JP2008107230A - 波形表示装置、波形表示方法、及び波形表示プログラム - Google Patents

波形表示装置、波形表示方法、及び波形表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】OTDRにより測定された測定情報の時間的な戻り光の変化を示すことで、監視者に対して異常の原因の特定を容易にすることを可能とする波形表示装置を提供する。
【解決手段】波形表示装置1は、測定情報DB12に、測定装置20により測定された測定情報と当該測定情報に対応する測定時間とを対応付けて記憶する。表示部14の波形表示手段14aは、測定情報DB12に記憶される測定情報を測定時間の時間順に順次読み出し、読み出した測定情報を波形としてディスプレイ3に表示する際、ディスプレイ3に既に表示される波形を消去するとともに次に表示する波形をディスプレイ3に表示する連続表示を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、OTDRから得られた光伝送線路の戻り光の波形を表示する波形表示装置、波形表示方法、及び波形表示プログラムに関する。
光ファイバ、コネクタ、スプリッタ等により構成される光伝送線路では、OTDR(Optical Time Domain Reflectometers)という光伝送線路に入射した光の戻り光を測定する測定装置から出力される測定情報に基づいて監視が行われている。当該測定情報に基づいて行われる監視により検出される異常としては、光ファイバに曲げが加わることによる光の損失、光ファイバが断線したことによる反射や損失の発生、並びにクロージャー内に設置した浸水検知センサが浸水した際に検出される損失発生などがある。また、監視装置は、OTDRから得られる測定情報に基づいて、これらの異常を24時間常時監視しており、異常が発生した場合には、警報を通知するという構成を有している。そして、光伝送線路監視装置から警報が通知されると、監視者が、発生した異常がどのような原因で発生したのかを戻り光の波形を参照することにより特定するといった監視対応が行われている。
ところで、測定した情報を波形として表示する従来技術として、以下のような技術が存在する。例えば、特許文献1に記載の技術では、デジタルオシロスコープなどの波形を表示する装置において、既に測定した測定値の中から、所望の測定値を選択し、選択した測定値の波形を表示することを可能としている。また、特許文献2に記載の技術では、複数チャンネルの波形を表示する際に、表示画面を時間軸方向に分割し、分割した画面に複数チャネルの波形を同時に表示することを可能としている。
特開2002−333454号公報 特開平5−321837号公報
上述した光伝送線路の監視においては、波形の時間的な変化を参照することにより、異常発生の原因特定を行うことも行われている。しかしながら、上記の従来技術では、所望の測定値を選択し、選択した測定値の波形を表示することや、同時に複数の波形を表示することは可能であるが、波形の時間的な変化を示すような表示を行うことは困難であるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、OTDRにより測定された測定情報の時間的な戻り光の変化を示すことで、監視者に対して異常の原因の特定を容易にすることを可能とする波形表示装置、波形表示方法、及び波形表示プログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、光伝送線路を構成する光ファイバの長手方向に光パルスを入射し、当該入射により得られる戻り光の光強度と、前記戻り光を受光した時間に基づく距離とを測定する測定装置により測定された測定情報を波形表示する波形表示装置であって、前記測定装置により測定された測定情報と当該測定情報に対応する測定時間とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される測定情報を測定時間の時間順に順次読み出し、読み出した測定情報を波形として読み出した順に連続して画面に表示する連続表示を行う表示手段と、を備えたことを特徴とする波形表示装置である。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記表示手段は、前記記憶手段に記憶される測定情報のいずれか1つを初期測定情報として選択し、選択した初期測定情報を波形として前記画面に表示し、前記初期設定情報の波形が前記画面に表示されている場合に連続表示を行う場合、前記初期設定情報の波形の消去を行わず、前記連続表示を行うことを特徴とする。
また、本発明は、光伝送線路を構成する光ファイバの長手方向に光パルスを入射し、当該入射により得られる戻り光の光強度と、前記戻り光を受光した時間に基づく距離とを測定する測定装置により測定された測定情報を波形表示する波形表示方法であって、前記測定装置により測定された測定情報と当該測定情報に対応する測定時間とを対応付けて記憶手段に記憶させるステップと、前記記憶手段に記憶される測定情報を測定時間の時間順に順次読み出すステップと、読み出した測定情報を波形として読み出した順に連続して画面に表示する連続表示を行うステップと、を含むことを特徴とする波形表示方法である。
また、本発明は、光伝送線路を構成する光ファイバの長手方向に光パルスを入射し、当該入射により得られる戻り光の光強度と、前記戻り光を受光した時間に基づく距離とを測定する測定装置により測定された測定情報を波形表示する波形表示装置のコンピュータに、前記測定装置により測定された測定情報と当該測定情報に対応する測定時間とを対応付けて記憶手段に記憶させるステップと、前記記憶手段に記憶される測定情報を測定時間の時間順に順次読み出すステップと、読み出した測定情報を波形として読み出した順に連続して画面に表示する連続表示を行うステップと、を実行させるための波形表示プログラムである。
この発明によれば、波形表示装置は、測定装置により測定された測定時間に対応付けて測定情報を記憶する記憶手段を備えており、記憶手段に記憶される測定情報を測定時間の時間順に順次読み出し、記憶手段に記憶される測定情報を測定時間の時間順に順次読み出し、読み出した測定情報を波形として読み出した順に連続して画面に表示する連続表示を行う構成とした。これにより、測定装置により測定した測定情報の波形を動画として表示することができる。そのため、ユーザは、測定情報の波形の時間的な変化を認識することができ、当該変化から推測される異常発生の原因の特定を容易に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の波形表示装置1及び当該波形表示装置に接続される測定装置20及び測定装置20の測定対象となる光伝送線路を示す概略ブロック図である。
図1に示す光伝送線路は、PON(Passive Optical Network)方式の光伝送線路であり、光ファイバ60、スプリッタ70、光ファイバ61−1〜61−M、スプリッタ71−1、光ファイバ62−1〜62−Nから構成されるPON方式の光伝送線路である。なお、光ファイバ62−1〜62−Nの終端には、ユーザ宅に設置される終端装置等が接続され、終端装置に接続されるユーザの端末と伝送装置40との間で送受信が行われる。
スプリッタ70、71−1は、光信号を分岐あるいは合波するデバイスであり、光カプラとも呼ばれ、例えば、スプリッタ70においては、光ファイバ60からの光信号を複数の光ファイバ61−1〜61−Mへ分岐し、また、複数の光ファイバ61−1〜61−Mからの光信号を光ファイバ60へ合波する。一般的なスプリッタにおいて分岐される数は4、8、16、32であり、多段にスプリッタが接続されることによりさらに多く分岐させることも可能である。
方向性結合器(光カプラ)30は、光ファイバと接続する3つの接続端を有しており、接続端のそれぞれにおいて、光ファイバ60によりスプリッタ70に接続され、光ファイバ50−1により伝送装置170が接続され、光ファイバ50−2により測定装置20に接続される。方向性結合器30は、波長依存性を有した分波及び合波を行い、光ファイバ50−1を通じて伝送装置40から入射される通信光と、光ファイバ50−2を通じて測定装置20から入射される光パルスとを合波して光ファイバ60に出力する。また、方向性結合器30は、光ファイバ60から光波が入射されると、通信光の反射波については光ファイバ50−2には出力せずに伝送装置40に接続される光ファイバ50−1に出力し、測定装置20からの光パルスの戻り光(以下、反射光と記載)については光ファイバ50−1には出力せず、測定装置20に接続される光ファイバ50−2に出力する。
測定装置20は、例えば、前述したOTDRなどが適用され、光ファイバ50−2に試験用の光パルス信号を入射し、光伝送線路から反射によって戻ってくる反射光を受光する。ここで、反射光とは、光ファイバ50−2、60、61−1〜61−M、62−1〜62−Nのコネクタ接続点及び融着点等により発生する反射や、光ファイバ61−1〜62−Nに接続される終端装置による反射や、光ファイバ60、61−1〜61−M、62−1〜62−Nに固有のレイリー散乱等による後方散乱による反射により発生する光のことをいう。また、測定装置20は、受光した反射光の光強度を測定し、受光した時間に基づく光ファイバ50−2の入力端からの距離を算出し、1回の光パルス信号の入射により得られる反射光の光強度と距離とを対応付けた測定情報を生成し、測定時間に対応付けて出力する。ここで、測定時間としては、例えば、測定装置20が入射した光パルスに対応する全ての反射光を受光した時間、あるいは測定情報をファイルとして生成した際に、ファイルに付与される時間などが適用される。
波形表示装置1は、制御装置2と、ディスプレイ3を備えており、ディスプレイ3には、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示画面が適用される。制御装置2において、接続部10は、測定装置20に接続され、測定装置20から出力される測定時間が対応付けられた測定情報を受信し、受信した測定情報を測定情報DB(Data Base)12に記録する。操作部11は、例えば、マウスやキーボードが接続され、これらのデバイスの操作を検出することにより得られる所定の指示情報を含む操作情報を測定情報選択部13や表示部14に入力する。測定情報選択部13は、波形表示装置1の操作者の操作を受けた操作部11から入力される操作情報に従い、測定情報DB12に記憶される測定情報と当該測定情報に対応付けられる測定時間の情報を測定時間の順に並べて、図4に示す測定情報選択画面210をディスプレイ3に表示する。また、測定情報選択部13は、ユーザの操作を受けた操作部11から、測定情報選択画面210に表示される測定情報の全部あるいは一部を選択した選択指示を含む操作情報が入力されると、選択された測定情報を示す情報を表示部14の波形表示手段14aに入力する。
表示部14は、ディスプレイ3に接続され、波形表示手段14a、領域選択手段14b、カーソル選択手段14cを備えている。表示部14において、波形表示手段14aは、測定情報選択部13から入力される測定情報を示す情報に基づいて測定情報DB12から該当する測定情報を順次読み出し、読み出した測定情報ごとに、距離を横軸とし、反射光の光強度を縦軸とした波形を連続してディスプレイ3に表示する。ここで、連続して表示(以下、連続表示と記載)する処理は、ある測定時間の測定情報をディスプレイ3に表示している状態にて、次の測定時間の測定情報DB12から測定情報を読み出した場合、ディスプレイ3に表示している波形を消去して、次の測定時間の測定情報の波形を表示する処理であり、これにより、測定情報の波形が動画として表示され、測定情報の時間的な変化が示される。また、波形表示手段14aは、最初の測定情報を初期測定情報として選択し、選択した初期測定情報の波形を、連続表示する波形と区別可能な色で表示する。これにより、正常状態の波形を初期測定情報として選択させておくことで、正常状態の波形を基準とした比較を行うことが可能となる。
なお、初期測定情報については、測定情報DB12に記憶される最初の測定情報に限られず、ユーザが測定情報DB12に記憶される測定情報を任意に選択し、選択した測定情報を初期測定情報として選択できるようにしてもよい。
領域選択手段14bは、波形表示手段14aによりディスプレイ3に表示される全測定情報の波形の中で拡大して表示を行う領域を選択する。具体的には、領域選択手段14bは、領域を特定するため図5に示す領域特定枠121をディスプレイ3に表示し、領域特定枠121により選択された領域の拡大波形を波形表示手段14aにディスプレイ3に表示させる。また、領域選択手段14bは、領域特定枠121により選択された領域の座標情報を内部の記憶領域に記録しており、当該内部の記憶領域に記憶される座標情報は、波形表示手段14aにより、波形が連続表示される際に参照され、順次読み出される測定情報の当該座標情報により特定される領域を拡大した波形についても連続表示が行われる。また、領域選択手段14bは、ユーザがマウス等を操作することにより、領域特定枠121の位置や範囲が変更されると、変更された領域特定枠121の座標情報を検出し、検出した座標情報を内部の記憶領域に記憶させるとともに、波形表示手段14aに位置が変更された領域の拡大波形をディスプレイ3に表示させる。
カーソル選択手段14cは、波形表示手段14aにより拡大して表示される波形を含む座標平面において光強度を示す軸(縦軸)と平行となるカーソルを表示し、当該カーソルが示す距離における光強度及び当該距離の値をディスプレイ3に表示する。また、カーソル選択手段14cは、ユーザのマウス等の操作を受けて操作部11から入力される操作情報に従って、表示されるカーソルを特定し、ユーザの操作に従って特定したカーソルの位置を変更して表示する。
次に、図2から図8を参照しつつ、本実施形態の波形表示装置1の動作について説明する。図2は、波形表示装置1の動作概要を示したフローチャートであり、当該フローチャートに従って、波形表示装置1の動作について説明する。
まず、ユーザの操作を受けて操作部11が起動指示を表示部14に入力すると、表示部14は、ディスプレイ3に図3に示す波形表示画面100を表示する(ステップS1)。次に、波形表示画面100において、ユーザがマウス等を操作し、波形比較ボタン200を選択すると、操作部11は、当該波形比較ボタン200の選択を検出し、測定情報選択部13に開始指示を入力する。当該開始指示が入力される測定情報選択部13は、ディスプレイ3に図4に示す測定情報選択画面210を表示する。測定情報選択画面210には、測定情報ごとに予め付与される名称(例えば、0120060215042235.0004)と、対応付けられる測定時間(例えば、2006/02/15 4:22:00)の情報が測定時間の時間順に表示される。
当該測定情報選択画面210にて、ユーザがマウス等を操作することにより、連続表示させたい複数の測定情報が選択され(符号202)、選択された状態で、さらに、ユーザの操作により表示ボタン201が選択されると、測定情報選択部13は、選択された複数の測定情報を示す情報を表示部14の波形表示手段14aに入力する(ステップS2)。
波形表示手段14aは、測定情報選択部13から複数の測定情報を示す情報が入力されると、図5に示す波形表示画面100と、連続表示操作画面215とをディスプレイ3に表示する。波形表示手段14aは、波形表示画面100に、さらに、全測定情報表示画面120と、測定情報表示画面110とを表示する。波形表示手段14aは、測定情報選択部13から入力される複数の測定情報を示す情報の中で、最初の測定情報を示す情報を測定情報DB12から読み出し、読み出した測定情報の波形を初期測定情報として選択する。そして、波形表示手段14aは、選択した初期測定情報の波形を全測定情報表示画面120に表示する。このとき、波形表示手段14aは、領域選択手段14bにより指定される拡大して表示する領域特定枠121の波形を、部分測定情報表示領域130に波形150として表示する(ステップS3)。
初期測定情報の波形が部分測定情報表示領域130に表示されている状態にて、カーソル選択手段14cは、カーソル301(測定情報表示画面110のカーソル1に対応)を部分測定情報表示領域130に表示する。また、カーソル選択手段14cは、表示したカーソル301が示す距離の値を測定情報表示画面110の「カーソル位置」の欄に表示し、当該距離における測定情報の光強度を「測定データ」の欄に表示し、初期測定情報として選択された測定情報の当該距離における光強度を「初期データ」の欄に表示する。また、カーソル選択手段14cは、「測定データ」の欄に示される光強度と、「初期データ」の欄に示される光強度の差を算出し、測定情報と初期測定情報の差を示す「測定−初期」の欄に、算出した差の値を表示する。なお、図5に示す例では、次に表示される測定情報の波形151が既に波形表示手段14aにより表示されており、その差が「−0.002(dB)」として表示されている。
連続表示操作画面215は、再生ボタン217、一時停止ボタン218、停止ボタン219と、表示進行状態を示す進行状態表示領域216が設けられており、画面上には、波形表示画面100に表示している測定情報の名称と、当該測定情報に対応付けられる測定時間とが表示される。当該連続表示操作画面215にて、ユーザがマウス等を操作することにより、再生ボタン217が選択されると、波形表示手段14aは、測定情報の連続表示を開始する(ステップS4)。図6から図8は、連続表示が開始された後のディスプレイ3に表示される状態を示した図であり、図6では、波形表示手段14aにより進行状態表示領域216に約半分状態が進行したことを示す表示が行われ、部分測定情報表示領域130には、初期測定情報の波形150と、進行状態に応じた測定情報の波形151−1が表示されている。また、測定情報表示画面110の「測定−初期」の欄には、波形151−1のカーソル301が示す距離での光強度と、初期測定情報の波形150のカーソル301が示す距離での光強度との差の値が表示されている。
図7及び図8は、図6からさらに測定時間が経過した状態を示しており、測定情報の波形が波形151−2から波形151−3へ変化する状態が示されており、ユーザは、部分測定情報表示領域130に表示される測定情報の波形151、波形151−1、波形151−2、波形151−3の変化を参照することで、異常発生の原因を特定することが可能となる。
なお、上記の実施形態の構成では、光伝送線路をPON方式の光伝送線路としているが、本発明は、当該実施形態の構成に限られず、スター型接続の光伝送線路などにも適用することが可能である。また、測定装置20と方向性結合器30の間に光スイッチを接続し、当該光スイッチに複数の光伝送線路を接続し、当該光スイッチを切り替えることにより、測定装置20に個々の光伝送線路の測定を行わせるようにしてもよい。また、上記の実施形態では、測定装置20と波形表示装置1とを接続するようにしているが、本発明は、当該実施形態の構成に限られず、測定装置20にて測定情報を蓄積しておくようにしてもよい。蓄積しておく場合には、測定が完了した後に、複数の測定情報を記録媒体等にまとめて記憶させておき、当該記録媒体等から波形表示装置1に読み出させるか、あるいはネットワーク等を通じて複数の測定情報をまとめて波形表示装置1に送信するようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、連続表示操作画面215では、再生ボタン217、一時停止ボタン218、停止ボタン219を設けることとしたが、更に、早送りボタンや蒔き戻しボタンを設けて、波形の表示を早送り、あるいは巻き戻しできるようにしてもよい。
上記の実施形態の構成により、測定装置20により測定した測定情報の波形を、測定時間順に連続して表示することが可能となる。これにより、ユーザは、測定情報を1つずつ読み出させて波形を表示させることなく、連続して表示される測定情報の波形の時間的な変化を認識することができ、当該変化から推測される異常発生の原因の特定に要する時間を短縮することが可能となる。また、光伝送線路では、複数箇所で障害が発生することがあり、そのような場合、各障害箇所での履歴を観測し、観測した履歴を総合して、障害の発生原因を特定する対応が行われるが、本実施形態で示した波形表示装置1による連続表示は、当該対応において迅速に観測を行うことを可能とする点で有効なものとなる。
また、本発明に記載の記憶手段は、測定情報DB12に対応し、表示手段は、表示部14に対応し、画面は、ディスプレイ3に対応する。
上述の波形表示装置1は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した波形表示の処理は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
本実施形態における波形表示装置及び当該波形表示装置に接続される測定装置及び測定装置の測定対象となる光伝送線路を示した概略ブロック図である。 同実施形態における波形表示装置の動作を示したフローチャートである。 同実施形態における波形表示画面(その1)を示した図である。 同実施形態における測定情報表示画面を示した図である。 同実施形態における波形表示画面(その2)を示した図である。 同実施形態における波形表示画面(その3)を示した図である。 同実施形態における波形表示画面(その4)を示した図である。 同実施形態における波形表示画面(その5)を示した図である。
符号の説明
1 波形表示装置、2 制御装置、3 ディスプレイ、10 接続部、11 操作部、12 測定情報DB、13 測定情報選択部、14 表示部、14a 波形表示手段、14b 領域選択手段、14c カーソル選択手段、20 測定装置、30 方向性結合器、40 伝送装置、50−1、50−2 光ファイバ、60 光ファイバ、61−1〜61−M 光ファイバ、62−1〜62−N 光ファイバ、70、71−1 スプリッタ

Claims (4)

  1. 光伝送線路を構成する光ファイバの長手方向に光パルスを入射し、当該入射により得られる戻り光の光強度と、前記戻り光を受光した時間に基づく距離とを測定する測定装置(20)により測定された測定情報を波形表示する波形表示装置(1)であって、
    前記測定装置により測定された測定情報と当該測定情報に対応する測定時間とを対応付けて記憶する記憶手段(12)と、
    前記記憶手段に記憶される測定情報を測定時間の時間順に順次読み出し、読み出した測定情報を波形として読み出した順に連続して画面に表示する連続表示を行う表示手段(14)と、
    を備えたことを特徴とする波形表示装置。
  2. 前記表示手段は、
    前記記憶手段に記憶される測定情報のいずれか1つを初期測定情報として選択し、選択した初期測定情報を波形として前記画面に表示し、前記初期設定情報の波形が前記画面に表示されている場合に連続表示を行う場合、前記初期設定情報の波形の消去を行わず、前記連続表示を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の波形表示装置。
  3. 光伝送線路を構成する光ファイバの長手方向に光パルスを入射し、当該入射により得られる戻り光の光強度と、前記戻り光を受光した時間に基づく距離とを測定する測定装置により測定された測定情報を波形表示する波形表示方法であって、
    前記測定装置により測定された測定情報と当該測定情報に対応する測定時間とを対応付けて記憶手段に記憶させるステップと、
    前記記憶手段に記憶される測定情報を測定時間の時間順に順次読み出すステップと、
    読み出した測定情報を波形として読み出した順に連続して画面に表示する連続表示を行うステップと、
    を含むことを特徴とする波形表示方法。
  4. 光伝送線路を構成する光ファイバの長手方向に光パルスを入射し、当該入射により得られる戻り光の光強度と、前記戻り光を受光した時間に基づく距離とを測定する測定装置により測定された測定情報を波形表示する波形表示装置のコンピュータに、
    前記測定装置により測定された測定情報と当該測定情報に対応する測定時間とを対応付けて記憶手段に記憶させるステップと、
    前記記憶手段に記憶される測定情報を測定時間の時間順に順次読み出すステップと、
    読み出した測定情報を波形として読み出した順に連続して画面に表示する連続表示を行うステップと、
    を実行させるための波形表示プログラム。
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