JP2008101720A - ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置 - Google Patents

ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008101720A
JP2008101720A JP2006285673A JP2006285673A JP2008101720A JP 2008101720 A JP2008101720 A JP 2008101720A JP 2006285673 A JP2006285673 A JP 2006285673A JP 2006285673 A JP2006285673 A JP 2006285673A JP 2008101720 A JP2008101720 A JP 2008101720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering shaft
bearing
sliding member
circumferential groove
jacket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006285673A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4667340B2 (ja
Inventor
Akira Osanai
明 長内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jtekt Column Systems Corp
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Kiko Co Ltd filed Critical Fuji Kiko Co Ltd
Priority to JP2006285673A priority Critical patent/JP4667340B2/ja
Publication of JP2008101720A publication Critical patent/JP2008101720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4667340B2 publication Critical patent/JP4667340B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)

Abstract

【課題】ジャケットにステアリングシャフトを挿通させる際に、ステアリングシャフトに予め装着したゴムリングが抜け落ちないようにする。
【解決手段】筒状のジャケット2の内部に、軸受3を介してステアリングシャフト4を設け、ステアリングシャフト4に大径部4bを形成して軸受3の端面を規制し、大径部4bの端面4dと直交する底面4eを有する密着用円周溝4cを形成し、端面4dおよび底面4c、軸受3の内周側縁部3aとの間に、ゴムリング6を介在させ、軸受3の軸方向内部側には、樹脂からなるブッシュ7を設け、該ブッシュ7を中心側へ付勢するゴムリング8を設けた回転抵抗付与装置において、ブッシュ7の内周側縁部に逃げ用テーパ面7cを形成し、ブッシュ7に半径方向外側へ突出する回り止め部7eを形成し、該回り止め部7eを前記ジャケット2の係合孔2cに遊嵌し、ゴムリング8を逃げ用テーパ面7cと回り止め部7eとの間に配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置に関し、ステアリングシャフトをジャケットに挿通させて組み込む際に、ステアリングシャフトに予め装着した弾性リングが抜け落ちるのを防止したものである。
車両の操舵を行うため、ステアリングホィールがステアリングシャフトを介してラックとピニオンとからなる操舵機構に連結され、該操舵機構により操舵車輪が操舵される。前記ステアリングシャフトは、ジャケットの内部に軸受を介して回転自在に支持されている。車両が高速走行している時に路面に起伏があると、操舵車輪に横振れが生じ、該横振れがステアリングシャフトに伝わり、該ステアリングシャフトが小さい角度の範囲内で往復回転する回転振動を生じる。このため、ステアリングホィールも回転振動を生じ、操舵フィーリングが低下する。
このようなことから、ステアリングシャフトの外周面に摺動する部材を設けてステアリングシャフトに回転抵抗を付与する回転抵抗付与装置を設け、ステアリングシャフトの回転振動を抑制している。
従来のステアリングシャフトの回転抵抗付与装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この回転抵抗付与装置では、コラムハウジングに設けた軸受を介してステアリングシャフトが回転自在に支持され、コラムハウジングの軸受よりも軸方向内部側にステアリングシャフトに回転抵抗を付与する軸受接触部材と該軸受接触部材をステアリングシャフトの外周面へ押圧するゴムリングとが設けられている。
特開2005−54853号公報
ところが、ステアリングシャフトに対する軸受の相対的な規制は、軸受の軸方向外部側の端面がCリングにより規制されているが、軸方向内部側の端面を規制する部材が設けられていないため、コラムハウジングに対してステアリングシャフトは軸方向にガタを生じる。
一方、ガタを生じないようにするためには、ステアリングシャフトの軸受に対する軸方向内部側に規制部としての大径部を設け、該大径部と軸受との間のガタを防止するために密着用のゴムリングを介在させることが必要になるが、その場合には、コラムハウジングに軸受と軸受接触部材と付勢用のゴムリングとを装着し、その後に予め密着用のゴムリングを装着したステアリングシャフトをコラムハウジングに挿通させ、最後にステアリングシャフトにおける軸受の一方側端面の位置にCリングを装着することになるが、ステアリングシャフトを挿通させる際に、ステアリングシャフトに装着した密着用のゴムリングが軸受接触部材の反軸受側の内周部に引っ掛かることで位置がずれたり、切断されて抜け落ちてしまうという問題がある。
そこで本発明は、上記の課題を解決したステアリングシャフトの回転抵抗付与装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、筒状のジャケットの内部に、該ジャケットに対して軸方向に規制された軸受を介して回転自在にステアリングシャフトを設け、前記ステアリングシャフトにリング用円周溝を形成し該リング用円周溝にリングを装着して前記軸受の一方側端面を規制する一方、前記ステアリングシャフトに大径部を形成して前記軸受の他方側端面を規制し、該大径部の端面に隣接する密着用円周溝を形成し、該密着用円周溝の内部に前記ステアリングシャフトと前記軸受との間に介在させる密着用弾性リングを収容し、前記ジャケットの内部であって前記軸受の他方側には、筒状の樹脂からなり軸方向に設けたスリットにより縮径可能で前記ステアリングシャフトの外周面に摺動接触させる摺動部材を設け、該摺動部材の外周面に付勢用円周溝を形成し、該付勢用円周溝に該摺動部材を前記ステアリングシャフトの外周面へ付勢する付勢用弾性リングを収容したステアリングシャフトの回転抵抗付与装置において、前記摺動部材の反軸受側の内周部に逃げ用テーパ面を形成し、前記摺動部材の軸受側の外周部には半径方向外側へ突出する回り止め部を形成する一方、前記ジャケットを貫通する係合孔を設け、該係合孔に前記回り止め部を遊嵌し、前記付勢用円周溝を軸方向で前記逃げ用テーパ面と前記回り止め部との間に配置したことを特徴とする。
この発明によれば、ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置を組み立てる際に、予めジャケットに軸受と摺動部材と付勢用弾性リングとを組み付ける一方、ステアリングシャフトの密着用円周溝には密着用弾性リングを嵌め込み、ステアリングシャフトをジャケットの反軸受側から挿入する。このとき、摺動部材の反軸受側の内周部に逃げ用テーパ面を形成したので、摺動部材の反軸受側の内周部が密着用弾性リングより外周側で相対的に移動し、密着用弾性リングに摺動部材の反軸受側の内周部が引っ掛かることはない。その後、ステアリングシャフトの大径部の外周側縁部が摺動部材の逃げ用テーパ面に接触すると、摺動部材の反軸受側が押し広げられて拡径するため、摺動部材が付勢用弾性リングを支点として回動して傾き、反対側である摺動部材の軸受側の端部が縮径し、回り止め部が係合孔から半径方向内側へ向かって抜ける方向へ移動する。その後、大径部の外周側縁部がテーパ面を通過して軸方向で付勢用弾性リングと対応する位置の近傍まで移動すると、大径部の外周側縁部が摺動部材を押し広げながら移動するので、摺動部材の全体が付勢用弾性リングの付勢力に抗して軸方向で均等に押し広げられる。このため、付勢用弾性リングが圧縮されると同時に傾いていた摺動部材が元に戻って軸受側の端部が拡径し、回り止め部が半径方向外側へ復帰して係合孔へ入り込む。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のステアリングシャフトの回転抵抗付与装置において、前記スリットは、前記摺動部材を軸方向へ貫通する単一のスリットにより構成されていることを特徴とする。
この発明によれば、摺動部材を軸方向へ貫通する単一のスリットにより構成されているので、回り止め部を係合孔へ嵌め込む際の作業性が向上する。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のステアリングシャフトの回転抵抗付与装置において、前記摺動部材の前記回り止め部側の端面が前記軸受の他方側端面に当接していることを特徴とする。
この発明によれば、摺動部材の前記回り止め部側の端面が前記軸受の他方側端面に当接しているので、摺動部材にステアリングシャフトを挿入して摺動部材が拡径される際に、摺動部材の回り止め部が係合孔から外れるのが阻止される。
本発明に係るステアリングシャフトの回転抵抗付与装置によれば、摺動部材の反軸受側の内周部に逃げ用テーパ面を形成し、摺動部材の軸受側の外周部には半径方向外側へ突出する回り止め部を形成する一方、ジャケットを貫通する係合孔を設け、該係合孔に前記回り止め部を遊嵌し、付勢用円周溝を軸方向で逃げ用テーパ面と回り止め部との間に配置したので、摺動部材の内周部が密着用弾性リングよりも外周側を通って移動した後に拡径され、密着用弾性リングに摺動部材の内周部が引っ掛かることはない。
従って、ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置を組み立てる際に、ジャケットの軸受とは反対側からステアリングシャフトを挿入したとき、ステアリングシャフトの密着用円周溝に予め嵌め込んだ密着用弾性リングが、摺動部材の反軸受側の内周部に引っ掛かって位置がずれたり、切断されてステアリングシャフトから外れるのを防止できる。
また、スリットは、前記摺動部材を軸方向へ貫通する単一のスリットにより構成されているので、回り止め部を係合孔へ嵌め込む際の作業性が向上する。
更に、摺動部材の前記回り止め部側の端面が前記軸受の他方側端面に当接しているので、ステアリングシャフトを挿入して摺動部材が拡径される際に、摺動部材の回り止め部が係合孔から外れるのが阻止される。
以下、本発明によるステアリングシャフトの回転抵抗付与装置の実施の形態を説明する。
図1に示すように、筒状のジャケット2が車体に結合され、該ジャケット2の内部に、該ジャケット2に対して軸方向に規制された軸受3を介して回転自在にステアリングシャフト4が設けられ、該ステアリングシャフト4の右端に図示しないステアリングホィールが取り付けられている。図2に示すように、ジャケット2に対して軸受3を軸方向に規制するため、ジャケット2の端部内周面には大径部2aが形成され、該大径部2aに軸受3を嵌合した状態で大径部2aの端部を半径方向内側へ曲げることにより複数のカシメ部2bが形成されている。なお、軸受3の左側端面が当接する部分は、後述するブッシュ7であるように見えるが、軸受3が当接する部分は大径部2aよりも内径寸法が小さい部分の端面である。
一方、ステアリングシャフト4に対して軸受3を軸方向に規制するため、以下のように構成されている。ステアリングシャフト4にリング用円周溝4aが形成され該リング用円周溝4aにリングとしてのCリング5が装着されて前記軸受3の右側端面が規制される一方、前記ステアリングシャフト4に大径部4bが形成されて前記軸受3の左側端面が規制されている。そして、該大径部4bの端面4dに隣接して端面4dと直交する底面4eを有する密着用円周溝4cが形成され、該密着用円周溝4cの内部には、底面4eおよび端面4dと、前記軸受3の内周側縁部3aとの間に、密着用弾性リングとしてのゴムリング6が断面L字形状の状態で介在している。ゴムリング6を介在させることにより、ステアリングシャフト4に対して軸受3が密着し、ガタが生じない。
前記ジャケット2の内部であって前記軸受3の他方側には、回転抵抗付与装置1が設けられている。即ち、以下のように構成されている。
筒状の樹脂からなり縮径可能で前記ステアリングシャフト4の外周面に摺動接触させる摺動部材としてのブッシュ7が設けられている。図3に示すように、ブッシュ7には円周の1箇所に縮径可能にするための単一のスリット7aが軸方向へ貫通して形成されており、ブッシュ7の外周面には付勢用円周溝7bが形成され、該付勢用円周溝7bにはブッシュ7をステアリングシャフト4の外周面へ付勢する付勢用弾性リングとしてのゴムリング8が収容されている。
上記の基本構成において、本発明では以下に示す構成が採用されている。
ブッシュ7の反軸受側の内周部に逃げ用テーパ面7cが形成されている。この逃げ用テーパ面7cを設けた理由を以下に説明する。図4に示すようにジャケット2の内部に図の左方からステアリングシャフト4を挿入すると、ステアリングシャフト4に対してブッシュ7が相対的に左方へ移動し、ブッシュ7の内周側縁部7fが密着用円周溝4c内のゴムリング6を引っ掛け、ゴムリング6が密着用円周溝4cから外れて位置ずれしたり、切断されてステアリングシャフト4から抜け落ちるおそれがある。この発明では、ゴムリング6がステアリングシャフト4から抜け落ちるのを未然に防止するため、逃げ用テーパ面7cを形成することにより、ブッシュ7の内周側縁部を、内周側縁部7fよりも内径寸法が大きい内周側縁部7dとしたものである。
ブッシュ7の軸受側端面の近傍の外周部には半径方向外側へ突出する回り止め部7eが形成される一方、前記ジャケット2を貫通する係合孔2cが形成され、該係合孔2cに前記回り止め部7eが遊嵌されている。係合孔2cはジャケット2の内径寸法が小さい厚肉部分と内径寸法が大きい大径部2aである薄肉部分との境界位置に形成されており、図2における円形の孔の右半分は軸受3により閉塞され左半分のみが貫通して半円形の孔となっている。このため、図3に示すように回り止め部7eの断面形状も半円形となっている。そして、この半円形の回り止め部7eの端面が前記軸受3の他方側端面に当接している。係合孔2cと回り止め部7eとの組み合わせは、ブッシュ7の円周方向での相互に180度をなす位置に一対設けられている。
前記付勢用円周溝7bは、軸方向で前記逃げ用テーパ面7cと回り止め部7eとの間に配置されている。このような位置に配置したのは、図6に示すようにジャケット2にステアリングシャフト4を挿通させる際に、ブッシュ7の逃げ用テーパ面7cに大径部4bの外周側縁部4fが摺動してブッシュ7を拡径する際に、ブッシュ7がゴムリング8を中心として回動して容易に傾くように考慮したものである。
次に、ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置の作用を説明する。
ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置を組み立てる際には、予めジャケット2にブッシュ7とゴムリング8とを組み込んで回り止め部7eを係合孔2cに遊嵌し、軸受3をジャケット2の大径部2aに嵌め込んで大径部2aの端部をかしめることによりカシメ部2bを形成する。一方、ステアリングシャフト4の密着用円周溝4cにはゴムリング6を嵌め込む。そして、図4に示すように、ステアリングシャフト4をジャケット2の軸受3とは反対側から挿入する。このとき、仮想線で示すようにブッシュ7の反軸受側の内周部を切り欠いて逃げ用テーパ面7cを形成したので、これによって新たに形成されたブッシュ7の内周側縁部7dがゴムリング6よりも外周側で軸心と平行に相対的に移動し、ゴムリング6にブッシュ7の内周側縁部7dが引っ掛かることはない。その後、図5に示すように、大径部4bの外周側縁部4fが相対的に移動して逃げ用テーパ面7cを摺動すると、ブッシュ7の軸受3と反対側が押し広げられて拡径するため、図6に示すように、ブッシュ7がゴムリング8を支点として回動して傾き、反対側であるブッシュ7の軸受側の端部が縮径し、回り止め部7eが係合孔2cから半径方向内側へ向かって抜ける方向へ移動する。その後、大径部4bの外周側縁部4fが逃げ用テーパ面7cの部分を通過し、図7に示すように、軸方向でゴムリング8と対応する位置の近傍まで移動すると、大径部4bの外周側縁部4fがブッシュ7を押し広げながら移動するので、ブッシュ7の全体がゴムリング8の付勢力に抗して軸方向で均等に押し広げられる。このため、ゴムリング8が圧縮されると同時に傾いていたブッシュ7が元に戻って軸受側の端部が拡径し、回り止め部7eが半径方向外側へ復帰して係合孔2cへ入り込む。
このあと、ステアリングシャフト4が更に右方へ移動すると、図2に示すようにゴムリング6は、密着用円周溝4cの底面4eおよび大径部4bの端面4dと、軸受3の内周側縁部3aとにより圧縮され、断面L字形状になって保持される。この状態でリング用円周溝4aの内部にCリング5が装着されると、軸受3はステアリングシャフト4に対して軸方向のいずれの方向にも規制された状態となる。
この発明によれば、ブッシュ7のスリットは、ブッシュ7を軸方向へ貫通する単一のスリット7aにより構成されているので、回り止め部7eを係合孔2cへ嵌め込む際の作業性が向上する。
この発明によれば、ブッシュ7の回り止め部7e側の端面が前記軸受3の他方側端面に当接しているので、ブッシュ7にステアリングシャフト4を挿入してブッシュ7が拡径される際に、ブッシュ7の回り止め部7eが係合孔2cから外れるのが阻止される。
なお、筒状の摺動部材の円周の1箇所にスリットを設けて摺動部材を縮径可能に構成したが、その他の構成により縮径可能にしてもよい。本実施の形態ではゴムリング6,ゴムリング8の断面形状を円形としたが、円形に限らず四角形やその他の形状でもよい。
ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置を示す断面図(実施の形態)。 図1の要部の拡大断面図(実施の形態)。 ブッシュの斜視図(実施の形態)。 ステアリングシャフトをジャケットに挿入する際の作用説明図(実施の形態)。 ステアリングシャフトをジャケットに挿入する際の作用説明図(実施の形態)。 ステアリングシャフトをジャケットに挿入する際の作用説明図(実施の形態)。 ステアリングシャフトをジャケットに挿入する際の作用説明図(実施の形態)。
符号の説明
1…回転抵抗付与装置
2…ジャケット
2c…係合孔
3…軸受
3a…内周側縁部
4…ステアリングシャフト
4a…リング用円周溝
4b…大径部
4c…密着用円周溝
5…Cリング(リング)
6…ゴムリング(密着用弾性リング)
7…ブッシュ(摺動部材)
7a…スリット
7b…付勢用円周溝
7c…逃げ用テーパ面
7d…内周側縁部
7e…回り止め部
8…ゴムリング(付勢用弾性リング)

Claims (3)

  1. 筒状のジャケットの内部に、該ジャケットに対して軸方向に規制された軸受を介して回転自在にステアリングシャフトを設け、
    前記ステアリングシャフトにリング用円周溝を形成し該リング用円周溝にリングを装着して前記軸受の一方側端面を規制する一方、前記ステアリングシャフトに大径部を形成して前記軸受の他方側端面を規制し、該大径部の端面に隣接する密着用円周溝を形成し、該密着用円周溝の内部に前記ステアリングシャフトと前記軸受との間に介在させる密着用弾性リングを収容し、
    前記ジャケットの内部であって前記軸受の他方側には、筒状の樹脂からなり軸方向に設けたスリットにより縮径可能で前記ステアリングシャフトの外周面に摺動接触させる摺動部材を設け、該摺動部材の外周面に付勢用円周溝を形成し、該付勢用円周溝に該摺動部材を前記ステアリングシャフトの外周面へ付勢する付勢用弾性リングを収容したステアリングシャフトの回転抵抗付与装置において、
    前記摺動部材の反軸受側の内周部に逃げ用テーパ面を形成し、
    前記摺動部材の軸受側の外周部には半径方向外側へ突出する回り止め部を形成する一方、前記ジャケットを貫通する係合孔を設け、該係合孔に前記回り止め部を遊嵌し、
    前記付勢用円周溝を軸方向で前記逃げ用テーパ面と前記回り止め部との間に配置したことを特徴とするステアリングシャフトの回転抵抗付与装置。
  2. 請求項1に記載のステアリングシャフトの回転抵抗付与装置において、
    前記スリットは、前記摺動部材を軸方向へ貫通する単一のスリットにより構成されていることを特徴とするステアリングシャフトの回転抵抗付与装置。
  3. 請求項1に記載のステアリングシャフトの回転抵抗付与装置において、
    前記摺動部材の前記回り止め部側の端面が前記軸受の他方側端面に当接していることを特徴とするステアリングシャフトの回転抵抗付与装置。
JP2006285673A 2006-10-20 2006-10-20 ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置 Expired - Fee Related JP4667340B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006285673A JP4667340B2 (ja) 2006-10-20 2006-10-20 ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006285673A JP4667340B2 (ja) 2006-10-20 2006-10-20 ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008101720A true JP2008101720A (ja) 2008-05-01
JP4667340B2 JP4667340B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=39436200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006285673A Expired - Fee Related JP4667340B2 (ja) 2006-10-20 2006-10-20 ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4667340B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144108A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Nsk Ltd ステアリング装置
JP2013018337A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Nsk Ltd ステアリング装置
WO2013120937A1 (de) * 2012-02-17 2013-08-22 Tedrive Steering Systems Gmbh Verfahren zur montage eines ringlagers in ein lenkgehäuse
JP2014051182A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Nsk Ltd ステアリング装置及びその製造方法
JP2014051181A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Nsk Ltd ステアリング装置及びその製造方法
JP2014051184A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Nsk Ltd ステアリング装置及びその製造方法
JP2014051183A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Nsk Ltd ステアリング装置及びその製造方法
WO2015079495A1 (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 三菱電機株式会社 バタフライバルブのベアリング保持構造
KR20170136625A (ko) * 2015-04-14 2017-12-11 프리메탈스 테크놀로지스, 리미티드 베어링 시스템 및 방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0648307A (ja) * 1992-07-31 1994-02-22 Toyota Motor Corp ステアリング操作負荷付与装置
JP2003170835A (ja) * 2001-09-26 2003-06-17 Koyo Seiko Co Ltd ステアリング装置
JP2005054853A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Toyota Motor Corp 回転シャフトへの摩擦付与構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0648307A (ja) * 1992-07-31 1994-02-22 Toyota Motor Corp ステアリング操作負荷付与装置
JP2003170835A (ja) * 2001-09-26 2003-06-17 Koyo Seiko Co Ltd ステアリング装置
JP2005054853A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Toyota Motor Corp 回転シャフトへの摩擦付与構造

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144108A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Nsk Ltd ステアリング装置
JP2013018337A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Nsk Ltd ステアリング装置
WO2013120937A1 (de) * 2012-02-17 2013-08-22 Tedrive Steering Systems Gmbh Verfahren zur montage eines ringlagers in ein lenkgehäuse
JP2014051182A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Nsk Ltd ステアリング装置及びその製造方法
JP2014051181A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Nsk Ltd ステアリング装置及びその製造方法
JP2014051184A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Nsk Ltd ステアリング装置及びその製造方法
JP2014051183A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Nsk Ltd ステアリング装置及びその製造方法
WO2015079495A1 (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 三菱電機株式会社 バタフライバルブのベアリング保持構造
JP5985075B2 (ja) * 2013-11-26 2016-09-06 三菱電機株式会社 バタフライバルブ
US10197164B2 (en) 2013-11-26 2019-02-05 Mitsubishi Electric Corporation Butterfly valve
KR20170136625A (ko) * 2015-04-14 2017-12-11 프리메탈스 테크놀로지스, 리미티드 베어링 시스템 및 방법
KR102572161B1 (ko) 2015-04-14 2023-08-28 프리메탈스 테크놀로지스, 리미티드 베어링 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4667340B2 (ja) 2011-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4667340B2 (ja) ステアリングシャフトの回転抵抗付与装置
US10259488B2 (en) Steering system
JP6876249B2 (ja) ウォーム減速機および電動パワーステアリング装置
US20080022796A1 (en) Steering apparatus equipped with ring type support yoke
JP5062465B2 (ja) ステアリング装置
WO2016152694A1 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5062467B2 (ja) ステアリング装置
JP6305799B2 (ja) パワーステアリング装置
JP2007203947A (ja) 電動式パワーステアリング装置用ウォーム減速機及びこれを組み込んだ電動式パワーステアリング装置
JP4970763B2 (ja) 軸受装置および軸受装置を備えたステアリング装置
JP2006064020A (ja) 自在継手
JP2007008216A (ja) ステアリング装置
JP2006256499A (ja) ステアリング装置
JP2017222241A (ja) ステアリング装置、及び、同組立方法
JP2009040076A (ja) ステアリング装置
JP4280579B2 (ja) 回転シャフトへの摩擦付与構造
JP2007239953A (ja) 自在継手
JP2005178482A (ja) ステアリング装置
JP2006177528A (ja) ボールジョイント及びそのソケット
JP2012236489A (ja) ラック軸支持装置および車両用操舵装置
JP5908358B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US11447171B2 (en) Steering device of vehicle
JP2011111105A (ja) ステアリング装置
JP4626990B2 (ja) ステアリング装置
JP2005335667A (ja) ラックアンドピニオン式ステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4667340

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees