JP5748940B2 - 放送装置および放送受信装置 - Google Patents

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本発明は、多チャンネルデジタル放送を送信する放送装置、およびその放送を受信する放送受信装置に関する。
携帯端末向けの放送サービスとしてMediaFLO(登録商標)が知られている。MediaFLOとは、携帯端末向け多チャンネルデジタル放送サービスであり、移動体環境に適した技術によって、映像や音楽を配信するものである。MediaFLOのエアインターフェースはFLO(Forward Link Only)と呼ばれ、FLOの物理層には直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)が採用される(非特許文献1参照)。
例えば、現在商用サービスを行っているアメリカのMediaFLOの仕様を説明する。図12は、FLOのインタレース構成を示す図である。FLOは6MHzの帯域幅を使用し、サブキャリアの本数は4096本である。この4096本のサブキャリアのうち、実際に使用するサブキャリアは、ガードサブキャリア96本を除いた4000本である。MediaFLOは、4000本のサブキャリアを、8つのインタレースと呼ばれるグループに分割する。各インタレースは、4000本のサブキャリアから8本おきに選択した500本のサブキャリアから構成される。1つのインタレースはパイロットシンボルとして使用されるため、残りの7つのインタレースがデータ送信に使用される。MediaFLOでは、1つのインタレースを最小の単位として、周波数帯域に対するサービス(映像、音声、字幕など)の割り当てが行われる。
図13は、インタレースに対するサービスの割り当て例を示す図である。縦軸のインタレースは周波数軸における分割を表し、横軸は時間軸の分割を表している。MediaFLOの各サービスは、MLC(Multicast Logical Channel)と呼ばれる論理チャンネル上で運ばれる。MLCは、1つ以上のインタレースと、1つ以上のOFDMシンボルとから構成される。図13の太線で囲まれた範囲はそれぞれ異なるMLCを表すものであり、各MLCには、映像、音声および字幕などのデータが格納される。例えば1つの映像と1つの音声とからなるサービス(番組)は、2つのMLCから構成される。また、例えば図13の斜線で示すMLCのみで構成されるサービスを視聴するには、当該MLCを構成するインタレースおよびOFDMシンボルのみをデコードすれば良い。このように、MediaFLOでは、時間領域、周波数領域を細かく分割したサービスの割り当てが行われており、必要なMLCのみを選択的にデコードする(間欠受信する)ことによって、受信装置の省電力化を図ることができる。なお、MediaFLOでは、1つのチューナでMediaFLOデータ送信用のインタレースおよびOFDMシンボルにおいて配置された全てのMLCを受信することができるため、さらに数多くのMLCを同時にデコードし、複数のサービスを同時に視聴することも可能である。
また、MediaFLOでは図14に示すようなスーパーフレーム(Super Frame)と呼ばれるデータ伝送単位によりデータの伝送を行う。1スーパーフレームの時間幅は約1秒でその中に1200個のOFDMシンボルを含む。また、スーパーフレームは、TDMパイロット1チャンネル、TDMパイロット2チャンネル(以下、パイロットチャンネルという)および複数のデータフレーム等からなる。複数のデータフレームには、映像データとしてIフレームまたはPフレームが配置されている。ここで、スーパーフレーム内の先頭データフレームには、必ずIフレームが配置されているわけではない。映像データのデコードは、Iフレームから始まる。
MediaFLOにおける選局フローは、以下のとおりである。まず、ユーザにより選局指示がされた後に、パイロットチャンネルの補足が行われる。次に、その補足したパイロットチャンネルに基づきスーパーフレームの補足が行われる。補足されたスーパーフレーム内に複数あるデータフレームを、先頭データフレームから検出し、データフレーム内にIフレームが配置されていた場合、Iフレームのデコードを行い、デコードデータに基づき選局されたサービスを表示する。
なお、特許文献1には、デジタル放送の受信がユーザに選択されていない場合に、受信チャンネルごとの映像信号を映像信号メモリに少なくとも1フレーム格納し、デジタル放送番組の受信がユーザに選択された場合に、前記映像信号メモリに格納された映像信号を読み出してユーザに選択させる受信装置制御に関する技術が開示されている。
特開2004−128942号公報
日経エレクトロニクス、2007年12月17日号、p.150〜161、デジタル・テレビ・セミナー、第1回 MediaFLO、「ワンセグと共存可能な移動体向け放送 6MHz幅に20チャンネル強を収容」
上述したMediaFLOは、選局に時間が掛かるという問題を抱えており、選局には約1.5秒の時間を要する。この問題は、スーパーフレームの単位時間幅が約1秒であるため、ユーザによる選局指示後の、パイロットチャンネルの補足に時間が掛かる場合があること、および、スーパーフレーム内に複数あるデータフレームにおける、先頭データフレームに必ずIフレームのデータが配置されているわけではなく、Iフレームを検出するまでに時間が掛かる場合があること、に起因している。
また、特許文献1に開示された技術では、ユーザに選択されていないチャンネルごとの映像信号を映像信号メモリに少なくとも1フレーム格納する際に、Iフレームが受信できるまで受信しなければならないので、消費電力が大きくなる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、極力少ない消費電力で、選局時間が短縮可能な放送受信装置を実現するための、放送装置および放送受信装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る放送装置は、サービスに含まれる映像データIフレームの画像における一部分の画像抜き出し、該一部分の画像のデータから第1のストリームデータを生成、前記映像データのうち前一部分の画像のデータを除くデータから第2のストリームデータを生成するように制御する制御部と、前記第1のストリームデータと、前記第2のストリームデータとを送信する送信部と、を備えたこと特徴とする。
また、前記一部分の画像は、前記Iフレームの画像における特徴となる部分を含むことが好ましい。
また、前記特徴となる部分は、人物及び/又は文字であることが好ましい。
また、本発明に係る放送受信装置は、サービスに含まれる映像データIフレームの画像から抜き出された一部分の画像のデータから生成された第1のストリームデータと、前記映像データのうち前一部分の画像のデータを除くデータから生成された第2のストリームデータとを受信する受信部と、前記第1のストリームデータおよび前記第2のストリームデータに基づき、映像データを表示する表示部と、記第1のストリームデータの受信を開始し、該受信が開始された後にサービスの選局が行われた場合、前記受信された第1のストリームデータの映像データを前記表示部に表示する制御部と、を備えることを特徴とする。
また、前記制御部は、前記第1のストリームデータを受信して、前記各サービスの映像一覧を前記表示部に表示するように制御することが好ましい。
本発明による放送装置および放送受信装置によれば、放送装置が各サービスに含まれる映像データからIフレームデータを分離し、該分離したIフレームデータ毎に該Iフレームデータの一部分を抽出し、該抽出したデータにより第1のストリームデータを生成するとともに、前記サービスに含まれる映像データのうち前記分離したIフレームデータと前記分離したIフレームデータのうち前記抽出したデータを除くデータとから第2のストリームデータを生成し、前記第1のストリームデータと前記第2のストリームデータに基づくブロードキャスト信号を送信し、放送受信装置が前記ブロードキャスト信号のうち、前記第1のストリームデータの受信を開始し、該受信が開始された後にサービスが選局された場合、前記第1のストリームデータの映像データを表示部に表示するため、選局を行った際に、映像データが表示されるまでの待ち時間を短くすることができる。また、放送受信装置は、選局時間を短縮するために、第1のストリームデータのみを予め受信しておけばよいので、極力少ない消費電力で選局時間を短縮することができる。
本発明の放送装置および放送受信装置を示す図である。 放送装置の構成例を示す図である。 放送受信装置の構成例を示す図である。 放送装置の送信処理のフローチャートである。 放送受信装置の選局時の受信処理のフローチャートである。 放送受信装置のサービス視聴処理のフローチャートである。 放送受信装置のサービス内容一覧の再生処理のフローチャートである。 放送装置のデータ生成を示す図である。 メインMLCとサブMLCのデータ構造を示す図である。 放送受信装置のメインストリーム、サブストリームの処理を示す図である。 放送受信装置のサービス視聴時の処理を示す図である。 FLOのインタレース構成を示す図である。 インタレースに対するサービスの割り当て例を示す図である。 MediaFLOのフレーム構成を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の放送装置および放送受信装置を示す図である。放送受信装置102は、放送装置101から送信されるブロードキャスト信号を受信し、各種データをデコードし、出力する。
図2は、図1に示す放送装置の構成例を示す図である。放送装置101は、データ入力部201と、Iフレーム形成部202と、ストリーム生成部203と、多重化処理部204と、変調部205と、送信部206により構成されている。
データ入力部201は、各サービスの映像データや音声データ等を入力する。Iフレーム形成部202は、各サービスの映像データからIフレームを取り出し、Iフレームの画像の特徴領域を抽出し、さらに特徴領域を抽出した画像データの一部の画素を間引く、もしくは高周波成分をカットするなどの情報量削減を行ったデータを抽出し(第1のストリームデータ)、情報量削減を行ったデータを圧縮することにより非可逆圧縮したデータを生成する。
ストリーム生成部203は、Iフレーム形成部202で生成された各サービスの圧縮されたIフレームデータを結合してサブストリームを生成し、Iフレーム形成部202によるIフレームの非可逆圧縮によって欠落した情報を補う補完データ、特徴部分以外のデータ、サブストリームに入れなかったPフレーム等の残りの映像データ(第2のストリームデータ)を各サービスのメインストリームとして生成する。なお、ストリーム生成部203は、Iフレームデータを、特徴領域外データ、補完データ、圧縮データに分割してメインストリーム、サブストリームに格納するが、それぞれのデータがどのフレームに対応するかを識別するために、特徴領域外データ、補完データ、圧縮データにフレーム識別番号を付加する。
多重化処理部204は、ストリーム生成部203で生成されたサブストリームとメインストリームとを多重化する。変調部205は、多重化処理部204で多重化されたストリームをOFDM信号に変調する。送信部206は、OFDM信号を設定された値まで増幅し、送信アンテナから出力(ブロードキャスト信号の送信)する。この時、メインストリーム、サブストリームはそれぞれ、メインMLC、サブMLCとして送信される。
図3は、図1に示す放送受信装置の構成例を示す図である。放送受信装置102は、チューナ301と、復調部302と、音声デコーダ部303と、映像デコーダ部304と、音声出力部305と、表示部306と、制御部307と、記憶部308と、操作部309により構成されている。
チューナ301は放送波を受信(ブロードキャスト信号の受信)する。復調部302は、チューナ301が受信した放送波を復調し、必要なデータを取り出す。音声デコーダ部303は、視聴サービスの音声データをデコードする。音声出力部305は、音声デコーダ部303でデコードした音声データを出力する。映像デコーダ部304は、視聴サービスの映像データをデコードする。表示部306は、映像デコーダ部304でデコードした映像データの画面表示を行う。制御部307は、各部を制御し、記憶部308は、各種データを記憶する。操作部309は、選局操作等を行う際に用いられる。
図4は、放送装置の送信処理のフローチャートである。放送装置は、入力された各サービスの映像データのIフレームを取り出し(S101)、Iフレーム中の特徴領域を抽出する(S102)。特徴領域は人物や文字などその画像の特徴となる部分を多く含んだ領域である。この領域は自動認識にて抽出しても良いし、コンテンツ作成者が予め特徴領域を決定しておいても良い。
次に、特徴領域内の画像を非可逆圧縮し、圧縮後の画像のサイズが予め決められた規定サイズ以下になるようにする(S103)。
これを各サービスのIフレームについて行い、各サービスの圧縮したIフレームデータを結合し、サブストリームを生成する。また、各サービスについて、圧縮による情報欠落を補完する補完データ、特徴領域外の画像データ、Iフレーム以外の映像データを結合してメインストリームを生成する(S104)。例えば、画像の高周波成分の情報を削除することにより情報圧縮した場合は、補完データは高周波成分情報となる。
最後に、生成した各メインストリームとサブストリームをOFDM信号に変調し(S105)、それぞれメインMLC、サブMLCとして送信する(S106)。
図5は、放送受信装置の選局時の受信処理のフローチャートである。放送受信装置は、サービスの選局後、まずサブMLCを受信している(第1のストリームデータの受信を開始している)かどうかを確認する(S201)。サブMLCを受信していない場合(Noの場合)は、サブMLCを受信し、受信したデータをサブストリームバッファに蓄積する(S202)。次に、選局されたサービスのメインMLCを受信し、受信したデータをメインストリームバッファに蓄積する(S203)。S201において、サブMLCを受信している場合(Yesの場合)は、選局されたサービスのメインMLCを受信し、受信したデータをメインストリームバッファに蓄積する(S203)。
図6は、放送受信装置のサービス視聴処理のフローチャートである。本処理は、サービス視聴中、常時行われる処理である。まず、サブストリームバッファ内において、選局されているサービスのフレームのうち、再生タイミングを迎えたフレームがあるか否かを判定し(S301)、再生タイミングを迎えたフレームがある場合(Yesの場合)、そのフレームがIフレームかそれ以外のフレームかを判定する(S302)。Iフレームでない場合(Noの場合)、すなわちデコードされたPフレームが存在する場合は、通常通り当該Pフレームを再生する(S303)。Iフレームの場合(Yesの場合)、メインストリームバッファに当該Iフレームに対応する特徴領域外データ、補完データがあるかどうかを調べる(S304、S305)。これらが存在する場合(Yesの場合)は、圧縮されたIフレームデータと組み合わせてデコードし、再生する(S306)。一方、サービスの選局直後やデータロス等によりメインストリームバッファに当該Iフレームに対応する特徴領域外データ、補完データがない場合(Noの場合)は、圧縮されたIフレームデータのみをデコードし、再生する(S307)。
次に、メインストリームバッファ内で再生タイミングを迎えたフレームがあるか判定し(S308)、再生タイミングを迎えたフレームがある場合(Yesの場合)は、当該フレームをデコードし、再生する(S309)。当該フレームを再生した後、およびS308においてメインストリームバッファ内で再生タイミングを迎えたフレームがない場合(Noの場合)は、更に、サブストリームバッファ内で再生タイミングを迎えたフレームがあるか否かを判定する(S301)。
図7は、放送受信装置のサービス内容一覧の再生処理のフローチャートである。本処理は、サービス内容一覧視聴中、常時行われる処理である。まず、サブストリームバッファにおいて、再生タイミングを迎えたフレームがあるか否かを判定し(S401)、再生タイミングを迎えたフレームがある場合(Yesの場合)、そのフレームがサービス内容一覧表示対象のサービスであるか否かを判定する(S402)。表示対象であれば、通常通り当該フレームをデコードし、各サービスに対応する表示位置に映像を表示する(S403)。表示対象でない場合、およびS401において再生タイミングを迎えたフレームがない場合(Noの場合)は、更に、再生タイミングを迎えたフレームがある否かを判定する(S401)。
図8は、放送装置のデータ生成を示す図である。放送装置は、入力された映像ストリームからIフレームを取り出し、Iフレームの画像をバッファに展開する。そしてIフレームの画像から、当該画像が有する情報の大部分を有している矩形領域である特徴領域を抽出する。特徴領域は、放送装置側で自動認識により抽出しても良いし、またはコンテンツ作成者が領域情報をストリーム内に付加しておき、それを基に抽出しても良い。
特徴領域を抽出したならば、特徴領域外の画像データを符号化し、これを(A)とする。そして、特徴領域内の画像データを、予め決められた容量以下になるよう非可逆圧縮する。この非可逆圧縮されたデータを(C)とする。非可逆圧縮は、例えば一部の画素を間引く、もしくは高周波成分をカットするなどの情報量削減を行ったデータに対して可逆圧縮を行う処理であるが、このときに削減した情報を符号化したデータ(補完データ)を(B)とする。
放送装置のストリーム生成部203は、各チャンネルのメインストリームとサブストリームを生成する。このとき、メインストリームには(A)と(B)とIフレーム以外のデータを格納し、サブストリームには各サービスの(C)を格納する。メインストリームはメインMLCとして、サブストリームはサブMLCとして送信される。メインMLCとサブMLCのデータ構造を図9に示す。
図10は、放送受信装置のメインストリーム、サブストリームの処理を示す図である。例えば、サービス1を視聴する場合は、サービス1のメインMLCとサブMLCを受信し、メインストリーム、サブストリームのデータを組み合わせて映像をデコードし、再生する。ただし、Iフレームに関してはメインストリームに特徴領域外のデータ(A)や補完データ(B)が存在しない場合は、Iフレームの圧縮データ(C)のみで再生する。
サービス内容一覧を視聴する場合は、サブMLCのみを受信し、サブストリームの中から一覧表示対象サービスのデータを取り出し、デコードし、再生する。
上述した放送受信装置は、サービスの映像データを確認することができるIフレームの一部のデータを格納したサブMLCを常時受信し、デコードして再生するので、消費電力を抑制することができる。
図11は、放送受信装置のサービス視聴時の処理を示す図である。図11は、放送受信装置のサブストリームバッファとメインストリームバッファを模式的に示しており、データは右詰で蓄積されていくものとする。中央の縦の破線は現時刻を表し、この線を越えたデータは再生可能となる。また、(C3),(A3),(B3)などのデータは、図8と同様に、それぞれIフレームの圧縮データ、特徴領域外データ、補完データを表し、数字はフレーム識別番号である。
時刻T1は、サービスの選局直後と仮定する。そのため、メインストリームバッファには、まだデータが蓄積されていない。サブストリームは常時受信しているため、サブストリームバッファにはデータが蓄積されており、Iフレームの情報を間引いて圧縮した(C1)が再生できる。このとき、メインストリームバッファには(C1)に対応する(A1),(B1)が存在しないため、(C1)のみをデコードし、表示する。
時刻T2ではまだ再生可能なフレームはない。
時刻T3では(C2)が再生できるが、(A2),(B2)はないため、(C2)のみをデコードし、表示する。
時刻T4では(C3)が再生でき、かつ(A3),(B3)がメインストリームバッファに存在するため、これらを組み合わせてデコードし、Iフレーム画像を表示する。よってこの段階からより高画質な映像が再生できるようになる。
時刻T5ではメインストリームバッファのPフレーム1が再生可能であるため、Pフレーム1を再生する。
上述したように、放送受信装置は、選局時にサブストリームのデータ(C1),(C2)の映像を表示するので、選局してから画像が表示されるまでの時間を短縮できる。
なお、サービス内容一覧表示時は、メインストリームバッファは参照せず、サブストリームバッファのデータのみを再生する。また、通常視聴時はサブストリーム中の1つのサービスのデータについて再生したが、サービス内容一覧表示時は表示対象となっている複数のサービスのデータをすべて再生する。
101 放送装置
102 放送受信装置
201 データ入力部
202 Iフレーム形成部
203 ストリーム生成部
204 多重化処理部
205 変調部
206 送信部
301 チューナ
302 復調部
303 音声デコーダ部
304 映像デコーダ部
305 音声出力部
306 表示部
307 制御部
308 記憶部
309 操作部

Claims (5)

  1. サービスに含まれる映像データIフレームの画像における一部分の画像抜き出し、該一部分の画像のデータから第1のストリームデータを生成、前記映像データのうち前一部分の画像のデータを除くデータから第2のストリームデータを生成するように制御する制御部と、
    前記第1のストリームデータと、前記第2のストリームデータとを送信する送信部と、
    を備えた放送装置。
  2. 前記一部分の画像は、前記Iフレームの画像における特徴となる部分を含む請求項1に記載の放送装置。
  3. 前記特徴となる部分は、人物及び/又は文字である請求項2に記載の放送装置。
  4. サービスに含まれる映像データIフレームの画像から抜き出された一部分の画像のデータから生成された第1のストリームデータと、前記映像データのうち前一部分の画像のデータを除くデータから生成された第2のストリームデータとを受信する受信部と、
    前記第1のストリームデータおよび前記第2のストリームデータに基づき、映像データを表示する表示部と、
    記第1のストリームデータの受信を開始し、該受信が開始された後にサービスの選局が行われた場合、前記受信された第1のストリームデータの映像データを前記表示部に表示するように制御する制御部と、を備えることを特徴とする放送受信装置。
  5. 前記制御部は、前記第1のストリームデータを受信して、前記各サービスの映像一覧を前記表示部に表示するように制御することを特徴とする請求項に記載の放送受信装置。
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