JP2008103789A - 映像表示装置,録画再生装置 - Google Patents

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【課題】録画再生装置に録画された録画番組のうち予め設定された所定の期間に録画された録画番組に関する録画番組情報を表示させるためのユーザ操作を従来より簡略化すると共に,前記録画番組情報に関連のない映像を表示しながら該録画番組情報を表示させることのできる映像表示装置,録画再生装置及びこれらを備えた録画システムを提供すること。
【解決手段】テレビジョン受像機Xの電源の立ち上がりを条件に,録画再生装置YのHDD23に録画された録画番組のうち予め設定された所定の期間に録画された録画番組に関する録画番組情報を,CECライン42を通じて前記録画再生装置Yから前記テレビジョン受像機Xに伝送し(S204,S103),該テレビジョン受像機Xの映像表示部5に表示させる(S104)。
【選択図】図3

Description

本発明は,HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準拠した信号伝送手段を通じて通信を行う映像表示装置(テレビジョン受像機等)及び録画再生装置(ハードディスクレコーダ等)に関するものである。
一般に,昨今の録画再生装置は,テレビジョン放送やインターネットを通じて電子番組ガイド(EPG)情報を取得し,放送番組(映像及び音声)をハードディスクドライブ等の記憶部にデジタル録画する際に,その録画番組に関する録画番組情報も併せて記憶部に記憶させる機能を備えている。この録画番組情報には,例えばその録画番組の放送日時やチャンネル,番組のカテゴリ,番組内容,出演者などの各種の情報が含まれる。
このようにして録画再生装置で記憶された録画番組情報は,再生する録画番組を選択するための選択メニュー映像に含められる。この選択メニュー映像は,録画再生装置に信号伝送用ケーブルにより接続されたテレビジョン受像機の映像表示部に表示される。このとき,選択メニュー映像を表示させるためには,ユーザは,テレビ及び録画再生装置の電源をONにした後,テレビ側でいわゆる入力切り替えによって映像の入力元が録画再生装置となるように切り替えた上で,録画再生装置側でメニューキーや十字キー等を用いて選択メニュー映像が出力されるように操作する必要があり,その操作が手間であるという問題点があった。
一方,例えば特許文献1には,電源がONされたときに録画番組情報を映像として供給する録画再生装置(デジタル記録装置)が開示されている。この構成では,ユーザは,テレビ及び録画再生装置の電源をONにした後,テレビ側で入力切り替え操作を行うことにより,録画再生装置からテレビに供給された映像に含まれた録画番組情報を見ることができる。
特表2005−533334号公報
しかしながら,前記特許文献1の技術を用いても,ユーザが録画番組情報を見るためには,録画再生装置の電源をONすることや,テレビ側で入力切り替え操作を行うという作業が手間であるという問題は依然として残る。
また,前記特許文献1のような従来装置では,入力切り替え操作によって入力元になった録画再生装置からの映像だけしか表示することができないため,前記録画番組情報と該録画番組情報と関係のない映像とを同時に表示させることができないという問題がある。例えば,テレビジョン放送と前記録画番組情報とを同時に表示することや,複数の録画再生装置が接続されている場合にそのいずれか一つの録画再生装置からの映像と他の録画再生装置の録画番組情報とを同時に表示することはできない。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,録画再生装置に録画された録画番組のうち予め設定された所定の期間に録画された録画番組に関する録画番組情報を表示させるためのユーザ操作を従来より簡略化すると共に,前記録画番組情報に関連のない映像を表示しながら該録画番組情報を表示させることのできる映像表示装置及び録画再生装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,映像表示部を備え,映像信号を含む信号を伝送するTMDS信号伝送ラインとCEC規格に準拠したCEC信号伝送ラインとを含みHDMI規格に準拠した信号伝送を行うHDMI信号伝送手段により,一又は複数の録画再生装置と通信可能に構成された映像表示装置であって,以下の(1)及び(2)に示す各構成要素を備えて構成される。
(1)当該映像表示装置の電源の立ち上がりを条件に,前記録画再生装置の記憶部に録画された録画番組のうち予め設定された所定の期間に録画された録画番組に関する録画番組情報を,前記HDMI信号伝送手段のCEC信号伝送ラインを通じて前記録画再生装置から取得する録画番組情報取得手段。
(2)前記録画番組情報取得手段により取得された前記録画番組情報を前記映像表示部に表示させる録画番組情報表示制御手段。
ここに,前記所定の期間は,例えば当該映像表示装置の電源がON又はOFFされてから次に当該映像表示装置の電源がONされるまでの期間や,前記録画再生装置の記憶部に録画された録画番組に最後にアクセスしたときから当該映像表示装置の電源がONされるまでの期間などである。なお,前記録画番組情報は,番組名や放送日時,放送チャンネル,ジャンルなどである。
ここで,前記録画番組情報取得手段は,例えば前記録画番組情報の送信を前記CEC信号伝送ラインを通じて前記録画再生装置に対して要求し,これに応じて前記CEC信号伝送ラインを通じて返信される前記録画番組情報を取得するものであることが考えられる。
本発明に係る映像表示装置は、当該映像表示装置の電源の立ち上がりを条件に,前記録画再生装置の記憶部に録画された録画番組のうち予め設定された所定の期間に録画された録画番組に関する録画番組情報を,前記HDMI信号伝送手段のCEC信号伝送ラインを通じて前記録画再生装置から取得し,前記映像表示部に表示する。このように、前記映像表示装置では,前記CEC信号伝送ラインを通じて前記録画番組情報が取得されるため,該録画番組情報に関連のない映像を表示しながら前記録画番組情報を同時に表示させることが可能となる。また,ユーザは、当該映像表示装置の電源を立ち上げるという簡単な操作を行うだけで,前記映像表示装置の前記映像表示部に前記録画番組情報を表示させることが可能となる。
また,以下の(3)及び(4)に示す各構成要素を備えて構成されることが考えられる。
(3)前記録画番組情報が前記映像表示部に表示された状態で,所定の操作部を通じた操作入力に従って前記録画番組を選択する録画番組選択手段。
(4)前記再生番組選択手段により選択された前記録画番組についての処理を実行することを,前記CEC信号伝送ラインを通じて前記録画再生装置に指示する処理指示手段。
ここに,前記処理指示手段が前記録画再生装置に対して実行を指示する処理は,例えば前記録画番組の再生処理や削除処理などである。
このように構成された前記映像表示装置は,前記録画番組情報が前記映像表示部に表示された状態で所定の操作部を通じた操作入力に従って選択された前記録画番組についての再生処理や削除処理などを実行する。これにより,ユーザによる操作性を向上させることができる。
ところで,前記映像表示装置に接続された録画再生装置が複数である場合には,前記録画番組情報取得手段によって複数の前記録画再生装置から複数の前記録画番組情報が取得される。そこで,このような場合には,前記録画番組情報表示制御手段が,前記複数の前記記録番組情報を編成して前記映像表示部に表示させることが考えられる。これにより,ユーザは、前記映像表示装置の映像表示部及び操作部(リモコンなど)をマンマシンインターフェースとして、複数の録画再生装置それぞれにおける録画番組をまとめて把握でき、また、その録画番組の一部を選択して所定の処理(再生処理や削除処理など)を録画再生装置に指示することができる。
また,映像信号を含む信号を伝送するTMDS信号伝送ラインとCEC規格に準拠したCEC信号伝送ラインとを含みHDMI規格に準拠した信号伝送を行うHDMI信号伝送手段により,映像表示部を備えた映像表示装置と通信可能に構成された録画再生装置であって,以下の(5)及び(6)に示す各構成要素を備えて構成される録画再生装置を,上記目的を達成する本発明として捉えることができる。
(5)前記映像表示装置の電源の立ち上がりを検知する電源立上検知手段。
(6)前記電源立上検知手段により前記映像表示装置の電源の立ち上がりが検知されたことを条件に,当該録画再生装置の記憶部に録画された録画番組のうち予め設定された所定の期間に録画された録画番組に関する録画番組情報を前記HDMI信号伝送手段のCEC信号伝送ラインを通じて前記映像表示装置に出力する録画番組情報表示出力手段。
具体的に,前記録画番組情報表示出力手段は、例えばHDMI規格のCEC規格で規定された通信プロトコルのOSD表示コマンドを用いて前記録画番組情報を前記映像表示装置に送信することにより、該映像表示装置の前記映像表示部に前記録画番組情報を表示させるものである。
ここに,前記所定の期間は,例えば当該映像表示装置の電源がON又はOFFされてから次に当該映像表示装置の電源がONされるまでの期間や,前記録画再生装置の記憶部に録画された録画番組に最後にアクセスしたときから当該映像表示装置の電源がONされるまでの期間などである。
なお,前記録画番組情報は,番組名や放送日時,放送チャンネル,ジャンルなどである。
このように構成された本発明に係る録画再生装置は、前記映像表示装置の電源の立ち上がりを検知したことを条件に,当該録画再生装置の記憶部に録画された録画番組のうち予め設定された所定の期間に録画された録画番組に関する録画番組情報を前記HDMI信号伝送手段のCEC信号伝送ラインを通じて前記映像表示装置に出力する。このように,前記録画再生装置は,前記録画番組情報を前記CEC信号伝送ラインを通じて前記映像表示装置に出力するため,前記映像表示装置において,前記録画番組情報に関連のない映像を表示しながら前記録画番組情報を同時に表示させることが可能となる。また,ユーザは、当該映像表示装置の電源を立ち上げるという簡単な操作を行うだけで,前記映像表示装置の前記映像表示部に前記録画番組情報を表示させることが可能となる。
本発明によれば,前記映像表示装置の電源の立ち上がりを条件に,前記録画再生装置の記憶部に録画された録画番組のうち予め設定された所定の期間に録画された録画番組に関する録画番組情報が,前記HDMI信号伝送手段のCEC信号伝送ラインを通じて前記録画再生装置から前記映像表示装置に伝送されて前記映像表示部表示されるため,該録画番組情報に関連のない映像を表示しながら前記録画番組情報を同時に表示させることが可能となる。また,ユーザは、当該映像表示装置の電源を立ち上げるという簡単な操作を行うだけで,前記映像表示装置の前記映像表示部に前記録画番組情報を表示させることが可能となる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。なお,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機X及び録画再生装置Yを含む録画システムZのブロック図,図2は録画番組情報のデータ構成の一例を示す図,図3は前記録画システムZにおける録画番組表示処理の手順の一例を説明するフローチャート,図4は前記録画番組表示処理による表示画面の一例を示す図である。
まず,図1に示すブロック図を用いて,本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機X及び録画再生装置Yを含む録画システムZの構成について説明する。
図1に示すように,本発明の実施形態に係る録画システムZは,映像表示部5を備えるテレビジョン受像機X(映像表示装置の一例)と,録画・再生機能を備える複数(図1では2台)の録画再生装置Yとが,HDMI規格に準拠した信号伝送手段であるHDMIインターフェースWによって通信可能に構成されたシステムである。
ここで,前記HDMIインターフェースWは,映像信号及び音声信号(いずれもデジタル信号)を伝送するTMDSライン41(TMDS信号伝送ラインに相当)と,HDMI規格のオプション規格であるCEC規格に準拠したCECライン42(CEC信号伝送ラインに相当)を含んでいる。なお,前記TMDSライン41は,複数本の信号ラインにより構成され,前記TMDSライン41及び前記CECライン42は,見かけ上1本のHDMIケーブル40として構成されている。このHDMIインターフェースWは,シンプルな配線と劣化のない信号伝送とを実現できる。また,前記HDMIインターフェースWは,符号化されていない(非圧縮の)映像信号及び音声信号を伝送(ベースバンド方式で伝送)するため,機器間における信号の符号化方式の違いに影響されず,拡張性及び永続性(将来,新たな符号化方式を採用する機器とも接続できる可能性)に優れている。
また,前記HDMIインターフェースWは,前記TMDSライン41を通じた映像信号及び音声信号の伝送に加え,前記CECライン42を通じてその他の情報(制御情報など)を伝送することが可能である。なお,前記HDMIインターフェースWは,前記TMDSライン41を通じた映像信号及び音声信号の伝送は一方向にのみ可能であるが,前記CECライン42を通じた情報伝送は双方向で可能である。
前記録画システムZの特徴は,前記テレビジョン受像機Xの電源が立ち上げられた場合に,前記録画再生装置Yで録画された番組(録画番組)のうち予め設定された所定の期間に録画された録画番組に関する録画番組情報が,前記HDMIインターフェースWの前記CECライン42を通じて前記録画再生装置Yから前記テレビジョン受像機Xに伝送され,前記映像表示部5に表示される点にある。この詳細については後段で詳述する。
[テレビジョン受像機X]
本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機Xは,図1に示すように,チューナ1,2つのHDMI受信部(図中,HDMI−RXと表記)2xa,2ya,CECインターフェース2xb,映像切替回路3,映像処理回路4,映像表示部5,制御回路6,リモコンインターフェース(I/F)回路7,リモコン8,サブMPU9,音声切替回路10,音声処理回路11,アンプ12及びスピーカ13等を具備して構成されている。
前記チューナ1は,地上波放送信号やBS衛星放送信号等の放送信号から,前記制御回路6により指示される放送チャンネルの信号を抽出(選局)するとともに,その抽出信号の検波によって映像信号及び音声信号を取り出し,その映像信号及び音声信号の各々を前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送するものである。
また,前記HDMI受信部2xa,2yaは,HDMI規格に準拠した信号伝送インターフェースである。このHDMI受信部2xa,2yaは,前記TMDSライン41を通じて,外部装置(ここでは,録画再生装置Y)からベースバンド方式で映像信号及び音声信号を入力し,それらを前記映像切替回路3及び前記音声切替回路10各々へ伝送する。
前記CECインターフェース2xbは,HDMI規格におけるCEC規格に準拠した信号伝送インターフェースである。このCECインターフェース2xbは,前記CECライン42を通じて,外部装置(ここでは,録画再生装置Y)との間で情報の送受信を行う。前記CECインターフェース2xbの受信情報の直接の伝送先及び送信情報の直接の供給元は,前記サブMPU9である。
図1に示す例では,前記テレビジョン受像機Xは,2台の前記録画再生装置Yそれぞれに対応する2つの前記HDMI受信部2xa,2yaを備えている。また,前記CECインターフェース2xbは,2台の前記録画再生装置Yに対して1つだけ設けられている。
前記映像切替回路3は,前記チューナ1及び前記HDMI受信部2xa,2yaからの映像信号を入力し,それらの映像信号のうちの任意の1つの映像信号を前記制御回路6からの指示に従って選択して出力するものである。
前記映像処理回路4は,前記映像切替回路3から出力された映像信号に対して各種信号処理を行うものである。例えば,前記映像処理回路4は,前記映像切替回路3からの映像信号に,前記制御回路6から指定された情報の映像をスーパーインポーズする(重ね合わせる)OSD機能を備えている。
前記映像表示部5は,液晶パネル及び液晶ドライバを備えた液晶表示部などにより構成され,前記映像処理回路4から出力される映像信号に基づく映像を表示するものである。
前記音声切替回路10は,前記チューナ1からの音声信号及び前記HDMI受信部2xa,2yaからの音声信号が入力され,それらの音声信号のうちの任意の1つの音声信号を,前記制御回路6からの指示に従って前記音声処理回路11に出力するものである。
前記音声処理回路11は,前記音声切替回路10から出力された信号に対し,イコライズ処理やD/A変換処理等を行うものである。
前記アンプ12は,前記音声処理回路11による処理後の音声信号を,前記制御回路6からの指示に従って増幅或いは減衰させる処理(ボリューム調節処理)を行い,前記スピーカ13に出力するものである。
前記制御回路6は,演算手段であるMPU6a,そのMPU6aによって実行される制御プログラムが予め格納される記憶手段であるROM6b(EPROM),MPU6aが実行する処理において読み書きされる各種情報を記憶するEEPROM6c等を備え,当該テレビジョン受像機X全体を制御するものである。以下に示す前記制御回路6の処理や機能は,前記MPU6aが前記ROM6bに記憶されたプログラムを実行することによって実現される。
また,前記制御回路6は,前記テレビジョン受像機Xの電源がONされた(立ち上げられた)場合やOFFされた(立ち下げられた)場合に,その日時を前記EEPROM6cに記憶する機能を有しており,該記憶された日時は後述する録画情報表示処理(図3のフローチャート参照,ステップS101)に用いられる。
前記リモコン8は,当該テレビジョン受像機Xの動作の制御用の無線信号(例えば,赤外線信号)を出力するリモート操作器であり,不図示の操作入力部や無線信号出力回路等を備えている。
前記操作入力部は,チャンネル選択キーや音量調節キーなど,情報入力のための操作部であり,その操作内容に応じた信号が前記無線信号出力回路に伝送される。また,前記無線信号出力回路は,前記操作入力部から伝送されてくる信号(即ち,テレビジョン受像機Xの動作の制御信号)を,無線信号(例えば,赤外線信号)に変換し,当該リモコン8からテレビ本体側へ無線伝送するものである。
一方,前記リモコンインターフェース回路7は,前記リモコン8から伝送される無線信号(赤外線信号等)を受信し,これを電気信号に変換することにより,前記リモコン8から伝送される各種情報を取得するとともに,その取得情報を前記サブMPU9に伝送するものである。
前記サブMPU9は,前記制御回路6と,前記リモコンインターフェース回路7及び前記CECインターフェース2xbとの間で情報伝送を中継する処理を実行するマイクロコンピュータである。
[録画再生装置Y]
本発明の実施形態に係る録画再生装置Yは,図1に示すように,チューナ21,録画・再生回路22,HDD23(ハードディスクドライブ),HDMI送信部25a,CECインターフェース25b,制御回路24,リモコンインターフェース回路26,リモコン27及びサブMPU28等を具備して構成された所謂ハードディスクレコーダである。
ここで,前記チューナ21,前記リモコンインターフェース回路26,前記リモコン27,前記サブMPU28は,それぞれテレビジョン受像機Xにおける前記チューナ1,前記リモコンインターフェース回路7,前記リモコン8及び前記サブMPU9と同様のものである。
前記録画・再生回路22は,放送番組の録画処理及び録画番組の再生処理を実行するものである。即ち,前記録画・再生回路22は,前記チューナ21により抽出された番組の放送信号(映像信号及び音声信号)を圧縮符号化して前記HDD23に記録する録画処理を実行する。さらに,前記録画・再生回路22は,前記HDD23に録画(記録)された放送番組のデータを復号化しながら前記HDMI送信部25aを通じて外部出力する再生処理を実行する。
さらに,前記録画・再生回路22は,前記チューナ21により抽出された番組の放送信号から,そこに含まれるEPG情報(電子番組ガイド情報)を抽出して前記HDD23に記録するEPG取得機能も備えている。このEPG情報は,録画予約処理の際の予約番組の選択メニュー画面を生成する処理や,録画された番組(録画番組)の映像信号及び音声信号に関連付けて前記HDD23に記録される番組のタイトルや放送日時,チャンネル等を特定する処理を実行する際に用いられる。
前記HDMI送信部25a(図中,HDMI−TXと表記)は,HDMI規格に準拠した信号伝送インターフェースである。このHDMI送信部25aは,前記TMDSライン41を通じて,外部装置(ここでは,テレビジョン受像機X)に対し,ベースバンド方式で映像信号及び音声信号を出力する。
前記CECインターフェース25bは,テレビジョン受像機Xにおける前記CECインターフェース2xbと同様に,HDMI規格におけるCEC規格に準拠した信号伝送インターフェースである。このCECインターフェース25bは,前記CECライン42を通じて,外部装置(ここでは,テレビジョン受像機X)との間で情報の送受信を行う。前記CECインターフェース25bの受信情報の直接の伝送先及び送信情報の直接の供給元は,前記サブMPU28である。
また,前記録画再生装置Yにおいて,前記HDMIインターフェースWの一部を構成する前記HDMI送信部25a及び前記CECインターフェース25bと,前記サブMPU28と,前記リモコンインターフェース回路26とは,当該録画再生装置Yが商用電源に接続されている状態では,常時通電された状態となっている。一方,前記チューナ21や前記制御回路24,前記録画・再生回路22及び前記HDD23等は,当該録画再生装置Yが商用電源に接続されている状態において,それらへの通電がなされた稼動状態(電源の立ち上がり状態)と,それらへの通電が遮断された前記待機状態(電源の立ち下がり状態)との2状態に切り替えられる。その2状態の切り替えは,前記サブMPU28が不図示の通電スイッチの切り替え制御を行うことにより実現される。
即ち,前記サブMPU28は,当該録画再生装置Yが前記待機状態である場合に,前記リモコン27から前記リモコンインターフェース回路26を通じて電源キーの操作信号が受信されたこと,或いは前記テレビジョン受像機Xから前記CECインターフェース25bを通じて自装置宛の何らかのコマンドが受信されたことを検知すると,前記通電スイッチをOFF状態からON状態へ切り替えることにより,当該録画再生装置Yを前記待機状態から前記稼動状態へ切り替える(即ち,電源が立ち上げられる)。
また,前記サブMPU28は,当該録画再生装置Yが前記稼動状態である場合に,前記リモコン27から前記リモコンインターフェース回路26を通じて電源キーの操作信号が受信されたこと,或いは前記テレビジョン受像機Xから前記CECインターフェース25bを通じて停止コマンドが受信されたことを検知すると,前記通電スイッチをON状態からOFF状態へ切り替えることにより,当該録画再生装置Yを前記稼動状態から前記待機状態へ切り替える(即ち,電源が立ち下げられる)。
これにより,前記録画再生装置Yは,前記リモコン27や前記テレビジョン受像機Xからのリモート制御によって,前記稼動状態と前記待機状態との切り替えが行われる。
前記制御回路24は,演算手段であるMPU24a,そのMPU24aによって実行される制御プログラムが予め格納される記憶手段であるROM24b(EPROM),MPU24aが実行する処理において読み書きされる各種情報を記憶するEEPROM24c等を備え,当該録画再生装置Y全体を制御するものである。以下に示す前記制御回路24の処理や機能は,前記MPU24aが前記ROM24bに記憶されたプログラムを実行することによって実現される。
また,前記録画再生装置Yの前記制御回路24は,前記録画・再生回路22によって前記HDD23に記録されたEPG情報と,同じく予め前記HDD23に記録される番組予約情報とに基づいて,放送番組(映像及び音声)の予約録画を行う予約録画機能も有している。なお,予約録画機能は周知の機能であるので,ここでは詳細な説明は省略する。
また,前記制御回路24は,前記録画・再生回路22によって放送番組の録画が実行される際に,その録画番組に関する録画番組情報を関連付けて前記HDD23に記憶する。
ここに,図2は,前記録画番組情報のデータ構成の一例を表すものである。図2に示すように,前記録画番組情報は,番組内容の情報である番組タイトルd1,放送チャンネルd2,放送日時d3及びジャンルd4等を含むものである。なお,ここで示す録画番組情報は一例に過ぎず,前記録画番組に関するその他の情報を含むものであってもよい。
なお,後述するように,前記録画再生装置Yは,前記テレビジョン受像機Xからの要求(指示)に応じて,前記録画番組情報(図2参照)のうち所定の期間に録画された録画番組情報を,前記CECライン42を通じて前記テレビジョン受像機Xに引き渡す(送信する)。
次に,図3に示すフローチャートを参照しつつ,前記録画システムZにおける録画番組表示処理の手順の一例について説明する。ここで,以下に示すS101,S102,…は,前記テレビジョン受像機X側(図3中の左側)の処理手順(ステップ),S201,S202,…は,前記録画再生装置Y側(図3中の右側)の処理手順(ステップ)の識別符号を表す。なお,図3に示す前記テレビジョン受像機X側の処理は,前記テレビジョン受像機Xの電源が立ち上げられた場合に開始されるものとする。
当該録画番組表示処理は,前記テレビジョン受像機Xと前記録画再生装置Yとが,前記HDMIインターフェースWのCECライン42を通じて情報の授受を行いつつ実行する処理である。以下,先に前記テレビジョン受像機X側の処理について説明し,続けて前記録画再生装置Y側の処理について説明する。
まず,前記録画番組表示処理における前記テレビジョン受像機X側の処理について説明する。
[ステップS101]
前記テレビジョン受像機Xの前記制御回路6は,前記テレビジョン受像機Xの電源が立ち上げられると,該テレビジョン受像機Xの電源がOFFされてから今まで(即ち次の電源ONまで)の待機期間(所定の期間の一例)を確定するための処理を実行する(S101)。具体的には,前述したように前記EEPROM6cに記憶された前記テレビジョン受像機Xの電源ON/OFFの日時に関する情報に基づいて前記待機期間が確定される。
ここに,前記待機期間は,前記テレビジョン受像機Xの電源がOFFされてから次に該テレビジョン受像機Xの電源がONされるまでの期間に限られるものではなく,例えば,前記テレビジョン受像機Xの電源がONされてから次に当該テレビジョン受像機Xの電源がONされるまでの期間や,前記録画再生装置YのHDD23に録画された録画番組に最後にアクセスしたときから前記テレビジョン受像機Xの電源がONされるまでの期間などであることも他の実施例として考えられる。なお,前記待機期間は,ユーザによって適時,或いは前記テレビジョン受像機Xの初期設定時において予め設定される。また,前記待機期間に換えて,最近の数日間や数ヶ月間などを所定の期間として設定しておいてもよい。
[ステップS102]
そして,続くステップS102では,前記制御回路6は,前記待機期間中に録画された録画番組に関する録画番組情報の送信を要求するための要求コマンドを,前記CECライン42を通じて前記録画再生装置Y各々に対して送信する(S102)。
なお,前記テレビジョン受像機Xにおける前記CECライン42を通じた通信制御(情報の送信及び受信の制御)は,前記CECインターフェース2xbにより行われる。ここで、前記要求コマンドは、HDMI規格のCEC規格で規定された通信プロトコルに従ったものである。具体的に、前記要求コマンドは、予め任意に設定される所謂ベンダーコマンド,或いは前記CEC規格の標準コマンドを組み合わせたものである。
[ステップS103]
次に,前記制御回路6は,前記録画番組情報の要求に応じて前記録画再生装置Y各々から返信される前記録画番組情報を,前記CECライン42(CEC信号伝送ライン)を通じて受信する処理を実行する(S103)。ここに,ステップS102及びS103の処理を実行する前記制御回路6が,録画番組情報取得手段の一例である。
このとき,前記ステップS103では,前記制御回路6は,前記録画番組情報の要求コマンドの送信後の所定時間内に,前記録画再生装置Y各々から前記録画番組情報が受信されたか否かを判別する。なお,前記制御回路6は,前記CECライン42を通じて,前記録画再生装置Yから後述する録画番組無し通知を受信した場合には,その前記録画再生装置Yからは前記録画番組情報は受信されなかったと判別する。
[ステップS105,S106]
そして,前記制御回路6は,前記ステップS103において前記録画番組情報が1以上の前記録画再生装置Yから受信されなかったことを確認すると,処理をステップS105に移行させる。そして,前記制御回路6は,前記待機期間中に録画された録画番組が存在しない旨のメッセージを前記映像表示部5にOSD表示させ(S105),一定時間後に表示中のOSD表示を消去(S106)させた後,当該録画番組表示処理を終了させる。
[ステップS104,106]
一方,前記制御回路6は,前記ステップS103において前記録画番組情報が1以上の前記録画再生装置Yから受信されたことを確認すると,その録画番組情報を表示するための録画番組選択メニューv1の映像(画面)を生成し,その映像を映像表示部5にOSD表示させ(S104),一定時間後に表示中のOSD表示を消去(S106)させた後,当該録画番組表示処理を終了させる。ここに,かかる処理を実行するときの前記制御回路6が録画番組情報表示制御手段の一例である。
このとき,前記制御回路6は,複数の前記録画再生装置Yから複数の録画番組情報が受信された場合には,その複数の録画番組情報を編成して前記録画番組選択メニューv1の映像を生成する。
ここに,図4は,前記録画番組選択メニューv1のOSD表示画面の一例である。図4に示すように,前記制御回路6は,前記映像表示部5に,既に表示中の映像v0とともに,複数の前記録画再生装置Yから受信された複数の録画番組情報を編成したリストをOSD表示により一覧表示させる。なお,前記録画番組情報を送信した前記録画再生装置Yを識別するための識別情報(例えば機種名やアドレスなど)なども表示される。
ここで,前記映像v0は,例えば前記チューナ1から前記映像処理回路4に入力されたテレビジョン放送や,前記録画再生装置Yから入力された映像などであって,前記録画番組選択メニューv1に含まれた前記録画番組情報とは必ずしも関連するものではない。即ち,前記テレビジョン受像機Xでは,前記CECライン42を介して前記録画番組情報が受信されて前記映像表示部5にOSD表示されるため,前記録画再生装置Yから受信した前記録画番組情報を,該録画番組情報と関連のない例えばテレビジョン放送や該録画番組情報を送信した録画再生装置Yとは別の録画再生装置Yからの映像などと同時に表示することが可能である。
その他,前記制御回路6が,既に表示中の前記映像v0と,前記録画番組選択メニューv1の映像とをマルチ画面表示させることや,前記録画番組選択メニューv1の映像のみを表示させることも考えられる(不図示)。
以上の処理が,前記録画番組表示処理におけるテレビジョン受像機X側の処理である。
次に,前記録画番組表示処理における前記録画再生装置Y側の処理について説明する。
[ステップS201,S202]
前記録画再生装置Y側では,まず,前記制御回路24が,前記CECライン42を通じて前記テレビジョン受像機Xから前記ステップS102の処理で送信される前記録画番組情報の要求コマンドを受信する処理を実行する(S201)。なお,当該録画再生装置Yが前記待機状態である場合には,まず,前記サブMPU28が,自装置宛のコマンドが受信された時点で,前記通電スイッチを制御することによって前記待機状態から前記稼動状態へ切り替え(即ち,起動し),これによって起動した前記制御回路24が,受信されたコマンド内容の判別を行う。
そして,前記制御回路24は,前記要求コマンドが受信されたことを確認すると(前記テレビジョン受像機Xからの要求に応じて),前記HDD23に記憶されている録画番組うち,前記要求コマンドによって指定された前記待機期間中に録画された録画番組を特定するための検索処理を実行する(S202)。なお,後述の実施例1と同様に,前記録画再生装置Y側で前記待機期間を確定してもよい。
[ステップS203〜S205]
次に,前記録画再生装置Yの前記制御回路24は,前記ステップS202における録画番組の検索処理によって1つ以上の録画番組が特定されたか否かを判別する(S203)。
ここで,前記制御回路24は,録画番組が1つも特定されなかったと判別した場合には,録画番組が存在しない旨を表す通知である前記録画候補無し通知を,前記CECライン42を通じて前記テレビジョン受像機Xに送信し(S205),その後,処理を前述したステップS201へ戻す。その際,前記サブMPU28は,前記テレビジョン受像機Xから要求コマンドを受信する前の状態が前記待機状態であった場合には,前記通電スイッチを制御することにより,当該録画再生装置Yを前記稼動状態から前記待機状態へ切り替える(元の状態へ戻す)。
一方,前記制御回路24は,前記ステップS203において,録画番組が1つ以上特定されたと判別した場合は,その特定された録画番組に関する録画番組情報を抽出し,その録画番組情報と自己の識別情報を示す識別情報(例えば機種名やアドレスなど)とを対応づけて,前記CECライン42を通じて前記テレビジョン受像機Xに送信する(S204)。このとき、前記制御回路24は、HDMI規格におけるCEC規格で規定された通信プロトコルのOSD表示コマンドを用いて前記録画番組情報を送信する。
なお,前記録画番組情報は,図2に示したように,番組内容の情報である番組タイトルd1,放送チャンネルd2,放送日時d3及びジャンルd4等を含むものである。
以上,説明したように,前記録画システムZでは,前記テレビジョン受像機Xが,該テレビジョン受像機Xの電源の立ち上がりを条件に,前記録画再生装置Yにおいて前記待機期間中に録画された録画番組に関する録画番組情報を,前記CECライン42を通じて取得して表示するため,前記録画番組情報を該録画番組情報の送信元とは別の場所から入力された映像と同時に表示させることが可能である。例えば,図1に示す一方の録画再生装置Yから入力された映像や音声を視聴している場合であっても,他方の録画再生装置Yから入力された録画番組情報を同時に表示させることができる。また,前記チューナ1から前記映像処理回路4に入力されたテレビジョン放送と同時に表示することもできる。
しかも,ユーザは,前記テレビジョン受像機Xの電源を立ち上げるという簡単な操作を行うだけで,該テレビジョン受像機Xの映像表示部5に,前記録画再生装置Yで前記待機期間中に録画された録画番組に関する前記録画番組情報を表示させて確認することができる。
さらに,複数の前記録画再生装置Yから録画番組情報が受信された場合には,それらの情報が一覧で表示されるため,ユーザは,複数の前記録画再生装置Yに断片的に存在する録画番組を容易に把握することが可能である。
なお,本実施の形態では,前記録画再生装置Yから送信される前記録画番組情報に,番組内容の情報である番組タイトルd1,放送チャンネルd2,放送日時d3及びジャンルd4等が含まれる場合について説明した。一方,前記テレビジョン受像機XのEEPROM6cにEPG情報(電子番組ガイド情報)を記憶させておき,前記録画再生装置Yから送信される前記録画番組情報として録画番組を識別する識別コードを用い,前記テレビジョン受像機X側で前記EPG情報から前記識別コードに対応する録画番組の番組タイトルや放送チャンネル,放送日時,ジャンル等を抽出して表示することも他の実施例として考えられる。
また,図1に示した前記録画システムZは,前記テレビジョン受像機Xと前記録画再生装置Yとが,前記HDMIインターフェースWにより直接的に接続された構成を示したが,本発明の実施形態はこれに限るものではない。例えば,前記テレビジョン受像機XとSTB(セットトップボックス)又は前記録画再生装置Yとが前記HDMIインターフェースWにより接続され,そのSTB又は前記録画再生装置Yと他の前記録画再生装置Yとがさらに前記HDMIインターフェースWにより接続された構成(間接的に接続された構成)も考えられる。
本実施例1では,図5を用いて,前記映像システムZにおいて実行される録画番組表示処理の他の例について説明する。なお,前記映像システムZと同様の構成要素には同じ符号を用いて説明する。
ここに,図5は前記映像システムZにおいて実行される録画番組表示処理の他の例を説明するためのフローチャートである。ここに,以下に示すS301,S302,…は,前記テレビジョン受像機X側(図5中の左側)の処理手順(ステップ),S401,S402,…は,前記録画再生装置Y側(図5中の右側)の処理手順(ステップ)の識別符号を表す。なお,図5に示す処理は,前記テレビジョン受像機Xの電源が立ち上げられた場合に開始されるものとする。
本実施例1で説明する録画番組表示処理は,前記録画再生装置Yが前記テレビジョン受像機Xの電源の立ち上がり時に,自動的に前記録画番組情報を前記テレビジョン受像機Xに出力するための処理を実行する点で,前記実施の形態で説明した録画番組表示処理(図3参照)と相違する。以下,具体的に説明する。
本実施例1に係る前記録画再生装置Yの前記サブMPU28は,前記CECライン42を通じて前記テレビジョン受像機Xの電源のON/OFFを検知する機能を有している。ここに,かかる機能を具現する前記サブMPU28が電源立上検知手段の一例である。なお,前記テレビジョン受像機Xの電源のON/OFFを検知するための処理は,HDMI規格で規定されたものであるため,ここではその説明を省略する。
また,前記サブMPU28は,前記テレビジョン受像機Xの電源がONされた(立ち上げられた)場合やOFFされた(立ち下げられた)場合に,その日時を所定のメモリに記憶する機能を有しており,該記憶された日時は後述する録画情報表示処理(図5のフローチャート参照,ステップS402)に用いられる。
図5に示す前記録画番組表示処理は,前記テレビジョン受像機Xと前記録画再生装置Yとが,前記HDMIインターフェースWのCECライン42を通じて情報の授受を行いつつ実行する処理である。以下,先に前記録画再生装置Y側の処理について説明し,続けて前記テレビジョン受像機X側の処理について説明する。
まず,前記録画番組表示処理における前記録画再生装置Y側の処理について説明する。
[ステップS401]
前記録画再生装置Yでは,前記サブMPU28の電源立上検知機能によって,前記テレビジョン受像機Xの電源が立ち上げられたか否かが判断される(S401)。
このとき,前記テレビジョン受像機Xの電源が立ち上げられたと判断された場合には(S401のYes側),処理はステップS402に移行し,電源が立ち上げられたと判断されない場合には(S401のNo側),処理は前記ステップS401を繰り返し実行する。
ここで,前記サブMPU28によって,前記テレビジョン受像機Xの電源が立ち上げられたと判断された場合に,当該録画再生装置Yが前記待機状態である場合には,前記サブMPU28は,前記テレビジョン受像機Xの電源の立ち上がりが検知された時点で,前記通電スイッチを制御することによって前記待機状態から前記稼動状態へ切り替え(即ち,起動し),これによって前記制御回路24が起動される。
[ステップS402]
ステップS402では,前記制御回路24によって,前記テレビジョン受像機Xの電源がOFFされてから今まで(即ち次の電源ONまで)の待機期間(所定の期間の一例)を確定するための処理が実行される。具体的には,前述したように前記サブMPU28によって所定のメモリに記憶された前記テレビジョン受像機Xの電源ON/OFFの日時に関する情報に基づいて前記待機期間が確定される。
ここに,前記待機期間は,前記テレビジョン受像機Xの電源がOFFされてから次に該テレビジョン受像機Xの電源がONされるまでの期間に限られるものではなく,例えば,前記テレビジョン受像機Xの電源がONされてから次に当該テレビジョン受像機Xの電源がONされるまでの期間や,前記録画再生装置YのHDD23に録画された録画番組に最後にアクセスしたときから前記テレビジョン受像機Xの電源がONされるまでの期間などであることも他の実施例として考えられる。なお,前記待機期間は,ユーザによって適時,或いは前記録画再生装置Yの初期設定時において予め設定される。
[ステップS403]
そして,前記制御回路24は,前記ステップS402において前記待機期間が特定されると自動的に,前記HDD23に記憶されている録画番組うち,前記要求コマンドによって指定された前記待機期間中に録画された録画番組を特定するための検索処理を実行する(S403)。
[ステップS404〜S406]
次に,前記録画再生装置Yの前記制御回路24は,前記ステップS403における録画番組の検索処理によって1つ以上の録画番組が特定されたか否かを判別する(S404)。
ここで,前記制御回路24は,録画番組が1つも特定されなかったと判別した場合には,録画番組が存在しない旨を表す通知である前記録画候補無し通知を,前記CECライン42を通じて前記テレビジョン受像機Xに送信し(S406),その後,処理を前述したステップS401へ戻す。その際,前記サブMPU28は,前記テレビジョン受像機Xの立ち上がりが検知される前の状態が前記待機状態であった場合には,前記通電スイッチを制御することにより,当該録画再生装置Yを前記稼動状態から前記待機状態へ切り替える(元の状態へ戻す)。
一方,前記制御回路24は,前記ステップS404において,録画番組が1つ以上特定されたと判別した場合は,その特定された録画番組に関する録画番組情報を抽出し,その録画番組情報と自己の識別情報を示す識別情報(例えば機種名やアドレスなど)とを対応づけて,前記CECライン42を通じて前記テレビジョン受像機Xに送信する(S405)。このとき、前記制御回路24は、HDMI規格におけるCEC規格で規定された通信プロトコルのOSD表示コマンドを用いて、前記CECライン42を通じて前記録画番組情報を送信する。ここに,かかる送信処理を実行するときの前記制御回路24が録画番組情報表示出力手段に相当する。
なお,前記録画番組情報は,図2に示したように,番組内容の情報である番組タイトルd1,放送チャンネルd2,放送日時d3及びジャンルd4等を含むものである。
以上の処理が,前記録画番組表示処理における録画再生装置Y側の処理である。
次に,前記テレビジョン受像機X側の処理について説明する。
[ステップS301,S303,304]
ステップS301では,前記制御回路6は,前記録画再生装置Yから前記録画番組情報が受信されたか否かを判別する。なお,前記制御回路6は,前記CECライン42を通じて,前記録画再生装置Yから前記録画番組無し通知を受信した場合には,その前記録画再生装置Yからは前記録画番組情報は受信されなかったと判別する。
そして,前記制御回路6は,前記ステップS301において前記録画番組情報が1以上の前記録画再生装置Yから受信されなかったことを確認すると,処理をステップS303に移行させる。そして,前記制御回路6は,前記待機期間中に録画された録画番組が存在しない旨のメッセージを前記映像表示部5にOSD表示させ(S303),一定時間後に表示中のOSD表示を消去(S304)させた後,当該録画番組表示処理を終了させる。
[ステップS302,304]
一方,前記制御回路6は,前記ステップS301において前記録画番組情報が1以上の前記録画再生装置Yから受信されたことを確認すると,その録画番組情報を表示するための録画番組選択メニューv1の映像(画面)を生成し,その映像を映像表示部5にOSD表示させ(S302),一定時間後に表示中のOSD表示を消去(S304)させた後,当該録画番組表示処理を終了させる。なお,前記ステップS302は,前記ステップS104(図3のフローチャート参照)と同様の処理である。
以上,説明したように,本実施例1の構成では,前記テレビジョン受像機Xの電源の立ち上がりを条件に,前記録画再生装置Yにおいて前記待機期間中に録画された録画番組が,自動的に,前記録画再生装置Yから前記テレビジョン受像機Xの映像表示部5に前記CECライン42を通じて出力されて表示されるため,前記録画番組情報を該録画番組情報の送信元とは別の場所から入力された映像と同時に表示させることが可能である。例えば,図1に示す一方の録画再生装置Yから入力された映像や音声を視聴している場合であっても,他方の録画再生装置Yから入力された録画番組情報を同時に表示させることができる。また,前記チューナ1から前記映像処理回路4に入力されたテレビジョン放送と同時に表示することもできる。
しかも,ユーザは,前記テレビジョン受像機Xの電源を立ち上げるという簡単な操作を行うだけで,該テレビジョン受像機Xの映像表示部5に,前記録画再生装置Yで前記待機期間中に録画された録画番組に関する前記録画番組情報を表示させて確認することができる。
また,前記実施の形態及び本実施例1で説明した録画番組表示処理(図3又は図5参照)によって前記録画番組選択メニューv1が表示されている状態(S104又はS302)において,その録画番組選択メニューv1に含まれた録画番組の再生処理や削除処理などの実行を,前記テレビジョン受像機Xから前記録画再生装置Yに指示することが可能な構成が考えられる。これにより,ユーザによる操作性を向上させることができる。
具体的には,前記テレビジョン受像機Xの前記制御回路6が,ユーザの前記リモコン8による操作入力に従って表示された録画番組を選択する。ここに,かかる処理を実行するときの前記制御回路6が録画番組選択手段に相当する。そして,前記制御回路6は,ユーザの前記リモコン8による操作入力に従って,前記選択された録画番組について再生処理や削除処理などを実行することを前記録画再生装置Yに指示する。ここで,前記指示は,前記CECライン42を通じて前記録画再生装置Yに処理指示コマンドを送信することによって行われる。前記処理指示コマンドには,処理対象である録画番組の録画番組情報と,処理内容(再生か削除か)を表す情報とが含められる。ここに,かかる処理を実行するときの前記制御回路6が処理指示手段に相当する。
本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機X及び録画再生装置Yを含む録画システムZのブロック図。 録画番組情報のデータ構成の一例を示す図 本発明の実施形態に係る録画システムZにおける録画番組表示処理の手順の一例を説明するフローチャート。 本発明の実施形態に係る録画システムZにおける録画番組表示処理による表示画面の一例を示す図。 録画番組表示処理の他の例を説明するためのフローチャート。
符号の説明
X…テレビジョン受像機(映像表示装置の一例)
Y…録画再生装置
Z…録画システム
1,21…チューナ
2xa,2ya…HDMI受信部
2xb,25b…CECインターフェース
3…映像切替回路
4…映像処理回路
5…映像表示部
6,24…制御回路
7,26…リモコンインターフェース回路
8,27…リモコン
9,28…サブMPU
10…音声切替回路
11…音声処理回路
12…アンプ
13…スピーカ
22…録画・再生回路
23…HDD
25a…HDMI送信部
40…HDMIケーブル
41…TMDSライン
42…CECライン
d1…番組タイトル
d2…放送チャンネル
d3…放送日時
d4…ジャンル
S101,S102,〜…処理手順(ステップ)番号

Claims (11)

  1. 映像表示部を備え,映像信号を含む信号を伝送するTMDS信号伝送ラインとCEC規格に準拠したCEC信号伝送ラインとを含みHDMI規格に準拠した信号伝送を行うHDMI信号伝送手段により,一又は複数の録画再生装置と通信可能に構成された映像表示装置であって,
    当該映像表示装置の電源の立ち上がりを条件に,前記録画再生装置の記憶部に録画された録画番組のうち予め設定された所定の期間に録画された録画番組に関する録画番組情報を,前記HDMI信号伝送手段のCEC信号伝送ラインを通じて前記録画再生装置から取得する録画番組情報取得手段と,
    前記録画番組情報取得手段により取得された前記録画番組情報を前記映像表示部に表示させる録画番組情報表示制御手段と,
    を具備してなることを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記所定の期間が,当該映像表示装置の電源がON又はOFFされてから次に当該映像表示装置の電源がONされるまでの期間,或いは,前記録画再生装置の記憶部に録画された録画番組に最後にアクセスしたときから当該映像表示装置の電源がONされるまでの期間である請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記録画番組情報が,番組名,放送日時,放送チャンネル,ジャンルのいずれか1又は複数を含んでなる請求項1又は2のいずれかに記載の映像表示装置。
  4. 前記録画番組情報取得手段が,前記録画番組情報の送信を前記CEC信号伝送ラインを通じて前記録画再生装置に対して要求し,これに応じて前記CEC信号伝送ラインを通じて返信される前記録画番組情報を取得してなる請求項1〜3のいずれかに記載の映像表示装置。
  5. 前記録画番組情報が前記映像表示部に表示された状態で,所定の操作部を通じた操作入力に従って前記録画番組を選択する録画番組選択手段と,
    前記再生番組選択手段により選択された前記録画番組についての処理を実行することを,前記CEC信号伝送ラインを通じて前記録画再生装置に指示する処理指示手段と,
    を更に備えてなる請求項1〜4のいずれかに記載の映像表示装置。
  6. 前記処理指示手段が前記録画再生装置に対して実行を指示する処理が,前記録画番組の再生処理及び削除処理の一方又は両方を含んでなる請求項5に記載の映像表示装置。
  7. 前記録画番組情報表示制御手段が,前記録画番組情報取得手段によって複数の前記録画再生装置から複数の前記録画番組情報が取得された場合に,該複数の前記記録番組情報を編成して前記映像表示部に表示させるものである請求項1〜6のいずれかに記載の映像表示装置。
  8. 映像信号を含む信号を伝送するTMDS信号伝送ラインとCEC規格に準拠したCEC信号伝送ラインとを含みHDMI規格に準拠した信号伝送を行うHDMI信号伝送手段により,映像表示部を備えた映像表示装置と通信可能に構成された録画再生装置であって,
    前記映像表示装置の電源の立ち上がりを検知する電源立上検知手段と,
    前記電源立上検知手段により前記映像表示装置の電源の立ち上がりが検知されたことを条件に,当該録画再生装置の記憶部に録画された録画番組のうち予め設定された所定の期間に録画された録画番組に関する録画番組情報を前記HDMI信号伝送手段のCEC信号伝送ラインを通じて前記映像表示装置に出力する録画番組情報表示出力手段と,
    を具備してなることを特徴とする録画再生装置。
  9. 前記録画番組情報表示出力手段が、HDMI規格のCEC規格で規定された通信プロトコルのOSD表示コマンドを用いて前記録画番組情報を前記映像表示装置に送信することにより、該映像表示装置の前記映像表示部に前記録画番組情報を表示させるものである請求項8に記載の録画再生装置。
  10. 前記所定の期間が,前記映像表示装置の電源がON又はOFFされてから次に前記映像表示装置の電源がONされるまでの期間,或いは,当該録画再生装置の記憶部に録画された録画番組に最後にアクセスしたときから前記映像表示装置の電源がONされるまでの期間である請求項8又は9のいずれかに記載の録画再生装置。
  11. 前記録画番組情報が,番組名,放送日時,放送チャンネル,ジャンルのいずれか1又は複数を含んでなる請求項8〜10のいずれかに記載の録画再生装置。
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