JP2008093511A - リンサー排水回収システム及びリンサー排水回収方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】充填工程において洗浄に用いる水の使用量を削減可能なリンサー排水回収システム等を提供する。
【解決手段】UHT殺菌機3からのリンサー水は、途中で分岐してボトルリンサー2b及びキャップリンサー2eに供給される。ボトルリンサー2bからのリンサー排水及びキャップリンサー2eからのリンサー排水は、いったん仕上げ洗浄機2gで合流して仕上げ洗浄に用いられる。仕上げ洗浄機2gからの仕上げ排水は、回収装置4にまとめて回収され、所定の処理が施された後にUHT殺菌機3に戻される。
【選択図】図1

Description

本発明は、製品液を充填用容器に充填閉栓する充填設備に適用されるリンサー排水回収システム及びリンサー排水回収方法に関するものである。
各種飲料等の内容液を充填して販売する容器においては、殺菌洗浄した容器に内容液を定量充填した後に口部にキャップを被せて締着した後に市場に供給される。このような容器を殺菌洗浄する方法としては、従来から種々の方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されている方法は、倒立して移動中の容器に対して下方から容器内部に、上部及び側部から容器外部に殺菌剤溶液を供給して容器の全面を殺菌するものである。具体的には、殺菌剤溶液として先ず次亜塩素水溶液を供給し、次に水酸化ナトリウム水溶液を供給して殺菌処理した後、無菌水を供給して殺菌剤溶液を洗い流すものである。
また、容器に内容液を充填するとき、容器の口部外周に内容液が付着することがある。その状態でキャップを締着すると、口部とキャップとの間に存在する付着内容液が乾燥して固化し、キャップを緩めることが難しくなる等の問題が発生するおそれがある。このような問題を解決するために従来から種々の方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に開示されている方法は、容器の口部外周に形成されたネジ山部またはこれに螺合するキャップのネジ山部の少なくとも一方に縦方向複数箇所にベントスリットを有し、容器内に内容液を充填してキャップを被冠締着したのち容器のネックサポート部とキャップの下端との間の間隙に向け圧力洗浄水を噴射し、ベントスリットを通じて洗浄水を容器口部とキャップとの嵌合面全域に行きわたらせて間隙から流出させることにより容器口部外周部とキャップ内面との間に残存する内容液を洗い落すようにしている。
特開2003−137228号公報 特開2004−66076号公報
ここで、昨今の水資源等の環境意識の高まりから、洗浄水の使用量をなるべく減らしたいというニーズがある。しかしながら、容器の殺菌洗浄に用いる溶液やキャップ内面に残存する内容液を確実に洗浄するためには、洗浄水を比較的多く使用しなければならない。従来から、容器やキャップの洗浄について確実かつ効率よく行うための構成についての提案があるが、新たな洗浄水を常に供給し、一度洗浄した洗浄水を排水して捨ててしまう構成では洗浄水の使用量を十分に削減することが困難であった。
一度洗浄に使用した洗浄水を捨てずに再度洗浄水として再使用する構成も考えられる。しかしながら、容器を殺菌処理するために薬品を使っているので、そのような薬品が残っている状態の洗浄水を再使用するのは好ましくない。
また、容器としてPETボトルを用いて充填する場合には、PETボトルを洗浄することにより、PETボトルの製造時に発生するカスを取り除くことができるが、そのまま洗浄水を再使用すると、カスを含んだ洗浄水で後続のPETボトルを洗浄することになり、好ましくない。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、充填工程において洗浄に用いる水の使用量を削減可能なリンサー排水回収システム等を提供することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用されるリンサー排水回収システムは、充填用容器に製品液を充填して栓部材で閉栓する充填設備に設けられるリンサー排水回収システムであって、製品液が充填される前の充填用容器を洗浄する第1のリンサーに接続する経路と栓部材を洗浄する第2のリンサーに接続する経路とに分岐して第1のリンサー及び第2のリンサーにリンサー水を供給する供給路と、第1のリンサーで充填用容器の洗浄に用いられるリンサー水をリンサー排水として回収する第1リンサー回収路と、第1リンサー回収路により回収されるリンサー排水をリンサー水として再使用するための処理を行う第1リンサー処理部と、を含むものである。
ここで、第2のリンサーで栓部材の洗浄に用いられたリンサー水をリンサー排水として回収する第2リンサー回収路と、第2リンサー回収路により回収されるリンサー排水を処理する第2リンサー処理部と、を更に含むことを特徴とすることができる。そして、第2リンサー回収路の途中に配置され、製品液が充填された後の充填用容器を洗浄する洗浄部を更に含むことを特徴とすることができる。更には、第2リンサー回収路における洗浄部の上流側の位置から洗浄部を迂回して第1リンサー処理部に導く迂回路を更に含むことを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用されるリンサー排水回収方法は、洗浄に用いられるリンサー水の経路を分岐して、ボトル(充填用容器)を洗浄するボトルリンサーとボトルのキャップを洗浄するキャップリンサーの各々に供給し、ボトルリンサーのリンサー排水を回収して循環用に処理することを特徴とするものである。
更に本発明を別の観点から捉えると、本発明が適用されるリンサー排水回収方法は、洗浄に用いられるリンサー水の経路を分岐して、ボトルを洗浄するボトルリンサーとボトルのキャップを洗浄するキャップリンサーの各々に供給し、ボトルリンサーのリンサー排水を回収して循環用に処理すると共に、キャップリンサーのリンサー排水を回収することを特徴とするものである。
本発明によれば、充填工程において洗浄に用いる水の使用量を削減することが可能になる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る充填封入設備(充填設備)1Aを示す概略構成図である。
まず、図1の充填封入設備1Aにおける容器搬送系について説明する。ここにいう容器とは、ボトル(充填用容器)及びボトルのビン口部に取り付けられるキャップ(栓部材)をいう。なお、図1に示す充填封入設備1Aは、無菌充填(アセプティック充填)ラインに配置されるものである。
図1に示すように、充填封入設備1Aは、ボトルの搬送方向に沿って順に、ボトル滅菌機(空ビン殺菌機)2aと、ボトルリンサー(空ビン洗浄機、プレリンサー、第1のリンサー)2bと、フィラー(充填機、注入機)2cと、を備えている。このボトル滅菌機2aは、充填前のボトル(例えばPETボトル)を殺菌処理するために殺菌剤をかけてボトル自体を滅菌する機械である。ボトルリンサー2bは、ボトル滅菌機2aにより殺菌剤で殺菌処理されたボトルをリンサー水(ボトルリンサー水)で洗浄して殺菌剤を洗い流す機械である。これらボトル滅菌機2a及びボトルリンサー2bによって空ビン洗浄工程が行われる。
ここにいう殺菌剤とは、菌が発生しないようにするための薬品をいい、例えば、次亜塩素酸ソーダ、過酸化水素(過水)又は過酢酸等をいう。付言すると、本実施の形態のように無菌充填の場合には、過酢酸を過酸化水素と併用して用いたり、過酸化水素のみを用いたりする。
フィラー2cは、空ビン洗浄工程を経たボトルの各々に所定量の製品液をビン口部から充填していく機械である。ここにいう製品液とは、消費者が口にするボトルの中のジュースやお茶等をいう。なお、ボトル滅菌機2aとボトルリンサー2bとフィラー2cとをまとめて充填機として構成することも考えられる。
また、図1に示すように、充填封入設備1Aは、キャップの搬送方向に沿って順に、キャップ滅菌機2dと、キャップリンサー(第2のリンサー)2eと、を備えている。このキャップ滅菌機2dは、ボトルの封入に用いるキャップを殺菌処理するために殺菌剤を用いてキャップ自体を滅菌する機械である。キャップリンサー2eは、キャップ滅菌機2dにより殺菌剤で殺菌処理されたキャップをリンサー水(キャップリンサー水)で洗浄して殺菌剤を洗い流す機械である。
また、図1に示すように、充填封入設備1Aは、キャッパー(封入機、閉栓機、密封機)2fを備えている。このキャッパー2fは、フィラー2cにより製品液を充填されたボトルのビン口部を滅菌処理されたキャップで閉栓(キャップ締め)する機械である。更に説明すると、ボトルのビン口部の外周面には雄ねじが形成されており、また、キャップの内周面には雌ねじが形成されている。そして、キャッパー2fは、キャップの内周面の雌ねじを雄ねじに螺合締着することにより、ボトルが閉栓され、製品液はボトル内で密封される。これにより製品液の充填と封入が完了する。
なお、本実施の形態の充填封入設備1Aは、上述したように、無菌充填であり、ボトル及びキャップの滅菌から、リンサー、充填及びキャップ締めまでは、無菌雰囲気が保たれた中で行われる。そのため、キャップ締めの後における殺菌工程はない。
さらに、図1に示すように、充填封入設備1Aは、仕上げ洗浄機(実ビン洗浄機、洗浄部)2gを備えている。この仕上げ洗浄機2gは、製品液を充填封入したボトル(実ビン)の外面、とりわけキャップ締めされたボトルのビン口部を洗浄する機械である。すなわち、仕上げ洗浄機2gは、キャップの雌ねじとボトルのビン口部の雄ねじとが互いに螺合締着している部分を主に洗浄するための機械である。この仕上げ洗浄機2gによって実ビン洗浄工程が行われる。なお、仕上げ洗浄機2gを、ネック洗浄機や口部洗浄機、外面洗浄機と呼ぶこともできる。
次に、図1の充填封入設備1Aにおける流路系について説明する。
図1に示すように、充填封入設備1Aは、UHT殺菌(Ultra High Temperature sterilization)機3と回収装置4とを備えている。このUHT殺菌機3は、供給される補給水について加熱殺菌して無菌水を作り出す加熱殺菌機である。すなわち、本実施の形態では、リンサー水として無菌水を用いている。したがって、UHT殺菌機3を無菌水製造機ということもできる。無菌水がUHT殺菌機3から流れ出るときには、摂氏20〜50度ぐらいになるように冷却される。ここにいう無菌水とは、加熱殺菌機を通して殺菌された水をいい、次亜塩素酸ソーダ等を添加しただけの水や上水を含まない。
回収装置4は、キャップリンサー2e及びボトルリンサー2bから排出されたリンサー排水を回収して再利用できるように処理する装置である。回収装置4の構成については後述する。
図1に示すように、充填封入設備1Aは、UHT殺菌機3とボトルリンサー2bとを互いに結ぶ供給配管(供給路)51と、UHT殺菌機3とキャップリンサー2eとを互いに結ぶ供給配管(供給路)52と、を備えている。このため、UHT殺菌機3で製造された無菌水は、供給配管51,52を通じてボトルリンサー2bとキャップリンサー2eに供給される。更に説明すると、UHT殺菌機3で製造された無菌水の多くがボトルリンサー2bに供給される。
なお、仕上げ洗浄機2g及び回収装置4に補給水が供給されるように構成されている。
また、充填封入設備1Aは、ボトルリンサー2bと仕上げ洗浄機2gとを互いに結ぶ配管53と、キャップリンサー2eと仕上げ洗浄機2gとを互いに結ぶ配管54と、を備えている。このため、ボトルリンサー2bからのリンサー排水及びキャップリンサー2eからのリンサー排水は、仕上げ洗浄機2gに供給される。すなわち、仕上げ洗浄機2gは、リンサー排水を用いて洗浄を行う。このように、本実施の形態では、リンサー排水を再利用している。このため、使用後の排水量を削減することができ、水資源の有効利用を図ることができる。
また、充填封入設備1Aは、仕上げ洗浄機2gと回収装置4とを互いに結ぶ回収配管55と、回収装置4とUHT殺菌機3とを互いに結ぶ配管56と、を備えている。このため、仕上げ洗浄機2gで使われた仕上げ排水は、回収装置4に回収され、所定の処理が施されてUHT殺菌機3に供給される。このため、充填封入設備1Aでは、使用する水を再循環することで、排水量のより一層の削減が可能であり、水資源の更なる有効利用を図ることができる。
より具体的に説明すると、例えば、ボトルリンサー2bに供給される無菌水の流量としては、20トン/hであり、キャップリンサー2eに供給される無菌水の流量としては、1トン/hであるとする。この場合には、仕上げ洗浄機2gへの流入量は、21トン/hである。仕上げ洗浄機2gに補給水が供給されているように構成されているが、仕上げ洗浄機2gでの補給水がないとすると、回収装置4への流入量もまた、21トン/hである。そして、回収装置4に補給水が供給されるように構成されている。したがって、回収装置4において、回収装置4に補給される補給水の流量と、回収装置4から排出されて捨てられる仕上げ排水の流量とを同じにすれば、循環する流量が21トン/hに維持できる。補給水の流量及び捨てられる仕上げ排水の流量は、実験等により予め設定することが可能である。また、当然ながら、両者の間に差を設けることで、循環する流量を調整することが可能である。
このように、UHT殺菌機3からのリンサー水は、途中で分岐してボトルリンサー2b及びキャップリンサー2eに供給される。そして、ボトルリンサー2bからのリンサー排水及びキャップリンサー2eからのリンサー排水は、仕上げ洗浄機2gに供給される。すなわち、ボトルリンサー2bからのリンサー排水及びキャップリンサー2eからのリンサー排水が仕上げ洗浄機2gで合流して仕上げ洗浄に用いられる。その後、仕上げ洗浄機2gからの仕上げ排水は、回収装置4にまとめて回収され、回収装置4で所定の処理が施された後にUHT殺菌機3に戻される。
図2は、回収装置4の構成を説明するためのブロック図である。
図2に示すように、回収装置4は、仕上げ洗浄機2gからの仕上げ排水中に含まれる殺菌剤を分解する活性炭塔41と、仕上げ排水中に混入する濁質や異物を除去するフィルター42と、仕上げ排水中のイオンを除去するイオン交換処理器43と、を有する。
活性炭塔41は、図示しない粒状活性炭充填層を内蔵している。そして、仕上げ排水中の過酸化物である過酸化水素及び過酢酸が粒状活性炭と接触すると、過酸化水素は水と酸素に分解され(過酸化物分解処理)、過酢酸は酢酸と酸素に分解される。また、フィルター42は、活性炭塔41から漏洩する活性炭微粉をろ過できるものである。イオン交換処理器43は、イオン交換処理を行うものであり、具体的には、イオン類を除去し、かつ、残留ガスを放散するものである。なお、フィルター42を、活性炭塔の後でなくイオン交換処理器43の後に設置して、活性炭塔41及びイオン交換処理器43から漏洩する活性炭微粉等の微粒子を合わせて除去してもよい。
また、回収装置4は、仕上げ排水の一部がドレンから外に排出され、かつ、UHT殺菌機3に供給するのに必要な量が不足するときには、補給水が供給されるように構成されている。
このようにして、回収装置4は、仕上げ排水中の殺菌剤や濁質、異物を排除し、飲料適合水並みの水とするように処理する。
本実施の形態では、製品製造のラインを一通り通ってから1箇所の回収装置4で回収する構成のため、配管の構成を簡素にすることができる。また、循環しているため、その流量を上げても排水量はあまり上がらない。
また、本実施の形態では、リンサー排水を仕上げ洗浄機2gに更に通した後に回収装置4で回収される構成であり、過酸化物分解処理の後にイオン交換処理を行っている。このように、回収装置4の内部の洗浄工程を強化することで、仕上げ排水に含まれ得る製品液による回収装置4内の閉塞や菌増殖を抑制し、ユーザによる回収装置4の内部洗浄の頻度を減らしてユーザの手間を軽減している。
なお、本実施の形態では、無菌充填のラインに配置されるものであるが、無菌充填ではない一般充填のラインにも配置するように構成することも可能である。その場合には、ボトルリンサー2b及びキャップリンサー2eに使用されるリンサー水として、一般的な飲み水である上水やイオンが非常に少ない純水等の飲料適合水を用いる。なお、上水は、水道水であり、次亜塩素酸ソーダが殺菌剤として0.1〜1ppm含まれている。また、純水は、イオン交換処理により作り出せる水である。
すなわち、フィラー2cにおいては、外気に直接触れる雰囲気で充填されるように構成されている。そして、ボトルリンサー2b及びキャップリンサー2eでの洗浄用水として用いるのは無菌水ではなく、飲料適合水である。また、製品液を充填してキャップ締めした後に、外面から加熱して中身まで殺菌を行う。付言すると、炭酸飲料等の場合には、殺菌する温度までは加熱しない。また、図1におけるUHT殺菌機3を省略することが可能である。
〔第2の実施の形態〕
図3は、第2の実施の形態に係る充填封入設備1Bを示す概略構成図である。なお、本実施の形態に係る充填封入設備1Bにおける容器搬送系及び流路系については、上述した第1の実施の形態に係る充填封入設備1Aと同じであれば、同じ符号を用い、その説明を省略する。
図3に示すように、充填封入設備1Bは、2つの回収系を備えている。第1の回収系は、仕上げ洗浄機2gからの仕上げ排水を回収装置4(第2リンサー処理部)に導く回収配管(第2リンサー回収路)55と、回収装置4からの処理水を仕上げ洗浄機2gに導く配管57と、で構成されている。第2の回収系は、ボトルリンサー2bからのリンサー排水を回収装置(第1リンサー処理部)7に導く回収配管(第1リンサー回収路)58と、回収装置7からの処理水をUHT殺菌機3に導く配管56と、UHT殺菌機3からのリンサー水をボトルリンサー2bに導く供給配管51と、で構成されている。
すなわち、充填封入設備1Bは、ボトルリンサー2bからのリンサー排水を回収する回収装置7を備えている。
このように、UHT殺菌機3からのリンサー水は、途中で分岐してボトルリンサー2b及びキャップリンサー2eに供給される。そして、ボトルリンサー2bからのリンサー排水は、そのまま回収装置7に回収され、回収装置7で所定の処理が施された後に、UHT殺菌機3に戻される。このように、回収装置7を含む循環系には、製品液が持ち込まれないので、回収装置7では、比較的簡素な処理で、ボトルリンサー2bで用いるリンサー水に対する水質要求を満たすことができる。
一方、キャップリンサー2eからのリンサー排水は、仕上げ洗浄機2gに供給される。すなわち、キャップリンサー2eからのリンサー排水のみが、仕上げ洗浄機2gにおける仕上げ洗浄に用いられる。その後、仕上げ洗浄機2gからの仕上げ排水は、回収装置4に回収され、所定の処理が施された後に仕上げ洗浄機2gに戻される。なお、回収装置4において洗浄流量を適正値になるように容易に設定することが可能である。
ここで、回収装置4においては、殺菌剤の添加や加熱等により循環系内を殺菌雰囲気が保てるように構成する。更に説明すると、回収装置4の循環系補給水として、比較的高濃度の殺菌剤が含まれるキャップリンサー2eからのリンサー排水を使用することで、殺菌雰囲気を保つことが可能である。
図4は、回収装置7の構成を説明するためのブロック図である。
図4に示すように、回収装置7は、ボトルリンサー2bからの仕上げ排水中に含まれる殺菌剤を分解する活性炭塔71と、仕上げ排水中に混入する濁質や異物を除去するフィルター72と、を有する。すなわち、回収装置7は、回収装置4が有するイオン交換処理器43(図2参照)に相当する構成を有さない。
このように、本実施の形態では、回収装置7は過酸化物分解処理を行うものの、イオン交換処理を行わない。ボトルリンサー2bからのリンサー排水には、製品液が含まれることはないので、過酸化物分解処理のみで十分なためである。したがって、回収装置7は、回収装置4に比べて簡素に構成することができる。
以下に、回収装置4と回収装置7とを互いに比較して述べる。
処理水への生菌流出は、回収装置4に比べて回収装置7では少ない。また、熱水殺菌を行うべき頻度は、回収装置4に比べて回収装置7では少なくて済む。なお、活性炭塔71(図4参照)では塔内での細菌の繁殖を抑制するために、熱水殺菌(60〜90℃)が定期的に行われる。
また、回収装置の閉塞は、回収装置4では製品液の混入等によりしばしば発生するが、回収装置7では少ない。また、回収装置の充填剤の抜出洗浄は、回収装置4では必要であるが、回収装置7では不要である。すなわち、回収装置7では、製品液の持込がなくなるため、洗浄などの手間も減る。
また、排水量は、回収装置4に比べて回収装置7では少ない。
図5は、回収装置7の処理内容を回収装置4の処理内容と比較して説明するための表である。
図5に示すように、回収装置7は、使用される殺菌剤の種類と循環系内に補給される補給水の種類により、回収装置4よりも簡素化することができ、コスト効果が非常に大きくなる。
すなわち、回収装置4では、殺菌剤が過酸化水素であっても過酢酸であっても、また、補給水が純水であっても上水であっても、閉塞対策仕様の、過酸化物分解処理(AC')、イオン交換処理(IE')(残留ガス放散処理を含む)及びフィルターろ過(カートリッジフィルター)(F')の構成が必要になる。この過酸化物分解処理(AC')では、閉塞対策として空気洗浄機能付きのものを用いるが、充填物の増量が必要となる。また、イオン交換処理(IE')では、閉塞対策として逆流洗浄とイオン交換樹脂の再生を強化したタイプのものを用いるが、再生用薬品量が多くなり、排水量も増加する。また、フィルターろ過では、閉塞対策として標準サイズよりも大型のカートリッジフィルターが必要となるが、カートリッジの交換頻度は多くなる。
なお、ここにいう再生について説明すると、イオン交換装置は水に含まれるイオン類を除去して処理水(脱塩水、純水)にするが、その能力は一定のイオン量までしか取れないことから、ある程度の量を通水させると薬品(塩酸、苛性ソーダ等)を使って再びイオン類を除去できるようにする操作を再生という。
その一方で、回収装置7では、殺菌剤が過酸化水素で補給水が純水のときには、閉塞対策仕様でない過酸化物分解処理(AC)及びフィルターろ過(F)の構成で足りる。また、殺菌剤が過酸化水素で補給水が上水のときには、閉塞対策仕様でない過酸化物分解処理(AC)及びフィルターろ過(F)の構成、又は、閉塞対策仕様でない過酸化物分解処理(AC)、イオン交換処理(IE)及びフィルターろ過(F)の構成で足りる。また、殺菌剤が過酢酸で補給水が純水又は上水のときには、閉塞対策仕様でない過酸化物分解処理(AC)、イオン交換処理(IE)及びフィルターろ過(F)を行うための構成で足りる。上述したように、回収装置7では、いずれの処理においても閉塞対策の仕様は不要になる。
ここで、上述したように、ボトルリンサー2bに供給される無菌水の流量は、キャップリンサー2eに供給される無菌水の流量よりもはるかに多い。第1の実施の形態に係る充填封入設備1Aのように、ボトルリンサー2bからのリンサー排水を、製品液が含まれるキャップリンサー2eからのリンサー排水と合わせて処理する場合に比べて、処理を簡素化することができる。更に説明すると、ボトルリンサー2bからのリンサー排水とキャップリンサー2eからのリンサー排水とを別々に処理する構成を採用することにより、回収装置4,7の各々の構成を必要な処理内容に特化させることができ、また、2つの回収系における流量設定を個別に行うことができる。
また、ボトルリンサー2bの場合に比べて酸化剤濃度の高いキャップリンサー2eからのリンサー排水を充填後の仕上げ洗浄機2gに供給することにより、清浄性を向上させることが可能になる。
なお、本実施の形態では、回収装置では熱水殺菌処理を行い、回収装置以外の装置であるUHT殺菌機3では、加熱殺菌処理を行っているが、これに限られるものではないことを付言しておく。
〔第3の実施の形態〕
図6は、第3の実施の形態に係る充填封入設備1Cを示す概略構成図である。なお、本実施の形態に係る充填封入設備1Cの構成は、上述した第2の実施の形態に係る充填封入設備1Bとほぼ同じであるので、同じ符号を用いると共に、その説明を省略する。
図6に示すように、充填封入設備1Cは、バイパス路(迂回路)81を備えている。このバイパス路81は、配管54の中間部と回収配管58の中間部とを接続するように配設されている。そして、配管54には、自動弁82が配置され、また、バイパス路81には、自動弁83が配置されている。この自動弁82,83は、図示しない制御部により開閉が制御されている。すなわち、仕上げ洗浄機2gが作動しているときには、図示しない制御部により自動弁82が開かれる一方で、自動弁83が閉じられる。また、仕上げ洗浄機2gが作動していないときには、図示しない制御部により自動弁82が閉じられる一方で、自動弁83が開けられる。なお、自動弁82,83に代えて、両弁と同様の機能を有する自動3方弁を用いてもよい。
仕上げ洗浄機2gが停止している場合には、キャップリンサー2eからのリンサー排水は、仕上げ洗浄機2gに供給されず、バイパス路81により回収装置7に供給される。更に説明すると、仕上げ洗浄機2gが停止しているときにはUHT殺菌機3を仕上げ洗浄機2gに連動して停止させることも考えられるが、UHT殺菌機3を再稼動する際には時間がかかってしまう等の問題がある。このため、UHT殺菌機3を仕上げ洗浄機2gの作動・停止に連動させることは好ましくない。
このように、本実施の形態では、バイパス路81を備えているので、仕上げ洗浄機2gが停止している状態であっても、キャップリンサー2eからのリンサー排水を再利用を効率よく行うことが可能になる。
〔第4の実施の形態〕
図7は、第4の実施の形態に係る充填封入設備1Dを示す概略構成図である。なお、本実施の形態に係る充填封入設備1Dの構成は、上述した第3の実施の形態に係る充填封入設備1Cとほぼ同じであるので、同じ符号を用いると共に、その説明を省略する。
図7に示すように、充填封入設備1Dは、充填封入設備1Cが備える回収装置4を備えていない。すなわち、キャップリンサー2eからのリンサー排水が仕上げ洗浄機2gに供給され、再利用される。そして、仕上げ洗浄機2gからの仕上げ排水は、そのまま排出される。その一方で、ボトルリンサー2bからのリンサー排水は回収装置7で回収され、UHT殺菌機3に供給される。上述したように、キャップリンサー2eからのリンサー排水の量すなわち仕上げ洗浄機2gからの仕上げ排水の量は、ボトルリンサー2bからのリンサー排水の量よりもはるかに少ない。したがって、本実施の形態によれば、回収装置4を削除したとしても、水の循環量を十分に確保することができ、水の使用量の大幅な削減を実現することができる。更には、回収装置4を設置しないことによるコスト削減を実現することもできる。
第1の実施の形態に係る充填封入設備を示す概略構成図である。 回収装置の構成を説明するためのブロック図である。 第2の実施の形態に係る充填封入設備を示す概略構成図である。 回収装置の構成を説明するためのブロック図である。 回収装置の処理内容を説明するための表である。 第3の実施の形態に係る充填封入設備を示す概略構成図である。 第4の実施の形態に係る充填封入設備を示す概略構成図である。
符号の説明
1A,1B,1C,1D…充填封入設備、2b…ボトルリンサー、2e…キャップリンサー、4,7…回収装置、51,52…供給配管、53,54,56,57…配管、55,58…回収配管、81…バイパス路,82,83…自動弁

Claims (6)

  1. 充填用容器に製品液を充填して栓部材で閉栓する充填設備に設けられるリンサー排水回収システムであって、
    製品液が充填される前の充填用容器を洗浄する第1のリンサーに接続する経路と栓部材を洗浄する第2のリンサーに接続する経路とに分岐して当該第1のリンサー及び当該第2のリンサーにリンサー水を供給する供給路と、
    第1のリンサーで充填用容器の洗浄に用いられるリンサー水をリンサー排水として回収する第1リンサー回収路と、
    前記第1リンサー回収路により回収されるリンサー排水をリンサー水として再使用するための処理を行う第1リンサー処理部と、
    を含むリンサー排水回収システム。
  2. 第2のリンサーで栓部材の洗浄に用いられたリンサー水をリンサー排水として回収する第2リンサー回収路と、
    前記第2リンサー回収路により回収されるリンサー排水を処理する第2リンサー処理部と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のリンサー排水回収システム。
  3. 前記第2リンサー回収路の途中に配置され、製品液が充填された後の充填用容器を洗浄する洗浄部を更に含むことを特徴とする請求項2に記載のリンサー排水回収システム。
  4. 前記第2リンサー回収路における前記洗浄部の上流側の位置から前記洗浄部を迂回して前記第1リンサー処理部に導く迂回路を更に含むことを特徴とする請求項3に記載のリンサー排水回収システム。
  5. 洗浄に用いられるリンサー水の経路を分岐して、ボトルを洗浄するボトルリンサーと当該ボトルのキャップを洗浄するキャップリンサーの各々に供給し、当該ボトルリンサーのリンサー排水を回収して循環用に処理することを特徴とするリンサー排水回収方法。
  6. 洗浄に用いられるリンサー水の経路を分岐して、ボトルを洗浄するボトルリンサーと当該ボトルのキャップを洗浄するキャップリンサーの各々に供給し、当該ボトルリンサーのリンサー排水を回収して循環用に処理すると共に、当該キャップリンサーのリンサー排水を回収することを特徴とするリンサー排水回収方法。
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