JP2005197829A - データ受信装置、及び携帯端末装置 - Google Patents

データ受信装置、及び携帯端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005197829A
JP2005197829A JP2003435635A JP2003435635A JP2005197829A JP 2005197829 A JP2005197829 A JP 2005197829A JP 2003435635 A JP2003435635 A JP 2003435635A JP 2003435635 A JP2003435635 A JP 2003435635A JP 2005197829 A JP2005197829 A JP 2005197829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
channel
function
display
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003435635A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Watanabe
彰 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2003435635A priority Critical patent/JP2005197829A/ja
Publication of JP2005197829A publication Critical patent/JP2005197829A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】 デジタル放送において、モバイル(携帯端末装置)向けでないチャンネル放送をそのモバイルで視聴できるようにするための技術を提供する。
【解決手段】 12セグメントが割り当てられた放送のデータはチューナー部101で受信され、OFDM復調回路102で復調された後、映像記憶部109に記憶させることができる。1セグメントが割り当てられた放送に対応の携帯端末装置には、映像記憶部109に記憶されたデータを復号回路103によって復号化し、復号化されたデータを変換部110によりその放送で採用の符号化方式で符号化したデータを、通信インターフェース部105を介して転送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、同一チャンネルを複数の帯域に分割し、帯域毎に異なる符号化方式を採用できるデジタル放送で送信されるデータを表示させるための技術に関する。
最近、開始された地上デジタル放送には様々な魅力があるとされている。その魅力とは、鮮明な画像と奥行きのある音声、多チャンネル放送、データ放送と双方向サービス、モバイル向け放送、などである。このことから、現在、そのような魅力を生かす方向でのデジタル放送のありかたが模索されている。
地上デジタル放送では、1チャンネルを13セグメント(seg)に分けている。それにより、セグメント単位で帯域を利用できるようになっている。多チャンネル放送では、1セグメント(チャンネル)を使った携帯端末装置(以降「モバイル」と記す)向け放送、残りの12セグメントを使った1チャンネルのハイビジョン放送、或いは標準画質(SDTV)での3チャンネル放送を行うことができるようになっている(図2参照)。モバイル向け放送は12セグメントを使った放送とは採用された符号化方式が異なっている。
3チャンネル放送は、各チャンネルを任意に使うことができる。このため、異なる視点でスポーツ中継を複数、行うことができる。そのスポーツ中継と並行した選手の紹介、或いは過去のプレイシーンの再生なども行うことができる。このようなことから、視聴者がより楽しめる番組作りがより容易に行えるようになっている。
上述したように、12セグメントを使った放送はモバイル向け放送とは採用された符号化方式が異なることから、モバイルで視聴することは想定されていない。しかし、12セグメントを使った放送ではより楽しめる番組が期待できることから、モバイルで番組を視聴しようとするユーザーのなかでその放送の番組の視聴を希望するものの割合は小さくないと考えられる。モバイルのユーザーは非常に多いということからも、12セグメントを使った放送の番組をモバイルで視聴できるようにすることには大きな意味があると考えられる。
特開2002−290844号公報
本発明の課題は、デジタル放送において、モバイル(携帯端末装置)向けでないチャンネル放送をそのモバイルで視聴できるようにするための技術を提供することにある。
本発明のデータ受信装置は、同一チャンネルを複数の帯域に分割し、該帯域毎に異なる符号化方式を採用できるデジタル放送で送信されるデータの変換を行うものであり、デジタル放送で送信されるデータを受信するデータ受信手段と、データ受信手段が受信したデータを、該データに採用された符号化方式とは異なる他の符号化方式で符号化されたデータに変換するデータ変換手段と、データ変換手段が変換した後のデータを出力するためのデータ出力手段と、を具備する。
なお、上記データ変換手段は、同一チャンネル内でそれぞれ複数の帯域が割り当てられた複数のチャンネルのデータを対象に、1帯域が割り当てられたチャンネルのデータに採用されている符号化方式のデータに変換でき、データ出力手段は、データ変換手段が変換した後の各チャンネルのデータを送信することで出力できる、ことが望ましい。
本発明の携帯端末装置は、同一チャンネルを複数の帯域に分割し、該帯域毎に異なる符号化方式を採用できるデジタル放送で送信されるデータによる映像を表示できることを前提とし、デジタル放送で送信されるデータを受信するデータ受信手段と、データ受信手段が受信したデータを復号化する復号化手段と、復号化手段が復号化したデータを表示装置上に表示させる表示制御手段と、データ受信手段が受信の対象とするデータで採用されている符号化方式で符号化されたデータを取得できるデータ取得手段と、データ取得手段が取得した、同一チャンネル内でそれぞれ複数の帯域が割り当てられた複数のチャンネルのデータを表示装置上に表示させる場合に、該チャンネルのデータを復号化手段にそれぞれ復号化させ、該復号化された各チャンネルのデータをそれぞれ別の画面で表示制御手段に該表示装置上に表示させる制御を行う映像管理手段と、を具備する。
なお、上記映像管理手段は、画面と該画面にデータを表示させるチャンネルの対応関係を変更できる、ことが望ましい。
本発明のプログラムは、上記携帯端末装置が具備する手段を実現させるための機能が搭載されている。
本発明は、同一チャンネルを複数の帯域に分割し、帯域毎に異なる符号化方式を採用できるデジタル放送で送信されたデータを、そのデータに採用の符号化方式とは異なる他の符号化方式で符号化されたデータに変換して出力する。このため、その他の符号化方式にのみ対応した再生装置(受像装置)で対応していない符号化方式のデータを再生させることができる。それにより、モバイル(携帯端末装置)向けでないチャンネル放送をそのモバイルで視聴させることもできるようになる。
本発明は、同一チャンネル内でそれぞれ複数の帯域が割り当てられた複数のチャンネルのデータを取得した場合に、各チャンネルのデータをそれぞれ復号化させ、復号化された各チャンネルのデータをそれぞれ別の画面で同時に表示させる。このため、ユーザーは各チャンネルの番組を同時に楽しむことができる。それにより、モバイル(携帯端末装置)向けでないチャンネル放送をそのモバイルでより適切に視聴させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態によるデータ受信装置の構成図である。
そのデータ受信装置は、図1に示すように、放送用の電波のなかで設定チャンネルのものをアンテナATにより受信して受信信号を出力するチューナー部101と、その受信信号を復調するOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調回路102と、その復調後の受信信号を復号化して、映像データ、音声データをそれぞれ出力する復号回路103と、復号回路103から入力した映像データ、音声データを有線により外部、例えばテレビジョン(以下「テレビ」或いは「TV」と略記)に出力する出力部104と、外部装置との間でデータの送受信を行う通信インターフェース部105と、各種スイッチを有するスイッチ(SW)部106と、例えばRAMやROM等の複数の半導体メモリからなるメモリ部107と、装置全体の制御を行うCPU108と、復調されたデータ(所定の符号化方式により圧縮されたデータ)を格納する映像記憶部109と、その復調されたデータを、それとは異なる符号化方式で符号化できる変換部110と、を備えて構成されている。
上記映像記録部109は、例えばハードディスク装置、或いは着脱自在なDVD等の記録媒体にアクセスする媒体駆動装置である。上記通信ネットワーク部105は、例えば無線で通信を行うものである。
上記チューナー部101により選局する放送は例えば地上デジタル放送である。そのデジタル放送では、図2(a)に示すように、1チャンネル(ch)は13セグメント(seg)に分けられており、その1チャンネルにおいて、12セグメントを使ったハイビジョン(HDTV)放送、1セグメントを使ったモバイル向け放送を行うことができるようになっている。ハイビジョンではなく標準画質(SDTV)にすると、図2(b)に示すように、12セグメントで3チャンネル放送を行えるようになっている。
12セグメントが割り当てられた放送(以下「12seg放送」と呼ぶ)と1セグメントが割り当てられたモバイル向け放送とでは、採用されたデータの符号化方式が異なっている。このため、モバイル向け放送に対応したモバイルでは、12seg放送の番組は視聴できない。
12seg放送では、多チャンネル放送(図2(b))が行えるため、モバイル向け放送と比較してより楽しめる番組が期待できる。このことから、本実施の形態によるデータ受信装置は、12seg放送のデータをモバイル向け放送のデータに変換してモバイルに送信できるもの、つまり12seg放送の番組をモバイルで視聴できるようにするものとして実現されている。それにより、モバイルのユーザーに対し、より多様なデジタル放送の楽しみ方を提供できるものとなっている。本実施の形態によるモバイル(携帯端末装置)は、そのデータを受信して、それが多チャンネル放送のものであれば、各チャンネルの映像を同時並行して表示できるものとして実現されている。
本実施の形態によるモバイルは、図1に示す構成の大部分を備えている。図1に示す構成における相違としては、出力部104が出力する映像データを表示する表示部、及びそれが出力する音声データを放音するスピーカ等が存在し、変換部110が存在しないことが挙げられる。このことから、モバイルのみの構成として説明する場合には、図1に示す構成要素の符号に「M」を付して(例えばSW部はモバイルでは「SW部106M]と表記して)区別することとする。
以降は、図3〜図9に示す各処理のフローチャートを参照して、より多様なデジタル放送の楽しみ方の提供を可能とさせるデータ受信装置、及びモバイルの動作について詳細に説明する。なお、図3〜図9に示す各処理は、データ受信装置、及びモバイル共に、CPU108が、メモリ部107に格納されたプログラムを実行することで実現される。
図3〜図6は、データ処理装置が実行する処理を示すフローチャートである。始めに図3〜図6を参照して、それが実行する処理について詳細に説明する。
図3は、録画処理のフローチャートである。その録画処理は、スイッチ部106が有する録画スイッチを操作することで指示される録画を実現させるために実行される処理である。始めに図3を参照して、その録画処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ301では、録画スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、その旨がスイッチ106からCPU108に通知されることから、判定はYESとなってステップ302に移行し、OFDM復調回路102が復調したデータ(圧縮された映像データ、及び音声データ)を映像記憶部109に記憶させる処理を行う。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
上記ステップ302の処理は、スイッチ部106の停止スイッチがオンされることでステップ303の判定がYESとなるまで継続して行う。そのスイッチへの操作により判定がYESとなると、ステップ304に移行して、録画を停止させた後、一連の処理を終了する。
図4は、再生処理のフローチャートである。その再生処理は、スイッチ部106が有する再生スイッチを操作することで指示される録画番組の再生を実現させるために実行される処理である。その再生の対象となる録画番組は、映像記憶部109に格納されたデータのなかからユーザーがスイッチ部106を操作して選択したものである。次に図4を参照して、録画番組の再生を実現させる再生処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ401では、再生スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ402に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
ステップ402では、映像記憶部109に記憶されているデータ(録画番組)のなかでユーザーが予め選択したものを読み出す。その読み出しの対象は、再生すべき部分のものであり、その読み出し後に移行するステップ403では、読み出したデータを復号回路103に送り、復号化させる。その次のステップ404では、復号化されたデータを出力部104に出力させる。それにより、テレビ等に映像を表示させる。
上記ステップ402〜404の処理は、スイッチ部106の停止スイッチがオンされるか、或いは再生すべきデータの再生が完了することでステップ405の判定がYESとなるまで継続して繰り返し行う。そのスイッチへの操作、或いはデータの再生の完了により判定がYESとなるのを待って、一連の処理を終了する。
図5は、変換処理のフローチャートである。その変換処理は、スイッチ部106が有する変換スイッチを操作することで指示される、映像記憶部109に記憶されたデータのモバイル向け放送用に採用された符号化方式(以降、便宜的に「モバイル符号化方式」と呼ぶ)のデータへの変換を実現させるために実行される処理である。その変更の対象となるデータ(録画番組)は、再生時と同様に、映像記憶部109に格納されたデータのなかからユーザーがスイッチ部106を操作して選択したものである。次に図5を参照して、そのデータ変換を実現させる変換処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ501では、変換スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ502に移行し、映像記憶部109に記憶されたデータの符号化方式を変換するための処理を行う。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
ステップ502の処理によるデータの変換は、具体的には、映像記憶部109に記憶された変換対象のデータを読み出し、それを復号回路103に送って復号化させ、復号化されたデータを変換部110によりモバイル符号化方式で符号化させ、その符号化後のデータを映像記憶部109に記憶させることで行われる。
そのデータの変換は、スイッチ部106の停止スイッチがオンされるか、或いは変換すべきデータの変換が完了することでステップ503の判定がYESとなるまで継続して行う。そのスイッチへの操作、或いはデータの変換の完了により判定がYESとなるのを待って、一連の処理を終了する。
このようなことから、ユーザーは変換スイッチを操作して変換処理を実行させることにより、モバイル符号化方式で符号化されたデータを生成させることができる。生成したデータは映像記憶部109に記憶されるため、随時、12seg放送の録画番組を楽しむことができる。
図6は、転送処理のフローチャートである。その転送処理は、スイッチ部106が有する転送スイッチを操作することで指示される、映像記憶部109に記憶されたデータの転送を実現させるために実行される処理である。その転送の対象となるデータ(録画番組)は、変換されたデータに限定しており、映像記憶部109に記憶できるデータは一つ、つまり1番組のみとさせている。データ受信装置が実行する処理では、最後に図6を参照して、そのデータ転送を実現させる転送処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ601では、転送スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ602に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
ステップ602では、変換されたデータがあるか否か判定する。そのデータが映像記憶部109に記憶されていた場合、判定はYESとなってステップ604に移行し、それに記憶されたデータを読み出して通信インターフェース部105に送り、送信させる。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ603に移行し、出力部104を介してテレビ等に変換データがない旨を通知するためのメッセージを出力させて一定時間、そのメッセージを表示させた後、一連の処理を終了する。
ステップ604の処理によるデータの転送は、スイッチ部106の停止スイッチがオンされるか、或いは転送すべきデータの変換が完了することでステップ605の判定がYESとなるまで継続して行う。そのスイッチへの操作、或いはデータ転送の完了により判定がYESとなるのを待って、一連の処理を終了する。
このようにして、ユーザーが変換させたデータは、転送処理を実行させることで通信インターフェース部105を介して外部装置(モバイル)に転送させることができるようになっている。それにより、12seg放送の番組をモバイルで視聴できるようにさせている。
そのデータが転送されるモバイルは、そのデータを通信インターフェース部105Mにより受信し、受信したデータは映像記憶部109Mに記憶させる。それにより、任意に再生できるようにさせる。
以降は、そのモバイルが実行する処理について詳細に説明する。
図7、図8は、モバイルにおける再生処理のフローチャートである。その再生処理は、上記データ受信装置と同様に、スイッチ部106Mが有する再生スイッチへの操作により指示される録画番組の再生を実現させるために実行される処理である。その再生の対象となる録画番組は、映像記憶部109Mに記憶された、そのデータ受信装置から転送されたデータである。始めに図7、図8を参照して、その再生処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ701では、再生スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ステップ702で変数MFに0を代入してからステップ703に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
ステップ703では、映像記憶部109Mに記憶された受信データは標準画質以外のものであったか否か判定する。12seg放送では、標準画質であれば3チャンネルの番組を放送できる(図2(b))。このことから、受信データが3チャンネル分、存在する場合、判定はNOとなって図8のステップ710に移行する。そうでない場合には、即ち受信データがハイビジョン放送のものであった場合には、判定はYESとなってステップ704に移行する。
ステップ704では、受信データを表示させる画面のサイズとして、表示部全体を覆うサイズのものを出力部104Mに対して設定する。続くステップ705では、映像記憶部109Mから再生すべき分の受信データを読み出す。次のステップ706では、読み出した受信データを復号回路103Mに送って復号化させる。その後は、ステップ707で復号化後のデータを出力部104に送らせることにより、表示部に表示させた画面内に表示させる。
上記ステップ705〜707の処理は、スイッチ部106Mの停止スイッチがオンされるか、或いは再生すべきデータの再生が完了することでステップ708の判定がYESとなるまで継続して繰り返し行う。そのスイッチへの操作、或いはデータの再生の完了により判定がYESとなると、ステップ709に移行して、表示部に表示させた画面を消去させるなどの再生の終了に伴う処理を実行した後、一連の処理を終了する。
上記ステップ703の判定がNOとなって移行する図8のステップ710では、出力部104Mに対して、メイン画面エリア、サブ画面1エリア、及びサブ画面2エリアを映像表示用画面として表示部に表示させる設定を行う。その後は、ステップ712で映像記憶部109Mからの受信データ(ここでは3チャンネル分)の読み出しを行い、次のステップ713でそれらのデータを復号回路103Mにより復号化を行わせた後、ステップ714に移行する。
上記画面エリアは図10に示すように表示部に配置されて表示される。その図10(a)において、「映像1」が表記された枠がメイン画面エリアであり、「映像2」が表記された枠がサブ画面1エリア、「映像3」が表記された枠がサブ画面2エリアである。映像1自体は、3チャンネルのなかで主となるチャンネルのデータによって表示される映像を示している。映像2、3はそれ以外のチャンネルのデータによって表示される映像を示している。ここでは説明上、便宜的に、映像1を表示させるチャンネルのデータをメイン映像データ、映像2を表示させるチャンネルのデータをサブ映像1データ、映像3を表示させるチャンネルのデータをサブ映像2データ、とそれぞれ表記することとする。
本実施の形態では、図10(a)〜(c)に示すように、各チャンネルの番組の映像を全て表示させることにより、12seg放送の多チャンネル放送に対応させている。それにより、その多チャンネル放送をモバイルでも視聴できるようにさせている。
それら映像データは、図10(a)〜(c)に示すように、変数MFの値に応じた位置の画面エリアに表示させるようになっている。変数MFは、映像データを表示させる画面エリアを管理するために用意している。
その変数MFの値は、その値の変更を指示する機能を割り当てたスイッチへの操作により実行される図9のスイッチ割込み処理によって変更される。その割込み処理では、変数MFの値を判定し(ステップ901)、その値が0と判定すれば1、その値が1と判定すれば2、その値が2と判定すれば0、を変数MFに新たに代入するようになっている(ステップ902〜904)。それにより、そのスイッチをユーザーが操作する度に、図10(a)の状態→図10(b)の状態→図10(c)の状態→図10(a)の状態、といったように、サイクリックに映像データを表示させる画面エリアを変更するようになっている。そのようにして、映像データとそれが表示される画面エリアの対応関係を変数MFの値に応じて変更させることにより、ユーザーが所望する形で多チャンネル放送を楽しめるようにさせている。
ステップ714〜723では、そのように映像データを表示させる画面エリアの変更を実現させるための処理が行われる。
先ず、ステップ714では、変数MFの値を判定する。その値が1と判定した場合、ステップ715に移行し、復号化後のメイン映像データをメイン画面エリアに表示させる指示を出力部104に対して行う。以降、同様に、ステップ716でサブ映像1データをサブ画面1エリアに表示させる指示を行い、ステップ717でサブ映像2データをサブ画面2エリアに表示させる指示を行う。それにより、図10(a)の状態で各映像データを表示部に表示させる。ステップ714で変数MFの値が1と判定した場合には、同様にステップ718〜720の処理を実行することにより、図10(b)の状態で各映像データを表示部に表示させる。ステップ714で変数MFの値が2と判定した場合には、同様にステップ721〜723の処理を実行することにより、図10(c)の状態で各映像データを表示部に表示させる。
上記ステップ717、720、或いは723の処理を実行した後は、ステップ724に移行する。そのステップ724では、スイッチ部106Mの停止スイッチのオン、及び再生すべきデータの再生の完了の何れかが発生したか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作するか、或いはデータの再生が完了した場合、判定はYESとなり、ステップ725に移行して、表示部に表示させた画面を消去させるなどの再生の終了に伴う処理を実行した後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、即ちそれらの何れも発生しなかった場合には、判定はNOとなって上記ステップ712に戻る。それにより、映像データの再生を継続させる。
<第2の実施の形態>
上記第1の実施の形態では、図10に示すように、各映像データは全ての画面エリアで表示させることができるようになっている。これに対し、第2の実施の形態は、一つの映像データを表示させる画面エリアを固定として、他の映像データのみ、表示させる画面エリアを変更できるようにしたものである。
このようなことから、第2の実施の形態では、データ受信装置の構成、及び動作は第1の実施の形態から変わっていない。モバイルでは、映像データの表示方法が第1の実施の形態から異なっていることによって、第1の実施の形態から動作に異なる部分がある。しかし、その構成は、第1の実施の形態におけるそれと基本的に同じである。それにより、第1の実施の形態で付した符号をそのまま用いて、第1の実施の形態から異なるモバイルの動作についてのみ説明する。
第2の実施の形態では、図13に示すように、メイン映像データを表示させる画面エリアをメイン画面エリアに固定させ、サブ映像1データ、サブ映像2データの表示場所を変数MFの値に応じてサブ画面1エリア、サブ画面2エリアの何れかとさせている。それにより、図7、図8に示す再生処理において、図8のステップ710以降の処理が図11、図12に示すフローチャートのように変更されている。このことから、図11、図12を参照して、その変更された部分についてのみ詳細に説明する。
第2の実施の形態では、図7のステップ703の判定がNOとなると、図11のステップ1101に移行する。そのステップ1101では、出力部104Mに対して、メイン画面エリア、サブ画面1エリア、及びサブ画面2エリアを映像表示用画面として表示部に表示させる設定を行う。その後は、ステップ1102で映像記憶部109Mからの受信データの読み出しを行い、次のステップ1103でそれらのデータを復号回路103Mにより復号化を行わせ、その次のステップ1104でメイン映像データを出力部104Mによりメイン画面エリアに表示させる。ステップ1105にはその後に移行する。
ステップ1105では、変数MFの値が0か否か判定する。その値が0であった場合、判定はYESとなり、ステップ1106で復号化後のサブ映像1データをサブ画面1エリアに表示させ、ステップ1107でサブ映像2データをサブ画面2エリアに表示させてからステップ1110に移行する。それにより、図11(a)の状態で各映像データを表示部に表示させる。その値が1であった場合には、判定はNOとなり、ステップ1108、1109を同様に実行することにより、図11(b)の状態で各映像データを表示部に表示させる。ステップ1110にはその後に移行する。
ステップ1110では、映像データを表示させる状態の切り替え用にスイッチ部106Mに設けられた切替スイッチがオンされた状態か否か判定する。そのスイッチをユーザーが押下しているような場合、判定はYESとなり、ステップ1111で変数Tの値をインクリメントした後、図12のステップ1113に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ1112で変数Tに0を代入してからそのステップ1113に移行する。その変数Tは切替スイッチがオンされている状態となっている時間計時用の変数である。
図12のステップ1113では、変数Tの値が所定値αより大きいか否か判定する。その所定値αは、一定時間、切替スイッチがオンされているか否か判定用に設定された値である。このことから、その一定時間、ユーザーが切替スイッチを押下しているような場合、判定はYESとなり、ステップ1114で変数MFの値を反転、つまりそれまでの値が0であれば1、それまでの値が1であれば0を新たに代入し、更にステップ1115で変数Tに0を代入してからステップ1116に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ1116に移行する。
ステップ1116では、スイッチ部106Mの停止スイッチのオン、及び再生すべきデータの再生の完了の何れかが発生したか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作するか、或いはデータの再生が完了した場合、判定はYESとなり、ステップ1117に移行して、表示部に表示させた画面を消去させるなどの再生の終了に伴う処理を実行した後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、即ちそれらの何れも発生しなかった場合には、判定はNOとなって図11のステップ1102に戻る。それにより、映像データの再生を継続させる。
このようにして、本実施の形態では、ユーザーが切替スイッチを押下し続けると、一定時間が経過する度に、図11(a)の状態→図11(b)の状態→図11(a)の状態、にサイクリックに各サブ映像データの表示場所を交互に変更するようになっている。そのようにして、各サブ映像データの表示場所を任意に変更できるようにさせている。
なお、本実施の形態(第1、及び第2の実施の形態)では、3チャンネルのデータを全て同時に表示させるようにしているが、データを表示させるチャンネルは3チャンネルに固定させなくとも良い。例えば表示させるチャンネルをユーザーが選択できるようにさせても良い。また、チャンネル毎に、データを表示させるエリアを指定できるようにさせても良い。データ受信装置から転送されるデータについては、それを記憶するのではなく、リアルタイムに表示させるようにしても良い。
上述したようなデータ受信装置、或いはモバイル(携帯端末装置)を実現させるようなプログラムは、CD−ROM、DVD、或いは着脱自在なフラッシュメモリ等の記録媒体に記録させて配布しても良い。携帯電話網等の通信ネットワークを介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザーはプログラムを取得してデータ受信装置、或いはモバイルにロードすることにより、本発明を適用させることができる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
第1の実施の形態によるデータ受信装置の構成図である。 デジタル放送における1チャンネル分のセグメントの利用形態を説明する図である。 録画処理のフローチャートである。 再生処理のフローチャートである。 変換処理のフローチャートである。 転送処理のフローチャートである。 第1の実施の形態による携帯端末装置が実行する再生処理のフローチャートである。 第1の実施の形態による携帯端末装置が実行する再生処理のフローチャートである(続き)。 第1の実施の形態による携帯端末装置が実行するスイッチ割込み処理のフローチャートである。 各チャンネルのデータの表示方法を説明する図である。 第2の実施の形態による携帯端末装置が実行する再生処理のフローチャートである(抜粋)。 第2の実施の形態による携帯端末装置が実行するスイッチ割込み処理のフローチャートである(抜粋:続き)。 各チャンネルのデータの表示方法を説明する図である(第2の実施の形態)。
符号の説明
101 チューナー部
102 OFDM復調部
103 復号回路
104 出力部
105 通信インターフェース部
106 スイッチ部
107 メモリ部
108 CPU
109 映像記憶部
110 変換部

Claims (5)

  1. 同一チャンネルを複数の帯域に分割し、該帯域毎に異なる符号化方式を採用できるデジタル放送で送信されるデータの変換を行う装置であって、
    前記デジタル放送で送信されるデータを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段が受信したデータを、該データに採用された符号化方式とは異なる他の符号化方式で符号化されたデータに変換するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段が変換した後のデータを出力するためのデータ出力手段と、
    を具備することを特徴とするデータ受信装置。
  2. 前記データ変換手段は、同一チャンネル内でそれぞれ複数の帯域が割り当てられた複数のチャンネルのデータを対象に、1帯域が割り当てられたチャンネルのデータに採用されている符号化方式のデータに変換でき、
    前記データ出力手段は、前記データ変換手段が変換した後の各チャンネルのデータを送信することで出力できる、
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ受信装置。
  3. 同一チャンネルを複数の帯域に分割し、該帯域毎に異なる符号化方式を採用できるデジタル放送で送信されるデータによる映像を表示できる携帯端末装置において、
    前記デジタル放送で送信されるデータを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段が受信したデータを復号化する復号化手段と、
    前記復号化手段が復号化したデータを表示装置上に表示させる表示制御手段と、
    前記データ受信手段が受信の対象とするデータで採用されている符号化方式で符号化されたデータを取得できるデータ取得手段と、
    前記データ取得手段が取得した、前記同一チャンネル内でそれぞれ複数の帯域が割り当てられた複数のチャンネルのデータを前記表示装置上に表示させる場合に、該チャンネルのデータを前記復号化手段にそれぞれ復号化させ、該復号化された各チャンネルのデータをそれぞれ別の画面で前記表示制御手段に該表示装置上に表示させる制御を行う映像管理手段と、
    を具備することを特徴とする携帯端末装置。
  4. 前記映像管理手段は、前記画面と該画面にデータを表示させるチャンネルの対応関係を変更できる、
    ことを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。
  5. 同一チャンネルを複数の帯域に分割し、該帯域毎に異なる符号化方式を採用できるデジタル放送で送信されるデータによる映像を表示できる携帯端末装置に実行させるプログラムであって、
    前記デジタル放送で送信されるデータを受信する機能と、
    前記受信する機能により受信したデータを復号化する機能と、
    前記復号化する機能により復号化したデータを表示装置上に表示させる機能と、
    前記受信する機能により受信の対象とするデータで採用されている符号化方式で符号化されたデータを取得できる機能と、
    前記取得できる機能により取得した、前記同一チャンネル内でそれぞれ複数の帯域が割り当てられた複数のチャンネルのデータを前記表示装置上に表示させる場合に、該チャンネルのデータを前記復号化する機能によりそれぞれ復号化させ、該復号化された各チャンネルのデータをそれぞれ別の画面で前記表示させる機能により該表示装置上に表示させる制御を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
JP2003435635A 2003-12-26 2003-12-26 データ受信装置、及び携帯端末装置 Pending JP2005197829A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003435635A JP2005197829A (ja) 2003-12-26 2003-12-26 データ受信装置、及び携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003435635A JP2005197829A (ja) 2003-12-26 2003-12-26 データ受信装置、及び携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005197829A true JP2005197829A (ja) 2005-07-21

Family

ID=34815652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003435635A Pending JP2005197829A (ja) 2003-12-26 2003-12-26 データ受信装置、及び携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005197829A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097014A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 放送受信装置、放送データ受信システム及び放送データ出力方法
JP2008097389A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corp 場内情報システム
JP2008199111A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Sharp Corp デジタル放送受信システム
JP2012533943A (ja) * 2009-07-17 2012-12-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド スペクトルの利用可能なチャネルを使用したデータのワイヤレス送信

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097014A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 放送受信装置、放送データ受信システム及び放送データ出力方法
JP4525548B2 (ja) * 2005-09-30 2010-08-18 株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ 携帯端末装置、放送データ受信システム及び放送データ出力方法
JP2008097389A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corp 場内情報システム
JP2008199111A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Sharp Corp デジタル放送受信システム
JP2012533943A (ja) * 2009-07-17 2012-12-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド スペクトルの利用可能なチャネルを使用したデータのワイヤレス送信
US8687648B2 (en) 2009-07-17 2014-04-01 Qualcomm Incorporated Wireless transmission of data using an available channel of a spectrum

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100697187B1 (ko) 이동통신망과 연동된 지상파 dmb의 양방향 방송 서비스시스템 및 방법
JP4277691B2 (ja) 番組録画装置、携帯端末装置、及びプログラム
KR100600790B1 (ko) 듀얼 방송 출력 기능을 갖는 디지털 멀티미디어 방송수신장치
JPH09205638A (ja) データ送信方式および受信装置
JP2005197829A (ja) データ受信装置、及び携帯端末装置
JP2009004850A (ja) デジタル映像信号のダイジェスト再生装置
KR100664255B1 (ko) 휴대단말기의 방송 스트림 편집장치 및 방법
KR20070079370A (ko) 이동 방송 수신기 및 이동 방송 수신 데이터 처리방법
US7120163B2 (en) Multiplexing apparatus and method, image output apparatus and method, and recording medium
JP6251834B2 (ja) 放送信号受信装置、放送信号受信方法、テレビジョン受像機、制御プログラム、および記録媒体
JP2013081246A (ja) マルチチャンネル表示装置
JP6251835B2 (ja) 放送信号送受信システムおよび放送信号送受信方法
JP6181897B1 (ja) 放送信号受信装置、放送信号受信方法、テレビジョン受像機、制御プログラム、および記録媒体
JP6374054B2 (ja) 放送信号受信装置、テレビジョン受像機、制御プログラム、記録媒体、および放送信号受信方法
JP6175207B1 (ja) 放送信号受信装置、放送信号受信方法、テレビジョン受像機、制御プログラム、および記録媒体
JP6374053B2 (ja) 放送信号受信装置、放送信号受信方法、テレビジョン受像機、制御プログラム、および記録媒体
JP6181898B1 (ja) 放送信号送受信システムおよび放送信号送受信方法
JPWO2006006219A1 (ja) コンテンツ送信装置およびコンテンツ配信システム
JP5748940B2 (ja) 放送装置および放送受信装置
JP6341810B2 (ja) 放送信号送受信システムおよび放送信号送受信方法
JP2010141398A (ja) マルチチャンネル表示装置
JP2018196130A (ja) 放送信号送信装置、放送信号送信方法、制御プログラム、および記録媒体
JP2018207495A (ja) 放送信号送信装置、放送信号送信方法、制御プログラム、および記録媒体
KR20100107194A (ko) 디지털 방송 수신 장치 및 그 영상 데이터 재생 방법
JP2008085722A (ja) デジタル放送録画装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090317