JP2008097808A - 光ヘッド装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光チップが露出したレーザ発光素子の光軸調整等が行われる際に、発光チップ等に接触することによる発光不良等の不具合を低減する。
【解決手段】 レーザ発光素子10のステム30上に位置する発光部30aに形成された開口部32aを、固定ホルダ26に形成された保護部46により覆うことで、光ヘッド装置1の光軸調整等において、作業者が発光チップ36や、ワイヤボンディング配線37a,38aに誤って接触しないようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、光ヘッド装置およびその製造方法に関し、更に詳しくは、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等の光記録再生装置等において、光源としてレーザ発光素子を搭載した光ヘッド装置およびその製造方法に関する。
従来より、CDやDVD等の光記録媒体の再生や記録を行う光記録再生装置等に用いられる光ヘッド装置が知られている。この光ヘッド装置は、光源であるレーザ発光素子から出射された光ビームを光学系を介して記録媒体上に集光させるように構成されている。
このレーザー発光素子の光軸は、上記光学系の光軸と正確に一致させる必要があるが、レーザ発光素子の寸法精度誤差、組立誤差等により、光ヘッド装置の組立時に両光軸が一致することはほとんど無い。そのため、例えば特許文献1に記載されるように、レーザ発光素子を固定するサブホルダの凸球面とメインホルダの凹球面を係合させ、レーザ発光素子の光軸を上下、左右方向に角度調整し、光学系の光軸と一致させることが可能な光軸調整機構が備えられているものが多い。
一方、レーザ発光素子は発光と共に発熱し、その熱により寿命が低下してしまう。そのため、例えば特許文献2には、断面略U字状のヒートシンク部材に、発光チップが露出された状態で載置されることにより、その放熱性を高めたものが記載されている。
特開2005−311203号公報 特開2005−285234号公報
しかしながら、上記引用文献1に記載の光軸調整機構において、引用文献2に記載のようなレーザ発光素子の光軸調整を行う場合、その発光チップが露出しているため、レーザ発光素子を光軸調整治具に取付固定する際や、光軸の角度調整を行っている時に、作業者が発光チップそのものや、接続端子と発光チップを接続するワイヤボンディング配線に誤って接触してしまい、発光不良や電気的接続不良が発生してしまうという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、発光チップが露出し放熱性に優れた高い寿命性能を持つレーザ発光素子の光軸を上下、左右方向に角度調整する際や、または、そのためにレーザ発光素子を光軸調整治具に取付固定する際に発光チップやその電気配線に接触することによる発光不良等の不具合を低減することができる光ヘッド装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る光ヘッド装置は、一方側に発光チップが配設された発光部が形成され、他方側に接続端子が植設されたステムを有するレーザ発光素子と、該レーザ発光素子が取り付けられる固定ホルダと、該固定ホルダが直接または間接的に搭載されるフレームとが備えられる光ヘッド装置において、前記発光部は、前記発光チップから出射される出射光の直交方向が切り欠かれ、前記発光チップが露出した開口部が形成されると共に、前記固定ホルダには、前記開口部側に配設されて、前記発光チップを保護する保護部が備えられていることを要旨とするものである。このように構成することにより、光ヘッド装置の組立工程において、作業者が発光チップやワイヤボンディング配線等に誤って接触し、レーザ発光素子の発光不良等が発生することを防止できる。
この場合、請求項2に記載のように、前記保護部は、前記固定ホルダから前記発光チップに沿って舌片状に延設されておればよい。このように構成すれば、固定ホルダをダイカスト等により一体的に成型することができ、光ヘッド装置の製造コストの低廉化に寄与する。
また、請求項3に記載のように、前記固定ホルダが固定される被固定部材には前記発光チップが内部に収納される筒部が形成され、該筒部の内壁と対向する前記保護部の対向面が前記筒部の内壁に沿わせた形状に形成されていればよい。このように構成すれば、発光チップを光軸回りに回転調整する際、筒部の内壁と保護部の対向面との干渉を抑制することができると共に、保護部の大きさを最大とすることができるため、ダイカスト等による固定ホルダの成型性が向上し、かつ保護部が不用意に折損してしまうことがない。また、被固定部材の筒部の内壁と保護部間の隙間を小さくし、保護部からの放熱効率を向上させることができる。
さらに、請求項4に記載のように、前記接続端子は、前記ステムから前記発光チップに沿って延設されて該発光チップに導電接続された延設部を有し、該延設部が前記保護部によって保護されていればよい。このような構成とすることで、発光チップと共に、発光チップと電気的に接続された接続端子の延設部を保護することもできる。
また、請求項5に記載のように、前記保護部は、前記延設部に対し前記発光チップの反対側に配設されており、前記ステム側を基端とした先端から発光チップ側に折曲げられた折曲部を有していれば好適である。このような構成とすることで、保護部により発光チップの先端側も保護されるため、レーザ発光素子の発光不良等の発生を確実に防止できる。
この場合、請求項6に記載のように、前記折曲部は、その先端が前記延設部より前記発光チップ側まで形成されていればよい。これにより、発光チップに加え、上記延設部の先端側も折曲部によって保護される。
さらに、請求項7に記載のように、前記折曲部には、前記発光チップから出射される出射光の有効径に沿ってその周囲を囲むように円弧部が形成されていることが好ましい。このような構成とすることで、発光チップより出射される出射光の光路を遮断することなく、折曲部により発光チップおよび延設部の先端側を保護することができる。
さらに、この光ヘッド装置を製造するに際しては、請求項8に記載のように、前記レーザ発光素子を前記固定ホルダに固定した後、前記接続端子側を治具に保持させ、前記レーザ発光素子の光軸調整が行われるようにするとよい。このように構成すれば、固定ホルダを治具に固定する際に、レーザ発光素子の発光チップ側を持って治具に固定するようにしても、固定ホルダに設けられた保護部がレーザ発光素子の発光チップを覆っているため、作業者が発光チップ等に接触してしまうことを防止することができる。
本発明の請求項1に係る光ヘッド装置によれば、発光チップが配設されたレーザ発光素子の発光部の一部が開口されているため発光チップは露出されているが、このレーザ発光素子が固定ホルダに取り付けられた状態においては、上記発光部の開口部は固定ホルダに設けられた保護部に覆われることとなる。そのため、光ヘッド装置の組立工程において、作業者が発光チップやワイヤボンディング配線等に誤って接触し、レーザ発光素子の発光不良等が発生することを防止し、高い信頼性を有する光ヘッド装置を提供することができる。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。初めに本発明に係る光ヘッド装置1の光学系および制御系を模式的に示した概略構成図を図1に示す。この光ヘッド装置1は、光源であるレーザ発光素子10から出射された光ビームがビームスプリッタ12を透過し、コリメータレンズ14を介して平行光とされた後、立ち上げミラー16で反射され、対物レンズ18で収束されて、光ディスク20のような光記録媒体の情報記録面に焦点を結ぶように構成されている。
また、光ディスク20の情報記録面で反射した戻り光は、対物レンズ18を透過して、再び立ち上げミラー16で反射され、ビームスプリッタ12で屈折された後、光検出器22に入射するようになっている。
一方、制御装置24は、光検出器22での受光量に基づき情報再生を行うとともに、焦点信号やトラッキング信号等に基づいて対物レンズ駆動部1aを駆動制御して対物レンズの位置をサーボ制御する。さらに、光源であるレーザ発光素子10の駆動制御も行う。
このレーザ発光素子10は、固定ホルダ26および被固定部材としてのプレート28に固定されてレーザ光源ユニット2を構成し、光ヘッド装置1の光学系が収容された筐体13のフレーム板13aに取り付けられている。
図2にこのレーザ発光素子10の詳細を示す。レーザ発光素子10は、略円盤状で銅製のステム30の一方側に発光部30aが形成され、他方側に接続端子部30bが形成されてなる。発光部30aには、銅製のヒートシンク部材32が圧入あるいは溶接などにより固着されており、そのヒートシンク部材32上には、サブマウント34を介して、発光チップ36が図中の矢印で示される光ビームの照射方向に沿って延在する形状を呈して載置されている。また、発光チップ36が光ビームの照射と共に発熱するため、ヒートシンク部材32は、発光チップ36から出射される出射光の直交方向が切り欠かれた開口部32aを備えた断面略U字状に形成されており、発光チップ36は、この開口部32aより外部に露出されている。
また、接続端子部30bには、外周面が絶縁された複数の接続端子37,38が植設されており、発光チップ36とワイヤボンディング配線37a,38aにより電気的に接続されている。これらの接続端子37,38は、例えば、レーザの発光信号の入力端子、あるいはレーザの出力モニタ信号用の出力端子などとして機能するものである。
図3にその詳細を示した上記レーザ発光素子10と係合される固定ホルダ26は、その球面40aに、底面41aと垂直な側面41b,41b、および底面41aと平行な上面41cが形成された略半球状で亜鉛製の部材であり、ダイカストにより一体成型されてなるものである。
固定ホルダ26の中央には、レーザ発光素子10の発光部30aが挿通可能な貫通穴42が形成されると共に、底面41aには、上記レーザ発光素子10のステム30が収容可能な大きさに切り欠き部44が形成されている。また、上面41cには、舌片状の保護部46が延設されている。
そして、図4および5に示されるように、上記レーザ発光素子10は、発光部30a側から上記固定ホルダ26の貫通穴42に挿通されて嫌気性接着剤で固着され、レーザ発光素子(LD)・ホルダユニット50が形成される。このLD・ホルダユニット50においては、保護部46が開口部32aを覆うように位置する。つまり、係合前には開口部32aより露出していた発光チップ36、ワイヤボンディング配線37a,38a等が、保護部46によりカバーされることとなる。
なお、図5に示されるように、LD・ホルダユニット50において、発光チップ36の発光点Pの位置が、発光部30aに形成された開口部32a方向から視認できるように、保護部材46は、発光点Pよりも若干低く形成されておればよい。
次いで、図6に示されるように、このLD・ホルダユニット50がプレート28に固定され、レーザ光源ユニット2が形成される。プレート28には、固定ホルダ26の凸球面40aと一致した凹球面28aおよび発光部30aが挿通可能な筒部28bが形成されており、図示しない光軸調整治具にLD・ホルダユニット50と共に支持され、LD・ホルダユニット50の凸球面40aが、プレート28の凹球面28aに嵌め込まれて、LD・ホルダユニット50とプレート28とが係合される。
この後、LD・ホルダユニット50は、その凸球面40aをプレート28の凹球面28aに接触させた状態で、レーザ発光素子10の発光点を自在に摺動回転させ、図6に示すθ方向について光軸調整を行う。
この光軸調整の際には、LD・ホルダユニット50の接続端子37,38側が光軸調整治具に固定されて光軸調整が行われる。つまり、作業者は、LD・ホルダユニット50の発光部30a側を持って光軸調整具に固定することとなる。
この時、LD・ホルダユニット50は非常に小さく、発光チップ36が露出しているため、従来であれば、LD・ホルダユニット50を光軸調整治具にセットする際や、プレート28とLD・ホルダユニット50を摺動回転させて光軸調整を行う際に、作業者が発光チップ36やワイヤボンディング配線37a,38a等に接触してしまうおそれがあった。
しかし、本実施形態では、発光チップ36やワイヤボンディング配線37a,38aは、ヒートシンク部材32および保護部46に環囲されているため、作業者が発光チップ36およびワイヤボンディング配線37a,38aに接触し、これらを損傷させてしまうおそれがなく、発光チップ36の発光不良等を防止することができる。
この光軸調整後、LD・ホルダユニット50とプレート28は、嫌気性接着剤により固着されて、レーザ光源ユニット2として筐体13のフレーム板13aに、図1に示すX軸およびY軸方向に調節されて取り付けられることとなる。
次に、上記レーザ光源ユニット2をプレート28側から見た平面図を図7に示す。図から分かるように固定ホルダ26の保護部46は、プレート28の筒部28bと対向する面46a,46bが、筒部28bの内周形状に沿って形成されている。
このように構成することにより、保護部46の大きさを、プレート28に対してLD・ホルダユニット50を傾け、レーザ発光素子10の光軸調整を行う際に、筒部28bの内壁と保護部46とが干渉しない略最大とすることができるため、固定ホルダ26のダイカスト成型工程における湯廻り性の向上につながると共に、保護部46の剛性が向上し、不用意に保護部46が折損してしまうことがない。また、プレート28の筒部28bの内壁と保護部46との隙間を小さくすることができるため、レーザ発光素子の発熱に対する保護部からの放熱効率の向上につながる。
なお、この保護部46の形状については、種々の変更例が考えられる。例えば、図8に示すように、保護部46を発光チップ36の近傍まで延設させると、発光チップ36から保護部46への伝播熱量が大きくなり、保護部46および固定ホルダ26から効率よく放熱することができる。
また、図9に示すように、保護部46を複数に分割して形成させ、保護部46の表面積を大きくし、発光チップ36の放熱効率を向上させてもよい。
さらに、第三の実施例として、保護部46を図10に示すような形状に形成した固定ホルダ261が考えられる。この固定ホルダ261をレーザ発光素子10に取り付けることによって構成したLD・ホルダユニット501の外観斜視図を図11に、LD・ホルダユニット501をプレート28に固定したレーザ光源ユニット2aの平面図を図12に示す。なお、本実施例の説明において、接続端子37,38の発光チップ36側に沿って延設された部分(ステム30から発光チップ36側に突出している部分)を延設部371,381という。
図10および図11から分かるように、この保護部46は、本体部461と、本体部461の先端(ステム30側を基端とする)から発光チップ36側に屈曲形成された折曲部462とからなる。
本体部461は、開口部32aから露出した発光チップ36および延設部371,381の側面部(長手方向)を覆うように位置する部分である。一方、図12に示されるように、折曲部462は、発光チップ36および延設部371,381の先端部分を覆うように形成された部分である。
このように、本実施例によれば、保護部46により、発光チップ36および延設部371,381の側面部のみならず、発光チップ36および延設部371,381の先端部分を保護することができる。
さらに、図12から分かるように、折曲部462の先端部分には、所定の大きさの円弧状に切り欠かれた円弧部462aが形成されている。この円弧部462aの大きさは、発光チップ36から出射される出射光の有効径に基づき決定される。つまり、出射光の光路を遮断しないような形状、すなわち出射光の周囲を囲むような円弧形状に形成されている。折曲部462をこのような形状とすることにより、出射光の光路を阻害することなく、発光チップ36および延設部371,381の先端部を保護することができる。
このように、本発明の一実施形態に係る光ヘッド装置1によれば、レーザ発光素子10のステム30の一方側に形成された発光部では、発光チップ36が配設された発光部30aの一部に開口部32aが形成され、発光チップはこの開口部32aより露出されているが、レーザ発光素子10が固定ホルダ26に取り付けられた際には、開口部32aは固定ホルダ26に設けられた保護部46に覆われることとなる。そのため、光ヘッド装置1の組立工程等において、作業者が発光チップ36やワイヤボンディング配線37a,38aに誤って接触し、レーザ発光素子10の発光不良等が発生することを防止することができる。
また、保護部46は、固定ホルダ26から発光チップ36に沿って舌片状に延設されているため、固定ホルダをダイカスト等により一体的に成型することができる。
さらに、保護部46は、プレート28の筒部28bと対向する面46a,46bが、筒部28bの内周形状に沿って形成されており、保護部46の大きさを、レーザ発光素子10の光軸調整を行う際にプレート28の筒部の内壁と保護部46が干渉することがない略最大とすることができるため、固定ホルダ26の成型性、保護部46の剛性が向上する。また、プレート28の筒部28bの内壁と保護部46間の隙間を小さくし、保護部からの放熱効率を向上させることができる。
また、レーザ発光素子10を固定ホルダ26に固定した後、接続端子37,38側を治具に保持させ、レーザ発光素子10の光軸調整が行われるようにすれば、レーザ発光素子10を治具へ固定する際の、発光チップ36への接触、ワイヤボンディング配線37a,38aの断線等の不良発生を回避することができる。
さらに、固定ホルダ261の場合、保護部46は、本体部461の先端から発光チップ36側に屈曲して形成された折曲部462を有しているため、この折曲部462により発光チップ36および延設部371,381の先端側も保護することができ、レーザ発光素子の発光不良等の発生を確実に防止できる。
加えて、折曲部462には、発光チップ36から出射される出射光の有効径に沿ってその周囲を囲むように円弧部462aが形成されているため、発光チップ36より出射される出射光の光路を遮断することなく、折曲部462により発光チップ36および延設部371,381の先端側を保護することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態に係る光ヘッド装置1に使用される固定ホルダ26は、亜鉛ダイカストにより一体成型されることを説明したが、アルミダイカストや、マグネシウムダイカストにより成型してもよい。
また、上記実施形態では、固定ホルダ26の凸球面40aとプレート28の凹球面28aを摺動させて光軸調整されることを説明したが、これに限られるものではない。例えば、凹球面28aを光ヘッド装置の筐体13に形成し、LD・ホルダユニット50を直接筐体13に係合させて光軸調整を行ってもよい。また、固定ホルダとプレートの係合角度をバネの付勢力を利用して調節する等、他の光軸調整方法を利用した光ヘッド装置にも本願の技術的思想は適用可能である。
本発明に係る光ヘッド装置の光学系および制御系を模式的に示した概略構成図である。 本発明に係る光ヘッド装置のレーザ発光素子の外観斜視図である。 本発明に係る光ヘッド装置の固定ホルダの外観斜視図である。 図2に示したレーザ発光素子を図3に示した固定ホルダに固定したLD・ホルダユニットの外観斜視図である。 図4に示したLD・ホルダユニットの側面図である。 図4および5に示したLD・ホルダユニットをプレートに固定したレーザ光源ユニット2の外観斜視図である。 図6に示したレーザ光源ユニット2をプレート側から見た平面図である。 保護部の形状を変化させた第一の変形例を説明するための平面図である。 保護部の形状を変化させた第二の変形例を説明するための平面図である。 保護部の形状を変化させた第三の変形例に係る固定ホルダの外観斜視図である。 図2に示したレーザ発光素子を図10に示した固定ホルダに固定したLD・ホルダユニットの外観斜視図である。 図11に示したLD・ホルダユニットをプレートに固定したレーザ光源ユニットをプレート側から見た平面図である。
符号の説明
1 光ヘッド装置
10 レーザ発光素子
13a フレーム板
26,261 固定ホルダ
28 プレート(被固定部材)
28b 筒部
30 ステム
30a 発光部
32a 開口部
36 発光チップ
37,38 接続端子
371,381 延設部
46 保護部
462 折曲部
462a 円弧部

Claims (8)

  1. 一方側に発光チップが配設された発光部が形成され、他方側に接続端子が植設されたステムを有するレーザ発光素子と、該レーザ発光素子が取り付けられる固定ホルダと、該固定ホルダが直接または間接的に搭載されるフレームとが備えられる光ヘッド装置において、
    前記発光部は、前記発光チップから出射される出射光の直交方向が切り欠かれ、前記発光チップが露出した開口部が形成されると共に、前記固定ホルダには、前記開口部側に配設されて、前記発光チップを保護する保護部が備えられていることを特徴とする光ヘッド装置。
  2. 前記保護部は、前記固定ホルダから前記発光チップに沿って舌片状に延設されていることを特徴とする請求項1に記載の光ヘッド装置。
  3. 前記固定ホルダが固定される被固定部材には前記発光チップが内部に収納される筒部が形成され、該筒部の内壁と対向する前記保護部の対向面が前記筒部の内壁に沿わせた形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光ヘッド装置。
  4. 前記接続端子は、前記ステムから前記発光チップに沿って延設されて該発光チップに導電接続された延設部を有し、該延設部が前記保護部によって保護されていること特徴とする請求項1または2に記載の光ヘッド装置。
  5. 前記保護部は、前記延設部に対し前記発光チップの反対側に配設されており、前記ステム側を基端とした先端から発光チップ側に折曲げられた折曲部を有していることを特徴とする請求項4に記載の光ヘッド装置
  6. 前記折曲部は、その先端が前記延設部より前記発光チップ側まで形成されていることを特徴とする請求項5に記載の光ヘッド装置。
  7. 前記折曲部には、前記発光チップから出射される出射光の有効径に沿ってその周囲を囲むように円弧部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の光ヘッド装置。
  8. 請求項1〜7に記載の光ヘッド装置の製造方法であって、前記レーザ発光素子を前記固定ホルダに固定した後、前記接続端子側を治具に保持させ、前記レーザ発光素子の光軸調整を行うようにしたこと特徴とする光ヘッド装置の製造方法。
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