JP3143823U - イチゴ育苗用連結ポット - Google Patents

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幸亮 方川
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Abstract

【課題】イチゴの苗を入れる苗入筒に直接イチゴを植え付けるようにしたイチゴ育苗用連結ポットを提供する。
【解決手段】複数の四角形状の育苗用ポット1を縦横に一体的に連結した合成樹脂製である。前記四角形状の内周縁からイチゴの苗を入れる有底の苗入筒2の口縁2aに向って順次低くなるように傾斜させる。各育苗用ポット1の連接部1aには前記苗入筒2の口縁2aに達する凹溝3を形成する。育苗用ポット1の連接部1aに、散水パイプC載置用の溝4を形成する。有底の苗入筒2の口縁2aに向って順次低くなる傾斜面1bを伝って、さらに、各育苗用ポット1の連接部1aに形成されている凹溝3から各育苗用ポット1の苗入筒2に一様かつ均等に水が流れ込む。
【選択図】図1

Description

本考案は、イチゴの苗を育成するための個々のポットを縦横に一体的に連結した合成樹脂製の連結ポットに関する。
品質の良いイチゴを収穫するためには、良い苗を育てなければならない。ところが、イチゴの苗は栽培が非常に難しく、しばしば病気にかかりやすい。この育てにくい苗を育てるに当って、従来は縦横方向に多数の孔を有する栽培用トレーを用い、イチゴの苗を植え付けた薄い合成樹脂からなる育苗用ポットを前記各孔にそれぞれ収納していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−294478号公報
ところが、イチゴの苗を植え付ける薄い育苗用ポットはいずれ捨てる運命にあるので、出来れば使わないようにするのが望ましい。
本考案は、イチゴの苗を植え付ける薄い育苗用ポットを節約するために、従来の場合のようにイチゴの苗を植え付ける薄い育苗用ポットを用いないで、イチゴの苗を入れる苗入筒に直接イチゴを植え付け得るようにしたものである。
そして、イチゴの育苗を良好ならしめるために連結ポットに種々の工夫を凝らすことによって、イチゴの苗を直接植え付ける苗入筒に一様かつ均等に水が流れ込むようにするとともに、ポットに撒かれた水でランナーや葉の裏に泥や水滴が付かないようにしたものである。
本考案は、複数の四角形状の育苗用ポットを縦横に一体的に連結したポットであって、前記四角形状の内周縁からイチゴの苗を入れる有底の苗入筒の口縁に向って順次低くなるように傾斜させるとともに、各育苗用ポットの連接部には前記苗入筒の口縁に達する凹溝を形成してある。
この場合においては、有底の苗入筒の口縁に向って順次低くなる傾斜面を伝って、さらに、各育苗用ポットの連接部に形成されている凹溝から各育苗用ポットの苗入筒に一様かつ均等に水が流れ込む。したがって、各苗入筒に直接植え付けてあるイチゴの苗の育成に適しており、苗入筒内に流れ込む水で苗入筒内の培土が掘れることも無いので、苗入筒に植え付けてあるイチゴの苗に影響を及ぼすことが無く、良い苗を育てることができる。
育苗用ポットの連接部に、散水パイプ載置用の溝を形成しておくと良い。このようにした場合には、この溝に散水パイプを載置することができるので、各苗入筒に直接植え付けてあるイチゴの苗に水を撒くのに適しており、ランナーや葉の裏に泥や水滴が付くことを防止できる。したがって、黒斑病などの病気に掛かる確率はほとんど無く、より一層良い苗を育てることができる。
散水パイプ載置用の溝の左右両側に、散水パイプ押え用の金具を取り付けるための孔を形成しておくと良い。このようにした場合には、前記孔に散水パイプ押え用の金具の脚部分を差し込むことにより、育苗用ポットの連接部に形成されている溝に載置した散水パイプを安定して固定できるので、各苗入筒に直接植え付けてあるイチゴの苗に水を撒くのに最適である。
請求項1記載の考案によれば、各育苗用ポットの苗入筒に一様かつ均等に水が流れ込むので、各苗入筒に直接植え付けてあるイチゴの苗の育成に適しており、苗入筒内に流れ込む水で苗入筒内の培土が掘れることも無いので、苗入筒に植え付けてあるイチゴの苗に影響を及ぼすことが無く、良い苗を育てることができる。
請求項2記載の考案によれば、育苗用ポットの連接部に形成した溝に散水パイプを載置することができるので、各苗入筒に直接植え付けてあるイチゴの苗に水を撒くのに適しており、ランナーや葉の裏に泥や水滴が付くことを防止できる。したがって、黒斑病などの病気に掛かる確率はほとんど無く、より一層良い苗を育てることができる。
請求項3記載の考案によれば、散水パイプ載置用の溝の左右両側に形成されている孔に散水パイプ押え用の金具の脚部分を差し込むことにより、育苗用ポットの連接部に形成されている溝に載置した散水パイプを安定して固定できるので、各苗入筒に直接植え付けてあるイチゴの苗に水を撒くのに最適である。
本考案を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
ここに例示するイチゴ育苗用連結ポットPは、図1、図2に示すように、複数の四角形状の育苗用ポット1,1を縦横に一体的に連結した合成樹脂製のものである。そして、図1および図3に示すように、前記四角形状の内周縁からイチゴの苗を入れる有底の苗入筒2の口縁2aに向って順次低くなるように傾斜させるとともに、各育苗用ポット1,1の連接部1a,1aには前記苗入筒2の口縁2aに達する凹溝3を形成してある。
この場合においては、有底の苗入筒2の口縁2aに向って順次低くなる傾斜面1bを伝って、さらに、各育苗用ポット1,1の連接部1aに形成されている凹溝3,3から各育苗用ポット1,1の苗入筒2,2に一様かつ均等に水が流れ込む。したがって、図4に示すように、各苗入筒2,2にイチゴの苗Aを直接植え付けた場合において、イチゴの苗Aの育成に適しており、苗入筒2内に流れ込む水で苗入筒2内の培土Bが掘れることも無いので、苗入筒2に植え付けてあるイチゴの苗Aに影響を及ぼすことが無く、良い苗を育てることができる。
ここに示すイチゴ育苗用連結ポットPにおいては、育苗用ポット1,1の連接部1a,1aに、散水パイプC載置用の溝4が形成されている。この溝4を育苗用ポット1,1の連接部1a,1aに形成してある場合には、図4に示すように、この溝4に散水パイプCを載置することができるので、各苗入筒2,2に直接植え付けてあるイチゴの苗Aに水を撒くのに適しており、ランナーや葉の裏に泥や水滴が付くことを防止できる。したがって、黒斑病などの病気に掛かる確率はほとんど無く、より一層良い苗を育てることができる。
図1、図2に示すように、散水パイプC載置用の溝4の左右両側に、散水パイプC押え用の金具Dを取り付けるための孔5,5を形成しておくと良い。この孔5,5が散水パイプC載置用の溝4の左右両側に形成されている場合には、図4に示すように、前記孔5,5に散水パイプC押え用の金具Dの脚d,d部分を差し込むことにより、育苗用ポット1,1の連接部1aに形成されている溝4に載置した散水パイプCを安定して固定できるので、各苗入筒2,2に直接植え付けてあるイチゴの苗Aに水を撒くのに最適である。
ここに例示するイチゴ育苗用連結ポットPにおいては、図2、図3に示すように、各苗入筒2,2の側壁の底に近いところから底壁に跨る部分に多数の孔6,6が放射状に形成されている。また、各苗入筒2,2の底壁の中心には、図2〜図4に示すように、真円形の孔7,7がそれぞれ形成されている。さらに、図1、図3および図4に示すように、各苗入筒2,2の底壁から下方に向って、複数の脚8,8が一定の間隔を置いて突出させてある。
放射状に形成されている多数の孔6,6および真円形の孔7,7は、排水ないし蒸発および通気用の孔である。苗入筒2内の培土Bに含まれている水分が多い場合には、これらの孔6,6および7,7から排水ないし蒸発させることができる。また、苗入筒2内の培土Bに適量の空気を付与することもできる。したがって、イチゴの苗Aの育成に最も適する水分量と空気とを絶えず苗入筒2内の培土Bに付与することができ、イチゴの苗Aの育成を良好ならしめることができる。
さらに、各苗入筒2,2の底壁から下方に向って、複数の脚8,8が一定の間隔を置いて突出させてあるから、各脚8,8間が一種の切欠窓のような働きをする。したがって、イチゴの苗Aの育成に最も適する水分量と空気とを絶えず苗入筒2内の培土Bに付与することができ、イチゴの苗Aの育成をより一層良好ならしめることができる。
なお、イチゴ育苗用連結ポットPは、図4に示すように、通常育苗床E上に載置して使用することができる。複数個のイチゴ育苗用連結ポットP,Pを連ねて育苗床E上に載置し、長い散水パイプC,Cを長く連なる溝4,4に載置すれば、1つないし複数の給水口から連なっている各イチゴ育苗用連結ポットP,P全てに水を供給することができるので、給水作業に極めて便利である。
本考案によるイチゴ育苗用連結ポットの一例を示す斜視図で、散水パイプ押え用の金具とともに示す。 図1に示すイチゴ育苗用連結ポットの平面図である。 図2の中央縦断面図である。 図1に示すイチゴ育苗用連結ポットの使用状態の一例を示す断面図である。
符号の説明
1…育苗用ポット、1a…連接部、1b…傾斜面、2…苗入筒、2a…口縁、3…凹溝、4…溝、5…孔、6…孔、7…孔、8…脚、P…イチゴ育苗用連結ポット、A…イチゴの苗、B…培土、C…散水パイプ、D…散水パイプ押え用の金具、d…金具の脚、E…育苗床。

Claims (3)

  1. 複数の四角形状の育苗用ポットを縦横に一体的に連結したものであって、前記四角形状の内周縁からイチゴの苗を入れる有底の苗入筒の口縁に向って順次低くなるように傾斜させるとともに、各育苗用ポットの連接部には前記苗入筒の口縁に達する凹溝を形成したことを特徴とするイチゴ育苗用連結ポット。
  2. 育苗用ポットの連接部に、散水パイプ載置用の溝を形成したことを特徴とする請求項1記載のイチゴ育苗用連結ポット。
  3. 散水パイプ載置用の溝の左右両側に、散水パイプ押え用の金具を取り付けるための孔を形成したことを特徴とする請求項2記載のイチゴ育苗用連結ポット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011041543A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 散水システム
CN108834660A (zh) * 2018-07-27 2018-11-20 商河县德瑞特种苗有限公司 一种农业用育苗盘
CN115191276A (zh) * 2022-07-13 2022-10-18 嘉兴佳莓农业科技有限公司 一种方便管理的层架式草莓育苗装置

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