JP2008097928A - 車両用灯具 - Google Patents

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Daisuke Uchida
大祐 内田
Yoshifumi Kawaguchi
嘉史 川口
Toshiyuki Kondo
俊幸 近藤
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Abstract

【課題】すれ違い配光の光源にLEDを採用した車両用前照灯においては、昼間の非点灯時には反射面が直視されるハイビーム用灯具のみが目立ち、ロービーム用灯具側側が目立たず、従来の構成では、LED光源を使用した場合においても、変わり映えがする斬新な車両用灯具が得られないという問題点がある。
【解決手段】本発明により、ハイビーム用灯具ユニット3に対して、エクステンション3aの暗色化、ルーバー3dの取付け、アウターレンズ4への多層膜4aの形成などを行うことで、非点灯時にはロービーム用灯具2もハイビーム用灯具3も一方が外光により明るく輝いて見えるなど、両者に存在感の相違を生じないようにして従来の構成の灯具と異なる見え方をする灯具の提供を可能として課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用灯具に関するものであり、詳細には、反射面を採用した灯具ユニットや、投影レンズを採用した灯具ユニットなど、複数の形式の灯具ユニットが混在して採用されている車両用灯具に係るものである。
従来のこの車両用灯具90の構成を前照灯の構成の例で示すものが図5であり、すれ違い用配光を得るための第1の灯具ユニット80はプロジェクタ型として形成され、光源としては、青色発光のLEDの周囲を黄色発光の蛍光体で覆った、所謂、白色発光LED81が採用されている。
また、走行用配光用である第2の灯具ユニット70は、回転放物面として形成された反射面71の焦点にメタルハライド放電灯72が設置された構成とされている。尚、現状の第1の灯具ユニット80側においては、白色発光LED81の光量が少なく、1個の灯具では規定の明るさを満足させることができないのが現状であるので、要求される明るさが得られるように複数個が採用されている。
これに対して、第2の灯具ユニット70側においては、充分な光量が得られるものであるので1個の灯具ユニットが採用されている。このように構成したことで、白色発光LED81からの光も、メタルハライド放電灯72からの光も、共に色温度が高い白色光であるので、両灯具80、70を同時の点灯したとき、即ち、走行配光としたときにも統一感を持たせることができるとされている。尚、図中に符号60で示すものは、車両用灯具80の前面を覆うアウターレンズである。
特開2005−141917号公報
しかしながら、前記した従来の構成の車両用灯具90においては、第2の灯具ユニット70には、例えば、アルミニウムの蒸着が行われて光輝する反射面71が採用されて前面に配置され、第一の灯具ユニット80の前面には楕円反射面の内面で反射した光像を投影する投影レンズ82が前面に配置されているので、昼間の非点灯時には、前記反射面71は外光を反射し、観者には明るく見えるものとなり、これに対して、投影レンズ82はLED光源81が点灯されていないので、投影する光が無く投影レンズ82の内面は暗く見えるものとなる。
ここで、LEDを光源とするヘッドランプを従来の車両用灯具と同様な構成とした場合には、アウターレンズ60の外からは、反射面71が目立ってしまうものとなり、従来の光源を用いた車両用灯との存在感(アイデンティティ)の相違が感じられなかった。
本発明は、上記した従来の課題を解決するための具体的手段として、複数の灯具ユニットが組合わされた車両用灯具であって、明度を抑えたエクステンションと、多層膜を塗布し表面反射率の高いレンズを用いることで個々の灯具ユニットの存在感を目立たなくした車両用灯具、及び、明度を抑えたエクステンションと、該エクステンションに設置されたルーバーにより個々の灯具ユニットの存在感を目立たなくした車両用灯具、及び、明度を抑えたエクステンションと、着色されたレンズにより個々の灯具ユニットの存在感を目立たなくした車両用灯具を提供することで課題を解決するものである。
本発明により、例えば、大きな凸レンズを有する灯具ユニットの回りのエクステンションの明度を調整すれば、小さな凸レンズを有する灯具ユニットの存在を強調できることになり、LEDを光源とする車両用灯具において、従来の光源を有する車両用灯具に対する存在感の相違を観者に与えることができる。
つぎに、本発明を図に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。図1に示すものは本発明に係る車両用灯具1を示すものであり、この車両用灯具1には、例えば、LEDを光源とし、専らにすれ違い配光を受け持つロービーム用灯具ユニット2と、LEDまたはメタルハライド放電灯を光源としハイビーム用配光を受け持つハイビーム用灯具ユニット3とが設けられている。そして、前記ロービーム用灯具ユニット2とハイビーム用灯具ユニット3とは全面をアウターレンズ4で覆われている。
そして、この実施形態においては、1個の車両用灯具1には12個のロービーム用灯具ユニット2と、1個のハイビーム用灯具ユニット3とが設けられているものとされているが、前記にも説明したように、前記ロービーム用灯具ユニット2が設けられる数は12個に限定されるものではなく、点灯が行われたときの前記ハイビーム用灯具ユニット3とのバランスで定められるものである。
本発明では、ハイビーム用灯具ユニット3の側に性能にそれ程に影響を与えない範囲で存在感を減じる処理を行い、上記したような点の解決を図るものである。図2は前記ハイビーム用灯具ユニット3に行う処理の一例を示すものであり、先ずは、前記ハイビーム用灯具ユニット3に設けられているエクステンション3bに、濃色を塗装して塗装膜3cを形成する、或いは、エクステンション3b自体を反射率の低い素材で形成することで、ハイビーム用灯具ユニット3が点灯されたときにも周辺で反射光を生じないようにすることで、外光を反射する反射面3aが設けられたハイビーム用灯具ユニット3の存在感を減少させる。
このことを逆に言えば、前記ロービーム用灯具ユニット2にエクステンション2aが設けられていれば、そのエクステンション2aにはアルミ蒸着を行うなどして、ハイビーム用灯具ユニット3に対しての相対的な存在感を増加させるなどの手段も有効である。また、前記ハイビーム用灯具ユニット3、および、ロービーム用灯具ユニット2の前方はアウターレンズ4で覆われているものであるので、そのアウターレンズ4に、外光に対して入射量を制限する多層膜4aなどを設けても良い。
図3は同じく、ハイビーム用灯具ユニット3に行う処理の別の例を示すもので、この実施形態では、前記エクステンション3bと、アウターレンズ4との間にルーバー3dを設けるものであり、このルーバー3dにより外光の入射を遮光し、前の実施形態よりも更に一層に外光によりハイビーム用灯具ユニット3を目立たないようにすることが可能となる。尚、このときに前記ルーバー3dは、スモーク色など半透明部材でも良く、或いは、不透明部材であっても良い。
尚、このルーバー3dを設けたハイビーム用灯具ユニット3においても、前記したように、エクステンション3bに、濃色を塗装し塗装膜(ここでの図示は省略する)を形成する、あるいは、反射率の低い素材で形成するなどは自在であり、更には、ルーバー3dに対しても同様な処理を行っても良いものである。また、上記したようにアウターレンズ4に対しても前の実施形態と同様な処理を行っても良いものである。
図4に示すものは、ロービーム用灯具ユニット2の断面図であり、上記の説明から明らかなように、前記ロービーム用灯具ユニット2は、非点灯時においても少しでも明るく見えるようにして、ハイビーム用灯具ユニット3に対する存在感を強調したい場合も生じることもある。
よって、このような場合には、投影レンズ2bにARコート2c(Anti-Refiection Coat)を行い、更に、シェード2dを明色で塗装しておけば、ロービーム用灯具ユニット2の内部に入射する外光が増し、その外光が明色で塗装されたシェード2dなどに内部で反射し、内部の光量も増加し存在感を増すことができる。
尚、図示は省略するが、このとき同時に、ハイビーム用灯具ユニット3に対しては、例えばエクステンション3bを暗色で塗装するなど逆の手法を行えば、バランス的に更に良い結果のものが得られるものであることは言うまでもない。また、もしも、ロービーム用灯具ユニット2の側が外光により明るすぎた場合にはシェード2dをより暗色で塗装すればよい。
このように、車両用灯具1を覆うアウターレンズ4の全面に反射機能の高い多層膜を形成するなどして、昼間時には内部構造を見え難くしておき、現在の車両用灯具1のデザインの主流である内面構造のほとんどが直接に見えるものとなっている車両用灯具に対して、例えば、非点灯時は内面構造が見え難く、点灯するときには光量の損失なく照明が行われるなど新たな見え方を提供するものとして、車両用灯具に斬新感を与えるものとする。尚、本発明では説明は前照灯の例で行ったが尾灯にも当然に応用可能であることは言うまでもない。
本発明に係る車両用灯具を示す正面図である。 ハイビーム用灯具ユニットに施す存在感を低下させる処理の例を示す説明図である。 ハイビーム用灯具ユニットに施す存在感を低下させる処理の別の例を示す説明図である。 ロービーム用灯具ユニットに施す存在感を強調させる処理の例を示す説明図である。 従来例を示す説明図である。
符号の説明
1…車両用灯具
2…ロービーム用灯具ユニット
2a…エクステンション
2b…投影レンズ
2c…ARコート
2d…シェード
3…ハイビーム用灯具ユニット
3a…反射面
3b…エクステンション
3c…多層膜
3d…ルーバー
4…アウターレンズ
4a…多層膜

Claims (7)

  1. 複数の灯具ユニットが組合わされた車両用灯具であって、明度を抑えたエクステンションと、多層膜を塗布し表面反射率の高いレンズを用いることで個々の灯具ユニットの存在感を目立たなくしたことを特徴とする車両用灯具。
  2. 複数の灯具ユニットが組合わされた車両用灯具であって、明度を抑えたエクステンションと、該エクステンションに設置されたルーバーにより個々の灯具ユニットの存在感を目立たなくしたことを特徴とする車両用灯具。
  3. 複数の灯具ユニットが組合わされた車両用灯具であって、明度を抑えたエクステンションと、着色されたレンズにより個々の灯具ユニットの存在感を目立たなくしたことを特徴とする車両用灯具。
  4. 複数の灯具ユニットが組合わされた車両用灯具であって、明度を抑えたエクステンションと、透明なレンズを用いることで個々の灯具ユニットの存在感を目立たなくしたことを特徴とする車両用灯具。
  5. 上記請求項1〜請求項4記載の車両用灯具であって、前記複数の灯具ユニットの内の一部の灯具の存在感を目立たなくしたことを特徴とする車両用灯具。
  6. 前記灯具ユニットがプロジェクタ型であり、すれ違い配光/走行配光切換え用シェードの明度を抑える色とすることで、当該灯具ユニットの投影レンズの見栄えを暗くし、存在感を目立たなくしたことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の車両用灯具。
  7. 前記灯具ユニットがプロジェクタ型であり、当該灯具ユニットの投影レンズにARコートを施すことで、内部を見えやすくしたことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の車両用灯具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012238484A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Panasonic Corp 車両用前照灯
AT512181B1 (de) * 2012-01-24 2013-06-15 Zizala Lichtsysteme Gmbh Fahrzeugscheinwerfer zur erzeugung einer hauptlichtverteilung und einer zusatzlichtverteilung

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