JP2019102909A - 電子機器及び映像再生方法 - Google Patents

電子機器及び映像再生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019102909A
JP2019102909A JP2017229895A JP2017229895A JP2019102909A JP 2019102909 A JP2019102909 A JP 2019102909A JP 2017229895 A JP2017229895 A JP 2017229895A JP 2017229895 A JP2017229895 A JP 2017229895A JP 2019102909 A JP2019102909 A JP 2019102909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reproduction
speed
normal
chapter
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017229895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6841750B2 (ja
Inventor
忍 渡邊
Shinobu Watanabe
忍 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Visual Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Visual Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Visual Solutions Corp filed Critical Toshiba Visual Solutions Corp
Priority to JP2017229895A priority Critical patent/JP6841750B2/ja
Publication of JP2019102909A publication Critical patent/JP2019102909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6841750B2 publication Critical patent/JP6841750B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

【課題】映像再生モードにおいて、本来スキップする区間内の映像に対してもユーザの希望に応じて内容が確認できる程度の特殊再生を実現し得る電子機器及び映像再生方法を提供する。【解決手段】一実施形態の電子機器によれば、映像コンテンツを再生する場合、1倍速の通常再生速度での再生機能を備えた電子機器の統合制御部において、さらに前記映像コンテンツに設定されている複数のチャプターの特定区間を前記通常再生速度とは異なる速度の特殊再生速度での再生を行う所定チャプター特殊再生部と、前記特定区間とは異なる区間を前記通常再生速度で再生する通常チャプター通常再生部と、を備える。【選択図】図1

Description

本実施形態は、電子機器及び映像再生方法に関する。
映像を再生する電子機器において、記録媒体に記録した映像コンテンツに対して、チャプターを設定可能な機器がある。この電子機器は、チャプターが設定された映像コンテンツを再生する場合、任意のチャプターの先頭から映像再生を可能とする。またこの電子機器は、所定のチャプターを自動的にスキップして映像再生を行うこともできる。
特開2011−101348号公報 特開2013−243620号公報 特開2008−98960号公報 国際公開第2007/145281号
一方では、チャプターマークで区切られた所定のチャプターを自動的にスキップして映像再生を可能とする電子器において、スキップするチャプターの内容を少しでもよいから確認したい、あるいは少しでも良いから見たいという、ユーザからの要望もある。また、本来スキップさせるチャプターであっても、このチャプター内に特殊なシーンが存在する場合は、少し確認したいという要望もある。
そこで本実施形態では、映像再生モードにおいて、本来スキップするチャプター内の映像に対してもユーザの希望に応じて内容が確認できる程度の特殊再生を実現し得る電子機器及び映像再生方法を提供することを目的とする。
本実施形態による電子機器は、映像コンテンツを再生する場合、1倍速の通常再生速度での再生機能を備えた電子機器の統合制御部において、
さらに前記映像コンテンツに設定されている複数のチャプターの特定区間を前記通常再生速度とは異なる速度の特殊再生速度での再生を行う所定チャプター特殊再生部と、
前記特定区間とは異なる区間を前記通常再生速度で再生する通常チャプター通常再生部と、を備える。
さらに前記統合制御部は、前記所定チャプター特殊再生部の早送り速度を調整する速度調整部を備えることができる。
図1は、本実施形態が適用された電子機器の概略的な構成を示す図である。 図2は、図1の電子機器100が特有のチャプタースキップ動作を行うときの動作概念を説明するための図である。 図3は、図1の電子機器100が特有のチャプタースキップ動作を行うときの動作例を示すフローチャートである。 図4は、図1の電子機器100に対してチャプタースキップの動作モードを設定する際のメニュー画面の例を示す図である。 図5は、チャプタースキップに関して、表示器に表示されるメニューと、そのスキップ形態の設定画面の他の例を示す図である。 図6は、例えばコマーシャル区間の前後の本編映像(或いは中継映像)の繋ぎ処理方法に異なるタイプあることを示す図である。 図7は、図1の電子機器100が特有のチャプタースキップ動作を行うときの他の動作例を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。なお本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
図1は本実施形態が適用された電子機器100の構成例を示している。電子機器100は例えばテレビジョン受信機である。
電子機器100は、放送チューナ113、デスクランブラ114、CAS(Conditional Access System)モジュール190、デマルチプレクサ115を含む。衛星放送波は、入力端子101を介して、放送チューナ113に入力し、地上デジタル放送波は、入力端子102を介して放送チューナ113に入力する。
さらに電子機器100は、データ放送受信処理部116、映像デコーダ117、音声デコーダ118、字幕デコーダ119、データ放送エンジン121、合成器122、表示制御部123、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)124などを含む。
上記放送チューナ113は、放送波で送られてきたストリーム(放送信号)を復調する。復調されたストリーム(放送信号)は、デスクランブラ114に入力される。デスクランブラ114は、入力されたストリームをCASモジュール190からの鍵を用いてデスクランブルする。デスクランブラ114によりデスクランブルされたストリームは、デマルチプレクサ115に入力される。
デマルチプレクサ115は、多重化されているストリームを映像ストリーム、音声ストリーム、データ放送ストリーム、字幕ストリーム、付属データに分離し、映像ストリームを映像デコーダ117に、音声ストリームを音声デコーダ118に、データ放送ストリームをデータ放送受信処理部116に、字幕ストリームを字幕デコーダ119に、付属データを統合制御部150にそれぞれ入力する。
映像ストリームは映像デコーダ117でデコードされ、音声ストリームは音声デコーダ118でデコードされ、字幕ストリームは字幕デコーダ119でデコードされる。
付属データに含まれるアプリケーション制御情報、サービスデータ、伝送制御信号等を含む制御データは、統合制御部150の解析部(図示せず)で解析される。
デマルチプレクサ115で分離されたデータ放送ストリームは、データ放送受信処理部116に送られ、受信処理が行われる。データ放送受信処理部116は、デマルチプレクサ115から送られてきたデータ放送ストリームから、データ放送されたデータを取り出し、この取り出したデータをデータ放送エンジン121に入力する。データ放送エンジン121は、送られてきたデータを解析し、この解析した表示データを、合成器122を介して表示制御部123に出力する。表示制御部123は、送られてきた表示データを端子105に接続された表示器11に表示する。
映像デコーダ117にてデコードされた映像信号および字幕デコーダ119でデコードされた字幕信号は、合成器122で合成され表示制御部123を介して表示器11に出力される。表示制御部123は、ガンマ特性の設定、表示画面サイズの設定、表示信号レベルの設定などを行う。
また音声デコーダ118でデコードされた音声データは、端子106に接続されたスピーカ12に出力される。
統合制御部150は、電子機器100の全体的なブロックを統括して制御する。統合制御部150は、デマルチプレクサ115で分離された、アプリケーション制御情報、サービスデータ、制御データの解析を行い、解析結果に応じて、電子機器100を制御する。
制御データに含まれる伝送制御信号の中には、多重化されている映像信号の番組のチャンネル識別情報と番組識別情報とが含まれ、さらにこの多重化された映像信号の番組に対してアプリケーション機能を同時に提供するサービスが付加されていることを示す指定情報などが含まれている場合もある。
映像デコーダ117のコーデック種別は、放送チューナ113で受信する放送メディア、すなわち地上デジタルテレビジョン放送、BSデジタル放送、広帯域BSデジタル放送、高度BSデジタル放送、高度広帯域CSデジタル放送、狭帯域CSデジタル放送等、受信する放送に応じたコーデック種別としてMPEG−2(地上デジタルテレビジョン放送、BSデジタル放送、広帯域BSデジタル放送)、H.264(AVC:Advance Video Coding)(狭帯域CSデジタル放送)、H.265(HEVC:High Efficiency Video Coding)(高度BSデジタル放送、高度広帯域CSデジタル放送)のいずれでもよい。またコーデック種別は、これに限るものではない。
受信機100は、通信制御部180を含む。通信制御部180は、リモートコントローラ(リモコン)313とのI/FであるリモコンI/Fと、通信ネットワーク312とのI/FであるネットワークI/Fとを持つ。さらに携帯端末314と通信を可能とするために、端末連携制御I/Fも備える。
統合制御部(映像再生制御部と称してもよい)150は、記録再生制御部151を備える。この記録再生制御部151は、受信した番組を記録媒体210に録画することができる。また操作に応じて、録画した番組を記録媒体210から読み取り再生することができる。
録画のタイプは、録画モードの選択により各種選択が可能であってもよい。選択可能な録画モードとしては、例えば、2週間程度の全チャンネルの全番組を自動録画する全自動録画モードある。この場合、限定受信の対象となる有料番組を録画することに対しては視聴契約がなされていることが必要である。或いは、指定チャンネルの全番組、或は一部の番組を自動録画するモードがあってもよい。さらには、一部のチャンネルの自動録画とユーザが録画予約した番組を録画する予約録画とが組み合わさった録画モードがあってもよい。また統合制御部150は、デマルチプレクサ115で分離された、制御データの中から電子番組情報(EPG)に基づいて、番組表を作成する番組表作成部161を含む。また統合制御部150は、初期設定、動作モードなどを設定するときに表示されるメニュー画面を出力するメニュー画面処理部162も含む。
さらにまた記録再生制御部151により記録媒体210に記録された番組情報は、記録番組情報部171により管理される。記録された番組において、シリーズ番組は、シリーズ番組管理部172で管理される。また記録媒体210に録画されており、未だに未視聴の番組の情報は、未視聴番組情報部173で管理される。
さらに、記録再生制御部151により記録媒体210から再生され視聴された番組情報は、視聴済番組情報部174により管理される。
上記の記録番組情報部171,シリーズ番組管理部172、未視聴番組情報部173、視聴済番組情報部174などは、まとめて録画番組管理部と称される。
統合制御部150は、時計201からの日時データを利用して、記録番組の経過日数を把握している。録画番組のうち、例えば古い番組は、番組保持期間管理部176で管理されている。古い番組、例えば3週間以上前に記録されて残っている番組は、近いうちに消去対象となる。消去対象となる番組は、消去処理部177にて判断され、記録媒体210から消去される。
図2は、図1の電子機器100が特有のチャプタースキップ動作を行うときの動作概念を説明するための図である。今、映像コンテンツVCONに対して、チャプターマークa1、a2、a3、a4、チャプターマークb1、b2が与えられているものとする。ここでチャプターマークa1、a2、a3、a4は、例えば予め設計されたルールに従って、付加されたマークであり、チャプターマークb1、b2は、ユーザが意識して、映像コンテンツVCONに対して付加したマークであるものとする。チャプターマークa1、a2、a3、a4、は所定(或いは特定)チャプターマーク、チャプターマークb1、b2は通常チャプターマークと称してもよい。所定(或いは特定)チャプターマークの内、区間開始位置にはa1,a3等の奇数の番号が付与され、区間終了位置には連続して2回目の特定のチャプターマークとしてa2,a4等の偶数の番号が付与され、奇数と偶数とで特定のチャプター区間の開始と終了の組となっている。なお、チャプターマークは例えばコンテンツの頭からの位置に対応付けて記憶される。
図2の例では、番組が例えば2時間番組とし、左端が時間0:00:00、右端が時間2:00:00としている、また、チャプターマークは例えばコンテンツの頭からの位置に対応付けて記憶されるので、0:10:23を例示している。
なお上記の予め設計されたルールとは、例えば、ドラマ番組の記録或いは再生などの途中で、本編の途中にコマーシャルが挿入されている区間、或いは、特定の音声或いは映像が出力される区間を電子機器100によって自動的に検出し、この区間の開始位置と終了位置に所定チャプターマークを付加するというものである。またユーザが意識して付加する通常チャプターマークとは、例えば、編集モードにおいて、番組再生中(通常再生速度で再生中、或いは早送り再生中)に、ユーザが気になるシーンがあったような場合に一時停止させるなどして、チャプターマーク挿入スイッチを操作することでチャプターマークを付加することである。
なお所定(或いは特定)チャプターマークと通常チャプターマークの識別は、例えば互いの識別コードが異なることで可能である。
今、映像コンテンツVCONTが、再生されるものとする。このときユーザは、再生モードとして、スキップ動作を設定しているものとする。スキップ動作に関しては、後述するように、例えば「おまかせ」処理が設定されているものとする。
上記の設定において、電子機器100は、所定チャプター特殊再生部153の制御に基づき、所定チャプターの区間A1、A2に対して、本実施形態による特有な再生(具体的には1倍速を除く所定の倍速、例えば16倍速再生。でも良いし、0.5倍速等1より小さい倍速であってもよい。)処理を実行する。また、電子機器100は、通常チャプター通常再生部152の制御に基づき、通常チャプターの区間B(−2)、B(−1)、B1、B2に対して、通常再生速度で再生(1倍速再生)処理を実行する。つまり、本電子機器100は、従来完全スキップしているチャプター内の映像に対してもユーザの希望に応じて内容が確認できる程度である、特定区間を特殊再生速度での再生を実現することができる。
この結果、視聴者は、所定チャプターが完全に見えなくなるわけではなく、チャプターの内容を少し確認、あるいは少し見ることができ、本電子機器100は、これまでのユーザの要望に応えることができる。
なお、コマーシャル区間に所定チャプターを打つ場合、誤って本編を特殊再生しないよう、コマーシャル区間の頭と最後の数秒については1倍速再生(通常再生)するようにしてもよい。このようにすることにより、所定チャプターを打つ位置が多少前後した場合にも、本編を特殊再生してしまうことを防ぐことができる。
図3は、図1の電子機器100が上述した特有のチャプタースキップ動作を行うときの動作を示すフローチャートである。各動作のステップに符号SA1、SA2・・・・などを付して示している。以下、電子機器100の動作を説明する。
ユーザが録画リストから番組を選択すると、この選択された番組の再生を開始する(SA1、SA2)。再生が進むと番組終了か否かの判定を行い(SA3)、番組が終了していれば再生動作を終了する(SA21、SA22)。番組が終了していなければ、再生を続けながら、チャプターマークの有無をチェックする(SA4)。チャプターマークを検出した場合、特定のチャプターマークかどうかの判定を行う(SA5)。このSA5では、いわゆる特定区間を特殊再生速度で再生するための開始位置を示す特定のチャプターマーク(図2のa1、又はa3)であるかどうかの判定を行う。
連続して2回目の特定のチャプターマーク(図2のa2、又はa4)であった場合、または特定のチャプターマークでない場合(図2のb1またはb2)は、通常再生速度での再生に切り替わる、または録画番組の再生を維持して通常再生速度で再生を行う(SA7、SA8)。
特定のチャプターマークを検出した場合(SA5)で、これまで通常再生速度で再生であった場合は(図2のa1、又はa3)、早送り速度(図2の例では例えば16倍速)情報を取得して、該速度による早送り再生を実行する(SA6)。 また上記の再生を行いながら、番組終了か否かを判定し(SA3)、番組が終了したら(図2の2:00:00)、再生を終了する(SA21)。
なお、本明細書においては、「チャプター」、「スキップ」などの用語を用いているが、本発明の趣旨は、この用語の範疇に限定されるものではない。例えばコンテンツ内の「特定区間」、「特定区間の特殊再生、或いは1倍速とは異なる速度の再生」など広い概念を含むものである。
図4は、チャプタースキップに関して、表示器11に表示されるメニューと、そのスキップ形態又はスキップ動作の動作モード或いはスキップ動作の属性を設定するための設定画面の例を示す図である。
電子機器100は、ユーザ操作に応答して、表示器11にメニュー画面を表示することができる。図4のメニュー画面M11は、設定メニューであり、このメニューの中には、スキップ動作を設定するための項目m1を備える。
ユーザが、リモートコントローラ操作により、項目m1にカーソルを合わせる等して選択し決定ボタンを押すと、録画番組リストの画面M12が現れる。ユーザは、所望の番組(例えば番組Y)にカーソルを合わせる等して選択してリモートコントローラの決定ボタンを押す(以下、この選択する動作を単に「選択」とも記載する)と、メニュー画面M13に切り替わる。
このメニュー画面M13には、スキップするチャプターを選んで下さいというメッセージと、予め番組Yに付与されているチャプター番号と、「おまかせ」の項目が現れる。チャプター番号は、映像コンテンツに対して例えばユーザが意識的に付けたチャプターマークにより設定されたチャプターに付与された番号である。
「おまかせ」に関するチャプターマークは、録画時に自動的に付与されたマークであり、例えばコマーシャルメッセージ(CM)が挿入されている区間(単にコマーシャル区間とも記す)、或いは、特定の音声或いは映像が出力される区間(例えば番組が盛り上がって音声が所定以上の区間等)を識別させるマークである。
ユーザが、リモートコントローラ操作により「おまかせ」を選択して決定ボタンを押すと、メニュー画面M14に切り替わる。このメニュー画面M14では、スキップ区間の再生速度を設定しますか?」と言うメッセージが表示される。そして選択項目としては、例えば、「おまかせ」、「16倍以上」、「約16倍」、「約8倍」、「約4倍」という項目が現れる。例えば「おまかせ」を選択すると、ここでは「約16倍」を設定した場合と同様な再生速度に設定される。なお、ここでは、1倍速以上の再生速度を示しているが、1倍速以下の0.5倍速、0.8倍速などがあってもよい。
この設定の後、リモートコントローラを操作して、「戻る」のボタンを選択して決定ボタンを押すと、設定が終了する。
図5は、チャプタースキップに関して、表示器11に表示されるメニューと、そのスキップ形態又はスキップ動作の動作モード或いはスキップ動作の属性の設定画面の他の例を示す図である。
電子機器100は、ユーザ操作に応答して、表示器11にメニュー画面を表示することができる。図5のメニュー画面M11は、設定メニューであり、このメニュー画面M11の中には、スキップ動作を設定するための項目m1を備える。
ユーザが、リモートコントローラ操作により、項目m1にカーソルを合わせる等して選択して決定ボタンを押す(以下、この選択する動作を単に「選択」とも記載する)と、スキップ処理を設定する番組のジャンルを問い合わせるメニュー画面M1Xでは、「スキップ動作を適用するジャンルを選択できます」と言うメッセージが表示される。選択項目としては、「選択しない」、「ドラマ」、「バラエティー」、「スポーツ」・・・が表示される。
ユーザが、リモートコントローラ操作により、項目「選択しない」を選択して決定ボタンを操作した場合、図4に示したメニュー画面M12に移る(以後は図4で説明した内容と同じである)。
ユーザが、リモートコントローラ操作により、項目「スポーツ」を選択して決定ボタンを操作した場合、番組リストの画面M12が現れる。この画面M12の番組リストには、スポーツ番組のみの番組リストが選択されて表示される。ユーザは、所望の番組(例えば番組G vs Y)を選択してリモートコントローラの決定ボタンを押すと、メニュー画面M13に切り替わる。以後の手続き処理は、先の図4の説明と同じである。
上記したようにチャプタースキップによる再生を好みのジャンルの番組に適用することで、電子機器の使い方を豊富にすることができる。
図6は、例えばコマーシャル区間の前後の本編映像(或いは中継映像)の繋ぎ処理方法に異なるタイプあることを示す図である。
(A)番組によっては例えばコマーシャル区間の前後につながっている本編に、一部重複した映像区間(いわゆるのりしろと称される場合もある)が確保されている場合がある(タイプ1)。このような番組は例えばドラマ、バラエティーが多い。
(B)一方、例えばスポーツ中継番組などにおいては、コマーシャル区間の前後につながっている本編に、一部重複した映像区間(いわゆるのりしろと称される場合もある)が省略されている場合がある(タイプ2)。
したがって、例えばコマーシャル区間をスキップしてこの区間の前後の本編部分(或いは中継部分)をつなげる場合、上記のタイプ1とタイプ2が再生された場合では、繋いだときの本編部分(或いは中継部分)の連続性に差異が生じることある。
図7に示すように、そこで、本実施形態の電子機器100は、上記したようにタイプ1とタイプ2の番組で、スキップ再生を行う場合、適応的に本編部分の連続性をできるだけ確保できるようにしている。この動作も又はスキップ動作の動作モード或いはスキップ動作の属性と称してもよい。
図7において、図3の特定チャプタースキップ処理を説明したステップSA1−SA8、SA21,SA22と同じ処理部には、同じ符号を付している。図3と図7で異なる部分は、ステップSA5において、チャプターマークa1又はa3が検出された場合である。この場合は、次に、現在再生している番組がスポーツ番組であるかどうかを判断するステップSB1と、のりしろカット処理を行うステップSB2が設けられた点である。
つまり電子機器100は、現在再生している番組が、スポーツ番組である場合は、即座に特殊再生速度での再生を終了し、1倍速の通常再生速度での再生動作に移行する。しかし、再生中の番組がドラマ、或いはバラエティー番組(スポーツ中継番組ではない)と判断した場合、のりしろカット処理を行う(SB2)。こののりしろカット処理は、スキップ区間の終端に続いている本編の一部(例えば5秒ないし10秒程度)の再生処理を省略(ジャンプ)して、通常再生速度での再生に移行する処理である。これにより、おまかせによるスキップ処理において、同じシーンが2回連続するような映像が低減され、本編再生の自然な連続性を得ることができる。
なおこの電子機器100は、「おまかせ」処理とは異なるマニュアルにより付されたチャプターを参照してスキップ処理を行う場合は、特殊再生速度での再生は行わないし、また、のりしろカット処理も行わない。
上記したように電子機器は、映像再生モードにおいて、本来スキップするチャプター内の映像に対してもユーザの希望に応じて内容が確認できる程度の再生(つまり特定区間の特殊再生速度での再生)を実現し得る。
(1)、上記実施形態は、映像コンテンツを再生する場合、1倍速の通常再生速度での再生機能を備えた電子機器の統合制御部において、
さらに前記映像コンテンツに設定されている複数のチャプターの特定区間を前記通常再生速度とは異なる速度の特殊再生速度での再生を行う所定チャプター特殊再生部と、前記特定区間とは異なる区間を前記通常再生速度で再生する通常チャプター通常再生部と、を備える。前記特定区間は、特定のチャプター内の一部の区間である場合もあるし、特定のチャプターの全部の区間である場合もあり得る。また前記前記1倍速とは異なる速度での再生機能は、1倍速より遅い速度での再生の場合も(0.1倍速、0.2倍速、0.5倍速、0.75倍速など)含むし、1倍速より早い速度での再生の場合も含む。
さらに上記(1)において、1倍速より早い速度での再生例えば、2倍、或いは4倍など16倍速を含む。
また上記(1)において、さらにメニュー画像処理部を有し、このメニュー画像処理部は、前記所定チャプターを早送り再生するいわゆる特殊再生速度で再生の属性設定を行うためのメニュー画面を出力する。たとえばメニュー画像処理部は、前記特殊再生速度での再生の実行対象となる任意のジャンルの番組を選択可能とするメニュー画面を出力することができる。また特殊再生速度での再生のタイプを番組のジャンルに応じて切り替える切り替え手段を備え、この切り替え手段は、所定特定区間の前後の本編の一部をカットして再生する第1タイプと、前記カットしない第2タイプとを切り替えることができる。
さらにまた上記(1)において、メニュー画像処理部は、特殊再生速度の速度を設定するメニュー画面を出力することができる。またメニュー画像処理部は、前記特殊再生速度での再生の実行対象となる番組を選択可能とするメニュー画面を出力することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。さらにまた、請求項の各構成要素において、構成要素を分割して表現した場合、或いは複数を合わせて表現した場合、或いはこれらを組み合わせて表現した場合であっても本発明の範疇である。また、複数の実施形態を組み合わせてもよく、この組み合わせで構成される実施例も発明の範疇である。
また請求項を制御ロジックとして表現した場合、コンピュータを実行させるインストラクションを含むプログラムとして表現した場合、及び前記インストラクションを記載したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として表現した場合でも本発明の装置を適用したものである。また、使用している名称や用語についても限定されるものではなく、他の表現であっても実質的に同一内容、同趣旨であれば、本発明に含まれるものである。
11・・・表示器、100・・・電子機器、114・・・放送チューナ、116・・・データ放送受信処理部、117・・・映像デコーダ、118・・・音声デコーダ、119・・・字幕デコーダ、121・・・データ放送エンジン、122・・・合成器、123・・・表示制御部、124・・・GUI、150・・・統合制御部、151・・・記録再生制御部、152・・・通常チャプター通常再生部、153・・・所定チャプター特殊再生部、161・・・番組表作成部、162・・・メニュー画面処理部、180・・・通信制御部。

Claims (7)

  1. 映像コンテンツを再生する場合、1倍速の通常再生速度での再生機能を備えた電子機器の統合制御部において、
    さらに前記映像コンテンツに設定されている複数のチャプターの特定区間を前記通常再生速度とは異なる速度の特殊再生速度での再生を行う所定チャプター特殊再生部と、
    前記特定区間とは異なる区間を前記通常再生速度で再生する通常チャプター通常再生部と、
    を備える電子機器。
  2. さらに、前記所定チャプター特殊再生部の前記特殊再生速度を調整する速度調整部を備える、請求項1記載の電子機器。
  3. さらにメニュー画像処理部を有し、このメニュー画像処理部は、前記特殊再生速度の速度を設定するメニュー画面を出力する、請求項1又は2のいずれかに記載の電子機器。
  4. さらにメニュー画像処理部を有し、このメニュー画像処理部は、前記特殊再生速度での再生の実行対象となる番組を選択可能とするメニュー画面を出力する、請求項1又は2のいずれかに記載の電子機器。
  5. さらにメニュー画像処理部を有し、このメニュー画像処理部は、前記特殊再生速度での再生の実行対象となる任意のジャンルの番組を選択可能とするメニュー画面を出力する、請求項1又は2のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記通常チャプター通常再生部は、前記特定区間とは異なる区間の内、前記特定区間の前後の一部をカットして再生する、請求項1又は2のいずれかに記載の電子機器。
  7. 映像コンテンツを再生する場合、1倍速の通常再生速度での再生機能を備えた電子機器の映像再生方法において、
    さらに前記映像コンテンツに設定されている複数のチャプターの特定区間を前記通常再生速度とは異なる速度の特殊再生速度での再生を行うことと、
    前記特定区間とは異なる区間を前記通常再生速度で再生すること、
    を備える映像再生方法。
JP2017229895A 2017-11-30 2017-11-30 電子機器及び映像再生方法 Active JP6841750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017229895A JP6841750B2 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 電子機器及び映像再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017229895A JP6841750B2 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 電子機器及び映像再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019102909A true JP2019102909A (ja) 2019-06-24
JP6841750B2 JP6841750B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=66974279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017229895A Active JP6841750B2 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 電子機器及び映像再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6841750B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7311123B1 (ja) * 2022-12-23 2023-07-19 タッチスポット株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000057749A (ja) * 1998-08-17 2000-02-25 Sony Corp 記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、ならびに、記録媒体
JP2004056462A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Sony Corp 映像検索支援方法及び映像検索支援装置、並びに放送受信装置
JP2008097708A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Funai Electric Co Ltd 再生装置及びプログラム
JP2011101348A (ja) * 2009-10-07 2011-05-19 Sharp Corp チャプタ設定装置、コンテンツ記録再生装置、チャプタ設定方法、プログラムおよび記録媒体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000057749A (ja) * 1998-08-17 2000-02-25 Sony Corp 記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、ならびに、記録媒体
JP2004056462A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Sony Corp 映像検索支援方法及び映像検索支援装置、並びに放送受信装置
JP2008097708A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Funai Electric Co Ltd 再生装置及びプログラム
JP2011101348A (ja) * 2009-10-07 2011-05-19 Sharp Corp チャプタ設定装置、コンテンツ記録再生装置、チャプタ設定方法、プログラムおよび記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7311123B1 (ja) * 2022-12-23 2023-07-19 タッチスポット株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6841750B2 (ja) 2021-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070245382A1 (en) Digital Broadcast Receiving Apparatus and Method and Program Therefor
JP2010050965A (ja) 番組対象物および予約パディングの自動検出
JP2005167782A (ja) デジタル放送の記録方法及びデジタル放送受信装置
US7783157B2 (en) Recording/reproducing apparatus
JP6841750B2 (ja) 電子機器及び映像再生方法
JP2007208307A (ja) 放送受信装置、放送記録装置、放送受信方法及び放送記録方法
JP2009124379A (ja) 多チャンネルの番組処理装置とその制御方法
JP2007221705A (ja) 放送記録装置及び放送記録方法
JP2013115775A (ja) 電子機器及び再生方法
JP2006109089A (ja) 記録再生装置、記録再生方法、プログラム及び媒体
JP6890655B2 (ja) 映像再生装置および映像再生方法
JP7254751B2 (ja) 受信装置、受信方法およびプログラム
JP6903724B2 (ja) 電子機器および電子機器の制御プログラム
JP2009147789A (ja) 映像編集装置
KR101242758B1 (ko) 디지털 방송 수신기의 녹화상태 확인방법
JP5447459B2 (ja) デジタル放送番組表の表示方法
JP6641514B2 (ja) 映像再生装置および映像再生方法
JP5434259B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP5449681B2 (ja) 放送記録装置
JP4731175B2 (ja) デジタル番組表の表示方法
JP2007150734A (ja) 電子番組ガイドを備えた受信装置
JP2007068042A (ja) 受信装置および方法
WO2015033448A1 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、及び制御プログラム
JP2015126284A (ja) デジタル放送受信装置
JP5482936B2 (ja) デジタル放送番組表の表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20180423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6841750

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250