JP2008092090A - 引き算回路および演算増幅器 - Google Patents

引き算回路および演算増幅器 Download PDF

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Abstract

【課題】オペアンプに適用できる回路あって、低電圧での駆動に有利な回路を提供する。
【解決手段】引き算回路51では、CMOSインバータ521の入力端子は、反転入力端子53に接続され、CMOSインバータ522の入力端子が、非反転入力端子54に接続される。また、CMOSインバータ521の出力端子は、CMOSインバータ523の入力端子と、CMOSインバータ524の出力端子とに接続され、CMOSインバータ523の出力端子は、CMOSインバータ525の入力端子に接続される。また、CMOSインバータ525の入力端子と出力端子とが短絡されるとともに、CMOSインバータ525の出力端子が、CMOSインバータ522の出力端子と、CMOSインバータ526の入力端子とに接続され、CMOSインバータ526の出力端子が、CMOSインバータ524の入力端子と、出力端子55に接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は、引き算回路および演算増幅器に関し、特に、低電圧での駆動に有利な引き算回路および演算増幅器に関する。
一般に、電子機器の制御などに用いられるIC(Integrated Circuit)は、オペアンプ(演算増幅器)などの電子部品により構成されており、オペアンプは、BJT(Bipolar Junction Transistor)やMOS(Metal Oxide Semiconductor)などの半導体素子により構成される。オペアンプの回路構成は、オペアンプを構成する半導体素子がBJTまたはMOSのいずれであっても、ほぼ同一である。
図1は、MOSで構成される従来のオペアンプの一例の構成を示す回路図である(例えば、特許文献1参照)。
図1において、オペアンプ11は、引き算回路12、出力増幅回路13、反転入力端子14、非反転入力端子15、および出力端子16から構成される。
引き算回路12は、PMOS(Positive Metal Oxide Semiconductor)21および22,NMOS(Negative Metal Oxide Semiconductor)23および24、並びに定電流源25から構成される。
引き算回路12では、PMOS21のゲートが反転入力端子14に接続され、PMOS22のゲートが非反転入力端子15に接続されている。また、PMOS21のソースおよびPMOS22のソースは、定電流源25の一端に接続されており、定電流源25の他端は、駆動電圧E1を供給する図示しない電源に接続されている。
また、引き算回路12では、PMOS21のドレインとNMOS23のドレインとが接続され、PMOS22のドレインとNMOS24のドレインとが接続されており、NMOS23および24のソースがそれぞれ接地されている。また、NMOS23のゲートとNMOS24のゲートとが接続されており、NMOS23のゲートとNMOS24のゲートとの接続点と、PMOS21のドレインとNMOS23のドレインとの接続点とが接続されている。また、PMOS22のドレインとNMOS24のドレインとの接続点が、出力増幅回路13に接続されている。
出力増幅回路13は、NMOS31、コンデンサ32、および定電流源33から構成される。
出力増幅回路13では、NMOS31のゲートとコンデンサ32の一端とが接続されており、NMOS31のゲートとコンデンサ32の一端との接続点が、引き算回路12のPMOS22のドレインとNMOS24のドレインとの接続点に接続されている。また、NMOS31のソースは接地されており、NMOS31のドレインは、コンデンサ32の他端と、定電流源33の一端と、出力端子16とに接続されている。定電流源33の他端は、駆動電圧E1を供給する図示しない電源に接続されている。
オペアンプ11では、第1の入力電圧が反転入力端子14に入力されるとともに、第2の入力電圧が非反転入力端子15に入力され、第2の入力電圧から第1の入力電圧を減算した電圧が、引き算回路12から出力増幅回路13に供給される。そして、引き算回路12から供給された電圧を出力増幅回路13が増幅し、出力増幅回路13により増幅された電圧が、出力電圧として出力端子16から出力される。
このように構成されているオペアンプ11は、一般にバートンアンプと呼ばれ、バイポーラプロセスやMOSプロセスにおいて一般的に使用されている。
ここで、定電流源25も半導体素子により構成されており、オペアンプ11の引き算回路12は、3段の半導体素子が積み重ね(Stuck)られた構成となっている。即ち、引き算回路12は、図1に示すように、定電流源25に供給される駆動電圧E1からグランドレベルまでの間に、定電流源25、PMOS21または22、NMOS23または24が、直列的に接続された構成となっている。
従って、定電流源25、PMOS21または22、NMOS23または24のそれぞれに供給される電圧は、駆動電圧E1よりも低くなる。これにより、定電流源25、PMOS21または22、NMOS23または24のそれぞれを駆動させるためには、定電流源25、PMOS21または22、NMOS23または24のそれぞれの駆動に必要な電圧を足し合わせた電圧以上の電圧を、駆動電圧E1とする必要がある。
このように、定電流源25、PMOS21または22、NMOS23または24のそれぞれの駆動に必要な電圧を足し合わせた電圧以上の電圧を、駆動電圧E1とする必要があるため、引き算回路12、ひいてはオペアンプ11は、低電圧での駆動には不向きであった。
特開平4−185005
ところで、最近では、低電圧で駆動することができる電子機器が求められている。しかしながら、上述したように、従来の引き算回路およびオペアンプは、低電圧での駆動には不向きであった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、低電圧での駆動に有利な回路を提供することができるようにするものである。
本発明の第1の側面の引き算回路は、第1の入力電圧と第2の入力電圧との差となる出力電圧を出力する引き算回路であって、入力端子に入力された電圧を反転して、出力端子から出力する第1乃至第6の半導体素子を備え、前記第1の半導体素子の入力端子が、前記第1の入力電圧が入力される第1の端子に接続され、前記第2の半導体素子の入力端子が、前記第2の入力電圧が入力される第2の端子に接続され、前記第1の半導体素子の出力端子が、前記第3の半導体素子の入力端子と、前記第4の半導体素子の出力端子とに接続され、前記第3の半導体素子の出力端子が、前記第5の半導体素子の入力端子に接続され、前記第5の半導体素子の入力端子と出力端子とが短絡されるとともに、前記第5の半導体素子の出力端子が、前記第2の半導体素子の出力端子と、前記第6の半導体素子の入力端子とに接続され、前記第6の半導体素子の出力端子が、前記第4の半導体素子の入力端子と、前記出力電圧が出力される第3の端子に接続されている。
本発明の第1の側面においては、第1の半導体素子に第1の入力電圧が入力され、第2の半導体素子に第2の入力電圧が入力される。第1の半導体素子からの出力と、第4の半導体素子からの出力とが第3の半導体素子に入力され、第3の半導体素子の出力が、第5の半導体素子に入力される。第5の半導体素子は、その入力端子と出力端子とが短絡されている。第6の半導体素子には、第2の半導体素子の出力と、第3の半導体素子の出力と、第5の半導体素子の出力とが入力され、第6の半導体素子の出力が、第4の半導体素子に入力されるとともに、出力電圧として出力される。
本発明の第2の側面の演算増幅器は、第1の入力電圧と第2の入力電圧との差となる出力電圧を出力する引き算回路と、前記引き算回路からの出力電圧を増幅して出力する増幅回路とを備え、前記引き算回路は、入力端子に入力された電圧を反転して、出力端子から出力する第1乃至第6の半導体素子を有し、前記第1の半導体素子の入力端子が、前記第1の入力電圧が入力される第1の端子に接続され、前記第2の半導体素子の入力端子が、前記第2の入力電圧が入力される第2の端子に接続され、前記第1の半導体素子の出力端子が、前記第3の半導体素子の入力端子と、前記第4の半導体素子の出力端子とに接続され、前記第3の半導体素子の出力端子が、前記第5の半導体素子の入力端子に接続され、前記第5の半導体素子の入力端子と出力端子とが短絡されるとともに、前記第5の半導体素子の出力端子が、前記第2の半導体素子の出力端子と、前記第6の半導体素子の入力端子とに接続され、前記第6の半導体素子の出力端子が、前記第4の半導体素子の入力端子と、前記出力電圧が出力される第3の端子に接続され、前記第3の端子が、前記増幅回路の入力端子に接続されている。
本発明の第2の側面においては、第1の半導体素子に第1の入力電圧が入力され、第2の半導体素子に第2の入力電圧が入力される。第1の半導体素子からの出力と、第4の半導体素子からの出力とが第3の半導体素子に入力され、第3の半導体素子の出力が、第5の半導体素子に入力される。第5の半導体素子は、その入力端子と出力端子とが短絡されている。第6の半導体素子には、第2の半導体素子の出力と、第3の半導体素子の出力と、第5の半導体素子の出力とが入力され、第6の半導体素子の出力が、第4の半導体素子に入力されるとともに、増幅回路に入力され、増幅回路により増幅されて出力される。
本発明の第1または第2の側面によれば、低電圧での駆動に有利な回路を提供することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の第1の側面の引き算回路は、第1の入力電圧と第2の入力電圧との差となる出力電圧を出力する引き算回路であって、
入力端子に入力された電圧を反転して、出力端子から出力する第1乃至第6の半導体素子(例えば、図2のCMOSインバータ521乃至526)を備え、
前記第1の半導体素子の入力端子が、前記第1の入力電圧が入力される第1の端子に接続され、
前記第2の半導体素子の入力端子が、前記第2の入力電圧が入力される第2の端子に接続され、
前記第1の半導体素子の出力端子が、前記第3の半導体素子の入力端子と、前記第4の半導体素子の出力端子とに接続され、
前記第3の半導体素子の出力端子が、前記第5の半導体素子の入力端子に接続され、
前記第5の半導体素子の入力端子と出力端子とが短絡されるとともに、前記第5の半導体素子の出力端子が、前記第2の半導体素子の出力端子と、前記第6の半導体素子の入力端子とに接続され、
前記第6の半導体素子の出力端子が、前記第4の半導体素子の入力端子と、前記出力電圧が出力される第3の端子に接続されている。
また、本発明の第1の側面の引き算回路は、前記第1の半導体素子の出力端子と、前記第4の半導体素子の出力端子との接続点に入力端子が接続され、前記第3の半導体素子の入力端子に出力端子が接続される第7の半導体素子(例えば、図4のCMOSインバータ527)をさらに備えることができる。
本発明の第2の側面の演算増幅器は、
第1の入力電圧と第2の入力電圧との差となる出力電圧を出力する引き算回路(例えば、図6の引き算回路51’)と、
前記引き算回路からの出力電圧を増幅して出力する増幅回路(例えば、図6の増幅回路72)と
を備え、
前記引き算回路は、入力端子に入力された電圧を反転して、出力端子から出力する第1乃至第6の半導体素子(例えば、図2のCMOSインバータ521乃至526)を有し、
前記第1の半導体素子の入力端子が、前記第1の入力電圧が入力される第1の端子に接続され、
前記第2の半導体素子の入力端子が、前記第2の入力電圧が入力される第2の端子に接続され、
前記第1の半導体素子の出力端子が、前記第3の半導体素子の入力端子と、前記第4の半導体素子の出力端子とに接続され、
前記第3の半導体素子の出力端子が、前記第5の半導体素子の入力端子に接続され、
前記第5の半導体素子の入力端子と出力端子とが短絡されるとともに、前記第5の半導体素子の出力端子が、前記第2の半導体素子の出力端子と、前記第6の半導体素子の入力端子とに接続され、
前記第6の半導体素子の出力端子が、前記第4の半導体素子の入力端子と、前記出力電圧が出力される第3の端子に接続され、
前記第3の端子が、前記増幅回路の入力端子に接続されている。
また、本発明の第2の側面の演算増幅器は、前記引き算回路は、前記第1の半導体素子の出力端子と、前記第4の半導体素子の出力端子との接続点に入力端子が接続され、前記第3の半導体素子の入力端子に出力端子が接続される第7の半導体素子(例えば、図4のCMOSインバータ527)をさらに有することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は、本発明を適用した引き算回路の一実施の形態の構成例を示す回路図である。
図2において、引き算回路51は、CMOSインバータ521乃至526、反転入力端子53、非反転入力端子54、および出力端子55から構成される。
CMOSインバータ521乃至526は、それぞれの入力端子に入力された電圧を反転し、それぞれの出力端子から出力する。
CMOSインバータ521の入力端子は、反転入力端子53に接続されており、CMOSインバータ522の入力端子は、非反転入力端子54に接続されている。
CMOSインバータ521の出力端子は、CMOSインバータ523の入力端子、およびCMOSインバータ524の出力端子に接続されている。ここで、CMOSインバータ521の出力端子と、CMOSインバータ523の入力端子およびCMOSインバータ524の出力端子との接続点を、以下、適宜、接続点eと称する。
CMOSインバータ523の出力端子は、CMOSインバータ525の入力端子に接続されている。CMOSインバータ525の出力端子と入力端子とは短絡されているとともに、CMOSインバータ525の出力端子は、CMOSインバータ526の入力端子、およびCMOSインバータ522の出力端子に接続されている。
CMOSインバータ526の出力端子は、出力端子55、およびCMOSインバータ524の入力端子に接続されている。
ここで、CMOSインバータ521乃至526の回路構成は、いずれも同一であり、以下、CMOSインバータ521乃至526のそれぞれを個々に区別する必要がない場合、CMOSインバータ52と称する。
次に、図3は、CMOSインバータ52の構成例を示す回路図である。
CMOSインバータ52は、PMOS61およびNMOS62から構成される。
CMOSインバータ52の入力端子には、PMOS61のゲートとNMOS62のゲートとが接続されており、PMOS61のソースは、駆動電圧E2を供給する図示しない電源に接続され、NMOS62のソースは、接地される。また、PMOS61のドレインとNMOS62のドレインとが、CMOSインバータ52の出力端子に接続されている。
また、CMOSインバータ52は、入力端子に入力される電圧に応じ、出力端子から出力される電流を制御するので、CMOSインバータ52の入力端子に供給される電圧をVとし、CMOSインバータ52の出力端子から出力される(図3に示されている矢印の方向に流れる)電流をIとすると、電圧Vと電流Iとは、次式に示す関係を有する。
Figure 2008092090
・・・(1)
ここで、コンダクタンスgmは、CMOSインバータ52が、電圧Vに応じて電流Iを制御する能力(即ち、電圧-電流変換能力)を示す値である。
また、上述したように、CMOSインバータ521乃至526の回路構成は、いずれも同一であり、CMOSインバータ521乃至526のそれぞれのコンダクタンスgmは、いずれも同一の値とする。
次に、図2に示す引き算回路51において、反転入力端子53に入力される電圧Vin1、非反転入力端子54に入力される電圧Vin2、および出力端子55から出力される電圧Voutについて説明する。
CMOSインバータ521の入力端子には、反転入力端子53から電圧Vin1が入力され、上述した式(1)より、CMOSインバータ521の出力端子から出力される電流i1は、式(2)で表される。
Figure 2008092090
・・・(2)
また、CMOSインバータ524の入力端子には、出力端子55から出力される電圧Voutと等しい電圧が入力される。従って、上述した式(1)より、CMOSインバータ524の出力端子から出力される電流ioは、式(3)で表される。
Figure 2008092090
・・・(3)
ところで、CMOSインバータ52は、入力端子に入力される電圧に応じた電流を出力端子から出力する定電流源と、一端が出力端子に接続され、他端が接地されている抵抗(以下、適宜、ドレイン抵抗という)からなる等価回路として考えることができ、接続点eは、CMOSインバータ521の出力端子に接続されているとみなされるドレイン抵抗と、CMOSインバータ524の出力端子に接続されているとみなされるドレイン抵抗とが並列に接続された回路を介して、接地されているとみなすことができる。従って、CMOSインバータ521乃至526のドレイン抵抗の抵抗値をRdとすると、接続点eは抵抗値Re(Re=Rd/2)の抵抗を介して接地されているとみなすことができる。
また、CMOSインバータの入力インピーダンスは非常に高いものであり、接続点eに接続されているCMOSインバータ523の入力端子には電流が流れ込むことはないものとすると、CMOSインバータ521の出力端子から出力される電流i1、およびCMOSインバータ524の出力端子から出力される電流ioは、接続点eに接続されているとみなされる抵抗値Reの抵抗を介して、グランドレベルに流れるとみなすことができる。このことより、接続点eの電圧値Veは、式(4)で表される。
Figure 2008092090
・・・(4)
式(4)は、式(2)および式(3)より、次式のように変形することができる。
Figure 2008092090
・・・(5)
一方、出力端子55から出力される電圧Voutは、CMOSインバータ522乃至526の回路構成に基づいて、式(6)で求めることができる。
Figure 2008092090
・・・(6)
式(6)を変形することにより、接続点eの電圧Veは、次式で求めることができる。
Figure 2008092090
・・・(7)
ここで、式(5)と式(7)は、どちらもVeを表す式であるので、式(5)と式(7)より、式(8)が得られる。
Figure 2008092090
・・・(8)
式(8)を変形することにより、式(9)を導くことができる。
Figure 2008092090
・・・(9)
式(9)から、出力端子55から出力される電圧Voutは、次式で求めることができる。
Figure 2008092090
・・・(10)
ここで、ドレイン抵抗の抵抗値Rdは、一般に、数百kΩから数十MΩであり、gm・Re・gm・Rdは、1に比べて非常に大きな値となるので、式(10)中の1/(gm・Re・gm・Rd)は、0と近似することができる。従って、式(10)は、次式のように近似することができる。
Figure 2008092090
・・・(11)
式(11)に示すように、引き算回路51の出力端子55から出力される電圧Voutは、反転入力端子53に入力される電圧Vin1と、非反転入力端子54に入力される電圧Vin2をgm・Reで割った値との差となる。
ところで、抵抗値Reは、上述したように、接続点eとグランドレベルとの間にあるとみなされる抵抗の抵抗値である。ここで、例えば、接続点eとグランドレベルとの間に新たに抵抗を設け、接続点eとグランドレベルとの間にあるとみなされる抵抗の抵抗値を、1/gmとすることができれば、式(11)より、出力端子55から出力される電圧Voutは、Vout≒−Vin1+Vin2の関係を有することになる。
即ち、式(11)中の抵抗値Reが、1/gmになるように構成された引き算回路においては、出力端子55から出力される電圧Voutは、反転入力端子53に入力される電圧Vin1と、非反転入力端子54に入力される電圧Vin2との差となる。
次に、図4は、引き算回路の他の実施の形態の構成例を示す回路図である。
図4において、引き算回路51’は、CMOSインバータ521乃至527、反転入力端子53、非反転入力端子54、および出力端子55から構成される。なお、図4では、図2の引き算回路51と対応する部分については、同一の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略する。
即ち、図4の引き算回路51'は、CMOSインバータ521乃至526、反転入力端子53、非反転入力端子54、および出力端子55を備える点で、図2の引き算回路51と共通する。但し、引き算回路51'においては、接続点eとCMOSインバータ523との間にCMOSインバータ527が設けられている点で、図2の引き算回路51と異なっている。
図4に示すように、引き算回路51'では、CMOSインバータ527の出力端子と入力端子とは短絡されるとともに、CMOSインバータ527の入力端子が、接続点eに接続され、CMOSインバータ527の出力端子が、CMOSインバータ523の入力端子に接続されている。
このように、出力端子と入力端子が短絡されたCMOSインバータ527は、抵抗的な働きをする。即ち、図5に示すように、コンダクタンスgmのCMOSインバータ527は、抵抗値がコンダクタンスgmの逆数となり、一端が接続点eに接続され他端が接地された抵抗63と同じ働きをする。
従って、引き算回路51'では、CMOSインバータ527によって、接続点eが、抵抗値Reの抵抗と、抵抗値1/gmの抵抗とが並列に接続された回路を介して、接地されているとみなすことができる。
ここで、CMOSインバータ527により接続点eに接続されているとみなされる抵抗の抵抗値1/gmは、一般的に、CMOSインバータ52のドレイン抵抗の抵抗値Rd、ひいては、CMOSインバータ521および524により接続点eに接続されているとみなされる抵抗の抵抗値Reよりも非常に小さな値である。従って、接続点eは、抵抗値1/gmの抵抗のみを介して、接地されているとみなすことができる。
このように、接続点eが、抵抗値1/gmの抵抗のみを介して、接地されているとみなすことができることにより、引き算回路51’の出力端子55から出力される電圧Voutは、図2の引き算回路51から出力される電圧Voutを表す式(11)において、接続点eとグランドレベルとの間にあるとみなされる抵抗の抵抗値Reは、抵抗値1/gmに置き換えることができる。従って、引き算回路51’の出力端子55から出力される電圧Voutは、式(11)より、Vout≒−Vin1+Vin2の関係を有する。
以上のように、引き算回路51'は、反転入力端子53に入力される電圧Vin1と、非反転入力端子54に入力される電圧Vin2との差となる電圧Voutを、出力端子55から出力することができる。
また、引き算回路51'は、複数のCMOSインバータ52のみにより構成されているので、その入力ダイナミックレンジを、それぞれのCMOSインバータ52に供給される駆動電圧E2(図3)とほぼ等しい電圧まで振ることができるとともに、その出力ダイナミックレンジも、駆動電圧E2とほぼ等しい電圧まで振ることができる。
ここで、従来の引き算回路では、入力ダイナミックレンジまたは出力ダイナミックレンジを駆動電圧まで振ることができなかった。従って、引き算回路51'の駆動電圧E2が、従来の引き算回路の駆動電圧と同一であるとすると、引き算回路51'は、従来の引き算回路よりも、入力ダイナミックレンジまたは出力ダイナミックレンジが広くなる。
また、一般的に、引き算回路では、入力ダイナミックレンジまたは出力ダイナミックレンジが広くなると、歪特性が向上するので、引き算回路51'では、その歪特性を、従来の引き算回路の歪特性よりも向上させることができる。または、引き算回路51'は、その駆動電圧E2を、従来の引き算回路の駆動電圧よりも低くしても、従来の引き算回路の歪特性と同等の歪特性を得ることができる。
また、図1を参照して説明したように、3段の半導体素子が積み重ねられて構成された引き算回路12は、低電圧での駆動には不利であった。これに対し、引き算回路51'は、一対のPMOS61とNMOS62から構成されるCMOSインバータ52のみにより構成されるので、3段の半導体素子が積み重ねられて構成された引き算回路12よりも、低電圧での駆動に有利となる。
なお、図2の引き算回路51も、引き算回路51'と同様に、複数のCMOSインバータ52のみにより構成されているので、歪特性、および低電圧での駆動の点で、従来の引き算回路よりも有利となる。
次に、図6は、本発明を適用したオペアンプの一実施の形態の構成例を示す回路図である。
図6の上側には、引き算回路51'の後段に増幅回路72が接続されて構成されたオペアンプ71が示されている。図6の上側に示されているオペアンプ71は、図6の下側に示されているようなオペアンプの記号で表すことができる。
即ち、反転入力端子に電圧Vin1’が入力され、非反転入力端子に電圧Vin2’が入力されると、引き算回路51'は、電圧Vin1’と電圧Vin2’との差となる電圧を出力して、増幅回路72の入力端子に入力し、増幅回路72は、入力端子に入力された電圧を、所定の増幅率(オープン・ループ・ゲイン)Gで反転して増幅し、反転して増幅した電圧Vout’を出力端子から出力する。
また、増幅回路72は、1個のCMOSで構成することができ、増幅回路72は、消費電流や雑音指数などの性能が許す限り、増幅率Gを大きくすることができる。
ここで、増幅回路72の増幅率Gは、増幅回路72を構成するCMOSのコンダクタンスがgmであり、ドレイン抵抗の抵抗値がRdであるとすると、G=gm・Rdとなる。従って、オペアンプ71の出力端子から出力される電圧Vout’は、次の式で表される。
Figure 2008092090
・・・(12)
以上のように、オペアンプ71は、複数のCMOSインバータ52のみにより構成された引き算回路51’と、1個のCMOSで構成された増幅回路72から構成される。上述したように、引き算回路51’は、従来の引き算回路よりも、入力ダイナミックレンジおよび出力ダイナミックレンジが広くなるので、オペアンプ71も、従来のオペアンプよりも、入力ダイナミックレンジおよび出力ダイナミックレンジが広くなる。
また、上述したように、引き算回路51'は、従来の引き算回路よりも、低電圧での駆動に有利となるので、オペアンプ71も、従来のオペアンプよりも低電圧での駆動に有利となる。即ち、従来のオペアンプでは正常に駆動することができないような低い駆動電圧でも、オペアンプ71は、正常に駆動することができる。
さらに、CMOSは、低消費電力な半導体素子であるので、CMOSのみで構成されるオペアンプ71は、従来のオペアンプよりも低消費電力となる。
また、従来のオペアンプでは、ノイズ・フィギュア(noise figure)(雑音指数)を良くするためには、例えば、引き算回路を構成するトランジスタのサイズを大きくしたり、トランジスタのバイアス電流を大きくしなければならず、トランジスタのサイズを大きくすることにより周波数特性が悪化したり、トランジスタのバイアス電流を大きくすることにより、消費電力が増加することがあった。
これに対し、オペアンプ71では、引き算回路51'を構成するCMOSインバータ52のコンダクタンスgmを大きくとることで、ノイズ・フィギュアを低く抑えられることができるので、小型な回路構成で、良好なノイズ・フィギュアを得ることができる。なお、CMOSインバータ52のコンダクタンスgmは、CMOSインバータ52を構成するPMOS61(図3)のコンダクタンスとNMOS62(図3)のコンダクタンスを足し合わせた値となる。また、消費電流を増加させることなく、良好なノイズ・フィギュアを得ることができる。
そして、オペアンプ71がCMOSのみで構成されることにより、オペアンプ71の製作は、full-CMOSプロセスとすることが可能となり、デジタル回路とアナログ回路とが混在したチップの製作を、CMOSプロセスのみで、容易に行うことができる。さらに、オペアンプ71がCMOSのみで構成されることにより、フィルタやアンプなどのアナログ回路に必要な全てのICを、CMOSを基本構成要素として実現することができる。
また、引き算回路51'では、反転入力端子53または非反転入力端子54に入力された電圧は、CMOSインバータ521または522に入力され、コンダクタンスgmに応じた電流に変換されている。つまり、引き算回路51'に入力された電圧(信号)は、非常に高い入力インピーダンスにより受け止められるために、その前段からの電圧に対して負荷的に軽いもの、あるいはドライブしやすいものとなる。このことは、引き算回路51'により構成されるオペアンプ71は、その前段の回路との接続が容易であることを示している。
例えば、仮に、ある前段の回路に続く後段の回路の入力インピーダンスが低い場合は、電圧(信号)のロスを防ぐためには、前段の回路と後段の回路との間に入力インピーダンスの高いバッファ(Buffer)を挿入する必要があった。このように、回路素子の数が増大することで、消費電流の増大を招くとともに、ノイズ・フィギュアなどの性能が悪化していた。従って、非常に高い入力インピーダンスを有するオペアンプ71は、その前段の回路との接続において、バッファなどを挿入する必要がなく、回路を構成する上で、消費電流やノイズ・フィギュアなどの性能の点で、有利なものとなる。
なお、図6には、反転入力端子と非反転入力端子とに入力される電圧の差を反転して増幅して出力するオペアンプ71が示されているが、例えば、反転入力端子と非反転入力端子とに入力される電圧の差を反転せずに増幅して出力するように、オペアンプを構成することができる。即ち、図7は、図6の増幅回路72に代えて、入力される電圧を反転せずに増幅する増幅回路72’を用いて構成されるオペアンプ71’の構成例を示す回路図である。
また、オペアンプ71または71’は、引き算回路51’により構成されているが、引き算回路51’の代わりに引き算回路51を用いて構成してもよい。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
従来のオペアンプの一例の構成を示す回路図である。 本発明を適用した引き算回路の一実施の形態の構成例を示す回路図である。 CMOSインバータ52の構成例を示す回路図である。 引き算回路の他の実施の形態の構成例を示す回路図である。 抵抗的な働きをするCMOSインバータ527を説明する図である。 本発明を適用したオペアンプの一実施の形態の構成例を示す回路図である。 オペアンプの他の実施の形態の構成例を示す回路図である。
符号の説明
51および51’ 引き算回路, 521乃至527 CMOSインバータ, 53 反転入力端子, 54 非反転入力端子, 55 出力端子, 61 PMOS, 62 NMOS, 63 抵抗, 71 オペアンプ, 72 増幅回路

Claims (6)

  1. 第1の入力電圧と第2の入力電圧との差となる出力電圧を出力する引き算回路において、
    入力端子に入力された電圧を反転して、出力端子から出力する第1乃至第6の半導体素子を備え、
    前記第1の半導体素子の入力端子が、前記第1の入力電圧が入力される第1の端子に接続され、
    前記第2の半導体素子の入力端子が、前記第2の入力電圧が入力される第2の端子に接続され、
    前記第1の半導体素子の出力端子が、前記第3の半導体素子の入力端子と、前記第4の半導体素子の出力端子とに接続され、
    前記第3の半導体素子の出力端子が、前記第5の半導体素子の入力端子に接続され、
    前記第5の半導体素子の入力端子と出力端子とが短絡されるとともに、前記第5の半導体素子の出力端子が、前記第2の半導体素子の出力端子と、前記第6の半導体素子の入力端子とに接続され、
    前記第6の半導体素子の出力端子が、前記第4の半導体素子の入力端子と、前記出力電圧が出力される第3の端子に接続されている
    引き算回路。
  2. 前記第1の半導体素子の出力端子と、前記第4の半導体素子の出力端子との接続点に入力端子が接続され、前記第3の半導体素子の入力端子に出力端子が接続される第7の半導体素子を
    さらに備える請求項1に記載の引き算回路。
  3. 前記第1乃至第6の半導体素子が、一対のPMOS(Positive Metal Oxide Semiconductor)とNMOS(Negative Metal Oxide Semiconductor)とから構成されるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)である
    請求項1に記載の引き算回路。
  4. 第1の入力電圧と第2の入力電圧との差となる出力電圧を出力する引き算回路と、
    前記引き算回路からの出力電圧を増幅して出力する増幅回路と
    を備え、
    前記引き算回路は、入力端子に入力された電圧を反転して、出力端子から出力する第1乃至第6の半導体素子を有し、
    前記第1の半導体素子の入力端子が、前記第1の入力電圧が入力される第1の端子に接続され、
    前記第2の半導体素子の入力端子が、前記第2の入力電圧が入力される第2の端子に接続され、
    前記第1の半導体素子の出力端子が、前記第3の半導体素子の入力端子と、前記第4の半導体素子の出力端子とに接続され、
    前記第3の半導体素子の出力端子が、前記第5の半導体素子の入力端子に接続され、
    前記第5の半導体素子の入力端子と出力端子とが短絡されるとともに、前記第5の半導体素子の出力端子が、前記第2の半導体素子の出力端子と、前記第6の半導体素子の入力端子とに接続され、
    前記第6の半導体素子の出力端子が、前記第4の半導体素子の入力端子と、前記出力電圧が出力される第3の端子に接続され、
    前記第3の端子が、前記増幅回路の入力端子に接続されている
    演算増幅器。
  5. 前記引き算回路は、前記第1の半導体素子の出力端子と、前記第4の半導体素子の出力端子との接続点に入力端子が接続され、前記第3の半導体素子の入力端子に出力端子が接続される第7の半導体素子をさらに有する
    請求項4に記載の演算増幅器。
  6. 前記第1乃至第6の半導体素子、および前記増幅回路が、一対のPMOS(Positive Metal Oxide Semiconductor)とNMOS(Negative Metal Oxide Semiconductor)とから構成されるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)である
    請求項4に記載の演算増幅器。
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