JP2008106672A - メカニカルシール付き流体ポンプ - Google Patents

メカニカルシール付き流体ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2008106672A
JP2008106672A JP2006290095A JP2006290095A JP2008106672A JP 2008106672 A JP2008106672 A JP 2008106672A JP 2006290095 A JP2006290095 A JP 2006290095A JP 2006290095 A JP2006290095 A JP 2006290095A JP 2008106672 A JP2008106672 A JP 2008106672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
support member
shaft
seal
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006290095A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Nakada
高義 中田
Atsushi Chiba
淳 千葉
Koji Kametaka
康二 亀高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eagle Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Eagle Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Eagle Industry Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2006290095A priority Critical patent/JP2008106672A/ja
Publication of JP2008106672A publication Critical patent/JP2008106672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】流体加圧用のインペラを有して外部の動力源により回転駆動されるシャフトが偏心して回転する状態に維持されるようなメカニカルシール付き流体ポンプとして、その軸封部に設けられるメカニカルシールとしてのシール性能の低下を抑制する。
【解決手段】この流体ポンプ(ウォータポンプ)は、冷却水加圧用のインペラ4を有してエンジン出力軸により回転駆動されるシャフト2を備える。またこのポンプは、シャフト2と共に回転する回転側支持部材61に支持されたメーティングリング63とケーシング1に固定された固定側支持部材64に傾動可能に支持されたシールリング67との追従した面接触を通じて軸封部をシールするメカニカルシール6を備える。シールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との対向部には、シールリング67の内周面に対する固定側支持部材64の先端側外周部の機械的干渉を規制するカラー168が設けられる。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えばエンジンの冷却水の循環に用いられるウォータポンプ等、軸封部にメカニカルシールが用いられたメカニカルシール付き流体ポンプに関する。
従来、このようなメカニカルシール付き流体ポンプとしては、例えば特許文献1に見られるような車載エンジンのウォータポンプがある。図5に、この特許文献1に記載のポンプも含め、こうしたメカニカルシール付きポンプとして従来一般に採用されているポンプの構造を断面図として示す。また図6に、この流体ポンプを図5のA方向から見た正面構造を併せて示す。
まずは図5に示されるように、この流体ポンプは、ケーシング1、並びにこのケーシング1内に回転可能に支持されたシャフト2、そしてこのシャフト2の基端に取り付けられたプーリ3、さらには同シャフト2の先端に取り付けられたインペラ4を基本的に備えて構成されている。なお、上記ケーシング1の内周面の一部にはボールベアリング5が設けられており、上記シャフト2はこのボールベアリング5によって回転可能に軸支されている。
また、図6に示されるように、上記インペラ4は、上記ケーシング1の内部に形成された渦室14内に収容されている。そして、エンジン出力軸などの外部の動力源の駆動力が上記プーリ3を通じてシャフト2に伝達され、この駆動力によってシャフト2が回転することにより、同シャフト2と共にインペラ4が回転して渦室14内に周方向の圧力流が形成される。その結果、当該ポンプの正面方向にあたる吸入ポート14A(図5参照)を通じて渦室14に吸入されたエンジン冷却水等の流体は、この渦室14内で加圧されつつ吐出ポート14Bから吐出されて外部の流体通路に供給されるようになる。
一方、この流体ポンプには、先の図5に示されるように、上記シャフト2を軸支するボールベアリング5とインペラ4との間に、上記ケーシング1の内周面とシャフト2との間の隙間をシールして、流体がインペラ4側からボールベアリング5側へ浸入することを防止するためのメカニカルシール6が設けられている。このメカニカルシール6は、その全体が円筒状をなしており、大きくは、上記シャフト2の外周面に圧入嵌合されるステンレス鋼からなる回転側支持部材61、及び上記ケーシング1の内壁に圧入嵌合される同じくステンレス鋼からなる固定側支持部材64を備える構成となっている。そしてこのうち、上記回転側支持部材61には、その一部をなすフランジ61Aに固定された緩衝ゴム62を介して例えばセラミックスからなる回転側シール部材としてのメーティングリング63が設けられており、このメーティングリング63が軸封部としての一端を担っている。また、上記固定側支持部材64には、上記シャフト2の軸方向及び径方向に所定の自由度を持って例えばカーボンからなる固定側シール部材としてのシールリング67を支持するためのパッキン65及びスプリング66が設けられている。この固定側支持部材64は、その先端部64A、正確には先端側外周部とケーシング1の内壁との間に形成されて上記パッキン65、上記スプリング66及び上記シールリング67を収容する収容部64Bと、同収容部64Bの基端側から延設されて上記ケーシングの内壁に内嵌されるフランジ部64Cとを有する構成となっている。そして、上記スプリング66による付勢力によって上記シールリング67が上記メーティングリング63に押圧されつつ、その押圧力が上記緩衝ゴム62によって受け止められることで、シールリング67とメーティングリング63とによる軸封、すなわちケーシング1の内周面とシャフト2との間のシーリングが図られるようになっている。
ところで、このような流体ポンプにおいては通常、外部の動力源の駆動力が上記プーリ3に伝達され、これによってシャフト2が回転する際、プーリ3に伝達されるベルト荷重Lbを通じて、あるいは上記渦室14内を流通する流体の圧力変化等を通じて、シャフト2が偏荷重を受けた状態で回転する。ただしこのような場合であれ、ケーシング1の内周面とシャフト2との間、すなわち軸封部に上記メカニカルシール6が設けられることにより、シャフト2と共に回転する上記メーティングリング63のシール面63Fに対して上記シールリング67のシール面67Fは常に追従するかたちで傾動する。そしてこれにより、こうした軸封部におけるシール性も維持されるようになる。
特開平9−79182号公報
このように、メカニカルシール付き流体ポンプにあっては、シャフト2が偏荷重を受けた状態で、すなわち極端には偏心した状態で回転することとなるが、上記メカニカルシール6の採用によって、シャフト2のこうした偏心に起因するシール性の悪化は抑えられるようになる。ただし、シャフト2、ひいてはメーティングリング63がこのように偏心して回転する状態が長時間にわたるなどして、その偏心の度合いが拡大されるようなことがあると、メーティングリング63のシール面63Fに追従して傾動する上記シールリング67の傾動幅も自ずと拡大されるようになる。そして、シールリング67の傾動幅がこうして拡大されるようになると、同シールリング67の内周面と上記固定側支持部材64の自由端となる先端部64Aとの間での接触・摺接といった機械的干渉が繰り返されるようになり、カーボン等からなるシールリング67にとっては、その内周面の局所的な摩耗も避けられない。さらに、シールリング67内周面のこうした局所的な摩耗は固定側支持部材64の先端部64Aのいわゆる引っかかり等を誘発することにもなりかねず、こうした引っかかりが生じるようになると、シールリング67の上記メーティングリング63に対する追従性自体が妨げられるようになる。そしてその結果、メーティングリング63のシール面63Fとシールリング67のシール面67Fとの接触状態が適正に保たれなくなり、上述したメカニカルシール6としてのシール性能の低下も避けられないものとなる。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、流体加圧用のインペラを有して外部の動力源により回転駆動されるシャフトが偏心して回転する状態に維持されるような場合であれ、その軸封部に設けられるメカニカルシールとしてのシール性能の低下を抑制することのできるメカニカルシール付き流体ポンプを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明では、ケーシングに回転可能に軸支されつつ、流体加圧用のインペラを有して外部の動力源により回転駆動されるシャフトを備えるとともに、該シャフトのケーシングに対する軸封部に設けられるメカニカルシールとして、回転側のシール部材である円環状のメーティングリングを支持するフランジを有して前記シャフトに外嵌され、同シャフトと共に回転する円筒状の回転側支持部材と、固定側のシール部材である円筒状のシールリングを前記メーティングリング側に付勢しつつ、かつ傾動可能に、同シールリングをその内周面側から支持する収容部を有し、該収容部の基端側から延設されたフランジ部が前記ケーシングの内壁に内嵌される固定側支持部材とを備え、前記回転側支持部材と共に回転するメーティングリングのシール面に対する前記固定側支持部材の収容部に傾動可能に支持されたシールリングのシール面の追従した面接触を通じて前記軸封部がシールされるメカニカルシール付き流体ポンプとして、前記シールリングの内周面と同シールリングの収容部にあたる前記固定側支持部材の先端側外周部との対向部に、前記シールリングの内周面に対する前記固定側支持部材の先端側外周部の機械的干渉を規制する干渉規制手段が設けられるものとしている。
メカニカルシール付き流体ポンプとしてのこのような構造によれば、上記シールリングの内周面と同シールリングの収容部にあたる上記固定側支持部材の先端側外周部との対向部に上記干渉規制手段が設けられていることから、シールリングの内周面と固定側支持部材の自由端となる先端部との間での接触・摺接といった機械的干渉そのものが規制されるようになる。すなわち、シールリングの内周面の摩耗等は的確に抑制され、ひいてはシールリングの内周面の摩耗によって上記固定側支持部材の先端部のいわゆる引っかかり等が誘発されることもなくなる。このため、メーティングリングに対するシールリングの追従性を維持することができるようになり、メカニカルシールとしてのシール性能の低下も抑制されるようになる。
また、上記請求項1に記載のメカニカルシール付き流体ポンプにおいて、請求項2に記載の発明では、前記干渉規制手段を、前記シールリングの内周面に設けられた耐摩耗性の材料によって形成されるカラーとした。
上記構造によれば、上記シールリングの内周面に耐摩耗性の材料によって形成されるカラーが設けられることから、シールリングの内周面は勿論、同カラーの内周面の摩耗についてもこれを抑制することができるようになる。
またこの場合、例えば請求項3に記載の発明によるように、前記カラーが前記固定側支持部材と同一部材からなる金属カラーとして形成されるものとすれば、同カラーとしての耐摩耗性も容易に、しかも的確に実現されるようになる。
一方、上記請求項1に記載のメカニカルシール付き流体ポンプにおいて、請求項4に記載の発明では、前記干渉規制手段を、前記シールリングよりも軟質の材料からなって前記固定側支持部材の先端側外周部を被覆する軟質被覆部材とした。
上記構造によれば、シールリングよりも軟質の材料からなる軟質被覆部材によって固定側支持部材の先端側外周部が被覆されることから、シールリングの内周面が固定側支持部材の先端側外周部から確実に保護されるようになる。すなわち、これによってもシールリングの内周面の摩耗は的確に抑制されるようになる。
またこの場合、例えば請求項5に記載の発明によるように、前記軟質被覆部材が樹脂製のキャップによって形成されるものとすれば、シールリングよりも軟質の材料からなって固定側支持部材の先端側外周部を被覆する上記軟質被覆部材を容易に実現することができるようになる。しかもこの場合、軟質被覆部材がキャップ状に形成されていることから、上記固定側支持部材に対する同軟質被覆部材の取り付けも容易となる。
また一方、上記請求項1に記載のメカニカルシール付き流体ポンプにおいて、請求項6に記載の発明では、前記干渉規制手段を、前記シールリングの内周面と前記固定側支持部材の先端側外周部との間に介装された緩衝材からなるリング部材とした。
上記構造によれば、上記シャフトが偏荷重を受けたとしても、上記シールリングの内周面と上記固定側支持部材の先端側外周部との間に介装される上記リング部材を通じて同偏荷重が吸収されるとともに、シールリングの内周面と固定側支持部材の先端側外周部との機械的干渉自体が同リング部材によって阻止されるようになり、これによってもシールリングの内周面の摩耗は的確に抑制されるようになる。
またこの場合、例えば請求項7に記載の発明によるように、前記リング部材が発泡ゴムによって形成されるものとすれば、上記緩衝材として機能するリング部材を容易に実現することができるようになるとともに、その重量増加についても最小限に抑えることができるようになる。
また一方、上記請求項1に記載のメカニカルシール付き流体ポンプにおいて、請求項8に記載の発明では、前記干渉規制手段を、前記シールリングの内周面と前記固定側支持部材の先端側外周部との間に介装された潤滑性材料からなるリング部材とした。
上記構造によれば、上記シールリングの内周面と上記固定側支持部材の先端側外周部との間に潤滑性材料からなるリング部材が介装されることから、同リング部材を通じてシールリングの内周面と固定側支持部材の先端側外周部との潤滑性が高められるようになり、ひいてはシールリングの内周面の摩耗についてもこれを的確に抑制することができるようになる。
そしてこの場合、例えば請求項9に記載の発明によるように、前記リング部材がポリアミド樹脂及びフッ素系樹脂のいずれかによって形成されるものとすれば、上記潤滑性材料として機能するリング部材を容易に実現することができるようになる。なお、この場合も、重量増加についてはこれを小さく抑えることができるようになる。
他方、請求項1〜9に記載のメカニカルシール付き流体ポンプにおいて、請求項10に記載の発明では、当該流体ポンプが、エンジンの出力軸に駆動連結されたプーリを介して前記シャフトが回転駆動されつつ、該シャフトに設けられたインペラを通じて同エンジンの冷却水を循環せしめるウォータポンプであるとした。
このようなウォータポンプにあっては、上記メカニカルシールとしてのシール性能が特に重要であり、しかも先の課題にて記載したシール性能に関する問題も特に顕著である。この点、上述したメカニカルシール付き流体ポンプをこうしたウォータポンプに適用することで、上記各種効果も最大限に活かされるようになり、ウォータポンプの軸封部に設けられるメカニカルシールとしてのシール性能も最大限に維持されるようになる。
<第1の実施の形態>
以下、この発明にかかるメカニカルシール付き流体ポンプを車載エンジンのウォータポンプに具体化した第1の実施の形態について図1に基づき説明する。なお図1は、先の図5に対応する図として、この実施の形態にかかるウォータポンプの断面構造を示した断面図であって、特にメカニカルシールを中心に示した部分断面図である。また、この図1において、先の図5に示した従来のウォータポンプの各要素と基本的に同一の機能を有する要素については、便宜上、それぞれ同一の符号を付して示している。
この実施の形態では、以下に詳述するように、シールリングの内周面に例えばステンレス鋼からなるカラーを設けることで、シールリングの内周面はもとより、同カラーの内周面についてもその摩耗に対する耐性の向上を図るようにしている。
図1に示されるように、この実施の形態のウォータポンプも、ケーシング1、並びにこのケーシング1内に回転可能に支持されたシャフト2、そしてこのシャフト2の基端に取り付けられたプーリ(図5参照)、さらには同シャフト2の先端に取り付けられたインペラ4を基本的に備えて構成されている。そして、このウォータポンプにあっても、上記ケーシング1の内周面の一部にはボールベアリング(図5参照)が設けられており、上記シャフト2はこのボールベアリングによって回転可能に軸支されている。
また、上記インペラ4は、これも前述のように、上記ケーシング1の内部に形成された渦室14内に収容されている。そして、エンジン出力軸の駆動力が上記プーリを通じてシャフト2に伝達され、この駆動力によってシャフト2が回転することにより、同シャフト2と共にインペラ4が回転して渦室14内に周方向の圧力流が形成される。その結果、当該ポンプの正面方向にあたる吸入ポートを通じて渦室14に吸入されたエンジン冷却水は、この渦室14内で加圧されつつ吐出ポートから吐出されて外部の冷却水通路に供給されるようになる。
一方、このウォータポンプにあっても、同図1に示されるように、上記シャフト2を軸支するボールベアリングとインペラ4との間には、上記ケーシング1の内周面とシャフト2との間の隙間をシールして、冷却水がインペラ4側からボールベアリング側へ浸入することを防止するためのメカニカルシール6が設けられている。そして、このメカニカルシール6も、その全体が円筒状をなしており、大きくは、上記シャフト2の外周面に圧入嵌合されるステンレス鋼からなる回転側支持部材61、及び上記ケーシング1の内壁に圧入嵌合される同じくステンレス鋼からなる固定側支持部材64を備える構成となっている。このうち、上記回転側支持部材61には、その一部をなすフランジ61Aに固定された緩衝ゴム62を介して例えばセラミックスからなるメーティングリング63が設けられており、このメーティングリング63が軸封部としての一端を担っている。また、上記固定側支持部材64には、上記シャフト2の軸方向及び径方向に所定の自由度を持って例えばカーボンからなるシールリング67を支持するためのパッキン65及びスプリング66が設けられている。この固定側支持部材64は、その先端部64A、これも正確には先端側外周部とケーシング1の内壁との間に形成されて上記パッキン65、上記スプリング66及び上記シールリング67を収容する収容部64Bと、同収容部64Bの基端側から延設されて上記ケーシングの内壁に内嵌されるフランジ部64Cとを有する構成となっている。そして、上記スプリング66による付勢力によって上記シールリング67が上記メーティングリング63に押圧されつつ、その押圧力が上記緩衝ゴム62によって受け止められることで、シールリング67とメーティングリング63とによる軸封、すなわちケーシング1の内周面とシャフト2との間のシーリングが図られるようになっている。
また一方、この実施の形態のウォータポンプにおいて、上記シールリング67の内周面には、同図1からも明らかなように、円筒状のカラー168が設けられている。このカラー168は、固定側支持部材64を形成する材料と同一の材料である例えばステンレス鋼からなって上記シールリング67の内周面を覆うようにこれに内嵌されている。すなわちこのカラー168は、上記シールリング67の内壁に対して固定される一方で、上記固定側支持部材64の先端側外周部に対しては適度な隙間を介して対向するように設けられている。このようなカラー168の採用により、シールリング67の内周面はもとより、カラー168自体の内周面についてもその摩耗に対する耐性が高められるようになり、上記固定側支持部材64の先端部64Aとの間で前述した機械的干渉が生じる場合であれ、カラー168共々、シールリング67の内周面での摩耗は抑制されるようになる。
したがって、こうしたウォータポンプにおいて、エンジンの出力軸の駆動力が上記プーリに伝達され、これによってシャフト2が回転する際、前述同様、シャフト2が偏荷重を受けた状態で回転するような場合であれ、その軸封部におけるシール性能も高く維持されるようになる。すなわち、ケーシング1の内周面とシャフト2との間にこのような構造を有するメカニカルシール6が設けられることにより、シャフト2の偏心した状態での回転に起因してシールリング67が過度に傾動し、その内周面と固定側支持部材64の先端部64Aとの間で機械的干渉が生じても、同シールリング67はもとより、上記カラー168の内周面での摩耗自体が抑制されることから、前述した引っかかり等が誘発されることはなくなる。そしてこれにより、シャフト2と共に回転する上記メーティングリング63のシール面63Fに対して上記シールリング67のシール面67Fも常に追従するかたちで傾動するようになり、上記軸封部におけるシール性能の低下も確実に抑制されるようになる。
以上説明したように、この実施の形態にかかるウォータポンプによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)シールリング67の内周面と同シールリング67の収容部にあたる固定側支持部材64の先端側外周部との対向部に金属からなるカラー168が介在される構造とした。これにより、シールリング67の内周面と固定側支持部材64の自由端となる先端部64Aとの間での接触・摺接といった機械的干渉そのものが規制されるようになる。すなわち、上記介在されるカラー168が、こうした機械的干渉を規制する干渉規制手段として機能するようになる。これにより、シールリング67の内周面はもとより、カラー168自体の内周面の摩耗は的確に抑制され、前述した固定側支持部材64の先端部64Aの引っかかり等が誘発されることもなくなる。このため、メーティングリング63に対するシールリング67の追従性が高く維持されるようになり、メカニカルシール6としてのシール性能の低下も確実に抑制されるようになる。
(2)上記カラー168としてはこれを、特に固定側支持部材64と同一の材料であるステンレス鋼によって形成することとした。これにより、同カラー168としての耐摩耗性も容易に、しかも的確に実現されるようになる。
<第2の実施の形態>
次に、この発明にかかるメカニカルシール付き流体ポンプの第2の実施の形態について、図2を参照して、先の第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。なお、図2も、先の図5あるいは図1に対応する図として、この実施の形態にかかるウォータポンプの断面構造を示した断面図であって、特にメカニカルシールを中心に示した部分断面図である。また、同図2において、先の図5あるいは図1に示した要素と同一の要素にはそれぞれ同一の符号を付して示し、それら各要素についての重複する説明は割愛する。
図2に示されるように、この実施の形態のウォータポンプも、基本的には先の図1に示した第1の実施の形態に準じた構成となっている。ただし、この実施の形態では、適宜の樹脂材料からなるキャップ、すなわち樹脂製のキャップ268によって固定側支持部材64の先端側外周部を被覆して、シールリング67の内周面を、固定側支持部材64の先端側外周部から保護するようにしている。
すなわちこの実施の形態において、この樹脂製のキャップ268は、固定側支持部材64の先端側外周部から先端側内周部にわたって覆うように断面略「コ」の字状に形成されている。そして、このキャップ268は、固定側支持部材64に対し、予めその先端部64Aを包み込むように装着されている。これによっても、シールリング67の内周面は固定側支持部材64の先端側外周部から確実に保護されるようになる。
以上説明したように、この実施の形態にかかるウォータポンプによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)樹脂製のキャップ268によって固定側支持部材64の先端側外周部が被覆される構造とした。これにより、シールリング67の内周面が固定側支持部材64の先端側外周部から確実に保護されるようになる。すなわちここでは上記キャップ268が、シールリング67の内周面と固定側支持部材64の自由端となる先端部64Aとの間での接触・摺接といった機械的干渉を規制する干渉規制手段として機能するようになる。これにより、シールリング67の内周面の摩耗は的確に抑制され、前述した固定側支持部材64の先端部64Aの引っかかり等が誘発されることもなくなる。このため、メーティングリング63に対するシールリング67の追従性が高く維持されるようになり、メカニカルシール6としてのシール性能の低下も確実に抑制されるようになる。
(2)しかもここでは、干渉規制手段が上記キャップ268として形成されていることから、上記固定側支持部材64に対する取り付けも容易となる。
<第3の実施の形態>
次に、この発明にかかるメカニカルシール付き流体ポンプの第3の実施の形態について、図3を参照して、先の第1あるいは第2の実施の形態との相違点を中心に説明する。なお、図3も、先の図5あるいは図1、図2に対応する図として、この実施の形態にかかるウォータポンプの断面構造を示した断面図であって、特にメカニカルシールを中心に示した部分断面図である。
図3に示されるように、この実施の形態のウォータポンプも、基本的には先の図1に示した第1の実施の形態、あるいは図2に示した第2の実施の形態に準じた構成となっている。ただし、この実施の形態では、シールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との間に、緩衝材として、発泡ゴムからなるリング部材368を介装するようにしている。すなわち、この介装したリング部材368を通じてシャフト2が受ける偏荷重を吸収するようにするとともに、シールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との機械的干渉自体を阻止するようにしている。
このように、この実施形態においては、円筒状に形成された上記リング部材368の外周面を上記シールリング67の内周面に当接させ、且つその内周面を上記固定側支持部材64の先端側外周部に当接させることによって、上記シャフト2が偏荷重を受けたとしても、同リング部材368を通じてシャフト2の偏荷重が吸収されるようにしている。このため、このようなリング部材368によっても、シールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との機械的干渉が阻止され、メーティングリング63のシール面63Fに対するシールリング67のシール面67Fの良好な追従性が維持されるようになる。
以上説明したように、この実施の形態にかかるウォータポンプによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)シールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との間に、緩衝材として、リング部材368が介在される構造とした。これにより、上記シャフト2が偏荷重を受けたとしても、上記リング部材368を通じて同偏荷重が吸収されるとともに、シールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との機械的干渉自体が同リング部材368によって阻止されるようになる。すなわち、上記介在されるリング部材368が、こうした機械的干渉を規制する干渉規制手段として機能するようになる。これにより、シールリング67の内周面の摩耗は的確に抑制され、前述した固定側支持部材64の先端部64Aの引っかかり等が誘発されることもなくなる。このため、メーティングリング63に対するシールリング67の追従性が高く維持されるようになり、メカニカルシール6としてのシール性能の低下も確実に抑制されるようになる。
(2)リング部材368が発泡ゴムによって形成されるものとした。これにより、緩衝材として機能するリング部材368を容易に実現することができるようになるとともに、その重量増加についても最小限に抑えることができるようになる。
<第4の実施の形態>
次に、この発明にかかるメカニカルシール付き流体ポンプの第4の実施の形態について、図4を参照して、先の第1〜第3の実施の形態との相違点を中心に説明する。なお、図4も、先の図5あるいは図1〜図3に対応する図として、この実施の形態にかかるウォータポンプの断面構造を示した断面図であって、特にメカニカルシールを中心に示した部分断面図である。
図4に示されるように、この実施の形態のウォータポンプも、基本的には先の図1〜図3に示した第1〜第3の実施の形態に準じた構成となっている。ただし、この実施の形態では、シールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との間に、潤滑性材料として、フッ素系樹脂からなるリング部材468を介装するようにしている。すなわち、この介装したリング部材468を通じて、シャフト2が偏荷重を受けたとしてもシールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との潤滑性を高め、これによって不要な摩耗等が生じることを回避するようにしている。
このように、この実施の形態においては、円筒状に形成された上記リング部材468の外周面を上記シールリング67の内周面に当接させ、且つその内周面を上記固定側支持部材64の先端側外周部に当接させることにより、上記シャフト2が偏荷重を受けたとしても、その潤滑性を通じてそれらシールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との間の不要な摩耗の発生を回避するようにしている。このため、このようなリング部材468によっても、シールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との機械的干渉が阻止され、メーティングリング63のシール面63Fに対するシールリング67のシール面67Fの良好な追従性が維持されるようになる。
以上説明したように、この実施の形態にかかるウォータポンプによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)シールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との間に、潤滑性材料として、リング部材468が介装される構造とした。これにより、同リング部材468を通じてシールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との潤滑性が高められるようになる。すなわち、上記介在されるリング部材468が、シールリング67の内周面と固定側支持部材64の自由端となる先端部64Aとの間での接触・摺接といった機械的干渉を規制する干渉規制手段として機能するようになる。これにより、シールリングの内周面の摩耗は的確に抑制され、前述した固定側支持部材64の先端部64Aの引っかかり等が誘発されることもなくなる。このため、メーティングリング63に対するシールリング67の追従性が高く維持されるようになり、メカニカルシール6としてのシール性能の低下も確実に抑制されるようになる。
(2)リング部材468がフッ素系樹脂によって形成されるものとした。これにより、上記潤滑性材料として機能するリング部材468を容易に実現することができるようになるとともに、重量増加についてもこれを小さく抑えることができるようになる。
<他の実施の形態>
なお、この発明にかかるメカニカルシール付き流体ポンプは上記各実施の形態にて例示した構成に限定されるものではなく、それら実施の形態を適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・上記第1の実施の形態のように、カラー168をステンレス鋼によって形成することが、ステンレス鋼からなる固定側支持部材64に対する耐摩耗性を同カラーに与える上では望ましい。しかし、固定側支持部材に対する耐摩耗性をカラーに与えることができる場合には、同カラーを形成する金属材料も特に限定されない。すなわち、このような条件が満たされている限り、こうしたカラーを形成する金属材料を適宜変更することができる。また、上述した条件が満たされている限り、こうしたカラーを金属材料以外の例えばセラミックス等の材料によって形成するようにしても勿論良い。
・上記第2の実施の形態のように、キャップ268を樹脂によって形成することが、シールリング67の内周面の摩耗を的確に抑制する上では望ましい。しかし、上記シールリング67の内周面を的確に抑制することができる場合には、キャップを形成する材料も特に限定されない。すなわち、シールリングよりも軟質であるといった条件が満たされている限り、同キャップとして他の軟質被覆部材も適宜採用することができる。
・同第2の実施の形態での上記軟質被覆部材としての形状もこれに限られるものではない。他に例えば、上記固定側支持部材64の先端側外周部のみを樹脂にてコーティングするようにしてもよい。
・上記第3の実施の形態では、緩衝材として、発泡ゴムからなるリング部材368について例示した。しかし、緩衝材としてのリング部材368を形成するための材料はこれに限られるものではない。他に例えば、緩衝材としての機能を有する他の弾性材料等によってリング部材を形成するようにしてもよい。
・上記第4の実施の形態では、潤滑性材料としてフッ素系樹脂によって形成されるリング部材468について例示した。しかし、潤滑性を有するリング部材を形成するための材料はこれに限られるものではない。他に例えば、フッ素系樹脂に近い潤滑性を有するポリアミド樹脂等の材料によってリング部材を形成するようにしてもよい。
・特に、上記第3あるいは第4の実施の形態については、各該当するリング部材を円筒状に形成するとともに、その外周面を上記シールリング67の内周面に当接させ、且つその内周面を上記固定側支持部材64の先端側外周部に当接させた状態にて設けることが、それらリング部材を安定した状態でメカニカルシール6に装着する上では望ましい。しかし、それらリング部材を安定した状態でメカニカルシール6に装着することができる場合には、同リング部材の配設態様も特に上記態様には限定されない。すなわち、それらリング部材はシールリング67の内周面と固定側支持部材64の先端側外周部との間に介在される態様であればよく、例えば同リング部材と上記シールリング67の内周面との間に隙間をもたせてリング部材を配設する態様、あるいは同リング部材と上記固定側支持部材64の先端側外周部との間に隙間を持たせてリング部材を配設する態様なども適宜採用することができる。
・上記各実施の形態では、この発明にかかるメカニカルシール付き流体ポンプをエンジンの冷却水の循環に用いられるウォータポンプに適用した例について各々その具体構造を示した。確かにこのようなウォータポンプにあっては、上記メカニカルシールとしてのシール性能が特に重要であり、しかも先の課題にて記載したシール性能に関する問題も特に顕著である。この点、上述したメカニカルシール付き流体ポンプをこうしたウォータポンプに適用することで、上記各種効果も最大限に活かされるようになり、ウォータポンプの軸封部に設けられるメカニカルシールとしてのシール性能も最大限に維持されるようになる。しかし、この発明にかかるメカニカルシール付き流体ポンプはこれに限られるものではない。他に例えば、オイル等、他の流体のエネルギ蓄積や移送を行うメカニカルシール付き流体ポンプにもこの発明は適用可能である。要は、シールリングの内周面と同シールリングの収容部にあたる固定側支持部材の先端側外周部との対向部に、シールリングの内周面に対する固定側支持部材の先端側外周部の機械的干渉を規制する干渉規制手段が設けられる構造のメカニカルシールを有するものであればよい。
この発明にかかるメカニカルシール付き流体ポンプの第1の実施の形態についてその一部断面構造を示す断面図。 この発明にかかるメカニカルシール付き流体ポンプの第2の実施の形態についてその一部断面構造を示す断面図。 この発明にかかるメカニカルシール付き流体ポンプの第3の実施の形態についてその一部断面構造を示す断面図。 この発明にかかるメカニカルシール付き流体ポンプの第4の実施の形態についてその一部断面構造を示す断面図。 従来のメカニカルシール付き流体ポンプについてその全体の断面構造を示す断面図。 同メカニカルシール付き流体ポンプを図5のA方向から見た正面構造を示す正面図。
符号の説明
1…ケーシング、2…シャフト、3…プーリ、4…インペラ、5…ボールベアリング、6…メカニカルシール、61…回転側支持部材、61A…フランジ、62…緩衝ゴム、63…メーティングリング、63F…シール面、64…固定側支持部材、64A…先端部、64B…収容部、64C…フランジ部、65…パッキン、66…スプリング、67…シールリング、67F…シール面、168…カラー、268…キャップ、368…リング部材、468…リング部材。

Claims (10)

  1. ケーシングに回転可能に軸支されつつ、流体加圧用のインペラを有して外部の動力源により回転駆動されるシャフトを備えるとともに、該シャフトのケーシングに対する軸封部に設けられるメカニカルシールとして、回転側のシール部材である円環状のメーティングリングを支持するフランジを有して前記シャフトに外嵌され、同シャフトと共に回転する円筒状の回転側支持部材と、固定側のシール部材である円筒状のシールリングを前記メーティングリング側に付勢しつつ、かつ傾動可能に、同シールリングをその内周面側から支持する収容部を有し、該収容部の基端側から延設されたフランジ部が前記ケーシングの内壁に内嵌される固定側支持部材とを備え、前記回転側支持部材と共に回転するメーティングリングのシール面に対する前記固定側支持部材の収容部に傾動可能に支持されたシールリングのシール面の追従した面接触を通じて前記軸封部がシールされるメカニカルシール付き流体ポンプにおいて、
    前記シールリングの内周面と同シールリングの収容部にあたる前記固定側支持部材の先端側外周部との対向部には、前記シールリングの内周面に対する前記固定側支持部材の先端側外周部の機械的干渉を規制する干渉規制手段が設けられてなる
    ことを特徴とするメカニカルシール付き流体ポンプ。
  2. 前記干渉規制手段が、前記シールリングの内周面に設けられた耐摩耗性の材料からなるカラーである
    請求項1に記載のメカニカルシール付き流体ポンプ。
  3. 前記カラーが前記固定側支持部材と同一材料の金属カラーからなる
    請求項2に記載のメカニカルシール付き流体ポンプ。
  4. 前記干渉規制手段が、前記シールリングよりも軟質の材料からなって前記固定側支持部材の先端側外周部を被覆する軟質被覆部材である
    請求項1に記載のメカニカルシール付き流体ポンプ。
  5. 前記軟質被覆部材が樹脂製のキャップからなる
    請求項4に記載のメカニカルシール付き流体ポンプ。
  6. 前記干渉規制手段が、前記シールリングの内周面と前記固定側支持部材の先端側外周部との間に介装された緩衝材からなるリング部材である
    請求項1に記載のメカニカルシール付き流体ポンプ。
  7. 前記リング部材が発泡ゴムからなる
    請求項6に記載のメカニカルシール付き流体ポンプ。
  8. 前記干渉規制手段が、前記シールリングの内周面と前記固定側支持部材の先端側外周部との間に介装された潤滑性材料からなるリング部材である
    請求項1に記載のメカニカルシール付き流体ポンプ。
  9. 前記リング部材がポリアミド樹脂及びフッ素系樹脂のいずれかからなる
    請求項8に記載のメカニカルシール付き流体ポンプ。
  10. 当該流体ポンプは、エンジンの出力軸に駆動連結されたプーリを介して前記シャフトが回転駆動されつつ、該シャフトに設けられたインペラを通じて同エンジンの冷却水を循環せしめるウォータポンプである
    請求項1〜9のいずれか一項に記載のメカニカルシール付き流体ポンプ。
JP2006290095A 2006-10-25 2006-10-25 メカニカルシール付き流体ポンプ Pending JP2008106672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006290095A JP2008106672A (ja) 2006-10-25 2006-10-25 メカニカルシール付き流体ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006290095A JP2008106672A (ja) 2006-10-25 2006-10-25 メカニカルシール付き流体ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008106672A true JP2008106672A (ja) 2008-05-08

Family

ID=39440249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006290095A Pending JP2008106672A (ja) 2006-10-25 2006-10-25 メカニカルシール付き流体ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008106672A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100951993B1 (ko) * 2008-07-24 2010-04-08 현대자동차주식회사 워터펌프
CN101782012A (zh) * 2009-01-18 2010-07-21 龙口市汽车风扇离合器厂 永磁式电磁离合器
KR101348725B1 (ko) * 2012-12-18 2014-01-08 극동씰테크 주식회사 가공장비의 이송펌프 내부에 장착되는 밀봉장치 구조
CN104696368A (zh) * 2013-12-06 2015-06-10 通用汽车环球科技运作有限责任公司 无内波纹管的发动机冷却剂泵密封件

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100951993B1 (ko) * 2008-07-24 2010-04-08 현대자동차주식회사 워터펌프
CN101782012A (zh) * 2009-01-18 2010-07-21 龙口市汽车风扇离合器厂 永磁式电磁离合器
CN101782012B (zh) * 2009-01-18 2013-07-10 龙口市汽车风扇离合器厂 永磁式电磁离合器
KR101348725B1 (ko) * 2012-12-18 2014-01-08 극동씰테크 주식회사 가공장비의 이송펌프 내부에 장착되는 밀봉장치 구조
CN104696368A (zh) * 2013-12-06 2015-06-10 通用汽车环球科技运作有限责任公司 无内波纹管的发动机冷却剂泵密封件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5297190B2 (ja) 真空ポンプ
JP5529714B2 (ja) 電動過給機の回転軸支持構造
JPH1054208A (ja) 高速回転ロータのための軸受支持部材
JP2008240728A (ja) 真空ポンプ
WO2016059883A1 (ja) シール装置
JP2008106672A (ja) メカニカルシール付き流体ポンプ
JPWO2006035552A1 (ja) 流体ポンプ
US10240617B2 (en) Water pump bearing with active condensate purging system
JP4078833B2 (ja) 両吸込渦巻ポンプ
JP2008008412A (ja) ジャーナル軸受ユニット
JP2010133530A (ja) 軸受構造及び該軸受構造を備えた過給機
US20070164624A1 (en) Positioning ring structure for motor
JP6559717B2 (ja) メカニカルシール
JP2008106673A (ja) メカニカルシール付き流体ポンプ
JP2013530354A (ja) スラスト軸受のキングピン用途におけるシール組立体
JP2007327577A (ja) 機械式ポンプ
US20220397115A1 (en) Scroll pump
US5720167A (en) Rotating pump seal
JP6973364B2 (ja) 流体機械
JP6536417B2 (ja) ターボチャージャ
JP5092896B2 (ja) 回転機械
JP2009074480A (ja) ウォータポンプ
JPH10281300A (ja) メカニカルシール装置
JP2020094557A (ja) 流体機械
JP4793151B2 (ja) メカニカルシール装置及びウォーターポンプ