JP2008097708A - 再生装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザによって異なる情報の必要度を十分に反映した再生を行うことのできる再生装置を提供すること。
【解決手段】DVDレコーダ10は、各時点の再生速度を、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15とによる信号処理の過程で得られる、各時点におけるCM識別情報に応じてCPU18の不図示のメモリに記憶されているCM再生速度と、通常の再生速度とから選択するCPU18と、CM再生速度を入力するリモコン17とを有することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】DVDレコーダ10は、各時点の再生速度を、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15とによる信号処理の過程で得られる、各時点におけるCM識別情報に応じてCPU18の不図示のメモリに記憶されているCM再生速度と、通常の再生速度とから選択するCPU18と、CM再生速度を入力するリモコン17とを有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録媒体の記録信号を読み出し、各種信号処理を施すことによって再生を行う再生装置に関する。また、本発明は、そのような再生装置の動作を制御するプログラムに関する。
以前より、ビデオカセット、DVD、ハードディスクなどの記録媒体の記録信号を読み出し、各種信号処理を施すことによって再生を行う再生装置として、ビデオカセットレコーダ、DVDレコーダ、ハードディスクレコーダなどが広く普及している。
一般に、記録媒体には、あるユーザにとって、必要度の異なる様々な情報が混在している。例えば、記録媒体に放送情報が記録されている場合には、多くのユーザにとって、番組情報の必要度は高く、CM情報の必要度は低い。また、例えば、多くのユーザにとって、音量の大きい情報の必要度は高く、音量の小さい情報の必要度は低い。何故なら、スポーツ番組における得点シーンなど、多くのユーザにとって必要度の高い情報は、その音量も大きい場合が多いからである。
そのため、多くのユーザにとって必要度の高い情報と、必要度の低い情報との間で再生速度を変化させる再生装置の発明がなされており、その一例を特許文献1に見ることができる。
特許文献1に記載の発明は、記録媒体に記録された放送情報を再生する際に、記録媒体に記録されたCM識別情報に基づいて、CM期間のスキップ、CM期間の早送り、CM期間の通常再生のいずれかを行う再生装置に関するものである。これによると、CM期間を自動的にスキップできるとともに、CM期間を誤検出した場合でもCM期間の通常再生ができることから、ユーザの被害を最小限に抑えることができる。
特開2003−257160号公報
ここで、同じ情報であっても、ユーザによって、その情報の必要度は大きく異なることがある。例えば、CM情報をじっくり視聴したいユーザ、CM情報をあまり時間をかけずにある程度把握したいユーザ、CM情報をできるだけ時間をかけずにざっと眺めたいユーザ、CM情報を一切視聴したくないユーザなどがいるため、CM情報の必要度はユーザによって大きく異なる。
また、例えば、音量がある閾値以上の情報はじっくり視聴したいが、音量がある閾値未満の情報はできるだけ時間をかけずにざっと眺めたいユーザ、音量がある閾値以上の情報はあまり時間をかけずにある程度把握したいが、音量がある閾値未満の情報は一切視聴したくないユーザなどがいるため、音量の大きさに応じた情報の必要度もユーザによって大きく異なる。
しかしながら、特許文献1に記載の再生装置は、記録媒体に記録された放送情報を再生する際に、CM期間のスキップ、CM期間の早送り、CM期間の通常再生のいずれかを選択するものであるので、ユーザによって異なるCM情報の必要度や、ユーザによって異なる音量の大きさに応じた情報の必要度などの、ユーザによって異なる情報の必要度を十分に反映した再生速度の設定を行うことはできない。
上記の問題点を鑑みて、本発明においては、ユーザによって異なる情報の必要度を十分に反映した再生を行うことのできる再生装置を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、そのような再生装置の動作を制御するプログラムを提供することである。
本発明においては、再生装置は、記録媒体の記録信号を読み出し、各種信号処理を施すことによって再生を行う再生装置であって、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点におけるCM識別情報に応じて2つの候補速度から選択する制御部と、2つの前記候補速度のうちの1つ以上の前記候補速度を入力する候補速度入力部とを有することを特徴とする。
本発明においては、再生装置は、記録媒体の記録信号を読み出し、各種信号処理を施すことによって再生を行う再生装置であって、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点における情報に応じて複数の候補速度から選択する制御部と、複数の前記候補速度のうちの1つ以上の前記候補速度を入力する候補速度入力部とを有することを特徴とする。
本発明においては、上記構成の再生装置において、前記制御部は、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点におけるCM識別情報に応じて2つの候補速度から選択することが望ましい。
本発明においては、上記構成の再生装置において、前記制御部は、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点における音量情報に応じて複数の候補速度から選択することが望ましい。
本発明においては、上記構成の再生装置において、前記制御部は、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点における音量情報と;1つ以上の閾音量情報と;の大小関係に応じて複数の候補速度から選択することとしてもよい。
本発明においては、上記構成の再生装置において、1つ以上の前記閾音量情報を入力する閾音量情報入力部を有することとしてもよい。
本発明においては、プログラムは、記録媒体の記録信号を読み出し、各種信号処理を施すことによって再生を行う再生装置の動作を制御するプログラムであって、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点における情報に応じて複数の候補速度から選択する速度選択ステップと、複数の前記候補速度のうちの1つ以上の前記候補速度の入力を検出する候補速度検出ステップとを有することを特徴とする。
本発明においては、上記構成のプログラムにおいて、前記速度選択ステップにおいては、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点におけるCM識別情報に応じて2つの候補速度から選択することが望ましい。
本発明においては、上記構成のプログラムにおいて、前記速度選択ステップにおいては、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点における音量情報に応じて複数の候補速度から選択することが望ましい。
本発明の再生装置は、各時点の再生速度を、各種信号処理の過程で得られる、各時点における情報に応じて複数の候補速度から選択する制御部と、複数の候補速度のうちの1つ以上の候補速度を入力する候補速度入力部とを有するので、候補速度入力部によって、ユーザが自分に適した候補速度を入力することによって、ユーザによって異なる情報の必要度を十分に反映した再生を行うことができる。
本発明の再生装置は、各時点の再生速度を、各種信号処理の過程で得られる、各時点におけるCM識別情報に応じて2つの候補速度から選択する制御部と、2つの候補速度のうちの1つ以上の候補速度を入力する候補速度入力部とを有するので、候補速度入力部によって、ユーザが自分に適した候補速度を入力することによって、ユーザによって異なるCM情報の必要度を十分に反映した再生を行うことができる。
本発明の再生装置は、各時点の再生速度を、各種信号処理の過程で得られる、各時点における音量情報に応じて複数の候補速度から選択する制御部と、複数の候補速度のうちの1つ以上の候補速度を入力する候補速度入力部とを有するので、候補速度入力部によって、ユーザが自分に適した候補速度を入力することによって、ユーザによって異なる音量の大きさに応じた情報の必要度を十分に反映した再生を行うことができる。
本発明の実施形態について、図面を用いて説明すれば以下の通りである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るDVDレコーダ10(再生装置)の概略の構成を示すブロック図である。DVDレコーダ10は、チューナ11と、MPEGエンコーダ12と、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15と、受信部16と、リモコン17(候補速度入力部、閾音量情報入力部)と、CPU18(制御部)とを有している。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るDVDレコーダ10(再生装置)の概略の構成を示すブロック図である。DVDレコーダ10は、チューナ11と、MPEGエンコーダ12と、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15と、受信部16と、リモコン17(候補速度入力部、閾音量情報入力部)と、CPU18(制御部)とを有している。
なお、リモコン17は、DVDレコーダ本体と独立して持ち運び可能である。そして、チューナ11にはアンテナ20が接続され、表示制御部15にはテレビジョン装置30が接続されている。また、DVDドライブ13にはDVD40(記録媒体)が載置されている。
DVDレコーダ10が放送情報をDVD40に記録する際の概略の処理の流れは以下の通りである。まず、アンテナ20が放送信号を受信し、これをチューナ11へ伝達する。チューナ11は、アンテナ20から伝達された放送信号から所望のチャンネルの放送信号を抽出し、これをMPEGエンコーダ12へ伝達する。MPEGエンコーダ12は、チューナ11から伝達された放送信号に対するエンコード(圧縮)を行い、得られた記録信号をDVDドライブ13へ伝達する。DVDドライブ13は、MPEGエンコーダ12から伝達された記録信号をDVD40に記録する。
また、DVDレコーダ10がDVD40に記録された情報を再生する際の概略の処理の流れは以下の通りである。まず、DVDドライブ13がDVD40の記録信号を読み出し、これをMPEGデコーダ14へ伝達する。MPEGデコーダ14は、DVDドライブ13から伝達された記録信号に対するデコード(伸長)を行い、得られた再生信号を表示制御部15へ伝達する。表示制御部15は、MPEGデコーダ14から伝達された再生信号に基づく情報をテレビジョン装置30に表示させる。
受信部16は、リモコン17から送信された赤外線信号を受信し、これを電気信号に変換してCPU18へ伝達する。
CPU18は、チューナ11と、MPEGエンコーダ12と、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15と、受信部16とに接続され、これらに対して制御指示信号を伝達することで、各種動作を実行させている。
本実施形態に係るDVDレコーダ10がDVD40に記録された放送情報を再生する際には、CPU18は、番組情報の再生速度とCM情報の再生速度とを変化させる制御を行うことができる。以下で、この詳細について説明する。
まず、CM再生速度の入力手順について説明する。DVDレコーダ10及びテレビジョン装置30の電源が入力されているときに、ユーザがリモコン17の入力キーの押下によって、CM再生速度入力指令を行うと、CM再生速度入力指令を示す赤外線信号がリモコン17から受信部16へ送信される。受信部16は、CM再生速度入力指令を示す赤外線信号を受信すると、これを電気信号に変換してCPU18へ伝達する。
すると、CPU18は、表示制御部15に、CM再生速度入力画面の表示を行わせる。図2は、テレビジョン装置30に表示されるCM再生速度入力画面を示す説明図である。CM再生速度入力画面は、CM再生速度リスト表示部31と、CM再生速度選択カーソル32とを有している。
CM再生速度リスト表示部31は、実現可能なCM再生速度のリストを表示する部分である。図2においては、CM再生速度リスト表示部31には、実現可能なCM再生速度として、1倍速(通常の再生速度)、2倍速、8倍速、16倍速、50倍速、100倍速、スキップが表示されている。CM再生速度選択カーソル32は、ユーザによるCM再生速度の選択に利用されるカーソルである。
テレビジョン装置30にCM再生速度入力画面が表示されているときに、ユーザがリモコン17の入力キーの押下によってCM再生速度の選択指令を行うと、CM再生速度の選択指令を示す赤外線信号がリモコン17から受信部16へ送信される。受信部16は、CM再生速度の選択指令を示す赤外線信号を受信すると、これを電気信号に変換してCPU18へ伝達する。
すると、CPU18は、その時点でCM再生速度選択カーソル32によって選択されているCM再生速度を不図示のメモリに記憶する。これによって、CM再生速度の入力手順が完了する。
次に、DVDレコーダ10がDVD40に記録された放送情報を再生する際のCPU18の制御動作について説明する。DVDレコーダ10及びテレビジョン装置30の電源が入力されているときに、ユーザがリモコン17の入力キーの押下によって、DVD40に記録された放送情報の再生指令を行うと、再生指令を示す赤外線信号がリモコン17から受信部16へ送信される。受信部16は、再生指令を示す赤外線信号を受信すると、これを電気信号に変換してCPU18へ伝達する。
すると、CPU18は、DVD40に記録された放送情報の再生が行われるように、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15との動作を制御する。ここで、CPU18の不図示のメモリに記憶されているCM再生速度が1倍速以外のCM再生速度である場合には、CPU18は、各時点の再生速度を、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15とによる信号処理の過程で得られる、各時点におけるCM識別情報に応じて、CPU18の不図示のメモリに記憶されているCM再生速度と、1倍速(通常の再生速度)とから選択し、選択した再生速度で再生が行われるように、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15との動作を制御する。
なお、DVD40に記録された放送情報がアナログTV放送情報である場合には、該放送情報の記録の際に、アナログTV放送信号に付加されている、ステレオ音声放送を識別するための、聴取不可能な周波数帯域の特定周波数信号が併せて記録されるのが一般的であるので、この特定周波数信号をCM識別情報として用いることができる。
また、DVD40に記録された放送情報が地上波ディジタル放送情報である場合には、該放送情報の記録の際に、地上波ディジタル放送信号に付加されている、番組情報とCM情報との識別符号IDが併せて記録されるのが一般的であるので、この識別符号IDをCM識別情報として用いることができる。
次に、DVDレコーダ10がDVD40に記録された放送情報を再生する際のCPU18の制御手順について説明する。図3は、第1の実施形態に係るDVDレコーダ10がDVD40に記録された放送情報を再生する際のCPU18の制御手順を示すフローチャートである。CPU18は、再生指令を受信すると(S1)、1倍速で再生が行われるように、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15との動作を制御する(S2)。
次に、CPU18は、再生終了指令がなされたか否かを検出する(S3)。S3において再生終了指令がなされた場合には、CPU18は、再生を終了するように、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15との動作を制御する(S4)。一方、S3において再生終了指令がなされていない場合には、CPU18は、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15とによる信号処理の過程で得られるCM識別情報を検出することによって、CM再生中であるか否かを検出する(S5)。
S5においてCM再生中である場合には、CPU18は、CPU18の不図示のメモリに記憶されているCM再生速度で再生が行われるように、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15との動作を制御する(S6)。そして、CPU18は、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15とによる信号処理の過程で得られるCM識別情報を検出することによってCM再生の終了を監視し(S7)、CM再生が終了した場合にはS2へ戻る。一方、S5において、CM再生中でない場合には、S2へ戻る。
上記実施形態に係るDVDレコーダ10は、各時点の再生速度を、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15とによる信号処理の過程で得られる、各時点におけるCM識別情報に応じてCPU18の不図示のメモリに記憶されているCM再生速度と、通常の再生速度とから選択するので、図2のCM再生速度入力画面において、ユーザが自分に適したCM再生速度を入力することによって、ユーザによって異なるCM情報の必要度を十分に反映した再生を行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る再生装置の概略の構成は、第1の実施形態に係る再生装置の概略の構成と同一であるので、以下では、第1の実施形態と同様に、図1のDVDレコーダ10を用いて説明を行う。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る再生装置の概略の構成は、第1の実施形態に係る再生装置の概略の構成と同一であるので、以下では、第1の実施形態と同様に、図1のDVDレコーダ10を用いて説明を行う。
本実施形態に係るDVDレコーダ10がDVD40に記録された情報を再生する際には、CPU18は、各時点の再生速度を、各時点における音量が閾音量以上か否かに応じて変化させる制御を行うことができる。以下で、この詳細について説明する。
まず、音量が閾音量未満の場合の再生速度(以下、第1の再生速度とする)と、音量が閾音量以上の場合の再生速度(以下、第2の再生速度とする)と、閾音量との入力手順について説明する。DVDレコーダ10及びテレビジョン装置30の電源が入力されているときに、ユーザがリモコン17の入力キーの押下によって、閾音量関連情報入力指令を行うと、閾音量関連情報入力指令を示す赤外線信号がリモコン17から受信部16へ送信される。受信部16は、閾音量関連情報入力指令を示す赤外線信号を受信すると、これを電気信号に変換してCPU18へ伝達する。
すると、CPU18は、表示制御部15に、閾音量関連情報入力画面の表示を行わせる。図4は、テレビジョン装置30に表示される閾音量関連情報入力画面を示す説明図である。閾音量関連情報入力画面は、第1の再生速度リスト表示部301と、第2の再生速度リスト表示部302と、閾音量バー表示部303と、第1の再生速度選択カーソル304と、第2の再生速度選択カーソル305と、閾音量選択矢印306とを有している。
第1の再生速度リスト表示部301は、第1の再生速度として実現可能な再生速度のリストを表示する部分である。第2の再生速度リスト表示部302は、第2の再生速度として実現可能な再生速度のリストを表示する部分である。図4においては、第1の再生速度リスト表示部301と、第2の再生速度リスト表示部302とには、共に、実現可能な再生速度として、1倍速(通常の再生速度)、2倍速、8倍速、16倍速、50倍速、100倍速、スキップが表示されている。閾音量バー表示部303は、閾音量として設定可能な音量をメモリとするバーを表示する部分である。
第1の再生速度選択カーソル304は、ユーザによる、第1の再生速度の選択に利用されるカーソルである。第2の再生速度選択カーソル305は、ユーザによる、第2の再生速度の選択に利用されるカーソルである。閾音量選択矢印306は、ユーザによる、閾音量の選択に利用される矢印である。
テレビジョン装置30に閾音量関連情報入力画面が表示されているときに、ユーザがリモコン17の入力キーの押下によって閾音量関連情報の選択指令を行うと、閾音量関連情報の選択指令を示す赤外線信号がリモコン17から受信部16へ送信される。受信部16は、閾音量関連情報の選択指令を示す赤外線信号を受信すると、これを電気信号に変換してCPU18へ伝達する。
すると、第1の再生速度選択カーソル304がアクティブとされている場合には、CPU18は、その時点で第1の再生速度選択カーソル304によって選択されている第1の再生速度を不図示のメモリに記憶する。また、第2の再生速度選択カーソル305がアクティブとされている場合には、CPU18は、その時点で第2の再生速度選択カーソル305によって選択されている第2の再生速度を不図示のメモリに記憶する。
また、閾音量選択矢印306がアクティブとされている場合には、CPU18は、その時点で閾音量選択矢印306によって選択されている閾音量を不図示のメモリに記憶する。以上によって、閾音量関連情報の入力手順が完了する。
なお、閾音量関連情報入力画面が表示されているときに、ユーザによって、閾音量選択矢印306がアクティブとされた際及び閾音量選択矢印306が移動された際には、その時点での閾音量をアラーム音などによって出力することで、ユーザに閾音量がどの程度の大きさなのかを知らせるようにするとよい。
次に、DVDレコーダ10がDVD40に記録された情報を再生する際のCPU18の制御動作について説明する。DVDレコーダ10及びテレビジョン装置30の電源が入力されているときに、ユーザがリモコン17の入力キーの押下によって、DVD40に記録された情報の再生指令を行うと、再生指令を示す赤外線信号がリモコン17から受信部16へ送信される。受信部16は、再生指令を示す赤外線信号を受信すると、これを電気信号に変換してCPU18へ伝達する。
すると、CPU18は、DVD40に記録された情報の再生が行われるように、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15との動作を制御する。ここで、不図示のメモリに記憶されている第1の再生速度と、不図示のメモリに記憶されている第2の再生速度とが異なる場合には、CPU18は、各時点の再生速度を、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15とによる信号処理の過程で得られる、各時点における音量情報と、不図示のメモリに記憶されている閾音量情報との大小関係に応じて、不図示のメモリに記憶されている第1の再生速度と、不図示のメモリに記憶されている第2の再生速度とから選択し、選択した再生速度で再生が行われるように、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15との動作を制御する。
次に、DVDレコーダ10がDVD40に記録された情報を再生する際のCPU18の制御手順について以下で説明する。図5は、第2の実施形態に係るDVDレコーダ10がDVD40に記録された情報を再生する際のCPU18の制御手順を示すフローチャートである。CPU18は、再生指令を受信すると(S21)、不図示のメモリに記憶されている第1の再生速度で再生が行われるように、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15との動作を制御する(S22)。
次に、CPU18は、再生終了指令がなされたか否かを検出する(S23)。S23において再生終了指令がなされた場合には、CPU18は、再生を終了するように、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15との動作を制御する(S24)。一方、S23において再生終了指令がなされていない場合には、CPU18は、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15とによる信号処理の過程で得られる音量情報と、不図示のメモリに記憶されている閾音量情報とを比較することによって、その時点の音量が閾音量以上であるか否かを検出する(S25)。
S25において、その時点の音量が閾音量以上である場合には、CPU18は、CPU18の不図示のメモリに記憶されている第2の再生速度で再生が行われるように、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15との動作を制御する(S26)。そして、CPU18は、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15とによる信号処理の過程で得られる音量情報と、不図示のメモリに記憶されている閾音量情報とを比較することによって、その時点の音量が閾音量未満であるか否かを監視し(S27)、その時点の音量が閾音量未満である場合にはS22へ戻る。一方、S25において、その時点の音量が閾音量未満である場合には、S22へ戻る。
上記実施形態に係るDVDレコーダ10は、各時点の再生速度を、DVDドライブ13と、MPEGデコーダ14と、表示制御部15とによる信号処理の過程で得られる、各時点における音量情報と、不図示のメモリに記憶されている閾音量情報との大小関係に応じて、不図示のメモリに記憶されている第1の再生速度と、不図示のメモリに記憶されている第2の再生速度とから選択するので、図4の閾音量関連情報入力画面において、ユーザが自分に適した閾音量関連情報を入力することによって、ユーザによって異なる音量の大きさに応じた情報の必要度を十分に反映した再生を行うことができる。
なお、上記実施形態に係るDVDレコーダ10においては、入力できる閾音量は1つのみであったが、n(n≧2、nは整数)個の閾音量を入力できるものとしてもよい。この場合には、再生速度は、第1の再生速度から第n+1の再生速度まで入力できることとすればよい。
また、上記実施形態に係るDVDレコーダ10においては、図5のS25における閾音量と、S27における閾音量とを同一の閾音量としたが、これを異なる閾音量としても構わない。つまり、第1の再生速度から第2の再生速度に移る際の閾音量と、第2の再生速度から第1の再生速度に移る際の閾音量とを異なるものとしてもよい。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、本発明の再生装置は、記録媒体の記録信号を読み出し、各種信号処理を施すことによって再生を行うものであればよく、ハードディスクレコーダなどであってもよい。
また、上記の第1の実施形態に記載の、番組情報の再生速度とCM情報の再生速度とを変化させる制御と;上記の第2の実施形態に記載の、各時点の再生速度を、各時点における音量が閾音量以上か否かに応じて変化させる制御と;を共に行うことができる制御部を有する再生装置を構成することももちろん可能である。
本発明は、記録媒体の記録信号を読み出し、各種信号処理を施すことによって再生を行う再生装置として有効である。また、本発明は、そのような再生装置の動作を制御するプログラムとして有効である。
10 DVDレコーダ(再生装置)
17 リモコン(候補速度入力部、閾音量情報入力部)
18 CPU(制御部)
40 DVD(記録媒体)
17 リモコン(候補速度入力部、閾音量情報入力部)
18 CPU(制御部)
40 DVD(記録媒体)
Claims (9)
- 記録媒体の記録信号を読み出し、各種信号処理を施すことによって再生を行う再生装置であって、
各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点におけるCM識別情報に応じて2つの候補速度から選択する制御部と、
2つの前記候補速度のうちの1つ以上の前記候補速度を入力する候補速度入力部とを有することを特徴とする再生装置。 - 記録媒体の記録信号を読み出し、各種信号処理を施すことによって再生を行う再生装置であって、
各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点における情報に応じて複数の候補速度から選択する制御部と、
複数の前記候補速度のうちの1つ以上の前記候補速度を入力する候補速度入力部とを有することを特徴とする再生装置。 - 前記制御部は、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点におけるCM識別情報に応じて2つの候補速度から選択することを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
- 前記制御部は、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点における音量情報に応じて複数の候補速度から選択することを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
- 前記制御部は、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点における音量情報と;1つ以上の閾音量情報と;の大小関係に応じて複数の候補速度から選択することを特徴とする請求項4に記載の再生装置。
- 1つ以上の前記閾音量情報を入力する閾音量情報入力部を有することを特徴とする請求項5に記載の再生装置。
- 記録媒体の記録信号を読み出し、各種信号処理を施すことによって再生を行う再生装置の動作を制御するプログラムであって、
各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点における情報に応じて複数の候補速度から選択する速度選択ステップと、
複数の前記候補速度のうちの1つ以上の前記候補速度の入力を検出する候補速度検出ステップとを有することを特徴とするプログラム。 - 前記速度選択ステップにおいては、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点におけるCM識別情報に応じて2つの候補速度から選択することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
- 前記速度選択ステップにおいては、各時点の再生速度を、前記各種信号処理の過程で得られる、各時点における音量情報に応じて複数の候補速度から選択することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
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JP2019102909A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 東芝映像ソリューション株式会社 | 電子機器及び映像再生方法 |
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2006
- 2006-10-12 JP JP2006278234A patent/JP2008097708A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019102909A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | 東芝映像ソリューション株式会社 | 電子機器及び映像再生方法 |
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