JP2008101391A - マンホール上部補強型調整リング及びマンホール蓋受枠の取付補強工法 - Google Patents
マンホール上部補強型調整リング及びマンホール蓋受枠の取付補強工法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】マンホール壁2の円周上端面21に高さを調整するために載置される円形の調整リング11の外周側面に、この外周側面から土圧抵抗鍔12をその半径方向に被載置のマンホール壁2の円周上端面21の外周よりも張り出して一体的に形成した。
【選択図】 図1
Description
次にマンホール壁の円周上端面に高さを調整するためのコンクリート製の円形の調整リング103を載せる。調整リング103は高さを調整する目的で使用されるので、調整リング103の外周直径はマンホール壁101の円周上端面の外周直径と同一になっている。この調整リング103には予めボルト取付穴に対応する箇所にボルト貫通孔が形成されており、各ボルト貫通孔に対応する勾配調整ボルト102を貫通して調整リング103をマンホール壁101の円周上端面に載せる。
この調整リング103の上側にマンホール蓋受枠104を設置することになるが、マンホール蓋受枠104が設置される路面は通常勾配があり傾いている。このため、マンホール蓋受枠104は路面の勾配に合わせて傾斜して取り付けることになる。これに対して、その下側のマンホール壁101及び調整リング103は水平に設置されている。また、マンホール蓋受枠104には円形側板の下端から外側に向けて水平な円形リング状底板が形成されており、この円形リング状底板には上記のボルト取付穴及びボルト貫通孔に対応する箇所にボルト取付孔が形成されている。
そこで、勾配調整ボルト102に調整ナットを螺合してその高さを調整して、上記の勾配調整ボルト102にマンホール蓋受枠104の底板の各ボルト取付孔を貫通させて、勾配調整ボルト102に螺合した調整ナットの上面でマンホール蓋受枠104の底板のボルト取付孔の周囲を支持して、マンホール蓋受枠104の高さを路面の勾配に合うように調整している。
そして、マンホール蓋受枠104の高さを路面の勾配に合わせた後、マンホール蓋受枠104の底板と調整リング103の上面との隙間に調整モルタル105を充填して、マンホール蓋受枠104を路面に据え付けている。
また、マンホール蓋受枠の底板と調整リングの上面との隙間に調整モルタルを充填して雨水などの浸入を防いでいるが、時間の経過に伴い、マンホール蓋受枠の底板と調整モルタルとの間から水が浸入したり、或いは調整モルタルと調整リングとの間から水が浸入したりして、マンホール壁の内周側壁面が侵入した水で汚れるという問題があった。これに加えて、下水道には多数のマンホールが設置されているため、各マンホールの調整モルタルからの浸水を通じて下水道内に多量の水が流れ込むという問題もあった。
ここで、図1は概略全体側断面図、図2はマンホール上部補強型調整リングの平面図、図3は部分側断面図、図4は側面Z型バネの斜視図、図5はこの発明による外力と反力の説明図、図6はこの発明による他例の外力と反力の説明図、図7はこの発明による別の他例の外力と反力の説明図である。
道路などに埋設された円筒形又は傾斜円筒形のマンホール壁2の円周上端面21に例えば120度の等間隔で3箇所に形成されたボルト取付孔34に、勾配調整ボルト22の先端側を上向きに差し込んで取り付けて固定する。このとき、マンホール壁2の円周上端面21は水平に設置されている。
11 調整リング
11a 円形孔
11b ボルト貫通孔
12 土圧抵抗鍔
2 マンホール壁
21 円周上端面
22 勾配調整ボルト
22a 調整ナット
23 ボルト取付穴
24 バネ
24a 上下貫通孔
24b 出入溝
24c 上板
24d 斜板
24e 下板
3 マンホール蓋受枠
31 マンホール蓋
32 円形側板
33 円形リング状底板
34 ボルト取付孔
4 調整モルタル
41 吸水膨張性止水材
F 外力
R 反力
Claims (3)
- マンホール蓋受枠の取り付け工事において使用されるものであって、筒形のマンホール壁の円周上端面に高さを調整するために載置される円形の調整リングの外周側面に、この外周側面から土圧抵抗鍔をその半径方向に被載置のマンホール壁の円周上端面の外周よりも張り出して一体的に形成したことを特徴とするマンホール上部補強型調整リング。
- マンホール蓋受枠の取り付け工事において使用されるものであって、筒形のマンホール壁の円周上端面に高さを調整するために載置される円形の調整リングの外周側面に、この外周側面から土圧抵抗鍔をその半径方向に被載置のマンホール壁の円周上端面の外周よりも張り出して一体的に形成し、土圧抵抗鍔の上面を調整リングの上面と同一の平坦面に形成し、土圧抵抗鍔の調整リング外周側面側の下面を調整リングの下面より少し低い位置に形成すると共に土圧抵抗鍔の下面を土圧抵抗鍔の外周縁に向けて斜め上向きの傾斜面に形成したことを特徴とするマンホール上部補強型調整リング。
- マンホール蓋受枠の取り付け工事において、筒形のマンホール壁の円周上端面に、等間隔で複数の調整ボルトを上下向きに取り付け、高さを調整するための請求項1又は請求項2のマンホール上部補強型調整リングを載置し、マンホール蓋受枠を一時的に支持するバネで勾配調整ボルトの周囲を支持しながら勾配調整ボルトで勾配調整してマンホール蓋受枠を取り付ける一方で、マンホール蓋受枠の取り付け前後に調整モルタルが充填される前記マンホール上部補強型調整リングの内周側寄り上面とマンホール蓋受枠の内周側寄り下面とに吸水膨張性止水材をリング状に取り付けた後、マンホール上部補強型調整リングとマンホール蓋受枠との隙間に調整モルタルを充填したことを特徴とするマンホール蓋受枠の取付補強工法。
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JP2006284711A JP2008101391A (ja) | 2006-10-19 | 2006-10-19 | マンホール上部補強型調整リング及びマンホール蓋受枠の取付補強工法 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2006
- 2006-10-19 JP JP2006284711A patent/JP2008101391A/ja not_active Ceased
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