JP2008109284A - 画像欠陥補正装置、画像欠陥補正方法、及びプログラム - Google Patents

画像欠陥補正装置、画像欠陥補正方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】同一の垂直CCDに複数の点欠陥が存在しても、これらの点欠陥により発生する白縦線を良好に補正することを可能にする。
【解決手段】受光素子102が所定の無効信号領域に対向しているときに、点欠陥が存在する垂直CCDで得られる輝度信号の平均値と、複数の垂直CCD103で得られる輝度信号の平均値との差分から第1の補正値を求める。同一の垂直CCD上に複数の点欠陥106,107が存在する場合に、水平CCD104から出力された輝度信号が対応するY方向位置が、複数の点欠陥の各Yアドレスによって区画される複数の領域のいずれに位置するかを判定する。複数の所定係数の中から、判定された領域に対応する所定係数を選択し、該所定係数を、前記第1の補正値に乗算して第2の補正値を算出し、この第2の補正値によって、前記水平CCDから出力された前記輝度信号を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像欠陥補正装置、画像欠陥補正方法、及びプログラムに関し、特に、2次元状に複数個配列された受光素子から、複数の垂直電荷結合素子及び少なくとも1つの水平電荷結合素子によって所定の順序で出力される輝度信号に含まれる画像欠陥を補正する画像欠陥補正装置、該画像欠陥補正装置に適用される画像欠陥補正方法、及び該画像欠陥補正方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
近年、家庭用ビデオカメラやデジタルスチルカメラなどの撮像機器が広く普及している。これらの撮像機器の多くは固体撮像素子を備えており、固体撮像素子は、2次元状に多数配列された受光素子と、複数の垂直CCD(Charge Coupled Device、電荷結合素子)及び1つの水平CCD(複数の場合もある)とから構成されている。そして、垂直CCD及び水平CCDを用いて、各受光素子から所定の順序で輝度信号を取り出す。複数の垂直CCDは各々、垂直方向に1列に配列された受光素子に沿って垂直方向に延び、水平CCDは、水平方向に延び、複数の垂直CCDの各端部に接続される。
上記のような固体撮像素子における画素数は数10万から数100万個であり、固体撮像素子は半導体ウエハ上に配置される。なお一般的に、半導体ウエハには、ある程度の基板欠損(点欠陥)が発生する。
こうした点欠陥の発生を完全に避けることは難しく、もし、量産時において1つでも点欠陥がある固体撮像素子を全て不良品にすると、歩留まりが著しく低下して製造コストを引き上げてしまう。そこで、ある程度点欠陥があるものでも良品にすることにより、歩留まりを向上させ製造コストを抑えている。例えば、50万画素程度の固体撮像素子においては、受光素子や垂直CCDに2〜3個程度の点欠陥があるものでも良品としている。
一般的に、受光素子に発生した点欠陥では、対応する画素の輝度信号が、受光量に関係なく常に高輝度を示し、また、隣接する画素の輝度信号には影響を及ぼさず、画像上において一点のみが白く表示される。
このような点欠陥に起因する問題を解決するために、従来、固体撮像素子に含まれる欠陥画素の位置及びその出力信号に含まれる欠陥成分レベルのデータを記憶しておき、電荷蓄積時間に応じて欠陥補正を行うようにした画像欠陥補正装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、垂直CCDの点欠陥では、一般的に、垂直CCDの中で輝度信号のシフトが行われるため、点欠陥を通過する輝度信号が全て影響を受けてしまう。すなわち、点欠陥が存在する垂直CCDを用いて出力される縦一列の画素の全ての輝度信号が、それぞれ点欠陥を通過する時間に応じた分だけ大きくなってしまう。これによって、縦一列の画素の輝度信号が、実際の画像の輝度よりもそれぞれ高輝度を示し、画像上において白縦線となる。
従来、このような垂直CCDの点欠陥に起因する問題を解決するようにした下記のような画像欠陥補正装置がある(例えば、特許文献2参照)。すなわち、固体撮像素子の遮光部や垂直ダミー部で得られる輝度信号を積分して、輝度信号に含まれる欠陥成分レベルを検出し、これを、点欠陥の存在する垂直CCDから出力される輝度信号から減算するようにしている。
特開平1−103375号公報(特許番号2565261号) 特開2004−364266号公報
しかしながら、垂直CCDの点欠陥に起因する問題を解決する上記従来の画像欠陥補正装置においては、垂直CCDに存在する点欠陥が1列につき多くとも1つ(1つの垂直CCDに多くとも1つ)存在する場合を前提としている。
例えば、水平方向に3000画素を含む固体撮像素子において、垂直CCDの点欠陥が全体で10個所存在する場合、1列に複数個の点欠陥が存在する確率は、下記のようになる。
1−(1列につき最大1個の確率)
=1−PERMUT(3000,10)/(3000^10)
≒0.015=1.5%
ここでPERMUT(a,b)は、a個からb個を選ぶ順列の数とする。
このように、垂直CCDの1列に複数の点欠陥が存在する可能性は稀ではなく、こうした場合、従来の画像欠陥補正装置では白縦線を確実に目立たなくすることはできなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、同一の垂直CCDに複数の点欠陥が存在しても、これらの点欠陥により発生する白縦線を良好に補正することを可能にした画像欠陥補正装置、画像欠陥補正方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、2次元状に複数個配列された受光素子から、複数の垂直電荷結合素子及び少なくとも1つの水平電荷結合素子によって所定の順序で出力される輝度信号に含まれる画像欠陥を補正する画像欠陥補正装置において、前記複数の垂直電荷結合素子のうち点欠陥が存在する垂直電荷結合素子を特定するXアドレスと、該特定された垂直電荷結合素子上の点欠陥の位置を特定するYアドレスとを決定する決定手段と、前記受光素子が所定の無効信号領域に対向しているときに、前記決定手段によって決定されたXアドレスにより特定される垂直電荷結合素子で得られる輝度信号の平均値と、前記複数の垂直電荷結合素子で得られる輝度信号の平均値との差分から第1の補正値を求める第1の補正値算出手段と、同一の垂直電荷結合素子上に複数の点欠陥が存在する場合に、前記水平電荷結合素子から出力された受光素子ごとの輝度信号が対応するY方向位置が、前記複数の点欠陥の各Yアドレスによって区画される複数の領域のいずれに位置するかを判定する領域判定手段と、前記複数の点欠陥に対応する複数の所定係数の中から、前記領域判定手段によって判定された領域に対応する所定係数を選択し、該選択された所定係数を、前記第1の補正値算出手段によって算出された第1の補正値に乗算して第2の補正値を算出する第2の補正値算出手段と、前記第2の補正値算出手段によって算出された第2の補正値によって、前記水平電荷結合素子から出力された前記輝度信号を補正する補正手段とを有することを特徴とする画像欠陥補正装置が提供される。
また、請求項7記載の発明によれば、2次元状に複数個配列された受光素子から、複数の垂直電荷結合素子及び少なくとも1つの水平電荷結合素子によって所定の順序で出力される輝度信号に含まれる画像欠陥を補正する画像欠陥補正装置に適用される画像欠陥補正方法において、前記複数の垂直電荷結合素子のうち点欠陥が存在する垂直電荷結合素子を特定するXアドレスと、該特定された垂直電荷結合素子上の点欠陥の位置を特定するYアドレスとを決定する決定ステップと、前記受光素子が所定の無効信号領域に対向しているときに、前記決定ステップにおいて決定されたXアドレスにより特定される垂直電荷結合素子で得られる輝度信号の平均値と、前記複数の垂直電荷結合素子で得られる輝度信号の平均値との差分から第1の補正値を求める第1の補正値算出ステップと、同一の垂直電荷結合素子上に複数の点欠陥が存在する場合に、前記水平電荷結合素子から出力された受光素子ごとの輝度信号が対応するY方向位置が、前記複数の点欠陥の各Yアドレスによって区画される複数の領域のいずれに位置するかを判定する領域判定ステップと、前記複数の点欠陥に対応する複数の所定係数の中から、前記領域判定手段において判定された領域に対応する所定係数を選択し、該選択された所定係数を、前記第1の補正値算出ステップにおいて算出された第1の補正値に乗算して第2の補正値を算出する第2の補正値算出ステップと、前記第2の補正値算出ステップにおいて算出された第2の補正値によって、前記水平電荷結合素子から出力された前記輝度信号を補正する補正ステップとを有することを特徴とする画像欠陥補正方法が提供される。
さらに、上記画像欠陥補正方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、Yアドレスと垂直電荷結合素子上の点欠陥の位置との関係により、複数の所定係数から適切な係数を選択する。これによって、同一の垂直電荷結合素子上に複数の点欠陥があっても、この点欠陥による白縦線を良好に補正することができる。かくして、撮像素子の製造上の歩留まりを向上させ、デジタルビデオやデジタルカメラなどの固体撮像素子を使用する製品の製造コストを抑えることが可能となる。
また、静止画撮影の場合と動画撮影の場合とにおいて、白縦線の補正方法を切り替える。これにより、同一の撮像素子を使用しながらも、静止画撮影と動画撮影とにおいて、それぞれ良好に白縦線の補正を行うことができる。したがって、同一の撮像素子により静止画と動画とを良好に撮影することができる。
また、垂直電荷結合素子上の点欠陥に関するXアドレス、Yアドレス、所定係数からなる1組の情報をテーブルとして保持する。これにより、撮像素子に合わせたテーブルをもつことが可能になり、個々の撮像素子に応じた白縦線の補正が可能となる。
また、テーブルに記載されたデータを予めソートしておくことにより、補正値演算部が、同時に参照しなければならない情報量を削減し、補正値演算部の回路規模を削減することが可能である。
また、1つの垂直電荷結合素子に複数の点欠陥が存在する場合において、各点欠陥によって区切られる領域ごとに補正値を決定するので、白縦線の良好な補正が可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像欠陥補正装置および該画像欠陥補正装置を含む撮像装置の一部の構成を示すブロック図である。
図1において101は撮像素子であり、複数の受光素子102と、複数の垂直CCD(電荷結合素子)103および水平CCD(電荷結合素子)104と、出力アンプ105とから構成される。複数の受光素子102は2次元状に配列され、各々が、光を電荷に変換する。複数の垂直CCD103は各々、垂直方向に1列に配列された受光素子102に沿って垂直方向に延び、水平CCD104は、水平方向に延び、複数の垂直CCD103の各端部に接続される。複数の垂直CCD103および水平CCD104は、各受光素子102から出力された電荷を受け取って転送(シフト)を行う。なお、撮像素子101内の106,107は、図4を参照して後述するが、同一垂直CCD上に存在する点欠陥である。
108はCDSアンプであり、出力アンプ105から出力された輝度信号に対して相関2重サンプリングによってノイズ除去を行ったのちに信号増幅を行う。109は、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器であり、110は、白縦線を目立たなくするための補正部である。119は、指定された領域における輝度信号を全体および列毎に積分して平均値を求める平均値算出部であり、120は、列毎の平均値を保持する列平均値保持部である。
112は、例えば水晶発振器などからなる画素クロック発振器であり、1画素分の輝度信号の読み取り時間に相当する周期を持つ画素クロックを出力する。113はXカウンタであり、画素クロック発振器112から出力された画素クロックに応じて所定値をカウントする。114はYカウンタであり、Xカウンタ113がリセットする毎にインクリメントして所定値をカウントする。115はHDデコーダであり、Xカウンタ113の出力であるXカウンタ値をデコードして水平同期信号HDを生成する。116はVDデコーダであり、Yカウンタ114の出力であるYカウンタ値をデコードして垂直同期信号VDを生成する。111は駆動部であり、水平同期信号HDおよび垂直同期信号VDを受けて、予め決められた駆動信号パターンに従い、水平転送パルスと、垂直転送パルスと、読み出しパルスとを発生する。117は、白縦線を目立たなくするための補正値を算出する補正値演算部であり、118は、線キズ情報を保持する線キズ情報保持部である。
次に、図1に示す画像欠陥補正装置の動作を説明する。
画素クロック発振器112から出力される画素クロックをXカウンタ113がカウントする。Xカウンタ113は、撮像素子101を駆動するタイミングの1つである水平周期をカウントするためのカウンタである。例えば、画素クロックが1000個発生する期間を水平周期として撮像素子101を駆動する場合は、Xカウンタ113は、画素クロック入力毎にインクリメントして0から999まで数え、次の画素クロックの入力で0にリセットするという動作を繰り返す。
Yカウンタ114は、撮像素子101を駆動するタイミングの1つである垂直周期をカウントするためのカウンタである。例えば、水平周期が200ライン分発生する期間を垂直周期として撮像素子101を駆動する場合は、Yカウンタ114は、Xカウンタ113のリセット毎にインクリメントして0から199まで数える。そして、次のXカウンタ113のリセットで0にリセットするという動作を繰り返す。
HDデコーダ115は、Xカウンタ113から出力されるXカウンタ値をデコードして水平同期信号HDを作成する。VDデコーダ116は、Yカウンタ114から出力されるYカウンタ値をデコードして垂直同期信号VDを作成する。
駆動部111は、水平同期信号HDおよび垂直同期信号VDに基づいて、水平転送パルスと、垂直転送パルスと、読み出しパルスとを発生させる。水平転送パルスは、水平CCD104を駆動するためのパルスであり、垂直転送パルスは、垂直CCD103を駆動するためのパルスである。読み出しパルスは、受光画素102で光電変換によって得られた電荷を受光画素102から複数の垂直CCD103に読み出すためのパルスである。
撮像素子101では、読み出しパルスに応じて受光画素102の全部から複数の垂直CCD103に同時に電荷を読み出し、垂直転送パルスに応じて垂直CCD103をラインシフトさせ、各垂直CCD103の一番下の電荷を水平CCD104に送る。水平CCD104では、水平転送パルスに応じて電荷を右方向にシフトして、出力アンプ105に入力させる。その結果、出力アンプ105を介して画素データが撮像素子101から出力される。
撮像素子101から出力された画素データは、CDSアンプ108でノイズ除去および信号増幅を施され、その後、A/D変換器109でアナログ信号からデジタル信号に変換され、補正部110で白縦線補正を施されて出力される。
ここで、白縦線補正を行うタイミングについて、図2を参照して説明する。
図2は、垂直同期信号VD、水平同期信号HD、垂直転送パルス、および読み出しパルスと、白縦線補正実行タイミングとの関係を示すタイミングチャートである。
白縦線補正は、図2(E)に示すように、2フレーム期間に亘って行う。1フレーム期間とは、垂直同期信号VD(図2(A))の立ち下がりタイミングから次の垂直同期信号VDの立ち下がりタイミングまでの期間である。
最初のフレームでは、露光処理および白縦線レベルの検出処理を行う。そして、次のフレームでは、読み出し処理および白縦線補正処理を行う。なお、該次のフレームでは、駆動部111が読み出しパルス(図2(D))を出力する。
なお、最初のフレームおよび次のフレームでは、図2(C)に示すように、垂直同期信号VDの立ち下がりタイミング直後から所定期間に亘って、駆動部111が、高速転送用の垂直転送パルスを発生する。通常転送用の垂直転送パルスでは、駆動部111によって、1H期間(水平同期信号HDの1周期)に1パルスが発生され、複数の垂直CCD103で1H期間に1ラインずつラインシフトが行われる。これに対して、高速転送用の垂直転送パルスでは、駆動部111によって、例えば1H期間に10パルスが発生され、複数の垂直CCD103で1H期間に10ライン分のラインシフトが行われる。高速転送用の垂直転送パルスの発生は、複数の垂直CCD103に溜まったスミアの掃き捨てをより短時間で行うためのものである。
そして、高速転送用の垂直転送パルスの発生が終わったのちに通常転送用の垂直転送パルスの発生を数H期間、例えば2H期間行って、撮像素子101の基板電位を安定化する。
ここで、上記の白縦線レベルの検出処理について、図3を参照して説明する。
図3は、垂直同期信号VDの1周期の間に撮像素子101から出力される信号によって仮想的に想定される画像領域800を、垂直同期信号VDおよび水平同期信号HDと関連づけて示す図である。
画像領域800は、図3に示すように、縦軸を垂直同期信号VDの時間軸、横軸を水平同期信号HDの時間軸として関連づけたとき、撮像素子101から出力される1フレーム分の画像信号によって想定される仮想画像領域である。
画像領域800のうち領域802は、光を受けて画像に応じた信号が出力される有効信号領域である。領域801は、有効信号領域802の上に設けられた第1の遮光領域であり、領域803は、有効信号領域802の下に設けられた第2の遮光領域である。領域804は、垂直同期信号VDの周期と垂直CCD103のライン数相当の垂直転送期間との差分の時間において撮像素子101から出力される画像信号から想定される無効信号領域である。
図2に示す最初のフレームでは、下記のように白縦線レベルの検出処理を行う。すなわち、図1に戻って、平均値算出部119が、図3に示す無効信号領域804において得られる画像信号を積分し、その上で1画素当たりの平均値を求める。この積分は、複数の垂直CCD103の各1つで得られる画像信号毎に(列毎に)行う。また、複数の垂直CCD103の全部で得られる画像信号を基に行う。得られた複数の垂直CCD103の全部で得られた画像信号の平均値は補正値演算部117に出力し、列毎の平均値(複数の垂直CCD103の各々で得られた画像信号の各平均値)は列平均値保持部120に出力する。列平均値保持部120では、列毎に平均値が保持される。
平均値算出部119で算出された複数の垂直CCD103の全部で得られた画像信号の平均値を、以下において「平均値BASE_LEVEL」と呼ぶ。
図2に示す次のフレームでは、静止画の読み出し処理を行い、読み出しパルス(図2(D))を出力する。読み出しパルスの発生により、光電変換によって蓄積された電荷が、受光素子102の全部から複数の垂直CCD103に転送され、通常転送用の垂直転送パルスによって1H期間に1ラインずつ垂直CCD103でラインシフトが行われる。1H期間に水平CCD104に転送された電荷は、水平駆動パルスによって水平CCD104で転送され、出力アンプ105を介して出力される。
補正値演算部117は、白縦線を補正するための補正値の算出を下記のように行う。すなわち、Xカウンタ113のXカウント値に応じて列平均値を列平均値保持部120から読み出し、また、線キズ情報保持部118から、複数の垂直CCD103の点欠陥位置及び点欠陥の程度に関する情報を取得する。そして、これらの列平均値および点欠陥情報に基づいて補正値を算出して補正部110へ出力する。補正部110では、補正値演算部117から送られた補正値に応じて白縦線補正を行う。
この補正値演算部117で行われる補正値の算出について、図4を参照して詳しく説明する。
図4は、撮像素子101内の同一の垂直CCDに2つの点欠陥106,107が存在する場合の撮像素子101からの出力信号(キズ信号)のレベル変化を示す図である。このレベル変化は、静止画を撮像素子101が取り込んだ場合におけるレベル変化である。
なお一般に、点欠陥によって発生するキズ信号レベルは垂直転送パルスの周期に比例する。
図4におけるL1は、高速転送用の垂直転送パルスが発生しているときに点欠陥106および点欠陥107によって発生したキズ信号レベルを加算したレベルである。
点欠陥106の位置でキズ信号レベルが1ラインだけ大きくなる。垂直転送パルスは、読み出しパルスを出力する際に数H期間、その発生が停止されるようになっており、上記のようにキズ信号レベルが1ラインだけ大きくなるのは、この発生停止に起因する。
L2は、通常転送用の垂直転送パルスが発生しているときに点欠陥106によって発生したキズ信号レベルがレベルL1に加算されたレベルである。
点欠陥107の位置でキズ信号レベルが1ラインだけ大きくなる。これも、読み出しパルスを出力する際に数H期間、垂直転送パルスの発生が停止されることに起因する。
L3は、通常転送用の垂直転送パルスが発生しているときに点欠陥107によって発生したキズ信号レベルがレベルL2に加算されたレベルである。
なお、レベルL3は、列平均値保持部120が保持している、点欠陥106および点欠陥107が存在する垂直CCDの列の平均値から平均値BASE_LEVELを減算した値にほぼ等しい。
ここで、点欠陥106によって単位時間あたりに発生するキズ信号レベルをα、点欠陥107によって単位時間あたりに発生するキズ信号レベルをβ、αとβとの比率をγとすると、キズ信号レベルβは下記式(1)により表される。
β=αγ ・・・(1)
また高速転送用の垂直転送パルスの周期をTf、通常転送用の垂直転送パルスの周期をTnとすると、レベルL1,L2,L3は下記式(2)〜(4)により表される。
L1=Tfα+Tfβ=Tfα+Tfαγ=α(Tf+Tfγ) ・・・(2)
L2=L1+Tnα=α(Tf+Tfγ+Tn) ・・・(3)
L3=L2+Tnβ=L2+Tnαγ=α(Tf+Tfγ+Tn+Tnγ)・・(4)
ところで、上記式(4)に基づき、キズ信号レベルαは、下記式(5)で表される。
α=L3/(Tf+Tfγ+Tn+Tnγ) ・・・(5)
ここで、周期Tf、Tnは、駆動パターンにより予め決定される。比率γに関しては、後述する調整処理によって予め決めることができる。また、レベルL3の値は、上述のように、列平均値保持部120が保持している、点欠陥106および点欠陥107が存在する垂直CCDの列の平均値から平均値BASE_LEVELを減算した値にほぼ等しい。したがって、キズ信号レベルαの実際の値が、上記式(5)に基づいて算出され得る。
このキズ信号レベルαと、予め決定された周期Tf、Tn、比率γとを用いることによって、補正値演算部117がレベルL1,L2の実際の値を算出できる。
このようにして得られたレベルL1〜L3のうちの1つを用いて、補正部110は、A/D変換器109から出力された信号の値から減算を行い、これによって、白縦線補正が実現する。
次に、電子ビューファインダ動作や動画動作が行われるときにおける垂直同期信号VD、水平同期信号HD、垂直転送パルス、読み出しパルスの関係を説明する。
図5は、電子ビューファインダ動作や動画動作における垂直同期信号VD、水平同期信号HD、垂直転送パルス、読み出しパルスの関係を示すタイミングチャートである。
垂直転送パルス(図5(C))は、読み出しパルス(図5(D))付近でその発生が停止されるようになっている。電子ビューファインダ動作や動画動作が行われるとき、垂直転送パルスは、こうした読み出しパルス付近での発生停止以外、1H期間に1つずつ発生され、複数の垂直CCD103では、1H期間に1ラインずつのラインシフトが行われる。したがって、電子ビューファインダ動作や動画動作が行われるときは、高速転送用の垂直転送パルスの発生によるスミアの掃き捨ては行われない。
このため、点欠陥106および点欠陥107が存在しても、撮像素子101からの出力信号のキズ信号レベルは、図6に示すように、点欠陥106および点欠陥107が存在するライン以外では均一(レベルL4)である。図6は、電子ビューファインダ動作や動画動作が行われるときの撮像素子101からの出力信号(キズ信号)のレベル変化を示す図である。
なお、前述のように、点欠陥106および点欠陥107が存在するラインにおいてキズ信号レベルが大きいのは、読み出しパルス付近で垂直転送パルスの発生が停止されることによる。
図6に示すレベルL4の大きさは、列平均値保持部120が保持している、点欠陥106および点欠陥107が存在する列の平均値から平均値BASE_LEVELを減算した値とほぼ等しい。したがって、補正値演算部117は、列の平均値から平均値BASE_LEVELを減算した値を補正値として補正部110に出力する。
このように、静止画動作の場合と電子ビューファインダ動作および動画動作の場合とにおいて、白縦線の補正方法を切り替える。これにより、同一の撮像素子101を使用しながらも、静止画動作と電子ビューファインダ動作および動画動作とにおいて、それぞれ良好に白縦線の補正を行うことができる。したがって、同一の撮像素子により静止画と動画とを良好に撮影することができる。
図7は、線キズ情報保持部118が保持する線キズ情報の構造を示す図である。
線キズ情報保持部118では、複数の垂直CCD103の点欠陥位置及び点欠陥の程度に関する情報(線キズ情報)が、複数の垂直CCD103の各1ずつ(列毎)に分けて保持される。線キズ情報保持部118には、同一の垂直CCD(同列)に対して最大2つの点欠陥情報(線キズ情報)を保持できる。すなわち、列ごとにテーブルNoを付与し、1列につき、線キズXアドレス、第1のYアドレス、第2のYアドレス、第1のYアドレスの係数、第2のYアドレスの係数で、線キズ情報を構成する。
線キズ情報保持部118は、テーブルNoに応じて、線キズXアドレス、第1のYアドレス、第2のYアドレス、第1のYアドレスの係数、第2のYアドレスの係数からなる1組の情報を出力する。線キズ情報保持部118を例えばSRAMによって構成し、テーブルNoをSRAMのアドレスとすることによって、上記の線キズ情報保持部118の動作を実現することができる。
線キズXアドレスは、複数の垂直CCD103のうち点欠陥が存在する垂直CCD(列)を特定するXカウンタ113のXカウンタ値である。第1のYアドレスおよび第2のYアドレスは、同一の垂直CCDに点欠陥が2つ存在する場合の該垂直CCDにおける2つの点欠陥の縦方向の各位置を特定するYカウンタ114のYカウンタ値である。線キズ情報保持部118では、予め線キズXアドレスが昇降順になるようにソートされ、さらに、同じテーブルNo内で第1のYアドレスおよび第2のYアドレスも昇降順にソートされる。
図7に示す第1のYアドレスの係数K11、K12は、下記式(6)、(7)でそれぞれ表される。
K11=L1/L3 ・・・(6)
K12=L2/L3 ・・・(7)
これらに上記式(2)〜(4)を代入することで下記式(8)、(9)が得られる。
K11=(Tf+Tfγ)/(Tf+Tfγ+Tn+Tnγ) ・・・(8)
K12=(Tf+Tfγ+Tn)/(Tf+Tfγ+Tn+Tnγ) ・・・(9)
なお、線キズ情報保持部118には、同一の垂直CCD(同列)に対して最大2つの点欠陥情報(線キズ情報)を保持できるとしたが、3つ以上の点欠陥情報(線キズ情報)を保持できるようにしてもよい。
また、同一の垂直CCD(同列)に点欠陥が1つの場合には、第2のYアドレスを、各ビットが全て1になった大きな値にして、第2のYアドレスが無いことを表す。例えばYカウンタ114が16bitの場合は、第2のYアドレスを0xFFFFという値にする。また、同一の垂直CCD(同列)に点欠陥が1つの場合には、第2のYアドレスの係数を0とする。
以上のように、線キズ情報保持部118が、垂直CCD上の点欠陥に関するXアドレス、Yアドレス、Yアドレスの係数からなる1組の情報をテーブルとして保持する。これにより、撮像素子に合わせたテーブルをもつことが可能になり、個々の撮像素子に応じた白縦線の補正が可能となる。
また、テーブルに記載されたデータを予めソートしておくことにより、補正値演算部117が、同時に参照しなければならない情報量を削減し、補正値演算部117の回路規模を削減することが可能である。
図8は、補正値演算部117の内部構成を示す回路図である。
図8において501、502は比較器であり、503、507は選択器であり、504、505は乗算器であり、506は一致検出器であり、509はテーブルNo発生器であり、508はリミッタあり、510は減算器である。
テーブルNo発生器509は、Xカウンタ値がリセットされるごとにリセットされて、0からカウントを開始する。カウントアップは、Xカウンタ値と線キズXアドレスとの一致を一致検出器506で検出する毎に行われる。
テーブルNo発生器509のカウント値は、線キズ情報保持部118におけるテーブルNoに対応する。テーブルNo発生器509から出力されたカウント値(テーブルNo)に応じて、線キズ情報保持部118から、線キズXアドレス、第1のYアドレス、第2のYアドレス、第1のYアドレスの係数、第2のYアドレスの係数が補正値演算部117に入力される。
Yカウンタ値と第1のYアドレスおよび第2のYアドレスとが比較器501、502でそれぞれ比較される。これにより、Yカウンタ値が、第1のYアドレスより小さいか、第1のYアドレスと第2のYアドレスとの間にあるか、第2のYアドレスより大きいかが判定される。
静止画撮影の場合、図4に示すように、点欠陥位置とYアドレスとの大小関係によって白縦線の補正値が変化する。このため、Yカウンタ値が第1のYアドレスより小さい場合は、選択器503が第1のYアドレスの係数を選択する。Yカウンタ値が第1のYアドレスと第2のYアドレスとの間にある場合は、選択器503が第2のYアドレスの係数を選択する。Yカウンタ値が第2のYアドレスより大きい場合は、選択器503が1を選択する。
動画撮影の場合、図6に示すように、点欠陥位置とYアドレスとの大小関係によらず白縦線の補正値は一定なので、選択器503は1を選択する。
一方、図8の減算器510では、列平均値保持部120からXカウンタ値に応じて選択された列平均値から平均値BASE_LEVELが減算される。この減算器510で得られた値に対して、乗算器504において、選択器503で選択された値が乗算される。
乗算器504で得られた値に対して、乗算器505で、所定の固定値である補正度が乗算される。この補正度は、白縦線に対する補正の度合いを調整するための値である。
乗算器505で得られた値は、選択器507の一方の入力端子へ送られ、選択器507の他方の入力端子には値0が入力される。選択器507での選択は、Xカウンタ値と線キズXアドレスとの一致を一致検出器506で検出した結果によって行われる。一致検出器506で一致が検出されたときは、現在のXカウンタ値が白縦線の発生個所と一致しているので、選択器507が乗算器505からの出力値を選択する。一方、一致検出器506で不一致が検出されたときは、現在のXカウンタ値が白縦線の発生個所と一致していないので、選択器507が値0を選択し、これにより補正を行わないようにする。
以上のように、1つの垂直CCDに複数の点欠陥が存在する場合において、各点欠陥によって区切られる領域ごとに補正値を決定するので、白縦線の良好な補正が可能になる。
選択器507からの出力値はリミッタ508に入力される。
図9は、リミッタ508の入出力特性を示す図である。
リミッタ508は、入力された値に対して、図9に示す入出力特性に従って値を出力し、この出力値が補正値演算部117の出力する補正値となる。
図9における領域Raでは、補正値が十分小さいので補正を行わない。領域Rcでは補正を行う。領域Rbは、補正を行わない領域Raと補正を行う領域Rcとをスムーズに切り替えるための遷移領域である。
領域Reは、補正値が大きいので補正を行わない。領域Rdは、補正を行う領域Rcと補正を行わない領域Reとをスムーズに切り替えるための遷移領域である。
これらの領域の境界は、撮像素子101の温度や、露光時間に応じて変更される。
図10は、補正部110の内部構成を示す回路図である。
図10において702は、入力信号のレベルが所定値を超えていることによって飽和を検出する飽和検出部であり、703は選択器であり、701は減算器である。
飽和検出部702が飽和を検出していない場合は、選択器703が、入力した補正値を選択して、減算器701が、入力信号から該補正値を減算して出力する。
一方、飽和検出部702が飽和を検出している場合は、選択器703が値0を選択し、減算器701が入力信号から0を減算、つまり入力信号をそのまま出力する。すなわち、入力信号が飽和している場合は白縦線の補正が行われない。
つぎに、上記式(1)で表される比率γを予め決めるための調整処理について、図11〜図13を参照して説明する。
図11は、調整処理が実行されるときの垂直同期信号VD、水平同期信号HD、垂直転送パルス、読み出しパルスの関係を示すタイミングチャートである。図12は、調整処理が実行されるときの撮像素子101からの出力信号(キズ信号)のレベル変化を示す図である。図13は、画像欠陥補正装置で行なわれる調整処理の手順を示すフローチャートである。以下、図13に示すフローチャートに沿って、図11および図12を適宜参照しながら、調整処理を説明する。
この調整処理は、撮像素子101を遮光した状態で行う。
ステップS1001で読み出し禁止を行う。すなわち、駆動部111に読み出しパルスの出力を停止させる(図11(D))。
ステップS1002で高速転送を行う(図11(C))。すなわち、駆動部111に、高速転送用の垂直転送パルスを出力させる。これにより、通常転送時よりも短い周期の垂直転送パルスが出力されて、複数の垂直CCD103内のスミアが掃き捨てられる。
ステップS1003で垂直転送を停止する。すなわち、駆動部111に、高速転送用の垂直転送パルスの出力直後に、垂直転送パルスの出力を停止させる(図11(C))。これにより、垂直CCDに存在する点欠陥で発生する、周辺より多い暗電流分の電荷が垂直CCDに蓄積される。
ステップS1004で通常転送及び画像取り込みを行う。すなわち、駆動部111に、通常転送用の垂直転送パルスを出力させる(図11(C))。
この結果、ステップS1005で点欠陥が検出される。すなわち、垂直CCDに点欠陥106、107が存在する場合の撮像素子101からの出力信号のキズ信号レベルは、図12に示すようになり、点キズとして検出できる。
図12において、L5は、撮像素子101からの出力信号の平均した信号レベルであり、L6、L7は、点欠陥106、107での各キズ信号レベルである。レベルL6からレベルL5を減算した値は、点欠陥106の欠陥の度合いに応じた信号レベルであり、レベルL7からレベルL5を減算した値は、点欠陥107の欠陥の度合いに応じた信号レベルである。
こうしたことから、キズ信号レベルの比率γは、下記式(10)で表される。
γ=(L7―L5)/(L6―L5) ・・・(10)
以上のように、本実施の形態では、Yアドレスと垂直CCD上の点欠陥の位置との関係により、複数の所定係数から適切な係数を選択する。これによって、同一の垂直CCD上に複数の点欠陥があっても、この点欠陥による白縦線を良好に補正することができる。かくして、撮像素子の製造上の歩留まりを向上させ、デジタルビデオやデジタルカメラなどの固体撮像素子を使用する製品の製造コストを抑えることを可能にする。
上記の例では、同一の垂直CCDに最大2つの点欠陥が存在する場合について説明したが、点欠陥が3つ以上ある場合においても、線キズ情報(図7)の構造を最大点欠陥数に合わせて拡張することで対応できる。
また、上記実施の形態においては、点欠陥106、107の位置においてキズ信号レベルが周囲より大きいのにも拘わらず、特別な処理を行っていないが、これに代わって、従来の画像欠陥補正装置のように、点キズとして補正を行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、図2に示すように、白縦線補正を2フレーム期間に亘って行うようにしている。これに代わって、白縦線補正を3フレーム期間に亘って行うようにしてもよい。すなわち、第1のフレームでは露光処理を、第2のフレームでは白縦線レベルの検出処理を、第3のフレームでは読み出し処理および白縦線補正処理を行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、列平均値保持部120において全ての列についての列平均値を保持したが、これに代わって、線キズ情報に基づいて、白縦線の補正を行うべき列の列平均値のみを保持するようにしてもよい。
〔他の実施の形態〕
なお、図1に示す画像欠陥補正装置はハードウェア構成となっているが、これに代わって、該画像欠陥補正装置を、CPU,RAM,ROM、入出力装置等から成る情報処理装置で構成するようにしてもよい。そして、上述の画像欠陥補正装置の諸機能を、該情報処理装置が制御プログラムを実行することによって実現するようにしてもよい。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の一実施の形態に係る画像欠陥補正装置および該画像欠陥補正装置を含む撮像装置の一部の構成を示すブロック図である。 垂直同期信号VD、水平同期信号HD、垂直転送パルス、および読み出しパルスと、白縦線補正実行タイミングとの関係を示すタイミングチャートである。 垂直同期信号VDの1周期の間に撮像素子から出力される信号によって仮想的に想定される画像領域を、垂直同期信号VDおよび水平同期信号HDと関連づけて示す図である。 撮像素子内の同一の垂直CCDに2つの点欠陥が存在する場合の撮像素子からの出力信号(キズ信号)のレベル変化を示す図である。 電子ビューファインダ動作や動画動作における垂直同期信号VD、水平同期信号HD、垂直転送パルス、読み出しパルスの関係を示すタイミングチャートである。 電子ビューファインダ動作や動画動作が行われるときの撮像素子からの出力信号(キズ信号)のレベル変化を示す図である。 線キズ情報保持部が保持する線キズ情報の構造を示す図である。 補正値演算部の内部構成を示す回路図である。 リミッタの入出力特性を示す図である。 補正部の内部構成を示す回路図である。 調整処理が実行されるときの垂直同期信号VD、水平同期信号HD、垂直転送パルス、読み出しパルスの関係を示すタイミングチャートである。 調整処理が実行されるときの撮像素子からの出力信号(キズ信号)のレベル変化を示す図である。 画像欠陥補正装置で行なわれる調整処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101 撮像素子
102 複数の受光素子102
103 複数の垂直CCD(電荷結合素子)
104 水平CCD(電荷結合素子)
105 出力アンプ
106,107 点欠陥
108 CDSアンプ
109 A/D変換器
110 補正部(補正手段)
111 駆動部
112 画素クロック発振器
113 Xカウンタ
114 Yカウンタ
115 HDデコーダ
116 VDデコーダ
117 補正値演算部(決定手段、第1の補正値算出手段、領域判定手段、第2の補正値算出手段)
118 線キズ情報保持部
119 平均値算出部
120 列平均値保持部

Claims (13)

  1. 2次元状に複数個配列された受光素子から、複数の垂直電荷結合素子及び少なくとも1つの水平電荷結合素子によって所定の順序で出力される輝度信号に含まれる画像欠陥を補正する画像欠陥補正装置において、
    前記複数の垂直電荷結合素子のうち点欠陥が存在する垂直電荷結合素子を特定するXアドレスと、該特定された垂直電荷結合素子上の点欠陥の位置を特定するYアドレスとを決定する決定手段と、
    前記受光素子が所定の無効信号領域に対向しているときに、前記決定手段によって決定されたXアドレスにより特定される垂直電荷結合素子で得られる輝度信号の平均値と、前記複数の垂直電荷結合素子で得られる輝度信号の平均値との差分から第1の補正値を求める第1の補正値算出手段と、
    同一の垂直電荷結合素子上に複数の点欠陥が存在する場合に、前記水平電荷結合素子から出力された受光素子ごとの輝度信号が対応するY方向位置が、前記複数の点欠陥の各Yアドレスによって区画される複数の領域のいずれに位置するかを判定する領域判定手段と、
    前記複数の点欠陥に対応する複数の所定係数の中から、前記領域判定手段によって判定された領域に対応する所定係数を選択し、該選択された所定係数を、前記第1の補正値算出手段によって算出された第1の補正値に乗算して第2の補正値を算出する第2の補正値算出手段と、
    前記第2の補正値算出手段によって算出された第2の補正値によって、前記水平電荷結合素子から出力された前記輝度信号を補正する補正手段と
    を有することを特徴とする画像欠陥補正装置。
  2. 前記複数の所定係数は、静止画撮影の場合には互いに異なった値であり、動画撮影の場合には同一の値であることを特徴とする請求項1記載の画像欠陥補正装置。
  3. 前記Xアドレス、Yアドレス、および所定係数を対応の点欠陥に関連付けて保持するテーブルを有することを特徴とする請求項1記載の画像欠陥補正装置。
  4. 前記テーブルは、前記複数の垂直電荷結合素子に存在する全部の点欠陥に関するXアドレス、Yアドレス、および所定係数を保持するとともに、同一の垂直電荷結合素子に複数の点欠陥が存在する場合の該複数の点欠陥に関するXアドレス、Yアドレス、および所定係数も保持し、
    前記テーブルでは、Xアドレスを昇降順にソートされ、同一Xアドレスに対応する複数のYアドレスも昇降順にソートされることを特徴とする請求項3記載の画像欠陥補正装置。
  5. 前記所定係数は、同一の垂直電荷結合素子に存在する複数の点欠陥によって発生するキズ信号の相対的なレベル比率と、前記複数の垂直電荷結合素子を駆動するパルスの周期とから決まることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像欠陥補正装置。
  6. 前記レベル比率は、前記同一の垂直電荷結合素子に存在する複数の点欠陥のうち、前記水平電荷結合素子に最も近い位置に存在する点欠陥を基準とした比率であることを特徴とする請求項5記載の画像欠陥補正装置。
  7. 2次元状に複数個配列された受光素子から、複数の垂直電荷結合素子及び少なくとも1つの水平電荷結合素子によって所定の順序で出力される輝度信号に含まれる画像欠陥を補正する画像欠陥補正装置に適用される画像欠陥補正方法において、
    前記複数の垂直電荷結合素子のうち点欠陥が存在する垂直電荷結合素子を特定するXアドレスと、該特定された垂直電荷結合素子上の点欠陥の位置を特定するYアドレスとを決定する決定ステップと、
    前記受光素子が所定の無効信号領域に対向しているときに、前記決定ステップにおいて決定されたXアドレスにより特定される垂直電荷結合素子で得られる輝度信号の平均値と、前記複数の垂直電荷結合素子で得られる輝度信号の平均値との差分から第1の補正値を求める第1の補正値算出ステップと、
    同一の垂直電荷結合素子上に複数の点欠陥が存在する場合に、前記水平電荷結合素子から出力された受光素子ごとの輝度信号が対応するY方向位置が、前記複数の点欠陥の各Yアドレスによって区画される複数の領域のいずれに位置するかを判定する領域判定ステップと、
    前記複数の点欠陥に対応する複数の所定係数の中から、前記領域判定手段において判定された領域に対応する所定係数を選択し、該選択された所定係数を、前記第1の補正値算出ステップにおいて算出された第1の補正値に乗算して第2の補正値を算出する第2の補正値算出ステップと、
    前記第2の補正値算出ステップにおいて算出された第2の補正値によって、前記水平電荷結合素子から出力された前記輝度信号を補正する補正ステップと
    を有することを特徴とする画像欠陥補正方法。
  8. 前記複数の所定係数は、静止画撮影の場合には互いに異なった値であり、動画撮影の場合には同一の値であることを特徴とする請求項7記載の画像欠陥補正方法。
  9. 前記画像欠陥補正装置が、前記Xアドレス、Yアドレス、および所定係数を対応の点欠陥に関連付けて保持するテーブルを有することを特徴とする請求項7記載の画像欠陥補正方法。
  10. 前記テーブルは、前記複数の垂直電荷結合素子に存在する全部の点欠陥に関するXアドレス、Yアドレス、および所定係数を保持するとともに、同一の垂直電荷結合素子に複数の点欠陥が存在する場合の該複数の点欠陥に関するXアドレス、Yアドレス、および所定係数も保持し、
    前記テーブルでは、Xアドレスを昇降順にソートされ、同一Xアドレスに対応する複数のYアドレスも昇降順にソートされることを特徴とする請求項9記載の画像欠陥補正方法。
  11. 前記所定係数は、同一の垂直電荷結合素子に存在する複数の点欠陥によって発生するキズ信号の相対的なレベル比率と、前記複数の垂直電荷結合素子を駆動するパルスの周期とから決まることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の画像欠陥補正方法。
  12. 前記レベル比率は、前記同一の垂直電荷結合素子に存在する複数の点欠陥のうち、前記水平電荷結合素子に最も近い位置に存在する点欠陥を基準とした比率であることを特徴とする請求項11記載の画像欠陥補正方法。
  13. 2次元状に複数個配列された受光素子から、複数の垂直電荷結合素子及び少なくとも1つの水平電荷結合素子によって所定の順序で出力される輝度信号に含まれる画像欠陥を補正する画像欠陥補正装置に適用される画像欠陥補正方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記複数の垂直電荷結合素子のうち点欠陥が存在する垂直電荷結合素子を特定するXアドレスと、該特定された垂直電荷結合素子上の点欠陥の位置を特定するYアドレスとを決定する決定ステップと、
    前記受光素子が所定の無効信号領域に対向しているときに、前記決定ステップにおいて決定されたXアドレスにより特定される垂直電荷結合素子で得られる輝度信号の平均値と、前記複数の垂直電荷結合素子で得られる輝度信号の平均値との差分から第1の補正値を求める第1の補正値算出ステップと、
    同一の垂直電荷結合素子上に複数の点欠陥が存在する場合に、前記水平電荷結合素子から出力された受光素子ごとの輝度信号が対応するY方向位置が、前記複数の点欠陥の各Yアドレスによって区画される複数の領域のいずれに位置するかを判定する領域判定ステップと、
    前記複数の点欠陥に対応する複数の所定係数の中から、前記領域判定手段において判定された領域に対応する所定係数を選択し、該選択された所定係数を、前記第1の補正値算出ステップにおいて算出された第1の補正値に乗算して第2の補正値を算出する第2の補正値算出ステップと、
    前記第2の補正値算出ステップにおいて算出された第2の補正値によって、前記水平電荷結合素子から出力された前記輝度信号を補正する補正ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
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