JP2008099651A

JP2008099651A - 植木鉢用篭

Info

Publication number: JP2008099651A
Application number: JP2006309690A
Authority: JP
Inventors: Akio Ijima; 明男井島
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2006-10-18
Filing date: 2006-10-18
Publication date: 2008-05-01

Abstract

【課題】植木鉢に植えたる植物の生長を促すため、植木鉢内の土に空気を触れさせ、また、夏や冬の植木鉢の熱さや冷たさから植物の根を守り、かつ、植木鉢に植えたる植物を他の植木鉢に移植する際、移植を容易に行なうことが出来る植木鉢用篭を提供する。
【解決手段】篭は、植木鉢の壁の内側の縁あたりから底までの形状に沿った篭の半片状物を組合せて構成され、その篭の半片状物に任意の型と数の空気穴１を任意の場所に穿ち、上端には、空気穴を任意の場所に穿った鍔状の縁２を装着し、さらに縁内に引き上げ用取っ手３を取りつけ、左右の端の一方の端には、篭の半片状物の底よりやや下に伸びた長さで、連結端子４を取りつけた連結部６ａを装着し、もう一方の端には、連結部と同じ長さで、連結穴５を穿った連結部６ｂを装着し、外壁には、連結部と下端の位置の高低が等しい支柱７を装着し、篭の半片８ａと成し、さらにもう一体、同形の篭の半片８ｂを形成する。
【選択図】図１

Description

植木鉢に植えたる植物の生長を促すため、植木鉢内の土に空気を触れさせ、また、夏や冬の植木鉢の熱さや冷たさから植物の根を守り、かつ、植木鉢に植えたる植物を他の植木鉢に移植する際、移植を容易に行なうことが出来る植木鉢用篭に関するものである。

プラスチックや陶器の植木鉢は、素焼きの植木鉢と違い空気を通しにくいので、植物の根に空気が触れにくく生長には良くないと言われている。
また、夏の暑さや冬の寒さのため、植木鉢が熱くなったり冷たくなったりして、植物の根を弱らせる。
そして、従来の植木鉢は、壁と底が一体成型となっているため、植えてある植物を他の植木鉢に移植する際、土をかきだすのに手間がかかる。

植物の生長に必要な空気を通しにくいプラスチックや陶器の植木鉢でも、植木鉢内の土に空気を触れさせ植物の生長を促し、また、夏の暑さや冬の寒さのため、植木鉢が熱くなったり冷たくなったりして植物の根が弱まるのを防ぎ、そして、植木鉢に植えたる植物を他の植木鉢に移植する際、土をかきだすのに手間がかからず移植を完了させることを本発明は目的とする。

植木鉢に挿入して使用される篭であって、当該篭は、植木鉢の壁の内側の縁あたりから底までの形状に沿った篭の半片状物を組合せて構成され、当該半片状物は、その篭の半片状物に、任意の型と数の空気穴（１）を任意の場所に穿ち、上端には、空気穴（１）を任意の場所に穿った鍔状の縁（２）を装着し、さらに縁（２）内に引き上げ用取っ手（３）を取りつけ、左右の端の一方の端には、篭の半片状物の底よりやや下に伸びた長さで、連結端子（４）を取りつけた連結部（６ａ）を装着し、もう一方の端には、連結部（６ａ）と同じ長さで、連結穴（５）を穿った連結部（６ｂ）を装着し、外壁には、連結部（６ａ）（６ｂ）と下端の位置の高低が等しい支柱（７）を装着し、篭の半片（８ａ）と成し、さらにもう一体、同形の篭の半片（８ｂ）を形成する。

植物の生長に必要な空気を通しにくいプラスチックや陶器の植木鉢でも、本発明を植木鉢内に装置することにより、植木鉢内の土に空気を触れさせ植物の生長を促進させることが出来、また、夏の暑さや冬の寒さのため、植木鉢が熱くなったり冷たくなったりして植物の根を弱めるのを防ぎ、そして、植木鉢に植えたる植物を他の植木鉢に移植する際、土をかきだすのに手間がかからない。

以下、本発明の構造と使用方法を述べる。
−構造−
１［図１］参照
植木鉢に挿入して使用される篭であって、当該篭は、植木鉢の壁の内側の縁あたりから底までの形状に沿った篭の半片状物を組合せて構成され、当該半片状物は、その篭の半片状物に、任意の型と数の空気穴（１）を任意の場所に穿ち、上端には、空気穴（１）を任意の場所に穿った鍔状の縁（２）を装着し、さらに縁（２）内に引き上げ用取っ手（３）を取りつけ、左右の端の一方の端には、篭の半片状物の底よりやや下に伸びた長さで、連結端子（４）を取りつけた連結部（６ａ）を装着し、もう一方の端には、連結部（６ａ）と同じ長さで、連結穴（５）を穿った連結部（６ｂ）を装着し、外壁には、連結部（６ａ）（６ｂ）と下端の位置の高低が等しい支柱（７）を装着し、篭の半片（８ａ）と成し、さらにもう一体、同形の篭の半片（８ｂ）を形成する。
−使用方法−
イ植物の生長を促す場合
［図２］参照
本発明を植木鉢内に装置することにより、縁（２）や連結部（６ａ）（６ｂ）や支柱（７）と植木鉢の壁や底との間に隙間（９）が生じ、空気穴（１）から空気が植木鉢内の土に入り植物の生長を促す。
ロ植木鉢の熱さや冷たさから植物の根を守る場合
［図２］参照
植木鉢の夏の暑さによる熱さや冬の寒さによる冷たさを、隙間（９）内の空気が遮断するから、植木鉢内の土は極端に熱くも冷たくもならず、植物の根を弱らせない。
ハ移植の手間を簡単にする場合
［図２］参照
植木鉢内に装置した、本発明内に植えたる植物を他の植木鉢に移植するには、まず、本発明の取っ手（３）を掴み、上方向へ引き上げ植木鉢から取り出す。
取り出したる本発明をいったん下に降ろし、篭の半片（８ａ）（８ｂ）を分離させる。植えてある植物と周囲の土を簡単に取り出すことが出来る。

本発明の斜面図本発明の使用状態を示す斜面図

符号の説明

１空気穴
２縁
３取っ手
４連結端子
５連結穴
６ａ連結部
６ｂ連結部
７支柱
８ａ篭の半片
８ｂ篭の半片
９隙間

Claims

植木鉢に挿入して使用される篭であって、当該篭は、植木鉢の壁の内側の縁あたりから底までの形状に沿った篭の半片状物を組合せて構成され、当該半片状物は、その篭の半片状物に、任意の型と数の空気穴（１）を任意の場所に穿ち、上端には、空気穴（１）を任意の場所に穿った鍔状の縁（２）を装着し、さらに縁（２）内に引き上げ用取っ手（３）を取りつけ、左右の端の一方の端には、篭の半片状物の底よりやや下に伸びた長さで、連結端子（４）を取りつけた連結部（６ａ）を装着し、もう一方の端には、連結部（６ａ）と同じ長さで、連結穴（５）を穿った連結部（６ｂ）を装着し、外壁には、連結部（６ａ）（６ｂ）と下端の位置の高低が等しい支柱（７）を装着し、篭の半片（８ａ）と成し、さらにもう一体、同形の篭の半片（８ｂ）を形成して成ることを特徴とする植木鉢用篭。