JP2008099587A - 杏仁コウの菌糸体培養物 - Google Patents

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Toshimitsu Sumitani
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Abstract


【課題】免疫賦活性、コレステロール値、特に動脈硬化指数を改善する杏仁コウの菌糸体培養物を提供する。
【解決手段】杏仁コウの菌糸体を培養し、乾燥後粉砕して得られた杏仁コウの菌糸体培養物であり、杏仁コウの菌糸体を散気又は換気しながら培養し、得られた菌糸体培養物を40〜50℃でほぼ24時間かけて大部分の水分を蒸発させた後、60〜80℃で約1時間乾燥することにより得られる。杏仁コウの菌糸体培養物は制ガン作用或いは免疫賦活作用、及び血中コレステロール値低下作用或いは動脈硬化指数低下作用を有する。
【選択図】 なし

Description

本発明はマイタケ属に属しながら、日本の舞茸と比して強い芳香を有し、色も淡色で味にも優れた杏仁コウの菌糸体乾燥物に関する。
杏仁コウ、グリフォラ・ガルガル(Grifola galgal) は、ヒダナシタケ目、サルノコシカケ科、マイタケ属に属し、アルゼンチンやチリ、特にチリのパタゴニア地方に生育する。本発明者らは現地におもむき10種以上の杏仁コウ採取し、その菌株を所有している。例えば、グリフォラ・ガルガル(Grifola galgal Iwade GG010) 及びグリフォラ・ソルドゥレンタ(Grifola sordulenta AY854085)等の株である。。
杏仁コウは日本には自生せず、本発明者らが始めて人工栽培に成功し、特許文献1で開示し、少量ではあるが市場に供している。杏仁コウは日本の舞茸、グリフォラ・フロンドサ(Grofora frondosa)と異なり、その子実体は葉幅が広く、色は淡く、黄土色ないし淡褐色の舞茸であり、強い芳香を有し、味も極めて良好である。したがって、杏仁コウは一目で日本の舞茸とは判別される。本発明者らは杏仁コウの人工栽培に成功し、特許文献1に開示した。
本発明者らは杏仁コウの菌糸体培養時において、濃厚なベンズアルデヒド臭を発生することに着目し、特許文献2において、きのこ由来芳香成分の生産方法を開示した。しかしながら、この段階では菌糸体自体が有効な薬理作用を有する事実を見出し得なかった。
更に研究を進めた結果、杏仁コウ菌糸体自体に制ガン作用或いは免疫賦活化作用及び血中のコレステロール量低下作用或いは動脈硬化指数低減作用があることを見出し、杏仁コウの菌糸体を大量に製造する方法を検討した。
特願2006−059499号 特開2006−254711号公報
杏仁コウは担子菌類,ヒダナシタケ目,サルノコシカケ科,マイタケ属に属する木材腐朽菌であり、一般の舞茸と異なり、日本には自生しない。南米のチリやアルゼンチンに自生し、現地においては天然品を賞味している。本出願人はチリの山奥において、各種の杏仁コウを採取し、10種以上の菌株を所有する。
この度、本出願人が所有する菌株の中から、杏仁コウの菌糸体を人工的に、かつ大量に得ることに成功し、本発明の培養方法により得られた菌糸体培養物が優れた薬効を有することを見出した。そして、子実体を大量に生産し、健康食品として成人病の発生を抑止し或いは緩解する方法を検討した。
本発明は上記課題を解決することを特徴とし、その構成は、杏仁コウの菌糸体を培養し、乾燥後粉砕して得られた杏仁コウの菌糸体培養物であり、杏仁コウの菌糸体を散気又は換気しながら培養し、得られた菌糸体培養物を40〜50℃でほぼ24時間かけて大部分の水分を蒸発させた後、60〜80℃で約1時間乾燥することにより得られる。杏仁コウの菌糸体培養物は制ガン作用或いは免疫賦活作用、及び血中コレステロール値低下作用或いは動脈硬化指数低下作用を有する。
杏仁コウの子実体はアーモンドや杏仁の香りを発する特徴的な食用きのこである。これらのきのこの菌糸体を培養すると、杏仁の香りの主成分であるベンズアルデヒドを多量に発生する。
本発明者らは培養環境の二酸化炭素濃度を可及的に低下させることにより、菌糸体の発育が増進することを見出した。更に、杏仁コウの菌糸体自体が制ガン作用或いは免疫賦活化作用及び血中のコレステロールを低下させ、動脈硬化指数を減少させる作用を有することを見出して本発明を完成するに至った。
本発明菌糸体培養物を摂取することにより、高コレステロール血症を予防、治療して動脈硬化指数を低下させ、免疫系を賦活化してガンの予防及び治療に効果を有する薬剤ないし健康食品を製造することができる。培地環境の二酸化炭素濃度を低下させることにより、短日数で大量の杏仁コウ菌糸体を製造することができる。更に、放出したベンズアルデヒドを活性炭等の吸着材で回収すればベンズアルデヒドを主成分とする天然香料を得ることもできる。
本発明の杏仁コウとは、グリフォラ・ガルガル(Grifola gargal)及びグリフォラ・ソルドゥレンタ(Grifola sordulenta)属のきのこである。本発明者らは特許文献1において杏仁コウの子実体の工業的製法を完成したが、菌糸体をより効率よく製造し、原基を形成させるにあたり、ベンズアルデヒド臭を感じさせない程度の換気が重要であることを見出した。
培地が液体であり、或いは栄養源の一部を固形物に代え、全体としてなお流動性を有する場合には、下水処理における曝気装置のように、培地槽底部に多数の噴気孔を有する複数の空気パイプを配設して散気すれば、細かい多数の気泡として空気供給と撹拌を同時に行うことができる。その結果、培地に多くの酸素が供給され菌糸体の成長が促進される。或いは、培養容器底から空気を泡として放出し撹拌することにより、空気の分散を図ることもできる。ビン栽培や袋栽培のように培地が固体の場合には培養室のベンズアルデヒド臭を感じさせない程度の換気を行い、環境中の二酸化炭素を放出させる。
培養温度は18〜25℃、好ましくは19〜21℃である。湿度は60〜80%、好ましくは68〜72%である。培養室の二酸化炭素濃度は1000ppm以下、好ましくは600ppm以下である。ビン又は袋栽培の場合には固形培地の含水率は60〜70%、好ましくは64ないし66%である。
培地上の空気を吸着剤層を通過させ、ベンズアルデヒドを捕集することが好ましい。吸着剤としては、活性炭、珪藻土、シリカゲル、イオン交換樹脂等を挙げることができる。工業的に実施するにあたっては、吸着剤を用いたベンズアルデヒド回収装置を培養室の排気口に取り付けてもよい。
液体培養の場合、培地の炭素源としては、グルコース、マンノース、ガラクトース、スクロース、トレハロース、セロビオース、マルトース、ラクトース、ラフィノース、アラビノース、キシロース、フラクトース、蔗糖、麦芽糖、乳糖、可溶性デンプン、グリセリン、転化糖、セルロース等の多糖類が使用できる。
窒素源としては、ポリペプトン、酵母エキス、カザミノ酸、酒石酸アンモニウム、硝酸カリウム、硝酸アンモニウム、モルトエキス、ペプトン、ソイトン、カシトン、米ぬか、フスマ、酒粕、焼酎粕、ビール粕等が使用できる。
ビタミン類、ミネラルとしては、チアミン、ビオチン、葉酸、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム等が使用できる。
ビン栽培や袋栽培等固形培地を使用する場合の培地組成は、炭素源として、広葉樹おが屑、針葉樹おが屑、コーンコブ、トウモロコシ、小麦、大麦、玄米、大豆、セルロース系物質、ヘミセルロース系物質、リグニン、モミガラ、綿実挽穀、バガス、コットンリンター等、きのこの菌床栽培に用いられる培養基材が用いられる。また、高野豆腐などスポンジ状のものでも菌糸成長は良い。
窒素源としては、米糠、フスマ、コーンミール、コーングルテンミール、コーンスチープリカー、コーンブラン、大豆粉、ソイビーンミール、カザミノ酸、酵母エキス、ファーマメディア、フィッシュミール、肉エキス、ペプトン、酒粕、焼酎粕、コーヒー粕、綿実油粕、おから等を使用することができる。
液体培地は通気が容易であるため、形式は液体培地とし、フスマやコーンコブのような粉体ないし団粒状の固形分を加えると、菌糸体の成長を早めることができる。
本発明の菌糸体培養物は、全ての培地成分が水に溶解する溶液培地である場合には、培養終了後、遠心分離して固形物を分離すれば、菌糸体のすべてを純粋に採取することができる。培地成分の一部が水に溶解しない固形分である場合には、培養終了後の培養液を遠心分離しても不溶性の培養原料を分離できない。この場合には総固形分を分離、乾燥した後、得られた乾燥物をそのまま食用に供することになる。得られた菌糸体の総重量は少なくとも固形分重量から使用した原料固形物の重量を差し引いたものである。しかしながら、菌糸体は固形物にも侵入して存在するため、固形分を差し引いた値より多くの菌糸体が生産されているはずである。
培地の大部分が固形物であり、流動性を失った培地で培養する場合には菌糸体と培地の固形分を分離することは一層困難になる。一般的な舞茸の製造において、子実体重量は原料の重量の約1/5であることから原料の1/5が菌糸体になっていると推測した。
真っ白に菌糸体がまわった固形培地は菌糸体を分離せずに乾燥して用いる。高温で乾燥すると菌糸体の生理活性が損なわれるおそれがあるため、40〜50℃で生乾きの状態になるまで、約24時間かけて乾燥する。ほぼ乾燥した後に温度を上げ、60〜80℃で1時間乾燥させると安定な菌糸体または菌糸体組成物が得られる。
杏仁コウの菌糸体を培養するために、培地1リットルあたりグルコース40g、ポリペプトン5g、酵母エキス5g、MgSO4 1g、KH2PO41gを混合した液体培地を作成し、pH5.5に調整した後、オートクレーブにて滅菌した。菌糸体を培養するために容積3.5リットルの培養器で培養した。培養器は底部からフィルターを通して除菌した空気を送入し、上部から排気し、内部を撹拌羽根で撹拌する構造である。
3.0リットルの液体培地を装入し、種菌を加えて温度20℃、通気量3vvm(培地1リットル当たりに1分間供給する空気のリットル数)回転数100rpmの条件下で16日間培養した。排気口には、活性炭カラムを取付け、ベンズアルデヒドを吸着させながら菌糸体を培養させた。遠心分離して得られた固形分を45℃で24時間、次いで70℃で1時間乾燥して得られた乾燥物を菌糸体として計算した。本実施例では菌糸体重量は培養12日目に最も増加し、1リットル当たり11.3gであった。
杏仁コウを培養するために、培地1リットル当たりグルコース40g、フスマ20g、ポリペプトン3g、酵母エキス3g、MgSO4 1g、KH2PO41gを含有する液体培地を調製した。pH5.5に調整した後、オートクレーブにて滅菌し、実施例1の方法で容積3.5リットルのジャーファメンターを用いて培養した。3.0リットルの上記液体培地を装入し、通気量2vvm、回転数100rpmの条件下で16日間培養した。菌糸体重量は培養10日目に最も増加し、10日目の固形分を実施例1の方法で乾燥した。得られた固形分は培地1リットル当たり48gであった。したがって、得られた菌糸体は少なくとも48−20=28g/1リットル培地であった。
杏仁コウを培養するために、コーンコブ1kg、フスマ200gを混合した固形培地を含水率65%に調整し、オートクレーブにて滅菌した。得られた培地は3.0リットルであった。この培地を容積3.5リットルの培養器を用いて温度20℃、通気量2vvm、24時間あたり10分間撹拌し30日間培養した。培養20日目には菌糸が真っ白に培地を覆った。
得られた固形分を実施例1の方法で乾燥した重量は、1200gであったが、これは原料であるコーンコブ及びフスマを含む重量である。菌糸体は原料の中に深く入り込み、原料自体の物性を変化させている。舞茸の菌床栽培において、子実体の重量は培地重量の約1/5であることから、得られた菌糸体は実質約240gと推測した。
杏仁コウを培養するために、コーンコブ20kg、フスマ4kgを混合した固形培地を含水率65%に調整し、オートクレーブにて滅菌した。内容量2.5kg用の袋培地2.2kgを装入した。この体積は4リットルであった。培養室の条件として温度20℃、湿度70%、二酸化炭素濃度600ppm以下にし30日間培養した。また、培養袋内の二酸化炭素濃度は2万ppm以下に調整するように換気を充分に行った。更に培養期間中に培地を3回撹拌して菌糸を蔓延させた。培養30日目には菌糸が真っ白に培地を覆った。この培地を実施例1と同様にして乾燥し、杏仁コウ菌糸体培養物、約4.8kgと推測した。
免疫賦活化効果
実施例4で得られた杏仁コウの菌糸体組成物を乾燥し、乾燥物を粉砕機で粉砕し、制ガン作用或いは免疫賦活化作用について検討した。
使用したマウスはC57B/6で、8週令の雄を用いた。杏仁コウ菌糸体は150mg/kgを10日間経口投与し、最終投与20時間後にELISA測定した。
実験方法
IL−2,IL−12,TNF−α,INF−γを測定するためにマウスをi)、ii) の5匹ずつの2群の分けた。
A.無処理コントロール群、
B.杏仁コウ菌糸体投与群(150mg/kgを10日間、経口投与した群)、
B群の処理後20分に両群とも眼球採血(1から1. 5ml採取)を行った。血液は3000回転で10分間遠心し、血清を分離収集した。分離血清はー80℃にて冷凍保存した。各血清サンプルのIL−2を下記の方法で測定した。
(i)50μlの血清を96穴プレートのウェルに入れ、次いで、50μlの抗IL−2抗体−ビオチン接合体溶液を加え、所定温度でインキュベートを行った。
(ii)ウェルから液体を吸引除去し、次いで、緩衝液でウェルを4回洗浄した。
(iii)ホースラディッシュ・パーオキシダーゼが結合されたストレプトアビジンの溶液100μlを添加し、所定温度でインキュベートを行った。
(iv)ウェルから液体を吸引除去し、次いで、緩衝液でウェルを4回洗浄した。
(v)色素前駆体の溶液100μlを添加し、所定温度でインキュベートを行った。
(vi)発色反応停止溶液100μlを添加し、450nmにて吸光度を測定した。
(vii)血清の代わりに標準試料を用いた測定で得られた検量線から、血清中のIL−2の量を求めた。
IL−12、TNF−α、INF−γの測定は、抗IL−2抗体−ビオチン接合体の代わりに、抗IL−12抗体−ビオチン接合体、抗TNF−α抗体−ビオチン接合体、抗I NF−γ抗体−ビオチン接合体を用いた他は、同様の方法で行った。
杏仁コウ菌糸体投与10日目最終投与20時間後の末梢血中のINF−γ、IL−2、IL−12、TNF−αの活性を以下に示した。
INF−γ:杏仁コウ菌糸体=40pg/ml(コントロール=27pg/ml)
IL−2 :杏仁コウ菌糸体=25pg/ml(コントロール=24pg/ml)
IL−12:杏仁コウ菌糸体=90pg/ml(コントロール=65pg/ml)
TNF−α:杏仁コウ菌糸体=18pg/ml(コントロール=18pg/ml)
以上の結果より、杏仁コウ菌糸体を有効成分とする本発明菌糸体培養物は免疫賦活化作用を有することが判明した。
動脈硬化指数
51歳から73歳の女性7名に試験者になってもらった。通常の食事の他に、実施例4で得られた杏仁コウを5g/日の割合で試食してもらった。試食物は実施例4で得られた乾燥杏仁コウ組成物を更にオートクレーブで100℃、10分加熱後、70℃の熱風で1 時間乾燥した粉砕物である。試食期間は2週間とし、試食前及び2週間試食後に血液検査を行った。
検査項目は総コレステロール、HDLコレステロール、HDL率及び動脈硬化指数であり、その結果を表1に示した。総コレステロール及びHDLコレステロールの測定は一般のクリニックで行われている方法を採用した。
なお、動脈硬化指数は次式により算出した。
動脈硬化指数=(総コレステロール−HDLコレステロール)/HDLコレステロール
上記の結果より、本発明杏仁コウの菌糸体培養物投与者は、個人差もあるが一般的にコレステロール値が改善されていることが判明した。本実施例は僅か2週間の服用である。長期に服用すれば、はるかに望ましい結果が得られるものと思料する。
表1より、一見、総コレステロール値が上昇している例もあるが、この場合でも所謂善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロール値が増加しているため、動脈硬化指数は確実に減少している。

Claims (4)

  1. 杏仁コウの菌糸体を培養し、乾燥後粉砕して得られた杏仁コウの菌糸体培養物。
  2. 杏仁コウの菌糸体を散気又は換気しながら培養し、得られた菌糸体培養物を40〜50℃でほぼ24時間かけて大部分の水分を蒸発させた後、60〜80℃で約1時間乾燥することを特徴とする請求項1記載の杏仁コウの菌糸体培養物。
  3. 杏仁コウの菌糸体を有効成分として含有する免疫賦活作用を有する請求項1又は2記載の杏仁コウの菌糸体培養物。
  4. 杏仁コウの菌糸体を有効成分として含有する動脈硬化指数低下作用を有する請求項1又は2記載の杏仁コウの菌糸体培養物。
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