JP2016079859A - 扇風機及び空調方法 - Google Patents

扇風機及び空調方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016079859A
JP2016079859A JP2014210814A JP2014210814A JP2016079859A JP 2016079859 A JP2016079859 A JP 2016079859A JP 2014210814 A JP2014210814 A JP 2014210814A JP 2014210814 A JP2014210814 A JP 2014210814A JP 2016079859 A JP2016079859 A JP 2016079859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
air
blade
unit
electric fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014210814A
Other languages
English (en)
Inventor
哲司 三上
Tetsuji Mikami
哲司 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIKAMI KK
Original Assignee
MIKAMI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIKAMI KK filed Critical MIKAMI KK
Priority to JP2014210814A priority Critical patent/JP2016079859A/ja
Publication of JP2016079859A publication Critical patent/JP2016079859A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】ペルチェ素子による冷却効果を十分に発揮させ、効率よく冷風を発生させる。【解決手段】回転駆動する駆動モータ7の回転軸7aに取付けられた羽根5を回転させて送風を行う扇風機1であって、駆動モータ7の周囲であって、羽根5の送風方向後方に配置される板状の冷却部10を備え、冷却部10は、通電されることにより一方の面が発熱し他方の面が吸熱するペルチェ素子12を有し、発熱面12aは、駆動モータ7に向けて配置され、吸熱面12bは、駆動モータ7より外方に向けて配置されているとともに、当該吸熱する面12bから外方に向けて突出される放熱フィン11を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、回転駆動する駆動部の回転軸に取付けられた羽根を回転させて送風を行う扇風機及び空調方法に関する。
従来より、冷房器具としては扇風機があり、この扇風機は、一般的に、駆動力を発生させるモータと、前記モータの駆動力により回転して空気を強制送風する羽根とを備えている。近年では、単に羽根の回転による送風のみならず、ペルチェ素子による冷却効果を利用して、冷風を発生させるものも考案されている(例えば、特許文献1。)。この特許文献1に開示された冷却扇風機によれば、羽根の後方に配置されたペルチェ素子により冷却された空気を、羽根の前方に向けて送風することができる。
特開2005−351256号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された冷却扇風機では、ペルチェ素子の吸熱側面を送風方向前方に向けて配置し、発熱側面を送風方向後方に向けて配置をしていることから、吸熱面近傍における、羽根による送風直後の範囲では冷風が感じられるものの、羽根から少し離れた範囲では、ペルチェ素子の発熱側を経て温められた空気の流れが混合されるため、冷風と温風とが混ざり合ってしまうことから、結果的に冷却効果が消失されるという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題を解決するものであり、ペルチェ素子による冷却効果を十分に発揮させ、効率よく冷風を発生させることのできる扇風機及び空調方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、回転駆動する駆動部の回転軸に取付けられた羽根を回転させて送風を行う扇風機であって、駆動部の周囲であって、羽根の送風方向後方に配置される板状の冷却部を備え、冷却部は、通電されることにより一方の面が発熱し他方の面が吸熱する熱電素子を有し、発熱する面は、駆動部に向けて配置され、吸熱する面は、駆動部より外方に向けて配置されているとともに、当該吸熱する面から外方に向けて突出される放熱フィンを有する。
他の発明は、回転駆動する駆動部の回転軸に取付けられた羽根を回転させて送風を行う空調方法であって、
(1)通電されることにより一方の面が発熱し他方の面が吸熱する板状の熱電素子を、前記駆動部の周囲であって、前記羽根の送風方向後方に多数配置し、
(2)前記熱電素子の発熱する面を、前記駆動部に向けて配置するとともに、前記吸熱する面を、前記駆動部より外方に向けて配置するとともに、当該吸熱する面から外方に向けて放熱フィンを突出させ、
(3)前記駆動部によって前記羽根を回転させることにより発生する前記送風方向後方から前方に向かう気流により、前記放熱フィンで冷却された空気を送風することを特徴とする。
これらの発明によれば、羽根の送風方向後方に配置された冷却部(熱電素子)により発生された冷風が、駆動部の外表面近傍から、羽根の送風方向前方に向けて送り出されることから、羽根の送風方向前方の広範囲に亘って冷房することができる。このとき、冷却部の発熱する面は駆動部側に向けられ、冷却部の吸熱面のみが空気の流れの中に位置されるため、発熱面で発生した熱は、空気の流れから遠ざけられ、送風による空気の流れに混入することがなく、冷却効果に悪影響を及ぼすことがない。
上記発明において、駆動部の外表面の全部又は一部を覆い、当該駆動部と冷却部の間に介在される断熱部を備えるようにしてもよい。この場合には、冷却部の発熱面からの熱が駆動部に直接伝導するのを抑えることができるため、熱による駆動部の故障や劣化を低減することができる。
上記発明において、断熱部は、内部が真空の中空部を有することが好ましい。この場合には、断熱部の軽量化を図り、扇風機の首振り動作などの負荷を軽減することができ、省エネを実現することができる。
上記発明において、放熱フィンは、羽根の送風方向前方に向けて傾斜されていることが好ましい。この場合には、冷却のための放熱フィンが、外方に突出する量を抑えることができ、その面積を大きくとることができるとともに、羽根の送風による空気の流れを遮らないため、送風効率を高めることができる。
以上述べたように、この発明によれば、回転駆動する駆動部の回転軸に取付けられた羽根を回転させて送風を行う扇風機において、ペルチェ素子による冷却効果を十分に発揮させ、効率よく冷風を発生させることができる。
実施形態に係る扇風機の全体構成を示す斜視図である。 実施形態に係る扇風機の内部構成を示す側面図である。 (a)は、実施形態に係る収納部に設けられる冷却部及び駆動モータ周辺を示す上断面図であり、(b)は、収納部の背面図である。 実施形態に係る扇風機を駆動させた状態を示す側面図である。 (a)は、変形例に係る冷却部の放熱フィンを示す上断面図であり、同図(b)は、その背面図である。 (a)は、変形例に係る冷却部の放熱フィンを示す上断面図であり、同図(b)は、その斜視図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る扇風機1の実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る扇風機の全体構成を示す斜視図であり、図2は、本実施形態に係る扇風機の内部構成を示す側面図である。
本実施形態における扇風機1は、回転駆動する駆動モータ7の回転軸7aに取付けられた羽根5を回転させて送風を行う空調装置であって、床面等の載置面に載置するための基台2と、基台2に立設される支柱3と、動力源である駆動モータ7と、駆動モータ7を内部に収納する収納部8と、駆動モータ7の回転軸7aに装着される羽根5と、羽根5を取り囲むように収納部8の前方に装着されるガード6と、羽根5の送風方向後方に配置される冷却部10とで構成される。
基台2は、扇風機1の転倒を防止するために、上下に薄い板状に形成されている。基台2の上面には、操作キー等を備えた操作部4が配設されている。また、基台2には、図2に示すように、マイクロコンピュータ等で構成された制御部100が内蔵されており、制御部は、操作部4の操作に基づいて、扇風機の運転(駆動モータ7の駆動等)を制御する。なお、操作部4は基台2から取り外し可能な、いわゆるリモコン形式であってもよい。
制御部100は、配線100aを介して、駆動モータ7と電気的に接続されている。また、制御部100は、配線100bを介して、冷却部10と電気的に接続されている。これにより、操作部4からの信号に基づいて駆動モータ7に電流を流して駆動モータ7を回転させるとともに、冷却部10に電流を流して冷却部10を駆動させる。
支柱3は、基台2の上面から上方へ立設され、上下方向に伸縮自在に構成されている。また、図示していないが、支柱3には、羽根5を任意の方向に首振り運動させるための首振り機能を備えている。そして、この支柱3の上端に、収納部8が配設されている。
収納部8は、内部に回転駆動する駆動モータ7を収納する内部中空の筒状部材であり、プラスチック等の合成樹脂、金属部材等から形成されている。収納部8の前面からは、内部に配置された駆動モータ7の回転軸7aが突出されており、この回転軸7aが駆動モータ7から発生した駆動力を羽根5に伝達する連結部として機能を有している。また、収納部8のガード6側には、ガード6の連結部分と嵌合される嵌合部材が形成されている。
ガード6は、プラスチック等の合成樹脂、金属部材等により籠状に形成されており、収納部8の嵌合部に連結部分が嵌合して羽根5の後側を覆う後部ファンガードと、該後部ファンガードに係合され、羽根5の前面を覆う前部ファンガードとで構成されている。羽根5は、回転軸7aの軸上に設けられ、回転軸7aに軸支される基部5aと、基部5aの側部から周方向に延びた複数の羽根板5bとから形成されており、回転軸7aの回転によって複数の羽根板5bが回転して気流を発生させている。
また、収納部8の後方には、扇風機1背後の空気を送風方向に送り出す補助送風機13が備えられている。この補助送風機13は、羽根5を回転させる駆動モーター7の動力により駆動される。具体的に、補助送風機13は、回転軸7bの軸上に設けられ、回転軸7bに軸支される基部と、基部の側部から周方向に延びた複数の羽根板とから形成されており、回転軸7bの回転によって複数の羽根板が回転して気流を発生させ、扇風機の後方から冷却部10に向けて送風させている。なお、補助送風機13には、羽根板を覆うカバー部材13aを有している。具体的には、カバー部材13aは、羽根板の外周を覆う筒状の部材と、筒状部材の開口を覆うメッシュ部材とから構成される。
そして、本実施形態では、収納部8には、本発明に係る冷却部10が設けられている。この冷却部10及び駆動モータ7の配置について図3を参照して説明する。図3は、冷却部10及び駆動モータ7の配置を示す上断面図、及び収納部8の背面図である。
図3に示すように、収納部8には、中央部分に駆動モータ7が設けられるとともに、当該駆動モータ7の周囲に冷却部10が設けられている。冷却部10は、一対のペルチェ素子12及び放熱フィン11が複数配置されて構成されている。ペルチェ素子12は、通電されることにより一方の面が発熱し他方の面が吸熱する部材である。
具体的に、ペルチェ素子12は、熱伝導性の高いアルミナや窒化アルミニウムなどから成る絶縁板の一表面に回路を形成して成る一対のペルチェ回路板を、互いの回路が向き合うように対向させ、それらのペルチェ回路板間に、例えばBiTe系の熱電素子を多数挟持させるとともに、隣接する熱電素子同士を両側の回路で電気的に接続させて成り、図示しないリード線から通電を行うことで、一方のペルチェ回路板側から他方のペルチェ回路板側に向けて熱が移動するように構成されている。そして、前記ペルチェ回路板の熱電素子とは反対側の面に、アルミナや窒化アルミニウム等から成る高熱伝導性及び高耐電性の絶縁板が貼り合せられ、吸熱部となる該絶縁板の略中央部に前記放電電極が立設される。また、前記ペルチェ回路板の熱電素子とは反対側の面には、放熱部であり、アルミナや窒化アルミニウム等から成る高熱伝導性及び高耐電性の放熱が貼り合せられる。
本実施形態では、ペルチェ素子12の発熱する発熱面12aは駆動モータ7に向けて配置され、ペルチェ素子12の吸熱する面である吸熱面12bは駆動モータ7より外方に向けて配置されている。
放熱フィン11は、熱交換の効率を上げることを目的として、伝熱面積を広げるために設けられる突起状の部材であり、熱が伝導しやすいアルミニウムや銅などの金属部材で形成される。本実施形態では、図2及び図3に示すように、収納部8の外表面に垂直に突出された板状の部材112が、送風方向に沿うようにして平行に配列されている。なお、図中において1つの冷却部10内には、4つの板状部材112が設けられているが、その数は種々変更可能である。
また、冷却部10には、放熱フィン11を覆う保護カバー14が設けられている。保護カバー14は、プラスチック等の合成樹脂や金属部材で構成され、湾曲された断面略コの字形のフード状をなしており、利用者が放熱フィン11を直接触れることを防止している。保護カバー14の補助送風機13側と羽根5側との側面には、それぞれ開口部14a,開口部14bを有しており、その内部に空気が流れこむようになっている。
このような構成により、補助送風機13によって送り出された空気が保護カバー14の開口部14aから内部に流れ込み、保護カバー14内部に配置された放熱フィン11によって空気が冷却され、冷却された空気が開口部14bから流れ出して羽根5に送られる。なお、図示しないが放熱フィン11の表面は、凹凸状に形成され、その表面積を拡大させている。
なお、図3(a)では、一対のペルチェ素子12及び放熱フィン11が貼り合わされる部分をくりぬき、直接、一対のペルチェ素子12の吸熱面12bと放熱フィン11とを貼り合わせているが、本発明は、これに限定するものではなく、収納部8を介して、ペルチェ素子12及び放熱フィン11が貼り合わせてもよい。この場合、収納部8の素材を熱伝導性を有する部材で構成するものとする。なお、ペルチェ素子12は、放熱フィン11を構成する板状部材112のそれぞれに対応する位置に複数配置させたが、一枚のペルチェ素子12を用いてもよい。
さらに、本実施形態において、収納部8の内部には、当該駆動モータ7と冷却部10の間に介在される断熱部9を備えている。断熱部9は、駆動モータ7の外表面71の全部又は一部を覆うように、略筒状をなしている。また、この断熱部9は、内部が真空の中空部9aを有するいる。
このような扇風機1を駆動させると、図4に示すように、回転軸7bの回転によって補助送風機13が回転して気流を発生させ、扇風機の後方から冷却部10に向けて送風する。冷却部10に向けて流れ込んだ空気は、保護カバー14内部に流れ込み、保護カバー14内部に配置された放熱フィン11によって空気が冷却され、冷風W1が開口部14bから流れ出して羽根5に送られる。その後、羽根5の送風方向後方に配置された冷却部10により発生された冷風W1が、駆動モータ7の外表面近傍から、羽根5の送風方向前方に向けて送り出される。これにより、本実施形態によれば、羽根5の送風方向前方の広範囲に亘って冷風W1を送り出し、冷房することができる。
このとき、冷却部10の発熱面12aは駆動モータ7側に向けられ、冷却部10の吸熱面12bのみが空気の流れの中に位置されるため、発熱面12aで発生した熱は、空気の流れから遠ざけられ、送風による空気の流れに混入することがなく、冷却効果に悪影響を及ぼすことがない。
また、本実施形態では、駆動モータ7の外表面71の全部又は一部を覆い、当該駆動モータ7と冷却部10の間に介在される断熱部9を備えているので、冷却部10の発熱面12aからの熱が駆動モータ7に直接伝導するのを抑えることができるため、熱による駆動モータ7の故障や劣化を低減することができる。
本実施形態において、断熱部9は、内部が真空の中空部9aを有しているので、断熱部9の軽量化を図り、扇風機1の首振り動作などの負荷を軽減することができ、省エネを実現することができる。
(変更例)
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、収納部8の両側面に冷却部10を設けたが、本発明は、これに限定するものではなく、例えば、収納部8の全周に冷却部10が設けるなど、冷却部10の配置場所は種々変更可能である。
また、放熱フィン11は、外方に向けて突出された形状であればよく、放熱フィン11の形状についても、上述した実施形態の形状に限定するものではなく、種々変更可能である。次いで、放熱フィン11の他の形状について説明する。図5(a)は、変形例に係る冷却部の放熱フィンを示す上面図であり、同図(b)は、その背面図である。また、図6(a)は、変形例に係る冷却部の放熱フィンを示す上面図であり、同図(b)は、その斜視図である。
放熱フィンの一例としては、図5(a)及び(b)に示すように、羽根5の送風方向前方に向けて所定角度傾斜された状態で配置された板状の部材110を複数枚、送風方向に沿って連続して配置させた放熱フィン11aを用いてもよい。
また、放熱フィンの他の例としては、図6(a)及び(b)に示すように、湾曲された断面略コの字形のフード状をなした部材111が送風方向前方に向かって複数枚連続して配置し、放熱フィン11bを構成させてもよい。この放熱フィン11bにおいても、フード状をなした部材111は、羽根5の送風方向前方に向けて傾斜され、前方に向けて拡開した形状となっている。具体的に、フード状をなした部材111は、後端部側111aが窄まっており、その外表面部分が送風方向前方に向けて傾斜されているとともに、補助送風機13側と羽根5側の端部に、それぞれ開口部111c,開口部111bを有しており、内部を空気が通過可能となっている。そして、窄まった後端部111aを覆うようにして、後方に位置する次のフード状部材111が配置され、後方に位置するフード状部材の開口部111bが前のフード状部材の後端部111aを覆うように重ねられて、連続されている。
このように、放熱フィンとして、図5に示すような板状の部材110や図6に示すようなフード状の部材111でを用いた場合も、補助送風機13によって送り出された空気は放熱フィン11a,11bによって冷却され、冷却された空気が羽根5に送られるため、羽根5の送風方向前方の広範囲に亘って冷風W1を送り出し、冷房することができる。
さらに、本変更例において、放熱フィン11a及び放熱フィン11bは、羽根5の送風方向前方に向けて傾斜されているので、冷却のための放熱フィン11が、外方に突出する量を抑えることができ、その面積を大きくとることができるとともに、羽根5の送風による空気の流れを遮らないため、送風効率を高めることができる。
なお、図6(b)に示す放熱フィン11bでは、フード状部材111は断面略コの字状をなし、ペルチェ素子12の吸熱面12bの一部にのみフード状部材111が接触するように構成させたが、ペルチェ素子12の吸熱面12b全面を覆うように底部を設け、フード状部材111を断面略ロの字状となるように構成してもよい。また、放熱フィン11bでは、フード状部材111の後端部側111aを窄ませたが、例えば、フード状部材111の前端部側を窄ませてもよい。この場合は、扇風機1後方の空気をよりフード状の部材11の内部に導入させることができる。さらに、図6(b)に示すようなフード状部材111の内部に金属部材を、例えば格子状に配置させ、フード状部材111を保護カバーとしての機能を持たせてもよい。
W1…冷風
1…扇風機
2…基台
3…支柱
4…操作部
5…羽根
5a…基部
5b…羽根板
6…ガード
7…駆動モータ
7a…回転軸
7b…回転軸
8…収納部
9…断熱部
10…冷却部
11…放熱フィン
12…ペルチェ素子
12a…発熱面
12b…吸熱面
12c…保護カバー
13…補助送風機
13a…カバー部材
14…保護カバー
14a,14b…開口部
71…外表面
100…制御部
111…フード状部材
111a…後端部側
111b…開口部
111c…開口部
110,112…板状部材

Claims (8)

  1. 回転駆動する駆動部の回転軸に取付けられた羽根を回転させて送風を行う扇風機であって、
    前記駆動部の周囲であって、前記羽根の送風方向後方に配置される板状の冷却部を備え、
    前記冷却部は、通電されることにより一方の面が発熱し他方の面が吸熱する熱電素子を有し、
    前記発熱する面は、前記駆動部に向けて配置され、
    前記吸熱する面は、前記駆動部より外方に向けて配置されているとともに、当該吸熱する面から外方に向けて突出される放熱フィンを有する
    ことを特徴とする扇風機。
  2. 前記駆動部の外表面の全部又は一部を覆い、当該駆動部と前記冷却部の間に介在される断熱部を備えることを特徴とする請求項1に記載の扇風機。
  3. 前記断熱部は、内部が真空の中空部を有することを特徴とする請求項2に記載の扇風機。
  4. 前記放熱フィンは、前記羽根の送風方向前方に向けて傾斜されていることを特徴とする請求項1に記載の扇風機。
  5. 回転駆動する駆動部の回転軸に取付けられた羽根を回転させて送風を行う空調方法であって、
    通電されることにより一方の面が発熱し他方の面が吸熱する板状の熱電素子を、前記駆動部の周囲であって、前記羽根の送風方向後方に多数配置し、
    前記熱電素子の発熱する面を、前記駆動部に向けて配置するとともに、前記吸熱する面を、前記駆動部より外方に向けて配置するとともに、当該吸熱する面から外方に向けて放熱フィンを突出させ、
    前記駆動部によって前記羽根を回転させることにより発生する前記送風方向後方から前方に向かう気流により、前記放熱フィンで冷却された空気を送風する
    ことを特徴とする空調方法。
  6. 前記駆動部の外表面の全部又は一部を、当該駆動部と前記熱電素子の間に介在される断熱部により覆うことを特徴とする請求項5に記載の空調方法。
  7. 前記断熱部に、内部が真空の中空部を形成しておくことを特徴とする請求項6に記載の空調方法。
  8. 前記放熱フィンは、前記羽根の送風方向前方に向けて傾斜されていることを特徴とする請求項5に記載の空調方法。
JP2014210814A 2014-10-15 2014-10-15 扇風機及び空調方法 Pending JP2016079859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014210814A JP2016079859A (ja) 2014-10-15 2014-10-15 扇風機及び空調方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014210814A JP2016079859A (ja) 2014-10-15 2014-10-15 扇風機及び空調方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016079859A true JP2016079859A (ja) 2016-05-16

Family

ID=55958114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014210814A Pending JP2016079859A (ja) 2014-10-15 2014-10-15 扇風機及び空調方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016079859A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105972745A (zh) * 2016-06-28 2016-09-28 惠州市拉维尼科技有限公司 多功能风扇
CN105971914A (zh) * 2016-06-28 2016-09-28 惠州市拉维尼科技有限公司 新型风扇
CN105972744A (zh) * 2016-06-28 2016-09-28 惠州市拉维尼科技有限公司 多功能吹风装置
WO2018025784A1 (ja) * 2016-08-01 2018-02-08 株式会社マキタ 送風装置および当該送風装置を装着可能な衣服
CN109098988A (zh) * 2018-07-27 2018-12-28 芜湖源码自动化设备有限公司 手动控制吹风扇
CN109425032A (zh) * 2017-06-23 2019-03-05 大金工业株式会社 空调室内机
CN113757838A (zh) * 2021-08-18 2021-12-07 青岛澳柯玛生活电器有限公司 一种制冷风扇
KR20220033033A (ko) * 2020-09-08 2022-03-15 주식회사 한바람 열전소자를 이용한 냉-온 선풍기

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105972745A (zh) * 2016-06-28 2016-09-28 惠州市拉维尼科技有限公司 多功能风扇
CN105971914A (zh) * 2016-06-28 2016-09-28 惠州市拉维尼科技有限公司 新型风扇
CN105972744A (zh) * 2016-06-28 2016-09-28 惠州市拉维尼科技有限公司 多功能吹风装置
WO2018025784A1 (ja) * 2016-08-01 2018-02-08 株式会社マキタ 送風装置および当該送風装置を装着可能な衣服
CN109563843A (zh) * 2016-08-01 2019-04-02 株式会社牧田 送风装置和能安装该送风装置的衣服
CN109563843B (zh) * 2016-08-01 2021-08-20 株式会社牧田 送风装置和能安装该送风装置的衣服
CN109425032A (zh) * 2017-06-23 2019-03-05 大金工业株式会社 空调室内机
CN109098988A (zh) * 2018-07-27 2018-12-28 芜湖源码自动化设备有限公司 手动控制吹风扇
KR20220033033A (ko) * 2020-09-08 2022-03-15 주식회사 한바람 열전소자를 이용한 냉-온 선풍기
KR102386193B1 (ko) 2020-09-08 2022-04-14 주식회사 한바람 열전소자를 이용한 냉-온 선풍기
CN113757838A (zh) * 2021-08-18 2021-12-07 青岛澳柯玛生活电器有限公司 一种制冷风扇

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016079859A (ja) 扇風機及び空調方法
JP5532623B2 (ja) 空気調和機の電装装置
JP6214462B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP3768598B2 (ja) 発熱体冷却装置
CN101257782A (zh) 用于软起动设备的散热装置和软起动设备
JP2014181682A5 (ja)
JP2002013758A (ja) トイレ用空気調和装置
JP5640938B2 (ja) ヒートポンプ給湯室外機
KR20100005329U (ko) 열전현상을 이용한 선풍기
JP7162731B2 (ja) 放熱効率の高いドライヤー
JP2003336120A (ja) ヘルメット用空調装置
JP5466073B2 (ja) 電力変換装置および鉄道車両
JP2017051043A (ja) 空冷装置
KR20110075761A (ko) 사방향 냉온풍기
JPH11294890A (ja) 冷熱源モジュール及びそれを利用した冷熱源ユニット
JP2003089315A (ja) 室温調整装置
JP3185148U (ja) 放熱機構を備えたモータ駆動装置
JPH11294889A (ja) 冷熱源ユニット
JPH11294891A (ja) 冷熱源モジュール及びそれを利用した冷熱源ユニット
CN217619544U (zh) 无刷电机控制器及墙壁打磨机
KR102386193B1 (ko) 열전소자를 이용한 냉-온 선풍기
JP2006269635A (ja) ファン付きヒートシンク
JP6282966B2 (ja) モータ制御ユニット
CN211550110U (zh) 一种扩散泵的散热装置
TWI577890B (zh) 冷暖兩用無扇葉風扇