JP2008105729A - 保存及び運搬用パレット - Google Patents

保存及び運搬用パレット Download PDF

Info

Publication number
JP2008105729A
JP2008105729A JP2006291995A JP2006291995A JP2008105729A JP 2008105729 A JP2008105729 A JP 2008105729A JP 2006291995 A JP2006291995 A JP 2006291995A JP 2006291995 A JP2006291995 A JP 2006291995A JP 2008105729 A JP2008105729 A JP 2008105729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
plate
upper plate
block member
girder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006291995A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Fujiki
重樹 藤木
Koji Hamamura
耕司 濱村
Takashi Hibi
隆志 日比
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP2006291995A priority Critical patent/JP2008105729A/ja
Publication of JP2008105729A publication Critical patent/JP2008105729A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 曲面を有する梱包体を安定した状態で保存及び運搬できるパレットの提供。
【解決手段】 パレット10Aの上に梱包体50Aの曲面52を載せたとき、上板13が湾曲し、更に上板13に固定された間隔調整用ブロック部材25が下板11に当接するので、梱包体50Aを安定して保持でき、下板11と上板13の間に隙間が確保されるので、フォークリフトによる作業性も良い。
【選択図】 図2

Description

本発明は、曲面を有する大きな梱包体の保存や運搬に適した保存及び運搬用パレットに関する。
タバコのフィルターに使用する酢酸セルロース製のフィルタートウは、図8〜図10に示す公知の充填装置及び圧縮装置を用いて、下記のとおりの公知の手順にて、圧縮して箱詰めし、梱包体とされた状態で保存及び運搬される。
図8に示すように、両端が開口した断面四角形状の中空筒体(缶体)1の底部は、シャッター部材2で開閉可能である。フィルタートウFの収容工程では、底部をシャッター部材2で閉じた状態で中空筒体1内にフィルタートウFが供給又は充填される。この例では、捲縮された所定幅のフィルタートウが一対のローラ3で搬送されるとともに、所定の幅で綾振りする振込機4により、折り畳まれながら中空筒体1内に収容又は充填される。
次に、図9、図10に示すようにして圧縮する。折り畳まれたフィルタートウFを圧縮するための一対のプレス板5、6には、それぞれ底板梱包材7と天板梱包材8とが装着され、底板梱包材7及び天板梱包材8のうち少なくとも一方の梱包材は、プレス板5の移動に伴って中空筒体1内を移動可能である。そのため、底部からシャッター部材2を抜いた状態で、中空筒体1内に収容された所定量の繊維集合体Fを圧縮できる。天板梱包材8は、プレス板6の移動に伴って中空筒体1内に侵入可能であり、中空筒体1の内壁に対して非接合状態で摺動又は移動可能である。
底板梱包材7及び天板梱包材8は、それぞれ四角形状の底板7a及び天板8aと、これらの底板及び天板の各辺から折り曲げ可能な4つの側部片7b、8bとを備えており、外方向に折り返された状態で4つの側部片の外面(非折返し状態では側部片の内面)7b,8bは、所定の幅で周方向に形成され、かつ中空筒体1の内壁に対して非接合状態で摺動又は移動可能な接合手段を備えている。
第1の感圧接合手段9は感圧接着剤層で構成されており、この感圧接着剤層は貼合せ部位を形成している。なお、この感圧接着剤層の表面(中空筒体1の内壁と接触可能な面)には剥離紙(又は離型紙)が貼付され、中空筒体1の内壁に対して粘着するのを防止している。そのため、上部のプレス機によるプレス板6の前進動に伴って、天板梱包材8が中空筒体1内に侵入し、中空筒体1内のフィルタートウFが加圧圧縮(100〜700kg/cm2、例えば200〜600kg/cm2)され、梱包体が形成される。梱包直後の梱包体50は直方体を維持しているが、圧縮されたフィルタートウが経時的に膨張して膨らむため、図11に示すように、圧縮方向になる対向する2つの面(圧縮面)51、52が曲面になる。
このように梱包体50の圧縮面51、52が膨張して曲面になると、安定が悪く、パレットに載せたまま多段積みをすることができなかった。このため、従来では梱包体を90°回転させ、圧縮面51、52が側面になるように横積みにして(即ち、膨張していない非圧縮面53、54又は55,56が上下面になるように横積みにして)パレットに載せて輸送している。
しかし、梱包体50からフィルタートウを取り出すときは、封がされた側面側に位置している圧縮面51、52から開封して取り出す必要があるため、再度、梱包体の向きを90°回転させる必要があり、大きな作業負担となっている。
更に梱包体の質量が大きいことを考慮すると、パレットとの接触によりフィルタートウが損傷しないこと、フォークリフトを用いて運搬することを考慮すると、パレットに差し込まれたフォークリフトの爪によりフィルタートウが損傷しないことも重要となる。
従来、フィルムやシートのロール状巻物を保管、輸送するためのパレットとして例えば発泡ウレタン樹脂などで成形された受け口をパレット上に固定して安定して輸送する方法は存在していたが、このようなパレット使用した場合には平滑な底面を保有するものは輸送できなかった。すなわち特許文献1に記載されているように、曲面な底面を持つ物を運搬するために、発泡ウレタン樹脂などで成形された受け口をパレット上に固定した場合では、本発明での梱包体のように膨張していない非圧縮面53、54又は55、56が上下面になるように横積みにして輸送する場合では、特殊な形状の受け口が障害となり、安定して運送することができなかった。
このように特殊な受け口を設けたパレットを使用して保管、輸送する場合は、特殊な受け口の形状に合わせた底面をもつものしか運送できず、平滑な底面をもつ梱包体を安定して輸送することができなかった。したがって、縦積みを横積みにして輸送する場合には積み替え時にパレットを交換する必要があり煩雑であった。このため、縦積みでも横積みでの使用できるパレットが求められていたが存在しなかった。
特開2000−16432号公報
特許文献1の発明は、異なる2方向(直角方向)からフォークリフトの爪を差し込んで運搬することができるパレットが開示されているが、運搬対象となる梱包体と接触面は、ほぼ等間隔に配置した上平板部12(上平板材12a〜12g)から構成された平面となっているため、曲面を有する梱包体の運搬等には適していない。
本発明は、少なくとも対応する2面が曲面である梱包体の保存及び運搬に適した保存及び運搬用パレットを提供することを課題とする。
請求項1の発明は、課題の解決手段として、
幅方向に間隔をおいて平行に配置された弾性変形可能な2枚の下板と、
前記2枚の下板と正対するように厚さ方向に間隔をおいて配置された弾性変形可能な2枚の上板を有し、
前記2枚の下板と前記2枚の上板が、それぞれの両端側に配置された4個の固定用ブロック部材を介して接続され、前記下板と前記上板の間には少なくとも1つの桁板が幅方向に架け渡されており、
前記上板と前記下板の一方が、他方と厚さ方向に正対する面に間隔調整用ブロック部材を有し、前記間隔調整用ブロック部材と前記下板又は前記上板との間に隙間が形成されている、保存及び運搬用パレットを提供する。
本発明のパレット上に運搬対象物を載せたとき、弾性変形可能な2枚の上板が前記運搬対象物の形状に応じて変形するため、例えば、曲面を有するものであっても、安定して載せることができる。更に2枚の上板が変形した場合であっても、間隔調整用ブロック部材の作用により、上板と下板の間には一定の間隔が維持されるため、フォークリフトによる運搬作業性が損なわれることはない。
また、1つのパレットに運搬対象物を載せ、更に前記運搬対象物の上に別の運搬対象物を載せたパレットを積み重ねていく多段積みをしたときには、2枚の下板が接触する運搬対象物の形状に応じて変形するため、安定して多段積みをすることができる。更に、多段積みした場合でも、間隔調整用ブロック部材の作用により、各パレットの上板と下板の間には一定の間隔が維持されるため、フォークリフトによる運搬作業性が損なわれることもない。
2枚の下板同士又は2枚の上板同士は、運搬対象となる物の大きさや運搬作業に使用するフォークリフトの能力に応じてパレットの幅方向への間隔が設定されるものであり、目視にて平行に見える程度で配置されていればよい。
間隔調整用ブロック部材は、上板及び下板のいずれか一方に固定されており、間隔調整用ブロックの厚さは、上板と下板の間隔(固定用ブロック部材の厚さ)よりも小さい。よって、間隔調整用ブロック部材と上板又は下板との間には隙間があり、前記隙間の間隔は、好ましくは10〜50mmであり、好ましくは10〜40mm、より好ましくは15〜30mmである。
弾性変形可能な上板及び下板は、積載対象物の質量に伴う圧力を受けたときに変形するが、前記圧力を取り去ったときには元の形状に回復する性質を有するものであり、例えば、厚さが10〜30mm程度の木材(一般的な運搬用パレットに使用される材質の木材)、前記木材と同程度の強度を有するプラスチック、金属、これらの複合体を用いることができる。桁板も上板及び下板と同様に弾性変形可能なものであることが好ましい。
桁板は、フォークの爪が直接運搬対象物に接触して運搬対象物を損傷するのを防ぐ役割をもつものであり、さらには上板と下板を補強するためのものであり、少なくとも1枚が架け渡されており、必要に応じて、上板と下板の中央部又はその近傍において2〜3枚程度が架け渡されていてもよいし、上板と下板の両端部に1〜2枚ずつが架け渡されていてもよい。
請求項2の発明は、課題の他の解決手段として、前記間隔調整用ブロック部材が、前記上板と前記下板の両方において、互いに正対しかつ隙間が生じるようにして取り付けられている、請求項1記載の保存及び運搬用パレットを提供する。
間隔調整用ブロック部材を上板と下板の両方に分けて取り付けたものであり、請求項1の発明と同じ作用をする。このような場合、対向する2つの間隔調整用ブロック部材の間隔は、好ましくは10〜50mmであり、より好ましくは15〜40mmである。
請求項3の発明は、課題の他の解決手段として、前記桁板が、両端部が前記上板又は前記下板と前記固定用ブロック部材との間で固定された状態で架け渡されている、請求項1又は2記載の保存及び運搬用パレットを提供する。
このようにすることで、上板の表面が平坦面となり、凹凸がなくなるので、運搬対象物が柔らかい物であるときには、損傷が抑制されるので好ましい。
請求項4の発明は、課題の他の解決手段として、前記桁板が、前記上板又は前記下板の両端部において、前記桁板の両端部が前記上板又は前記下板と前記固定用ブロック部材との間で固定された状態で架け渡されており、更に前記上板又は前記下板の長さ方向中央部又はその近傍において、前記桁板の両端部が前記上板又は前記下板と前記間隔調整用ブロック部材との間で固定された状態で架け渡されている、請求項1又は2記載の保存及び運搬用パレットを提供する。
このようにすることで、パレットの強度がより高められ、上板又は下板の表面が平滑面となり、凹凸がなくなるので、運搬対象物が柔らかい物であるときには、損傷が抑制されるので好ましい。
請求項5の発明は、課題の他の解決手段として、前記桁板が、両端部が前記上板の表面に固定された状態で架け渡されている、請求項1又は2記載の保存及び運搬用パレットを提供する。
請求項6の発明は、課題の他の解決手段として、更に前記桁板の下面に多段積み間隔調整用ブロック部材を有している、請求項1〜5のいずれかに記載の保存及び運搬用パレットを提供する。
多段積みをしたとき、1つのパレットの下に位置する運搬対象物の表面に多段積み間隔調整用ブロック部材が当接されるため、多段積みしたときの安定性を高めることができる。
請求項7の発明は、課題の他の解決手段として、箱容器内にフィルタートウが圧縮充填された、対向する2面が曲面である梱包体を積載して保存及び運搬するために使用する、請求項1〜6のいずれかに記載の保存及び運搬用パレットを提供する。
本発明の保存及び運搬用パレットを用いることにより、対向する2つの面が曲面になっている運搬対象物であっても、安定した状態で多段積みすることができ、フォークリフトによる作業性も良い。
(1)図1のパレット
図1(a)は本発明のパレット10の斜視図、図1(b)は図1(a)のパレット10の一正面図である。
下板11、12は、パレット10の幅方向に間隔をおいて、ほぼ平行に配置されている。下板11、12は、厚さが15mm程度の松材からなるものである。
上板13、14は、パレット10の幅方向に間隔をおいて、下板11、12と正対するようにして配置されている。上板13、14は、厚さが15mm程度の松材からなるものである。
下板11、12の両端部と上板13、14の両端部には、いずれも立方体である4個の固定用ブロック15、16、17、18が配置されている。4個の固定用ブロック部材15〜18は、いずれも同一形状で同一寸法である。
更に下板11、12の両端部と上板13、14の両端部の間には、第1桁板21と第2桁板22が架け渡され、下板11、12と上板13、14の長さ方向中央部の間には、中央桁板23が架け渡されている。第1桁板21と第2桁板22、中央桁板23は、いずれも厚さが18mm程度の松材からなるものである。
4個の固定用ブロック材15〜18の一面は、下板11、12の両端部に対して、釘、ボルト、接着剤等により固定されている。4個の固定用ブロック材15〜18の他面は、第1桁板21の両端部及び第2桁板22の両端部を挟んで、上板13、14に対して、釘、ボルト、接着剤等により固定されている。
上板13、14の長さ方向中央部には、間隔調整用ブロック部材25、26が設けられている。間隔調整用ブロック部材25、26は、いずれも同一形状で同一寸法である。間隔調整用ブロック部材25、26は、中央桁板23の両端部を挟んで、上板13、14に対して、釘、ボルト、接着剤等により固定されている。間隔調整用ブロック部材25、26の下面25a、26aと下板11、12との間には、15mm程度の隙間が形成されている。
第1桁板21と第2桁板22の長さ方向中央部には、同一形状で同一寸法の多段積み間隔調整用ブロック部材27、28が設けられている。多段積み間隔調整用ブロック部材27、28は、第1桁板21と第2桁板22の下面に対して、釘、ボルト、接着剤等により固定されている。多段積み間隔調整用ブロック部材27、28の厚さは、固定用ブロック部材15〜18の厚さと同等以下に設定されているので、パレット10を床面に設置したとき、多段積み間隔調整用ブロック部材27、28の下面27a、28bは床面(図2参照)には接触しない。
次に、図1、図2、図3により、図1に示す複数のパレット10(図2、図3では、10A、10Bと表示している)を用いた梱包体50(図11)と同じ複数の梱包体(図2,図3では、50A、50Bと表示している)の保存及び運搬方法を説明する。梱包体50A、50B(約500−600kg)は、上面(天面)51と下面(底面)52がフィルタートウの膨張により曲面に変形しており、他の4つの側面53〜56は平面である。
図2に示すように、パレット10Aを床面等の設置面に置き、その上に梱包体50Aを下面52側から載せると、上板13、14は湾曲し、間隔調整用ブロック部材25、26は下板11、12に当接され、間隔調整用ブロック部材25、26により、下板11、12と上板13、14が相互に支持された状態になる。このため、梱包体50Aを安定した状態でパレット10Aに載せることができ、フォークリフトの爪を差し込むための十分な隙間も確保されているため、良好な作業性も確保できる。
次に、図2で示すものと同様にパレット10Bに載せた梱包体50Bを用意して、図3に示すように、パレット10Aに載せた梱包体50Aの上面51側に梱包体50Bを載せたパレット10Bを載せる。そうすると、パレット10Bの下板11、12が湾曲して梱包体50Aの上面51に当接するため、梱包体50A上に載せたパレット10Bが安定し、パレット10B上の梱包体50Bも安定する。
更に多段積み間隔調整用ブロック部材27、28が梱包体50Aの上面51に当接するため、下板11、12の両端部が梱包体50Aの上面51に当接しない場合でも、パレット10Bの安定性は維持される。そして、間隔調整用ブロック部材25、26と多段積み間隔調整用ブロック部材27、28の作用により、フォークリフトの爪を差し込むための十分な隙間も確保されているため、良好な作業性も確保できる。
このようにして、パレット10に載せた状態の梱包体50を順に積み重ねて行くことにより、容易に多段積みをすることができる。なお、図4に示すようにして、梱包体50を90°回転させた状態でパレット10に載せる方法を適用してもよい。
次に、図1のパレット10の一実施例を示す;
下板11,12:長さ930mm、幅80mm、厚さ15mm
上板13、14:長さ930mm、幅80mm、厚さ15mm
桁板21〜23:長さ900mm、幅80mm、厚さ18mm
固定用ブロック部材15〜18:1辺80mmの立方体
間隔調整用ブロック部材25,26:縦80、横80mm、厚さ65mm
多段積み間隔調整用ブロック部材27、28:縦80、横80mm、厚さ80mm。
(2)図5〜図7のパレット
図5は、別実施形態のパレット100の正面図、図6は、更に別実施形態のパレット200の正面図、図7は、更に別実施形態のパレット300の斜視図である。
図5のパレット100は、図1のパレット10とは、間隔調整用ブロック部材125が下板111に固定されて、中央桁板123の端部が間隔調整用ブロック部材125と下板111の間に挟まれていることを除いて同じ構造のものであり、同じ方法で多段積みすることができる。113は上板、115、116は固定用ブロック部材、121、122は第1及び第2桁板である。
図6のパレット200は、図1のパレット10とは、間隔調整用ブロック部材が、下板211に固定された第1間隔調整用ブロック部材225aと、上板213に固定された第2間隔調整用ブロック部材225bに分離されていることを除いて同じ構造のものであり、同じ方法で多段積みすることができる。215、216は固定用ブロック部材、221、222は第1及び第2桁板、223は中央桁板である。
図7のパレット300は、図1のパレット10とは、上板13が2枚の第1上板13a、第2上板13bの2枚重ねとなっており、上板14が2枚の第1上板14a、第2上板14bの2枚重ねとなっていることを除いて、同じ構造のものであり、同じ方法で多段積みすることができる。図中、図1と同じ番号は同じ構成要素であることを意味する。
なお、図7のパレットの形態を取った場合には、上板13と14の厚みが増すため弾性が少なくなる。このためフォークリフトの爪を差し込む方向への安定性は多少低下する。しかしながら、上板13、14と桁板21、22との段差が大きくなり、フォークリフトの爪と直交する方向(巾方向)に対する安定性が増すため、対向する2つの面が曲面になっている運搬対象物であっても安定して輸送することができるので好ましい。。
図7のパレットの形態とは更に別の形態も考えられる。一方、図7とは逆に上板13と14の厚みを増すのではなく、桁板21と22の上に更に板を重ねて2枚が重ねとすることもできる。この形態であれば、図7の形態とは逆にフォークリフトの爪を差し込む方向と直行する方向への安定性は多少低下する。そして、桁板21と22の弾性が低下するため、図7の形態とは逆に運搬対象物を横置きした場合にはフラット面(非圧縮面)を保持しやすく、梱包体に不要な型をつけないという長所がある。運搬対象物が横置き主体となる場合であれば好適であり、この形態のパレットは、曲面(圧縮膨張面)を載せても安定して輸送することができる。
(a)は本発明の保存及び運搬用パレットの斜視図、(b)は(a)の正面図。 図1のパレットの使用方法の説明図。 図1のパレットの使用方法の説明図。 図1のパレットの使用方法の説明図。 別実施形態の保存及び運搬用パレットの正面図。 更に別実施形態の保存及び運搬用パレットの正面図。 更に別実施形態の保存及び運搬用パレットの斜視図。 フィルタートウの充填方法の説明図。 フィルタートウの梱包方法の説明図。 フィルタートウの梱包方法の説明図。 フィルタートウが箱詰めされた状態の梱包体の斜視図。
符号の説明
10、10A、10B、100、200、300 保存及び運搬用パレット、
11、12 下板
13、14 上板
15〜18 固定用ブロック部材
21 第1桁板
22 第2桁板
23 中央桁板
25、26 間隔調整用ブロック部材
27、28 多段積み間隔調整用ブロック部材
50、50A、50B 梱包体

Claims (7)

  1. 幅方向に間隔をおいて平行に配置された弾性変形可能な2枚の下板と、
    前記2枚の下板と正対するように厚さ方向に間隔をおいて配置された弾性変形可能な2枚の上板を有し、
    前記2枚の下板と前記2枚の上板が、それぞれの両端側に配置された4個の固定用ブロック部材を介して接続され、前記下板と前記上板の間には少なくとも1つの桁板が幅方向に架け渡されており、
    前記上板と前記下板の一方が、他方と厚さ方向に正対する面に間隔調整用ブロック部材を有し、前記間隔調整用ブロック部材と前記下板又は前記上板との間に隙間が形成されている、保存及び運搬用パレット。
  2. 前記間隔調整用ブロック部材が、前記上板と前記下板の両方において、互いに正対しかつ隙間が生じるようにして取り付けられている、請求項1記載の保存及び運搬用パレット。
  3. 前記桁板が、両端部が前記上板又は前記下板と前記固定用ブロック部材との間で固定された状態で架け渡されている、請求項1又は2記載の保存及び運搬用パレット。
  4. 前記桁板が、前記上板又は前記下板の両端部において、前記桁板の両端部が前記上板又は前記下板と前記固定用ブロック部材との間で固定された状態で架け渡されており、更に前記上板又は前記下板の長さ方向中央部又はその近傍において、前記桁板の両端部が前記上板又は前記下板と前記間隔調整用ブロック部材との間で固定された状態で架け渡されている、請求項1又は2記載の保存及び運搬用パレット。
  5. 前記桁板が、両端部が前記上板の表面に固定された状態で架け渡されている、請求項1又は2記載の保存及び運搬用パレット。
  6. 更に前記桁板の下面に多段積み間隔調整用ブロック部材を有している、請求項1〜5のいずれかに記載の保存及び運搬用パレット。
  7. 箱容器内にフィルタートウが圧縮充填された、対向する2面が曲面である梱包体を積載して保存及び運搬するために使用する、請求項1〜6のいずれかに記載の保存及び運搬用パレット。
JP2006291995A 2006-10-27 2006-10-27 保存及び運搬用パレット Pending JP2008105729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006291995A JP2008105729A (ja) 2006-10-27 2006-10-27 保存及び運搬用パレット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006291995A JP2008105729A (ja) 2006-10-27 2006-10-27 保存及び運搬用パレット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008105729A true JP2008105729A (ja) 2008-05-08

Family

ID=39439419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006291995A Pending JP2008105729A (ja) 2006-10-27 2006-10-27 保存及び運搬用パレット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008105729A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000730A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 厚 筒井 パレット及び荷物の運搬方法
CN107963300A (zh) * 2017-03-26 2018-04-27 国投新疆罗布泊钾盐有限责任公司 应用于高效机械化作业的托盘

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS637434A (ja) * 1986-06-27 1988-01-13 ナショナル住宅産業株式会社 家屋への付属構築物の袖壁パネルの取付け構造
JPH0378796A (ja) * 1989-08-22 1991-04-03 Yokogawa Electric Corp 変数の表示方法
JPH03100226U (ja) * 1990-01-31 1991-10-21
JP2004292026A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Kurashiki Kako Co Ltd 防振コンテナ
JP2005528096A (ja) * 2002-04-22 2005-09-22 ローディア アセトウ ゲーエムベーハー 高圧縮フィルタートウベール、およびその製造プロセス
JP2006021784A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Sumitomo Metal Logistics Service Co Ltd 重量物用パレット

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS637434A (ja) * 1986-06-27 1988-01-13 ナショナル住宅産業株式会社 家屋への付属構築物の袖壁パネルの取付け構造
JPH0378796A (ja) * 1989-08-22 1991-04-03 Yokogawa Electric Corp 変数の表示方法
JPH03100226U (ja) * 1990-01-31 1991-10-21
JP2005528096A (ja) * 2002-04-22 2005-09-22 ローディア アセトウ ゲーエムベーハー 高圧縮フィルタートウベール、およびその製造プロセス
JP2004292026A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Kurashiki Kako Co Ltd 防振コンテナ
JP2006021784A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Sumitomo Metal Logistics Service Co Ltd 重量物用パレット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000730A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 厚 筒井 パレット及び荷物の運搬方法
CN107963300A (zh) * 2017-03-26 2018-04-27 国投新疆罗布泊钾盐有限责任公司 应用于高效机械化作业的托盘

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2004002851A1 (ja) ガラス板の梱包装置及び方法並びに梱包体
US7798754B2 (en) Unitary void filling apparatus for use with various pallet sizes and loads, and method of using the same
TW201242857A (en) Packaging container of roll-shaped article
US20090293431A1 (en) Method and system for shipping mattresses
US7458755B2 (en) Method for loading tube bundles on railcars and tube packs for railcars
KR100389592B1 (ko) 판유리 운반용 적재대
CN110719877A (zh) 托盘
JP4048238B2 (ja) 円筒状製品搬送用支持具
JP2008105729A (ja) 保存及び運搬用パレット
JP6772929B2 (ja) 梱包材
JP2008189369A (ja) 紙製品の搬送及び陳列方法
JP4238982B2 (ja) ガラス板の梱包装置及び方法並びに梱包体
JP3138091B2 (ja) 重量物の梱包装置
KR0134981B1 (ko) 골판지팔렌트
WO2008087088A1 (en) Bulk packaging system and method for packaging printing plates
JP2004115081A (ja) 重量物梱包ケース
JP2019189261A (ja) 積荷の固定装置および固定方法
JP5326448B2 (ja) ロール状積載物のコンテナ内積載固定方法及びコンテナ
JP2015020747A (ja) 梱包箱
JP2006341870A (ja) 分割型運搬用荷台
DK3181477T3 (en) TRANSPORT UNIT FOR COMPRESSABLE AIR TILES
JP2000168776A (ja) パレットおよびこのパレットを使用した包装箱
JP3177764U (ja) 梱包輸送用木箱
EP4043359A1 (en) Pallet foot
JP3283486B2 (ja) パレット用脚台

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090930

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100901

A977 Report on retrieval

Effective date: 20111007

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120228