JP2008095155A - レーザー切断用厚鋼板とその製造方法 - Google Patents
レーザー切断用厚鋼板とその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008095155A JP2008095155A JP2006279532A JP2006279532A JP2008095155A JP 2008095155 A JP2008095155 A JP 2008095155A JP 2006279532 A JP2006279532 A JP 2006279532A JP 2006279532 A JP2006279532 A JP 2006279532A JP 2008095155 A JP2008095155 A JP 2008095155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- scale
- thick steel
- less
- laser cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
【解決手段】質量%で、Si:0.02〜0.4%を含有し、表面に10〜60μmのスケール層を有する板厚15〜35mmの厚鋼板であって、曲げ歪を3%加えた時のスケール層の残存量が80%以上であることを特徴とすることを特徴とするレーザー切断用厚鋼板。Siのほかに、C、Mn、Cu、Ni、P、S、Al、N、あるいはさらに、Cr、Mo、Nb、V、Ti、B、Ca、Mg、REMの含有量を規定してもよい。スラブ形成、加熱、スケール除去、圧延、水冷、平坦度調整、放冷の工程を経ることによって、鋼板の表面に10〜60μmのスケール層を形成されたレーザー切断用厚鋼板を製造することができる。
【選択図】なし
Description
工程1 質量%でSi:0.02〜0.4%を含有するスラブを形成する工程、
工程2 スラブを1100〜1200℃に加熱する工程、
工程3 スラブ表面に形成されたスケールを除去する工程、
工程4 スラブの圧延を開始し、900〜950℃の仕上圧延温度で圧延を終了して、厚鋼板を形成する工程、
工程5 850〜950℃で厚鋼板の水冷を開始し、650℃以上で水冷を停止する工程、
工程6 600℃以上の温度で厚鋼板の平坦度の調整を開始する工程、
工程7 厚鋼板を570℃以上の温度から放冷する工程。
工程1 請求項3から8までのいずれかに記載の鋼組成を有するスラブを形成する工程、
工程2 スラブを1100〜1200℃に加熱する工程、
工程3 スラブ表面に形成されたスケールを除去する工程、
工程4 スラブの圧延を開始し、900〜950℃の仕上圧延温度で圧延を終了して、厚鋼板を形成する工程、
工程5 850〜950℃で厚鋼板の水冷を開始し、650℃以上で水冷を停止する工程、
工程6 600℃以上の温度で厚鋼板の平坦度の調整を開始する工程、
工程7 厚鋼板を570℃以上の温度から放冷する工程。
Si:0.02〜0.4%
スケール特性は、鋼板の組成に大きく依存する。鋼板の組成の中でも、特にSiはスケール特性に大きく影響する。Siを適正量含有する場合には、スケール層中に適度のFe2SiO4(ファイアライト)が生成するためである。本発明に係る厚鋼板においては、Si含有量を0.02〜0.4%と規定する。
スケール層はレーザー切断時に鋼板の酸化を防止する役割を果たす。スケール層の厚みが薄いと酸化抑制効果を得られないため、スケール層の厚みは10μm以上必要である。一方、スケール層の厚みが10μmを超えると、外力が鋼板に加わった場合にスケール層が剥離しやすくなる。例えば、製造中や搬送中にクレーンで吊り上げた際などに外力が加わると、スケールは部分的に剥離する。スケールが剥離すると、酸化抑制効果を得られなくなり、その部分で異常燃焼が発生するため、切断不良が生じてしまう。
よって、スケール層の厚みは10〜60μmと規定した。
厚鋼板の板厚(レーザー切断断面の厚み)は15〜35mmとする。板厚15mm未満の鋼板について本発明で規定するスケール層が形成されていたとしても、レーザー切断は可能である。よって、下限値は特に規定する必要はないが、レーザー切断用厚鋼板としての意義をもたせるために下限値を15mmと規定した。一方、レーザー切断設備の板厚が35mm超となると、現在のレーザー切断設備では切断できない。このため、上限値を35mmと規定した。
レーザー切断を行うとスケールに熱歪が生じる。この熱歪により切断前方(レーザー進行方向)のスケールに剥離が生じると、その剥離部ではスケールによる酸化抑制効果を得ることができなくなる。よって、レーザー切断時の熱歪に十分耐えうる密着性を有することが必要になる。
上述のように、本発明の厚鋼板では、スケール層中にFe2SiO4(ファイアライト)を生成させるために、Si含有量を規定することが必要であるが、さらに、スケール層中にFe3O4を50%以上含有させることが好ましい。スケール層中のFe3O4を50%以上含有させると、厚鋼板とスケールの間の密着性をより向上させることができるので、鋼板流通段階のスケール剥離を防止することが可能となるからである。
次に、本発明に係る厚鋼板の好ましい鋼組成について説明する。ここで、鋼組成に関する%は、全て質量%である。
Cは、強度元素のため、0.02%以上を含有させるのが好ましい。ただし、0.17%を超えると鋼板の靱性を劣化させるので、0.17%を上限とするのが好ましい。なお、Cは安価な元素であり、切断時に酸素と鋼中のCとの反応熱による切断性の向上効果も期待できるので、C含有量は0.05%以上とするのが好ましい。
Siは、前述したとおり、スケール層中のFe2SiO4(ファイアライト)を生成させるために含有させる。Siの上限および下限については前述したとおりである。なお、Si含有量は、好ましくは0.05〜0.2%である。
Mnはレーザー切断性を大きく劣化させずにスケール密着性を向上させる元素である。ただし、1.60%を超えると溶接性を劣化させるため、1.60%を上限とするのが好ましい。ただし、スケール密着性を確実に得るためには、0.40%以上とするのが好ましい。なお、Mn含有量は、好ましくは0.50%以上である。
Cuは、不純物として不可避的に存在する。Cuの含有量が多いと、Cuチェッキングを生成する懸念がある。このため、その含有量を一定量以下に抑えるのが好ましい。したがって、Cu含有量を0.03%未満とするのが好ましい。
Niも、不純物として不可避的に存在する。0.05%以下であれば、鋳片の品位に悪影響を及ぼさない。したがって、Ni含有量を0.05%以下とするのが好ましい。
Pは、不純物として不可避的に存在する。レーザー切断性には殆ど影響を及ぼさないが、材質面からはその含有量が低いほど好ましい。このため、P含有量を0.025%以下とするのが好ましい。
Sは、Pと同様に、不純物として不可避的に存在する。レーザー切断性には殆ど影響を及ぼさないが、材質面からはその含有量が低いほど好ましい。このため、S含有量を0.015%以下とするのが好ましい。
Alは、脱酸のために必要な元素であり、不純物として不可避的に存在する。その含有量が低いほど好ましい。このため、Al含有量を0.08%以下とするのが好ましい。
Nは、不純物として不可避的に存在するが、0.009%以下であれば、溶接性や鋳片品位に悪影響を及ぼさない。したがって、N含有量を0.009%以下とするのが好ましい。
Crを含有させると、鋼板の強度を高めることが可能である。しかし、Cr酸化物が形成され、その融点が高いため、湯流れ性を悪化させるので、切断表面の粗さの悪化および切断ノッチ形成につながるおそれがある。このため、そのCr含有量の上限を0.2%に抑えるのが好ましい。
Moを含有させると、鋼板の強度を高めることが可能である。Moは固溶強化により強度を高めるが、この効果を得るためには、0.1%以上含有させることが好ましい。しかし、多量の添加は、コスト面で不利である上、溶接性も害するおそれがあるため、Moの含有量の上限を0.4%とするのが好ましい。
Nbを含有させると、鋼板の強度を高めることが可能である。Nbは析出強化により強度を高めるが、この効果を得るためには0.005%以上含有させることが好ましい。しかし、多量に含有させると、コスト面で不利である上、溶接部の靱性を劣化させるおそれがあるため、Nb含有量の上限を0.04%とするのが好ましい。
Vを含有させると、Nbと同様に、鋼板の強度を高めることが可能である。Vは析出強化により強度を高めるが、この効果を得るためにはVで0.02%以上含有させることが好ましい。しかし、多量に含有させると、コスト面で不利である上、溶接部の靱性を劣化させるおそれがあるため、Vの含有量の上限を0.08%とするのが好ましい。
Tiを含有させると、NbやVと同様に、鋼板の強度を高めることが可能である。Tiは析出強化により強度を高めるが、この効果を得るためにはTiで0.005%以上含有させることが好ましい。しかし、多量に含有させると、コスト面で不利である上、溶接部の靱性を劣化させるおそれがあるため、Tiの含有量の上限を0.08%とするのが好ましい。
Bを含有させると、焼入れ性を高めることが可能である。この効果を得るためには、0.0005%以上含有させることが好ましい。しかし、0.003%を超えて含有させると溶接性を劣化させるおそれがあるため、Bの含有量の上限を0.003%とするのが好ましい。
Caは、溶接部HAZ靱性を改善するため、必要に応じて含有させることができる。この効果を得るためには、0.001%以上含有させることが好ましい。しかし、Caの含有量が0.005%を超えるとレーザー切断性が損なわれるおそれがあるため、Caの含有量を0.005%以下とするのが好ましい。
Mgは、溶接部HAZ靱性を改善するため、必要に応じて含有させることができる。この効果を得るためには、0.001%以上含有させることが好ましい。しかし、Mgの含有量が0.005%を超えるとレーザー切断性が損なわれるおそれがあるため、Mgの含有量を0.005%以下とするのが好ましい。
REMは、溶接部HAZ靱性を改善するため、必要に応じて含有させることができる。この効果を得るためには、0.001%以上含有させることが好ましい。しかし、REMの含有量が0.005%を超えるとレーザー切断性が損なわれるおそれがあるため、REMの含有量を0.005%以下とするのが好ましい。
以上のようなスケール層を有する厚鋼板は、下記の工程を経ることで製造することができる。
工程1 質量%でSi:0.02〜0.4%を含有するスラブを形成する工程、
工程2 スラブを1100〜1200℃に加熱する工程、
工程3 スラブ表面に形成されたスケールを除去する工程、
工程4 スラブの圧延を開始し、900〜950℃の仕上圧延温度で圧延を終了して、厚鋼板を形成する工程、
工程5 850〜950℃で厚鋼板の水冷を開始し、650℃以上で水冷を停止する工程、
工程6 600℃以上の温度で厚鋼板の平坦度の調整を開始する工程、
工程7 厚鋼板を570℃以上の温度から放冷する工程。
工程1は、所定の組成を有するスラブを準備する工程である。これを以降の工程により加工することによってスケール層を有する厚鋼板を製造できる。なお、スラブは、具体的には連続鋳造法で製造すればよいが、必ずしもこの方法で製造する必要はない。
工程2は、スラブを加熱する工程である。加熱雰囲気は、一般に燃焼排ガス雰囲気であるため、CO2、H2O、O2及びN2の混合雰囲気であるが、鋼が酸化する雰囲気であればよい。スラブの加熱は連続熱処理炉で行ってもよいし、バッチ炉で行ってもよい。いずれの炉を使用するにしても、スラブ全体がほぼ均一になるように1100〜1200℃に加熱する。工程4において仕上圧延温度を900〜950℃とするために、工程3および工程4を経ることを考慮すると、加熱温度の下限は1100℃とすることが必要である。また、1200℃を超えて加熱すると、Fe2SiO4が溶融することにより、圧延開始前のスケール剥離性が悪化しスケール押込み疵を発生させる原因となるので、加熱温度の上限を1200℃とする。
工程3(スラブ表面に形成されたスケールを除去する工程)について
工程3は、スラブは加熱されたことにより、その表面に形成されたスケールを除去する工程である。本発明は厚鋼板にスケール層が形成されたものであるが、この時点で、一度スケールは除去しておく必要がある。これは、スラブ段階でのスケールは非常に厚いため、この段階でのスケールを残しておくとスケールの密着性に悪影響を及ぼしたり、スケール押込み疵を発生させ鋼板の品質を損ねたりするためである。
工程4はスラブを圧延し、板厚15〜35mmの厚鋼板を得る工程である。スラブの圧延は複数回行われ、スラブの組成や求める厚鋼板の厚みにもよるが、通常、5〜10回程度の圧延を一のスラブについて加える。
工程5は、水冷工程である。工程4の仕上圧延後、すぐに水冷を開始することで、仕上圧延後のスケール成長を抑制し、スケール層の厚みを制御することができる。
工程6は、いわゆるレベラーにより平坦度を調整する工程である。レーザー光は、レンズにより集光され、鋼板が局部的に溶融温度以上の高温になることにより切断が行われる。鋼板の平坦度が悪いと、鋼板の切断面とレンズ焦点の間にズレが生じ、切断面の乱れの原因となるうえ、著しい場合には切断がストップする。そこで、鋼板の切断面とレンズ焦点のズレが生じないように鋼板の平坦度を確保する必要がある。このとき、局部歪みで1m当たり2mm以内となるように矯正することが好ましい。
工程7は、最終的に放冷により厚鋼板を冷却する工程である。前述のように、スケール層中のFeOは、570℃以下になるとFe3O4とFeに分解する。放冷すれば、FeOの分解は一層進むため、Feのアンカー効果により、スケール層と母材との密着性は向上する。したがって、570℃以上の温度から厚鋼板を放冷することが好ましい。
ここで、r:曲げ半径(32mm)、
t:サンプル厚み(2mm)
3%の曲げ歪を加えた後は、ビニールテープをサンプルより剥がし、画像解析によりテープに付着したスケールの面積を求めることで、サンプル上に残存するスケール層の残存量を逆算した。
Claims (10)
- 質量%で、Si:0.02〜0.4%を含有し、表面に10〜60μmのスケール層を有する板厚15〜35mmの厚鋼板であって、曲げ歪を3%加えた時のスケール層の残存量が80%以上であることを特徴とすることを特徴とするレーザー切断用厚鋼板。
- スケール層中のFe3O4が50%以上であることを特徴とする、請求項1に記載のレーザー切断用厚鋼板。
- 質量%で、C:0.02〜0.17%、Si:0.02〜0.4%、Mn:0.40〜1.60%、Cu:0.03%未満、Ni:0.05%以下、P:0.025%以下、S:0.015%以下、Al:0.08%以下及びN:0.009%以下を含有し、残部が鉄及び不純物からなる鋼組成を有し、表面に10〜60μmのスケール層を有する板厚15〜35mmの厚鋼板であって、曲げ歪を3%加えた時のスケール層の残存量が80%以上であることを特徴とするレーザー切断用厚鋼板。
- スケール層中のFe3O4が50%以上であることを特徴とする、請求項3に記載のレーザー切断用厚鋼板。
- 質量%で、さらに、Cr:0.2%以下を含有することを特徴とする、請求項3又は4に記載のレーザー切断用厚鋼板。
- 質量%で、さらに、Mo:0.4%以下、Nb:0.04%以下、V:0.08%以下、Ti:0.08%以下の一種または二種以上を含有することを特徴とする請求項3から5までのいずれかに記載のレーザー切断用厚鋼板。
- 質量%で、さらに、B:0.003%以下を含有することを特徴とする請求項3から6までのいずれかに記載のレーザー切断用厚鋼板。
- 質量%で、さらに、Ca:0.005%以下、Mg:0.005%以下、REM:0.005%以下の一種または二種以上を含有することを特徴とする請求項3から7までのいずれかに記載のレーザー切断用厚鋼板。
- 下記工程により、鋼板の表面に10〜60μmのスケール層を形成することを特徴とする板厚15〜35mmのレーザー切断用厚鋼板の製造方法。
工程1 質量%でSi:0.02〜0.4%を含有するスラブを形成する工程、
工程2 スラブを1100〜1200℃に加熱する工程、
工程3 スラブ表面に形成されたスケールを除去する工程、
工程4 スラブの圧延を開始し、900〜950℃の仕上圧延温度で圧延を終了して、厚鋼板を形成する工程、
工程5 850〜950℃で厚鋼板の水冷を開始し、650℃以上で水冷を停止する工程、
工程6 600℃以上の温度で厚鋼板の平坦度の調整を開始する工程、
工程7 厚鋼板を570℃以上の温度から放冷する工程。 - 下記工程により、鋼板の表面に10〜60μmのスケール層を形成することを特徴とする板厚15〜35mmのレーザー切断用厚鋼板の製造方法。
工程1 請求項3から8までのいずれかに記載の鋼組成を有するスラブを形成する工程、
工程2 スラブを1100〜1200℃に加熱する工程、
工程3 スラブ表面に形成されたスケールを除去する工程、
工程4 スラブの圧延を開始し、900〜950℃の仕上圧延温度で圧延を終了して、厚鋼板を形成する工程、
工程5 850〜950℃で厚鋼板の水冷を開始し、650℃以上で水冷を停止する工程、
工程6 600℃以上の温度で厚鋼板の平坦度の調整を開始する工程、
工程7 厚鋼板を570℃以上の温度から放冷する工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006279532A JP4702254B2 (ja) | 2006-10-13 | 2006-10-13 | レーザー切断用厚鋼板とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006279532A JP4702254B2 (ja) | 2006-10-13 | 2006-10-13 | レーザー切断用厚鋼板とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008095155A true JP2008095155A (ja) | 2008-04-24 |
JP4702254B2 JP4702254B2 (ja) | 2011-06-15 |
Family
ID=39378318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006279532A Active JP4702254B2 (ja) | 2006-10-13 | 2006-10-13 | レーザー切断用厚鋼板とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4702254B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012014851A1 (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-02 | 住友金属工業株式会社 | 酸素を用いた熱切断用鋼材 |
JP2013248629A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Jfe Steel Corp | レーザー切断性に優れた鋼板の製造方法およびレーザー切断性に優れた鋼板 |
JP2014005504A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Jfe Steel Corp | レーザ切断性に優れた厚鋼板およびその製造方法 |
JP2016079492A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-16 | Jfeスチール株式会社 | 耐スケール剥離性に優れた耐サワー溶接鋼管用厚鋼板、およびその製造方法、ならびに溶接鋼管 |
JP2020114938A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-07-30 | 日本製鉄株式会社 | 厚鋼板 |
JP2021095614A (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 日本製鉄株式会社 | 厚鋼板 |
CN114292971A (zh) * | 2022-01-07 | 2022-04-08 | 广西柳钢环保股份有限公司 | 新型钢渣处理方法 |
KR20220089178A (ko) * | 2020-12-21 | 2022-06-28 | 주식회사 포스코 | 레이저 절단 특성이 우수한 강재 및 그 제조방법 |
US11577291B2 (en) * | 2016-10-18 | 2023-02-14 | Jfe Steel Corporation | Hot-rolled steel sheet for electrical steel sheet production and method of producing same |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101449108B1 (ko) | 2012-08-02 | 2014-10-08 | 주식회사 포스코 | 표면 품질이 건전한 강관용 열연강판 및 그 제조방법 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002332541A (ja) * | 2001-05-07 | 2002-11-22 | Nippon Steel Corp | 良好なレーザー切断性を有する厚鋼板 |
JP2003221640A (ja) * | 2002-01-30 | 2003-08-08 | Nippon Steel Corp | レーザー切断性に優れた鋼板とその製造方法 |
JP2004169093A (ja) * | 2002-11-19 | 2004-06-17 | Nippon Steel Corp | レーザ切断性が優れた厚鋼板の製造法 |
JP2004204346A (ja) * | 2002-10-28 | 2004-07-22 | Nippon Steel Corp | スケール性状の良好な引張強さ400N/mm2級厚鋼板の製造方法 |
JP2005271074A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Nippon Steel Corp | レーザ切断性が優れた厚鋼板の製造法 |
JP2006219712A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Sumitomo Metal Ind Ltd | レーザー切断性に優れた鋼板とその製造方法 |
-
2006
- 2006-10-13 JP JP2006279532A patent/JP4702254B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002332541A (ja) * | 2001-05-07 | 2002-11-22 | Nippon Steel Corp | 良好なレーザー切断性を有する厚鋼板 |
JP2003221640A (ja) * | 2002-01-30 | 2003-08-08 | Nippon Steel Corp | レーザー切断性に優れた鋼板とその製造方法 |
JP2004204346A (ja) * | 2002-10-28 | 2004-07-22 | Nippon Steel Corp | スケール性状の良好な引張強さ400N/mm2級厚鋼板の製造方法 |
JP2004169093A (ja) * | 2002-11-19 | 2004-06-17 | Nippon Steel Corp | レーザ切断性が優れた厚鋼板の製造法 |
JP2005271074A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Nippon Steel Corp | レーザ切断性が優れた厚鋼板の製造法 |
JP2006219712A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Sumitomo Metal Ind Ltd | レーザー切断性に優れた鋼板とその製造方法 |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012014851A1 (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-02 | 住友金属工業株式会社 | 酸素を用いた熱切断用鋼材 |
CN102712976A (zh) * | 2010-07-29 | 2012-10-03 | 住友金属工业株式会社 | 采用了氧的热切断用钢材 |
JP5382203B2 (ja) * | 2010-07-29 | 2014-01-08 | 新日鐵住金株式会社 | 酸素を用いた熱切断用鋼材 |
KR101393809B1 (ko) * | 2010-07-29 | 2014-05-12 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 산소를 이용한 열절단용 강재 |
JP2013248629A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Jfe Steel Corp | レーザー切断性に優れた鋼板の製造方法およびレーザー切断性に優れた鋼板 |
JP2014005504A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Jfe Steel Corp | レーザ切断性に優れた厚鋼板およびその製造方法 |
JP2016079492A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-16 | Jfeスチール株式会社 | 耐スケール剥離性に優れた耐サワー溶接鋼管用厚鋼板、およびその製造方法、ならびに溶接鋼管 |
US11577291B2 (en) * | 2016-10-18 | 2023-02-14 | Jfe Steel Corporation | Hot-rolled steel sheet for electrical steel sheet production and method of producing same |
JP2020114938A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-07-30 | 日本製鉄株式会社 | 厚鋼板 |
JP7277707B2 (ja) | 2019-01-18 | 2023-05-19 | 日本製鉄株式会社 | 厚鋼板 |
JP2021095614A (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 日本製鉄株式会社 | 厚鋼板 |
JP7445116B2 (ja) | 2019-12-18 | 2024-03-07 | 日本製鉄株式会社 | 厚鋼板 |
KR20220089178A (ko) * | 2020-12-21 | 2022-06-28 | 주식회사 포스코 | 레이저 절단 특성이 우수한 강재 및 그 제조방법 |
KR102488497B1 (ko) | 2020-12-21 | 2023-01-13 | 주식회사 포스코 | 레이저 절단 특성이 우수한 강재 및 그 제조방법 |
CN114292971A (zh) * | 2022-01-07 | 2022-04-08 | 广西柳钢环保股份有限公司 | 新型钢渣处理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4702254B2 (ja) | 2011-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4702254B2 (ja) | レーザー切断用厚鋼板とその製造方法 | |
JP5838708B2 (ja) | 表面性状に優れた鋼板およびその製造方法 | |
US20170239755A1 (en) | Metal plate for laser processing and method for producing stainless steel plate for laser processing | |
JP5652110B2 (ja) | レーザー切断性に優れた鋼板およびその製造方法 | |
WO2010008019A1 (ja) | 連続鋳造鋳片およびその製造方法 | |
US20150361664A1 (en) | H-section steel and method of producing the same | |
JP5949167B2 (ja) | レーザー切断性に優れた鋼板の製造方法およびレーザー切断性に優れた鋼板 | |
JP6908179B2 (ja) | フェライト系ステンレス鋼 | |
JP2659661B2 (ja) | 継手部の脆性破壊伝播停止性能の優れた溶接用構造用鋼とその製造方法 | |
JP5382203B2 (ja) | 酸素を用いた熱切断用鋼材 | |
JP6245139B2 (ja) | 耐スケール剥離性に優れた耐サワー溶接鋼管用厚鋼板、およびその製造方法、ならびに溶接鋼管 | |
JP4389803B2 (ja) | レーザー切断用鋼板とその製造方法 | |
JP7331813B2 (ja) | 厚鋼板およびその製造方法 | |
KR102488497B1 (ko) | 레이저 절단 특성이 우수한 강재 및 그 제조방법 | |
JP2010274300A (ja) | 延性脆性遷移温度が160℃以上となるスラブ鋳片の冷却時における鋳片取扱方法 | |
JP2008179878A (ja) | 脆性亀裂伝播停止特性に優れた高張力厚鋼板およびその製造方法 | |
JP2004124140A (ja) | 抵抗溶接性に優れる鉄筋用異形棒鋼およびその製造方法 | |
JP3454020B2 (ja) | フラッシュ溶接性およびアプセット溶接性に優れた熱延鋼板およびこの熱延鋼板を素材として製造した無方向性電磁鋼板 | |
JP4239647B2 (ja) | Cu含有鋼材の製造方法 | |
JP3709794B2 (ja) | 高強度高靭性鋼板の製造方法 | |
JP2003226936A (ja) | 溶接性に優れた熱延鋼板および冷延鋼板 | |
JP3260578B2 (ja) | スケール密着性とレーザー切断性に優れた鋼板の製造方法 | |
JP3454019B2 (ja) | フラッシュ溶接性およびアプセット溶接性に優れた熱延鋼板およびこの熱延鋼板を素材として製造した無方向性電磁鋼板 | |
JP2023128419A (ja) | 厚鋼板およびその製造方法 | |
JPH10158734A (ja) | レーザ切断性に優れた鋼板及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4702254 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |