JP2008098874A - 映像出力機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内部に映像信号の入力を選択するセレクタにより映像信号を選択して出力する映像出力機器において、容易な操作で、無駄な待機電力の消費を抑制しつつ映像信号の選択を可能にする。
【解決手段】
DVDレコーダ1は、入力セレクタ2、メインユニット3、信号ライン4、出力セレクタ5、アンプ6、制御マイコン7、リモコン受信部8、リモコン9を備える。制御部は、セレクタモード時に、入力セレクタ2、信号ライン4、および出力セレクタ5への電源供給をオンにし、メインユニット3への電源供給をオフにすると共に、信号ライン4から出力された信号を出力セレクタ5に選択させる。セレクタモード時には、AV機器101〜103の入力の選択をチャンネルUP/DOWNキー92から受け付ける。また、電源オフモード時には、さらに制御部7以外の各部への電源供給をすべてオフにする。
【選択図】図1
【解決手段】
DVDレコーダ1は、入力セレクタ2、メインユニット3、信号ライン4、出力セレクタ5、アンプ6、制御マイコン7、リモコン受信部8、リモコン9を備える。制御部は、セレクタモード時に、入力セレクタ2、信号ライン4、および出力セレクタ5への電源供給をオンにし、メインユニット3への電源供給をオフにすると共に、信号ライン4から出力された信号を出力セレクタ5に選択させる。セレクタモード時には、AV機器101〜103の入力の選択をチャンネルUP/DOWNキー92から受け付ける。また、電源オフモード時には、さらに制御部7以外の各部への電源供給をすべてオフにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、内部にセレクタを備え、映像信号をこのセレクタにより選択して表示器に出力する映像出力機器に関する。
従来より、デジタルカメラやDVDプレーヤやゲーム機器等の電子機器を接続し、これらの電子機器から入力した映像信号をこのセレクタにより選択して、表示器に出力する映像出力機器(たとえば、DVDレコーダ)が実用化されている。このような機器では、単にセレクタだけを使用する場合に、HDD等を有するメインユニットに大量の待機電流を常時流しておくのは、無駄な電力の消費になる。特許文献1には、メインユニットの電源をオフにしている場合であっても、外部入力端子のセレクタとして用いることができるよう、電子スイッチを使用し、この電子スイッチには、常時電源が供給されセレクタとして機能する記録再生装置が開示されている(段落0079参照)。
また、特許文献2、3には、電源オン操作をしなくても所望のAVソースを楽しむため、信号検出手段を備え、入力信号を検出した場合には、電源を自動的にオンにするセレクタ装置、電子情報機器が開示されている。特許文献3には、入力信号の検出するために、電子情報機器に入力するAV機器の出力インピーダンスを検出する旨、記載されている。
特開2003−187521公報
特開2001−251574公報
特開平8−55384号公報
しかしながら、特許文献1の構成ではセレクタの電源をもオフにするモードは記載されておらず、無駄な待機電力を消費する虞があった。また、電子スイッチを使用する方法が具体的に記載されておらず、単に電子セレクタを使用するだけでは、操作性が十分でない問題があった。また、特許文献2、3には、セレクタのみを使用するとき、メインユニットをオフにする旨の記載はなく、セレクタだけを使用するときは、無駄な待機電力を消費する虞があった。
そこで、本発明は、内部に映像信号の入力を選択するセレクタにより映像信号を選択して出力する映像出力機器において、容易な操作で、無駄な待機電力の消費を抑制しつつ映像信号の選択を可能にすることを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。
(1) 複数の映像機器から入力した映像信号を選択する入力セレクタと、
前記入力セレクタで選択した映像信号を用いて所定の処理を行って映像信号を出力するメインユニットと、を備える映像出力機器において、
前記メインユニットと並行に設けられ、前記入力セレクタで選択した映像信号を、前記メインユニットを通さずに出力する信号ラインと、
前記メインユニットから出力された映像信号、前記信号ラインから出力された映像信号のいずれかを選択して出力する出力セレクタと、
装置本体各部に電源を供給する電源部と、
これらの動作のオン/オフを制御する制御部であって、所定の制御入力を受けた場合に、その制御入力に応じて前記電源部の電源モードを以下の(A)〜(C)のモード、
(A)前記入力セレクタ、前記メインユニット、および前記出力セレクタへの電源供給をオンにすると共に、前記メインユニットから出力された信号を前記出力セレクタに選択させる通常動作モード、
(B)前記制御部、および前記電源部以外の各部への電源供給をオフにする電源オフモード、
(C)前記入力セレクタ、前記信号ライン、および前記出力セレクタへの電源供給をオンにし、前記メインユニットへの電源供給をオフにすると共に、前記信号ラインから出力された信号を前記出力セレクタに選択させるセレクタモード、
のいずれかに切り換える制御部と、を備える。
前記入力セレクタで選択した映像信号を用いて所定の処理を行って映像信号を出力するメインユニットと、を備える映像出力機器において、
前記メインユニットと並行に設けられ、前記入力セレクタで選択した映像信号を、前記メインユニットを通さずに出力する信号ラインと、
前記メインユニットから出力された映像信号、前記信号ラインから出力された映像信号のいずれかを選択して出力する出力セレクタと、
装置本体各部に電源を供給する電源部と、
これらの動作のオン/オフを制御する制御部であって、所定の制御入力を受けた場合に、その制御入力に応じて前記電源部の電源モードを以下の(A)〜(C)のモード、
(A)前記入力セレクタ、前記メインユニット、および前記出力セレクタへの電源供給をオンにすると共に、前記メインユニットから出力された信号を前記出力セレクタに選択させる通常動作モード、
(B)前記制御部、および前記電源部以外の各部への電源供給をオフにする電源オフモード、
(C)前記入力セレクタ、前記信号ライン、および前記出力セレクタへの電源供給をオンにし、前記メインユニットへの電源供給をオフにすると共に、前記信号ラインから出力された信号を前記出力セレクタに選択させるセレクタモード、
のいずれかに切り換える制御部と、を備える。
この構成では、制御部が、電源装置の電源モードを通常動作モード、電源オフモード、のほかにセレクタモードに切り換える。このセレクタモードでは、メインユニットに電流を流さないから、セレクタとして、映像出力機器を使用するときには、無駄な電力の消費を抑制することができる。電源オフモードでは、制御部は、さらにセレクタにも電流を流さないから、セレクタを使用しないときには、無駄な電力の消費をさらに抑制することができる。また、これらのモードの切替の操作を、例えば、本体の装置のスイッチや、リモコン等から受け付けることができ、制御部は、これらの制御入力を受けた場合に、これらのモードの切替をすることができる。したがって、容易な操作で無駄な電力の消費を抑制しつつ、映像信号の選択を可能にすることができる。
(2) 複数の操作子と、該操作子から所定の操作入力を受けた場合に所定の制御信号を送信する送信部を有するリモコンと、
前記リモコンから制御信号を受信して該制御信号を前記制御部に出力するリモコン受信部と、をさらに備え、
前記リモコン受信部は、前記電源モードに関わらず動作させ、
前記制御部は、前記セレクタモードにおいて、前記操作子のうちいずれか1以上の特定の操作子から操作入力を受ける毎に、前記入力セレクタに選択させる映像信号を順次切り換える。
前記リモコンから制御信号を受信して該制御信号を前記制御部に出力するリモコン受信部と、をさらに備え、
前記リモコン受信部は、前記電源モードに関わらず動作させ、
前記制御部は、前記セレクタモードにおいて、前記操作子のうちいずれか1以上の特定の操作子から操作入力を受ける毎に、前記入力セレクタに選択させる映像信号を順次切り換える。
この構成では、メインユニットの電源をオフにするセレクタモードにおいて、リモコンの1以上の特定の操作子による操作入力を受ける毎に、前記入力セレクタに選択させる映像信号を順次切り換える。したがって、特定の操作子の連打により、セレクタが選択する映像信号を順繰り切り換えるから、容易な操作で映像信号の選択することができる。セレクタモードでは、メインユニットの電源をオフにしているから、セレクタだけを使用する場合には、無駄な待機電力を使用しないで済む。したがって、この構成では、容易な操作で、無駄な待機電力の消費を抑制しつつ映像信号を選択できる。
(3) 前記入力セレクタに選択させる映像信号を切り換える前記特定の操作子を、番組選択用のチャンネル番号を上下させるチャンネルUPキー/チャンネルDOWNキーとし、
前記制御部は、前記チャンネルUPキーの操作入力と前記チャンネルDOWNキーの操作入力を受けた場合とで、前記入力セレクタが出力する映像信号の順序を互いに逆に制御する。
前記制御部は、前記チャンネルUPキーの操作入力と前記チャンネルDOWNキーの操作入力を受けた場合とで、前記入力セレクタが出力する映像信号の順序を互いに逆に制御する。
この構成では、チャンネルUPキー/チャンネルDOWNキーを、前記入力セレクタに選択させる映像信号を切り換えるのに使用している。したがって、ユーザにとって、入力する映像信号の入力のチャンネル選択と、番組チャンネルの選択が感覚的に合致し、操作が分かり易い。また、前記チャンネルUPキーから操作入力を受けた場合と前記チャンネルDOWNキーから操作入力を受けた場合とで、前記入力セレクタが出力する映像信号の順序を互いに逆に制御するので、容易に所望の映像信号を選択できる。
なお、チャンネルUPキー/チャンネルDOWNキーは、映像出力装置本体に設けても良いし、(3)の構成ではリモコンに設けることができる。
(4) 前記入力セレクタから映像信号が入力されたことを検出する信号検出手段を備え、
前記制御部は、入力セレクタから映像信号が入力された状態で、かつ前記メインユニットが動作停止状態のときに、前記電源部の電源モードを前記セレクタモードに切り換える。
前記制御部は、入力セレクタから映像信号が入力された状態で、かつ前記メインユニットが動作停止状態のときに、前記電源部の電源モードを前記セレクタモードに切り換える。
この構成では、メインユニットが停止状態で、かつ、入力セレクタから映像信号が入力された状態の場合に、ユーザの指示がなくとも自動的にセレクタモードに切り換えるから、無駄な待機電力の消費をより一層抑制することができる。
本発明によれば、セレクタにより映像信号を選択して出力する映像出力機器において、容易な操作で、無駄な待機電力の消費を抑制しつつ映像信号を選択できる。
図1のブロック図を用いて、DVDレコーダ1の構成について説明する。DVDレコーダ1は、外部のAV機器101〜103の映像信号、音声信号を入力して、表示器110に映像信号を出力するものであり、入力セレクタ2と、メインユニット3と、信号ライン4と、出力セレクタ5と、アンプ6と、制御マイコン7と、リモコン受信部8と、リモコン9を備えている。
AV機器101〜103は、それぞれDVDプレーヤ、カメラ、ゲーム機器等の映像信号、左右チャンネルの音声信号を出力する機器であり、入力セレクタ2に接続されている。
電源部10は、トランス、レギュレータ等を備え、DVDレコーダ1内部の各部に電源を供給する。
入力セレクタ2は、映像信号入力セレクタ21、左音声入力セレクタ22、右音声入力セレクタ23を備えており、それぞれデマルチプレクサで構成する。映像信号入力セレクタ21は、AV機器101〜103の映像信号を選択する。左音声入力セレクタ22は、AV機器101〜103の左チャンネルの音声信号を選択する。右音声入力セレクタ23は、AV機器101〜103の右チャンネルの音声信号を選択する。
メインユニット3は、ハードディスク、ハードディスクドライブ、DVDドライブ等、およびエンコーダを有して映像信号を記録媒体(ハードディスク、DVD等)に記録する記録部、テレビ放送受信用チューナ等を備える。この構成により、メインユニット3は、入力セレクタ2で選択した映像信号、左右チャンネルの音声信号(以下、「映像信号等」という。)を入力し、これらをエンコードして、ハードディスク、またはDVDドライブに記録すると同時に、これらの映像信号等を出力セレクタ5に出力する。また、記録した映像信号等の再生の制御入力をリモコン9から受けた場合には、この映像信号等を再生して出力する。また、メインユニット3は、このチューナから入力した映像信号等を記録し、再生する。
信号ライン4は、入力セレクタ2で選択した映像信号等を、メインユニット3を通さずに表示器110へ出力する信号ラインであり、バッファを備える。このバッファは、メインユニット3と並行にこれらの信号を入力し、インピーダンスを出力先の表示器110と整合させて、出力セレクタ5に出力する。DVDレコーダ1のうち、セレクタ2の機能のみを使用する場合には、制御マイコン7がメインユニット3の電源供給をオフにさせて、信号ライン4を介して出力するので、無駄な待機電力の消費を抑制することができる。
出力セレクタ5は、映像信号等を選択するデマルチプレクサで構成し、メインユニット3側、または、信号ライン4側のいずれか一方の信号系統の組を選択する。アンプ6は、増幅器であり、出力セレクタ5から入力した映像信号等を表示器110に必要な信号強度に調整する。
表示器110は、テレビ受像機であり、例えば液晶パネルと、音声信号を出力するスピーカを備える。表示器110は、アンプ6から入力した映像信号を変換して液晶パネルに表示すると共に、左右チャンネルの音声信号を変換してステレオ音声を放音する。
制御マイコン7は、リモコン受信部8から入力される制御信号に基づいて、電源部10による各部への電源供給のオン/オフを制御する。具体的には、制御マイコン7は、電源モードをセレクタモード、通常動作モード、電源オフモードに切り換える。詳細は後述するが、ここでは簡単に各モードの機能を説明する。(A)通常動作モードでは、メインユニット3が動作する。(B)電源オフモードでは、電源部10、制御マイコン7、リモコン受信部8だけが動作する。(C)セレクタモードでは、メインユニット3が動作を停止すると共に、入力セレクタ2、信号ライン4が動作し、入力セレクタ2で入力された映像信号出力セレクタ5、アンプ6を介して表示器110に出力する。
リモコン受信部8は、例えば、フォトダイオードを備え、リモコン9から送信された赤外線の制御信号を変換して、これを制御マイコン7に出力する。リモコン9は、電源ボタン91、チャンネルUP/DOWNキー92等の操作子と、操作子の接点がオンになったときに所定の赤外線の制御信号を送信する送信部を備える。リモコン9の操作子の接点がオンになったときには、制御マイコン7は、この操作子に対応する動作の制御を行う。
電源ボタン91は、上で説明したセレクタモード、通常動作モード、電源オフモードを順に切り換える制御入力の送信を受け付けるための操作子である。チャンネルUP/DOWNキー92は、2つのキーからなり、通常動作モードでは、メインユニット3内部のテレビ放送受信用チューナで番組を選局するための制御入力を入力するのに使用する。また、チャンネルUP/DOWNキー92は、セレクタモード時には、入力セレクタ2がAV機器101〜103を選択するのに使用する。ユーザがチャンネルUPキーを連打すると、制御マイコン7は、入力セレクタ2に選択させるAV機器101〜103を昇順に切り換える。チャンネルDOWNキーを連打すると、制御マイコン7は、入力セレクタ2に入力するAV機器101〜103を降順に切り換える。AV機器101〜103のチャンネル切り換え方法としては、リモコン9側で送信する制御信号を換えても良いし、制御マイコン7が特定の制御信号の入力を受けて、入力セレクタ2に選択させるAV機器101〜103を切り換えてもよい。
なお、入力セレクタ2、出力セレクタ5の消費電流はそれぞれ、10〜20ミリアンペア、制御マイコン7が数ミリアンペア(10ミリアンペア未満)である。メインユニット3は、HDD等を備えているので、使用電流がアンペアオーダである。
次に、図2、図3を用いて制御マイコン7が設定する電源モードについて説明する。図2、図3で、点線部分のブロックは、電源の供給がされてないことを示し、点線部分の信号ラインについては、信号が伝送されていないことを示している。電源部10、リモコン受信部8、リモコン9については図示を省略しているが、電源モードに関わらず、電源部10、リモコン受信部8が動作している。ただし、電源部10に流れる電流は各部の動作状況に応じて異なってくる。
図2(A)に示すように、通常動作モードでは、制御マイコン7は、入力セレクタ2、メインユニット3、および出力セレクタ5への電源供給をオンにすると共に、メインユニット3から出力された信号を出力セレクタ5に選択させる。
図2(B)に示すように、電源オフモードでは、制御マイコン7は、制御マイコン7、電源部10以外の各部への電源供給をオフにする。リモコン受信部8は、動作しているので、リモコン9から所定の制御信号を受信した場合には、制御マイコン7は、通常動作モードまたはセレクタモードに切り換える。
図2(B)に示すように、電源オフモードでは、制御マイコン7は、制御マイコン7、電源部10以外の各部への電源供給をオフにする。リモコン受信部8は、動作しているので、リモコン9から所定の制御信号を受信した場合には、制御マイコン7は、通常動作モードまたはセレクタモードに切り換える。
図3に示すように、セレクタモードでは、制御マイコン7は、入力セレクタ2、信号ライン4、および出力セレクタ5への電源供給をオンにし、メインユニット3への電源供給をオフにすると共に、信号ライン4から出力された信号を出力セレクタ5に選択させる。これにより、AV機器101〜103の信号を選択する入力セレクタ2の機能のみ使用し、メインユニット3の録画、再生等の機能を使用しない場合には、無駄な待機電力の消費を抑制することができる。このセレクタモードにおいて、前述の通り、リモコン9のチャンネルUP/DOWNキー92からAV機器101〜103の映像信号等の選択を受け付ける。
また、以上の実施形態について、以下の実施例も可能である。
メインユニット3内に制御マイコン7と別の制御部を設けてメインユニット3を制御しても良い。この場合、制御マイコン7は、単にメインユニット3以外の各部(入力セレクタ2、電源部10、信号ライン4、出力セレクタ5)の動作のみを制御し、リモコン受信部8から受けた制御信号をメインユニット3内の制御部に伝達するものとすることができる。このようにすることで、セレクタモード、電源オフモード時に、無駄な待機電力の消費をより一層抑制することができる。
メインユニット3内に制御マイコン7と別の制御部を設けてメインユニット3を制御しても良い。この場合、制御マイコン7は、単にメインユニット3以外の各部(入力セレクタ2、電源部10、信号ライン4、出力セレクタ5)の動作のみを制御し、リモコン受信部8から受けた制御信号をメインユニット3内の制御部に伝達するものとすることができる。このようにすることで、セレクタモード、電源オフモード時に、無駄な待機電力の消費をより一層抑制することができる。
上述の通り、メインユニット3内に制御マイコン7と別の制御部を設けた場合、さらに、入力セレクタ2の後段、またはメインユニット3内部に、入力セレクタ2で入力する信号のインピーダンスを検出する信号検出部を設けてもよい。これにより、入力セレクタ2に入力されている映像信号等を検出できる。メインユニット3が、制御入力を受けておらず、動作が停止状態にあるときは(本発明の停止状態に相当する。)、制御マイコン7はメインユニット3からこの停止状態である旨の制御信号を受けて、電源部10の電源モードをセレクタモードにしてもよい。これにより、メインユニット3が停止状態で、かつ、入力セレクタ2が映像信号等を出力している場合に、自動的にセレクタモードに切り換わるから、無駄な待機電力の消費をより一層抑制することができる。
また、以上の説明では、制御マイコン7、リモコン受信部8は、常にオンにするとしたが、制御マイコン7、リモコン受信部8をもオフにするスイッチをDVDレコーダ1本体に設けてもよい。また、この実施形態の通常動作モードでは、信号ライン4を動作させないとしたが動作させても良い。しかし、通常動作モードでは、信号ライン4を動作しない方が無駄な消費電力を抑制できるので望ましい。
本実施形態のDVDレコーダ1には、AV機器101〜103の合計3系統の映像信号等を入力したが、3系統でなくても、2系統以上であればよい。また、映像信号等でなくても、少なくとも映像信号が含まれればよい。音声信号は左右2チャンネルでなくても、モノラルでも良く、マルチチャンネルでも良い。以上の実施形態では、DVDレコーダ1について説明したが、映像信号を入力する外部のAV機器101〜103の入力セレクタ2を有する機器で映像信号を出力できる機器であれば、本発明の実施形態として適用できる。
また、リモコン9の電源モードの切り換えは、必ずしも電源ボタン91でなくてもよく、その他の操作子でも良い。また、メインユニット3の初期設定で、セレクタモードの有無の選択を受け付けても良い。このようにすれば、電源ボタン91の押下げと共に、制御マイコン7は、直ちに電源オフモードにすることができる。さらに、前述した信号検出部を設けて、入力セレクタ2から出力された映像信号等を検出している場合にのみ、セレクタモードに切り換えてもよい。このようにすれば、映像信号等を検出していないときは、制御マイコン7は、電源ボタン91の押下げと共に直ちに電源オフモードにすることができる。
また、信号ライン4に設けたバッファ41〜43については、信号のインピーダンスを調整する必要がなければ、必ずしもバッファ41〜43を設ける必要がなく、単に映像信号等の伝送ラインでも良い。
さらに、リモコン9に電源ボタン91、チャンネルUP/DOWNキー92を設けたが、DVDレコーダ1の本体に操作子を設けて操作入力を受け付けても良い。
さらに、リモコン9に電源ボタン91、チャンネルUP/DOWNキー92を設けたが、DVDレコーダ1の本体に操作子を設けて操作入力を受け付けても良い。
1−DVDレコーダ、 2−入力セレクタ、
21−映像信号入力セレクタ、 22−左音声入力セレクタ、
23−右音声入力セレクタ、 3−メインユニット、 4−信号ライン、
41−バッファ、 42−バッファ、 43−バッファ、
5−出力セレクタ、 51−映像信号出力セレクタ、 52−左音声出力セレクタ、
53−右音声出力セレクタ、 6−アンプ、 7−制御マイコン、
8−赤外線受光部、 9−リモコン、 91−電源ボタン、
92−チャンネルUP/DOWNキー、
101〜103−AV機器、 110−表示器
21−映像信号入力セレクタ、 22−左音声入力セレクタ、
23−右音声入力セレクタ、 3−メインユニット、 4−信号ライン、
41−バッファ、 42−バッファ、 43−バッファ、
5−出力セレクタ、 51−映像信号出力セレクタ、 52−左音声出力セレクタ、
53−右音声出力セレクタ、 6−アンプ、 7−制御マイコン、
8−赤外線受光部、 9−リモコン、 91−電源ボタン、
92−チャンネルUP/DOWNキー、
101〜103−AV機器、 110−表示器
Claims (5)
- 複数の映像機器から入力した映像信号を選択する入力セレクタと、
前記入力セレクタで選択した映像信号を用いて所定の処理を行って映像信号を出力するメインユニットと、を備える映像出力機器において、
前記メインユニットと並行に設けられ、前記入力セレクタで選択した映像信号を、前記メインユニットを通さずに出力する信号ラインと、
前記メインユニットから出力された映像信号、前記信号ラインから出力された映像信号のいずれかを選択して出力する出力セレクタと、
装置本体各部に電源を供給する電源部と、
各部への電源供給のオン/オフを制御する制御部であって、所定の制御入力を受けた場合に、その制御入力に応じて前記電源部の電源モードを以下の(A)〜(C)のモード、
(A)前記入力セレクタ、前記メインユニット、および前記出力セレクタへの電源供給をオンにすると共に、前記メインユニットから出力された信号を前記出力セレクタに選択させる通常動作モード、
(B)前記制御部、前記電源部以外の各部への電源供給をオフにする電源オフモード、
(C)前記入力セレクタ、前記信号ライン、および前記出力セレクタへの電源供給をオンにし、前記メインユニットへの電源供給をオフにすると共に、前記信号ラインから出力された信号を前記出力セレクタに選択させるセレクタモード、
のいずれかに切り換える制御部と、
複数の操作子と、該操作子から所定の操作入力を受けた場合に所定の制御信号を送信する送信部を有するリモコンと、
前記リモコンから制御信号を受信して該制御信号を前記制御部に出力するリモコン受信部と、を備え、
前記制御部は、前記セレクタモードにおいて、前記操作子のうち番組選択用のチャンネル番号を上下させるチャンネルUPキー/チャンネルDOWNキーから操作入力を受ける毎に、前記入力セレクタに選択させる映像信号を順次切り換え、前記チャンネルUPキーの操作入力と前記チャンネルDOWNキーの操作入力を受けた場合とで、前記入力セレクタが出力する映像信号の順序を互いに逆にする制御を行なう映像出力機器。 - 複数の映像機器から入力した映像信号を選択する入力セレクタと、
前記入力セレクタで選択した映像信号を用いて所定の処理を行って映像信号を出力するメインユニットと、を備える映像出力機器において、
前記メインユニットと並行に設けられ、前記入力セレクタで選択した映像信号を、前記メインユニットを通さずに出力する信号ラインと、
前記メインユニットから出力された映像信号、前記信号ラインから出力された映像信号のいずれかを選択して出力する出力セレクタと、
装置本体各部に電源を供給する電源部と、
これらの動作のオン/オフを制御する制御部であって、所定の制御入力を受けた場合に、その制御入力に応じて前記電源部の電源モードを以下の(A)〜(C)のモード、
(A)前記入力セレクタ、前記メインユニット、および前記出力セレクタへの電源供給をオンにすると共に、前記メインユニットから出力された信号を前記出力セレクタに選択させる通常動作モード、
(B)前記制御部、および前記電源部以外の各部への電源供給をオフにする電源オフモード、
(C)前記入力セレクタ、前記信号ライン、および前記出力セレクタへの電源供給をオンにし、前記メインユニットへの電源供給をオフにすると共に、前記信号ラインから出力された信号を前記出力セレクタに選択させるセレクタモード、
のいずれかに切り換える制御部と、を備える映像出力機器。 - 複数の操作子と、該操作子から所定の操作入力を受けた場合に所定の制御信号を送信する送信部を有するリモコンと、
前記リモコンから制御信号を受信して該制御信号を前記制御部に出力するリモコン受信部と、をさらに備え、
前記リモコン受信部は、前記電源モードに関わらず動作し、
前記制御部は、前記セレクタモードにおいて、前記操作子のうちいずれか1以上の特定の操作子から操作入力を受ける毎に、前記入力セレクタに選択させる映像信号を順次切り換える請求項2に記載の映像出力機器。 - 前記入力セレクタに選択させる映像信号を切り換える前記特定の操作子を、番組選択用のチャンネル番号を上下させるチャンネルUPキー/チャンネルDOWNキーとし、
前記制御部は、前記チャンネルUPキーの操作入力と前記チャンネルDOWNキーの操作入力を受けた場合とで、前記入力セレクタが出力する映像信号の順序を互いに逆にする制御を行なう請求項2〜3のいずれかに記載の映像出力機器。 - 前記入力セレクタから映像信号が入力されたことを検出する信号検出手段を備え、
前記制御部は、入力セレクタから映像信号が入力された状態で、かつ前記メインユニットが動作停止状態のときに、前記電源部の電源モードを前記セレクタモードに切り換える請求項2〜4のいずれかに記載の映像出力機器。
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Cited By (1)
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CN103543675A (zh) * | 2012-07-12 | 2014-01-29 | 昆达电脑科技(昆山)有限公司 | 家庭影音设备电源与信号源管理装置 |
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2006
- 2006-10-11 JP JP2006277071A patent/JP2008098874A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103543675A (zh) * | 2012-07-12 | 2014-01-29 | 昆达电脑科技(昆山)有限公司 | 家庭影音设备电源与信号源管理装置 |
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