JP2008095436A - 便器装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 便器装置において洗浄水がボウル面から飛び出すことのない便器装置を提供する。
【解決手段】 旋回流Qを用いて洗浄する便器装置21で、リム部25は外環状部31と内環状部32が連結した平面視環状形の構造である。外環状部31は両側部31aが略平行で、リム部25の側部の中心25aから前部の中心25bに亘る中間領域Tは断面同一矩形形状の水平板Rが幅R1で形成される。外環状部31の側部31aと前部31bが、水平板Rの外縁部31cの曲率半径S1の円弧状に連結される。内環状部32は上端部32aが外環状部31に面一に連結するとともに斜め下方に延設されてその下端部32bが水平な環状となるように形成される。内環状部32の下端部32bは中間領域Tで半径S2の円弧で形成され、この半径S2が外縁部31cの曲率半径S1よりも大きく形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、旋回流を用いて洗浄する便器装置に関し、ボウル面からの洗浄水の飛び出しを防止する技術に関する。
従来、便器装置のボウル面からの洗浄水の飛び出しを防止するための技術として特許文献1の方法が知られている。
特許文献1によれば、図5に示すように、便座1の装着品2は、元々便座1の底面に取り付けられ便器3の衝撃を緩和するためのクッション取り付け部を利用して圧入により装着される。
装着品2はクッションの取り付け部と同形状の左右の装着部2a、2bと、便座1先端の形状に沿ってそれらを結ぶ円弧状の装着部2cとを一体にした形状である。
そして、便座1を閉じた状態において装着品2の底面が便器3のリム上面3aに当接する。このため、便器3と便座1の隙間からの着座時の小水や、温水洗浄装置の洗浄水の便器3外への飛散や流出を防止することができる。
ここで、旋回流を用いて洗浄する便器装置の技術が特許文献2に開示されている。特許文献2によれば、図6に示すように便器装置5は、便器本体6のボウル7の上端部8全周に亘って環状の凹状溝9を設けている。
そして、前記ボウル7の内壁面7aを洗浄するため、前記凹状溝9の内部の上側に洗浄水を噴射する複数のノズル10が環状方向に向けて設けられる。
なお、環状給水路としてのリム11は前記凹状溝9の上側の壁面として前記便器本体6と一体的に成型される。
特開2004−113660号公報 特開2006−2485号公報
このような水流式の洗浄方法を備える便器装置5の場合には、旋回流の勢いによって洗浄水が稀にボウル7外へ飛散するという問題が発生していた。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて、旋回流の洗浄方法を備える便器装置において洗浄水がボウル面から飛び出すことのない便器装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、旋回流を用いて洗浄する便器装置であって、前記旋回流用の凹状溝が便器本体のボウルの上端部全周に亘って環状に形成され、この凹状溝はボウルに連続して形成される底面と奥面と前記ボウルの上端部を塞ぐリム部を天面として形成され、前記リム部は両側部と前部と後部とから成る平面視環状形の外環状部と内環状部が連結して成り、前記外環状部は前記両側部が略平行で、この両側部の前後方向の略中央部から前記前部に亘って断面同一矩形形状の水平板で形成されるとともに前記両側部と前部が円弧状に連結され、前記内環状部は上面が前記外環状部の端部上面に連結するとともに斜め下方にその下端部が平面視環状形で水平状態となるように延設され、この下端部から前記凹状溝の奥面まで延設される面が前記凹状溝の天面であり、前記下端部は前記内環状部の両側部の略中央部から前部に亘って円弧で形成され、この円弧の半径が前記外環状部の両側部と前部間の外縁部の円弧状の曲率半径よりも大きいことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、前記外環状部は前記両側部が略平行で、この両側部の前後方向の略中央部から前記前部に亘って断面同一矩形形状の水平板で形成されるとともに前記両側部と前部が円弧状に連結される。また、前記内環状部は上面が前記外環状部の端部上面に連結するとともに斜め下方にその下端部が平面視環状形で水平状態となるように延設され、前記下端部は前記内環状部の両側部の略中央部から前部に亘って円弧で形成される。
このとき、この円弧の半径が前記外環状部の両側部と前部間の外縁部の円弧状の曲率半径よりも大きく形成されるので、リム部の幅は側部と前部で挟まれた略中央部で最大幅となる。
同様に、この略中央部で前記凹状溝の天面も最大幅でオーバーハングして形成することができる。
このため、前記旋回流用の凹状溝に沿って旋回する洗浄水の飛び出しの可能性が一番高い最初のコーナー領域である前記略中央部において洗浄水がボウル面から飛び出すことがなくなるので衛生性が向上する。
さらに、リム部の側部から前部に至る領域は使用者が便座を介して大腿部を乗せる領域なので、この領域での便座の全幅を広く形成することができるため使用者は安定して座ることができて座り心地も向上する。
<本発明の第1の実施形態>
以下に、本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
<便器装置の構成>
図1、図2、図3、図4に示すように、本発明の実施形態における便器装置21は旋回流Qを用いて洗浄する便器装置である。便器装置21は便器本体22がスカート部23とボウル24とリム部25とから成り、ヒンジ式の便座26と便蓋27を備える。
旋回流Q用の凹状溝30はボウル24の上端部24a全周に亘って環状に形成され、ボウル24に連続して形成される底面30aと奥面30bとボウル24の上端部24aを塞ぐリム部25の下面を天面30cとして形成される。
リム部25は外環状部31と内環状部32が連結した平面視環状形の構造である。
外環状部31は、両側部31aが平面視で略平行に形成され、側部31aの中心25aから前部31bの中心25bに亘って断面同一矩形形状の水平板Rが幅R1で形成される。
また、外環状部31の側部31aと前部31bの中間領域Tが円弧状に連結され、水平板Rの外縁部31cにおいて曲率半径S1である。
内環状部32は上端部32aが外環状部31に面一に連結するとともに斜め下方に延設されてその下端部32bが平面視環状形で水平状態となるように形成される。
より詳しくは、この下端部32bから凹状溝30の奥面30bまで延設される面が上記凹状溝30の天面30cであり、便器本体22のスカート部23の上端23aはリム部25の外環状部31と連結する。
そして、便器本体の後方から凹状溝30の内部に図示しないノズルで洗浄水を噴射することで凹状溝30内に旋回流Qが生じる。旋回流Qは旋回しながらボウル24に沿って落下してボウル24を洗浄することができる。
ここで、内環状部32の下端部32bはリム部25の側部の中心25aから前部の中心25bに亘って半径S2の円弧で形成され、この半径S2が外縁部31cの曲率半径S1よりも大きく形成され、S2>S1の関係である。
このため、リム部25の側部の中心25aからリム部25の前部の中心25bの中間領域Tにおいて、リム部25の全幅T1は最大幅となる。
なお、便器本体22のスカート部23とボウル24とリム部25は樹脂や陶器等でそれぞれを別部品として加工した後に固着して組立てられる。
<便器装置の作用>
上記のように、リム部25の側部の中心25aとリム部25の前部の中心25bとの中間領域Tにおいて、リム部25の全幅T1は最大幅となるので、この中間領域Tで前記凹状溝30の天面30cも同様に最大幅でオーバーハングして形成される。
このため、旋回流Qがボウル面から飛び出すことがなくなる。
さらに、中間領域Tは使用者が便座を介して大腿部を乗せる領域なので、この領域での便座の全幅を広く形成できるため使用者は安定して快適に座ることができる。
リム部25は断面同一矩形形状の水平板を主体とする構成なので製作が容易になり成形性や生産性が向上するのでコスト削減ができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、便器本体のスカート部とボウルとリム部は樹脂や陶器で一体形成しても構わない。
環状の凹状溝30の内部に複数のノズルを配置する洗浄水の噴射方法を用いた場合でも本発明の実施例と同様の効果が得られる。
本発明の実施形態における便器装置21の斜視図である。 本発明の実施形態における便器装置の、図1におけるA−A断面図である。 本発明の実施形態における便器装置の、図2におけるB−B矢視図である。 本発明の実施形態における便器装置の、図2におけるC−C矢視図である。 従来の便器装置の斜視図である。 従来の他の便器装置の断面図である。
符号の説明
21 便器装置
25 リム部
25a 中心
25b 中心
31 外環状部
31a 側部
31b 前部
31c 外縁部
32 内環状部
32a 上端部
32b 下端部
Q 旋回流
R 水平板
R1 幅
S1 曲率半径
S2 半径
T 中間領域

Claims (1)

  1. 旋回流を用いて洗浄する便器装置であって、
    前記旋回流用の凹状溝が便器本体のボウルの上端部全周に亘って環状に形成され、この凹状溝はボウルに連続して形成される底面と奥面と前記ボウルの上端部を塞ぐリム部を天面として形成され、
    前記リム部は両側部と前部と後部とから成る平面視環状形の外環状部と内環状部が連結して成り、
    前記外環状部は前記両側部が略平行で、この両側部の前後方向の略中央部から前記前部に亘って断面同一矩形形状の水平板で形成されるとともに前記両側部と前部が円弧状に連結され、
    前記内環状部は上面が前記外環状部の端部上面に連結するとともに斜め下方にその下端部が平面視環状形で水平状態となるように延設され、この下端部から前記凹状溝の奥面まで延設される面が前記凹状溝の天面であり、前記下端部は前記内環状部の両側部の略中央部から前部に亘って円弧で形成され、この円弧の半径が前記外環状部の両側部と前部間の外縁部の円弧状の曲率半径よりも大きいことを特徴とする便器装置。
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