JP2008102361A - カメラ - Google Patents

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    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies

Abstract

【課題】落下時等に外力がカメラ筐体に加わった際にレンズ鏡筒ユニットのレンズ保持枠の移動方向(光軸方向)への負荷を低減させるようにレンズ鏡筒ユニットのカメラ筐体内部における配置を工夫してカメラの小型化を阻害することなく耐衝撃性を確保し得るカメラを提供する。
【解決手段】重心Gを通る法線を有する面を含んでなる外装部材11と、外装部材の内部に配置され重心を通る法線のいずれに対しても非平行な方向に移動可能なレンズ24a,25aを有してなるレンズ鏡筒ユニット12とを備えてなる。
【選択図】図1

Description

この発明は、カメラ、詳しくはレンズ鏡筒ユニットを外装部材の内部に有するカメラであって、衝撃負荷を低減し耐衝撃性を考慮したレンズ鏡筒ユニットの配置及び外装部材の構造を有するカメラに関するものである。
従来、写真撮影機能を有するカメラ等においては、使用者が気軽に携帯して持ち歩き、所望のときに取り出して使用することができるように小型化が望まれている。
そこで、従来のカメラにおいては、例えば前面側から光学部材に入射する光束の光軸を反射鏡等を用いて折り曲げて、当該入射光束を筐体内部の底面側等に配置した撮像素子の受光面へと導くように構成される屈曲光学系を適用することで筐体の薄型化を実現したレンズ鏡筒ユニットを具備するものが実用化されている。
このように、従来のカメラにおいては、撮影光学系として上記のような屈曲光学系を採用する等、種々の工夫によって、筐体の小型化や薄型化を実現したカメラが一般に実用化されまた普及している。
一方、上述したような種々の工夫によって筐体の小型化や薄型化を実現したカメラ等においては、使用者が所望のときに気軽に持ち運び使用することができるので、例えばカメラ等を携帯しての移動中やカメラ等の使用中において、当該カメラ等を使用者が誤って落下させたり構造物に衝突させてしまう等の可能性が高いといえる。
このように、カメラ等の移動時又は使用時等にカメラの筐体に対して意図しない衝撃等による外力が加わったような場合には、カメラの筐体を形成する外装部材だけではなく、カメラの内部構成部材、例えばレンズ鏡筒ユニット等に対しても不必要な負荷がかかることになる。
通常のカメラにおける筐体内部には、複数の光学レンズ等の光軸が一致するように各光学レンズ等をそれぞれ保持すると共に、一部の光学レンズを光軸に沿う方向に移動させ得るように構成したレンズ鏡筒ユニット等、可動部を有する構成部材が配設されている。
このようなカメラにおいては、例えばレンズ鏡筒ユニットのレンズ保持枠が移動する方向、即ち光学レンズの光軸に沿う方向と同方向の外力が、カメラの筐体に対して加わった場合には、レンズ保持枠や光学レンズが損傷する場合もあり得る。
例えば、図11は、従来のカメラにおけるレンズ鏡筒ユニットの主要構成部材(レンズ保持枠群等)を取り出してその背面側から見た図である。
図11に示すレンズ鏡筒ユニット121は、前面側から入射する光束を受けて、その光軸O1を第1レンズ保持枠130に固設される反射鏡130aによって折り曲げて、その入射光束を光軸O2に沿う方向に、つまり底面側へと導くようにした屈曲光学系を有して構成されている。
このレンズ鏡筒ユニット121の主要部は、前面に向けて配設される第1レンズ群(図示せず)や反射鏡130a等を保持する第1レンズ保持枠130と、図11に示す矢印M方向に摺動軸122a,122bに沿って移動可能な可動レンズ群である第2レンズ群124aを保持する第2レンズ保持枠124と、同方向に移動する第3レンズ群125aを保持する第3レンズ保持枠125と、第4レンズ群126aを保持する第4レンズ保持枠126と、各レンズ群の光軸が一致するように第1〜第4レンズ保持枠130,124,125,126のそれぞれの一端側を保持すると共に、第2,第3レンズ保持枠124,125の移動をガイドする摺動軸122aと、第3,第4レンズ保持枠125,126の他端側を保持すると共に第3レンズ保持枠125の移動をガイドする摺動軸122b等によって構成されている。
そして、このレンズ鏡筒ユニット121が、カメラの内部に配置される際には、通常の場合、光軸O2が鉛直方向(図11において矢印X方向)と一致するように配置される。
このように構成される上記レンズ鏡筒ユニット121を筐体内部に配設したカメラが、例えば鉛直方向(X方向)に落下した場合には、図11の矢印F0で示す方向(鉛直方向Xと同方向)に、例えば第1レンズ保持枠124に衝撃力が生じる。
この落下時に生じる衝撃力が、レンズ鏡筒ユニット121の各構成部材に対して加わったとき、各レンズ保持枠や各レンズ群等を損傷してしまうことが考えられる。このうち、特に可動レンズである第2レンズ群124aの第2レンズ保持枠124は、摺動軸122aのみによって移動自在に保持される片持ち状態となっていることから、同第2レンズ保持枠124には、図11の矢印R方向(同図において反時計方向)の曲げモーメントが同時に働くことになる。
そこで、落下時や衝突時等に、カメラの内部構成部材、特にレンズ鏡筒ユニットに対して加わる衝撃力を、できるだけ緩和したり抑制したり吸収したりする技術についての種々の提案が、例えば特開2005−292514号公報,特開平5−333254号公報等によって、従来なされている。
上記特開2005−292514号公報によって開示されているカメラは、レンズ鏡筒ユニットにおけるレンズ保持枠の摺動軸にコイルバネ等の付勢部材を挿通配置させることで、このレンズ保持枠の摺動方向であって光学レンズの光軸に沿う方向の外力による衝撃を緩和すると共に、レンズ保持枠が接触する接触面積を大きくすることにより、接触部分への応力集中を緩和しているというものである。
また、上記特開平5−333254号公報によって開示されているカメラは、レンズ鏡筒ユニットにおけるレンズ枠に、光軸及びガイド軸,駆動軸に対して垂直方向のバネ性を有する部材を設け、このバネ性部材に駆動軸を押圧螺合させて構成している。
特開2005−292514号公報 特開平5−333254号公報
ところが、上記特開2005−292514号公報,特開平5−333254号公報等によって開示されている手段では、外力が加わることにより生じる衝撃力を緩和するために、付勢部材等の何らかの構造物を追加したり、形状を変更する等の措置が必要になるため、カメラ内部の省スペース化を考慮した場合、不利な手段であるという問題点がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、落下時や衝突時等、意図しない外力がカメラ筐体に加わった際に、レンズ鏡筒ユニットにおけるレンズ保持枠の移動方向(光軸方向)への負荷を低減させ得るように当該レンズ鏡筒ユニットのカメラ筐体内部における配置を工夫することで、カメラ自体の小型化を阻害することなく耐衝撃性を確保し得るカメラを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明によるカメラは、重心を通る法線を有する面を含んでなる外装部材と、上記外装部材の内部に配置され、上記重心を通る法線のいずれに対しても非平行な方向に移動可能なレンズを有してなるレンズ鏡筒ユニットと、を有することを特徴とする。
また、本発明によるカメラは、重心を通る法線を有する第1の外装面と、全ての法線が上記重心を通らないように形成された第2の外装面とを含んでなる外装部材と、レンズを保持し移動するレンズ枠を有してなり、このレンズ枠の移動方向と上記重心を通る法線とが非平行となるように上記外装部材の内部に配置されたレンズ鏡筒ユニットと、を有することを特徴とする。
そして、本発明によるカメラは、重心を通る法線を有する面を含んでなる外装部材と、上記外装部材のうち上記重心を通る法線を有する面上に外方に向けて、かつ上記重心を通る法線の延長上から外れた位置に形成される突状部と、上記重心を通る法線と平行な方向に移動するレンズを有してなるレンズ鏡筒ユニットと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、落下時や衝突時等、意図しない外力がカメラ筐体に加わった際に、レンズ鏡筒ユニットにおけるレンズ保持枠の移動方向(光軸方向)への負荷を低減させ得るように当該レンズ鏡筒ユニットのカメラ筐体内部における配置を工夫することで、カメラ自体の小型化を阻害することなく、同レンズ鏡筒ユニットの耐衝撃性を確保し得るカメラを提供することができる。
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態のカメラを背面側から見た際の図である。この図1では、一部を破いて示すことにより、当該カメラの内部に設けられるレンズ鏡筒ユニットの配置状態を示している。図2は、図1のカメラの内部に設けられるレンズ鏡筒ユニットを取り出して背面側を示す外観斜視図である。図3は、図2のレンズ鏡筒ユニットにおける複数のレンズ及びそのレンズ保持枠と各レンズ保持枠を保持する摺動軸からなるレンズ枠ユニットを取り出して背面側を示す外観斜視図である。図4は、図1のカメラにおけるレンズ鏡筒ユニットの主要構成部材(レンズ保持枠群等)を取り出してその背面側から見た図である。
図1に示すように、本実施形態のカメラ1は、略直方体の箱型形状からなる筐体を形成する外装部材11の内部の所定の位置にレンズ鏡筒ユニット12を所定の形態で配置して構成されている。
外装部材11の背面側には、各種の操作を行なう複数の操作部材13と、表示装置15の表示部が設けられている。外装部材11の上面側には、シャッターボタン14等が配設されている。外装部材11の一側面にはストラップ金具16が配設されている。
外装部材11は、底面11a,左側面11c,上面11e,右側面11gと、背面及び前面を有してなる略六面体により形成されている。
なお、以下の説明においては、カメラ1を背面側から見た場合(図1に示す状態)を基準にして、その左右を規定している。したがって、図1において左側に示す側面を左側面11cと、同図において右側に示す側面を右側面11gと呼ぶものとする。
そして、外装部材11を形成する各面の関係は、底面11aと左側面11cとが角部11bを介して連設されており、左側面11cと上面11eとが角部11dを介して連設されており、上面11eと右側面11gとが角部11fを介して連設されており、右側面11gと底面11aとが角部11hを介して連設されている。
この外装部材11の内部には、レンズ鏡筒ユニット12が所定の位置に所定の形態で配置されている。なお、外装部材11に対するレンズ鏡筒ユニット12の配置状態についての詳細は後述する。
このカメラ1の重心は、図1において符合Gで示す位置にあるものとする。この場合において、外装部材11は、この重心Gを通る法線を有する面を持つように形成されている。
即ち、具体的には、例えば図1において外装部材11の底面11aの法線N1は重心Gを通る。同図において、左側面11cの法線N2は重心Gを通る。同図において、角部11dの法線N3は重心Gを通る。同図において、外装部材11の上面11eの一端とシャッターボタン14の上面とを結ぶ面Aの法線N4は重心Gを通る。同図において、右側面11gから突設されるストラップ金具16の外縁側の面16aの法線N5は重心Gを通る。同図において、角部11hの法線N6は重心Gを通る。
また、カメラ前面及び背面を平面とすれば、それぞれに重心を通る法線を有するが、これらの法線は、後述のレンズ鏡筒ユニット12の光軸O2とは非平行である。
なお、外装部材11の上面11eの一端とシャッターボタン14の上面とを結ぶ面Aは、本カメラ1を上面側が所定の平面に接するように載置したとき、その平面に接する仮想面である。このとき、実際に当該平面に接するカメラ1の部位としては、上面11eの一端(角部11d近傍)とシャッターボタン14の上面との二つの部位となる。
このように、本実施形態における外装部材11は、カメラ1の重心Gを通る法線を有する面を含んで形成されている。
一方、レンズ鏡筒ユニット12は、図2に示すように前面側から入射する光束を受けて、その光軸O1を第1レンズ保持枠30に固設される反射鏡30aによって折り曲げて、その入射光束を光軸O2に沿う方向に、つまり底面側へと導くようにした屈曲光学系を有して構成されている。
このレンズ鏡筒ユニット12の主要部材としては、複数のレンズ及びそのレンズ保持枠と各レンズ保持枠を保持する摺動軸からなるレンズ枠ユニット21(詳細は後述する。図3参照)と、第2レンズ保持枠24と第3レンズ保持枠25との間に固設されるシャッタ枠35と、このシャッタ枠35に固設されるシャッタ駆動モータ34と、フォーカシングモータ32と、ズーミングモータ33等によって主に構成されている。
レンズ枠ユニット21は、図3に示すように前面に向けて配設される第1レンズ群(図示せず)や反射鏡30a等を保持する第1レンズ保持枠30と、図2に示す矢印M方向に摺動軸22a,22bに沿って移動可能な可動レンズ群である第2レンズ群24aを保持する第2レンズ保持枠24と、同方向に移動する第3レンズ群25aを保持する第3レンズ保持枠25と、第4レンズ群26aを保持する第4レンズ保持枠26と、各レンズ群の光軸が一致するように第1〜第4レンズ保持枠30,24,25,26のそれぞれの一端側を保持すると共に、第2,第3レンズ保持枠24,25の移動をガイドする摺動軸22aと、第3,第4レンズ保持枠25,26の他端側を保持すると共に、第3レンズ保持枠25の移動をガイドする摺動軸22b等によって構成される。
そして、このように構成されるレンズ鏡筒ユニット12は、カメラ1の内部において、図1に示すような配置状態で固設されている。
即ち、本実施形態のカメラ1においては、レンズ鏡筒ユニット12の可動レンズ(第2レンズ群24a,第3レンズ群25a)の移動方向(光軸O2に沿う方向)が、本カメラ1の重心を通る外装部材11の各面における法線(Nx)のいずれに対しても非平行な方向となるように、レンズ鏡筒ユニット12はカメラ1の内部に配置されている。
このように構成された本実施形態のカメラ1が、例えば外装部材11の底面11aを下側にして鉛直方向(矢印X1方向)に落下した場合には、第1レンズ保持枠24には、図4の矢印Fで示す力量が発生し、床面等に衝突することになる。その衝突時には、同矢印Fで示される落下衝撃力量は、同図に示す矢印F1と矢印F2との二方向への力量に分力される。これと同時に、第2レンズ保持枠24には、図4に示す矢印R1方向(同図において反時計方向)の曲げモーメントが働く。
このように、本実施形態のカメラ1では、レンズ鏡筒ユニット12における第2レンズ保持枠24に加わる衝撃力量F1は、鉛直方向(X方向)への衝撃力量Fよりも小となる(F>F1)。
つまり、カメラ1が落下する時、レンズ鏡筒ユニット12(の可動レンズ)に加わる衝撃力は、その落下方向(図4において矢印Xに沿う方向)と可動レンズの移動方向(光軸O2)とが一致するときに最大力量Fとなるが、カメラ1の落下方向(X方向)に対して光軸O2が非平行となるようにレンズ鏡筒ユニット12の配置が設定されていることによって、当該レンズ教徒ユニット12に加わる衝撃力を低減化している。
ここで、本実施形態のカメラ1が落下する際の動作の一例を、図5,図6によって以下に説明する。
図5は、本実施形態のカメラが平面状の床面等に落下したときに、同カメラの底面が落下面と略平行な姿勢で接地した場合の動作を経時的に示す概念図である。
まず、本実施形態のカメラ1が平面状の床面(以下、落下面という)100に向けて落下する場合において、同カメラ1の底面11aと落下面100とが略平行な姿勢で図5(A)の矢印X1方向に落下した場合を考える。この場合、カメラ1のレンズ鏡筒ユニット12の光軸O2は、落下方向X1に対して非平行であり、かつ底面11aの重心を通る法線N1(図1参照)に対しても非平行である。
この姿勢を維持したまま、図5(B)に示すように、カメラ1の底面11aが落下面100に接地すると、そのときレンズ鏡筒ユニット12の第1レンズ保持枠24に加わる衝撃力は、図4を用いて上述したように、図4の符合F1で示す力量となる。
カメラ1は、落下面100に接地し衝突した後、図5(C)に示すように矢印X2方向へ跳ね返ることになる。ここで、跳ね返り方向(矢印X2方向)は、落下方向X1に沿う方向であって、その反対方向である。
このように、図5に示すような姿勢でカメラ1が落下した場合、落下によって生じる衝撃力F(図4参照)がレンズ鏡筒ユニット12の第1レンズ保持枠24に加わるときには、力量Fよりも小である分力の力量F1(図4参照)となる。したがって、本実施形態のレンズ鏡筒ユニット12に加わる衝撃力は、従来形態のカメラ(図11参照)において落下方向Xと光軸O2とが一致したときに比べて低減されている。
次に、図6は、本実施形態のカメラが平面状の床面等に落下したときに、同カメラのレンズ鏡筒ユニットの光軸が落下面に対して略直交する姿勢で接地した場合の動作を経時的に示す概念図である。
図6で示す例は、カメラ1が落下面100に向けて落下する場合であって、同カメラ1の底面11aが落下面100に対して非平行な姿勢で図6(A)の矢印X1方向に落下した場合である。
この場合、カメラ1のレンズ鏡筒ユニット12の光軸O2は、例えば落下方向X1に略平行となり、底面11aと落下面100とが非平行となる姿勢となっている。
この姿勢を維持したまま、図6(B)に示すように、まず真っ先にカメラ1の角部11hが落下面100に接地する。
次いで、カメラ1は、この接地点である角部11hを回転中心として図6(B)に示す矢印X3方向(同図において反時計方向)に回転し、底面11aが落下面100に接地する方向に姿勢変化する。つまり、落下によってカメラ1が落下面100に衝突したときに生じる衝撃力は、矢印X3方向への回転力に変換されることになる。
そして、カメラ1の角部11bが落下面100に接地したとき、同カメラ1の矢印X3方向への回転力は、図6(C)に示すように角部11bを回転中心として図6(C)に示す矢印X4方向(同図において反時計方向)にカメラ1を回転させる。これにより、カメラ1は、同図(C)に示すような状態に姿勢変化する。
そして、カメラ1は、矢印X4方向の回転力を受けつつ、図6(D)に示す矢印X2方向への跳ね返り力を受けることになる。
このように、図6に示すような姿勢でカメラ1が落下した場合、落下によって生じる衝撃力は、落下面100に衝突したとき、カメラ1を回転させる回転力に変換され減衰される。これにより、レンズ鏡筒ユニット12に加わる衝撃力も低減される。
以上説明したように本発明の第1の実施形態によれば、レンズ鏡筒ユニット12の可動レンズ(第2レンズ群24a,第3レンズ群25a)の移動方向(光軸O2)が、カメラ1の重心を通る外装部材11の各面における法線(Nx)のいずれに対しても非平行な方向となるように、カメラ1の内部においてレンズ鏡筒ユニット12を配置するようにしている。即ち、落下寸前に有するカメラのポテンシャルエネルギーを、落下後回転エネルギーに転換し、徐々にエネルギーを消費させることにより、カメラ1の落下時や衝突時等に生じる衝撃力によるレンズ鏡筒ユニット12への負荷を低減することができる。
本実施形態による構成によれば、構成部材を追加する必要がないので、カメラ1自体の小型化を阻害することなく、外装部材11の内部におけるレンズ鏡筒ユニット12の配置を工夫することのみで、レンズ鏡筒ユニット12の耐衝撃性を確保することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、以下に説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態のカメラを背面側から見た際の図である。この図7では、図1と同様に、一部を破いて示すことにより、当該カメラの内部に設けられるレンズ鏡筒ユニットの配置状態を示している。図8は、本実施形態のカメラが平面状の床面等に落下したときに、同カメラのレンズ鏡筒ユニットの光軸が落下面に対して略直交する姿勢で接地した場合の動作を経時的に示す概念図である。
本実施形態のカメラ1A(図7参照)の構成は、上述の第1の実施形態のカメラ1(図1参照)と略同様の構成からなる。そして、外装部材11Aの形状が若干異なると共に、レンズ鏡筒ユニット12の外装部材11Aの内部における配置形態が異なる。したがって、上述の第1の実施形態と略同様の構成については、その詳細説明を省略し、異なる部材についてのみ以下に説明する。
本実施形態のカメラ1Aの外装部材11Aは、底面及び左側面11c,上面,右側面11gと、背面及び前面を有してなる略六面体により形成されているのは、上述の第1の実施形態と同様であるが、本実施形態においては、外装部材11Aの底面側及び上面側の形状が若干異なる。
即ち、外装部材11Aの底面は、右側面11g寄りにあって、左右両側面11c,11gに対して略直交する面からなる基準底面11aと、この基準底面11aから連続して形成される面であって、同基準底面11aに対して所定の角度を有して形成される傾斜面11aaとによって形成される。この傾斜面11aaは、図7に示すように、カメラ1の背面側から見たとき基準底面11aから左上がりの傾斜を有して形成され、左側面11cと角部11bを介して連設されている。
また、外装部材11Aの上面は、右側面11g寄りにあって、左右両側面11c,11gに対して略直交する面からなる基準上面11eと、この基準上面11eから連続して形成される面であって、同基準上面11eに対して所定の角度を有して形成される傾斜面11eeとによって形成される。この傾斜面11eeは、図7に示すように、カメラ1の背面側から見たとき基準上面11eから左下がりの傾斜を有して形成され、左側面11cと角部11dを介して連設されている。
なお、基準底面11aと基準上面11eとは略平行に形成されており、傾斜面11aaと傾斜面11eeとは、カメラ1の上下方向において略対称形となるように形成されている。これにより、本カメラ1Aの外装部材11Aは、背面側からみたときの形状が、いわゆる楔形状に形成されている。なお、基準上面11eには、シャッターボタン14等の外方へ向けた突起物が配設されていることから、カメラ1Aとしてみたとき、外装部材11Aの基準上面11eの近傍部位は、平面状に形成されているわけではない。
ここで、本カメラ1Aの重心は、図7において符合Gで示す位置にあるものとする。この場合において、外装部材11Aは、この重心Gを通る法線を有する面である第1の外装面と、全ての法線が重心Gを通らないように形成される第2の外装面(基準底面11a)とを持つように形成されている。
即ち、具体的には、例えば図7において外装部材11Aの底面側の傾斜面11aaの法線NA1は重心Gを通る。同図において、角部11bの法線NA2は重心Gを通る。同図において、左側面11cの法線NA3は重心Gを通る。同図において、外装部材11Aの上面側の傾斜面11eeの一端とシャッターボタン14の上面とを結ぶ面Aの法線NA4は重心Gを通る。同図において、角部11fの法線NA5は重心Gを通る。同図において、右側面11gから突設されるストラップ金具16の外縁側の面16aの法線NA6は重心Gを通る。このように、重心Gを通る法線を有する上記各外装面を第1の外装面と言うものとする。
一方、上記第1の外装面以外の外装面であって第2の外装面となる基準底面11aの全ての法線は、重心Gを通らないように形成されている。
このように形成される外装部材11Aの内部に、レンズ鏡筒ユニット12が所定の位置に所定の形態で配置されている。なお、本実施形態においては、レンズ鏡筒ユニット12自体の構成は、上述の第1の実施形態と全く同様であり、同じ符合を附している。
即ち、レンズ鏡筒ユニット12は、外装部材11Aの内部において、可動レンズ(第2レンズ群24a,第3レンズ群25a。図2,図3等参照)の移動方向であって、光軸O2に沿う方向が、外装部材11Aにおける重心Gを通る法線のいずれに対しても非平行となるように配置されている。
また、レンズ鏡筒ユニット12は、その光軸O2が、基準底面11aに対して略直交する方向(即ち第2の外装面の法線)に対して略平行となるように配置されている。換言すれば、基準底面11aと光軸O2との関係は、図7において基準底面11aを延長させて示す仮想面Bに対して光軸O2が略直交するように設定されている。
このように構成された本実施形態のカメラ1Aが、例えば図8(A)に示すように外装部材11Aの底面側を下側にして、その基準底面11aと落下面100とが略平行となる姿勢で、鉛直方向(図8(A)の矢印X1方向)に落下した場合には、まず、図8(B)に示すように基準底面11aが落下面100に接触する。
次いで、カメラ1Aは、この接地点である基準底面11aを回転中心として図8(B)に示す矢印X3方向(同図において反時計方向)に回転し、底面側の傾斜面11aaが落下面100に接地する方向に姿勢変化する。
そして、カメラ1Aの角部11bが落下面100に接地したとき、同カメラ1Aの矢印X3方向への回転力は、図8(C)に示すように角部11bを回転中心として同図(C)に示す矢印X4方向(同図において反時計方向)にカメラ1Aを回転させる。これにより、カメラ1Aは、図8(C)に示すような状態に姿勢変化する。
そして、カメラ1Aは、矢印X4方向の回転力を受けつつ、図8(D)に示す矢印X2方向への跳ね返り力を受けることになる。
このように、図8に示す姿勢でカメラ1Aが落下した場合、落下によって生じる衝撃力は、落下面100に衝突したとき、カメラ1Aを回転させる回転力に変換され減衰される。これにより、レンズ鏡筒ユニット12に加わる衝撃力も低減される。
以上説明したように本発明の第2の実施形態によれば、重心Gを通る法線を有する第1の外装面と、全ての法線が重心Gを通らないように形成される第2の外装面とを含んで外装部材11Aを形成すると共に、レンズ鏡筒ユニット12の可動レンズの移動方向(光軸O2)が、カメラ1の重心Gを通る法線(NAx)のいずれに対しても非平行となるように、カメラ1Aの内部においてレンズ鏡筒ユニット12を配置することで、カメラ1Aの落下時や衝突時等に生じる衝撃力によるレンズ鏡筒ユニット12への負荷を低減する。したがって、構成部材を追加する必要がないので、カメラ1A自体の小型化を阻害することなく、外装部材11Aの内部におけるレンズ鏡筒ユニット12の配置を工夫することのみで、レンズ鏡筒ユニット12の耐衝撃性を確保することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について、以下に説明する。
図9は、本発明の第3の実施形態のカメラを背面側から見た際の図である。この図9では、図1と同様に、一部を破いて示すことにより、当該カメラの内部に設けられるレンズ鏡筒ユニットの配置状態を示している。図10は、本実施形態のカメラが平面状の床面等に落下したときに、同カメラのレンズ鏡筒ユニットの光軸が落下面に対して略直交する姿勢で接地した場合の動作を経時的に示す概念図である。
本実施形態のカメラ1B(図9参照)の構成は、上述の第1の実施形態のカメラ1(図1参照)と略同様の構成からなる。そして、本実施形態においては、外装部材11Bのうちの所定の外装面上の所定の位置に外方に向けて形成される突状部17を有してなり、レンズ鏡筒ユニット12の外装部材11Bの内部における配置形態が異なるのみである。したがって、上述の第1の実施形態と略同様の構成については、その詳細説明を省略し、異なる部材についてのみ以下に説明する。
本実施形態のカメラ1Bの外装部材11Bは、底面11a,左側面11c,上面11e,右側面11gと、背面及び前面を有してなる略六面体により形成されているのは、上述の第1の実施形態と全く同様である。これに加えて、本実施形態においては、外装部材11Bのうちの底面11aの面上であって角部11bの近傍に、外方に向けて形成される突状部17が設けられている。この突状部17は、外装部材11Bの一部を突形状に形成してもよいし、外装部材11Bとは別体の突状部材を外装部材11Bの所定の位置に接着等の手段で一体となるように配設するようにしてもよい。
ここで、本カメラ1Bの重心は、図9において符合Gで示す位置にあるものとする。この場合において、外装部材11Bは、この重心Gを通る法線を有する面を持つように形成されている。
即ち、具体的には、例えば図9において外装部材11Bの底面11aの法線NB1は重心Gを通る。同図において、突状部17の外縁部の接線における法線NB2は重心Gを通る。同図において、角部11bの法線NB3は重心Gを通る。同図において、左側面11cの法線NB4は重心Gを通る。同図において、外装部材11Bの上面11eの一端とシャッターボタン14の上面とを結ぶ面Aの法線NB5は重心Gを通る。同図において、角部11fの法線NB6は重心Gを通る。同図において、右側面11gから突設されるストラップ金具16の外縁側の面16aの法線NB7は重心Gを通る。
なお、外装部材11Bの底面11aの一端と突状部17の外面とを結ぶ面C(図9において二点鎖線で示す)は、本カメラ1Bを底面側が所定の平面に接するように載置したとき、その平面に接する仮想面である。このとき、実際に当該平面に接するカメラ1Bの部位としては、底面11aの一端(角部11h近傍)と突状部17の下面との二つの部位となる。
本実施形態における外装部材11Bは、カメラ1Bの重心Gを通る法線NB1を有する面である底面11aを含んで形成されている。これと同時に、外装部材11Bのうち重心Gを通る法線NB1を有する底面11a上に外方に向けて、かつ重心Gを通る法線NB1の延長上からは外れた位置、つまり角部11b近傍に突状部17が形成されている。ここで、突状部17の配置は、重心Gを通る法線NB1の延長上から外れる距離ができるだけ遠く(長く)なる位置とするのが望ましい。
このように形成される外装部材11Bの内部に、レンズ鏡筒ユニット12が所定の位置に所定の形態で配置されている。なお、本実施形態においては、レンズ鏡筒ユニット12自体の構成は、上述の第1の実施形態と全く同様であり、同じ符合を附している。
即ち、レンズ鏡筒ユニット12は、外装部材11Bにおける重心Gを通る法線NB1と平行な方向に移動する可動レンズ(第2レンズ群24a,第3レンズ群25a。図2,図3等参照)を有して構成されている。
換言すれば、例えばレンズ鏡筒ユニット12は、その光軸O2が、底面11aに対して略直交する方向、即ち底面11aの法線NB1と略平行となるように配置されている。
このように構成された本実施形態のカメラ1Bが、例えば図10(A)に示すように外装部材11Bの底面側を下側にして、その底面11aと落下面100とが略平行となる姿勢で、鉛直方向(図10(A)の矢印X1方向)に落下した場合には、まず、図10(B)に示すように、突状部17の下面が落下面100に接触する。
次いで、カメラ1Bは、この突状部17を回転中心として図10(B)に示す矢印X5方向(同図において時計方向)に回転し、姿勢変化が生じる。そして、図10(C)に示すように角部11hが落下面100に接地する。
カメラ1Bの角部11hが落下面100に接地したとき、同カメラ1Bの矢印X5方向への回転力は、図10(C)に示すように角部11hを回転中心として同図(C)に示す矢印X6方向(同図において反時計方向)にカメラ1Bを回転させる反発力となる。これにより、カメラ1Bは、図10(C)に示すような状態に姿勢変化する。
そして、カメラ1Bは、矢印X6方向の回転力を受けつつ、図10(D)に示す矢印X2方向への跳ね返り力を受けることになる。
このように、図10に示す姿勢でカメラ1Bが落下した場合、落下によって生じる衝撃力は、落下面100に衝突したとき、カメラ1Bを回転させる回転力に変換され減衰される。これにより、レンズ鏡筒ユニット12に加わる衝撃力も低減される。
以上説明したように本発明の第3の実施形態によれば、重心Gを通る法線を有する外装部材11Bにおいて、重心Gを通る法線を有する底面11aの面上であって、同重心Gを通る法線の延長上から外れた位置に、外方に向けて突設される突状部17を設けると共に、レンズ鏡筒ユニット12の光軸O2、即ち可動レンズの移動方向と、重心Gを通る法線NB1とが平行となるように、カメラ1Bの内部においてレンズ鏡筒ユニット12を配置して構成している。これによって、カメラ1Bの落下時や衝突時等に生じる衝撃力によるレンズ鏡筒ユニット12への負荷を低減する。したがって、構成部材を追加する必要がないので、カメラ1B自体の小型化を阻害することなく、外装部材11Bの内部におけるレンズ鏡筒ユニット12の配置を工夫することのみで、レンズ鏡筒ユニット12の耐衝撃性を確保することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施形態のカメラの背面図。 図1のカメラの内部に設けられるレンズ鏡筒ユニットを取り出して背面側を示す外観斜視図。 図2のレンズ鏡筒ユニットにおけるレンズ枠ユニットを取り出して背面側を示す外観斜視図。 図1のカメラにおけるレンズ鏡筒ユニットの主要構成部材(レンズ保持枠群等)を取り出して示す背面図。 図1のカメラが平面状の床面等に落下したときに、同カメラの底面が落下面と略平行な姿勢で接地した場合の動作を経時的に示す概念図。 図1のカメラが平面状の床面等に落下したときに、同カメラのレンズ鏡筒ユニットの光軸が落下面に対して略直交する姿勢で接地した場合の動作を経時的に示す概念図。 本発明の第2の実施形態のカメラの背面図。 図7のカメラが平面状の床面等に落下したときに、同カメラのレンズ鏡筒ユニットの光軸が落下面に対して略直交する姿勢で接地した場合の動作を経時的に示す概念図。 本発明の第3の実施形態のカメラの背面図。 図9のカメラが平面状の床面等に落下したときに、同カメラのレンズ鏡筒ユニットの光軸が落下面に対して略直交する姿勢で接地した場合の動作を経時的に示す概念図。 従来のカメラにおけるレンズ鏡筒ユニットの主要構成部材(レンズ保持枠群等)を取り出して示す背面図。
符号の説明
1,1A,1B……カメラ
11,11A,11B……外装部材
12,121……レンズ鏡筒ユニット
17……突状部
21……レンズ枠ユニット
22a,22b,122a,122b……摺動軸
24,124……第2レンズ保持枠
24a,124a……第2レンズ群
25,125……第3レンズ保持枠
25a,125a……第3レンズ群
26,126……第4レンズ保持枠
26a,126a……第4レンズ群
30,130……第1レンズ保持枠
30a,130a……反射鏡
100……落下面
G……重心
N,NA,NB……法線

Claims (3)

  1. 重心を通る法線を有する面を含んでなる外装部材と、
    上記外装部材の内部に配置され、上記重心を通る法線のいずれに対しても非平行な方向に移動可能なレンズを有してなるレンズ鏡筒ユニットと、
    を有することを特徴とするカメラ。
  2. 重心を通る法線を有する第1の外装面と、全ての法線が上記重心を通らないように形成された第2の外装面とを含んでなる外装部材と、
    レンズを保持し移動するレンズ枠を有してなり、このレンズ枠の移動方向と上記重心を通る法線とが非平行となるように上記外装部材の内部に配置されたレンズ鏡筒ユニットと、
    を有することを特徴とするカメラ。
  3. 重心を通る法線を有する面を含んでなる外装部材と、
    上記外装部材のうち上記重心を通る法線を有する面上に外方に向けて、かつ上記重心を通る法線の延長上から外れた位置に形成される突状部と、
    上記重心を通る法線と平行な方向に移動するレンズを有してなるレンズ鏡筒ユニットと、
    を有することを特徴とするカメラ。
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