JP2008097389A - 場内情報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】公営競技場などにおいて、利用者にオッズ情報などを提供する場内情報システムにおいて、利用者が快適に利用できるシステムを得る。
【解決手段】放送コンテンツ部130は、テレビカメラ111が撮影した映像、マイク112が入力した音声、オッズ算出部121が算出したオッズなどを示す情報を入力する。放送コンテンツ部130は、入力した複数の情報をそれぞれ異なるセグメントに割り当て、送信装置140を用いて、地上デジタル放送と同一の周波数帯域を使用して、地上デジタル放送と同一の変調方式により、1セグメント方式により放送する。これを、1セグメント方式の地上デジタル放送を受信する機能を有する携帯型ゲーム機201・携帯電話202などが受信し、表示する。
【選択図】図1

Description

この発明は、公営競技場などに来場した利用者に、オッズ情報などを提供する場内情報システムに関する。
公営競技場などに来場した利用者に、オッズ情報などを提供する方法としては、場内に設置した大画面テレビなどにオッズ情報を表示する方式がある。
また、場内に無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントを設置して、利用者が有する携帯端末と接続したり、利用者が有する携帯電話のインターネット接続機能を利用したりすることにより、HTML(Hyper Text Markup Language)による情報配信や、ストリーミング映像を配信する方式もある。
特開2006−048571号公報 特開2003−271771号公報 特開2004−104482号公報 特開2003−296492号公報 特開2004−062294号公報 特開2005−328492号公報 特開平10−228513号公報
大画面テレビなどにオッズ情報を表示する方式の場合、賭け式の複雑化などにより、一画面ですべてのオッズ情報を表示することができない。そのため、画面切替やスクロールによりオッズ情報を表示する必要があり、利用者は、自分が知りたいオッズが表示されるのを待たなければならない。また、待ち時間を短くするために、1つの画面の表示時間を短くすると、利用者が見逃してしまう危険がある。
無線LANアクセスポイントを設置する方式の場合、伝送できる容量、回線数に制限があるため、エリア内の携帯端末が多くなると、レスポンスが悪くなったり、接続できない場合が生じたりする。
また、携帯電話のインターネット接続機能を利用する場合は、通信料金がかさみ、映像が不鮮明となる。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、公営競技場内の携帯端末に、オッズ情報などを提供し、利用者が快適に利用できるシステムを得ることを目的とする。
この発明にかかる場内情報システムは、送信装置と、放送コンテンツ部とを有し、
上記送信装置は、地上デジタル放送と同一の周波数帯域を使用して、地上デジタル放送と同一の変調方式により、入力した情報を無線送信し、
上記放送コンテンツ部は、複数の情報を入力し、上記送信装置を用いて、入力した複数の情報をそれぞれ異なるセグメントに割り当てて、1セグメント方式により放送することを特徴とする。
この発明にかかる場内情報システムによれば、例えば、送信装置が地上デジタル放送と同一の周波数帯域を使用して、地上デジタル放送と同一の変調方式により情報を無線送信するので、地上デジタル放送を受信できる携帯受信端末装置が、送信された情報を取得することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
実施の形態1を、図1〜図8を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における場内情報システム100の全体構成の一例を示すシステム構成図である。
場内情報システム100は、例えば、競馬場などの公営競技場や、場外券売場などに固定設置するシステムである。場内情報システム100は、公営競技場などの入場者に情報を提供するシステムである。この実施の形態では、公営競技場に設置した場合を例に説明する。
場内情報システム100は、テレビカメラ111、マイク112、投票券発売窓口113、投票サーバ装置114、通信設備115、放送編集設備116、オッズ算出部121、情報制御設備122、放送コンテンツ部130、送信装置140、映像表示装置151、無線ネットワーク接続装置161、ゲートウェイ装置162を有する。
テレビカメラ111は、レースの模様やパドックの様子などの映像を撮影し、撮影した映像を放送編集設備116に対して出力する。
マイク112は、実況アナウンサーや解説者の声、場内の音などを入力し、入力した音声を放送編集設備116に対して出力する。
放送編集設備116は、テレビカメラ111が出力した映像や、マイク112が出力した音声を入力し、編集して出力する。
投票券発売窓口113は、勝ち馬投票券を発売する。投票券発売窓口113は、オペレーターが利用者と対面し、利用者が購入を希望する投票券の情報を入力端末に入力することにより投票券を発売してもよいし、利用者が購入を希望する投票券の情報を書き込んだマークシートを自動券売機に挿入することにより、投票券を発売してもよい。
投票サーバ装置114は、投票券発売窓口113から利用者が購入を希望する投票券の情報を入力し、その投票券が発売できるか否かを判定し、発売できる場合には発売する投票券の情報を投票券発売窓口113に送る。投票券発売窓口113は、投票サーバ装置114からの情報をもとに、入力端末あるいは自動券売機が投票券を印刷し、利用者に渡される。
その後、投票サーバ装置114は、発売した投票券を示す情報を出力する。
通信設備115は、場外券売場や、他の公営競技場、管理センターなどと通信する装置である。通信設備115は、例えば、インターネットや専用回線を介して通信する。通信設備115は、公営競技場で発売した投票券の情報や、テレビカメラ111が撮影した映像やレース結果、オッズなどを示す情報などを送信する。また、通信設備115は、場外券売場で発売された投票券の情報や、他の公営競技場の映像やレース結果、オッズなどを示す情報を受信する。
オッズ算出部121は、発売した投票券を示す情報を入力し、オッズ(配当率)を算出して、算出したオッズを示すオッズ情報を出力する装置である。なお、オッズ算出部121は、場内情報システム100ではなく、管理センターなどに設置して集中管理することとし、管理センターで算出したオッズ情報を通信設備115が受信することにより取得してもよい。
情報制御設備122は、放送編集設備116が出力した映像情報・音声情報、オッズ算出部121が出力したオッズ情報などを入力し、情報の対応関係を判断して、放送の材料となるコンテンツを生成する。情報制御設備122は、生成したコンテンツを出力する。また、情報制御設備122は、放送コンテンツ部130と送信装置140とを制御する。
放送コンテンツ部130は、映像/音声伝送設備131、データ放送設備132を有する。
映像/音声伝送設備131は、情報制御設備122が生成したコンテンツのうち、映像情報・音声情報を入力する。映像/音声伝送設備131は、入力した映像情報・音声情報などをセグメントに振り分けるなどの処理をして、出力する。
データ放送設備132は、情報制御設備122が生成したコンテンツのうち、オッズ情報などのデータ情報を入力する。データ放送設備132は、入力したデータ情報をセグメントに振り分けるなどの処理をして、出力する。
送信装置140は、符号化/多重化装置141、送信設備142を有する。
符号化/多重化装置141は、映像/音声伝送設備131が出力した映像情報・音声情報、データ放送設備132が出力したデータ情報を入力し、地上デジタル放送で用いられている変調方式であるBST(Band Segment Transmission)−OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式による変調を行う。
送信設備142は、符号化/多重化装置141が変調した信号を入力し、送信する。
送信設備142が信号の送信に用いる周波数は、地上デジタル放送で用いられている周波数(UHF(Ultra High Frequency)またはVHF(Very High Frequency))のうちの1チャンネル分である。地上デジタル放送との混信を避けるため、その地域で利用されていない空チャンネルを用いる。
また、送信設備142の送信出力は、公営競技場内をほぼカバーすることができるレベルがあればよい。例えば、送信出力が50mW〜100mW(ミリワット)程度あれば、1つの送信アンテナからの出力で、公営競技場内をほぼカバーできる。場外券売場に設置する場合には、より狭い範囲で受信できればよいので、より低出力でよい。
なお、複数の送信アンテナを公営競技場内各所に設置してもよい。その場合、それぞれの送信アンテナからの送信出力をより低出力とすることができる。これにより、公営競技場外への影響を最小限に抑えることができる。また、公営競技場内の建物内における受信不可能範囲をなくすことができる。
映像表示装置151は、地上デジタル放送を受信して表示することができる大画面テレビである。映像表示装置151は、公営競技場内に複数設置され、入場者が見ることができるものである。映像表示装置151は、送信設備142が送信した信号を受信して、表示する。
無線ネットワーク接続装置161(無線LAN(Local Area Network)アクセスポイント)は、無線LANに接続可能な端末装置と通信する。
ゲートウェイ装置162は、無線ネットワーク接続装置161とインターネットとを接続して、無線ネットワーク接続装置161と接続した端末装置が、インターネットで提供されるサービスを利用できるようにする装置である。
公営競技場の入場者は、携帯型ゲーム機201や携帯電話202などを所持している。また、公営競技場や主催者が、携帯型ゲーム機201などの貸出しサービスを行ってもよい。
携帯型ゲーム機201は、地上デジタル放送のうち、1セグメント方式の放送を受信する機能を有する。また、携帯型ゲーム機201は、無線LANに接続する無線LAN接続機能を有する。
携帯電話202も同様に、1セグメント方式の放送を受信する機能を有する。また、携帯電話202は、携帯電話基地局300と通信することにより、インターネットで提供されるサービスを利用する機能を有する。
携帯型ゲーム機201及び携帯電話202は、携帯受信端末装置の一例である。
図2は、この実施の形態における情報制御設備122・放送コンテンツ部130などのハードウェア資源の一例を示す図である。
情報制御設備122・放送コンテンツ部130などは、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信装置915、表示装置901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ装置906、スキャナ装置907、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。通信装置915、キーボード902、スキャナ装置907、FDD904などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信装置915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力部、出力装置の一例である。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明する情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリになどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital・Versatile・Disc)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
次に、地上デジタル放送について、簡単に説明する。
図3は、地上デジタル放送において送信される信号の構成を示す模式図である。
なお、この図は、地上デジタル放送のうち、地上デジタルテレビ放送について示したものである。この図において、横軸は周波数を示す。
地上デジタルテレビ放送において送信される信号は、1チャンネルにつき約5.57MHz(メガヘルツ)の周波数帯域を占有する。
1つのチャンネル700は、13個のセグメント701〜713により構成される。1つのセグメントは、約430kHz(キロヘルツ)の周波数帯域を占有する。
地上デジタル放送では、セグメントごとに異なる変調方式とすることができ、送信すべき情報量によって、1または複数のセグメントを利用して送信を行う。
高精細画質方式(HDTV)は、12セグメントを利用して、固定受信装置向けの高精細画質の映像を送信する。
標準画質方式(SDTV)は、4〜6セグメントを利用して、固定受信装置向けの標準画質(アナログテレビと同程度の画質)の映像を送信する。
1セグメント方式(ワンセグ)は、1セグメントを利用して、移動受信装置向けの簡易画質(320×240画素、1秒当たり約15フレーム)の映像を送信する。
また、いずれの方式の場合も、映像と同時に、音声及びデータを送信することができる。
地上デジタル放送では、1つのチャンネル内でこれらの方式を自由に組み合わせて放送することができる。例えば、1つのチャンネル(13セグメント)において、高精細画質方式(12セグメント使用)と、1セグメント方式(1セグメント使用)とを同時に放送することができる。あるいは、標準画質方式(4セグメント使用)を3番組と、1セグメント方式(1セグメント使用)とを同時に放送することもできる。
したがって、例えば、携帯型ゲーム機201や携帯電話202などの携帯受信端末装置200向けの1セグメント方式と、映像表示装置151向けの標準画質方式とを同時に放送することができる。
次に、送信装置140が送信する信号に含まれる情報の内容(番組)について説明する。
図4は、この実施の形態において送信装置140が送信する番組の内容の一例を示す模式図である。
送信装置140が送信する信号は、地上デジタル放送の1つのチャンネル700を使用したものである。
チャンネル700のセグメントのうち、セグメント701〜709は、それぞれ別々に1セグメント方式で使用し、9番組を放送する。また、セグメント710〜713は、標準画質方式で使用し、1番組を放送する。したがって、合計10番組を放送する。
1セグメント方式の番組は、テレビカメラ111がリアルタイムに撮影した映像である実況映像と、マイク112がリアルタイムに入力した音声である実況音声と、オッズなどのデータとからなる。
標準画質方式の番組も同様に、実況映像と、実況音声と、オッズなどのデータとからなる。
1セグメント方式の実況映像と、標準画質方式の実況映像とは、画質の違いこそあるものの、内容は同じものである。なお、あまり細かい映像は簡易画質では見分けられない場合があるので、簡易画質用の映像と、標準画質用の映像とを別に撮影し、1セグメント方式と標準画質方式とで異なる映像を放送してもよい。
同様に、1セグメント方式の実況音声と、標準画質方式の実況音声とは、同じ内容であるが、異なる音声であってもよい。
1セグメント方式のオッズなどのデータは、セグメントごとに異なる内容である。
例えば、セグメント701を使用した1セグメント方式の番組では、レースの参加者(出走馬、騎手など)についての情報である出走表を、データ放送部分で放送する。
セグメント702では、単勝式におけるオッズの一覧を、データ放送部分で放送する。
以下、セグメント703では複勝式におけるオッズ、セグメント704では枠連式のオッズ、セグメント705では馬連式のオッズ、セグメント706では馬単式のオッズ、セグメント707では拡大連複式のオッズ、セグメント708では三連複式のオッズ、セグメント709では三連単式のオッズを、それぞれデータ放送部分で放送する。
このように、1セグメント方式のデータ放送部分は、賭け式の異なるオッズ情報を、異なるセグメントに割り当てて放送する。
一方、標準画質方式のデータ放送部分は、出走表及びすべての賭け式におけるオッズを含むデータを放送する。
次に、動作について説明する。
図5は、この実施の形態における場内情報システム100が利用者に情報を提供する情報提供処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
S11において、映像/音声伝送設備131は、テレビカメラ111が撮影したリアルタイムの映像などを実況映像情報として、放送編集設備116から入力する。
映像/音声伝送設備131は、マイク112が入力したリアルタイムの音声などを実況音声情報として、放送編集設備116から入力する。
S12において、映像/音声伝送設備131は、S11で入力した実況映像情報の画質を変換して、標準画質の実況映像情報と、簡易画質の実況映像情報とを生成する。
なお、情報制御設備122が映像情報の画質を変換し、映像/音声伝送設備131は、画質変換済の実況映像情報(標準画質及び簡易画質)を入力することとしてもよい。
S13において、映像/音声伝送設備131は、番組ごとの実況映像情報・実況音声情報を出力する。
すなわち、映像/音声伝送設備131は、1セグメント方式の番組用として、S12で生成した簡易画質の実況映像情報と、S11で入力した実況音声情報とを出力する。また、映像/音声伝送設備131は、標準画質方式の番組用として、S12で生成した標準画質の実況映像情報と、S11で入力した実況音声情報とを出力する。
これと並行して、S14において、データ放送設備132は、オッズ情報などを入力する。
データ放送設備132が入力する情報は、出走表を示す情報、賭け式ごとのオッズを示すオッズ情報などである。
S15において、データ放送設備132は、S14で入力した情報を番組ごとに割り当てる。
すなわち、データ放送設備132は、例えばCPU911などの処理装置を用いて、入力した情報の種類によって情報を振り分けて、あらかじめ割り当てた番組に、その情報を対応づける。例えば、セグメント701を使用した1セグメント方式の番組には、出走表を示す出走表情報を対応づける。セグメント702を使用した1セグメント方式の番組には、単勝オッズを示すオッズ情報を対応づける。また、セグメント710〜713を使用した標準画質方式の番組には、すべての情報を対応づける。
S16において、データ放送設備132は、割り当てた情報を番組ごとに出力する。
すなわち、データ放送設備132は、セグメント701を使用した番組用として、入力した情報のうち、出走表情報を出力する。データ放送設備132は、セグメント702を使用した番組用として、入力した情報のうち、単勝オッズ情報を出力する。
S17において、符号化/多重化装置141は、S13で映像/音声伝送設備131が出力した実況映像情報・実況音声情報を入力する。
また、符号化/多重化装置141は、S16でデータ放送設備132が出力したオッズ情報などを入力する。
S18において、符号化/多重化装置141は、あらかじめ定めたセグメントの割り当てに基づいて、S17で入力した実況映像情報・実況音声情報・オッズ情報などを符号化・多重化して、BST−OFDM方式の信号を生成する。
符号化/多重化装置141は、生成したBST−OFDM方式の信号を出力する。
S19において、送信設備142は、S18で符号化/多重化装置141が出力したBST−OFDM方式の信号を入力する。
送信設備142は、入力したBST−OFDM方式の信号を無線送信する。
S20において、映像表示装置151は、S19で送信設備142が送信したBST−OFDM方式の信号を受信する。
映像表示装置151は、受信したBST−OFDM方式の信号を復調し、標準画質方式の番組を取得して、表示する。
すなわち、映像表示装置151は、取得した番組のうち、実況映像情報に基づいて映像を表示し、実況音声情報に基づいて音声を再生する。また、映像表示装置151は、オッズ情報などに基づいて、オッズなどを表示する。オッズなどは、例えば、実況映像情報に基づく映像にスーパーインポーズするなどして表示してもよいし、データ放送用の別画面に表示してもよい。
なお、映像表示装置151向けの番組は、高精細画質方式であってもよい。
S21において、携帯型ゲーム機201や携帯電話202などの携帯受信端末装置200は、S19で送信設備142が送信したBST−OFDM方式の信号を受信する。
携帯受信端末装置200は、受信したBST−OFDM方式の信号を復調し、1セグメント方式の番組を取得して、表示する。
これにより、携帯受信端末装置200を所持する入場者は、映像表示装置151を見なくても、実況映像を見、実況音声を聞き、オッズなどを知ることができる。
オッズ情報は、賭け式ごとに異なるセグメントに割り当てられているので、携帯受信端末装置200の所持者は、セグメント切替操作をするだけで、自分が知りたい賭け式のオッズを知ることができる。
また、映像・音声は、セグメントが異なっても同じものを放送しているので、オッズを知るためにセグメント切替操作をしても、同一の実況映像を見、実況音声を聞くことができる。
なお、オッズ情報などをデータ放送部分で放送するのではなく、実況映像にスーパーインポーズした映像を放送コンテンツ部130が生成し、オッズ情報などを挿入した映像を送信装置140が送信してもよい。
次に、携帯受信端末装置200によってオッズなどの情報を取得した利用者が投票券を購入する投票券購入処理について説明する。
図6は、この実施の形態における投票券購入処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
なお、以下に説明する携帯受信端末装置200の動作は、利用者が選択した番組のデータ放送部分に含まれるBML(Broadcast Markup Language)により記述されたプログラムを携帯受信端末装置200がCPUなどの処理装置を用いて実行することで実現される。
BMLは、送信装置140がオッズ情報などとともに、番組のデータ放送部分を使って送信する。
S31において、利用者は、携帯受信端末装置200を操作して、知りたいオッズが放送されている番組を選択する。オッズは賭け式ごとに異なるセグメントに割り当られているので、利用者は、通常の地上デジタル放送を受信する際に行うセグメント切替操作をするだけでよい。
S32において、携帯受信端末装置200は、利用者が選択した番組を表示する。番組のデータ放送部分には、賭け式ごとのオッズを示すオッズ情報などが含まれているので、1セグメント方式の地上デジタル放送を受信できる通常の携帯受信端末装置200であれば、利用者が知りたい賭け式ごとのオッズを表示できる。
図7は、この実施の形態において、携帯電話202がオッズを表示した表示画面の一例を示す図である。
例えば、携帯電話202は、表示画面を映像表示部とデータ放送表示部とに二分割し、映像表示部に実況映像を表示し、データ放送表示部にオッズなどを表示する。
図6に戻り、投票券購入処理の説明を続ける。
S33において、利用者は、携帯受信端末装置200の矢印キーなどを操作して、購入したい投票券のオッズが表示されている部分にカーソルなどを合わせ、携帯受信端末装置200の選択ボタンなどを操作して、購入したい投票券のオッズを選択する。
携帯受信端末装置200は、購入金額入力画面を表示する。購入金額入力画面には、選択したオッズと、購入金額入力領域とが表示される。
S34において、利用者は、携帯受信端末装置200のテンキーなどを操作して、購入したい投票券の購入金額を入力する。
なお、投票券ごとに購入金額を入力するのではなく、購入金額をあらかじめ入力しておき、携帯受信端末装置200が、あらかじめ入力した購入金額を購入するものと判断してもよい。あるいは、購入金額の総合計をあらかじめ入力しておき、携帯受信端末装置200が、選択した投票券の数に応じて、購入金額を決定してもよい。
S35において、携帯受信端末装置200は、S33で利用者が選択した投票券を示す情報(賭け式、馬番・枠番など)と、S34で利用者が入力した購入金額を示す情報とを、購入リストに追加する。
利用者が購入したい投票券が複数ある場合、S33〜S35の処理を繰り返す。利用者が購入したい投票券の選択を終了した場合、利用者は、投票券購入を選択する。
S36において、携帯受信端末装置200は、利用者が投票券購入を選択したか否かを判断する。
利用者が投票券購入を選択したと判断した場合、S37へ進む。
利用者が投票券購入を選択しなかったと判断した場合、S33へ戻る。
S37において、携帯受信端末装置200は、認証画面を表示する。認証画面には、ユーザID入力領域と、パスワード入力領域とが表示される。
利用者は、携帯受信端末装置200のテンキーなどを操作して、インターネットで提供される投票券発売サービスを利用するためのユーザIDと、パスワードとを入力する。
S38において、携帯受信端末装置200は、インターネットに接続する。例えば、携帯受信端末装置200が携帯電話202である場合には、携帯電話基地局300に接続し、データ通信機能を使って、公衆回線を経由してインターネットに接続する。
あるいは、携帯受信端末装置200が携帯型ゲーム機201のように無線LAN接続機能を有する場合には、無線ネットワーク接続装置161に接続し、ゲートウェイ装置162を介して、インターネットに接続する。
携帯受信端末装置200は、インターネットを介して、インターネット投票サーバに接続する。インターネット投票サーバは、インターネットを介して、HTML(Hyper Text Markup Language)ブラウザなどから投票券を購入できる投票券発売サービスを提供する装置である。
S39において、携帯受信端末装置200は、S38で入力したユーザIDとパスワードとをインターネット投票サーバに送信する。
なお、ユーザID・パスワードをあらかじめ入力しておき、S38における入力処理を省略してもよい。しかし、パスワードは、その都度入力するほうが安全性が高く好ましい。
インターネット投票サーバは、携帯受信端末装置200が送信したユーザID・パスワードを受信し、認証する。すなわち、インターネット投票サーバは、受信したユーザIDが登録済のものであるか否かを判断し、登録済の場合には、更に、ユーザIDとパスワードが整合しているか否かを判断する。インターネット投票サーバは、認証に成功した場合、投票券発売サービスを提供し、認証に失敗した場合、接続を拒否する。
携帯受信端末装置200は、認証に成功した場合、S40へ進む。
認証に失敗した場合は、S33へ戻る。
S40において、携帯受信端末装置200は、購入リストをインターネット投票サーバに送信する。
携帯受信端末装置200は、送信終了後、インターネットとの接続を切断する。
インターネット投票サーバは、通常、オッズ情報などを配信しているので、携帯受信端末装置200は、インターネット投票サーバからオッズ情報などを取得することも可能である。
しかし、インターネット投票サーバからオッズ情報などを取得するためには、インターネットに接続する必要がある。携帯電話202などが公衆回線を介してインターネットと接続するためには、回線使用料を支払う必要がある。また、無線ネットワーク接続装置161を介してインターネットと接続する場合、ゲートウェイ装置162とインターネットとを接続する回線の容量を、同時に接続する携帯受信端末装置200の台数に応じて確保しなければ、接続が遅くなったり接続できなくなったりする場合が発生する。
この実施の形態の場内情報システム100は、オッズ情報などを放送により携帯受信端末装置200に提供するので、携帯受信端末装置200が回線使用料を支払う必要がない。また、投票券を購入するときのみインターネットと接続すればよいので、同時に接続する携帯受信端末装置200の台数が少なくなり、比較的少ない回線容量を確保すればよい。
この実施の形態における場内情報システム100は、送信装置140と、放送コンテンツ部130とを有することを特徴とする。
送信装置140は、地上デジタル放送と同一の周波数帯域を使用して、地上デジタル放送と同一の変調方式により、入力した情報を無線送信することを特徴とする。
放送コンテンツ部130は、複数の情報を入力し、送信装置140を用いて、入力した複数の情報をそれぞれ異なるセグメントに割り当てて、1セグメント方式により放送することを特徴とする。
地上デジタル放送とは、地上デジタルテレビ放送及び地上デジタルラジオ放送を含む。
地上デジタル放送と同一の周波数帯域とは、地上デジタルテレビ放送が使用する470MHz〜710MHz(UHF13チャンネル〜52チャンネル)でもよいし、地上デジタルラジオ放送が使用する190MHz(VHF7チャンネル)でもよい。あるいは、今後、地上デジタル放送で使用する周波数帯域が拡大した場合には、拡大した周波数帯域であってもよい。
また、地上デジタル放送と同一の変調方式とは、BST−OFDM方式のことである。ただし、今後、地上デジタル放送の変調方式が変更した場合には、変更した変調方式であってもよい。
また、1セグメント方式とは、BST−OFDM方式などにおいて、1つのセグメントを使用して、移動受信端末装置用の簡易映像を含む情報を放送する方式のことである。
この実施の形態における場内情報システム100によれば、送信装置140が地上デジタル放送と同一の周波数帯域を使用して、地上デジタル放送と同一の変調方式により情報を無線送信するので、地上デジタル放送を受信できる携帯受信端末装置200が、送信された情報を取得することができるという効果を奏する。
また、放送コンテンツ部130が送信装置140を用いて、入力した複数の情報をそれぞれ異なるセグメントに割り当てて、1セグメント方式により放送するので、1セグメント方式の地上デジタル放送を受信できる携帯受信端末装置200が送信された情報を取得することができるという効果を奏する。更に、利用者がチャンネル切替操作をすれば、携帯受信端末装置200に異なる情報を表示させることができるので、利用者が知りたい情報を簡単に見ることができるという効果を奏する。
この実施の形態における場内情報システム100は、更に、映像表示装置151を有することを特徴とする。
放送コンテンツ部130は、更に、映像表示装置151に表示する映像を示す映像情報を入力し、送信装置140を用いて、入力した映像情報を、複数の情報を割り当てたセグメントと異なる複数のセグメントに割り当てて、標準画質方式及び高精細画質方式のいずれかにより放送することを特徴とする。
映像表示装置151は、放送コンテンツ部130が放送した映像情報を受信し、受信した映像情報に基づいて映像を表示することを特徴とする。
標準画質方式とは、BST−OFDM方式などにおいて、4〜6セグメントを使用して、固定受信端末装置用の標準映像を含む情報を放送する方式のことである。
また、高精細画質方式とは、BST−OFDM方式などにおいて、12セグメントを使用して、固定受信端末装置用の高精細映像を含む情報を放送する方式のことである。
この実施の形態における場内情報システム100によれば、放送コンテンツ部130が標準画質方式及び高精細画質方式のいずれかにより映像情報を放送し、映像表示装置151が受信して表示するので、映像表示装置151に映像を配信するための場内配線を省略することができる。これにより、配線のコストが軽減できるだけでなく、場内レイアウト変更により映像表示装置151を移動したり増設したりする場合に、場内配線をやり直す手間がかからないので、更なる経費節減をすることができるという効果を奏する。
また、映像表示装置151に表示するための映像と、携帯受信端末装置200に提供するための情報とを同一のチャンネル内の異なるセグメントを使って送信するので、放送に使用するチャンネル数は1つでよいという効果を奏する。
この実施の形態における放送コンテンツ部130は、公営競技の賭け率を示すオッズ情報を含む複数の情報をそれぞれ異なるセグメントに割り当てることを特徴とする。
公営競技とは、地方自治体などがギャンブルとして開催するスポーツ競技のことである。例えば、競馬(中央競馬・地方競馬)、競輪、競艇、オートレースなどのことである。
また、賭け率とは、投票券の予想が的中した場合に受け取ることができる配当金の、投票券の購入金額に対する倍率のことである。賭け率はオッズともいう。
この実施の形態における場内情報システム100によれば、放送コンテンツ部130が公営競技の賭け率を示すオッズ情報を含む複数の情報をそれぞれ異なるセグメントに割り当てるので、利用者が携帯受信端末装置200を操作してチャンネルを切り替えれば、知りたい賭け率を容易に取得できるという効果を奏する。
この実施の形態における放送コンテンツ部130は、賭け式の異なる複数のオッズ情報を含む複数の情報を賭け式ごとに異なるセグメントに割り当てることを特徴とする。
賭け式とは、投票券の予想方式のことである。賭け式には、例えば、単勝式、複勝式、連勝単式(二連勝単式、枠番号二連勝単式、馬番号二連勝単式、選手番号二連勝単式、車番号二連勝単式、三連勝単式、馬番号三連勝単式、選手番号三連勝単式など)、連勝複式(普通二連勝複式、枠番号二連勝複式、普通枠番号二連勝複式、普通馬番号二連勝複式、普通選手番号二連勝複式、車番号二連勝複式、拡大二連勝複式、拡大枠番号二連勝複式、拡大馬番号二連勝複式、拡大選手番号二連勝複式、三連勝複式、枠番号三連勝複式、馬番号三連勝複式、選手番号三連勝複式など)がある。
この実施の形態における場内情報システム100によれば、放送コンテンツ部130が賭け式の異なる複数のオッズ情報を含む複数の情報を賭け式ごとに異なるセグメントに割り当てるので、利用者が携帯受信端末装置200を操作してチャンネルを切り替えれば、投票したい賭け式のオッズ情報を容易に取得できるという効果を奏する。
一般的に、公営競技の投票券を購入する利用者は、1つの賭け式の投票券を集中して購入する傾向がある。そのため、1つの賭け式のオッズ情報を同じセグメントで放送することにより、利用者がチャンネル切替操作をする回数が減る。これにより、利用者がより容易にオッズ情報を取得できるようになる。
この実施の形態における場内情報システム100は、更に、無線ネットワーク接続装置161を有することを特徴とする。
無線ネットワーク接続装置161は、送信装置140が送信した情報を受信した携帯受信端末装置200と通信して、携帯受信端末装置200をインターネットに接続し、携帯受信端末装置200が、受信した情報に基づいて、インターネットで提供される投票券発売サービスを利用可能とすることを特徴とする。
投票券発売サービスとは、インターネット投票サーバなどが提供するサービスであり、利用者が、インターネットなどのネットワークを介して、HTMLブラウザなどにより投票券を購入することができるものである。
この実施の形態における場内情報システム100によれば、無線ネットワーク接続装置161が携帯受信端末装置200をインターネットに接続し、インターネットで提供される投票券発売サービスを利用可能とするので、場内の利用者が無線LAN接続機能を有する携帯受信端末装置200を所持していれば、インターネットを介して投票券を購入することができるという効果を奏する。
また、携帯受信端末装置200が無線ネットワーク接続装置161を介してインターネットに接続するのは投票券を購入するときだけであり、オッズ情報などは地上デジタル放送受信機能によって取得するので、無線ネットワーク接続装置161に同時接続する携帯受信端末装置200の数を抑えることができ、インターネットに接続する回線の容量が少なくて済む。また、利用者は、オッズ情報などを即座に取得することができるので、接続待ち時間にイライラすることなく、快適に過ごすことができる。
この実施の形態における送信装置140は、送信出力が場内をほぼカバーできるレベルであることを特徴とする。
この実施の形態における場内情報システム100によれば、送信装置140の送信出力が場内をほぼカバーできるレベルなので、競技場内の携帯受信端末装置200にはくまなくオッズ情報などを提供することができるとともに、競技場外に漏れる電波を最小限に留めることができ、競技場周辺の地上デジタル放送受信装置に悪影響を及ぼすことがないという効果を奏する。
この実施の形態における送信装置140は、送信した情報を受信可能な範囲が、公営競技場内及び場外券売場付近のいずれかであることを特徴とする。
この実施の形態における場内情報システム100によれば、公営競技場内や場外券売場など、オッズ情報などを取得したい要求を持つ利用者が多数集まる場所において、オッズ情報を放送により提供するので、利用者のニーズに合わせたサービスが提供可能であり、無線LAN接続などによりオッズ情報を提供する場合と比較して、設備投資が少なくて済むという効果を奏する。
この実施の形態における送信装置140は、地上デジタル放送の空チャンネルを利用することを特徴とする。
地上デジタル放送の空チャンネルとは、送信装置140が設置された地域において通常の地上デジタル放送に使用されていない周波数帯域(チャンネル)のことである。
この実施の形態における場内情報システム100によれば、送信装置140が地上デジタル放送の空チャンネルを利用して情報を送信するので、通常の地上デジタル放送と混信することがなく、競技場周辺の地上デジタル放送受信装置に悪影響を及ぼすことがないという効果を奏する。
この実施の形態における場内情報システム100は、公共の地上デジタルテレビ/デジタルラジオの空チャンネルを利用したコミュニティ型デジタル放送局を公営競技場内/場外券売場に設置し、入場者のデジタル放送受信機能をもつ携帯端末に開催情報、オッズ情報等のデータの随時更新サービスやリアルタイムの映像を提供することを特徴とする。
コミュニティ型デジタル放送局とは、半径数百メートルの範囲でのみ受信可能な放送局のことである。コミュニティ型デジタル放送局は、公営競技場内/場外券売場に既存の場内映像(開催情報、オッズ情報、レース映像などを含む)配信用の放送施設に併設することが望ましい。
デジタル放送受信機能をもつ携帯端末とは、例えば、ワンセグ携帯電話、地上デジタル放送受信機能と無線LAN機能を有するゲーム機、同様の機能を有するパソコンなどである。
放送によるリアルタイム性により、全端末に同時に同じ情報が流せるという効果を奏する。
インターネット接続を使用してストリーミング映像やオッズ情報を配信する場合と比較すると、レスポンスがよく、接続できない場合がなく、映像が鮮明で、通信料金がかからないという効果を奏する。
特に、エリア内の携帯端末の数が多い場合に、この効果は顕著となる。インターネット接続の場合、端末数が増えると1つの携帯端末あたりの伝送量が減るので、一層レスポンスが悪くなるのに対し、地上デジタル放送による場合には、端末数が増えても、伝送できる情報量は変わらないからである。
この実施の形態における場内情報システム100は、地上デジタルテレビ放送の空チャンネルを利用して、13セグメントのうち、4〜6セグメントで標準画質映像(SD、通常映像)を場内大型映像表示装置に送信し、残りのセグメントで1セグメント形式の簡易画質映像を携帯端末へ送信することを特徴とする。
なお、場内大型映像表示装置に送信する映像は、2〜3種類の標準画質映像(8〜12セグメントを使用)であってもよいし、高精細画質映像(12セグメント使用)であってもよい。
また、地上デジタルラジオ放送の空チャンネルを利用してもよい。
これにより、場内の配線を軽減できるという効果を奏する。
この実施の形態における場内情報システム100は、デジタル放送受信機能をもち、かつインターネット接続機能を有する携帯端末(携帯電話、無線LAN機能付端末など)が、コミュニティ型デジタル放送を受信し、受信したオッズ情報などに基づいて利用者が投票したオッズを選択し、携帯端末のインターネット接続機能を使用して、選択したオッズの投票券を購入することを特徴とする。
オッズは常に変化するので、放送により取得したリアルタイムな情報をもとに投票券を購入することができるという効果を奏する。
利用者は、放送により取得した情報に基づいて、インターネットに接続する前に、あらかじめ購入リストを作成することができるので、実際にインターネットに接続するのは、投票券を購入するわずかな時間で済む。したがって、通信料金が安価になり、また、携帯端末の台数が増えても、無線LANの回線を確保できるという効果を奏する。
実施の形態2.
実施の形態2について、図8〜図12を用いて説明する。
図8は、この実施の形態における場内情報システム100の全体構成の一例を示すシステム構成図である。
なお、実施の形態1で説明した場内情報システム100の構成と共通する部分については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
場内情報システム100は、テレビカメラ111、マイク112、投票券発売窓口113、投票サーバ装置114、通信設備115、放送編集設備116、オッズ算出部121、情報制御設備122、放送コンテンツ部130、送信装置140、映像表示装置151、無線ネットワーク接続装置161、赤外線通信装置163を有する。
映像表示装置151は、公営競技場内に複数設置された大画面テレビであるが、実施の形態1と異なり、地上デジタル放送の受信機能はない。その代わり、場内の有線ネットワークに接続し、情報制御設備122などから有線により実況映像などを取得して表示する。
PDA203(Personal Digital Assistants)は、利用者が所持している装置である。PDA203は、地上デジタル放送のうち1セグメント方式の放送を受信する機能を有する。また、PDA203は、赤外線を用いて通信する赤外線通信機能を有する。
ノートパソコン204も、PDA203と同様、利用者が所持している装置であり、地上デジタル放送のうち1セグメント方式の放送を受信する機能を有する。また、ノートパソコン204は、無線LANに接続する無線LAN接続機能を有する。
PDA203及びノートパソコン204は、携帯受信端末装置200の一例である。
無線ネットワーク接続装置161は、無線LANに接続可能なノートパソコン204などの携帯受信端末装置200と通信する。
無線ネットワーク接続装置161は、実施の形態1と異なり、ゲートウェイ装置162やインターネットではなく、場内の有線ネットワークに接続する。
赤外線通信装置163は、赤外線通信機能を有するPDA203などの携帯受信端末装置200と通信する。赤外線通信装置163は、例えば、場内の投票券発売機に設置する。
投票サーバ装置114は、無線ネットワーク接続装置161を介して、ノートパソコン204と通信する。投票サーバ装置114は、また、赤外線通信装置163を介して、PDA203と通信する。投票サーバ装置114は、通信したPDA203やノートパソコン204などの携帯受信端末装置200に対して、投票券発売サービスを提供する。
投票サーバ装置114は、無線ネットワーク接続装置161を介して接続したノートパソコン204などの携帯受信端末装置200に対して、実施の形態1で説明したインターネット投票サーバと同様、利用者がHTMLブラウザにより、投票券を購入できるサービスを提供する。
また、投票サーバ装置114は、利用者が投票券発売機で投票券を購入するサービスを提供する。利用者が赤外線通信機能を有するPDA203などの携帯受信端末装置200を有している場合には、携帯受信端末装置200が購入リストを赤外線通信機能により送信すると、投票サーバ装置114が赤外線通信装置163を介して購入リストを受信し、受信した購入リストによって示される投票券を発売する。
図9は、この実施の形態における送信装置140が送信する番組の内容の一例を示す模式図である。
この実施の形態では、送信装置140が送信する番組に映像表示装置151が表示する標準画質方式の番組は含まれない。1つのチャンネル700に含まれる13のセグメント701〜713をすべて1セグメント方式として、合計13の番組を放送する。
また、実施の形態1と異なり、データ放送だけでなく、映像・音声もセグメントごとに異なる内容を放送する。
セグメント701を使用した1セグメント方式の番組では、テレビカメラ111が撮影したリアルタイムの実況映像を放送する。音声は、マイク112が入力したリアルタイムの実況音声を放送する。データ放送部分では、出走表を示す情報を放送する。
セグメント702を使用した1セグメント方式の番組では、テレビカメラ111が撮影した映像のうち1枠の馬についてのパドックや返し馬の様子を録画した映像を放送する。音声は、1枠の馬についての解説者の解説を録音した音声を放送する。データ放送部分では、1枠に関連するオッズ(1枠の馬の単勝オッズ、1枠の馬の複勝オッズ、1枠を含む枠連オッズ、1枠の馬を含む馬連オッズなど)を示すオッズ情報を放送する。
以下、セグメント703では2枠関連の映像・音声・データ、セグメント704では3枠関連の映像・音声・データ、セグメント705では4枠関連、セグメント706では5枠関連、セグメント707では6枠関連、セグメント708では7枠関連、セグメント709では8枠関連を放送する。
また、セグメント710では、終了したレースの様子を録画した映像を放送する。音声は、そのレースの様子を録音した音声を放送する。データ放送部分では、そのレースのレース結果(着順、配当金など)を示す情報を放送する。
以下、セグメント711、セグメント712、セグメント713でも同様に、終了したレースの結果を放送する。ただし、セグメント710〜セグメント713では、それぞれ異なるレースの結果を放送する。例えば、セグメント710ではその競技場で行われた直前のレース結果、セグメント711ではその前のレース結果、セグメント712では他の競技場で行われたレース結果、セグメント713では更に別の競技場で行われたレース結果を、それぞれ放送する。
これにより、利用者は、地上デジタル放送受信機能を有する携帯受信端末装置200を所持していれば、チャンネル切替操作をするだけで所望のオッズ情報を取得することができ、また、レース結果を知ることができる。
次に、動作について説明する。
図10は、この実施の形態における場内情報システム100が利用者に情報を提供する情報提供処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
なお、実施の形態1で説明した情報提供処理の工程と共通する工程については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
S11において、映像/音声伝送設備131は、テレビカメラ111が撮影したリアルタイムの映像などを実況映像情報として、放送編集設備116から入力する。
映像/音声伝送設備131は、マイク112が入力したリアルタイムの音声などを実況音声情報として、放送編集設備116から入力する。
なお、映像/音声伝送設備131が入力する実況映像情報は、情報制御設備122が画質変換を行い、簡易画質に変換された実況映像情報である。しかし、映像/音声伝送設備131が標準画質(または高精細画質)の実況映像情報を入力し、画質変換をしてもよい。
また、映像/音声伝送設備131が入力する実況映像情報・実況音声情報には、それが何についての映像・音声であるかを示す情報が付加されている。この情報は、情報制御設備122が付加する。
例えば、情報制御設備122は、実況映像情報・実況音声情報が、パドック映像や返し馬映像、その馬の調子について解説した解説音声など、特定の馬に関連した映像・音声である場合、その馬の馬番号を示す情報を実況映像情報・実況音声情報に付加する。情報制御設備122は、画像解析により、映像の構図や、映像に写っている馬のゼッケンを解読して、その映像が特定の馬に関連した映像であるかを判断して、馬番号を示す情報を生成し、実況映像情報・実況音声情報に付加する。あるいは、カメラマンやオペレーターがその映像が関連する馬の馬番号を入力し、入力した馬番号を示す情報を、情報制御設備122が実況映像情報・実況音声情報に付加してもよい。
また、情報制御設備122は、実況映像情報・実況音声情報が、レース中の映像・音声である場合、そのレースのレース番号を示す情報を実況映像情報・実況音声情報に付加する。また、他の競技場でのレースを中継した映像・音声である場合には、その競技場を示す情報を実況映像情報・実況音声情報に付加する。
S22において、映像/音声伝送設備131は、入力した実況映像情報及び入力した実況音声情報が、録画・録音しておくべき映像・音声であるか否かを判断する。
録画・録音しておくべき映像・音声とは、あとで繰り返し放送する映像・音声のことである。例えば、パドック映像など特定の馬に関連する映像・音声の場合、セグメント702〜709を使用した番組で繰り返し放送するので、録画・録音しておく必要がある。また、レース中の映像・音声である場合も、セグメント710〜713を使用した番組で繰り返し放送するので、録画・録音しておく必要がある。
映像/音声伝送設備131は、実況映像情報・実況音声情報に馬番号を示す情報が付加されている場合、レース番号を示す情報が付加されている場合、競技場を示す情報が付加されている場合などに、その実況映像情報・実況音声情報が録画・録音しておくべき映像・音声であると判断する。
録画・録音しておく必要がある映像・音声である場合には、S23へ進む。
録画・録音しておく必要がない映像・音声である場合には、S24へ進む。
S23において、映像/音声伝送設備131は、入力した実況映像情報・実況音声情報を、あとで繰り返し放送できるよう、磁気ディスク装置920などの記憶装置に記憶(録画・録音)する。
S24において、映像/音声伝送設備131は、各セグメントで放送する番組に関連する映像情報・音声情報を記憶しているか否かを判断する。
例えば、セグメント702で放送する番組は1枠の馬に関連する映像・音声であるから、映像/音声伝送設備131は、馬番号1番(及び2番)を示す情報を付加した実況映像情報・実況音声情報を記憶している場合に、セグメント702で放送する番組に関連する映像情報・音声情報を記憶していると判断する。なお、映像/音声伝送設備131は、枠番号と馬番号との対応関係を、データ放送設備132が入力した出走表情報により判断する。
関連する映像情報・音声情報を記憶しているセグメントについては、S25へ進む。
関連する映像情報・音声情報を記憶していないセグメントについては、S26へ進む。
S25において、映像/音声伝送設備131は、そのセグメントで放送する番組に関連する映像情報・音声情報を、磁気ディスク装置920などの記憶装置から読み出す。
映像/音声伝送設備131は、読み出した映像情報・音声情報を出力する。
S26において、映像/音声伝送設備131は、S11で入力した実況映像情報・実況音声情報を出力する。
これにより、各セグメントで放送する番組に、異なる映像・音声が割り当てられる。また、割り当てるべき映像・音声がない場合には、リアルタイムの実況映像・実況音声が割り当てられる。
S14において、データ放送設備132は、出走表情報やオッズ情報などを入力する。
S15において、データ放送設備132は、S14で入力した情報を番組ごとに割り当てる。
すなわち、データ放送設備132は、入力した情報の種類によって情報を振り分けて、あらかじめ割り当てた番組に、その情報を対応づける。例えば、セグメント701を使用した1セグメント方式の番組には、出走表を示す出走表情報を対応づける。セグメント702を使用した1セグメント方式の番組には、1枠の馬を含むオッズを示すオッズ情報を対応づける。例えば、馬番号1番と2番が1枠である場合、馬番号1番の単勝オッズ及び複勝オッズ、馬番号2番の単勝オッズ及び複勝オッズ、1流しの枠連オッズ、1流し及び2流しの馬連オッズなどのオッズ情報を対応づける。
S16において、データ放送設備132は、割り当てた情報を番組ごとに出力する。
以上のようにして、13セグメントそれぞれで放送する13種類の番組の内容が生成される。生成された番組は、送信装置140が、場内の携帯受信端末装置200に対して、地上デジタル放送の1セグメント方式により送信する。
これにより、場内のPDA203やノートパソコン204などの携帯受信端末装置200は、パドック映像やオッズ情報などを受信し、表示することができる。利用者は、携帯受信端末装置200を操作して、チャンネルを切り替えることにより、関心がある馬についての情報を取得する。
次に、携帯受信端末装置200によってオッズなどの情報を取得した利用者が投票券を購入する投票券購入処理について説明する。
まず、携帯受信端末装置200が無線LAN接続機能により無線ネットワーク接続装置161と接続し、無線ネットワーク接続装置161を介して投票サーバ装置114と接続して投票券を購入する場合について説明する。
図11は、この実施の形態における無線LANを利用した投票券購入処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
なお、実施の形態1で説明した投票券購入処理と共通する工程については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
S41において、携帯受信端末装置200は、無線LAN接続機能を用いて、無線ネットワーク接続装置161に接続する。
携帯受信端末装置200は、無線ネットワーク接続装置161を介して、投票サーバ装置114に接続する。
S42において、携帯受信端末装置200は、S38で入力したユーザIDとパスワードとを投票サーバ装置114に送信する。
投票サーバ装置114は、携帯受信端末装置200が送信したユーザID・パスワードを受信し、認証する。
携帯受信端末装置200は、認証に成功した場合、S43へ進む。
認証に失敗した場合は、S33へ戻る。
S43において、携帯受信端末装置200は、購入リストを投票サーバ装置114に送信する。
投票サーバ装置114は、携帯受信端末装置200が送信した購入リストを受信する。
S44において、投票サーバ装置114は、S43で受信した購入リストを検査して、投票券が発売可能であるか否かを判断する。
発売可能であると判断した場合、投票サーバ装置114は、投票券発売処理をし、携帯受信端末装置200に対して、購入完了を通知する情報(購入完了通知)を送信する。
携帯受信端末装置200は、購入完了通知を受信後、無線ネットワーク接続装置161との接続を切断する。
次に、携帯受信端末装置200の赤外線通信機能を利用して、利用者が投票券発売機で投票券を購入する場合について説明する。
図12は、この実施の形態における赤外線通信を利用した投票券購入処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
なお、実施の形態1で説明した投票券購入処理と共通する工程については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
S45において、利用者は、携帯受信端末装置200を操作して、送信装置140が送信した1セグメント方式の番組のなかから、関心のある馬についての情報が放送されている番組を選択する。
利用者は、表示された情報に基づいて、購入したい投票券を決め、購入リストに追加する。
S46において、利用者は、購入リストが完成したか否かを判断し、完成したと判断した場合、投票券発売機の前へ行く。
S47において、利用者は、投票券発売機にお金を投入する。
S48において、利用者は、投票券発売機に設置された赤外線通信装置163の前に携帯受信端末装置200をかざす。利用者は、携帯受信端末装置200を操作して、作成した購入リストを送信する。
携帯受信端末装置200は、赤外線通信機能により、赤外線通信装置163に対して、購入リストを送信する。
投票サーバ装置114は、赤外線通信装置163を介して、携帯受信端末装置200が送信した購入リストを受信する。
S49において、投票サーバ装置114は、S48で受信した購入リストを検査して、投票券が発売可能であるか否かを判断する。
投票券が発売可能であると判断した場合、S50において、投票券発売機が投票券を発券する。発売可能でないと判断した場合は、投票券発売機がその旨を表示し、利用者に通知する。
このように、利用者が携帯受信端末装置200で作成した購入リストを、赤外線通信機能により送信することで、投票券発売機で投票券を購入することができる。利用者は、マークシートを記入するなどの手間をかけず、簡単に投票券を購入することができる。
この実施の形態における放送コンテンツ部130は、携帯受信端末装置200に表示する映像を示す複数の簡易映像情報を入力し、送信装置140を用いて、入力した複数の簡易映像情報をそれぞれ異なるセグメントに割り当てて、1セグメント方式により放送することを特徴とする。
この実施の形態における場内情報システム100によれば、放送コンテンツ部130が複数の簡易映像情報を異なるセグメントに割り当てて1セグメント方式により放送するので、利用者が携帯受信端末装置200を操作してチャンネルを切り替えるだけで、所望の映像を見ることができるという効果を奏する。
また、セグメントごとに異なる映像を放送するので、使用する周波数帯域は地上デジタル放送の1チャンネル分だけで済むという効果を奏する。
この実施の形態における放送コンテンツ部130は、複数のオッズ情報を含む複数の情報を、競技者ごとに異なるセグメントに割り当てることを特徴とする。
競技者とは、公営競技のレースに出場する馬、自転車、ボート、オートバイなどのことである。なお、複数の競技者を1つの枠にまとめて、枠単位で勝者を予想する賭け式(例えば、枠番号二連勝複式など)がある場合には、1つの枠を1つの競技者とみなして、枠ごとに異なるセグメントに割り当てる場合を含む。
この実施の形態における場内情報システム100によれば、複数の情報を競技者ごとに異なるセグメントに割り当てて、1セグメント方式により放送するので、利用者が携帯受信端末装置200を操作してチャンネルを切り替えることにより、関心のある競技者についての情報を取得することができるという効果を奏する。
公営競技の投票券を購入する利用者は、前もって競馬新聞などから得た情報に基づいて関心のある競技者を絞っている場合が多い。そのため、1つの競技者についての情報を同じセグメントで放送することにより、利用者は、関心のある競技者についての情報をまとめて取得することができる。また、同じ競技者についての異なる賭け式のオッズを同時に見ることができるので、どの賭け式の投票券を購入するかを決定する助けとなる。
この実施の形態における場内情報システム100は、更に、無線ネットワーク接続装置161と、投票サーバ装置114とを有することを特徴とする。
無線ネットワーク接続装置161は、送信装置140が送信した情報を受信した携帯受信端末装置200と通信することを特徴とする。
投票サーバ装置114は、無線ネットワーク接続装置161を用いて、携帯受信端末装置200と通信することにより、携帯受信端末装置200に対して投票券発売サービスを提供することを特徴とする。
投票券発売サービスとは、投票サーバ装置114が提供するサービスであり、利用者が、無線LANなどのネットワークを介して、HTMLブラウザなどにより投票券を購入することができるものである。
この実施の形態における場内情報システム100によれば、投票サーバ装置114が無線ネットワーク接続装置161を介して携帯受信端末装置200と通信し、携帯受信端末装置200に対して投票券発売サービスを提供するので、利用者は、無線LAN接続機能を有する携帯受信端末装置200を所持していれば、投票券発売窓口113に並ばなくても投票券を購入することができるという効果を奏する。
また、携帯受信端末装置200が無線ネットワーク接続装置161と接続するのは投票券を購入するときだけであり、オッズ情報などは、送信装置140が送信した地上デジタル放送の1セグメント方式の番組から取得するので、無線ネットワーク接続装置161に同時に接続する携帯受信端末装置200の数は、比較的少ない。したがって、無線ネットワーク接続装置161の同時接続回線数を少なくすることができ、設備投資を抑えることができるという効果を奏する。
この実施の形態における場内情報システム100は、更に、赤外線通信装置163と、投票サーバ装置114とを有することを特徴とする。
赤外線通信装置163は、送信装置140が送信した情報を受信した携帯受信端末装置200と通信することを特徴とする。
投票サーバ装置114は、赤外線通信装置163を用いて、携帯受信端末装置200と通信することにより、携帯受信端末装置200に対して投票券発売サービスを提供することを特徴とする。
投票サーバ装置114が提供する投票券発売サービスは、上記説明したように投票券発売機と協調して提供されるものであってもよいし、ネットワークを介したHTMLブラウザベースのものであってもよい。
赤外線通信は比較的近距離であるという特性があるので、赤外線通信装置163との位置関係により通信相手を特定できる。そのため、投票券発売機に赤外線通信装置163を設置して投票券発売サービスを提供するほうが好ましい。
ネットワークを介したHTMLブラウザベースの投票券発売サービスの場合には、ユーザID・パスワードによる認証が必要であり、購入代金の引き落としや配当金の振込みのための口座も必要なので、事前の登録が不可欠であり、登録していない利用者は利用することができない。
投票券発売機と協調したサービス提供方法であれば、その場で金銭を投入し、投票券を発券できるので、事前の登録が必要なく、誰でも利用できるというメリットがある。
この実施の形態における場内情報システム100は、地上デジタルテレビの空チャンネルを使用して、13セグメントすべてで1セグメント方式の放送を行うことを特徴とする。
各セグメントのデータ放送部分には、出走表、レース結果、賭け式ごとのオッズなどの表示に割り当てることにより、エリア内の全携帯端末に同時に同じリアルタイム情報が流せる。入場者は、自分の携帯端末においてセグメントを選択することにより必要な情報を得ることができる。
なお、賭け式ごとにオッズ情報を異なるセグメントに割り当てる場合と、競技者ごとにオッズ情報を異なるセグメントに割り当てる場合とを説明したが、割り当て方はこの2種類に限るものではなく、他の割り当て方であってもよい。
この実施の形態における場内情報システム100は、投票券発売機(券売機)に赤外線通信装置163を設置し、利用者が券売機前にて購入リストを券売機(赤外線通信装置163)に送信し、投票券を購入できることを特徴とする。
インターネット投票に登録していない利用者でも、放送により取得した情報に基づいて作成した購入リストを使って、簡単に投票券を購入できるという効果を奏する。
実施の形態1における場内情報システム100の全体構成の一例を示すシステム構成図。 実施の形態1における情報制御設備122・放送コンテンツ部130などのハードウェア資源の一例を示す図。 地上デジタル放送において送信される信号の構成を示す模式図。 実施の形態1において送信装置140が送信する番組の内容の一例を示す模式図。 実施の形態1における場内情報システム100が利用者に情報を提供する情報提供処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態1における投票券購入処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態1において、携帯電話202がオッズを表示した表示画面の一例を示す図。 実施の形態2における場内情報システム100の全体構成の一例を示すシステム構成図。 実施の形態2における送信装置140が送信する番組の内容の一例を示す模式図。 実施の形態2における場内情報システム100が利用者に情報を提供する情報提供処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態2における無線LANを利用した投票券購入処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態2における赤外線通信を利用した投票券購入処理の流れの一例を示すフローチャート図。
符号の説明
100 場内情報システム、111 テレビカメラ、112 マイク、113 投票券発売窓口、114 投票サーバ装置、115 通信設備、116 放送編集設備、121 オッズ算出部、122 情報制御設備、130 放送コンテンツ部、131 映像/音声伝送設備、132 データ放送設備、140 送信装置、141 符号化/多重化装置、142 送信設備、151 映像表示装置、161 無線ネットワーク接続装置、162 ゲートウェイ装置、163 赤外線通信装置、200 携帯受信端末装置、201 携帯型ゲーム機、202 携帯電話、203 PDA、204 ノートパソコン、300 携帯電話基地局、700 チャンネル、701〜713 セグメント、901 表示装置、902 キーボード、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ装置、907 スキャナ装置、910 システムユニット、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信装置、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群。

Claims (10)

  1. 送信装置と、放送コンテンツ部とを有し、
    上記送信装置は、地上デジタル放送と同一の周波数帯域を使用して、地上デジタル放送と同一の変調方式により、入力した情報を無線送信し、
    上記放送コンテンツ部は、複数の情報を入力し、上記送信装置を用いて、入力した複数の情報をそれぞれ異なるセグメントに割り当てて、1セグメント方式により放送する
    ことを特徴とする場内情報システム。
  2. 上記場内情報システムは、更に、映像表示装置を有し、
    上記放送コンテンツ部は、更に、上記映像表示装置に表示する映像を示す映像情報を入力し、上記送信装置を用いて、入力した映像情報を、上記複数の情報を割り当てたセグメントと異なる複数のセグメントに割り当てて、標準画質方式及び高精細画質方式のいずれかにより放送し、
    上記映像表示装置は、上記放送コンテンツ部が放送した映像情報を受信し、受信した映像情報に基づいて映像を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の場内情報システム。
  3. 上記放送コンテンツ部は、携帯受信端末装置に表示する映像を示す複数の簡易映像情報を入力し、上記送信装置を用いて、入力した複数の簡易映像情報をそれぞれ異なるセグメントに割り当てて、1セグメント方式により放送する
    ことを特徴とする請求項1に記載の場内情報システム。
  4. 上記放送コンテンツ部は、公営競技の賭け率を示すオッズ情報を含む複数の情報をそれぞれ異なるセグメントに割り当てることを特徴とする請求項1に記載の場内情報システム。
  5. 上記放送コンテンツ部は、賭け式の異なる複数のオッズ情報を含む複数の情報を賭け式ごとに異なるセグメントに割り当てることを特徴とする請求項4に記載の場内情報システム。
  6. 上記場内情報システムは、更に、無線ネットワーク接続装置を有し、
    上記無線ネットワーク接続装置は、上記送信装置が送信した情報を受信した携帯受信端末装置と通信して、上記携帯受信端末装置をインターネットに接続し、上記携帯受信端末装置が、受信した情報に基づいて、インターネットで提供される投票券発売サービスを利用可能とする
    ことを特徴とする請求項4に記載の場内情報システム。
  7. 上記場内情報システムは、更に、無線ネットワーク接続装置と、投票サーバ装置とを有し、
    上記無線ネットワーク接続装置は、上記送信装置が送信した情報を受信した携帯受信端末装置と通信し、
    上記投票サーバ装置は、上記無線ネットワーク接続装置を用いて、上記携帯受信端末装置と通信することにより、上記携帯受信端末装置に対して投票券発売サービスを提供する
    ことを特徴とする請求項4に記載の場内情報システム。
  8. 上記場内情報システムは、更に、赤外線通信装置と、投票サーバ装置とを有し、
    上記赤外線通信装置は、上記送信装置が送信した情報を受信した携帯受信端末装置と通信し、
    上記投票サーバ装置は、上記赤外線通信装置を用いて、上記携帯受信端末装置と通信することにより、上記携帯受信端末装置に対して投票券発売サービスを提供する
    ことを特徴とする請求項4に記載の場内情報システム。
  9. 上記送信装置は、送信した情報を受信可能な範囲が、公営競技場内及び場外券売場付近のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の場内情報システム。
  10. 上記送信装置は、地上デジタル放送の空チャンネルを利用することを特徴とする請求項1に記載の場内情報システム。
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