JP2008104864A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな慣性モーメント等を実現して打球の方向性を向上させる。
【解決手段】内部に中空部iが設けられたウッド型ゴルフクラブヘッド1であって、規定のライ角及びロフト角で水平面HPに接地させたヘッドの基準状態における平面視において、クラウン部4がなすヘッド輪郭線OLを含むヘッド外周領域Aoに、ヘッド輪郭線OLに沿ってのびるとともに中空部i側に膨出することにより厚さを増加させた厚肉部9が設けられる。該厚肉部9は、前記クラウン部4の一部を形成しかつ厚さが1.2〜2.0mmのクラウン側厚肉部9cと、このクラウン側厚肉部9cに連なるとともにサイド部6の一部を形成しかつ厚さが1.2〜3.0mmのサイド側厚肉部9sとからなる。しかも基準状態におけるヘッド重心Gを通る垂直断面において、厚肉部9は、6〜16mmのヘッド外面に沿った幅Wを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、大きな慣性モーメントを実現して打球の方向性を向上させ得るゴルフクラブヘッドに関する。
近年、ゴルフクラブヘッドの著しい大型化が進んでいる。クラブヘッドの大型化は、限られた重量の中で行われるため、クラブヘッドから重量マージンを奪い、ひいては重量配分設計の自由度を低下させる。このため、ヘッドの慣性モーメントを大きくするためには、限られた重量マージンを効率良く必要な箇所に配分することが必要になる。
また、従来より、打球の方向性を安定させるために、ゴルフクラブヘッドの慣性モーメントを増大させることが行われている。一つの方法として、例えばチタン又はステンレス等からなるヘッド本体の適所に、ニッケルやタングステンといった高比重材料を含む合金からなる錘部材を固着する方法が知られている(下記特許文献1参照)。
しかしながら、この方法では、錘部材を固着するための取付部分をヘッド本体に特別に設ける必要がある。これは、重量マージンをさらに低下させ、効率良い重量配分設計を困難とする。
特開平11−155982号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、基準状態における平面視において、クラウン部がなすヘッド輪郭線を含むヘッド外周領域に、ヘッド輪郭線に沿ってのびるとともにヘッド内部の中空部側に膨出することにより厚さを増加させた厚肉部を設け、この厚肉部の厚さ及び幅等を一定範囲に規制することを基本として、効率良く重量配分を行って慣性モーメントを増大させ、ひいては打球の方向性を向上させ得るウッド型ゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打球するフェースを前面に有するフェース部、前記フェースの上縁に連なりヘッド上面をなすクラウン部、前記フェースの下縁に連なりヘッド底面をなすソール部、及び前記クラウン部と前記ソール部との間を前記フェースのトウ側縁からバックフェースを通って前記フェースのヒール側縁にのびるサイド部を有し、かつ内部に中空部が設けられたウッド型ゴルフクラブヘッドであって、規定のライ角及びロフト角で水平面に接地させたヘッドの基準状態における平面視において、前記クラウン部がなすヘッド輪郭線を含むヘッド外周領域に、前記ヘッド輪郭線に沿ってのびるとともに前記中空部側に膨出することにより厚さを増加させた厚肉部が設けられ、該厚肉部は、前記クラウン部の一部を形成しかつ厚さが1.2〜2.0mmのクラウン側厚肉部と、このクラウン側厚肉部に連なるとともに前記サイド部の一部を形成しかつ厚さが1.2〜3.0mmのサイド側厚肉部とからなり、しかも前記基準状態におけるヘッド重心を通る垂直断面において、前記厚肉部は、6〜16mmのヘッド外面に沿った幅を有することを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記クラウン部及び前記サイド部は、厚さが0.4〜1.0mmの薄肉部が前記厚肉部に隣接して設けられている請求項1記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項3記載の発明は、前記クラウン部において、前記クラウン側厚肉部の厚さtacと、前記薄肉部の厚さtucとの比(tac/tuc)が2.0〜3.0である請求項2記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、前記サイド部において、前記サイド側厚肉部の厚さtasと、前記薄肉部の厚さtusとの比(tas/tus)が2.0〜4.5である請求項2又は3記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項5記載の発明は、前記厚肉部は、前記基準状態における平面視において、前記ヘッド輪郭線に沿った長さが50〜90mmであり、かつ前記厚肉部の長さの中間点と、ヘッド重心とのトウ・ヒール方向の長さが5〜40mmである請求項1乃至4のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項6記載の発明は、前記サイド側厚肉部の厚さが前記クラウン側厚肉部の厚さよりも大きい請求項1乃至5のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項7記載の発明は、前記ヘッドは、溶接部によって接合された少なくとも2つの部材からなり、かつ、前記厚肉部には、前記溶接部を前記中空部側から視認しうる点検穴が設けられている請求項1乃至6のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッドである。
本発明のゴルフクラブヘッドでは、ヘッド外周領域に、中空部側に膨出することにより厚さを増大させた厚肉部が設けられる。このような厚肉部は、保持部分といった特別な構造を設けることなく、ヘッド外周領域に多くの重量を配分しうる。
また、厚肉部は、クラウン部の一部をなすクラウン側厚肉部と、サイド部の一部をなすサイド側厚肉部とを含むことにより、クラウン部及びサイド部のヘッド外周領域の剛性を高め、耐久性を高めるのにも役立つ。さらに、厚肉部は、垂直断面において、2〜16mmのヘッド外面に沿った幅を有するため、効率的かつ集中的に重量をヘッド外周領域に配分しうる。以上のように、本発明のゴルフクラブヘッドは、重量マージンを効率良くヘッドの慣性モーメントの増大のために用いることができ、ひいては打球の方向性を安定させ得る。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1〜4には、本実施形態のウッド型ゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」又は「クラブヘッド」ということがある。)1の基準状態の斜視図、平面図、背面図及び図2のX−X拡大断面図がそれぞれ示される。
ここで、前記クラブヘッド1の基準状態とは、シャフトの軸中心線CLを任意の垂直面VP内に配しかつ水平面HPに対してそのライ角で傾けるとともに、フェース2を前記垂直面VPと平行な面に対してそのロフト角α(リアルロフト角であって、以下同じである。)で傾けてヘッド1を水平面HPに接地させた状態とする。そして、本明細書中において特に断りがない場合、ヘッド1は、このような基準状態に置かれているものとする。
また、クラブヘッド1に関して上下ないし高さ方向とは、前記基準状態のヘッド1に関しての上下ないし高さ方向を意味する。また、ヘッド1に関して前後方向とは、基準状態のクラブヘッド1を上方から見た平面視(図2)において、ヘッド重心Gからフェース2に立てた法線Nと平行な方向Zとし、フェース2側を前側、バックフェースBF側を後側とする。さらに、クラブヘッド1のトウ・ヒール方向とは、前記平面視(図2)において、前記前後方向Zと直角な方向Yとする。
前記クラブヘッド1は、ボールを打球する面であるフェース2を前面に有するフェース部3と、前記フェース2の上縁2aに連なりヘッド上面をなすクラウン部4と、前記フェース2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、前記クラウン部4とソール部5との間を前記フェース2のトウ側縁2cからバックフェースBFを通りヒール側縁2dに至ってのびるサイド部6と、クラウン部4のヒール側に設けられかつシャフト(図示せず)が装着されるシャフト差込孔7aを有するホーゼル部7とを含む。なおシャフト差込孔7aの軸中心線は、シャフトの軸中心線CLと実質的に一致するので、前記ライ角を設定する際に用いられる。
前記クラブヘッド1は、図4に示されるように、内部に中空部iが設けられた中空構造として形成される。また、ウッド型ゴルフクラブヘッドとは、ヘッド材料が木質材からなるものという意味ではなく、従来、木質材で形成することが主流であったヘッド形状を有するものを指し、具体的には、ドライバー(#1)、ブラッシー(#2)、スプーン(#3)、バフィ(#4)及びクリーク(#5)を少なくとも含み、かつこれらとは番手ないし名称が異なるが、ほぼ類似した形状を持つヘッドをも含む概念である。
本実施形態のクラブヘッド1は、全てが金属材料により構成される。前記金属材料としては、好ましくはステンレス鋼、マルエージング鋼、純チタン、チタン合金又はアルミニウム合金等の1種又は2種以上が好ましい。ただし、クラブヘッド1の一部に繊維強化樹脂等が用いられても良い。
また、本実施形態のクラブヘッド1は、図4に示されるように、フェース側に開口部Oを有するヘッド本体1Aと、該ヘッド本体1Aの開口部Oに溶接固着された板状のフェース部材1Bとにより形成された2ピース構造のクラブヘッド1が例示される。本実施形態において、ヘッド本体1Aは、ロストワックス精密鋳造法により、開口部Oを有する前記フェース部3、クラウン部4、ソール部5、サイド部6及びホーゼル部7が一体に形成されている。また、フェース部材1Bは、例えば鍛造、圧延又は鋳造によって成形される。ただし、本発明のクラブヘッド1は、上述のような2ピース構造に限定されるものではなく、種々変形して実施できるのは言うまでもない。
前記クラブヘッド1の体積は、特に限定されるものではないが、慣性モーメントを増大させるという本発明の目的より、好ましくは360cm3 以上、より好ましくは380cm3以上が望ましい。他方、クラブヘッド1の体積の大型化は限られた重量の範囲で行われるため、該体積を大きくし過ぎると、耐久性の低下やゴルフ規則違反等の問題がある。このような観点より、クラブヘッド1の体積は、好ましくは470cm3 以下、より好ましくは460cm3 以下が望ましい。
また、クラブヘッド1の全重量は、スイングバランスなどを考慮し、好ましくは170g以上、より好ましくは180g以上が望ましい一方、上限については、好ましくは250g以下、より好ましくは240g以下、とりわけ、ドライバーヘッドの場合には、200g以下が望ましい。
クラブヘッド1は、図2に示されるように、基準状態における平面視において、クラウン部4がなすヘッド輪郭線OLを含むヘッド外周領域Aoに、ヘッド輪郭線OLに沿ってのびる厚肉部9が設けられる。前記ヘッド輪郭線OLは、クラウン部4が最もヘッド外方に張り出して輪郭線を形成している位置である。従って、0度よりも大きいロフト角を有するクラブヘッド1では、クラウン部4のフェース側の縁はヘッド輪郭線OLには関与しない。また、この輪郭線OLは、ヘッド重心Gを含む垂直断面において、最も側方に突出した位置として特定される。
また、前記厚肉部9は、図4及びその部分拡大図である図5に示されるように、前記中空部i側に膨出することにより、その厚さが増加させられている。本実施形態の厚肉部9のヘッド外面側は、平滑な表面で形成されるため外部からは見えない。
また、厚肉部9は、前記クラウン部4の一部を形成しかつ厚さtacが1.2〜2.0mmのクラウン側厚肉部9cと、このクラウン側厚肉部9cに連なるとともにサイド部6の一部を形成しかつ厚さtasが1.2〜3.0mmのサイド側厚肉部9sとからなる。言い換えると、厚肉部9は、前記ヘッド輪郭線OLを含みかつその上下に形成されている。
このような厚肉部9は、簡単な構成でヘッド外周領域Aoに多くの重量を配分することができる。また、別個の錘部材を固着する際に必要とされる保持部分といった特別な構造を必要としない。このため、重量マージンを効率良くヘッド外周領域Aoに配することができるため、クラブヘッド1の慣性モーメントを増大させ、ひいては打球の方向性を安定させ得る。
また、本実施形態の厚肉部9は、鋳造によって成形される。即ち、ヘッド本体1Aを鋳造成形する際に厚肉部9も同時に形成される。このため、厚肉部9の厚さや幅などを精度良くかつ生産性を低下させることなしに形成できる。これは、錘部材を別個に取り付けるような態様に比べて、生産性の悪化をより確実に防止できる点で好ましい。
なお、サイド部6全体を厚肉部9として形成することもできる。しかしながら、このような態様では、サイド部6とクラウン部4との境界部(即ち、前記ヘッド輪郭線OL)付近に剛性段差が生じやすくなり、ひいてはその部分に打球時の応力集中が生じやすくなる。これは、クラブヘッド1の耐久性を損ねるため好ましくない。これに対して、本実施形態のクラブヘッド1では、厚肉部9が、前記クラウン部4の一部をなすクラウン側厚肉部9cとサイド部6の一部をなすサイド側厚肉部9sとを含むことにより、クラウン部4及びサイド部6のヘッド外周領域Aoの剛性をバランス良く高め、ヘッド輪郭線OLへの応力集中といった不具合を防止して耐久性を高めることができる。
ここで、クラウン側厚肉部9cの厚さtacが1.2mm未満の場合、ヘッド外周領域Aoに十分な重量を配分することができず、ひいてはヘッドの慣性モーメントを増大させる効果が得られない。逆に、クラウン側厚肉部9cの厚さtacが2.0mmを超える場合、ヘッド上部の重量が増加しやすく、ひいてはヘッド重心Gが高くなる。このようなクラブヘッド1は、打球のバックスピン量を増加させ、飛距離のロスを招きやすい。これらの観点より、クラウン側厚肉部9cの厚さtacは、より好ましくは1.5mm以上が望ましい一方、より好ましくは1.8mm以下が望ましい。
同様に、サイド側厚肉部9sの厚さtasが1.2mm未満の場合、ヘッド外周領域Aoに十分な重量を配分することができず、ひいてはヘッドの慣性モーメントを増大させる効果が得られない。逆に、サイド側厚肉部9sの厚さtasが3.0mmを超える場合、鋳造成形の場合にピンホールが生じやすくなり、鋳造不良が生じるおそれがある。ここれらの観点より、サイド側厚肉部9sの厚さtasは、より好ましくは1.5mm以上、さらに好ましくは1.7mm以上、最も好ましくは2.0mm以上が望ましい一方、より好ましくは2.8mm以下、さらに好ましくは2.5mm以下が望ましい。
また、サイド側厚肉部9sは、ヘッド重心Gを低くさせる効果をも発揮しうる。従って、特に好ましくは、サイド側厚肉部9sの厚さtasをクラウン側厚肉部9cの厚さtacよりも大とすることにより、ヘッドの慣性モーメントを増大させつつヘッド重心Gをより低く位置させることが望ましい。この際、クラウン側厚肉部9cからサイド側厚肉部9sに向かって厚さが滑らかに増加するように厚肉部9全体を構成することも好ましい。
ここで、ヘッドの低重心化及び慣性モーメントの増大効果をバランス良く発揮させるために、サイド側厚肉部9sの厚さtasとクラウン側厚肉部9cの厚さtacとの差(tas−tac)は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは0.7mm以上が望ましい一方、好ましくは2.0mm以下、より好ましくは1.5mm以下が望ましい。
さらに、厚肉部9は、ヘッド重心Gを通る垂直断面(図4及び図5もその一つである)において、6〜16mmのヘッド外面に沿った幅Wを有することが必要である。ここで、厚肉部9の「ヘッド外面に沿った幅」とは、厚肉部9をヘッド外面に投影し、その投影された厚肉部の幅をヘッド外面に沿って測定することを意味する。該幅Wは、前記範囲内であれば本実施形態のように一定でも良いし、また適宜変化させても良い。
発明者らの種々の実験の結果、厚肉部9の前記幅Wが6mm未満になると、鋳造成形時にピンホールが生じやすく、ひいては成形不良を招くおそれがあり、逆に、厚肉部9の前記幅Wが16mmを超える場合、該厚肉部9の重量が広い範囲に分散してしまうので、慣性モーメントを増大させる効果が十分に得られないことが判明した。これらの観点より、厚肉部9の前記幅Wは、より好ましくは8mm以上、さらに好ましくは10mm以上が望ましい一方、より好ましくは14mm以下、さらに好ましくは12mm以下が望ましい。
また、厚肉部9は上述の幅Wを満たすものであれば、特に限定はされないが、慣性モーメントの増大効果及びヘッド輪郭線OL近傍の補強効果をバランス良く発揮させるために、クラウン側厚肉部9cのヘッド外面に沿った幅Wcは、好ましくは2mm以上、より好ましくは4mm以上がましい一方、好ましくは10mm以下、より好ましくは8mm以下、さらに好ましくは6mm以下が望ましい。同様に、サイド側厚肉部9sのヘッド外面に沿った幅Wsは、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上が望ましい一方、好ましくは14mm以下、より好ましくは10mm以下、さらに好ましくは8mm以下が望ましい。
特に、クラブヘッド1の低重心化をも維持するために、サイド側厚肉部9sの前記幅Wsをクラウン側厚肉部9cの前記幅Wcよりも大とすることが望ましい。とりわけ、サイド側厚肉部9sの前記幅Wsとクラウン側厚肉部9cの前記幅Wcとの差(Ws−Wc)は、好ましくは1mm以上、より好ましくは2mm以上が望ましい。他方、前記差(Ws−Wc)が大き過ぎると、厚肉部9の耐久性が低下するおそれがあるので、好ましくは6mm以下、より好ましくは4mm以下が望ましい。
また、クラウン部4には、前記クラウン側厚肉部9cに隣接して厚さtucが0.4〜1.0mmの薄肉部4uが設けられる。本実施形態では、クラウン側厚肉部9cを除き、クラウン部4の実質的に全域がこの薄肉部4uで形成される。ただし、クラウン部4とフェース部3との境界部近傍には、打球時に大きな衝撃力が作用するので、クラウン部4の薄肉部4uは、フェース部3側に向かって厚さtucを漸増させるのが望ましい。
同様に、サイド部6にも、前記サイド側厚肉部9sに隣接して厚さtusが0.4〜1.0mmの薄肉部6uが設けられる。本実施形態では、サイド側厚肉部9sを除き、サイド部6の実質的に全域がこの薄肉部6uで形成される。ただし、クラウン部4の場合と同様、サイド部6とフェース部3との境界部近傍には、打球時に大きな衝撃力が作用するので、サイド部6の薄肉部6uは、フェース部3側に向かってその厚さtusを漸増させるのが望ましい。
このような各薄肉部4u及び6uは、クラウン部4及びサイド部6それぞれを薄肉化することにより軽量化し新たな重量マージンを捻出しうる。そして、これによって得られた重量マージンは、より大きな厚肉部9の形成を可能とし、慣性モーメントをさらに増大させるのに役立つ。
ここで、薄肉部4u及び6uの各厚さtuc及びtusが0.4mm未満になると、強度が不足しクラブヘッドの耐久性を著しく悪化させる他、鋳造成形時の湯流れが困難となり成形不良が生じるおそれがある。このような観点より、前記各厚さtuc及びtusは、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは0.6mm以上が望ましい。逆に、前記各厚さtuc及びtusが1.0mmを超えると、クラウン部4及びサイド部6から効果的な重量マージが得られない。特にクラウン部4の薄肉部4uが1.0mmを超える場合、ヘッド上部の重量が大きくなってヘッド重心が高くなる傾向があり、好ましくない。このような観点より、前記各厚さtuc及びtusは、好ましくは0.9mm以下、さらに好ましくは0.8mm以下が望ましい。
また、ヘッド重心Gをより低く位置させるため、サイド部6の薄肉部6uの厚さtusをクラウン部4の薄肉部4uの厚さtucよりも大とすることが望ましい。とりわけ、低重心化と強度バランスとを実現するための効果的な重量配分のために、前記厚さの差(tus−tuc)は、好ましくは0.05mm以上、より好ましくは0.1mm以上、さらに好ましくは0.2mm以上が望ましい一方、好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.5mm以下が望ましい。
さらに、前記クラウン部4において、クラウン側厚肉部9cの厚さtacと薄肉部4uの厚さtucとの比(tac/tuc)は、好ましくは2.0以上、より好ましくは2.2以上、さらに好ましくは2.4以上が望ましい。前記比(tac/tuc)が2.0未満の場合、適正な重量配分、即ち、慣性モーメントを大きくする効果が十分に期待できないおそれがある。他方、前記比(tac/tuc)が大きすぎると、鋳造性が低下したり、厚肉部と薄肉部との境界部に応力集中などが生じ耐久性を悪化させるおそれがある。このような観点より、前記比(tac/tuc)は、好ましくは3.0以下、より好ましくは2.8以下、さらに好ましくは2.6以下が望ましい。
同様に、前記サイド部6において、サイド側厚肉部9sの厚さtasと薄肉部6uの厚さtusとの比(tas/tus)は、好ましくは2.0以上、より好ましくは2.5以上、さらに好ましくは3.0以上が望ましい一方、好ましくは4.5以下、より好ましくは3.5以下が望ましい。なお、サイド部6の方が、クラウン部4よりもヘッド重心を深くする効果が大きいため、前記比は、(tac/tuc)<(tas/tus)を満たすのが効果的である。
また、厚肉部9は、厚さを徐々に減じながら薄肉部4u又は6uに連なることが望ましい。これによって、厚肉部9と薄肉部4u又は6uとの境界部への応力集中を緩和でき、ヘッドの耐久性の悪化を防止できる。
さらに、厚肉部9は、フェース2のトウ側縁2cに近いトウ側端部9tと、フェース2のヒール側縁2dに近いヒール側端部9hとを有しこれらの間をヘッド輪郭線OLに沿ってのびている1本で形成されている。また、本実施形態の厚肉部9は、バックフェースBFで最もヘッド後方に位置する最後端点BFPを含んでのびている。このような厚肉部9は、重量をより後方まで配分でき、ヘッドの重心深度を効果的に増大させることができる。
また、厚肉部9は、ヘッド外周領域Aoへの十分な重量配分を実現するために、基準状態における平面視(図2)において、厚肉部9の前記トウ側端部9tからヒール側端部9hまでのヘッド輪郭線OLに沿った長さLは、好ましくは50mm以上、より好ましくは60mm以上である。ここで、ヘッド輪郭線OLに沿った厚肉部9の長さLは、厚肉部9をヘッド外面に投影し、該投影された厚肉部の長さをヘッド輪郭線OLに沿って測定される。
前記厚肉部9の長さLが小さすぎると、ヘッド外周領域Aoへの重量配分が不十分となる他、鋳造成形時にピンホールや引けが生じやすく、ひいては成形不良が生じるおそれがある。他方、厚肉部9の前記長さLが大きすぎると、重量が広く分散してしまい、慣性モーメントの増大効果及び重心深度を深くする効果が低下するおそれがある、このような観点より、厚肉部9の前記長さLは、好ましくは90mm以下、より好ましくは80mm以下が望ましい。
また、基準状態の平面視(図2)において、厚肉部9の前記長さLの中間点P(これはヘッド輪郭線OL上の点である。)と、ヘッド重心Gとのトウ・ヒール方向の長さFは5〜40mmが望ましい。この長さFが大きいほど、厚肉部9をトウ側に寄せることができ、ひいてはヘッドの重心深度を大きくしかつ慣性モーメントを増大させ得る。このような観点より、前記長さFは、より好ましくは10mm以上、さらに好ましくは15mm以上が望ましい。他方、厚肉部9の重量をクラブヘッド1のトウ側に過度に集中させると、ヘッド重心Gがトウ側に移動するため、ヘッドの重心距離(シャフトの軸中心線CLとヘッド重心との最短距離)が大きくなる。このようなクラブヘッドは、スイング中にフェース2がアドレスした状態に返り難くなり、ひいてはボールの捕まりが悪化して打球の方向性が悪化するおそれがある。このような観点より、前記長さFは、好ましくは35mm以下、より好ましくは30mm以下が望ましい。
図6には、本発明の他の実施形態が示される。この実施形態では、厚肉部9の幅Wが変化しており、前記バックフェースBFの最後端点BFPを含む位置において最大幅Wmをなす増幅部9Mが設けられている。該最大幅Wmは、6〜16mmの範囲で設定される。また、この増幅部9Mの両側には、相対的に小さい幅Wpの小幅部9Nが設けられる。このような実施形態は、増幅部9Mによって、重心深度をより効果的に大きくしうる点で好ましい。なお、小幅部9Nの幅も6〜16mmの範囲で設定されるが、重心深度を大きくする重量配分を最適なものとするために、前記幅の比(Wm/Wp)は、1.4以上が望ましい。
図7には、さらに本発明の他の実施形態が示される。この実施形態のクラブヘッド1は、基本的な構成として前記図1〜5の実施形態と同じであるが、前記厚肉部9に、ヘッド本体1Aとフェース部材1Bとの溶接部Jを中空部i側から視認しうる点検穴11が設けられている点で異なっている。中空部i側から溶接部Jの仕上がり状態を観察するために、クラブヘッドにこのような点検穴を設け、これを後に溶接材又はカバー部材で埋めることが従来より行われている(例えば特開2004−209091号参照)。しかしながら、このような点検穴11は、閉塞された後においても、耐久性に関しウィークポイントとなりやすい。
そこで、この実施形態では、厚肉部9に点検穴11が設けられる。ここで、厚肉部9に点検穴11が設けられるとは、点検穴(又は閉塞された点検穴)の少なくとも一部が厚肉部9を含んでいれば良いが、好ましくは点検穴11の中心が厚肉部9上に設けられていること、より好ましくは本実施形態のように点検穴11の全部が厚肉部9上に設けられていることが望ましい。このように、点検穴11を厚肉部9に設けることにより、厚肉部9による剛性向上効果を有効に利用して点検穴11によるヘッドの耐久性の悪化を防止できる。なお、点検穴11は、例えば点検者の目視確認用と、光源等を中空部i内に挿入するための光源用とを含む2以上が設けられても良いのは言うまでもない。なお、点検穴11は、点検終了後、適宜の部材によって閉塞される。
以上、本発明の実施形態について、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形しうるのは言うまでもない。例えば、厚肉部9は2以上に分けて設けることもできる。この場合、少なくとも1本が請求項の数値範囲を満たせば良い。
表1の仕様に基づいて、図1〜5の基本構造を有する2ピースタイプのウッド型ゴルフクラブヘッドが試作され、それらの性能がテストされた。共通仕様は次の通りである。
ロフト角:11.0度
ライ角:58.0度
ヘッド体積:460cm3
ヘッド重量:195g
ヘッド本体の材料:Ti−6Al−4Vのロストワックス鋳造品
フェース部材の材料:Ti−6Al−4Vの圧延材
テスト項目及びその実施方法は次の通りである。
<重心深度>
ヘッド重心とスイートスポットとを結ぶ前記法線Nの長さが測定された。数値が大きいほど、良好である。
<慣性モーメント>
INERTIA DYNAMICS Inc社製のMOMENT OF INERTIA MEASURING INSTRUMENTの MODEL NO.005-002を用いて、ヘッド重心を通る垂直軸周りの慣性モーメントが測定された。数値が大きいほど良好である。
<打球の左右方向のずれ>
先ず、各テストヘッドにFRP製の同一のシャフトを装着し45インチのウッド型ゴルフクラブが試作された。次に、ハンディキャップ5〜15の5名のゴルファにより、各テストクラブで10球づつゴルフボールを打撃する実打テストが行われた。そして、下式により、打球の左右方向のずれ量が計算された。数値が小さいほど良好である。
左右方向のずれ量(ヤード)=√{(A12 +A22 + … +An2 )/n}
ただし、A1、A2…An(n=10)は、各打球の停止位置の目標飛球線からのずれ量(ヤード)である。
<打球の前後方向のずれ>
上記実打テストの結果から下式により打球の前後方向のずれ量が計算された。数値が小さいほど良好である。
前後方向のずれ量(ヤード)
=√[{(B1−Ba)2 +(B2−Ba)2 +…+(Bn−Ba)2 }/n]
ただし、B1、B2…Bn(n=10)は、各打球の飛距離(ヤード)、Baは平均飛距離である。
テストの結果を表1に示す。
Figure 2008104864
テストの結果より、実施例のクラブヘッドは、慣性モーメントが大きく打球の左右方向のずれ量が小さく抑えられていることが確認できた。また、実施例のクラブヘッドでは、重心深度を大きくすることができるため、打球の前後方向のずれ量をも小さくできることが確認できた。
本発明の実施形態を示すクラブヘッドの斜視図である。 その基準状態の平面図である。 クラブヘッドの背面図である。 そのX−X断面図である。 図4の厚肉部を拡大した部分拡大図である。 本発明の他の実施形態を示すクラブヘッドの背面図である。 本発明の他の実施形態を示すクラブヘッドの断面図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース
3 フェース部
4 クラウン部
5 ソール部
6 サイド部
7 ホーゼル部
9 厚肉部
11 点検穴
9a クラウン側厚肉部
9b サイド側厚肉部
i 中空部
Ao ヘッド外周領域
OL ヘッド輪郭線
W 厚肉部の幅
L 厚肉部のヘッド輪郭線に沿った長さ

Claims (7)

  1. ボールを打球するフェースを前面に有するフェース部、前記フェースの上縁に連なりヘッド上面をなすクラウン部、前記フェースの下縁に連なりヘッド底面をなすソール部、及び前記クラウン部と前記ソール部との間を前記フェースのトウ側縁からバックフェースを通って前記フェースのヒール側縁にのびるサイド部を有し、かつ内部に中空部が設けられたウッド型ゴルフクラブヘッドであって、
    規定のライ角及びロフト角で水平面に接地させたヘッドの基準状態における平面視において、前記クラウン部がなすヘッド輪郭線を含むヘッド外周領域に、前記ヘッド輪郭線に沿ってのびるとともに前記中空部側に膨出することにより厚さを増加させた厚肉部が設けられ、
    該厚肉部は、前記クラウン部の一部を形成しかつ厚さが1.2〜2.0mmのクラウン側厚肉部と、このクラウン側厚肉部に連なるとともに前記サイド部の一部を形成しかつ厚さが1.2〜3.0mmのサイド側厚肉部とからなり、
    しかも前記基準状態におけるヘッド重心を通る垂直断面において、前記厚肉部は、6〜16mmのヘッド外面に沿った幅を有することを特徴とするウッド型ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記クラウン部及び前記サイド部は、厚さが0.4〜1.0mmの薄肉部が前記厚肉部に隣接して設けられている請求項1記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
  3. 前記クラウン部において、前記クラウン側厚肉部の厚さtacと、前記薄肉部の厚さtucとの比(tac/tuc)が2.0〜3.0である請求項2記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
  4. 前記サイド部において、前記サイド側厚肉部の厚さtasと、前記薄肉部の厚さtusとの比(tas/tus)が2.0〜4.5である請求項2又は3記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
  5. 前記厚肉部は、前記基準状態における平面視において、前記ヘッド輪郭線に沿った長さが50〜90mmであり、かつ
    前記厚肉部の長さの中間点と、ヘッド重心とのトウ・ヒール方向の長さが5〜40mmである請求項1乃至4のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
  6. 前記サイド側厚肉部の厚さが前記クラウン側厚肉部の厚さよりも大きい請求項1乃至5のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
  7. 前記ヘッドは、溶接部によって接合された少なくとも2つの部材からなり、かつ、前記厚肉部には、前記溶接部を前記中空部側から視認しうる点検穴が設けられている請求項1乃至6のいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
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