JP2005340888A - 放送記録再生装置および放送記録再生処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 12セグメント放送と1セグメント放送とを同時録画する場合、「12セグメント放送のMPEG2形式の映像データ」、「1セグメント放送のMPEG4形式の映像データ」および「1セグメント放送のMPEG−2 AAC形式の音声データ」を記録し、12セグメント放送を再生する際には「12セグメント放送のMPEG2形式の映像データ」および「1セグメント放送のMPEG−2 AAC形式の音声データ」を復号し、1セグメント放送側を再生する際には「1セグメント放送のMPEG4形式の映像データ」および「1セグメント放送のMPEG−2 AAC形式の音声データ」を復号して再生する。
【選択図】 図3
Description
A.構成
図1は本発明の実施の一形態による放送記録再生装置100の構成を示すブロック図である。この図において、チューナ2,3は、それぞれアンテナ1を介して1セグメント放送、12セグメント放送を受信する。OFDM復調部4は、チューナ2およびチューナ3の各受信出力をOFDM復調し、これより得られるトランスポートストリーム信号から対応する番組パケット(MPEGデータ)を分離抽出する。CPU5は装置各部の動作を制御するものであり、本発明の要旨に係わる処理動作については追って詳述する。
次に、図2〜図4を参照して、上記構成による放送記録再生装置100の動作(CPU5の動作)について説明する。
(1)メインルーチンの動作
装置電源投入に応じて、CPU5は図2に示すメインルーチンを起動し、ステップSA1に処理を進め、装置各部をイニシャライズする初期化処理を実行する。次いで、ステップSA2では録画開始指示に応じて録画処理(後述する)を実行し、続くステップSA3では再生開始指示に応じて再生処理(後述する)を実行する。この後、ステップSA4に進み、例えばユーザ操作に応じてチューナ2,3に受信チャンネルの変更を指示する等の、その他の処理を実行する。以後、装置電源がオフされるまでステップSA2〜SA4を繰り返す。
上述したメインルーチンのステップSA2(図2参照)を介して本処理が実行されると、CPU5は図3に示すステップSB1に処理を進め、録画開始指示が有るか否かを判断する。録画開始指示が無ければ、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。一方、録画開始指示が有ると、判断結果が「YES」になり、ステップSB2に進む。ステップSB2では、12セグメント放送および1セグメント放送を同時に受信復調するようチューナ2,3およびOFDM復調部4を制御する。次いで、ステップSB3では、OFDM復調部4の出力を、「12セグメント放送のMPEG2形式の映像データ」、「1セグメント放送のMPEG4形式の映像データ」および「1セグメント放送のMPEG−2 AAC形式の音声データ」に分離してそれぞれワークメモリ7にバッファリングする。
上述したメインルーチンのステップSA3(図2参照)を介して本処理が実行されると、CPU5は図4に示すステップSC1に処理を進め、再生開始指示が有るか否かを判断する。再生開始指示が無ければ、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。一方、再生開始指示が有ると、判断結果が「YES」になり、ステップSC2に進む。ステップSC2では、録画した12セグメント放送の再生であるか否かを判断する。12セグメント放送の再生であると、判断結果は「YES」になり、ステップSC3に進む。
前述した実施の形態では、12セグメント放送および1セグメント放送の音声データが同一サンプリグレートの2chステレオ方式の場合を想定したが、受信する番組によっては12セグメント放送の音声データが5.1chサラウンド方式であることも有り得る。そこで、その他の実施形態では、そのような場合に対処する録画処理および再生処理の各動作について説明する。
前述の実施の形態と同様、メインルーチンのステップSA2(図2参照)を介して本処理が実行されると、CPU5は図6に示すステップSD1に処理を進め、録画開始指示が有るか否かを判断する。録画開始指示が無ければ、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。一方、録画開始指示が有ると、判断結果が「YES」になり、ステップSD2に進む。ステップSD2では、12セグメント放送および1セグメント放送を同時に受信復調するようチューナ2,3およびOFDM復調部4を制御する。次いで、ステップSD3では、OFDM復調部4の出力を、「12セグメント放送のMPEG2形式の映像データ」、「1セグメント放送のMPEG4形式の映像データ」、「12セグメント放送のMPEG−2 AAC形式の音声データ」および「1セグメント放送のMPEG−2 AAC形式の音声データ」に分離してそれぞれワークメモリ7にバッファリングする。
前述の実施の形態と同様、メインルーチンのステップSA3(図2参照)を介して本処理が実行されると、CPU5は図7に示すステップSE1に処理を進め、再生開始指示が有るか否かを判断する。再生開始指示が無ければ、判断結果は「NO」になり、何も行わずに本処理を完了させる。一方、再生開始指示が有ると、判断結果が「YES」になり、ステップSE2に進む。ステップSE2では、録画した12セグメント放送の再生であるか否かを判断する。12セグメント放送の再生であると、判断結果は「YES」になり、ステップSE3に進む。
2,3 チューナ
4 OFDM復調部
5 CPU
6 ROM
7 ワークメモリ
8 映像・音声記録部
9 MPEG2映像復号部
10 H.264映像復号部
11 表示コントローラ
12 表示部
13 MPEG2 AAC音声復号部
14 スピーカ
Claims (4)
- 13のセグメントに分割された伝送帯域幅を有し、その内の1セグメントを占有する1セグメント放送と、他の12セグメントを占有する12セグメント放送とを同時受信する受信手段と、
前記受信手段により同時受信される12セグメント放送および1セグメント放送から12セグメント放送の映像データ、1セグメント放送の映像データおよび1セグメント放送の音声データを分離抽出して記録する記録手段と、
前記記録手段にて記録された12セグメント放送を再生する場合には、12セグメント放送の映像データと1セグメント放送の音声データとを復号し、1セグメント放送を再生する場合には、1セグメント放送の映像データと1セグメント放送の音声データとを復号して再生する再生手段と
を具備することを特徴とする放送記録再生装置。 - 13のセグメントに分割された伝送帯域幅を有し、その内の1セグメントを占有する1セグメント放送と、他の12セグメントを占有する12セグメント放送とを同時受信する受信処理と、
前記受信処理により同時受信される12セグメント放送および1セグメント放送から12セグメント放送の映像データ、1セグメント放送の映像データおよび1セグメント放送の音声データを分離抽出して記録する記録処理と、
前記記録処理にて記録された12セグメント放送を再生する場合には、12セグメント放送の映像データと1セグメント放送の音声データとを復号し、1セグメント放送を再生する場合には、1セグメント放送の映像データと1セグメント放送の音声データとを復号して再生する再生処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする放送記録再生処理プログラム。 - 13のセグメントに分割された伝送帯域幅を有し、その内の1セグメントを占有する1セグメント放送と、他の12セグメントを占有する12セグメント放送とを同時受信する受信手段と、
前記受信手段により同時受信される12セグメント放送および1セグメント放送から12セグメント放送の映像データ、12セグメント放送の音声データ、1セグメント放送の映像データおよび1セグメント放送の音声データを分離抽出する分離抽出手段と、
前記分離抽出手段により抽出された12セグメント放送の音声データと1セグメント放送の音声データとが同一のデータ形式でない場合には、12セグメント放送の映像データおよび音声データと、1セグメント放送の映像データおよび音声データとに分けて個別に記録および再生する第1の記録再生手段と、
前記分離抽出手段により抽出された12セグメント放送の音声データと1セグメント放送の音声データとが同一のデータ形式である場合には、12セグメント放送の映像データ、1セグメント放送の映像データおよび1セグメント放送の音声データを記録し、12セグメント放送を再生する時に12セグメント放送の映像データと1セグメント放送の音声データとを復号して再生し、1セグメント放送を再生する時に1セグメント放送の映像データと1セグメント放送の音声データとを復号して再生する第2の記録再生手段と
を具備することを特徴とする放送記録再生装置。 - 13のセグメントに分割された伝送帯域幅を有し、その内の1セグメントを占有する1セグメント放送と、他の12セグメントを占有する12セグメント放送とを同時受信する受信処理と、
前記受信処理にて同時受信される12セグメント放送および1セグメント放送から12セグメント放送の映像データ、12セグメント放送の音声データ、1セグメント放送の映像データおよび1セグメント放送の音声データを分離抽出する分離抽出処理と、
前記分離抽出処理にて抽出された12セグメント放送の音声データと1セグメント放送の音声データとが同一のデータ形式でない場合には、12セグメント放送の映像データおよび音声データと、1セグメント放送の映像データおよび音声データとに分けて個別に記録および再生する第1の記録再生処理と、
前記分離抽出処理にて抽出された12セグメント放送の音声データと1セグメント放送の音声データとが同一のデータ形式である場合には、12セグメント放送の映像データ、1セグメント放送の映像データおよび1セグメント放送の音声データを記録し、12セグメント放送を再生する時に12セグメント放送の映像データと1セグメント放送の音声データとを復号して再生し、1セグメント放送を再生する時に1セグメント放送の映像データと1セグメント放送の音声データとを復号して再生する第2の記録再生処理と
をコンピュータで実行させることを特徴とする放送記録再生処理プログラム。
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