JP2008104670A - ブーツ - Google Patents

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JP2008104670A
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Haruyasu Fujiwara
晴康 藤原
Atsuto Tadokoro
淳人 田所
Shinichi Tokutome
伸一 徳留
Tomoyuki Hishida
智之 菱田
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Abstract

【課題】 本発明は、脱いだ際に筒状部が折れ曲がりにくく、見栄えがよく、下駄箱等で保管しやすいブーツを提供する。
【解決手段】 重量平均分子量が10万〜50万のポリオレフィン系樹脂シートを圧延倍率5倍以上に圧延した後、総延伸倍率が10〜40倍に一軸延伸された延伸ポリオレフィン系樹脂シートよりなる形状保持性シートが、足部と筒状部よりなるブーツの筒状部に、該筒状部の上下方向と該形状保持性シートの一軸延伸方向が略平行になるように埋設又は積層されていることを特徴とするブーツ。
【選択図】 なし

Description

本発明はブーツ、特に、脱いだ際に筒状部が型崩れしにくいブーツに関する。
ブーツは一般的に使用されている履物であり、履き心地や動作性を向上させるために、種々の提案がなされている。例えば、足部と筒部とからなるブーツにおいて、足の外踝対応部分の下端を起点に下方へ20mm、上方へ80mmを最大幅として緊締する帯状の緊締幅をもち筒部に位置させて、ブーツの両側部分に係止する足首緊締手段を設けたことを特徴とするブーツ(例えば、特許文献1参照。)が提案されている。
特開平5−237001号公報
しかしながら、ブーツは筒状部が長く、特に、女性用のファッショナブルなブーツは筒状部が長く且つ足にフィットするように薄層の素材で形成されるので、ブーツを脱いださいには筒状部が折れ曲がるため見栄えが悪く、下駄箱等に保管する際には保管しにくいという欠点があった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、脱いだ際に筒状部が折れ曲がりにくく、見栄えがよく、下駄箱等で保管しやすいブーツを提供することにある。
本発明のブーツは、重量平均分子量が10万〜50万のポリオレフィン系樹脂シートを圧延倍率5倍以上に圧延した後、総延伸倍率が10〜40倍に一軸延伸された延伸ポリオレフィン系樹脂シートよりなる形状保持性シートが、足部と筒状部よりなるブーツの筒状部に、該筒状部の上下方向該と形状保持性シートの一軸延伸方向が略平行になるように埋設又は積層されていることを特徴とする。
上記延伸ポリオレフィン系樹脂シートを構成するポリオレフィン系樹脂としては、フィルム形成能を有する任意のオレフィン系樹脂が使用でき、例えば、高密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合体、エチレン−ペンテン−1共重合体、エチレン−ヘキセン−1共重合体、エチレン−オクテン−1共重合体、エチレン―酢酸ビニル共重合体、エチレン―(メタ)アクリル酸エステル共重合体、エチレン―塩化ビニル共重合体、エチレン―プロピレン―ブテン共重合体等が挙げられ、高密度ポリエチレン樹脂が好適に使用される。
ポリオレフィン系樹脂の重量平均分子量は、重量平均分子量が10万未満の場合には、脆くなり、延伸性が悪くなったり、十分な強度又は耐クリープ性を有する延伸ポリオレフィン系樹脂シートを得ることができにくくなり、逆に、50万を超えると、溶融粘度が高くなり、熱溶融成形加工性が低下し、均一なシートが得られにくくなるので10万〜50万である。
又、ポリオレフィン系樹脂のメルトインデックス(以下、MI)はフィルム成形性が優れている0.1〜20(g/10分)が好ましく、より好ましくは0.2〜10(g/10分)である。尚、MIとは、JIS K 7210に規定されている熱可塑性樹脂の溶融粘度を表す指標である。
更に、高密度ポリエチレン樹脂の場合は、密度は小さくなると延伸しても機械的強度が向上しなくなるので、0.94g/cm3 以上が好ましい。
ポリオレフィン系樹脂シートの厚みは特に限定されるものではないが、厚過ぎると、圧延工程において、ポリオレフィン系樹脂シートを圧延ロールで押しつぶすのに大きな加圧力や引取力が必要となり、圧延ロールの撓みなどにより幅方向に均一な圧延が困難となることがある、逆に、薄過ぎると、圧延後のポリオレフィン系樹脂シートの厚みが薄くなり過ぎ、均一な圧延が困難となるだけでなく、圧延ロール同士が接触して圧延ロールの寿命が短くなることがあるので、0.2〜15mmが望ましい。
本発明における上記ポリオレフィン系樹脂シートは、先ず、圧延倍率5倍以上に圧延される。圧延は、ポリオレフィン系樹脂シートを一対の反対方向に回転するロールに供給し、押圧してシートの厚みを薄くすると共に伸長する方法であり、圧延されたシートは延伸シートとは異なり、オレフィン系樹脂が配向されることなく緻密になっているので、高度に延伸しやすくなっている。
圧延温度は、低くなると均一に圧延できず、高くなると溶融切断するので、圧延する際のロール温度は、圧延するポリオレフィン系樹脂シートのオレフィン系樹脂の「融点−40℃」〜融点の範囲が好ましく、より好ましくは、オレフィン系樹脂の「融点−30℃」〜「融点−5℃」である。
尚、本発明において、融点とは示差走査型熱量測定機(DSC)で熱分析を行った際に認められる、結晶の融解に伴う吸熱ピークの最大点をいう。
圧延ロールによりポリオレフィン系樹脂シートに負荷される加圧力(線圧)が小さ過ぎると所定の圧延倍率を得ることが出来なくなることがあり、逆に大き過ぎると圧延ロールの撓みが生じるだけでなく、圧延ロールと原反シートとの間ですべりが生じ易くなり、均一な圧延が困難となることがあるので加圧力は、100MPa〜3000MPaが好ましく、より好ましくは、300MPa〜1000MPaである。
上記圧延倍率は、圧延倍率が5倍未満の場合には、後で行われる一軸延伸時のネッキングを抑制する効果が得られなかったり、高倍率一軸延伸を行うことができなかったり、一軸延伸工程に負担がかかることになるので、5倍以上であり、好ましくは7倍以上である。圧延倍率に特に上限はないが、圧延倍率が高いほど圧延設備に負荷がかかるので10倍以下が好ましい。
尚、圧延倍率は(ポリオレフィン系樹脂シートの断面積)/(圧延後ポリオレフィン系樹脂シートの断面積)で定義されるが、圧延の前後においてポリオレフィン系樹脂シートの幅は殆ど変化しないので、(ポリオレフィン系樹脂シートの厚み)/(圧延後のポリオレフィン系樹脂シートの厚み)であってもよい。
圧延されたポリオレフィン系樹脂シートは、次に、総延伸倍率が10〜40倍に一軸延伸される。
一軸延伸方法は、従来公知の任意の方法が採用されればよく、例えば、ロール一軸延伸法、ゾーン一軸延伸法により、ヒータや熱風により加熱しながら延伸する方法が挙げられる。
圧延されたポリオレフィン系樹脂シートの一軸延伸は、10〜40倍と高度に延伸するのであるから、一軸延伸を複数回繰り返す多段一軸延伸する方法が好ましい。多段一軸延伸を行う場合の延伸回数は2〜20回が好ましく、より好ましくは3〜15回、更に好ましくは4〜10回である。
又、ロール一軸延伸法により多段延伸を行う場合には、繰出ピンチロール、引取ピンチロール及びこれらのロール間に一定速度で回転する少なくとも1つの、好ましくは複数の接触ロールを設置することが望ましい。このような接触ロールを設置することにより、均一延伸性が高められ、安定な延伸成形を行うことができる。
上記接触ロールは、ピンチされることなく、ポリオレフィン系樹脂シートに摩擦力を与えることにより一軸延伸を行う。又、接触ロールは繰出ロール及び/又は引取ロールに対し、ギア、チェーン、プーリー、ベルト若しくはこれらの組み合わせからなる連結部材により連結されていてもよい。
一軸延伸温度は、低くなると均一に延伸できず、高くなるとシートが溶融切断するので、延伸するポリオレフィン系樹脂シートのポリオレフィン系樹脂の「融点−60℃」〜融点の範囲が好ましく、より好ましくは、ポリオレフィン系樹脂の「融点−50℃」〜「融点−5℃」である。
又、一軸延伸倍率は、全体の延伸倍率が10〜40倍であるから、圧延倍率を考慮し、全体の延伸倍率がこの範囲にはいるように決定すればよいが、一軸延伸が少ないと機械的強度が向上しないので、1.3倍以上が好ましく、より好ましくは1.5倍以上であり、更に好ましくは1.8倍以上である。又、上限は特に限定されるものではないが、4倍以下が好ましく、より好ましくは3.5倍以下である。尚、全体の延伸倍率は圧延倍率と一軸延伸倍率を乗じた数値である。
延伸ポリオレフィン系樹脂シートの寸法安定性を向上させるために、延伸ポリオレフィン系樹脂シートはポリオレフィン系樹脂の「融点−60℃」〜融点であって、圧延温度以下の温度でアニールされてもよい。
アニール温度は、低くなると寸法安定性が向上せず、長時間使用するとそりが発生し、高くなるとポリオレフィン系樹脂が溶解して配向が消滅し引張弾性率、引張強度等が低下するので、ポリオレフィン系樹脂の「融点−60℃」〜融点であって、圧延温度以下の温度でアニールされるのが好ましい。
アニールとは生産ライン中で熱処理を行うことであり、アニールする際に、延伸ポリオレフィン系樹脂シートに大きな張力がかかっていると延伸され、張力がかかっていないか、非常に小さい状態では収縮するので、延伸ポリオレフィン系樹脂シートの延伸方向の長さが実質的に変化しないようにした状態で行われることが好ましく、延伸ポリオレフィン系樹脂シートに圧力もかかっていないのが好ましい。即ち、アニールされた延伸ポリオレフィン系樹脂シートの長さが、アニール前の延伸ポリオレフィン系樹脂シートの長さの1.0以下になるようにアニールされるのが好ましい。
従って、延伸ポリオレフィン系樹脂シートをピンチロール等のロールで加熱室内を移動しながら連続的にアニールする場合は、入口側と出口側のポリオレフィン系樹脂シートの送り速度比を1.0以下になるように設定してアニールするのが好ましい。
アニールする際の加熱方法は、特に限定されるものではなく、例えば、熱風、ヒーター、加熱板、温水等で加熱する方法があげられる。アニールする時間は、特に限定されず、延伸されたポリオレフィン系樹脂シートの厚さやアニール温度により異なるが、一般に10秒以上が好ましく、より好ましくは30秒〜60分であり、更に好ましくは1〜20分である。
アニールされたポリオレフィン系樹脂シートは、更に、40℃〜ポリオレフィン系樹脂の融点の温度範囲でエージングされてもよい。エージングすることによりアニールされたポリオレフィン系樹脂シートの寸法安定性はより優れたものとなる。
エージングとは、生産ライン中連続で処理するものではなく、延伸ポリオレフィン系樹脂シートをカット巻回等の一度加工した、枚葉物、巻物等の熱処理を、比較的長い時間(分、時間単位)じっくり寝かせて熱処理することを意味する。
エージング温度は、低くなると常温で放置するのと同様になり、高くなると熱変形するので40℃〜ポリオレフィン系樹脂の融点の温度範囲であり、エージング時間は短時間では効果がなく、長時間しすぎても効果が増大することはないので12時間〜7日が好ましい。
本発明における形状保持性シートは上記延伸ポリオレフィン系樹脂シートよりなるのであるから、上記延伸ポリオレフィン系樹脂シートは形状保持性を有することが必要であり、延伸ポリオレフィン系樹脂シートは180度及び90度に折曲げて1分間保持した後解放し、解放後5分経過した時の折曲げ戻り角度θが共に20度以下であるのが好ましく、より好ましくは180度折曲げ戻り角度θが20度以下で且つ90度折曲げ戻り角度θが20度未満、更に好ましくは180度折曲げ戻り角度θが20度以下で且つ90度折曲げ戻り角度θが15度以下のことである。180度及び90度折曲げ時の折曲げ戻り角度θのいずれか一方、特に180度折曲げ戻り角度θが20度を越えると、充分な形状保持性が得られないことがある。
上記延伸ポリオレフィン系樹脂シートの厚さは特に限定されるものではなく、一般に、5〜2000μmであり、好ましくは100〜1000μmである。又、形状保持性シートの機械的強度を向上させるためは、複数の薄い延伸ポリオレフィン系樹脂シートが積層されているのが好ましい。積層する場合は、50〜600μmの延伸ポリオレフィン系樹脂シートを2〜10層積層するのが好ましく、より好ましくは2〜8層である。
又、形状保持性シートの曲げ強度を向上させるためには各延伸ポリオレフィン系樹脂シートの一軸延伸方向が略平行になるように積層されているのが好ましく、形状保持性シートの幅が広く割れやすい場合は各延伸ポリオレフィン系樹脂シートの少なくとも1層が他の延伸ポリオレフィン系樹脂シートの一軸延伸方向と交差するように積層されているのが好ましい。
複数の延伸ポリオレフィン系樹脂シートの積層方法は、従来公知の任意の方法が採用されてよく、例えば、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ウレタン系等のホットメルト型接着剤で接着する方法、反応性接着剤、エポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤、ポリエステル系接着剤、ゴム系接着剤等の接着剤で接着する方法等があげられる。
本発明のブーツは足部と筒状部よりなり、ブーツの筒状部に、該筒状部の上下方向該と形状保持性シートの一軸延伸方向が略平行になるように埋設又は積層されている。
埋設又は積層されている形状保持性シートの数は、特に限定されるものではなく、幅の広い形状保持性シートの場合は少なくてよく、幅が狭くなると形状保持性能が低下するので多数必要である。例えば、幅5mm〜3cmの形状保持性シートをブーツの筒状部の前方部、後方部及び側部に2〜16本埋設又は積層してもよいし、幅1〜4mm程度の細い形状保持性シートをブーツの筒状部の全面に埋設又は積層してもよい。尚、細い形状保持性シートを使用する場合は、細い形状保持性シートを他の繊維と編んだり、他の繊維で固定して網状シートを作製して埋設又は積層してもよい。
本発明のブーツの構成は上述の通りであり、重量平均分子量が10万〜50万のポリオレフィン系樹脂シートを圧延倍率5倍以上に圧延した後、総延伸倍率が10〜40倍に一軸延伸された延伸ポリオレフィン系樹脂シートよりなる形状保持性シートが、足部と筒状部よりなるブーツの筒状部に、該筒状部の上下方向該と形状保持性シートの一軸延伸方向が略平行になるように埋設又は積層されているので、脱いだ際に筒状部が折れ曲がりにくく、見栄えがよく、下駄箱等で保管しやすい。
次に本発明の実施例を説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
重量平均分子量(Mw)33万、融点135℃の高密度ポリエチレン樹脂(日本ポリケム社製)を、同方向二軸混練押出機(プラスチック工学研究所製)に供給して樹脂温度200℃で溶融混練した後、溶融混練物をロール温度110℃に制御したカレンダー成形機にて幅330mm、厚さ3.1mmにシート成形してポリエチレン樹脂シートを得た。
得られたポリエチレン樹脂シートを125℃に加熱した圧延成形機(積水工機製作所製)を用いて圧延倍率11.5倍に圧延し、幅330mm、厚み270μmの圧延ポリエチレン樹脂シートを得た。
得られた圧延ポリエチレン樹脂シートを110℃に加熱された熱風加熱式の多段延伸装置(協和エンジニアリング製)にて1.8倍の多段延伸を行い、総延伸倍率20.7倍、幅260mm、厚さ190μmの延伸ポリエチレン樹脂シートを得た。
得られた延伸ポリエチレン樹脂シートをピンチロールが設置され、125℃に設定されているライン長19.25mの熱風加熱槽に、入口速度2.75m/minで供給し、出口速度2.75m/minに設定して7分間1次アニールを行い、続いて同様にして2次アニールを行って、アニールされた延伸ポリエチレン樹脂シートを得、その後60℃の恒温槽に供給し、24時間エージングして、エージングされた延伸ポリエチレン樹脂シートを得た。得られた延伸ポリエチレン樹脂シートの180度及び90度に折曲げて1分間保持した後解放し、解放後5分経過時の折曲げ戻り角度θはそれぞれ5度及び8度であった。
得られた4枚の延伸ポリエチレン樹脂シートの間に、それぞれ厚さ30μmの線状低密度ポリエチレン樹脂シートを介在させ、160℃の加熱ロールで熱融着して厚さ約850μmの形状保持性シートを得た。 得られた形状保持性シートを一軸延伸方向に切断して、幅1cmの長尺形状保持性シートを4本得、ブーツの筒状部の前方部、後方部及び側部に1本ずつ埋設したところ、ブーツを立てて置いてもブーツの筒状部が屈曲して折れ曲がることはなかった。尚、ブーツの筒状部の高さは30cmであった。

Claims (6)

  1. 重量平均分子量が10万〜50万のポリオレフィン系樹脂シートを圧延倍率5倍以上に圧延した後、総延伸倍率が10〜40倍に一軸延伸された延伸ポリオレフィン系樹脂シートよりなる形状保持性シートが、足部と筒状部よりなるブーツの筒状部に、該筒状部の上下方向と該形状保持性シートの一軸延伸方向が略平行になるように埋設又は積層されていることを特徴とするブーツ。
  2. 延伸ポリオレフィン系樹脂シートを180度及び90度に折曲げて1分間保持した後解放し、解放後5分経過した時の折曲げ戻り角度θが共に20度以下であることを特徴とする請求項1記載のブーツ。
  3. 形状保持性シートが、複数の延伸ポリオレフィン系樹脂シートが積層されてなることを特徴とする請求項1又は2記載のブーツ。
  4. 各延伸ポリオレフィン系樹脂シートの一軸延伸方向が略平行になるように積層されてなることを特徴とする請求項3記載のブーツ。
  5. ポリオレフィン系樹脂が、高密度ポリエチレン樹脂であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のブーツ。
  6. 形状保持性シートが、複数本埋設又は積層されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のブーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009128288A1 (ja) 2008-04-14 2009-10-22 本田技研工業株式会社 ハイブリッド車両用駆動装置

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JP2006212895A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Sekisui Seikei Ltd 積層体、建築用部材および床暖房パネル

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