JP5223813B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
本発明は、例えばシステムの一部をなし、リモコン等で遠隔操作が可能な電子機器に関する。
テレビジョン受像機(映像モニター)や、光ディスク録画再生機、AV(Audio Visual)アンプなどの電子機器は、AVアンプを核とした接続によってホームシアターシステムを構成する。この種の電子機器では、赤外線や無線などを介したリモコンによって、音量や入出力先などの各種設定のほか、電源のオンオフについても遠隔的に操作が可能である。
このような電子機器では、無駄な電力消費を抑えるために、一定時間なんら操作がなされなかったときに、電源オフさせる機能を有するのが一般的である(特許文献1参照)。
また、電源をオフする際の条件としては、一定時間なんら操作がなされなかったということのほかに、音声信号が一定時間なくなったときに電源オフを指示する技術も知られている(特許文献2参照)。
このような電子機器では、無駄な電力消費を抑えるために、一定時間なんら操作がなされなかったときに、電源オフさせる機能を有するのが一般的である(特許文献1参照)。
また、電源をオフする際の条件としては、一定時間なんら操作がなされなかったということのほかに、音声信号が一定時間なくなったときに電源オフを指示する技術も知られている(特許文献2参照)。
なお、ここでいう電源オフとは、その装置にとって主機能となる回路(の一部または全部)への電源供給を遮断することをいい、少なくとも電源オンオフを指示するための回路への電源供給を遮断しないことをいう。このため、電源オフであっても、電源オンの指令を受信することが可能となっている。
ところで、例えばAVアンプでは、入力先や音量を一旦セットしてしまうと、以後、セットし直すという状況は比較的少ない。一方、AVアンプ周辺機器であるテレビジョン受像機では、テレビ番組のチャンネルを変更したり、録画再生機では、コンテンツを変更したりする状況が多い。ここで、AVアンプ側の設定期間が経過すると、ユーザーが視聴を継続することを望んでいてもAVアンプの電源がオフされてしまい、その結果システム全体がオフされてしまうことがある。もちろん、電源オフされるまでの時間を長く設定すれば、意図しない電源オフを回避することはできる。ただし、電源オンになる時間が長くなるため、その時間にわたって電力が無駄に消費されてしまう、という問題は残る。
また、音声出力をゼロにして(字幕表示などで)視聴する場合もある。この場合、音声出力がなくなることによって、やはりユーザーの意図に反して電源がオフされてしまうことになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、意図しない電源オフを回避した電子機器を提供することにある。
また、音声出力をゼロにして(字幕表示などで)視聴する場合もある。この場合、音声出力がなくなることによって、やはりユーザーの意図に反して電源がオフされてしまうことになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、意図しない電源オフを回避した電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る電子機器は、少なくとも自機以外の周辺機器に対してなされた遠隔操作を検出する検出部と、自機に対して操作がなされず、かつ、前記検出部によって遠隔操作が検出されない無操作状態がしきい値期間にわたって継続したときに電源オフを指示する指示部とを具備することを特徴とする。本発明によれば、自機への操作がなされない状態がしきい値期間にわたって継続しても、その継続中に周辺機器に遠隔操作がなされていれば、電源オフにはならないので、意図しない電源オフを回避することが可能となる。周辺機器への遠隔操作がなされたということは、付近に活動中のユーザーが存在するとともに、周辺機器を操作する必要があったことを意味し、それは自機および周辺機器を含むシステム全体でみれば、当該システム等に対する遠隔操作であったことと同視できるからである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。実施形態に係る電子機器は、この説明では例えばAVアンプを想定する。図1は、このAVアンプを含むホームシアターシステムの全体構成を示す図である。
この図に示されるように、AVアンプ10には、テレビジョン受像機20、光ディスク録画再生機30、複数のスピーカー40などの周辺機器が接続され、これによってホームシアターシステムが構成されている。
AVアンプ10は、例えば入力先としてテレビジョン受像機20または光ディスク録画再生機30を選択するとともに、選択した音声信号に所定のサラウンド効果を付与して、チャネル毎にスピーカー40に出力するものである。
なお、AVアンプ10およびテレビジョン受像機20同士、AVアンプ10および光ディスク録画再生機30同士については、例えばHDMI(High Definition Multimedia Interface)などのデジタルインタフェースを介した接続が好ましい。
この図に示されるように、AVアンプ10には、テレビジョン受像機20、光ディスク録画再生機30、複数のスピーカー40などの周辺機器が接続され、これによってホームシアターシステムが構成されている。
AVアンプ10は、例えば入力先としてテレビジョン受像機20または光ディスク録画再生機30を選択するとともに、選択した音声信号に所定のサラウンド効果を付与して、チャネル毎にスピーカー40に出力するものである。
なお、AVアンプ10およびテレビジョン受像機20同士、AVアンプ10および光ディスク録画再生機30同士については、例えばHDMI(High Definition Multimedia Interface)などのデジタルインタフェースを介した接続が好ましい。
AVアンプ10に対する入力先や、音量、効果などは、パネルに設けられた各種の操作子12を操作することによって設定できるほか、リモートコントローラー(以下単に「リモコン」と略称する)14の遠隔操作によっても設定可能となっている。リモコン14は、AVアンプ10の諸機能に対応したボタン15を複数有し、ボタン15が押下されたときに、当該押下されたボタン15に対応したオンオフパターンを、例えば赤外光で送出するものである。
なお、テレビジョン受像機20にも、チャネル切替などの操作に対応したボタン25を複数有するリモコン24が設けられる。同様に、光ディスク録画再生機30にも、録画、再生、早送りなどの操作に対応したボタン35を複数有するリモコン34が設けられる。なお、リモコン14、24、34が送出するオンオフパターンは、それぞれAVアンプ10、テレビジョン受像機20、光ディスク録画再生機30に固有のものである。
なお、テレビジョン受像機20にも、チャネル切替などの操作に対応したボタン25を複数有するリモコン24が設けられる。同様に、光ディスク録画再生機30にも、録画、再生、早送りなどの操作に対応したボタン35を複数有するリモコン34が設けられる。なお、リモコン14、24、34が送出するオンオフパターンは、それぞれAVアンプ10、テレビジョン受像機20、光ディスク録画再生機30に固有のものである。
図2は、AVアンプ10における要部構成、詳細には、リモコン14の赤外光を受信するとともに、その受信に応じた処理をするための構成を示すブロック図である。
この図において、受信モジュール110は、リモコン14からの赤外光を受信して、受信光に応じた受信信号Rを出力するものである。受信モジュール110には、受信窓において赤外光以外の光を遮断する光学フィルターや、当該光学フィルターを通過した赤外光を電気信号に変換するフォトダイオード、変換された電気信号をオン/オフに対応するH/Lレベルの受信信号Rに変換する回路も含まれる。
この図において、受信モジュール110は、リモコン14からの赤外光を受信して、受信光に応じた受信信号Rを出力するものである。受信モジュール110には、受信窓において赤外光以外の光を遮断する光学フィルターや、当該光学フィルターを通過した赤外光を電気信号に変換するフォトダイオード、変換された電気信号をオン/オフに対応するH/Lレベルの受信信号Rに変換する回路も含まれる。
デコーダー120は、受信モジュール110によって赤外光が受信されたときに、受信信号RのH/Lレベルのパターンを解析して、押下されたボタン15に対応したコマンド信号Cに変換して出力するものである。例えば、デコーダー120は、リモコン14において押下されたボタン15が音量増加を指示するものであったならば、音量増加を指示するコマンド信号に変換して出力する。
なお、リモコン14以外の例えばリモコン24、34からの赤外光を受信したとき、当該赤外光のパターンがリモコン14に対応していないので、デコーダー120は、コマンド信号Cを出力しない。
なお、リモコン14以外の例えばリモコン24、34からの赤外光を受信したとき、当該赤外光のパターンがリモコン14に対応していないので、デコーダー120は、コマンド信号Cを出力しない。
レベル反転検出部130は、受信信号Rの論理レベルが反転したときに、当該反転から例えば1秒間だけHレベルとなり、それ以外ではLレベルとなる信号Qを出力する。
なお、受信モジュール110は、リモコン14以外のリモコン24、34の赤外光も受信する。リモコン24、34の赤外光を受信したとき、デコーダー120は、上述したようにコマンド信号Cを出力することはない。ただし、レベル反転検出部130は、受信した赤外光がリモコン14から送出されたものであるか否かに関係なく、受信信号Rの論理レベルが反転したときに、Hレベルとなる信号Qを出力する。このため、信号Qは、リモコン14のみならず、リモコン24、34が遠隔操作されたときも、Hレベルとなる。
なお、受信モジュール110は、リモコン14以外のリモコン24、34の赤外光も受信する。リモコン24、34の赤外光を受信したとき、デコーダー120は、上述したようにコマンド信号Cを出力することはない。ただし、レベル反転検出部130は、受信した赤外光がリモコン14から送出されたものであるか否かに関係なく、受信信号Rの論理レベルが反転したときに、Hレベルとなる信号Qを出力する。このため、信号Qは、リモコン14のみならず、リモコン24、34が遠隔操作されたときも、Hレベルとなる。
操作子12は、セレクタやボリュームなどのAVアンプ10の正面パネルに設けられたものであり、その操作状態に応じた信号Pを出力する。
マイコン140は、操作子12への操作がなされたときであれば、信号Pに応じた処理を該当部分に指令し、コマンド信号Cが発生したのであれば、当該コマンド信号に応じた処理を該当部分に指令する。例えば、音量増加を指示するコマンド信号Cが発生したとき、マイコン140は、出力する音声信号の振幅が当該コマンド信号Cで指定された量だけ大きくなるように、図示省略した増幅回路に指令する。
また、マイコン140は、例えば周波数10Hzのクロック信号Clkをアップカウントするカウンター140aを有し、当該カウンター140aのカウント値に応じて電源オフの判断処理を、信号Pやコマンド信号Cに応じた処理の指令動作と並行して実行する。
マイコン140は、操作子12への操作がなされたときであれば、信号Pに応じた処理を該当部分に指令し、コマンド信号Cが発生したのであれば、当該コマンド信号に応じた処理を該当部分に指令する。例えば、音量増加を指示するコマンド信号Cが発生したとき、マイコン140は、出力する音声信号の振幅が当該コマンド信号Cで指定された量だけ大きくなるように、図示省略した増幅回路に指令する。
また、マイコン140は、例えば周波数10Hzのクロック信号Clkをアップカウントするカウンター140aを有し、当該カウンター140aのカウント値に応じて電源オフの判断処理を、信号Pやコマンド信号Cに応じた処理の指令動作と並行して実行する。
そこで次に、この電源オフの判断処理について説明する。図3は、その判断処理を示すフローチャートである。
まず、マイコン140は、ステップS1においてクロック信号Clkが例えば立ち上がったときに、以下のステップの処理を許可する。上述したように本実施形態では、クロック信号Clkの周波数を10Hzとしているので、この判断処理は1秒間に10回の頻度で実行されることになる。
次に、マイコン140は、ステップS2においてデコーダー120によって受信信号Rがデコードされずに、コマンド信号Cが未発生であるか否かを判別する。未発生であれば、マイコン140は、続くステップS3において操作子12の操作状態、すなわち信号Pで示される状態が前回起動時に記憶した状態と比較して同じであるか否かを判別する。なお、マイコン140は、今回起動時の操作子12の操作状態を次回起動時に備えて内部メモリーに保持する。
ここで、ステップS2、S3の判別結果がいずれも「Yes」であるということは、AVアンプ10では、操作子12およびリモコン14によってなんら操作・指令がなされなかったことを意味する。
まず、マイコン140は、ステップS1においてクロック信号Clkが例えば立ち上がったときに、以下のステップの処理を許可する。上述したように本実施形態では、クロック信号Clkの周波数を10Hzとしているので、この判断処理は1秒間に10回の頻度で実行されることになる。
次に、マイコン140は、ステップS2においてデコーダー120によって受信信号Rがデコードされずに、コマンド信号Cが未発生であるか否かを判別する。未発生であれば、マイコン140は、続くステップS3において操作子12の操作状態、すなわち信号Pで示される状態が前回起動時に記憶した状態と比較して同じであるか否かを判別する。なお、マイコン140は、今回起動時の操作子12の操作状態を次回起動時に備えて内部メモリーに保持する。
ここで、ステップS2、S3の判別結果がいずれも「Yes」であるということは、AVアンプ10では、操作子12およびリモコン14によってなんら操作・指令がなされなかったことを意味する。
さらに、マイコン140は、ステップS4において、信号QがLレベルであるか否かを判別する。上述したように、信号Qは、いずれかのリモコンが遠隔操作されたときにHレベルとなる。このため、逆にいえば信号QがLレベルであるときとは、リモコンによる赤外光をまったく受信しないときであり、このときに、ステップS4において判別結果が「Yes」となる。
マイコン140は、ステップS2、S3、S4のいずれかの判別結果が「No」であれば、ステップS5においてカウンター140aのカウント値をゼロにリセットして、処理手順をステップS1に戻し、次回の起動に備える。
一方、マイコン140は、ステップS4の判別結果も「Yes」であれば、ステップS6において、カウンター140aのカウント値が「108000」に達しているか否かを判別する。マイコン140は、ステップS6の判別結果が「No」であれば、処理手順をステップS1に戻し、次回の起動に備える一方、ステップS6の判別結果も「Yes」であれば、ステップS7において電源回路150に対し、主機能回路への電源オフを指示する。電源オフを指示すると、実際に電源オフに移行するので、電源オフの判断処理は終了する。
一方、マイコン140は、ステップS4の判別結果も「Yes」であれば、ステップS6において、カウンター140aのカウント値が「108000」に達しているか否かを判別する。マイコン140は、ステップS6の判別結果が「No」であれば、処理手順をステップS1に戻し、次回の起動に備える一方、ステップS6の判別結果も「Yes」であれば、ステップS7において電源回路150に対し、主機能回路への電源オフを指示する。電源オフを指示すると、実際に電源オフに移行するので、電源オフの判断処理は終了する。
ここで、クロック信号Clkの周波数は10Hzであるので、「108000」という値は、クロック信号Clkの周期で換算すると、3時間分に相当する。
また、判断手順がステップS6に手順が移行する条件は、ステップS2、S3の判別結果もそれぞれ「Yes」であって、かつ、ステップS4の判別結果が「Yes」である、ということである。
したがって、ステップS4の判別結果が「Yes」となるのは、AVアンプ10において、操作子12およびリモコン14によってなんら操作・指令がなされない状態であって、かつ、受信モジュール110においてリモコンによる赤外光を受信しない状態(無操作状態)にあるときである。
この無操作時間がしきい値期間に相当する3時間にわたって継続したときにステップS6の判別結果が「Yes」となり、このときにステップS7において電源オフが指示されることになる。
このため、本実施形態によれば、図4に示されるように、AVアンプ10に対し、操作子12やリモコン14による最後の操作が時刻aでなされても、その後、テレビジョン受像機20に対し、リモコン24による操作が時刻bでなされ、または、光ディスク録画再生機30に対し、リモコン34による操作が時刻cでなされていれば、時刻aから3時間経過した時刻eにおいて電源オフとはならず、時刻b、cのうち時間的に後方に位置する時刻(図4では時刻c)から3時間経過した時刻dで電源オフになる。
また、判断手順がステップS6に手順が移行する条件は、ステップS2、S3の判別結果もそれぞれ「Yes」であって、かつ、ステップS4の判別結果が「Yes」である、ということである。
したがって、ステップS4の判別結果が「Yes」となるのは、AVアンプ10において、操作子12およびリモコン14によってなんら操作・指令がなされない状態であって、かつ、受信モジュール110においてリモコンによる赤外光を受信しない状態(無操作状態)にあるときである。
この無操作時間がしきい値期間に相当する3時間にわたって継続したときにステップS6の判別結果が「Yes」となり、このときにステップS7において電源オフが指示されることになる。
このため、本実施形態によれば、図4に示されるように、AVアンプ10に対し、操作子12やリモコン14による最後の操作が時刻aでなされても、その後、テレビジョン受像機20に対し、リモコン24による操作が時刻bでなされ、または、光ディスク録画再生機30に対し、リモコン34による操作が時刻cでなされていれば、時刻aから3時間経過した時刻eにおいて電源オフとはならず、時刻b、cのうち時間的に後方に位置する時刻(図4では時刻c)から3時間経過した時刻dで電源オフになる。
ここで、リモコン24による遠隔操作は、例えばテレビジョン受像機20に対するチャネル切替の指示であり、リモコン34による遠隔操作は、例えば再生、停止、早送りなどの指示である。このため、リモコン24、34の遠隔操作は、AVアンプ10への指示ではないが、ホームシアターシステムに対する指示とみなすことができる。
さらに、例えばエアーコンディショナーなどのようなリモコンであっても、赤外光を送出するリモコンであれば、当該リモコンの赤外光を受信モジュール110が受信したときに、信号QがHレベルになる。このようなリモコンの遠隔操作は、ホームシアターシステムとは直接的には無関係ではあるが、システム付近で活動中であるユーザーが周辺環境の改善を指示したということ、または、AVアンプ10の電源オフをその時点で少なくとも望んでいないユーザーが存在していることを意味する(AVアンプ10の電源オフをその時点で望んでいるのであれば、AVアンプ10に電源オフを指示するはずである)。このため、リモコン14、24、34以外のリモコンの遠隔操作であっても、信号QがHレベルになれば、それは、ホームシアターシステムに対して周辺環境の改善などの間接的な指示であったとみなせる。
このように本実施形態では、電源オフとなる3時間の起算点は、AVアンプ10に対して操作・指示が最後になされた時刻ではなく、ホームシアターシステムに対して直接的または間接的な指示が最後になされた時刻になるので、ユーザーの意図に反して電源オフを回避することが可能になる。
さらに、例えばエアーコンディショナーなどのようなリモコンであっても、赤外光を送出するリモコンであれば、当該リモコンの赤外光を受信モジュール110が受信したときに、信号QがHレベルになる。このようなリモコンの遠隔操作は、ホームシアターシステムとは直接的には無関係ではあるが、システム付近で活動中であるユーザーが周辺環境の改善を指示したということ、または、AVアンプ10の電源オフをその時点で少なくとも望んでいないユーザーが存在していることを意味する(AVアンプ10の電源オフをその時点で望んでいるのであれば、AVアンプ10に電源オフを指示するはずである)。このため、リモコン14、24、34以外のリモコンの遠隔操作であっても、信号QがHレベルになれば、それは、ホームシアターシステムに対して周辺環境の改善などの間接的な指示であったとみなせる。
このように本実施形態では、電源オフとなる3時間の起算点は、AVアンプ10に対して操作・指示が最後になされた時刻ではなく、ホームシアターシステムに対して直接的または間接的な指示が最後になされた時刻になるので、ユーザーの意図に反して電源オフを回避することが可能になる。
また、本実施形態では、レベル反転検出部130は、受信信号Rのレベルが反転したことにより、単にAVアンプ10付近で自他のリモコンによる遠隔操作がなされたことを検出し、その操作内容がいかなる内容であるかについては検出していない(受信信号Rをリモコン14の操作に応じたコマンド信号Cに変換するのはデコーダー120の役目である)。このため、レベル反転検出部130については、簡易な構成により実現することが可能であるだけでなく、受信モジュール110から出力される受信信号Rをデコードするデコーダー120に対し、レベル反転検出部130を並列的に付加した構成で済むので、既存の装置に対して大幅に回路を変更することなく実現することが可能である。
なお、AVアンプ10において、操作子12による操作状態に変化がなく、リモコン14による遠隔操作がなされない状態であって、かつ、受信モジュール110においてリモコンによる赤外光を受信しない状態を無操作状態と称しているが、「リモコン14による遠隔操作がなされない状態」は、「受信モジュール110においてリモコンによる赤外光を受信しない状態」に論理的に含まれる。したがって、無操作状態は、操作子12による操作がなされず、かつ、受信モジュール110においてリモコンによる赤外光を受信しない状態と言い換えることができる。
本実施形態では、電子機器としてAVアンプ10を例にとって説明したが、テレビジョン受像機20や光ディスク録画再生機30などに適用しても良い。
また、本実施形態では、無操作状態が3時間継続したときに、電源オフを指示するが、このしきい値として期間は適宜変更可能である。
また例えば、操作子12による操作状態に変化がない、または、リモコン14による遠隔操作がない状態が継続している場合に、信号QがHレベルとなったときに、しきい値として期間を、3時間ではなく、それとは異なる例えば1.5時間に切り替えても良い。
また、本実施形態では、無操作状態が3時間継続したときに、電源オフを指示するが、このしきい値として期間は適宜変更可能である。
また例えば、操作子12による操作状態に変化がない、または、リモコン14による遠隔操作がない状態が継続している場合に、信号QがHレベルとなったときに、しきい値として期間を、3時間ではなく、それとは異なる例えば1.5時間に切り替えても良い。
本実施形態において、受信モジュール110の受信対象については、自機に対応するリモコン14以外については、リモコン24、34に限定してもよい。なお、受信対象のリモコンを限定するときには、予め対象となるリモコンを登録して、デコーダー120が、リモコン14のみならず、登録されたリモコンから送出された信号をデコードする必要がある。
受信モジュール110は、赤外光のみならず、HDMI−CEC(Consumer Electronics Control)、LAN、RS232Cなどの信号を無線や有線によって受信する構成であってもよい。
さらに、電源オフについては、自機のみならず、ホームシアターシステムにおける他機のテレビジョン受像機20や、光ディスク録画再生機30などに対しても指示する構成としても良い。なお、他機への制御は、例えばHDMIにおいてCECを使うことにより可能である。
受信モジュール110は、赤外光のみならず、HDMI−CEC(Consumer Electronics Control)、LAN、RS232Cなどの信号を無線や有線によって受信する構成であってもよい。
さらに、電源オフについては、自機のみならず、ホームシアターシステムにおける他機のテレビジョン受像機20や、光ディスク録画再生機30などに対しても指示する構成としても良い。なお、他機への制御は、例えばHDMIにおいてCECを使うことにより可能である。
10…AVアンプ、12…操作子、14…リモコン、15…ボタン、110…受信モジュール、120…デコーダー、130…レベル反転検出部、140…マイコン、140a…カウンター、150…電源回路
Claims (3)
- 少なくとも自機以外の周辺機器に対してなされた遠隔操作を検出する検出部と、
自機に対して操作がなされず、かつ、前記検出部によって遠隔操作が検出されない無操作状態がしきい値期間にわたって継続したときに電源オフを指示する指示部と
を具備することを特徴とする電子機器。 - 前記検出部は、
受信信号から、前記周辺機器に加えて前記自機に対してなされた遠隔操作も検出し、
前記指示部は、
自機の操作子の操作状態に変化がなく、かつ、前記受信信号から遠隔操作が前記検出部によって検出されないときに、前記無操作状態にあると判別する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記検出部は、
赤外信号の受信に基づく受信信号の論理レベルが反転したときに、遠隔操作がなされたと検出する
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
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JP2009185587A JP5223813B2 (ja) | 2009-08-10 | 2009-08-10 | 電子機器 |
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Publications (2)
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JP2011040930A JP2011040930A (ja) | 2011-02-24 |
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