準断面MAとの間の距離にしたがって距離Laないし距離Lbを算出すると共に、算出した距離Laないし距離Lbの分だけ基準断面MAのX線透過画像の画素をシフトさせることで各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像の取得に必要なX線透過画像を各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnごとに取得することができる。
平行断面用画像取得部7によりX線透過画像を取得した後は、基準断面MAの場合と同様、平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnごとに画像サブトラクション部11でサブトラクション画像を取得してから断層画像取得部12で加算する処理を行なうことにより、各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像をそれぞれ取得する。
そして、上述のようにして取得された基準断面MAおよび平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像は、表示用モニタ15により基準断面MAおよび各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの設定位置(裁断位置)の順に画像の途切れが生じない時間間隔で表示される。
より具体的な場合について説明すると、基準断面MAおよび平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnを例えば1mm間隔で例えば200枚ほど設定し、また基準断面MAおよび平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnごとに取得されるX線透過画像の枚数を例えば40枚程とすると、サブトラクション画像の枚数も40枚程となり、また断層画像は200枚ほど取得することになって、30ミリ秒の時間間隔で表示した場合、5秒前後で全断層画像を表示観察できることになる。
なお、主制御部18は、コンピュータとその動作プログラムを中心に構成されており、操作部16によって入力される指令やデータあるいは撮影の進行状況に合わせて、必要な命令信号やデータ信号を各部に送出し、装置を正常に稼働させる機能を発揮する。
続いて、以上に述べた構成を有する実施例の装置における断層画像の取得・表示プロセスを図面を参照して説明する。図5は実施例のX線断層撮影装置における断層画像の取得・表示プロセスの一例を示すフローチャートである。
なお、以下では、被検体Mが撮影位置に既にセットされて基準断面MAおよび平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの設定が済んだ段階から説明する。
〔ステップS1〕X線管1がFPD2と共に同期移動しながら天板BDの被検体Mに対して管電圧の高い高エネルギーX線と管電圧の低い低エネルギーのX線照射を交互に繰り返す(被検体MにデュアルエネルギーX線照射を行なう)。
〔ステップS2〕基準断面用画像取得部6により基準断面MAの断層画像の取得に必要なX線透過画像が取得される。
〔ステップS3〕画像サブトラクション部11により基準断面MAについてのX線透過画像のサブトラクション画像が取得される。
〔ステップS4〕断層画像取得部12によりサブトラクション画像の加算が行なわれて基準断面MAの断層画像が取得される。
〔ステップS5〕平行断面用画像取得部7により平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像の取得に必要なX線透過画像を平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnごとに取得する。
〔ステップS6〕画像サブトラクション部11により平行断面についてのX線透過画像のサブトラクション画像が取得される。
〔ステップS7〕断層画像取得部12によりサブトラクション画像の加算が行なわれて平行断面の断層画像が取得される。
〔ステップS8〕全ての平行断面について断層画像が取得されれば、次のステップS9へ進む。断層画像を取得していない平行断面が残っていれば、ステップS6へ戻る。
〔ステップS9〕基準断面MAおよび全平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像を裁断位置の順に表示用モニタ15に表示され、オペレータや医師による観察が行なわれると、X線断層撮影は終了となる。
以上に述べたように実施例のX線断層撮影装置の場合、X線管1およびFPD2の1回の同期移動でもって、被検体Mに設定された基準断面MAおよび複数の平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像の取得に必要なX線透過画像の取得が可能であると共に、断層画像の取得に必要なX線透過画像を加算する前に、経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を適当な係数をそれぞれ掛けて差し引くことによりサブトラクション画像を取得してから加算を行なって断層画像を基準断面MAおよび各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnごとに取得する構成とされるいるのに加え、取得された基準断面MAおよび各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像が、基準断面MAおよび各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの設定位置(裁断位置)の順に画像の途切れが生じない時間間隔で表示される構成とされている。
その結果、実施例の装置には、X線管1およびFPD2の1回の同期移動で基準断面MAと複数の平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像が取得されるトモシンセシス方式の撮影機構が組み込まれ、被検体の被曝線量の増加および撮影時間の長期化を回避しつつ被検体Mにおける複数の断面の断層画像が取得できる。
加えて、実施例の装置には、経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を適当な係数をそれぞれ掛けて差し引くことにより得られたサブトラクション画像を加算することで断層画像が取得されるデュアルエネルギー方式の撮影機構が組み込まれ、断層画像の中の注目部位を顕在化させた状態で断層画像を取得できる。
さらに、実施例の装置の場合、取得された基準断面MAおよび各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの断層画像が、基準断面MAおよび各平行断面Ma1〜Man,Mb1〜Mbnの設定位置(裁断位置)の順に画像の途切れが生じない時間間隔で表示され、あたかも観察者が自らの目を手前から奥へ或いは逆に奥から手前に走らせて見る時と同じ状態で断層画像が見れるので、観察者は取得された断層画像を奥行き感をもって観察できる。
よって、実施例のX線断層撮影装置によれば、被検体Mにおける複数の断面の断層画像を、被曝線量の増加および撮影時間の長期化を回避しつつ注目部位を顕在化させる状態で取得できるのに加え、取得された断層画像を奥行き感をもって観察することができる。
この発明は、上記の実施例に限られるものではなく、以下のように変形実施することも可能である。
(1)実施例の装置の場合、X線管1とFPD2が直線軌道NA,NBに沿って同期移動する構成であったが、X線管1とFPD2が円弧軌道や渦巻き軌道に沿って同期移動する以外は実施例と同じ構成の装置が、変形例として挙げられる。
(2)実施例の装置の場合、被検体Mの透過X線像を検出するX線受像器がFPD2であったが、被検体Mの透過X線像を検出するX線受像器は、FPD2に限らず、例えばイメージインテンシファイアとTVカメラを組み合わせて構成した2次元X線検出器であってもよい。
(3)実施例のX線断層撮影装置は、医用の装置であったが、この発明は、工業用や原子力用の装置に適用することもできる。
実施例のX線断層撮影装置の全体構成を示すブロック図である。 実施例の装置における断層画像の取得原理を説明するための模式図である。 被検体における基準断面および平行断面の設定状況を示す斜視図である。 被検体の基準断面と平行断面の間のX線照射角度の差を示す模式図である。 実施例の装置における断層画像の取得・表示プロセスの一例を示すフローチャートである。 従来のX線断層撮影装置における断層画像の取得原理を説明するための模式図である。
符号の説明
1 …X線管(X線照射手段)
2 …FPD(X線受像器)
3 …同期移動機構
4 …X線照射制御部
6 …基準断面用画像取得部
7 …平行断面用画像取得部
11 …画像サブトラクション部
12 …断層画像取得部
15 …表示用モニタ(断層画像表示手段)
M …被検体
MA …基準断面
Ma1〜Man…平行断面
Mb1〜Mbn…平行断面

Claims (2)

  1. 被検体にコーン状X線ビームを照射するX線管と、被検体の透過X線像を検出するX線受像器と、コーン状X線ビームの中心とX線受像器の中心が常に一致する状態でX線管とX線受像器とを被検体を挟んで互いに反対方向に同期移動させる同期移動手段と、同期移動手段による1回の同期移動の間にX線管の管電圧を高低の間で交互に切り換えながらX線管にX線照射を繰り返させる制御を行なうX線照射制御手段と、X線管によるX線照射毎にX線受像器から出力されるX線検出信号にしたがって被検体に照準位置となる撮影対象の裁断断面として設定された基準断面の断層画像の取得に必要なX線透過画像を取得する基準断面用画像取得手段と、基準断面の表側ないし裏側に所定距離を隔てて被検体に設定された基準断面と平行な複数の平行断面の断層画像の取得に必要なX線透過画像を前記基準断面用画像取得手段により取得されたX線透過画像に基づいて各平行断面ごとに取得する平行断面用画像取得手段と、基準断面および平行断面の断層画像の取得に必要な各X線透過画像について経時的に隣り合う高管電圧のX線透過画像と低管電圧のX線透過画像を差し引くことによりサブトラクション画像を基準断面および各平行断面ごとに取得する画像サブトラクション手段と、画像サブトラクション手段で取得したサブトラクション画像を加算することによりX線断層画像を基準断面および各平行断面ごとに取得する断層画像取得手段と、断層画像取得手段により取得された基準断面および各平行断面の設定位置(裁断位置)の各断層画像を順に表示する断層画像表示手段とを備えていることを特徴とするX線断層撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線断層撮影装置において、画像サブトラクション手段が、経時的に最初と最後となるX線透過画像を除いた残りのX線透過画像については、経時的に前に隣り合うX線透過画像とのサブトラクション画像と経時的に後に隣り合うX線透過画像とのサブトラクション画像の二つのサブトラクション画像を取得するX線断層撮影装置。
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