JP2008106452A - トンネル掘削方法 - Google Patents

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Kiyoaki Nishimura
清亮 西村
Takashi Okada
喬 岡田
Toshibumi Hirose
俊文 広瀬
Masaru Kawagoe
勝 河越
Minoru Hokari
実 保苅
Yoshiyuki Takahashi
義之 高橋
Masahiko Sugiyama
雅彦 杉山
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Abstract

【課題】胴筒よりも後方に位置するトンネル空洞部の内壁面に支保層を形成する従来のトンネル掘削方法では、吹付けノズルより前方に位置する胴筒の周囲に形成されたトンネル空洞部の内壁面が支保層によって支持されていない素堀り状態であるので、胴筒が地山の圧力で圧迫されて、トンネル掘削機を掘進できない。
【解決手段】胴筒2と胴筒の前側に設けられたカッタヘッド3と胴筒の後側に設けられたジャッキ5とを備えたトンネル掘削機1を用い、トンネル掘削機1をジャッキ5で推進させながらカッタヘッド3を駆動してカッタヘッドで地山44を掘削するトンネル掘削方法において、カッタヘッド3の周縁部9の後端10と胴筒2の周縁部11の前端12との間に形成されたトンネル空洞部41の内壁面42に支保材6を吹き付けて支保層43を形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、トンネル掘削機の胴筒が地山の圧力で圧迫されないようにしてトンネル掘削機をスムーズに掘進させることの可能なトンネル掘削方法に関する。
胴筒と胴筒の前側に回転可能に設けられたカッタヘッドとジャッキとを備えたトンネル掘削機を用い、トンネル掘削機をジャッキで推進させながらカッタヘッドを駆動して地山を掘削するトンネル掘削方法において、モルタルやコンクリートなどの支保材を噴射させる吹付けノズルを胴筒の後方に備えたトンネル掘削機を用い、胴筒よりも後方に位置するトンネル空洞部の内壁面に吹付けノズルから噴射させた支保材を吹き付けて支保層を形成することによって、地山の崩壊を防ぐトンネル掘削方法が知られている。
しかしながら、上記トンネル掘削方法では、土被りが大きくて支持力が低い地山、又は、未固結な地山を掘削すると、胴筒の周囲に形成されたトンネル空洞部は素掘り状態であり、このトンネル空洞部の内壁面には支保層が形成されておらず、当該トンネル空洞部の内壁面は支保層によって支持されていないので、素堀りの空洞部をそのまま放置して時間を経過させたり、トンネル掘削機を前進させることによって、胴筒の周囲に位置するトンネル空洞部の周辺地山が圧力で圧迫されてトンネル空洞部の内壁面を押し出し、この押し出された内壁面により胴筒が締め付けられて、トンネル掘削機を掘進できなくなる。
特開平8−312289号公報
発明が解決しようとする課題は、胴筒よりも後方に位置するトンネル空洞部の内壁面に支保層を形成する従来のトンネル掘削方法では、吹付けノズルより前方に位置する胴筒の周囲に形成されたトンネル空洞部の内壁面が支保層によって支持されていない素堀り状態であるので、胴筒が地山の圧力で圧迫されて、トンネル掘削機を掘進できなくなるという点である。
本発明に係るトンネル掘削方法は、胴筒と胴筒の前側に設けられたカッタヘッドと胴筒の後側に設けられたジャッキとを備えたトンネル掘削機を用い、トンネル掘削機をジャッキで推進させながらカッタヘッドを駆動してカッタヘッドで地山を掘削するトンネル掘削方法において、カッタヘッドの周縁部の後端と胴筒の周縁部の前端との間に形成されたトンネル空洞部の内壁面に支保材を吹き付けて支保層を形成したことを特徴とする。
トンネル掘削機を掘進させながらカッタヘッドの周縁部の後端と胴筒の周縁部の前端との間に形成されたトンネル空洞部の内壁面に支保材を吹き付けて支保層を形成したことも特徴とする。
カッタヘッドの周縁部の後端と胴筒の周縁部の前端との間に形成されたトンネル空洞部の内壁面に支保材を吹き付けて支保層を形成した後にトンネル掘削機を掘進させたことも特徴とする。
本発明によれば、カッタヘッドの周縁部の後端と胴筒の周縁部の前端との間に形成されたトンネル空洞部の内壁面に支保材を吹き付けて支保層を形成するので、トンネル掘削機の掘進に伴ってカッタヘッドの周縁部の後端より後方に形成されるトンネル空洞部の内壁面には支保層が順次形成されていくことになる。従って、胴筒の前方及び胴筒の周囲にあるトンネル空洞部の内壁面は常に支保層で支持されることになるため、トンネル掘削機の掘進の際、胴筒は地山の圧力で圧迫されることなく、トンネル掘削機はスムーズに掘進する。
トンネル掘削機を掘進させながらカッタヘッドの周縁部の後端と胴筒の周縁部の前端との間に形成されたトンネル空洞部の内壁面に支保材を吹き付けて支保層を形成すれば、トンネル掘削機の掘削作業と吹付け装置による吹付け作業とを一緒に行えるので、作業時間を短くできる。
カッタヘッドの周縁部の後端と胴筒の周縁部の前端との間に形成されたトンネル空洞部の内壁面に支保材を吹き付けて支保層を形成した後にトンネル掘削機を掘進させれば、胴筒の前方にある地山が支保層で確実に支持されてからトンネル掘削機を掘進できるので、胴筒がスムーズに前進し、トンネル掘削作業を効率的に行える。
図1は最良の形態によるトンネル掘削機の構成を断面で示す。
図1を参照し、トンネル掘削方法を実現するためのトンネル掘削機1の構成を説明する。
トンネル掘削機1は、円筒状の胴筒2、地山掘削用のカッタヘッド3、カッタヘッド駆動機構4、推進用のジャッキ5、モルタルやコンクリートのような支保材6の吹付け装置7を備える。
カッタヘッド3の周縁部9の後端10と胴筒2の周縁部11の前端12とが所定の間隔Hを隔てて配置される。所定の間隔Hは50cm程度以上に設定される。即ち、カッタヘッド3の周縁部9の後端10と胴筒2の周縁部11の前端12との間(以下、カッタ胴筒間という)が間隔Hに設定される。
胴筒2の内側には、図外の、スクリューコンベア、支保工やセグメントの組立装置、反力受板保持装置などを備える。胴筒2は、スキンプレートやテールプレートなどと呼ばれる部分である。
カッタヘッド3は、円盤状の面盤13の前面14に複数のカッタビット15を備えた構成であり、胴筒2の前側に、中心軸16を回転中心として回転可能に設けられる。
カッタヘッド3を回転させるためのカッタヘッド駆動機構4は、胴筒2の前側に中心軸16を回転中心として回転可能に設けられた回転盤17と、回転盤17の周縁部18に沿って後方に突出して設けられたリング体19の内側(あるいは外側)に内歯ギヤ20が形成されたリングギヤ21と、複数の駆動モータ22と、駆動モータ22のモータ軸23に設けられてリングギヤ21の内歯ギヤ20に噛み合う駆動ギヤ24と、回転盤17の前面25とカッタヘッド3の後面26とを連結する複数の連結部材27とで形成される。複数の駆動モータ22のモータ軸23が回転すると、駆動ギヤ24の回転力がリングギヤ21に伝達されて回転盤17及びカッタヘッド3が回転する。尚、回転盤17とリングギヤ21とにより形成される回転体17Aは、胴筒2の前部に形成された回転収容部17Bに前後移動が規制された状態で回転可能に収容される。
ジャッキ5は、胴筒2の後側の内面に周方向に沿って複数個設けられる。
吹付け装置7は、材料圧送装置30、混合機31、吹付けノズル32を備える。
吹付けノズル32と混合機31とがホース33で互いに繋がれ、混合機31と材料圧送装置30とがホース34で互いに繋がれる。
尚、吹付け方式には、乾式と湿式とがある。
乾式の場合、図外の吹付け材料生成部から材料圧送装置30に供給されたドライモルタルやドライコンクリートなどの吹付け材料が材料圧送装置30から混合機31及び吹付けノズル32に向けて圧送されるとともに、急結材が混合機31に供給され、水が混合機31に供給されることによって、吹付け材料と水と急結材とが混合されて生成された支保材6が吹付けノズル32を経由して噴射される。
湿式の場合、図外の吹付け材料生成部から材料圧送装置30に供給された生モルタルや生コンクリートなどの吹付け材料が材料圧送装置30から混合機31及び吹付けノズル32に向けて圧送されるとともに、急結材が混合機31に供給されることによって、水分を含んだ吹付け材料と急結材とが混合されて生成された支保材6が吹付けノズル32を経由して噴射される。
吹付けノズル32は、回転体17Aの前面25に1つ又は回転体17Aの前面25に回転体17Aの周方向に沿って間隔を隔てて複数設けてもよい。即ち、吹付けノズル32が、回転盤17の前面25における周縁部18に近い位置に形成されたノズル取付部39に取付けられ、吹付けノズル32がカッタ胴筒間に向けて突出するように設けられる。吹付けノズル32は回転体17Aに設けられているので、吹付けノズル32は回転体17Aと一緒に中心軸16を回転中心として回転する。
また、吹付けノズル32はジャッキなどを用いた図外の前後揺動装置によって矢印Aの如く前後方向に首振りのように揺動する。即ち、図外の制御部によって回転体17Aを回転させるとともに前後揺動装置を駆動すれば、吹付けノズル32の前後揺動によって支保材6を内壁面42に均等に効率的に吹き付けることができる。このように吹付けノズル32を前後揺動装置によって前後方向に首振りのように揺動駆動する構成としたことで、特に、カッタ胴筒間(間隔H)が長い場合であっても、カッタ胴筒間のトンネル空洞部41の内壁面42におけるカッタヘッド3の中心軸16に沿った方向に渡って支保層43を形成できる。
また、胴筒2の周縁部11の前端部には、前方に尖った形状に形成された支保材はつり部52が形成される。支保材はつり部52は、胴筒2の周縁部11の前端12から胴筒2の中心に向けて胴筒2の後方に傾斜する傾斜面53を備え、傾斜面53と胴筒2の周面とのなす角度が鋭角に形成された形状である。支保材はつり部52は、胴筒2の前方から見た場合に、胴筒2の周縁部11に沿って円環状に形成される。この支保材はつり部52を備えているため、トンネル空洞部41の内壁面42に吹き付けられた支保材6の余盛部分が、胴筒2の前進に伴って支保材はつり部52の先鋭な前端12により削られる。
トンネル掘削方法を説明する。
ジャッキ5のピストン40の反力受けを設置し、ジャッキ5のピストン40を駆動するとともにカッタヘッド3を駆動することによってトンネル掘削機1で地山44を掘削して掘進する。トンネル掘削機1の掘進によって、カッタ胴筒間に素掘り状態のトンネル空洞部41を形成し、そのトンネル空洞部41の内壁面42に、吹付けノズル32から支保材6を噴射して吹き付けることにより支保層43を形成する。以後、トンネル掘削機1をそのまま掘進させながら、掘進によりカッタ胴筒間に形成される素掘り状態のトンネル空洞部41の内壁面42に支保材6を噴射して吹き付けることにより支保層43を形成していく。即ち、トンネル掘削機1と吹付け装置7とをともに駆動し、トンネル掘削機1を掘進させながらカッタ胴筒間に形成されたトンネル空洞部41の内壁面42に吹付け装置7により支保材6を吹き付けて支保層43を形成する。つまり、トンネル掘削機1の掘進によりカッタ胴筒間に素掘り状態のトンネル空洞部41が形成された直後に、このトンネル空洞部41の内壁面42に吹付け装置7によって支保層43を形成する。
最良の形態によれば、トンネル掘削機1の掘進に伴ってカッタヘッド3の周縁部9の後端10より後方に形成されるトンネル空洞部41の内壁面42に支保層43が順次形成されていくので、胴筒2の前方及び胴筒2の周囲にあるトンネル空洞部41の内壁面42は常に支保層43で支持されることになる。従って、トンネル掘削機1の掘進の際、胴筒2は地山44の圧力で圧迫されることなく、トンネル掘削機1はスムーズに掘進するので、トンネル掘削作業を効率的に行える。
また、素掘り状態のトンネル空洞部41が形成された直後に支保層43が形成されることから、胴筒2が胴筒2の前方の地山圧力を受けないので、胴筒2がスムーズに前進し、トンネル掘削作業を効率的に行える。
また、トンネル掘削機1と吹付け装置7とをともに駆動し、トンネル掘削機1の掘削作業と吹付け装置7による吹付け作業とを一緒に行えるので、作業時間を短くできる。
他の形態1
吹付けノズル32は、カッタヘッド3の周縁部9に近い後面26に1つ又はカッタヘッド3の周縁部9に近い後面26にカッタヘッド3の周方向に沿って間隔を隔てて複数設けてもよい。即ち、1つの吹付けノズル32を、カッタヘッド3の周縁部9に近い後面26よりカッタ胴筒間に向けて突出するように設けた場合でも最良の形態と同じ効果が得られる。
他の形態2
一緒に回転するカッタヘッド3と回転体17Aとを中心軸16を回転中心として左回り方向及び右回り方向に所定角度αだけ回転するように構成する。例えば、図2に示すように、胴筒2における時計の12時の位置を揺動基準点Gと決め、カッタヘッド3や回転体17Aを左回り方向及び右回り方向にそれぞれα=140°だけ回転させる、所謂、揺動構成とする(即ち、揺動角度範囲は2α=280°)。この構成において、カッタヘッド3の後面26や回転体17Aの前面25における揺動基準点Gに吹付けノズル32を1つ取付けることによって、図2に示すインバート46の形成される部分に支保材6の吹き付けを行わないようにする。つまり、インバート46の形成される部分は胴筒2の下部の外周面に対向する地山部分であり、この地山部分は胴筒2を圧迫しないので、インバート46の形成される部分に支保材6を吹き付けないようにすることは、支保材6の無駄を省けるとともに、インバートブロック敷設時において余分な支保材のはつり作業のような余分な作業を回避できる。
即ち、揺動角度範囲を、インバート46の形成される部分以外のトンネル空洞部41の内壁面42の周面の角度範囲に合わせ、吹付けノズル32を、初期状態のカッタヘッド3の後面26における揺動基準点G上の周縁部9に近い部分、即ち、初期状態のカッタヘッド3の後面26における最上点から少し下の部分に設けたり、初期状態の回転体17Aの前面25における揺動基準点G上の周縁部18に近い部分、即ち、初期状態の回転体17Aの前面25における最上点から少し下の部分に設けたりすることによって、インバート46の形成される部分を除いたトンネル空洞部41の内壁面42に支保材6を吹き付けて支保層43を形成できる。
カッタヘッド3や回転体17Aを左回り方向及び右回り方向に所定角度だけ回転させる揺動駆動機構は、駆動モータを正逆回転制御して中心軸16を回転させるモータ制御方式、油圧ジャッキのようなジャッキを用いて中心軸16を回転させるジャッキ方式、中心軸16に設けたピニオンとこのピニオンを往復直線運動させるラックとの噛み合いによって中心軸16を回転させるラックピニオン方式などによって実現可能である。尚、ジャッキ方式、ラックピニオン方式の場合、図1の駆動モータ22及びリングギヤ21は不要である。ジャッキ方式において吹付け範囲に対応する揺動角度範囲が不足する場合は、カッタヘッド3の後面26や回転体17Aの前面25に吹付けノズル32を複数設ければよい。例えば、揺動基準点Gから左回り方向及び右回り方向にそれぞれ140°の角度範囲の周面にモルタルを吹き付けたい場合において、ジャッキ方式によりカッタヘッド3が揺動基準点Gから左回り方向及び右回り方向にそれぞれ70°しか回転させることができない場合は、カッタヘッド3の後面26や回転体17Aの前面25において揺動基準点Gから左回り方向及び右回り方向にそれぞれ70°の位置に吹付けノズル32を1つずつ取付ければよい。
他の形態3
吹付けノズル32は、トンネル掘削機1の非回転部に設けても良い。例えば、胴筒2の周縁部11に近い前端部45に、1つ又は胴筒2の周方向に沿って間隔を隔てて複数設けてもよい。この場合、吹付けノズル32を、図外の油圧シリンダーなどを用いたノズル周方向揺動装置により、胴筒2の周囲に沿った方向に所定範囲で首振りのように往復移動可能に構成することによって、トンネル空洞部41の内壁面42全体、あるいは、インバート46の形成される部分以外のトンネル空洞部41の内壁面42に支保材6を万遍なく吹き付けて支保層43を形成できるようにすればよい。
このように、吹付けノズル32を、トンネル掘削機1の非回転部である胴筒2の周縁部11に近い前端部45に設けるようにすれば、カッタヘッド3を高速回転できるため、硬質岩盤を掘削する場合に、好ましい。
また、トンネル掘削機1の掘進作業と、吹付け装置7による吹付け作業とを、個別に行えるようになる。例えば、掘進作業を止めた状態で吹付け作業を行えるので、支保層43を確実に形成でき、胴筒2に対する地山圧力の影響をより少なくでき、トンネル掘削機1の掘進をよりスムーズに行えるようになる。
ノズル取付部39やカッタヘッド3の周縁部9に近い後面26に吹付けノズル32を固定し、この吹付けノズル32によりカッタ胴筒間(間隔H)の範囲の内壁面42に支保材6を吹き付けるようにしてもよい。
吹付けノズル32を、カッタヘッド3の周縁部9に近い後面26に、周方向に沿って複数設けてもよい。
吹付けノズル32を、回転体17Aの前面25における周縁部18に近い位置に、周方向に沿って複数設けてもよい。
また、上記では円形断面孔を掘削するトンネル掘削機を用いた方法を説明したが、本発明は、複円形断面孔、矩形断面孔を掘削するトンネル掘削機を用いる場合にも同様に適用可能である。
トンネル掘削機の構成を示す断面図(最良の形態)。 支保層の形成範囲を示す説明図(他の形態2)。
符号の説明
1 トンネル掘削機、2 胴筒、3 カッタヘッド、
4 カッタヘッド駆動機構、5 ジャッキ、6 支保材、7 吹付け装置、
10 カッタヘッドの周縁部の後端、12 胴筒の周縁部の前端
41 トンネル空洞部、42 内壁面、43 支保層、44 地山。

Claims (3)

  1. 胴筒と胴筒の前側に設けられたカッタヘッドと胴筒の後側に設けられたジャッキとを備えたトンネル掘削機を用い、トンネル掘削機をジャッキで推進させながらカッタヘッドを駆動してカッタヘッドで地山を掘削するトンネル掘削方法において、カッタヘッドの周縁部の後端と胴筒の周縁部の前端との間に形成されたトンネル空洞部の内壁面に支保材を吹き付けて支保層を形成したことを特徴とするトンネル掘削方法。
  2. トンネル掘削機を掘進させながらカッタヘッドの周縁部の後端と胴筒の周縁部の前端との間に形成されたトンネル空洞部の内壁面に支保材を吹き付けて支保層を形成したことを特徴とする請求項1に記載のトンネル掘削方法。
  3. カッタヘッドの周縁部の後端と胴筒の周縁部の前端との間に形成されたトンネル空洞部の内壁面に支保材を吹き付けて支保層を形成した後にトンネル掘削機を掘進させたことを特徴とする請求項1に記載のトンネル掘削方法。
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