JP2008085722A - デジタル放送録画装置 - Google Patents

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【課題】デジタル放送の任意のチャンネルのTSに複数の仮想チャンネルが含まれている場合に、簡易な構成で、同時に放映される複数の仮想チャンネルの映像信号をすべて録画することができるデジタル放送録画装置を提供する。
【解決手段】
デジタル放送を受信してTSを出力するチューナ部2と、TSを一旦記録するバッファ20と、バッファ20内のTSから所定の仮想チャンネルの映像信号、音声信号をデコードするTVデコーダ30と、所定の記録方式にエンコードするエンコーダ31と、記録部4等を備える。バッファ20内のTSから1チャンネルずつ映像信号、音声信号をデコードし、順次これらをエンコードして記録する。映像信号、音声信号の記録が終了すると、TSを削除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送の任意のチャンネルのTS(トランスポートストリーム)に複数の仮想チャンネルが含まれている場合に、同時に放映される複数の仮想チャンネルの映像信号を録画する装置に関する。
従来、デジタル放送が実用化され、1つの放送局からRF信号に乗せて、TS(トランスポートストリーム)の形でデジタル信号が送信されている。このRF信号のチャンネルを物理チャンネルという。そして、このTSには、複数の仮想チャンネルの放送番組が多重化して送信される場合があり、従来、これらの仮想チャンネルが同時に放映されている場合、これらの仮想チャンネルの映像信号を録画するためには、複数のチューナ、エンコーダチップを必要としていた。
特許文献1には、放送事業者がデジタル放送の記録解析を容易にするため、断片的なTSファイルを大容量記憶手段に転送して、保存用の連続したTSファイルを得る構成が開示されており、この構成によれば、TSファイルにファイルヘッダを付加して記録し、細分化したTSで記録しているのでアクセスが容易に可能である旨の記載がある。
特開2003−061022公報
しかしながら、従来は、1つのチューナ、エンコーダのチップを搭載する録画装置では、同時に放映される複数の仮想チャンネルの映像信号を録画できず、また、複数チューナ、エンコーダのチップを搭載する録画装置でも、これらのチップ数以上のチャンネルを録画できない問題があった。
そこで、本発明は、デジタル放送の任意のチャンネルのTSに複数の仮想チャンネルが含まれている場合に、簡易な構成で、同時に放映される複数の仮想チャンネルの映像信号をすべて録画することができるデジタル放送録画装置を提供する。
本発明は、以下の構成を備えている。
(1)本発明は、
デジタル放送のトランスポートストリームを受信するチューナ部と、
前記トランスポートストリームをデコードして前記デジタル放送に含まれる仮想チャンネルの映像信号を取り出すデコーダと、
前記デコードした映像信号を所定のファイル形式で記録する記録手段と、
これらの動作を制御する制御部と、を備えるデジタル放送録画装置において、
前記受信したトランスポートストリームを記録するバッファ手段を備え、
前記制御部は、
同時に放映される仮想チャンネルの映像信号の記録が指示された場合に、
前記トランスポートストリームを受信してバッファ手段に記録させる第1のステップと、
前記デコーダ、前記エンコーダ、前記記録手段に指示して、前記バッファ手段に記録したトランスポートストリームに含まれる複数の仮想チャンネルの映像信号を順次、前記記録手段に記録させる第2のステップを行う。
この構成では、第1のステップでこれら仮想チャンネルの情報すべてを含むトランスポートストリームを一旦バッファ手段に記録させており、第2のステップで前記バッファ手段に記録したトランスポートストリームに含まれる複数の仮想チャンネルの映像信号を順次、前記記録手段に記録させる。したがって、デジタル放送の任意の物理チャンネルのTSに複数の仮想チャンネルが含まれている場合に、複数のチューナ、デコーダがなくとも、仮想チャンネルを1つずつ処理することができるので、このトランスポートストリームに含まれる仮想チャンネルの番組の映像信号をすべて記録することができる。したがって、簡易な構成で、同時に放映される複数の仮想チャンネルの番組をすべて録画することができる。また、装置に搭載したチューナの数以上の仮想チャンネルの番組を録画することができる。
(2)本発明は、
前記チューナ部は複数のトランスポートストリームを同時に受信し、
前記バッファ手段は、同時に複数のトランスポートストリームを記録し、
前記制御部は、前記受信した複数のトランスポートストリームについて、前記第1のステップを同時に行い、前記第2のステップを順次動作させる。
前記チューナ部は複数のトランスポートストリームを同時に受信し、第1のステップで、前記バッファ手段がこれらを記録する。そして、複数のトランスポートストリームに多重化された仮想チャンネルの映像信号を順次記録するから、これら仮想チャンネルの映像信号をすべて記録することができる。この構成によれば、デジタル放送録画装置が有するチューナ部の数をXとすると、X個の物理チャンネルに多重化された仮想チャンネルの番組をすべて記録することができる。また、装置に搭載したチューナ部の数以上の仮想チャンネルの番組を録画することができる。
(3)本発明は、
前記チューナ部は、複数のトランスポートストリームを同時に受信し、
前記バッファ手段は、同時に複数のトランスポートストリームを記録し、
前記デコーダ、エンコーダは、前記チューナ部が同時に受信できるトランスポートストリームの数と同数の映像信号を処理し、
前記制御部は、同時に受信した複数のトランスポートストリームそれぞれについて、前記第1のステップを同時に行い、前記第2のステップを並行して動作させることを特徴とする。
この構成では、前記第2のステップを並行して動作させるので、(2)の効果に加え、仮想チャンネルの番組を録画する時間を短縮できる。
(4)本発明は、
前記制御部は、前記第2のステップの動作終了後、前記トランスポートストリームを前記バッファ手段から削除する。
この構成では、前記トランスポートストリームを前記バッファ手段から削除するので、映像信号を記録した後に不要となるトランスポートストリームが溜まったり、バッファの容量が足りなくなるという問題を解消できる。
本発明によれば、デジタル放送の任意のチャンネルのTSに複数の仮想チャンネルが含まれている場合に、簡易な構成で、同時に放映される複数の仮想チャンネルの映像信号をすべて録画することができる。
図1を用いて、本実施形態のデジタル放送録画装置(図中1で図示)の構成について説明する。デジタル放送録画装置1は、デジタル放送を受信して、受信した番組を録画する録画装置である。
まず、デジタル放送録画装置1の構成を説明する前提として、物理チャンネル、仮想チャンネルについて説明する。チャンネル各放送局からはそれぞれ1つの所定周波数のRF信号に乗せて1つのTS(トランスポートストリーム)が送信されている。このRF信号のチャンネルを物理チャンネルという。また、このTSから複数の放送番組(以下単に番組という。)が多重化されて送信されることが多く、それぞれの番組に対応するチャンネルを仮想チャンネルといい、ユーザがリモコン等で番組を選択するためのチャンネルである。
次に、デジタル放送録画装置1の構成について説明する。アンテナ101から電波を受信して、TS(トランスポートストリーム)を得るチューナ部2と、チューナ部2で得たTSを一時的に記録するバッファ20と、バッファ20から読み出したTSから制御部7が指定した所定の仮想チャンネルの映像信号、音声信号を取り出し、所定の信号処理を行って信号出力部5に出力する信号処理部3と、制御部7の制御に応じて映像信号、音声信号を記録する記録部4と、信号出力部5から出力される信号を選択し、映像信号にOSD(オンスクリーンディスプレイ)を合成し、D/A変換して映像信号、音声信号を出力する信号出力部5と、これらの各部を制御する制御部7と、制御部7への制御信号を入力する操作部8とを備える。またデジタル放送録画装置1の外部に、D/A変換器6の映像信号を表示する表示器102を備える。
チューナ部2は、チューナ、復調回路、誤り訂正回路、分離回路、デマルチプレクサ、バッファメモリを備えている。チューナは、制御部7により指定されたチャンネルの放送信号を抽出し、復調回路に出力する。復調回路は、入力された放送信号を復調し、誤り訂正回路に出力する。誤り訂正回路は入力されたTS(トランスポートストリーム)の誤り情報を訂正する。分離回路は、誤り訂正回路から出力された信号から、MPEG形式のTSを分離して出力する。
なお、以上のようにしてTSを抽出することを以下では、単に「チューナ部2がTSを受信する」という。また、以上のようにしてTSを抽出することは、本発明の「デジタル放送のトランスポートストリームを受信する」ことに相当する。
また、この実施形態でのチューナ部2は、1つのTSを受信する。
信号処理部3は、バッファ20から読み出したTSから制御部7が指定した所定の仮想チャンネルの映像信号、音声信号をデコードするTVデコーダ30と、デコードした映像信号、音声信号とを所定の形式にエンコードするエンコーダ31と、記録部4から読み出した映像信号、音声信号をデコードするデコーダ33とを備える。
バッファ20は、制御部7の多チャンネル録画機能71の動作時に用いる。バッファ20は、記録媒体と、およびこれらのいずれかを記録/読み出しする記録/読み出し部とで構成する。この記録媒体としては、例えば、DVD等の光ディスク、ハードディスク、メモリが使用できる。また、バッファ20として、ランダムアクセスできるものでなくとも良く、巻戻しができればディジタルテープでも良い。少なくとも指定された放送時間分のTSを一時的に格納しておく容量が必要である。
なお、デジタル放送録画装置1は、映像信号を記録した後にこのTSを消去するので、バッファ20としてメモリを用いる場合は、このメモリは必ずしも不揮発性でなくても良い。ただし、動作時の安全を考慮すると不揮発性メモリであることが望ましい。バッファ20は、指定された時間、1つの物理チャンネルのTSを記録する容量が必要である。
TVデコーダ30は、デマルチプレクサと、MPEG形式に記録されたTSを伸張するデコーダとバッファメモリを備えている。TVデコーダ30は、多チャンネル録画機能71の動作時には、バッファ20内の記録媒体からTSを読み出す。それ以外の動作時には、チューナ部2から直接TSを入力する。
このTSには複数の仮想チャンネルの番組が多重化されて送信されており、デマルチプレクサは、これらの仮想チャンネルのうちの1チャンネルのパケットを抽出して、抽出したパケットに格納されているデータをバッファメモリに記憶させる。このバッファメモリは、一時記憶できれば良く、バッファ20と共用でも別でも良い。TVデコーダ30内のデコーダは、このバッファメモリから読み出したデータから映像データと音声データとを分離し、両データを伸長し、これらを出力する。
TVデコーダ30は、録画時には、映像信号、音声信号をエンコーダ31、セレクタ51、52に出力し、録画時でない場合には映像信号をセレクタ51に、音声信号をセレクタ52に出力する。
エンコーダ31は、例えばMPEG形式にエンコードする。デコーダ33は、記録部4に記録された信号をデコードしてセレクタ51、セレクタ52に出力する。
記録部4は、記録媒体(着脱可能なもののみならず添え付けのものを含む)と記録媒体への記録読み出しを行う記録/読み出し部で構成し、エンコードした映像信号を記録する。記録媒体は、CD、DVD、ハードディスク、ビデオテープ等であり、映像信号を記録できるものであれば、何でも良い。記録部4の記録/読み出し部は、例えば、記録媒体がDVDであれば、光学ピックアップである。デコーダ33は、記録部4で読み出した映像信号をデコードする。
なお、以下では、映像信号、音声信号を記録することを「録画」という。
信号出力部5は、セレクタ51、52、OSD合成部55、D/A変換器56、57を備えている。セレクタ51は、TVデコーダ30、デコーダ33の映像信号を選択する。
セレクタ52は、TVデコーダ30とデコーダ33の音声信号を選択する。セレクタ51、52は、録画部3が録画している場合、すでに録画したファイルを再生する場合には、デコーダ33の入力を選択し、そのいずれでもない場合には、TVデコーダ30の入力が選択する。
信号出力部5は、TVデコーダ30で生成した映像信号、音声信号の出力、録画部3で記録した映像信号、音声信号の出力を切り換え、選択して出力するセレクタ51、52と、装置1本体の各種状態や設定の表示とセレクタ51で選択した映像信号と合成した映像信号を出力するOSD(オンスクリーンディスプレイ)合成部5と、OSD合成部55の映像信号の出力をアナログ信号に変換するD/A変換器56と、セレクタ52で選択した音声信号をD/A変換するD/A変換器57とを備える。
OSD合成部55は、デジタル放送録画装置1の各種設定を表示し、ユーザにこれらの設定を選択させるための文字図形の映像信号を出力する。OSD合成部55は、OSD画像メモリを備えており、制御部2から与えられる制御信号に基づいて、このOSD画像メモリが記憶している文字または図形の映像信号を生成し、出力する。セレクタ51から映像信号が出力されている場合にはこの映像信号を合成する。
D/A変換器56は、OSD合成部55から出力した映像信号をアナログの映像信号に変換し、外部の表示器102(テレビ受像機等)に出力する。D/A変換器57は、セレクタ52から出力された音声信号をアナログの音声信号に変換し、スピーカ103に出力する。
制御部7は、CPUで構成し、制御部7内のサブプログラムを格納するROM(不図示)、制御部7の計算結果を一時的に記憶するRAM(不図示)を備え、デジタル放送録画装置1内の各部を制御する。例えば、チューナ21内のバッファRAMへの記録、読み出しタイミングや、セレクタ51、52の切替、記録部4への記録タイミングなどを制御する。また、制御部7は、多チャンネル録画機能71を実行するための各プログラムを上記ROM内に格納している。多チャンネル録画機能71は、1つの物理チャンネルに多重化されて送信される複数の仮想チャンネルを録画する機能である。多チャンネル録画機能71は、操作部8から直接指示入力を受けるほか、図示しない録画予約機能とタイマにより、指示入力を受けて、所定の時間にこの機能の処理を開始する。
操作部8は、デジタル放送録画装置1に取り付けた操作子や、リモコンおよびリモコンからの赤外信号を受け付けるリモコン受光部で構成する。操作部8は、制御部7を操作するための制御入力を受け付ける。デジタル放送録画装置1またはリモコンの操作子が押下げられると、所定の制御入力が入力される。例えば、リモコンの録画開始ボタン押下げにより録画か開始される。また、録画予約のボタンが押下げられると所定のOSDが表示され、録画チャンネル番号の選択を受け付ける。この選択では、複数チャンネル選択することができ、複数の場合には、所定の時刻に多チャンネル録画機能71の処理が開始される。
表示器102は、デジタル放送録画装置1の外にあり、例えば、液晶パネルで構成する。表示器102は、信号出力部5から出力された映像信号、音声信号を変換して、映像を表示すると共に、音声を放音する。なお、音声を放音する装置は、表示器102と別に構成しても良い。
次に、図2を用いて、多チャンネル録画機能71の実行が指示された場合の動作について説明する。図2は、2つのSTEP1,2に分けて、この動作を示している。なお、図2で示したブロック図は、図1と同様であるが、図1の信号出力部5の入出力について、図1の構成を簡略化している(図4、図6も同様である)。
(STEP1)では、信号の流れ91に示すように、アンテナ101からチューナを介して出力されたTSは、バッファ20内の記録媒体に記録される。
(STEP2)では、信号の流れ92に示すように、バッファ20に一旦記録されたTSは、TVデコーダ30に出力される。TVデコーダ30内のマルチプレクサは、TSから1つの仮想チャンネル分のパケットを分離して、デコードし、映像信号、音声信号を出力する。この映像信号、音声信号の一方は、信号の流れ93に示すように、信号出力部5を介して、表示器102に出力される。この映像信号、音声信号のもう一方は、信号の流れ94に示すように、エンコーダ31を介して記録部4に記録される。その後、他のチャンネルについてもこれを繰り返す。
これに対し、通常の1つの仮想チャンネルを録画する場合には、制御部7は、チューナ部2で出力されたTSを直接TVデコーダ30に入力させ、TVデコーダ30は、1チャンネルの映像信号、音声信号が分離し、デコードする。
次に、図3を用いて、1つの物理チャンネルに多重化された仮想チャンネルのうち、指定されたすべてのチャンネル(ここではCH1〜CH3とする)の番組を順次録画する録画処理について説明する。この処理は、図2のSTEP2の詳細であり、STEP2A〜Cに分かれる。
STEP2Aでは、TVデコーダ30は、バッファ20に記録されたTSからCH1のパケットを分離して映像信号、音声信号を出力する。CH1の映像信号、音声信号を、エンコーダ31を介して、記録部4に記録する。
次のSTEP2Bでは、TVデコーダ30は、バッファ20に記録されたTSからCH2のパケットを分離して映像信号、音声信号を出力する。CH2の映像信号、音声信号を、エンコーダ31を介して、記録部4に記録する。
次のSTEP2Cでは、TVデコーダ30は、バッファ20に記録されたTSからCH3のパケットを分離して映像信号、音声信号を出力する。CH3の映像信号、音声信号を、エンコーダ31を介して、記録部4に記録する。
その後、TSをバッファ20から削除する。
このように順次録画することで、デジタル放送録画装置1は、1つのチューナ部2、TVデコーダ30のみを備えるにもかかわらず、1つの物理チャンネルに多重化された複数の仮想チャンネルの番組をすべて録画することができる。即ち、同時に放映される複数の仮想チャンネルをすべて録画することができる。
なお、図3の説明では、チャンネル番号順に録画しているが、録画の順序をチャンネルの番号順にする必要はなく、指定されたチャンネルをすべて録画できればよい。また、チャンネル数は、3に限らず、2以上であればよい。
次に、図4、図5を用いて、第1の実施形態の応用に係る第2の実施形態の装置について説明する。図4はこの装置の構成図(1Aで図示)である。図5は、多チャンネル録画機能71Aの処理フロー図である。この実施形態では、チューナ部2のみならず、チューナ部2と機能が同等のチューナ部2Aを備えている。これにより、同時に2つの物理チャンネルのTS(TS1、TS2)をバッファ20に記録できる。その他の構成のうち、多チャンネル録画機能71A以外は、第1実施形態と同様であり、第1の実施形態のデジタル放送録画装置1の説明を準用する。
図5のフロー図を用いて、多チャンネル録画機能71Aの処理について説明する。多チャンネル録画機能71Aは、多チャンネル録画機能71Aにより、同時に放送された複数の物理チャンネルのTSに多重化された仮想チャンネルの番組をすべてを録画する機能である。
ST21で、複数放送局のTSをそれぞれのチューナ部2、2Aで同時に受信し、TS1、TS2をバッファ20に記録する。なお、このバッファ20として、TS1、TS2を記録することができる容量が必要である。
ST22〜ST24で、TS1について、図3で示した方法と同様にして、仮想チャンネルCH1、CH2、CH3の番組を録画する。次に、TS2についても同様に、仮想チャンネルCH1、CH2、CH3の番組を録画する。
ST25で、TSj(j=1〜2)を削除する。
なお、図5のST22〜ST24では、CH1〜CH3を記録するとしているが、チャンネルは、これに限らず、操作部8により録画するチャンネルの指定を受け付け、指定されたチャンネルの番組を順次録画すればよい。
また、チューナ部2Aを増設すれば、より多くの物理チャンネルそれぞれについて多重化された仮想チャンネルの番組をすべて録画することができる。この場合の多チャンネル録画機能71Aの処理は、図5で2を整数Nに代えて適用する。
次に、図6を用いて、第1、第2の実施形態の応用に係る第3の実施形態の装置について説明する。この実施形態では、第2実施形態の構成に加え、TVデコーダ30,エンコーダ31と同様の構成のTVデコーダ30A,エンコーダ31Aを更に備えている(これらをまとめて信号処理部3Aという。)。これにより、複数のTSに含まれる映像信号、音声信号をデコード、エンコードすることを並列に行うことができ、録画時間を短縮できる。この実施形態の多チャンネル録画機能71Bの処理は、図5のST22〜ST24の処理をTSj(j=1〜2)について順次繰り返すのではなく、並列して行う点が第2の実施形態の装置と異なる。
なお、信号処理部3Aをチューナ部2の数に応じて増設すれば、より多くの物理チャンネルを並行して処理することができる。
また、音声信号を信号出力部5内のセレクタ51、52は、それぞれ3つの信号を選択できるものとし、多チャンネル録画機能71Aにより録画している間は、TVデコーダ30、30Aのいずれかの映像信号、音声信号を信号出力部5内のセレクタに入力する。
第1実施形態のデジタル放送録画装置の構成図 第1実施形態のデジタル放送録画装置で多チャンネル録画機能が実行された場合の信号の流れを表す図 第1実施形態のデジタル放送録画装置における録画処理のフロー図 第2実施形態のデジタル放送録画装置の構成図 第2実施形態のデジタル放送録画装置における録画処理のフロー図 第3実施形態のデジタル放送録画装置の構成図
符号の説明
1−デジタル放送録画装置、 1A−デジタル放送録画装置、
1A−デジタル放送録画装置、 2−チューナ部、 2A−チューナ部、
20−バッファ、 3−信号処理部、
30−TVデコーダ、 30A−TVデコーダ、
31−エンコーダ、 31A−エンコーダ、 33−デコーダ、 33A−デコーダ、
4−記録部、
5−信号出力部、 51−セレクタ、 52−セレクタ、 55−OSD合成部、
56−D/A変換器、 57−D/A変換器、
7−制御部、 71−多チャンネル録画機能、 8−操作部、
91〜94−信号の流れ、 TS−トランスポートストリーム、
101−アンテナ、 102−表示器

Claims (5)

  1. デジタル放送のトランスポートストリームを受信するチューナ部と、
    前記トランスポートストリームをデコードして前記デジタル放送に含まれる仮想チャンネルの映像信号を取り出すデコーダと、
    前記デコードした映像信号を所定のファイル形式で記録する記録手段と、
    これらの動作を制御する制御部と、を備えるデジタル放送録画装置において、
    前記受信したトランスポートストリームを記録するバッファ手段を備え、
    前記制御部は、
    同時に放映される仮想チャンネルの映像信号の記録が指示された場合に、
    前記トランスポートストリームを受信してバッファ手段に記録させる第1のステップと、
    前記デコーダ、前記エンコーダ、前記記録手段に指示して、前記バッファ手段に記録したトランスポートストリームに含まれる複数の仮想チャンネルの映像信号を順次、前記記録手段に記録させる第2のステップと、を行い、その後、前記トランスポートストリームを前記バッファ手段から削除するデジタル放送録画装置。
  2. デジタル放送のトランスポートストリームを受信するチューナ部と、
    前記トランスポートストリームをデコードして前記デジタル放送に含まれる仮想チャンネルの映像信号を取り出すデコーダと、
    前記デコードした映像信号を所定のファイル形式で記録する記録手段と、
    これらの動作を制御する制御部と、を備えるデジタル放送録画装置において、
    前記受信したトランスポートストリームを記録するバッファ手段を備え、
    前記制御部は、
    同時に放映される仮想チャンネルの映像信号の記録が指示された場合に、
    前記トランスポートストリームを受信してバッファ手段に記録させる第1のステップと、
    前記デコーダ、前記エンコーダ、前記記録手段に指示して、前記バッファ手段に記録したトランスポートストリームに含まれる複数の仮想チャンネルの映像信号を順次、前記記録手段に記録させる第2のステップと、を行うデジタル放送録画装置。
  3. 前記チューナ部は複数のトランスポートストリームを同時に受信し、
    前記バッファ手段は、同時に複数のトランスポートストリームを記録し、
    前記制御部は、前記受信した複数のトランスポートストリームについて、前記第1のステップを同時に行い、前記第2のステップを順次動作させる請求項2に記載のデジタル放送録画装置。
  4. 前記チューナ部は、複数のトランスポートストリームを同時に受信し、
    前記バッファ手段は、同時に複数のトランスポートストリームを記録し、
    前記デコーダ、エンコーダは、前記チューナ部が同時に受信できるトランスポートストリームの数と同数の映像信号を処理し、
    前記制御部は、同時に受信した複数のトランスポートストリームそれぞれについて、前記第1のステップを同時に行い、前記第2のステップを並行して動作させる請求項2に記載のデジタル放送録画装置。
  5. 前記制御部は、前記第2のステップの動作終了後、前記トランスポートストリームを前記バッファ手段から削除する請求項2〜4のいずれかに記載のデジタル放送録画装置。
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