JP2008094262A - 車両の前部衝撃緩衝構造 - Google Patents

車両の前部衝撃緩衝構造 Download PDF

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Abstract

【課題】衝突体の受ける荷重のピークをより低く抑え荷重変化をより緩やかにすることのできる車両の前部衝緩衝構造を提供する。
【解決手段】車体の前部において車幅方向に配設された剛体の長尺形状部材のバンパリインフォース30と、バンパリインフォース30の前面に配設された衝撃緩衝部材40と、を備えた車両の前部衝撃緩衝構造20において、衝撃緩衝部材40は、上下に分割形成された第1緩衝部材42と第2緩衝部材44とが緩衝部材間に後方位置で空間50を形成して前方位置で一体的に連結されており、その連結48を衝突体により前方から衝撃を受けたときに破断可能とする。第2の緩衝部材44には空間50に向けて突起部46を形成し、前方からの衝撃を受けて両緩衝部材間の連結46が破断されたときに突起部46が破断位置より先にバンパリインフォース30の前面に当接して衝撃を緩衝する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の前部衝撃緩衝構造(以下、衝撃緩衝構造と称する。)に関する。
車両の前部に設けられ、前方からの衝撃を緩和する衝撃緩衝構造として、車幅方向に配設された剛体のバンパリインフォースの前面に衝撃緩衝部材を配設する衝撃緩衝構造がある。衝撃緩衝部材には種々の形状があり、例えば、特許文献1には衝撃を受けて潰れることで衝撃を緩和する断面コの字状の衝撃緩衝部材(バンパアブソーバ)が開示されている。このような中空の衝撃緩衝部材は、圧縮変形することにより衝撃を緩和する中実の衝撃緩衝部材に比べて衝撃を受けた際の潰れ残りが少なく、より効率よく衝撃を吸収することができる。
中空な衝撃緩衝部材を備える他の衝撃緩衝構造としては、例えば、図5に示すように断面くの字状の衝撃緩衝部材70を備えた衝撃緩衝構造80がある。この衝撃緩衝部材70は車幅方向に長尺で車両後方に拡開する空間74を有する断面くの字状に形成されており、バンパカバー76内でバンパリインフォース72の前面に配設され衝撃緩衝構造80を構成している。この衝撃緩衝構造80は、歩行者等の衝突体により前方からの衝撃Pが加わると、まず図6(a)に示すように衝撃緩衝部材70の先端に位置するくの字の屈曲部71で受ける。次に図6(b)に示すように、衝撃緩衝部材70は衝撃Pを受けるとバンパリインフォース72を回避して後退することにより上下に押し広げられ屈曲部71が破断する。さらに、図6(c)に示すように、衝撃緩衝部材70が潰れ、衝撃Pを受けた屈曲部71a、71bが相対的に後方へ変位することにより衝撃Pを緩和することができる。なお、その際に衝突体が受ける荷重、すなわち、衝突体に加わる(減速)加速度に衝突体の質量を乗じて得られる値は、図7に示すように、衝撃緩衝部材70が破断するとき(図6(b)参照)に相対的に高くなり図7中に符号bとして示す第1の荷重ピークを生じる。また、衝撃緩衝部材70が完全に潰れて衝撃を受けた屈曲部71a、71bがバンパリインフォース72に当接するとき(図6(c)参照)に相対的にさらに高くなり、図7中に符号cとして示す第2の荷重ピークを生じる。このような衝撃緩衝部材70によれば、破断して潰れるため潰れ残りがなく、より確実に後方へ変位して衝撃を緩和することができる。
特開2004−224106号公報
ところで、衝撃緩衝構造においては、一般に、車両の衝突時により多くの衝撃が吸収されると同時に、衝突体を保護するという観点から、衝突時に衝突体の受ける最大荷重が低減されることが要求される。そこで、本発明は、衝突体の受ける最大荷重(ピーク)をより低く抑えると同時に、衝撃吸収量が損なわれない車両の前部衝緩衝構造を提供することを課題とした。
本発明の車両の前部衝撃緩衝構造は、上記課題を達成するために以下の手段をとる。
まず第1の発明は、車体の前部において車幅方向に配設された剛体の長尺形状部材のバンパリインフォースと、該バンパリインフォースの前面に配設された衝撃緩衝部材と、を備えた車両の前部衝撃緩衝構造であって、前記衝撃緩衝部材は、上下に分割形成された第1緩衝部材と第2緩衝部材とが該緩衝部材間に後方位置で空間を形成して前方位置で一体的に連結されており、該連結は衝突体により前方から衝撃を受けたときに破断可能な一体的連結状態として形成されており、前記第1緩衝部材と前記第2緩衝部材のうち少なくとも一方の緩衝部材には前記空間に向けて突起部が形成されており、衝突体により前方から衝撃を受けて前記両緩衝部材間の連結が破断されたときに該突起部が該破断位置より先にバンパリインフォースの前面に当接して衝撃を緩和することを特徴とする車両の前部衝撃緩衝構造である。
この第1の発明によれば、衝撃緩衝部材は、上下に分割形成された第1緩衝部材と第2緩衝部材とがその緩衝部材間に後方位置で空間を形成して前方位置で一体的に連結されており、衝突体により前方から衝撃を受けた時に破断可能に連結されている。したがって、前方から衝撃を受けると、前方に位置する連結位置で衝撃を受け、破断することにより衝撃緩衝部材が確実に潰れることができる。それにより、衝撃を受けた連結位置(破断位置)が相対的に後方へ変位するため効率よく衝撃を吸収することができる。また、第1緩衝部材と第2緩衝部材のうち少なくとも一方の緩衝部材には空間に向けて突起部が形成されており、衝撃緩衝部材が前方からの衝撃を受けて両緩衝部材間の連結が破断されたときに破断位置より先に突起部がバンパリインフォースの前面に当接する。このとき、衝撃を受けた破断位置より先に突起部がバンパリインフォースの前面に当接するため、衝突体に荷重が加わることなく破断位置が空走することに伴う荷重の落ち込みを低減することができる。また、突起部がバンパリインフォースの前面に当接すると、衝撃を受けた破断位置は更に後方に空間を残した状態で撓みながら衝撃を受けるため荷重がいきなり跳ね上がることがない。したがって、衝突体の受ける荷重のピークをより低く抑えると同時に、荷重の落ち込みが排除され衝撃吸収量が損なわれるのを防止できる。
次に第2の発明は、上記第1の発明に記載の車両の前部衝撃緩衝構造であって、前記突起部は前記空間に向けて突起する角面形状又は円弧形状であることを特徴とする車両の前部衝撃緩衝構造である。
この第2の発明によれば、突起部が空間に向けて突起する角面形状又は円弧形状であるから、突起部がバンパリインフォースの前面に面で当接するため、一定の荷重をかけながら衝撃を吸収することができる。そして、当接時に連結位置(破断位置)の後方により確実に空間を維持することができ、衝突体の受ける荷重のピークをより確実に低く抑え荷重変化をより緩やかにすることができる。また、破断位置が上下にずれた場合であっても、バンパリインフォースの前面に対して突起部が角面形状又は円弧形状の面で当接するため面内で当接位置に幅を有しており、突起部がバンパリインフォースの前面に確実に面当たりして緩衝作用を発揮することができる。
本発明によれば、衝突体の受ける最大荷重(ピーク)をより低く抑えると同時に、衝撃吸収量が損なわれにくい車両の前部衝緩衝構造を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1に示すように、衝撃緩衝構造20は車両10の前部においてバンパフェイシャー12内に略全幅に渡り設けられており、バンパリインフォース30と、バンパリインフォース30の前面に配設された衝撃緩衝部材40とで構成されている。
バンパリインフォース30は、車体の前部において車幅方向に配設された剛体であり車両の骨格としても機能している。図2に示すように、このバンパリインフォース30は、車両前後方向の外形断面形状が前方側の上下の角が切り欠かれた変形長方形となっている。
衝撃緩衝部材40は、発泡樹脂製であり、上下に分割形成された第1緩衝部材42と第2緩衝部材44とが車両前後方向の前方位置の連結部48で一体的に連結されており、後方位置が開口した空間50が形成されている。相対的に上側に位置する第1緩衝部材42は、前方に略水平に張り出す略平板状である。この第1緩衝部材42には、その後方位置でバンパリインフォース30の上隅に嵌合可能に切り欠かれた嵌合部42aと、嵌合部42aに向かって後ろ上がりに傾斜し嵌合部42aに連続する傾斜面42bとが形成されている。相対的に下側に位置する第2緩衝部材44は、外壁面は第1緩衝部材42に対して後下がりに傾斜しており、内壁面には相対的に後方に位置する第1内壁面46aと、前方に位置する第2内壁面46bとの角度の異なる連続する2平面が形成されており、空間50側へ膨らんだ突起部46を構成している。第1緩衝部材42と第2緩衝部材44とは一体的に連結されているが、連結部48は第1緩衝部材42と第2緩衝部材44とを離間させることにより破断可能となっている。第2緩衝部材44に形成された突起部46の位置は、図2で見て、第1緩衝部材42と第2緩衝部材44の連結部48より右方位置(後方位置)とされている。このため前方から衝撃を受けて連結部48が破断したとき、バンパリインフォース30の前面への当接は、連結部48より突起部46の方が先に当接する構造となっている。バンパリインフォース30の上隅において、前面30a、斜面30b、及び上面30cに当接して第1緩衝部材42の嵌合部42aが嵌合するとともに、第2緩衝部材44の後端面44aがバンパリインフォース30の前面の下方に当接し、衝撃緩衝部材40はバンパリインフォース30の前面に配設されている。
この衝撃緩衝構造20は、衝突体により前方から衝撃を受けると、図3(A)〜(C)に示すように態様を変化させることにより衝撃(衝突荷重)Pを緩和することができる。このときの衝突体の受ける荷重と時間を図4に示すグラフ中に実線で示した。また、図4中には、従来の衝撃緩衝構造80に係る荷重と時間を破線で併記した。なお、本発明における「衝突体が受ける荷重」とは、車両の衝突時等において衝突体に加わる(減速)加速度に衝突体の質量を乗じて得られる値のことであり、以下、単に荷重と記載することがある。図3(A)に示すように、図示しない衝突体により前方から衝撃Pが加わると、衝撃緩衝部材40は、先ず前方位置の連結部48で衝撃Pを受ける。前方からの衝撃Pを受けることにより第1緩衝部材42は嵌合部42aの嵌合が外れて後方へ変位しようとし、第2緩衝部材44はバンパリインフォース30の前面で回転しながら下方へずれようとする。それにより、図3(B)に示すように、バンパリインフォース30により空間50が押し広げられるような格好となり、第1緩衝部材42と第2緩衝部材44とが離間して連結部48が破断する。このとき衝突体の受ける荷重は徐々に高くなり、破断の際に図4中に符号Bとして示す第1の荷重ピークを生じる。
第1緩衝部材42と第2緩衝部材44とが破断すると、第1緩衝部材42が後方へ変位するとともに第2緩衝部材44は更に回転変位することにより、衝撃Pを受けた破断位置(破断した連結部)48a、48bが相対的に後退して衝撃Pを吸収することができる。このとき第2緩衝部材44は、バンパリインフォース30の前面に当接し、後端面44aと第1内壁面46aの間の角(以下、当接角と称する。)46aを支点に回転変位しながら下方へずれる。それにより、当接角46aが圧縮変形しながら破断位置48a、48bが後退して衝撃Pを吸収する。当接角46aが圧縮変形しながら衝撃Pを吸収するため、衝突体の受ける荷重は相対的にやや低下する。
図3(C)に示すように、第2緩衝部材44は、更に回転変位して突起部46を構成する第1内壁面46aがバンパリインフォース30の前面に当接する。第1内壁面46aがバンパリインフォース30の前面に当接すると、第2緩衝部材44は後方に撓みながら圧縮変形して衝撃Pを吸収する。このとき荷重は相対的にやや高くなり、図4中に符号Cとして示す第2の荷重ピークを生じながら衝撃Pを緩和する。
以上のように構成された衝撃緩衝構造20によれば、以下の作用効果を奏する。
まず、第2緩衝部材44に空間50に向けて突起する突起部46が形成されていることにより、衝撃Pを受けている破断位置48a、48bが直にバンパリインフォース30に当接するより先に、まず第1内壁面46aがバンパリインフォース30に当接する。このとき、第1内壁面46aはバンパリインフォース30に当接しているが、破断位置48a、48bが後方に空間50aを残した状態となっている。そのため、第2緩衝部材44は圧縮変形するのみならず、後方に撓みながら衝撃を吸収するため、衝突体の受ける荷重がいきなり跳ね上がることがなく図4中に符号Cで示す第2の荷重ピークを従来(図4中符号c)よりも低く抑えることができる。つまり、衝突体が受ける最大荷重をより低くして荷重変化を緩やかにすることができる。
次に、突起部46が第1内壁面46aと第2内壁面46bとの2面により形成された角面形状であり、後端面44aと第1内壁面46aの間に角(当接角44b)が形成されている。角(当接角44b)が圧縮変形することにより、連結部48が破断してから第1内壁面46aがバンパリインフォース30に当接するまでの間にも衝突体に一定の荷重をかけながら衝撃を吸収することができる。それにより、衝突体の受ける荷重が低下するもののその低下は従来より緩やかとなり、荷重が落ち込むことに起因する衝撃吸収量の減少、すなわち衝撃吸収性能の低下を防止し、一定の衝撃吸収量を確保することができる。
さらに、第1緩衝部材42がバンパリインフォース30の上隅において嵌合部42aがバンパリインフォース30の前面30aに当接しながら嵌合しているため、この衝撃緩衝構造20はバンパリインフォース30の前面に確実に位置決めされており、平常時には後退しない。しかしながら嵌合部42aに連続する傾斜面42bが形成されているため、第1緩衝部材42が前方から所定値以上の衝撃Pを受けるとスムーズに嵌合が外れて後退することができる。したがって、衝撃Pを受けるとスムーズに衝撃を緩和し始めることができるとともに、平常時に確実に前方位置に位置決めされていることにより変位距離が保持されており効率よく衝撃を緩和することができる。
なお、本発明の衝撃緩衝構造は、上記実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態においては、相対的に下方に位置する第2緩衝部材44に突起部46が設けられているが、これに限定されるものではなく、上方に位置する緩衝部材に突起部を設けてもよいし、上方及び下方に位置するの両緩衝部材に突起部を設けてもよい。
また、突起部の形状は上記実施の形態に限定されず、3面以上の内壁面からなる角面形状や、円弧形状としてもよく、車両の衝撃吸収特性(性能)に応じて変更可能である。成形性の観点からは上記実施の形態の様に角面形状とするのが有利であり、緩やかな緩衝特性を得るには円弧形状が好ましい。突起部の形状は、波形や製作等の観点から総合的に決めればよい。
なお、衝撃緩衝部材の材質は特に限定されない。硬質発泡ウレタン材やポリプロピレン等の発泡樹脂製であれば、軽量であるとともに、衝撃を受けた破断位置が最終的にバンパリインフォースに当接した場合であってもなお圧縮変形して衝撃を緩和することができる。
本実施の形態の衝撃緩衝構造を備えた車両正面の透視図である。 図1に示す車両の(2)−(2)線断面図である。 (A)〜(C)は図2に示す本実施の形態の衝撃緩衝構造の衝撃緩衝作用を示す図である。 図3(A)〜(C)に示す本実施の形態の衝撃緩衝構造の衝撃緩衝作用における衝突体が受ける荷重と時間との関係を示すグラフである。 従来の衝撃緩衝部材を備えた車両前部の車両前後方向の断面図である。 (a)〜(b)は図5に示す従来の衝撃緩衝部材の衝撃緩衝作用を示す図である。 図6(a)〜(c)に示す従来の衝撃緩衝構造の衝撃緩衝作用における衝突体が受ける荷重と時間との関係を示すグラフである。
符号の説明
10 車両
12 バンパフェイシャー
20 衝撃緩衝構造
30 バンパリインフォース
40 衝撃緩衝部材
42 第1緩衝部材
44 第2緩衝部材
46 突起部
48 連結部
50 空間
P 衝撃

Claims (2)

  1. 車体の前部において車幅方向に配設された剛体の長尺形状部材のバンパリインフォースと、該バンパリインフォースの前面に配設された衝撃緩衝部材と、を備えた車両の前部衝撃緩衝構造であって、
    前記衝撃緩衝部材は、上下に分割形成された第1緩衝部材と第2緩衝部材とが該緩衝部材間に後方位置で空間を形成して前方位置で一体的に連結されており、該連結は衝突体により前方から衝撃を受けたときに破断可能な一体的連結状態として形成されており、
    前記第1緩衝部材と前記第2緩衝部材のうち少なくとも一方の緩衝部材には前記空間に向けて突起部が形成されており、衝突体により前方から衝撃を受けて前記両緩衝部材間の連結が破断されたときに該突起部が該破断位置より先にバンパリインフォースの前面に当接して衝撃を緩和することを特徴とする車両の前部衝撃緩衝構造。
  2. 請求項1に記載の車両の前部衝撃緩衝構造であって、
    前記突起部は前記空間に向けて突起する角面形状又は円弧形状であることを特徴とする車両の前部衝撃緩衝構造。
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