JP2008099928A - イオン供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イオンに含まれる水分子の熱運動エネルギーを小さくできながら、構造が簡単であって嵩張らないイオン供給装置を提供する。
【解決手段】イオン発生器19で生成されたマイナスイオンと、ペルチェ素子21で冷却された冷気とを混合した状態で、本体ケース1の送風路4内をヒーター11で温められた空気流と共に送風する。ペルチェ素子21よりも空気流の流れる方向の風上側に、空気流がペルチェ素子21に直接吹き当たることを規制する遮風手段22を配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘアードライヤ等に用いられて、毛髪等にマイナスイオンやプラスイオンを供給するイオン供給装置に関するものである。
例えばマイナスイオンは、電極等から空気中に放出された電子が空気中の酸素分子や水分子と結合することで生成される。このマイナスイオンを生成するためのイオン発生器等を有するヘアードライヤ等については、特許文献1〜4に開示されている。
マイナスイオンに含まれる水分子の熱運動エネルギーが小さい方が、水分子を含むマイナスイオンが髪等に付着したのちに過度に蒸発することを抑えることができる。つまり、マイナスイオンに含まれる水分子が髪等に残る状態を長く維持することができることになる。これに対して、特許文献1では、ヒーターで温めた温風を送風する温風流路とは別に、外気を取り込んで送風する冷風流路を設けておき、その冷風流路内にイオン発生器を配置してある。この場合には、イオン発生器の周辺温度が低くなって、マイナスイオンに含まれる水分子の熱運動エネルギーが小さくなる。
特開2004−208935号公報(図1) 特開2004−138354号公報(図1) 特開2003−338355号公報(図1−2) 特許第3591723号公報(図2)
外気の温度は季節や環境等によって変化するために、マイナスイオンに含まれる水分子の熱運動エネルギーを常に低くできるとは限らないところに問題がある。また、特許文献1では、温風流路と冷風流路とを別々に設けている分だけ、構造が複雑になるうえにヘアードライヤ等が嵩張ってしまう。
そこで本発明の目的は、イオンに含まれる水分子の熱運動エネルギーを常に低くできながら、構造が簡単であって嵩張らないイオン供給装置を提供することにある。
本発明は、イオン発生手段19で生成されたイオンと、冷却手段21で冷却された冷気とを混合した状態で送風路4内を空気流と共に送風するイオン供給装置において、冷却手段21よりも空気流の流れる方向の風上側に、空気流が冷却手段21に直接吹き当たることを規制する遮風手段22を配置したことを第1の特徴とする(図1および図2)。
本発明の第2の特徴は、前記第1の特徴に加えて、イオン発生手段19と冷却手段21と遮風手段22とが、送風路4の通路断面の中央部において空気流の流れる方向に直線状に並んでいる点にある。
本発明の第3の特徴は、前記第1あるいは第2の特徴に加えて、イオン発生手段19が、冷却手段21よりも空気流の流れる方向の風上側に配置されている点にある(図1および図6)。
本発明の第4の特徴は、前記第1あるいは第2の特徴に加えて、イオン発生手段19が、冷却手段21よりも空気流の流れる方向の風下側に配置されている点にある(図5および図8)。
本発明の第5の特徴は、前記第1、第2、第3あるいは第4の特徴に加えて、冷却手段21が、ペルチェ素子によって構成されており、ペルチェ素子21の放熱側に放熱体23が接している点にある(図1)。
本発明の第6の特徴は、前記第1、第2、第3、第4あるいは第5の特徴に加えて、イオン発生手段19は、放電電極20を含んでいて、放電電極20の先端部20aでの放電によってイオンを生成しており、放電電極20の先端部20aが、冷却手段21に臨んでいる点にある(図1)。
本発明の第7の特徴は、前記第1、第2、第3、第4、第5あるいは第6の特徴に加えて、遮風手段22が、空気流の流れる方向に対して交差状に設けた遮風板部27を含んでいる点にある(図1)。
本発明の第8の特徴は、前記第7の特徴に加えて、遮風板部27に放電電極20を取り付けた点にある。
本発明の第9の特徴は、前記第7あるいは第8の特徴に加えて、遮風板部27に、負圧防止用の通気孔29を貫通状に設けてある点にある。
本発明の第10の特徴は、前記第6の特徴に加えて、放電電極20に電圧を印加するためのイオン発生ユニット31を送風路4内に配置してあり、イオン発生ユニット31が、冷却手段21よりも空気流の流れる方向の風上側に配置されることで、遮風手段22を兼ねている点にある。
本発明の第11の特徴は、前記第5、第6、第7、第8、第9あるいは第10の特徴に加えて、放熱体23が、放電電極20に対する対向電極を兼ねている点にある。
本発明の第12の特徴は、前記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第10あるいは第11の特徴に加えて、空気流を温める加熱手段11を送風路4内に配置してあり、冷却手段21が、加熱手段11の作動状況に連動している点にある。
本発明の第13の特徴は、前記第12の特徴に加えて、加熱手段11の温度を検出する温度検出手段42を有しており、温度検出手段42によって、加熱手段11が所定温度以下であることが検出されたときには冷却手段21と加熱手段11とが作動し、加熱手段11が所定温度を超えたことが検出されたときには冷却手段21と加熱手段11との作動が停止するようにした点にある。
本発明の第14の特徴は、前記第5、第6、第7、第8、第9、第10、第11、第12あるいは第13の特徴に加えて、送風路4の通路断面の中心部には、空気流の流れる方向に延びる扁平形状の絶縁体10が配置されており、絶縁体10の一方の面に、イオン発生手段19とペルチェ素子21の吸熱側と遮風手段22とを配置し、絶縁体10の他方の面に放熱体23を配置した点にある。
本発明では、空気流が冷却手段21に直接吹き当たることを規制する遮風手段22を冷却手段21の風上側に配置したので、冷却手段21で冷却された冷気が空気流によって過度に流されることを防止できる。つまり、イオンが冷却手段21で冷却された冷気に接触することで、そのイオンに含まれる水分子の熱運動エネルギーが小さくなって、髪等に付着したのちに過度(早期)に蒸発することを抑えることができる。しかも遮風手段22を配置するだけでよいので、簡単な構造で済むうえに嵩張らないで済む。
イオン発生手段19と冷却手段21と遮風手段22とが、送風路4の通路断面の中央部において空気流の流れる方向に直線状に並んでいるので、遮風手段22によって空気流を確実に規制できる。
イオン発生手段19が、冷却手段21よりも空気流の流れる方向の風上側に配置されていると、イオン発生手段19で生成されたイオンを、冷却手段21で冷却された冷気に確実に混合できる。したがって、そのイオンに含まれる水分子の熱運動エネルギーを小さくでき、これによって髪等に付着したのちに過度に蒸発することを抑えることができる。
イオン発生手段19が、冷却手段21よりも空気流の流れる方向の風下側に配置されていると、冷却手段21で冷却された冷気がイオン発生手段19に供給されて、イオン発生手段19で生成されたイオンと、冷却手段21で冷却された冷気とを確実に混合できる。したがって、そのイオンに含まれる水分子の熱運動エネルギーを小さくでき、これによって髪等に付着したのちに過度に蒸発することを抑えることができる。
冷却手段21がペルチェ素子であって、ペルチェ素子21の放熱側に放熱体23が接しているので、冷却手段21をよりコンパクトに構成できて嵩張らないようにできるとともに、放熱体23の放熱作用によってペルチェ素子21の冷却効果を確実に維持できる。
放電によってイオンを生成する放電電極20の先端部20aが、冷却手段21に臨んでいるので、イオンと冷気とを確実にさせて、そのイオンに含まれる水分子の熱運動エネルギーを小さくできる。
遮風手段22が、空気流の流れる方向に対して交差状に設けた遮風板部27を含んでいるので、遮風手段22の構成が簡単になって、遮風手段22を嵩張らないようにできる。
遮風板部27に放電電極20を取り付けるので、放電電極20を取り付けるための部材を別途設ける必要がなく、その分だけ部品点数を減らせて構成を簡単にできるうえ、部品の組み立ての手間および管理を軽減できる。
遮風板部27に負圧防止用の通気孔29を貫通状に設けてあるので、遮風板部27の風下側の気圧の低下が抑えられる。したがって、空気流が遮風板部27の風下側に巻き込まれ、その空気流が冷却手段21に吹き当たって冷却手段21の冷却効率が低下することを低減できるとともに、冷却手段21で冷却された冷気が、過度に流されてしまうことを確実に低減できる。
イオン発生ユニット31が冷却手段21の風上側に配置されると、遮風手段22を別途設ける必要がなく、その分だけ部品点数を減らせて構成を簡単にできるうえ、部品の組み立ての手間および管理を軽減できる。
放熱体23が、放電電極20に対する対向電極を兼ねるので、対向電極を別途設ける必要がなく、その分だけ構成を簡単にできるうえ、製造の手間および管理を軽減できる。
冷却手段21が加熱手段11の作動状況に連動していると、加熱手段11の作動が停止して空気流が温められていないときに、冷却手段21の作動も停止させることができて、冷却手段21を必要以上に作動させることを防止できる。
温度検出手段42によって、加熱手段11が所定温度以下であることが検出されたときに冷却手段21と加熱手段11とが作動し、加熱手段11が所定温度を超えたことが検出されたときに冷却手段21と加熱手段11との作動が停止するようにしたので、一つの温度検出手段42で、送風手段が故障したとき等に加熱手段11の温度が過度に上昇することを防止できるとともに、冷却手段21を必要以上に作動させることを防止できる。
絶縁体10の一方の面に、イオン発生手段19とペルチェ素子21の吸熱側と遮風手段22とを配置し、絶縁体10の他方の面に放熱体23を配置したので、ペルチェ素子21で冷却された冷気が、放熱体23で温められた空気の熱によって温められることを防止できる。
図面は、本発明のイオン供給装置をヘアードライヤに適用した例を示している。図2においてヘアードライヤは、横長筒状の本体ケース1と、本体ケース1の下面一側(図2では右側)に設けたハンドル2とを有しており、これらの内部に送風ユニットや制御回路等を収容してある。ハンドル2には、電源スイッチノブ3等を設けてあり、ハンドル2の内部には、電源スイッチノブ3で切り換え操作される電源スイッチ3aが収容してある。ハンドル2は、本体ケース1に対して折り畳み可能に連結してある。ハンドル2の下端には、商用電源(交流100V等)に接続するためのコード(図示せず)が導出している。
送風ユニットは、本体ケース1の内部の送風路4内に配置されており、モーターケース5と、モーターケース5に組み付けられるモーター6および軸流型の送風ファン7と、縦横の十文字状に組まれた扁平板形状の一対の絶縁体9・10と、縦横の絶縁体9・10に螺旋状に巻き付けられるヒーター(加熱手段)11とを含む。ヒーター11は、ニクロム線で形成される。
送風ファン7は、モーター6によって一方向へ回転駆動されるようになっており、送風ファン7の回転によって本体ケース1の送風路4の後端(図2の右側)の吸込口12から外気(空気)が吸い込まれ、その外気の空気流が、ヒーター11で温められたのちに送風路4の前端(図2の左側)の吹出口13から吹き出される。吸込口12は、粗いフィルタを兼ねる部分球面状の吸込グリル15で覆ってある。吹出口13の内面には、吹出グリル16を固定してある。
縦横の絶縁体9・10は、それぞれ雲母(マイカ)やガラスやセラミックス等から成り、送風路4の通路断面の中心部を通るとともに空気流の流れる方向に延びている。縦横の絶縁体9・10は、耐熱性を有するとともに誘電特性に優れており、さらに耐オゾン性を有する。ヒーター11の周囲は、円筒状の絶縁筒17等で覆われており、絶縁筒17等によってヒーター11の熱が本体ケース1に伝わることを抑えて、本体ケース1が熱くなり難くしてある。モーターケース5は、送風ファン7の周囲を囲む円筒状の導風筒5aと、モーター6を保持する中央のホルダー筒5bと、ホルダー筒5bと導風筒5aとを繋ぐ複数枚の整流翼5cとで構成される。
ヒーター11で温められた空気流と共にマイナスイオンを毛髪に供給するために、本体ケース1の送風路4の前端部であって送風路4の通路断面の中央部には、マイナスイオンを生成するイオン発生器(イオン発生手段)19を配置してある。イオン発生器19は、図1および図3に示すように、前側の先端部20aが尖った横置きの放電電極20を有している。放電電極20よりも空気流の流れる方向の風下側(図1の左側)には、周辺の空気を冷却するペルチェ素子(冷却手段)21を配置してあり、ペルチェ素子21よりも空気流の流れる方向の風上側には、風除け用の遮風手段22を配置してある。放電電極20は、放電抵抗が小さいタングステン等から成る。
遮風手段22は、横向きの半円筒形状の風除部26と、空気流の流れる方向に対して垂直(交差状)に設けられて風除部26の後端を塞ぐ半円形状の遮風板部27とから成り、ヒーター11で温められた空気流がペルチェ素子21およびその周辺に直接吹き当たることを規制している。遮風手段22は、耐オゾン性、耐熱性および絶縁性を有するプラスチック材、例えばポリフェニレンサルファイド、ポリブチレンテレフタレートあるいはポリエチレンで形成される。
遮風手段22の遮風板部27の上下方向の中間には、放電電極20の後ろ側の基端部20bが取り付けられていて、放電電極20が遮風手段22の風除部26に覆われた状態で風除部26内に収まっている。つまり、放電電極20の先端部20aは、ペルチェ素子21よりも空気流の流れる方向の風上側において、ペルチェ素子21に臨んでいる。イオン発生器19とペルチェ素子21の吸熱側と遮風手段22とは、横置きの絶縁体10の一方の面側である上面側に配置され、本体ケース1の送風路4の通路断面の中央部において空気流の流れる方向にほぼ直線状に並んでいる。縦置きの絶縁体9の前端部は、イオン発生器19との干渉を防ぐために切り欠いてある。
ペルチェ素子21は、その上側(吸熱側)で吸熱することで周辺の空気を冷却するようになっている。ペルチェ素子21の下側(放熱側)には放熱体23が接しており、ペルチェ素子21が吸収した熱が放熱体23で放熱される。なお、ヒーター11は、縦横の絶縁体9・10に巻き付けられていて、本体ケース1の送風路4の通路断面の周辺部に位置するために、ヒーター11で高温に温められた空気は、主に本体ケース1の通路断面の送風路4の周辺部を流れ、これによってペルチェ素子21および放熱体23の周辺を流れる空気の温度は比較的低くなって、その分だけペルチェ素子21が吸収した熱を放熱体23で十分に放熱できる。つまり、ペルチェ素子21の冷却効率を高くできる。
また、前述のように本体ケース1の送風路4の通路断面の中央部を流れる空気流の温度は比較的低いが、その温度の低い空気流であってもペルチェ素子21に直接吹き当たると、ペルチェ素子21による冷却の妨げになる。このため、遮風手段22によって、空気流がペルチェ素子21およびその周辺に直接吹き当たることを規制している。
放熱体23は、図1および図3に示すように、横置きの絶縁体10の他方の面である下面側、且つペルチェ素子21の下側となる位置に配置される。つまり、横置きの絶縁体10における遮風手段22の前側には、ペルチェ素子21が貫通状に嵌合する嵌合孔25が設けられており、ペルチェ素子21は、吸熱側が上側に位置し、放熱側が下側に位置する姿勢で嵌合孔25に嵌合している。放熱体23は、アルミニウム等の熱伝導性の良い金属から成り、平板状のベース23aの上面にペルチェ素子21の下面が接している(面接触)。放熱体23のベース23aの下面には、複数枚のフィン23bがベース23aから垂下する状態で横方向に等間隔に並べて設けられており(図3)、各フィン23bは、それぞれ空気流の流れる方向(図1の左右方向)に延びている。
遮風手段22の遮風板部27の上端部には、負圧防止用の複数個の通気孔29を貫通状に設けてあり、周辺の空気が各通気孔29を通って遮風手段22内に入り込めるようになっている。これにより、遮風手段22内の気圧の低下が抑えられて、遮風手段22に沿って前方へ流れる空気流が遮風手段22の前側に巻き込まれ、その空気流がペルチェ素子21に直接吹き当たることや、空気流によってペルチェ素子21で冷却された冷気が過度に流されてしまうことを低減している。
横置きの絶縁体10の上面側であって遮風手段22よりも空気流の流れる方向の風上側には、耐熱性および絶縁性を有する樹脂で被覆されたイオン発生ユニット31が配置されている。イオン発生ユニット31は、商用電源32の交流電圧を整流してパルス状の電圧に変換するパルス発生回路35と、パルス状の電圧を昇圧する昇圧トランス36と、昇圧トランス36の二次側と放電電極20との間に配置されたダイオード37とを有している。つまり、昇圧トランス36の二次側の一端が、ダイオード37を介して放電電極20に接続される。
昇圧トランス36の二次側の他端は放熱体23に接続されており、これによって放熱体23がグランド電位になり、放電電極20に高電圧の負のパルスが印加される。つまり、放熱体23は、放電電極20に対する対向電極を兼ねることになる。放電電極20と放熱体23との間に介在する横置きの絶縁体10は、誘電体として作用する。また、横置きの絶縁体10が介在する分だけ、放電電極20にスパークが生じることが防止され、そのスパークの発生によるマイナスイオンの生成量の低下を防止できる。
そして、放電電極20に負の高電圧が印加されることで、放電電極20の先端部20aの周辺でコロナ放電が発生し、これに伴ってペルチェ素子21で冷却された冷気内およびその周辺でマイナスイオンが生成される。このマイナスイオンは、ペルチェ素子21で冷却された冷気と混合された状態で、空気流と共に送風路4内を送られて吹出口13から吹き出し、毛髪等に供給される。
本ヘアードライヤに内蔵される電気系の構成を説明すると、図4に示すように、コードを介して接続された商用電源32に対して、イオン発生ユニット31のパルス発生回路35が並列接続され、さらに電流制限用抵抗40および整流回路41を介してモーター6が並列接続される。また、商用電源32に対して、サーモスタット(温度検出手段)42とヒーター11とから成る直列回路が並列接続される。ヒーター11に対しては、電流制限用抵抗45および整流回路46を介してペルチェ素子21が並列接続される。商用電源32と、これらの並列回路との間には、電源スイッチ3aおよびヒューズ39が介在する。サーモスタット42は、ヒーター11の温度を検出しており、ヒーター11の温度が予め設定した所定温度(例えば90℃)以下であることを検出したときにはオンし、所定温度を超えたことを検出したときにはオフになる。
この回路構成により、ヒーター11およびペルチェ素子21が、サーモスタット42のオンに連動して同時にオン作動し、サーモスタット42のオフに連動して同時にオフ作動する。サーモスタット42は、ヒーター11の近傍に配置されており、ヒューズ39は、130℃以上で遮断する。
本ヘアードライヤの動作を説明すると、電源スイッチノブ3が操作されて電源スイッチ3aがオンすると、モーター6によって送風ファン7が回転駆動される。また、電源スイッチ3aがオンしたときにはヒーター11が冷えているために、サーモスタット42はオンしている。このため、ヒーター11がオン作動し、同時にペルチェ素子21がオン作動する。つまり、送風ファン7の回転によって吸込口12から吸い込まれた外気が、ヒーター11で温められる。このヒーター11で温められた空気流は、吹出口13から吹き出す。
一方、電源スイッチ3aのオンに伴ってイオン発生ユニット31が作動しているので、マイナスイオンが生成され、このマイナスイオンがペルチェ素子21で冷却された冷気と混合し、空気流と共に送風路4内を送られて吹出口13から吹き出す。この際、遮風手段22によって、ヒーター11で高温に温められた空気流が、ペルチェ素子21およびその周辺に直接吹き当たることが規制されている。なお、ヒーター11の温度が上昇してサーモスタット42がオフになると、ヒーター11およびペルチェ素子21が同時にオフして作動が停止する。
ダイオード37を省略して、昇圧トランス36の二次側と放電電極20とを直接接続してもよい。
図5に示すイオン発生器19は、ペルチェ素子21および放熱体23よりも空気流の流れる方向の風下側に配置されており、ペルチェ素子21で冷却された冷気が供給されるようになっている。また、図5では、イオン発生ユニット31が、ペルチェ素子21の近傍であってペルチェ素子21よりも空気流の流れる方向の風上側に配置されている。これにより、イオン発生ユニット31が、遮風手段22を兼ねることになる。つまり、遮風手段22を設けることを省略できて、構成の簡略化が図れる。
図5のイオン発生器19は、放電電極20に加えて、放電電極20を固定する電極ホルダー49を含んでいる。イオン発生ユニット31とペルチェ素子21と放電電極20とは、本体ケース1の送風路4の通路断面の中央部において、空気流の流れる方向にほぼ直線状に並んでいる。図5でも、放熱体23が、放電電極20に対する対向電極を兼ねることになる。なお、図5では、放電電極20の先端部20aが吹出口13側に向いているが、放電電極20の先端部20aをペルチェ素子21側に向けて、放電電極20の先端部20aをペルチェ素子21に臨ませてもよい。
図5では、イオン発生ユニット31が、ヒーター11で高温に温められた空気流がペルチェ素子21およびその周辺に直接吹き当たることを規制するので、ペルチェ素子21で冷却された冷気に、イオン発生器19で生成されたマイナスイオンを好適に混合でき、その混合された冷気およびマイナスイオンを、空気流と共に送風路4内を送って吹出口13から吹き出すことができる。
図6に示すイオン発生器19は、イオン発生ユニット31の近傍であってイオン発生ユニット31よりも空気流の流れる方向の風下側に配置してある。図6のイオン発生器19よりも空気流の流れる方向の風下側には、空気流の流れる方向に対して垂直(交差状)に設けられた衝立状の遮風手段22を配置してある。遮風手段22の近傍であって遮風手段22よりも空気流の流れる方向の風下側には、ペルチェ素子21および放熱体23を配置してある。図6の遮風手段22も、ヒーター11で高温に温められた空気流が、ペルチェ素子21およびその周辺に直接吹き当たることを規制する。
図6の遮風手段22の上端部には、図7に示すように負圧防止用の通気孔29を貫通状に設けてあり、空気流が遮風手段22を乗り越えて遮風手段22の前側に巻き込まれて、ペルチェ素子21での冷却を妨げることを低減している。図6の放電電極20も電極ホルダー49に固定されており、放熱体23が放電電極20に対する対向電極を兼ねている。図6のイオン発生器19は、遮風手段22の横側にずれており(図7)、放電電極20が遮風手段22に対面しないようになっている。そして、放電電極20の近傍で生成されたマイナスイオンが遮風手段22の前側に回りこんで、ペルチェ素子21で冷却された冷気と混合して吹出口13から吹き出す。
図8に示すペルチェ素子21および放熱体23は、モーター6の近傍であってモーター6よりも空気流の流れる方向の風下側に配置してある。つまり、モーター6が遮風手段22を兼ねることになる。また、ペルチェ素子21および放熱体23よりも空気流の流れる方向の風下側にイオン発生器19を配置してある。図8のイオン発生器19も放電電極20が電極ホルダー49に固定されており、放熱体23が放電電極20に対する対向電極を兼ねている。図8でも、ペルチェ素子21で冷却された冷気がイオン発生器19に供給される。
図8では、横置きの絶縁体10の下面側であってイオン発生器19の下側に、イオン発生ユニット31を配置してある。なお、図8でも、放電電極20の先端部20aをペルチェ素子21側に向けて、放電電極20の先端部20aをペルチェ素子21に臨ませてもよい。図8では、放熱体23のフィン23bがモーター6の下側まで延びている。
図9に示す遮風手段22は、風除部26の前後長さ寸法を図1の風除部26よりも長くして、風除部26で放電電極20およびペルチェ素子21を覆うようにしてある。これによって、ヒーター11で囲まれた位置にペルチェ素子21を配置しても、ヒーター11の輻射熱がペルチェ素子21に直接及ぶことが低減されて、ヒーター11の輻射熱によってペルチェ素子21の冷却効率が低下することが抑えられる。また、ペルチェ素子21の配置の選択の自由度が向上して、本体ケース1の送風路4内の空間を有効利用でき、デットスペースの削減を図ることができる。
この場合、通気孔29は、放電電極20で生成されたマイナスイオンと、ペルチェ素子21で冷却された冷気との混合作用を有するとともに、遮風手段22内に空気流を導入させて、混合された冷気およびマイナスイオンを送風路4内へ送出させる作用とを有することになる。なお、この場合、遮風手段22は、風除部26と遮風板部27とを別体に形成してもよい。
図10に示す遮風手段22は、遮風板部27が前後に傾斜した状態で空気流の流れる方向に対して交差状に設けられている。つまり、図10の(a)では、遮風板部27の上端側が下端側よりも前側となる前屈みの姿勢になっており、図10の(b)では、遮風板部27の上端側が下端側よりも後ろ側となる姿勢になっている。なお、図10の(b)では、風除部26を省略している。また、図10の(a)および(b)では、通気孔29を省略しているが、通気孔29を設けてもよい。
図11の放熱体23は、ペルチェ素子21の後ろ側に配置している。図11では、放熱体23が、遮風手段22として作用し、ヒーター11で高温に温められた空気流がペルチェ素子21およびその周辺に直接吹き当たることを規制する。これによってもペルチェ素子21で冷却された冷気に、イオン発生器19で生成されたマイナスイオンを好適に混合でき、その混合された冷気およびマイナスイオンを、空気流と共に送風路4内を送って吹出口13から吹き出すことができる。なお、図11でも、放熱体23が、放電電極20に対する対向電極を兼ねることができる。また、図11でも、放電電極20の先端部20aをペルチェ素子21側に向けて、放電電極20の先端部20aをペルチェ素子21に臨ませてもよい。
イオン発生器19は、プラスイオンを生成するものであってもよく、またイオンを生成できるものであれば放電によらなくてもよく、種々に変更することができる。ペルチェ素子21に代えてヒートパイプ等を配し、このヒートパイプ等で周辺の空気を冷却してもよい。ヒーター11の輻射熱がペルチェ素子21に直接及ぶことを低減するために、図9以外のものであっても、図9の風除部と同様に前後方向に延びるフード等でペルチェ素子21を覆ってもよい。
本発明のイオン供給装置は、ハンドドライヤー、足乾燥機等の温風供給機、あるいは扇風機等にも組み込むことができ、クリーンルーム内に適用して集塵機として使用することができる。
本発明のイオン供給装置の要部を示す縦断側面図である。 本発明のイオン供給装置を適用したヘアードライヤの縦断側面図である。 図1のA−A線断面図である。 ヘアードライヤの電気系を示す概略回路図である。 本発明のイオン供給装置の他の例を示す概略縦断側面図である。 本発明のイオン供給装置の他の例を示す概略縦断側面図である。 図6の例に係るイオン供給装置の正面図である。 本発明のイオン供給装置の他の例を示す概略縦断側面図である。 本発明の遮風手段の他の例を示す概略縦断側面図である。 本発明の遮風手段の他の例を示す概略縦断側面図である。 本発明のイオン供給装置の他の例を示す概略縦断側面図である。
符号の説明
4 送風路
10 絶縁体
11 ヒーター
19 イオン発生器
20 放電電極
20a 先端部
21 ペルチェ素子
22 遮風手段
23 放熱体
27 遮風板部
29 通気孔
31 イオン発生ユニット
42 サーモスタット

Claims (14)

  1. イオン発生手段(19)で生成されたイオンと、冷却手段(21)で冷却された冷気とを混合した状態で送風路(4)内を空気流と共に送風するイオン供給装置において、
    冷却手段(21)よりも空気流の流れる方向の風上側に、空気流が冷却手段(21)に直接吹き当たることを規制する遮風手段(22)を配置したことを特徴とするイオン供給装置。
  2. イオン発生手段(19)と冷却手段(21)と遮風手段(22)とが、送風路(4)の通路断面の中央部において空気流の流れる方向に直線状に並んでいる請求項1に記載のイオン供給装置。
  3. イオン発生手段(19)が、冷却手段(21)よりも空気流の流れる方向の風上側に配置されている請求項1と2の何れかに記載のイオン供給装置。
  4. イオン発生手段(19)が、冷却手段(21)よりも空気流の流れる方向の風下側に配置されている請求項1と2の何れかに記載のイオン供給装置。
  5. 冷却手段(21)が、ペルチェ素子によって構成されており、
    ペルチェ素子(21)の放熱側に放熱体(23)が接している請求項1と2と3と4の何れかに記載のイオン供給装置。
  6. イオン発生手段(19)は、放電電極(20)を含んでいて、放電電極(20)の先端部(20a)での放電によってイオンを生成しており、
    放電電極(20)の先端部(20a)が、冷却手段(21)に臨んでいる請求項1と2と3と4と5の何れかに記載のイオン供給装置。
  7. 遮風手段(22)が、空気流の流れる方向に対して交差状に設けた遮風板部(27)を含んでいる請求項1と2と3と4と5と6に記載のイオン供給装置。
  8. 遮風板部(27)に放電電極(20)を取り付けた請求項7に記載のイオン供給装置。
  9. 遮風板部(27)に、負圧防止用の通気孔(29)を貫通状に設けてある請求項7と8の何れかに記載のイオン供給装置。
  10. 放電電極(20)に電圧を印加するためのイオン発生ユニット(31)を送風路(4)内に配置してあり、
    イオン発生ユニット(31)が、冷却手段(21)よりも空気流の流れる方向の風上側に配置されることで、遮風手段(22)を兼ねている請求項6に記載のイオン供給装置。
  11. 放熱体(23)が、放電電極(20)に対する対向電極を兼ねている請求項5と6と7と8と9と10に記載のイオン供給装置。
  12. 空気流を温める加熱手段(11)を送風路(4)内に配置してあり、
    冷却手段(21)が、加熱手段(11)の作動状況に連動している請求項1と2と3と4と5と6と7と8と9と10と11の何れかに記載のイオン供給装置。
  13. 加熱手段(11)の温度を検出する温度検出手段(42)を有しており、
    温度検出手段(42)によって、加熱手段(11)が所定温度以下であることが検出されたときには冷却手段(21)と加熱手段(11)とが作動し、加熱手段(11)が所定温度を超えたことが検出されたときには冷却手段(21)と加熱手段(11)との作動が停止するようにした請求項12に記載のイオン供給装置。
  14. 送風路(4)の通路断面の中心部には、空気流の流れる方向に延びる扁平形状の絶縁体(10)が配置されており、
    絶縁体(10)の一方の面に、イオン発生手段(19)とペルチェ素子(21)の吸熱側と遮風手段(22)とを配置し、
    絶縁体(10)の他方の面に放熱体(23)を配置した請求項5と6と7と8と9と10と11と12と13の何れかに記載のイオン供給装置。
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